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Game全般

130とはずがたり:2012/05/09(水) 15:00:36
>>129-130
 景表法には、景品付きのくじなどを規制する「景品規制」が定められている。スーパーなどの福引で、あまりに高額な景品につられ、必要のないものを購入しすぎることを抑制する狙いがある。この規制対象を細かく定めた告示に、コンプガチャが対象となり得る項目があることがわかったという。以下が、その文言だ。

 「2以上の種類の文字、絵、符号等を表示した符票のうち、異なる種類の符票の特定の組合せを提示させる方法を用いた懸賞による景品類の提供は、してはならない」。こうあるように、いわゆる「カード合わせ」による景品の提供は、その金額によらず禁止されている。

 次の焦点はコンプガチャの結果として得られるレアカードが「景品」に当たるか否か。消費者庁は「顧客誘引の手段として」「取引に付随して提供する」「経済上の利益」の3条件を満たすものを景品類と定義している。このうち3番目の判断が難しかったが、「レアカードはゲームを進めるうえで強い相手を倒せるという『役務』を提供するもの」であり、経済上の利益であると判断した。

■グリー「真摯に対応したい」と待ちの姿勢

 「8枚全部揃えばSSレアGET」――。グリーが運営する「GREE」の看板ゲームで、グリー自ら配信する「探検ドリランド」では、今でもコンプガチャのイベントが実施されている。だが8日、決算発表の記者会見に臨んだグリーの田中良和社長と山岸広太郎副社長は、「何らかのご指摘、ご意見があれば真摯(しんし)に対応したい」と、待ちの姿勢を強調した。

 同日には、松原仁消費者担当相が閣議後の会見で「ソーシャルゲームの問題性がもっと大きくなる前に、一定の方向性を出す必要があると思っています」などと話し、注意喚起をする必要があるという認識を示した。これに関しても、田中社長は「真摯に耳を傾け、利用環境向上という目的に対して適切に反映していきたい」と語るにとどめた。

 しかし、待ちの姿勢を続ければ、事実上、違法な状態が放置され、違法に収益を得る期間が延びるだけだ。それは、グリーだけではない。今もなお、コナミデジタルエンタテインメントがGREEで配信している「ドラゴンコレクション」や、バンダイナムコゲームスがモバゲーで配信している「アイドルマスター シンデレラガールズ」など多数の人気ゲームがコンプガチャのイベントを実施し、収益を得ている。

■9日の守安DeNA社長の発言に注目

 昨年11月、グリーは営業を不当に妨害されたとして、DeNAに対し損害賠償請求訴訟を起こし、係争中だ。グリーの田中社長はDeNAの違法行為が続いていることを示唆、「違法な行為を違法と知りながらやり続ける、コンプライアンスに対して非常に問題意識のない会社なのかなと感じております」と怒りをあらわにした。だが、コンプガチャを巡る問題では、自らその非難を浴びかねない。

 待ちの姿勢はDeNAも同じで沈黙を保っている。9日には福嶋浩彦消費者庁長官の会見があり、より踏み込んだ発言が予想される。同日はDeNAの決算発表の日でもある。創業者の南場智子取締役から手綱を受け取った守安功社長も「真摯に対応する」と繰り返すだけなのだろうか。その発言と対応が注目される。

(電子報道部 井上理)


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