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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

16千葉9区:2008/11/03(月) 21:03:20
想定外?一気に5人が名乗り 西宮市長選が混沌 
 十一月十六日に投開票が予定される西宮市長選が、にわかに盛り上がってきた。一カ月ほど前までは、自民、民主、公明、社民の四党相乗りの現職と、共産、市民団体が推す新人の一騎打ちで、前回と同じ構図になる公算が高いとみられたが、一気に五人が名乗りを上げたからだ。衆院選の動きも相まって情勢は混沌(こんとん)としてきた。

 八月二十四日、西宮市内の事務所で二人の男が向き合っていた。

 現職の山田知氏(74)までの三代二十八年にわたり市長後援会を取り仕切ってきた会社社長(68)と、保守系の若手市議を中心に「ポスト山田」をにらんで擁立の動きがあった元県議(62)。

 「本人の決意が固い。もう一度、山田さんでいきたい」

 「分かりました。やるからには全力で支えましょう」

 山田氏の「三選立候補」に向け、みこしを担ぐ準備が整った瞬間だった。支援組織は二日後の幹事会で山田氏の立候補を正式に承認。九月末の市会閉会日に予定していた立候補表明を同二日の開会日に早め、選挙戦を有利に運ぶ-という戦略を描いた。

 ところが、この動きを察知して先手を打ったのが、慶応大元教授の跡田直澄氏(54)。九月一日に記者会見を開いて立候補を表明した。寝耳に水だった山田陣営に衝撃が走った。市幹部の一人は「名前は聞いていたが、本当に出るとは」と驚きを隠さなかった。

 跡田氏は財政の専門家で、小泉政権で経済財政担当相を務めた竹中平蔵慶応大教授とも親交が深い。西宮市内の特定非営利活動法人(NPO法人)理事長も務める。擁立には、山田氏の後援会幹部と関係の深い男性らが動いた。

 ある市議は「首長選に出たいという意志はかなり前からあった。中核市になったばかりの西宮は研究を実践に移すのに適度な規模とみたのだろう」と推測する。

       ◇

 山田氏の足元を揺さぶる動きも浮上した。元市長の故八木米次氏の長男で、西宮市議四期目の八木米太朗氏(59)が一日、立候補を表明した。

 山田氏の後援会は、市北部の塩瀬地区が地盤の故米次氏の後援会を引き継ぎ、八木氏の支持者と重なる部分が多い。

 「ポスト山田をずっと狙っていた。あと四年は待てないということだ」と関係者は話す。

 共産党と連携する市民グループが擁立する西宮民主商工会副会長の藤井隆幸氏(58)も同日、立候補を表明した。本人が打診されたのは九月二十一日。同党市議は「山田市政の八年を問い直すため、どうしても立てたかった」とする。

 元川西市職員で七月の太子町長選に立候補、落選した野々村竜太郎氏(42)も九月末に立候補を表明している。

 混戦模様の市長選だが、とりわけ各陣営が警戒するのが慶応大元教授という「ブランド力」のある跡田氏だ。浮動票の行方が注目され、「投票率次第で結果は分からなくなった」と注視する。

       ◇

 山田氏は市民参画条例の制定や、市北部と南部を結ぶバス路線開通にめどを付けるなど二期目の公約をほぼ実現。堅実な行政手腕を評価する声がある。しかし、七十四歳という年齢を不安視する声は根強い。ある後援会幹部は山田氏に勇退を示唆したが「本人の意志は揺るがなかった」と打ち明ける。

 総選挙の影響も出始めた。山田氏は前回同様、四党に推薦を要請したが「総選挙の結果をみなければ判断できない」(公明県議)との声があり各党とも慎重だ。

 総選挙の日程は決まっていないが、投開票日が十一月二日以降になれば「同日選もあり得る」と市選管。「自公対民主」の構図で総選挙を戦いながら、市長選で共闘することに「有権者の理解が得られにくい」との声が上がる。政権交代のような事態になれば「現職への風当たりはきつくなる」とみて、各党とも市長選への対応を決めかねているのが実情だ。(阪神総局・木村信行)

(10/2 09:18)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001499145.shtml


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