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人権・差別・同和問題
152
:
名無しさん
:2015/10/03(土) 10:10:14
>>151
「西ドイツ国内で労働力確保が困難だった60年代、当時の政府はガストアルバイターという制度を作り、(トルコやイタリアから)多くの移民を迎え入れた。90年代にも旧西ドイツの各都市は事実上の移民を数多く受け入れている。東西ドイツが統合されて間もなく、旧東ドイツから多くの住民が、より良い仕事や生活環境を求めて旧西ドイツ側に移り住んだ。当時は悲願であったドイツの統合に多くの国民が歓喜し、東ドイツから移り住んだ人々は各町で大きな歓迎を受けたが、東ドイツ出身者が新しい生活に適応するまでにはそれなりの時間を要している」
9月初頭、ローレンツさんは妻と共にミュンヘン中央駅に足を運んだ。何かできることはないかと思い、駅に到着する難民を歓迎に行くことを思いついたのだという。
「ドイツ国内でも、中東からやって来る難民の中にテロリストが紛れ込んでいるなどといった報道があり、市民の恐怖心を煽っていた。私が妻とミュンヘン中央駅で目にしたのは、母国で全てを失い、生きるという希望だけを頼りにヨーロッパまでやってきた人たちだった。彼らに手を差し伸べないことは、ヨーロッパの価値観からは大きくかけ離れると思い、何か行動したかった。ただ、外国人に慣れた都市部では共生は可能だと思うが、そうでない場所がヨーロッパには多いことも忘れてはならない。
私の義理の父は政治的にはリベラルで、オーストリアの小さな町で市長を長年やってきたが、小さな町に突然多くのイスラム教徒が住みつく事によって、町の歴史やほとんどがカトリック教徒という町の価値観が大きく変わってしまうのではと危惧している。こういった見方が存在するのも事実として認識すべきだろう」
ヨーロッパにおける難民受け入れ義務化をめぐって中心的な役割を担うドイツだが、国内の最新の世論調査では、回答者の78パーセントが国境の封鎖に賛成している。ドイツもまた理想と現実のギャップに直面しているのだ。
● シェンゲン協定は有名無実化 EUの国境管理は再び厳しくなるのか?
難民問題では受け入れ数をめぐって、EU加盟国の本音が露呈されている。EUが誕生した際、「一つの共同体」としての欧州には多くの期待が集まった。EUの圏内ならば基本的に出入国調査無しに自由に国境を越えて移動ができる制度も、新しいヨーロッパの象徴として賞賛されてきた。
出入国調査を受けずに国境を越えて、ヨーロッパの中を自由に移動できるシステム。これはシェンゲン協定と呼ばれているが、もともとは冷戦終結前の1985年に西ドイツとベルギー、フランス、ルクセンブルグ、オランダの5ヵ国によって作られたルールであった。
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