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324名無しさん:2015/05/24(日) 18:09:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000077-spnannex-ent
将棋界の藤川球児に…今泉健司氏 41歳遅咲き男の夢への挑戦
スポニチアネックス 5月16日(土)9時15分配信

 将棋のプロ編入試験に合格して先月1日、戦後最年長の41歳でプロ棋士となった今泉健司四段。3月末に上梓した著書「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど晩成しました」(講談社)でつづった夢を追い続ける姿勢が、将棋ファンはもちろんそれ以外の読者の共感を集めている。遅咲きのルーキー。根っからの阪神ファンだけに、かつての守護神・藤川球児投手(34=現レンジャーズ)の名を挙げ「苦労した末に抑えに転向してブレーク。そういう姿が思い浮かびます。ただ、私はまだ咲いてませんが…」と自身と重ねて快活に笑う。

 夢をかなえるまでの長い道のり。プロ棋士養成機関「奨励会」に入ったが、年齢制限の26歳までにプロになれず退会。その後2度目の入会がかなったものの、やはり結果を出せず2度目の退会を余儀なくされた。著書の中では「甘かった」と記し、「負けるのは自業自得。ただ、当時は“勝って当然、負けたら心外”とふて腐れ、自分が悪いということを真摯に認める力がなかった」と振り返る。

 2度目の退会時ですでに35歳。さすがに「プロになるのは無理」とあきらめかけたが、元奨励会員の立場から特例でプロ編入試験を受けて合格した瀬川晶司五段の存在が、再び自身のプロ入りへの夢に灯をともす。そして、自身の心境に最も変化を与えたのが、その後経験した介護士としての日々だった。

 認知症の人たちに感謝の言葉をもらううちに、自然と感謝の気持ちがわいてきたという。「ありがとうがありがとうを呼び、感謝が感謝を呼ぶんですね」。また人の死と接することで悔いのない生き方を強く意識するように。「将棋しか知らなかった人間が将棋以外のことで信頼や自信を得て、それが大きく将棋に生きた気がします」と力を込めた。

 プロになって約1カ月半。10年以内に昇級しなければ即引退と、依然過酷な戦いは続く。それでも夢は「タイトル戦に出て活躍すること」ときっぱり。「アマチュア時代にには描けなかった夢を今は描ける。道は険しいけどゼロじゃない。去年の今頃にはこんな思いさえ抱けなかったのですから、こんな幸せなことはないです」。

 生粋の虎党。「藤浪(晋太郎投手)よ、しっかりせい!持ってるものが違うから余計に今の成績では歯がゆい…」など、阪神の話になったら止まらない。そこで“阪神”と“遅咲き”の2つの言葉で水を向けると「思い浮かぶのは藤川選手でしょうか。先発で投げて苦労して“いつクビになるか分からない”と思いながら、それでも抑えに転向して日の目をみた。松坂世代で一番遅れてきた選手。25歳という選手としては剣ヶ峰のところで開花した…そういう姿が思い浮かびます」。また「これから咲こうという選手」として上本博紀内野手の名も。「選手会長にもなられたし、咲いてくれることを期待して」と自身に言い聞かせるかのようにエールを送った。

 13日のプロ初戦を白星で飾る絶好の滑り出し。「立派でもない、こんな自分でも夢をかなえることができる。それを伝えたい。将棋を通じてでも、そうでなくても“またこいつに会いたい”と思ってもらえる。そんな人間になっていきたいですね」。オールドルーキーの新たな人生が動き出した。

 ◆「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど晩成しました」(講談社刊) プロ棋士になるべく中学2年生で奨励会に入会したものの、2度の退会を経験。それでも自身の努力と周囲の支えを受けて復活した今泉健司四段の生い立ちから、挫折、そして夢をかなえるまでをつづった。「可能性に蓋をしなければ、年齢なんて関係ない」。今泉氏の名言も満載。


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