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503とはずがたり:2015/12/31(木) 21:48:23
>2012年発売開始の女の子向けシリーズ「レゴ・フレンズ」は、美容院やペットショップといったピンク色で覆われた世界を通じて男女をめぐる固定観念を継続させていると女性団体が抗議するなど、物議を醸していた。

>固定観念を促進しているという主張に対して、レゴの経営幹部たちは、かつての女の子向け商品が失敗したのは簡単過ぎたから

女の子の心もつかんだレゴ、長年の悲願成就
http://jp.wsj.com/articles/SB10558989495730824134004581447430333558312
By JENS HANSEGARD
2015 年 12 月 30 日 16:39 JST

【ビルン(デンマーク)】レゴは女の子向けの組み立てブロックの販売で成功を収めた。それはデンマークの玩具大手にとって、長年の悲願だった。

 1950年代と1960年代のレゴキットは男女共用玩具として製造されたが、同社の潜在市場の約半分を占める女の子たちは長年、それを男の子の遊びとして遠ざけてきた。そして、女の子好みのレゴを製造するというこれまでの試みは失敗してばかりだった。

 2012年発売開始の女の子向けシリーズ「レゴ・フレンズ」は、美容院やペットショップといったピンク色で覆われた世界を通じて男女をめぐる固定観念を継続させていると女性団体が抗議するなど、物議を醸していた。

 しかし、レゴの経営幹部によると、当初は期間限定のセットとして製造されたレゴ・フレンズは大ヒット商品となり、恒久的なテーマとして定着しているという。

 レゴのシニアデザインマネジャー、ベネディクテ・シンケル・スタンプ氏は「リサーチと女の子たちによるテストに膨大な時間を費やしたので、商品そのものについては自信を持っていた」と話す。

 秘密主義の同族会社であるレゴは、2015年上期に20億8000万ドルに達した総売上高にレゴ・フレンズが占める割合を明かしていない。それでも、調査会社NPDグループによると、米国と欧州所要各国における女の子向け組み立てブロック市場は、主にレゴ・フレンズのヒットのおかげで2011年の3億ドル規模から3倍に拡大し、2014年には9億ドル規模になったという。レゴで遊ぶ米国の子供たちのあいだで、かつては10%にも満たなかった女の子の割合が、レゴ・フレンズ発売以降は急拡大してきたとレゴは述べている。

 固定観念を促進しているという主張に対して、レゴの経営幹部たちは、かつての女の子向け商品が失敗したのは簡単過ぎたからであり、新しいシリーズの組み立てには昔ながらのシリーズと同様の気力や根気が必要になると述べている。

 レゴのデザインディレクター、ロザリオ・コスタ氏は「本物の組み立て玩具だ」と言う。「あえて簡単にはしていない」。

 女の子向け製品での成功とライセンス商品の成長拡大により、世界大恐慌のころにある大工が創業した同社は米マテルを抜き、売上高で世界最大の玩具メーカーとなった。

 創業者オーレ・キアク・クリスチャンセン氏の息子、ゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセン氏は1963年、同社のプラスティック製ブロックの顧客ターゲット層を男の子と女の子の両方に定めた。そうした公の目標にもかかわらず、レゴのセットは徐々に男の子が好む玩具となっていった。

 同社は戦闘をテーマにしたシリーズや数々のスーパーヒーロー物を提供し、男の子や父親が主役の広告から女の子をほぼ排除することで、製品のターゲットを男の子に絞った。


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