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仙台・宮城・陸奥
1369
:
荷主研究者
:2011/12/26(月) 00:33:08
>>959
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111123t11006.htm
2011年11月23日水曜日 河北新報
宮城県、3港統合の戦略ビジョン固まる 国と協議へ
仙台塩釜、石巻、松島の3港湾の統合に向け、宮城県が策定を進めていた「県港湾戦略ビジョン」が22日、固まった。各港の役割分担を明確にし、投資と復興の効率化、迅速化を図る。県は本年度内に統合に向けた国との協議を始め、来年度中の実現を目指す。
ビジョン案は24日に仙台市内で開かれる策定委員会で正式に決定される見通し。県は来年1月、港湾区域の変更を県地方港湾審議会に提案し、その後、国との協議を本格化させる。
ビジョン案では、仙台塩釜港の仙台港区に貨物が集中している現状を踏まえ、物流や観光面などで各港湾の機能分担を明確にした。
物流機能は、仙台港区をコンテナや自動車など「ユニット貨物」の拠点と位置付けた。塩釜港区には冷凍水産品、鉄など小型のばら荷、石巻港は紙・パルプ、合板など大型のばら荷を集める将来像を打ち出した。
観光面では、観光地にある松島港を中心に、仙台港区でフェリー、塩釜港区で小型観光船、石巻港で大型観光船を受け入れる体制づくりを進め、仙台湾内の観光ネットワークを確立するとした。
統合港湾の維持、発展に向けた戦略として、優先順位を付けた効率的な整備、貨物の種類による岸壁の利用再編などを掲げた。個別で実施してきたポートセールスについては、横断的な推進母体の設立も検討する。
戦略ビジョンは、石巻港が国の「重点港湾」に選定されなかったことを受け、仙台塩釜、松島両港との一体整備を目指し、策定を進めていた。当初は本年度前半に策定する予定だったが、震災の影響でずれ込んだ。
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