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482とはずがたり:2015/07/30(木) 20:31:34
>つまり、(任天堂の)実質的な手元資金であるネットキャッシュは9152億円もある。これは日本の上場企業で1位であるファナックの9912億円(同時点)に次ぐ規模で3位キヤノンの9142億円(同)を僅差でしのぐほどの財務の健全ぶりなのである。

任天堂、岩田社長なき後に見えた本当の弱点 「健全すぎる財務体質」は何を意味するのか
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-78743.html
06:04東洋経済オンライン

任天堂、岩田社長なき後に見えた本当の弱点 「健全すぎる財務体質」は何を意味するのか
第1四半期として5年ぶりに営業黒字化した(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
(東洋経済オンライン)
誰も予想だにしなかった岩田聡社長の急逝により、重大な岐路を迎えている任天堂。7月29日に発表となった2015年4?6月期業績は売上高902億円(前年同期比20%増)、営業利益11億円(前年同期は94億円の営業赤字)と、第1四半期としては5年ぶりの営業黒字に復帰した。

昨年秋に発売した携帯ゲーム機「Newニンテンドー3DS」シリーズが貢献したほか、苦戦してきた家庭用ゲーム機「WiiU」向けとして、5月に全世界で発売したソフト「スプラトゥーン」が累計162万本以上のミリオンヒットを記録。3DS向けソフトでも堅調な売れ行きを見せるタイトルが数本出たことなどが要因だ。

任天堂は2012年3月期から3年連続で毎年360億?460億円程度の営業赤字を計上。ピークだった2009年3月期に売上高で約1兆8000億円、本業の儲けを示す営業利益は約5500億円を稼いでいたが、2015年3月期には売上高約5500億円、営業利益約250億円と売上高はピークの3割、営業利益は同5%程度にまで縮んでいる。

圧倒的な収益力は見る影もなくなった
この第1四半期を総括すると、本業で儲けを出せない苦境は脱してきているものの、かつての圧倒的な収益力は見る影もなくなっている、という状況である。

もっとも任天堂の財務体質は極めて強固だ。日々の営業活動からどれだけのキャッシュ(現金)を稼いだのかを見る「営業キャッシュ・フロー」を見ると、2015年3月期は602億円も稼いでおり、営業利益よりもはるかに大きい。

さらに手元資金はかなり豊富である。企業の財務健全性を示す指標であるネットキャッシュを見てみよう。ネットキャッシュとは、現預金と短期保有の有価証券の合計額から、有利子負債を差し引いた額だ。

任天堂は今年6月末時点で総資産の4割にも及ぶ、5347億円ものを現預金を抱えている。短期保有の有価証券は3805億円で、有利子負債はゼロ。つまり、実質的な手元資金であるネットキャッシュは9152億円もある。これは日本の上場企業で1位であるファナックの9912億円(同時点)に次ぐ規模で3位キヤノンの9142億円(同)を僅差でしのぐほどの財務の健全ぶりなのである。

極端な話になるものの、本業がいくら赤字であってもキャッシュがあれば、企業が潰れることはない。任天堂は2012年3月期に432億円、2014年3月期に232億円の最終赤字(純損失)を出し、当時は先行きが危ぶまれたものの、実は財務上はびくともしていなかった。任天堂が本当の意味での経営危機を迎えることは、当面考えられない。

大胆な投資を仕掛けられていない証左
一方、健全すぎる財務体質は、任天堂が大胆な投資を仕掛けられていない証左でもある。任天堂の自己資本比率は直近で約88%。これも日本の上場企業では極めて高い水準。もっと投資に資金を投下できる余裕は十分以上にあるが、任天堂は投資先に困っているのかもしれない。

ヒントは、「投資活動によるキャッシュ・フロー」にある。投資活動によるキャッシュ・フローとは、設備投資や余剰資金の運用など、将来の利益獲得と現在の事業活動を維持するための投資の中身を示している。


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