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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

153千葉9区:2009/04/25(土) 13:37:36
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090415ddlk25010386000c.html
’09市長選:城下町・彦根は今/上 都市機能の集約と格差拡大防止 /滋賀
 任期満了に伴う彦根市長選が19日告示、26日投開票される。前回選挙でしのぎを削った現職と新人2人に新たに新人2人が加わり、過去最多の5人が立候補しそうだ。激戦の兆しだが、明確な争点がなく、有権者の関心は今一つ高まらないようだ。県内2位だった人口が市町合併などの影響で4位に“転落”した城下町・彦根市が抱える課題について報告する。【松井圀夫】

 ◇合併頓挫の圏域で模索
 彦根市は05年2月、約2年半に渡って協議を積み重ねた豊郷、甲良、多賀の犬上郡3町との合併を断念し、この4年間は単独の道を歩んできた。住民への調査で、合併「反対」が「賛成」を上回ったためだ。当時の中島一市長は「断腸の思いで(合併を)断念した」と苦渋をにじませる。

 前後して、県内では市町合併が進み、7市が13市に増えた。彦根市の人口は、かつて大津市に次ぐ県内2位の座を争っていた草津市に差をつけられ、東近江市にも抜かれた。来年1月に予定される長浜市と隣接6町との合併が実現すると、また抜かれてしまう。

 彦根の地盤沈下を心配する声が市民や商店街から聞こえてくるが、市は総務省の定住自立圏構想に活路を見いだそうとしている。中心市と周辺市町が協定を結び、圏域として都市機能を集約し、地方の格差拡大を防ぐのが構想の狙いだ。

 彦根市は、犬上郡3町に愛荘町を加えた1市4町で実施団体の応募をし、昨年10月に圏域に選ばれた。1市4町で協議を重ね、医療体制の充実や図書館など公共施設の整備、地産地消の推進、人事交流などで協定締結を目指す。市は「協定に基づいて圏域内の行政サービスを向上させ、1市4町が連携して地域活性化を図れる」と期待する。しかし、「合併ができなかった枠組で、どこまで連携できるか疑問」という見方もあり、前途は未知数だ。

 一方、先月29日には、JRと近江鉄道の彦根駅東口の約17・7ヘクタールで進む「彦根駅東土地区画整理事業」の一環で整備された駅前広場などの開設式が行われた。地元選出の国会議員や県議らが出席し、「新しい彦根の玄関口に」と気勢をあげたが、核となるはずの38階建て高層マンションは不況で着工の見通しが立たない。関連事業も合わせ総額約168億円を見込む事業で5年後の完了を目指すが、不況の出口が見えないだけに、これまた前途は不確実だ。

 ■彦根市民の声

 ◆城町2、無職、門脇信雄さん(61)

 彦根の資源は彦根城、琵琶湖、それと農地だ。これらを生かし、佐和山城も再建し、歴史的価値のある2城を売り込む。団塊の世代をターゲットに農業体験や地産地消の手作り料理の提供、観光と農業を組み合わせた事業などで地域活性化を目指すのもいい。

 ◆日夏町、主婦、成宮聡子さん(34)

 大不況で市民の暮らしも大変だ。活性化は必要だが、多額の予算を使う彦根駅東地域の開発などがなぜ今必要なのかという疑問は感じる。福祉や市民の暮らしを考慮しながらの地域活性化が求められる。

 ◆大藪町、蒔絵師、舟越丈二さん(38)

 彦根に住んで何か不足があるかというと、特にない。しかし、街の活気はほんの一部だけだと思う。若い人がさまざまな企画をし、それを実行している姿には共感を覚える。もっと行政の後押しがあってもいい。


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