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Game全般

223とはずがたり:2014/01/21(火) 20:59:13

「PS4」に完敗の任天堂、「WiiU」はなぜゲーマーの心を掴めなかったのか
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140121523.html
産経新聞2014年1月21日(火)10:17

 平成26年3月期連結業績予想の大幅な下方修正を発表した任天堂。凋落(ちょうらく)の原因を探る。

 20日午前9時。売り気配で始まった任天堂株は一時、前週末比2710円安まで売られ、下落率は18%超に達した。

 終値は900円安の1万3745円。10日には昨年来高値を記録するなど高値圏にあったが、「17日の業績修正発表で、任天堂の成長神話は崩壊した」(業界関係者)。

 17日の発表で平成26年3月期連結営業損益を1千億円の黒字予想から350億円の赤字に下方修正。売上高もピーク時の3分の1にまで減少する任天堂。3期連続の営業赤字見通しとなったが、深刻なのは「3期連続」よりも「円安なのに利益を出せなかった」(関係者)ことだ。

 任天堂の海外売上高比率は7割を超える。それだけに前期、前々期の赤字は円高が主な要因だったが、今期は円安で自動車や家電など輸出業の多くが収益を改善する中、任天堂は取り残された。主力と位置付ける据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」をはじめ、商品自体の売れ行きが伸びなかったためだ。

 「年末商戦はゲーム機本体、ソフトともに売れなかった。円安なのに利益を出せなかった責任を感じている」。17日、大阪市内で会見した任天堂の岩田聡社長も認めた。

 ◆スマホに顧客奪われ

 任天堂は、年に数本しかソフトを買わない「ライトユーザー」に支えられてきたといわれるが、その多くがスマートフォン(高機能携帯電話)向けのゲームに移行。危機感が募り、ゲーム専用機で熱心に遊ぶ「ゲーマー」を獲得するため平成24年12月にWiiUを発売したものの、販売はふるわない。特に主戦場の海外で売れず、今期の販売目標を900万台から280万台にまで引き下げ、「ゲーム専用機は過去の遺物」と言い放つ専門家も出るほどだった。

 ところが、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が昨年11月に欧米で発売した据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」は、1カ月あまりで420万台を販売。1年先行して発売したWiiUの累計販売は500万台とみられ、その差は歴然だ。PS4の空前のヒットは、スマホが浸透してもゲーム専用機にいまだ潜在需要があることを証明してみせた。

 ◆「ゲーマーはPS4」

 なぜ、WiiUはゲーマーの心をつかむことができなかったのか。

 専門家はその理由をインターネットとの連携を含めた「性能不足」とみる。WiiUの性能は、PS4の1世代前のPS3とほぼ同等とみられている。ソフト開発会社の間では「性能的に時代遅れのゲーム機」との評価が定着し、PS4並みの最新ソフトを開発してもWiiUが対応できず、敬遠されがちという。このため、魅力的なソフトが登場せず、本体も売れないという悪循環に陥っているというわけだ。携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」は好調を維持しているものの、主流の据え置き型ゲーム機が売れないと、収益改善はおぼつかない。

 一方、ライバルのSCEは、今夏からネットを通じて情報を処理する「クラウド技術」を活用してゲームを配信する「PSナウ」のサービスを開始。時代の最先端を行く姿勢はゲーマーの支持を得ている。

 PS4は来月22日、日本でも発売される。「ゲーマーはPS4、ライトユーザーはスマホ」という流れが出来上がりつつある中、任天堂がこの劣勢を覆すのは容易ではない。


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