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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1369チバQ:2011/03/21(月) 17:38:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1300199653305_02/news/20110318-OYT8T00053.htm
4.10 県議選 注目区ルポ

<3>24年ぶり選挙戦か
御坊市 民主新人、二階チルドレンに挑む
 6期連続で現職が無投票当選している御坊市選挙区(定数1)に今回、新人が名乗りを上げた。24年ぶりの選挙戦が確実な情勢だ。

   ■   ■

 市内の至る所に立候補予定者のポスターが張られ、街頭演説の声が街角に響く――。御坊市では今年に入り、長らく県議選では見られなかった光景が街に広がる。

 同市で県議選が選挙戦となったのは、1987年が最後。現職の死去に伴う89年の補選には、当時、御坊市議1期目だった中村裕一(50)が、長年秘書を務めてきた衆院議員の二階俊博(72)の強い後押しを受けて立候補した。当時の市長や市議らも支援に回るなどしたため対抗馬が出ず、無投票で初当選。以来、5回の県議選は、いずれも無投票だった。

 その“無風区”への出馬を表明したのは、元法律事務員の斎藤麻希(34)。一族に政治家がいるわけでもない普通の主婦に立候補を決意させたのは、「24年も選挙がないのはおかしいのでは」という率直な疑問だった。

 大阪府出身の斎藤は、夫の仕事の都合で3年前に日高町に引っ越し、2年前、民主県連が行う政治スクールに何気なく参加した。1年間、政治を学ぶ中で、御坊市では四半世紀近くにわたって県議選が行われていないことを知り、「そんな地域が日本にあると知り、がくぜんとした」という。昨年10月、同市へ引っ越し、本格的に選挙への準備を始めた。

 「まさか二階チルドレンに戦いを挑むとは」と、市民の一部から驚きの声が上がった斉藤の出馬表明で、県議として初の選挙戦に臨むことになった中村だが、焦りの色はない。

 市内に約100ある自治会を回って後援会への入会を依頼し、二階、柏木征夫市長と並んで写るポスターを用意した。

 今月13日夜、支持者約40人を集めてミニ集会を開いた中村は、「選挙に出ようとする人を抑えつけているわけではない」と言葉に力を込めた。「(無投票は)市民が私の仕事を評価してくれたから。市民の判断を『民主的でない』というのは、市民をバカにしている」と反論する。

 自民を長年支援してきた業界団体など、約130団体から推薦を取り付けた中村に対し、斉藤は後援会すら結成できていない。民主党の公認を得たが、党からの選挙支援は100万円の資金提供のみ。苦しい状況だが、斉藤は「手応えはある」と明るい表情を見せる。その言葉を裏付けるように、同市薗の無職男性(70)は、「中村さんは、少し長くやり過ぎているかな」とつぶやいた。

 「平成初の選挙をしよう」と書いたのぼりを立て、連日、たった一人で自転車で駆け回る斉藤。その事務所には最近、「名前を出せないのが心苦しいですが、応援しています」と記された手紙が届いたという。(敬称略)

(2011年3月18日 読売新聞)


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