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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1405チバQ:2011/03/31(木) 22:40:28
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000221103300001
【京のあしたへ 統一地方選2011 】


潮流(上)〜地域政党の挑戦
2011年03月30日


地域政党「京都党」のマニフェスト発表会に支持者らが詰めかけた=中京区





       不満の受け皿なるか




 地方分権の時代を迎え、地方行政をチェックする役割も重みを増している。今回の統一地方選は、その責務を担う議会の姿を選ぶ機会でもある。国の政権交代後、民主政権への風当たりが強まるなか、地域政党が各地で産声を上げ、既成政党も変化を感じながらあるべき姿を模索している。統一選前半戦となる府議選と京都市議選の「潮流」を2回に分けて報告する。




  □「議会に一石」と自負


 「国は財政が厳しく、地方の面倒を見きれなくなっている。生き残るためにも、地方独自の政策集団が必要だ」


 今月1日夜、京都市内で開かれた地域政党「京都党」のマニフェスト発表会。村山祥栄代表(33)が熱弁をふるうと、詰めかけた約40人の支持者たちは熱心にうなずいた。


 京都党は昨年8月、前京都市議の村山氏を中心に結成された。自民を第1党に共産、民主、公明が議席を長らく占めてきた市議会を「中央政党によるミニ国会」と批判。財政再建と地域主権を掲げ、議会改革を唱える。


 結成2カ月後には、市議会の定数を69から60に減らそうと署名運動を展開し、約3万8千人分を集めた。提案は今年1月の議会で否決されたが、共産が動きに刺激される形で議員報酬の3割削減を打ち出した。公明も定数と報酬の2割削減を主張し始め、民主と自民も報酬の1割削減を受け入れた。統一地方選が近づく3月半ば、議会は報酬を新年度から1年間、1割カットとすることを全会一致で決めた。京都党は「議会に一石を投じた」と自負する。




  □既成政党の”限界”指摘も


 地下鉄事業の巨額赤字などで2兆円を超す借金を抱える京都市。有権者はそこに厳しい目を向ける。


 山科区の主婦(35)は「いったい何に使っているのか疑問。職員や議員の数を減らし、無駄をなくしてほしい」。右京区の造園業の男性(67)は、議会がチェック機能を果たせていないことが問題とみる。過去の選挙では自民や民主を支持してきたが、「議員を変えなければ変わらない」と感じている。


 そんな中で今回、京都党からは8人が立候補する予定だ。平均年齢29歳。多くは商社や情報通信会社などの仕事を辞めた「政治の素人」。生保会社員だった新顔の一人は言う。「市政の現状に、ひとりの市民として怒りを感じていた。若い声を届け、議会を動かしたい」


 既成政党の側はどう受け止めるのか。共産市議は「京都党の政策は『自立』を強調し、福祉を軽視する色彩が強い」。民主市議は「議会改革という争点で訴える手法には限界がみえる」。自民市議は「投票率が下がれば組織力がものを言う」と冷ややかだ。




  □亀岡・福知山へ広がる動き


 民主政権への不満や地方議会への不信を背景に、地域政党は各地に広がりをみせる。橋下徹・大阪府知事が率いる「大阪維新の会」、河村たかし・名古屋市長が代表の「減税日本」……。


 府内でも、亀岡市議らが昨年末に「亀岡・キセキ」を立ち上げ、1月の市議選で5人が当選した。新会派をつくったが、「国とのパイプをつくりやすい」と、もとの政党に属したままの議員もいる。市民からは「実態がわかりにくい」との声も上がる。


 統一選を見据え、農業法人メンバーらが1月に発足させた「福知山市民党」。前回は福知山市議選が無投票に終わった反省から無党派層に訴えかけるねらいだ。後半戦で候


補を推薦するつもりだが、大槻昭則代表は29日の記者会見で応募が1人にとどまる現状を説明し、「興味を示した立候補予定者も地元の後援会に気兼ねしている」と話した。


 「旧態依然とした地方議会への有権者の不満は強い。地域政党はその受け皿になっている」。地方自治に詳しい北山俊哉・関西学院大教授はそうみる。「しかし、そのかたちや政治手法はさまざま。有権者は公約を吟味し、選挙後の活動もしっかり監視する必要がある」と指摘する。


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