したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

人権・差別・同和問題

131名無しさん:2015/06/20(土) 22:16:07
>>130

「つねに警戒態勢で移動します」
「アンダー・ザ・セイム・サン」によると、こうしたアルビノ専用の学校は定員オーバーの状態であり、なおかつ、有用ではないという。彼らは代わりに、幼稚園から大学まで、アルビニズムに理解のある職員がいる私立の学校に320人のアルビノの子供たちを通わせる活動を支援している。こうした子供たちが社会で活躍できるよう育成し、アルビノに対する見方を変える役割を果たせるようにするのが目的だ。

「我々が支援した子供たちの中には、首相官邸で働く女性経済学者がいますし、大手銀行の行員や、教師になった子もいます」

「国際アルビニズム啓発デー」のためにタンザニアに滞在している間、アッシュ氏は身の回りの警戒を怠らなかった。彼はタンザニアの新聞やテレビに頻繁に登場し、アルビノ襲撃に対する政府の甘い対応について厳しい意見を述べてきたため、「移動するときはつねに身の安全に気を配る」ことを忘れない。

 中国やインドなど他国の地方でも、アルビノの子供は不幸をもたらすとして孤児院に入れられたり、街頭で物乞いをさせられたりすることが多い。インドでは先月、小学校1年生のある教師がアルビノの少女の母親に向かって、少女をもう学校に来させないようにと言ったという。「他の子の親から、彼女は白すぎるので自分の子供たちと一緒に勉強してほしくないという要望があった」というのが教師の言い分だ。

 アッシュ氏の兄のポールが生まれたとき、病院の職員は単に「お子さんは金髪ですね」と言っただけだったそうだ。やがて母親がポールの視力が弱いことに気付き、そこではじめてアルビノと診断された。

 まもなく50歳になるが、いまだにアルビニズムについて専門知識をもたない医療関係者に出くわすことがあるとアッシュ氏は言う。「実際にアルビノに会ったことがある人はほとんどいないのです」

文=Susan Ager/訳=北村京子


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板