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539
:
名無しさん
:2016/10/16(日) 00:53:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161011-00073382-playboyz-sci
AIの脅威に直面するトップ棋士たちの苦悩…淘汰か共存か?
週プレNEWS 10月11日(火)11時0分配信
AI(人工知能)の発達が目覚ましい。2045年には人の知性を超えるという予測もあるほどだ。そのとき、人々の暮らしはどう変化するのか? 例えば、AIがもたらす新しいテクノロジーによって、さまざまな業務が代替され、多くの職業が姿を消すはずだ。
人よりAIのほうが賢く、有能だ――。
「失業」という形でその事実を突きつけられたとき、人間はどうプライドを保つのか? はたまたAIとどう共存していけばいいのか? 疑問は尽きない。
そんな困難な問いに、ひと足早く直面している集団がいる。プロ棋士だ。将棋ソフトの進歩はすさまじく、その実力はトップ棋士を凌駕(りょうが)しつつあるという。まさに「最強」を誇るプロ棋士の存在価値が問われかねない状況なのだ。
そんな将棋界の現状にスポットを当て、棋士がソフトにどう対峙(たいじ)しようとしているのか、その苦悩や試行錯誤を克明に描いたのが『不屈の棋士』である。著者の大川慎太郎氏に聞いた。
―観戦記者として将棋対局の解説記事を書くのが本来、大川さんの仕事です。今回、ソフトを主テーマにした本を書こうと思ったのはなぜですか?
大川 ここ数年、ソフトが格段に進歩し、将棋界は好むと好まざるとにかかわらず、大きな影響を受けています。ソフトを活用して次の一手を探したり、終盤の詰みを確認したりするなどです。今のソフトは一手ごとに「評価値」を示し、その局面での有利、不利が確認できます。そのため棋士を取材すると、ソフトに関する話題がよく出るようになった。
例えば、斬新で面白い一手を指したとき、観戦記者なら、その一手は独自に考えついたのか、あるいはソフトを利用して知ったのかと確認することがあります。そういったソフトに関する質問への答えぶりが棋士によって千差万別で面白かったんです。
―どのように千差万別なんですか?
大川 ソフトの力を借りることに抵抗を覚える棋士もいれば、逆にソフトの効用を認め、自分の将棋に積極的に生かそうという棋士もいる。ソフトそのものは無機質なものですが、そのソフトについて語る棋士らの言葉が千差万別な上に、妙に人間くさくて、聞いていて飽きない。だったら棋士にじっくりとソフトについて話を聞こうと、羽生善治(はぶ・よしはる)三冠ら11人のプロ棋士にインタビューし、その反応をまとめてみようと考えたんです。
―ソフトの台頭によって、将棋界は変わるのでしょうか?
大川 すでに対局の風景が変わりつつあります。例えば、対局中は携帯電話の電源はオフにするということがルールになっている。何しろ、今の将棋ソフトは無料でネットからダウンロードできる上に、スマホでも使えるものもある。自宅のパソコンを遠隔操作することだって可能です。棋士は対局中、お昼ご飯を食べに外出できる。トイレに立つのも自由です。誰でもその気になれば、ソフトを人目のつかないところでこっそり動かし、次の一手や終盤の詰みなどをカンニングできるんです。
今は電源オフくらいで済んでいますが、いずれはより厳密にしようと、対局前に棋士が空港の金属探知機のようなゲートをくぐり、ボディチェックを受けるという日が来るかもしれません。
―棋士は現状をどう受け止めているのでしょう?
大川 ソフトに反発する棋士もいますが、だんだん減っています。そもそも棋士は自分の頭で考え抜いて次の一手を指すというのが基本。でも、これだけソフトが強くなると、そうもいっていられない。ひとりっきりで考え抜いてこそプロというプライドを脇に置いて、対局に勝利するためにソフトを活用するという棋士が増えている印象です。
―頭脳勝負でなく、ソフトの指し手をどれだけ研究したかによって勝敗が決まるというのでは、プロ棋士の存在価値などなくなるのでは?
大川 最強棋士でもソフトに勝てないという認識が広まれば、棋士に「絶対的な強さ」を求めるファンは失望するでしょう。そのため、約160人いるプロ棋士の人数が将来は絞られることになっても不思議はありません。ファンの反応を見た新聞社など、棋戦のスポンサー企業が撤退するようなことになれば、本当に強い棋士しかプロとして生き残れない状況になる可能性は否定できませんね。
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