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326名無しさん:2015/05/24(日) 18:34:04
>>325

平林 またまた将棋電王戦の話をしてしまいますが、チェスでも人間対コンピュータの戦いはあります。ですが、将棋電王戦はぶっ飛んでいて、駒を持って盤上で動かすロボットまでつくってしまって。しかも、このロボットが異常なまでに進化してるんです。
安田 どこかの大手メーカーさんがつくったんでしたっけ?
平林 デンソーです。高級・高価な将棋の駒を吸盤でつけるのは邪道なので、指でそっとつまみ上げる機能がついています。従来はこのロボットに「電王手くん」という名がついていましたが、くんづけするのは忍びないということで、今年のモデルから「電王手さん」とさんづけすることになりました(笑)。


デンソーが開発したロボットアーム「電王手さん」
安田 さすが、新しいもの好き、日本(笑)。
平林 ロボットというのは、とらえようによっては人間の身体や生命に近い存在です。キリスト教的に考えると、こういうものをつくってしまうのは抵抗感があるはずです。ところが日本人的な感性からすると、工作好きの高校生も一級のエンジニアも、つくるのがおもしろくて仕方ないのがロボットなんですよね。
安田 新宿でしたか。外国人観光客の方たちが集まるロボットのレストランがありますが、現代におけるロボットは新しいもの好き日本の象徴なのかもしれませんね。
平林 子供の頃、神棚と仏壇を毎日拝んでいる祖父母を見てきたせいでしょうか。日本的なもの=古いものと捉えてました。中学生の頃になると洋楽とかを聞いて、西洋的なもの=新しいもののイメージができるわけです。ところが、宗教や歴史を学んでいくと日本の新しいもの好き、進取の精神に気づくことになります。そのいっぽうで、キリスト教や西洋の保守的な面にも気づきます。このイメージの置き換え作業は、年月を重ねてできるようになったという感覚があります。

(つづく)


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