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370名無しさん:2015/06/07(日) 00:19:53
http://logmi.jp/58993
プロ棋士のプライドがひとつの敗因 川上量生氏が将棋電王戦にみた、棋士たちの葛藤とは #ニコニコ超会議2015


2015年4月に開催されたニコニコ超会議において、将棋棋士・森内俊之、将棋ソフト「Apery」開発者・平岡拓也、SF作家・瀬名秀明氏、ドワンゴ人工知能研究所所長・山川宏氏、KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長・川上量生氏が登壇し、「電王戦から考える、コンピュータと人類の未来」をテーマに意見を交わしました。本パートでは、コンピュータとプロ棋士が公正に戦うことの難しさが語られました。(ニコニコ超会議2015より)

ログ名
ニコニコ超会議2015 / 電王戦から考える、コンピュータと人類の未来
2015年4月26日15時のログ

コンピュータ将棋を開発する魅力は?

山川宏氏(以下、山川):僕は人工知能関係なんで、コンピュータ将棋の開発者の知り合いとかその周辺の人が多いんですけども、結構意見が分かれていて、やはりある程度まで追いついてしまうと、開発する動機として人と戦うということが余り動機づかなくなってしまうという人と。

今回ある程度人間に有利な条件になっていますので、そういう意見とやっぱりそうであっても強くしていくことに魅力を感じるということで、コンピュータ将棋をつくる人の立場から見て、現代のコンピュータ将棋というのがどのくらい魅力的であったり、そうでなかったりするか、平岡さんに聞いてみたいなと思っていたんですけれども。

平岡拓也氏(以下、平岡):もう1回最後の部分いいですか?

山川:コンピュータ将棋を今開発していく自分にとっての魅力というか、動機とかそういうことです。

平岡:単純にコンピュータ将棋はもっともっと強くなりますので、多分まだまだ底は見えていないと思いまして、だから強くなった結果、どんな将棋になるか? というのはすごく興味があって。

また、強いほかのソフトがあってそれをどうしても倒したいという気持ちがありますので、だから相手はいるし、まだまだ強くなる余地があるから、全然モチベーションとして下がることはないですね。

「パソコンの数が多くてもずるくない」必ず生じるトレードオフ

山川:その辺はコンピュータ同士ですと、コンピュータのスペックとかはそろえて戦ったりするということになるんですか?

平岡:そこも別にそろえる必要はないと私は思っています。5月のゴールデンウイークにコンピュータ将棋選手権が行われるんですけど、それはハードウエアの制限が全くないんですね。GPS将棋なんていうのは一時期700台近いパソコンを使用して戦っていましたし。

それってずるいって言うことは簡単ですけど、違いますよね。やってみたらわかるんですけど、絶対大変なんですよ。それなりの苦労があってつくっているし、そのたくさんのパソコンを使うのに苦労したために、1台の評価関数とかほかの部分はちょっと手を抜かざるを得なかったりとか、そういうトレードオフがあるはずなんですね。

だから、ハードウエアをうまく使うところに注力した人には、やっぱりその利点を使わせるというのはフェアなことかなと思っていますね。


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