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339名無しさん:2015/05/31(日) 19:39:03
http://www.asahi.com/articles/ASH5Y2QQ5H5YUCVL001.html
羽生、名人防衛 将棋名人戦第5局2日目
2015年5月30日00時05分

■羽生名人「苦しい展開が続いた」

 【午後11時】名人位を防衛した羽生名人の記者会見が行われた。やりとりは以下の通り。

――防衛の実感は

「感想戦もやり、終わったんだなという気がしている」

――今シリーズ、競った内容が多かった

「特に2局目以降はずっと苦しい展開というか、作戦的なところから押されている状況が続いた。かなり厳しいんじゃないかなという気持ちを持ちながら指していた」

――逆転する秘訣(ひけつ)みたいなものは

「持ち時間9時間あるので、できるだけのことは頑張ろうという気持ちはありましたが。それが秘訣につながるかはわからないですけど、気持ちの面では折れないように指せたらいいなというつもりだった」

――苦しい局面で、どういう心境だったのか。例えば第4局は大変そうに見えたが、そういう時の気の持ちようは

「時間が長いと不利な局面を見ている時間も長くて、だんだん嫌になってくる(笑)。1手指して急に良くなるわけではないが、その状況の中でできる限りのことをやろうとは考えていた。4局目は、もうちょっと違う手を指されていたらすぐに投了、という場面もあった」

――七番勝負の5局の中で印象に残る将棋は

「今日の将棋は一番印象に残っている。入玉模様になってからごちゃごちゃと。こっちが入玉して、相手が来るのを止めて。駒数がどうなるのかという意味で。意外と手数が短くてびっくりした。自分としては200手ぐらい指したのではないかと。非常に考えがいのある面白い将棋でした」

――今日は入玉将棋だった

「入玉を目指した時は捕まらないように、ということを考えていたが、(敵陣に)入った時は駒数勝負になるんじゃないかと思っていたので、それを気にしていた。3、4点ぐらい駒数が足りない状況だったので、攻める筋も見せながら、持将棋になれば御の字かなと思って指していた」

――最近はコンピューターが強くなっている。今回の七番勝負において、人間対人間の勝負をどう表現できたと思うか

「見ていただいている人たちがどう評価するかだと思う。ただ、多かれ少なかれ、コンピューターの影響みたいなものが続いていくかなと思う。技術的なところでも影響がかなりあるのではないかと思う」

――これでタイトル獲得91期。100期が視野に入ってきているのでは

「もう来週、次のタイトル戦がある。あまりのんびりはしていられない。1回のチャンス、機会を大事にしていきたい。強い若手もたくさん出てきているので、大変だとは思っている。そういうこと(=100期)も一つの目標にして前に進んでいけたら」

――今シリーズの5局とも、自分の手番で休憩に入っていた。わかりやすい局面でも封じ手にすることあった。時間の使い方は意識しているか

「封じ手は、もう1手指して相手に指された時にやる手が決まっていないと困ることがある。盤上とは別のことで考えることはある。2日目の夕食休みのところは時間が少なくなっているので、手番のことはほとんど考えていない。今回はたまたまそうなっている」

――行方挑戦者は踏み込んでくることが多い、と話していた。普段の番勝負とどう違うかということをもう少し教えていただきたい

「攻撃的に踏み込んで攻めてくることが多い。しかし、一転して受けてくる、粘ってくることがある。一本調子で終わることなく、その先があることが多い。どんな場面でも気を引き締めてという言い方は変かもしれないがが、そういう気持ちで指していた。(行方挑戦者が)今期A級で長い将棋を2局勝たれていたので、あまり良くない展開になったかなと思っていたが、避けられなくなってしまったので」

――羽生名人の将棋としては珍しい入玉将棋になった。入玉の時、心がけていることは

「玉を詰ますということとは全然違う。駒の数が大事なので、局面を直線的にとらえないという考え方をよくやっている。特殊な将棋なので、普段とは違う発想で指している」

――入玉将棋は得意か

「割合としてはそんなにやっていないと思う。得意ではないと思うが、そういう将棋になってしまったのでしょうがないと思っていた」


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