[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
Game全般
1
:
とはずがたり
:2008/03/24(月) 21:48:24
Lv:36
しょくぎょう:かんりにん
113
:
とはずがたり
:2010/11/30(火) 20:21:14
「ソーシャルゲームは生き物」 「怪盗ロワイヤル」大ヒットの裏側
「面白くない」「よく分からん」――当初、社内で散々な評価だったという「怪盗ロワイヤル」。大ヒットした秘訣を開発者が語った。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/03/news051.html
2010年09月03日 14時02分 更新
「面白くない」「よく分からん」――ディー・エヌ・エー(DeNA)の稼ぎ頭となっているソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」開発中、社内で散々な評価を受けたという。改善を重ね、公開してすぐ大ヒット。今も盛り上がり続け、DeNAの屋台骨を支える柱の1つになっている。
ユーザーを引き付けるためには「ゲームの本質を最初の5分で見せる」、課金率を高めるには「適切な位置に人参をぶら下げる」など、開発・運用で培ってきたヒットのノウハウを、DeNAの大塚剛司プラットフォーム統括部長が9月2日、ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」で明かした。
「ほとんどゲームに触ってこなかった」が……
怪盗ロワイヤルは、プレイヤーが怪盗団のリーダーとなり、ほかのユーザーにバトルを仕掛けて、お宝を盗むゲーム。バトルに勝つためには、ミッションを実行し、レベルを上げる必要がある。
昨年10月にモバゲータウンで正式リリース。昨年12月からはmixiモバイルでも提供している。今年10月オープン予定のPCサイト「Yahoo!モバゲー」ではPC版を提供予定だ。
怪盗ロワイヤルの企画を始めたのは昨年5月末。その少し前から、モバゲーの勢いが衰え、DeNAの売り上げが減少。成長を取り戻す方策に悩んでいたという。「世界の動きを分析し、ソーシャルゲームに勝負をかけていこうと意思決定」したのは昨年の春先。大塚部長もまったく関係ない事業から、モバゲーのソーシャルグラフ(友人関係)を生かしたゲーム開発の事業を担当することになった。
「ほとんどゲームに触ってこなかった」という大塚部長は1カ月で企画を練った。当時のプロジェクト名は「godhand」。「小さいころ、友達の消しゴムを隠したり、隠されたりしたのがすごくハラハラドキドキした」という経験から、ユーザー同士で盗む・盗まれるという“ハラハラドキドキ”感をゲームに盛り込むことにした。盗む行為は「ものが動くので、ソーシャル性と相性がいいのかなという期待感もあった」という。
ターゲットは、ゲーマーではない一般ユーザー。「ヘビーなものにはしたくない」と考え、「2、3時間に1度ポチポチやれば継続的に楽しめるような」作りを意識した。どんな機能も「準備すれば、ユーザーが勝手に楽しんでくれるかというと、そうじゃない」。各機能が盗む・盗まれるというゲームの根幹にリンクするよう、ゲーム構造を詰めていったという。
本質は最初の5分で見せろ ソーシャルゲームの極意
プロトタイプを作り、DeNA社員に見せたところ受けは悪く、「意見の9割はイチャモンで、つまらんと言われた」と振り返る。だが「いちいちへこんでいるわけにもいかない」。ソーシャル性は成り立っているか、ボスが強すぎるなどパラメータのチューニングはおかしくないか、そもそもゲームの根幹要素が崩れていないか――など、つまらない理由を分析した。
114
:
とはずがたり
:2010/11/30(火) 20:21:32
>>113-114
ソーシャルゲームでは、最初の5分でユーザーに何を伝えるかが肝という。「コンソールゲームは頑張って理解しようとするかもしれないけど、無料で始められるソーシャルゲームは自分に合わないと思った瞬間、2度とユーザーはやってこない。ゲームの本質の片鱗は最初の5分で見せないといけないと思っている」
とにかく「トライ&エラー」。開発工程では「ユーザーがどこの何にひっかかっているのかを見極め、ゲームのコア要素が何かを1行で答えられるように考える」ことを意識したいたという。
β版公開から正式公開までは、画面遷移やパラメータ、ゲームの基本構造を徹底的に見直す期間で、「ここで重要になるのがエンジニア」。「ソーシャルゲームは生き物なので、問題があったらいち早く修正していかないといけない。エンジニアが主体となって動けるかどうかは大事」
DeNAは、怪盗ロワイヤルのほか、星の文明を発展させていく「ホシツク」、敵船とバトルしながらお宝を探す「海賊トレジャー」などいくつかのソーシャルゲームをほぼ同時期に公開。公開から3週間でソーシャルゲーム全体の売り上げは3億円、ページビュー(PV)は45億と爆発的に伸びた。
モバゲー全体のPVは、昨年9月の170億から、今年7月は740億に。DeNAの売上高は、今年度の第1四半期(4〜6月)で241億円となり、前年同期の88億円から大幅に拡大。「ソーシャルゲームをフックに急成長」した。
怪盗ロワイヤルの公開直後、大塚部長は、トラフィックの負荷対策に追われ、会社から帰れない状態だったという。ユーザー対応にも忙しかった。ソーシャルゲームは公開すると「センスの良い企画者と開発者で成果が出せるフェーズから、マネジメント力・PDCA(Plan Do Check Act)力が問われるフェーズになる。ここでうまくいけばロケットスタートをキープできる」
適切な位置に人参をぶら下げる
ソーシャルゲームでは、ユーザーの“飽き度合い”を測る指標を定めて定点観測することが重要という。怪盗ロワイヤルでは、「登録してから〇日後にアクセスする人は〇割」という継続率を重視している。
怪盗ロワイヤルも「ミッション」や「バトル」といった行為を淡々と繰り返す作りで、ソーシャルゲームは、継続的なプレイが基本だ。継続率を上げるためには“繰り返す行為”が快適でなければならない。「目標に対して前に進んでいて、もう少しで“ツモれる”、うまくなっているという感覚が、適度なタイミングで与えられていることが大事」と説く。
一般的な目安として、100万人が登録しているゲームで、月間売り上げ1億円を達成するために必要な継続率は、7日後に3、4割。課金率は5〜10%、課金単価は1カ月に1500〜3000円が一般的なデータという。
課金効率を上げるための鉄則は、(1)ユーザーがシンプルに効果を実感できるか、(2)目標感が適切か、(3)ユーザーを焦(あせ)らせる要素があるかの3点。お金を使った効果が分かりやすいのは言うまでもなく、「適切な位置でユーザーの前に人参がぶら下がっている」目標感と、「今じゃなきゃ! というところがしっかりある」“焦(あせ)らし要素”が肝になると説明していた。
今後、怪盗ロワイヤルを越えるゲームを作るには何が必要か――セッションの最後で、来場者からこんな質問があった。
「ヒットしたものをオマージュしただけでは、元のものを越えるのは難しい」と大塚部長。「ゲーム構造は近くてもいい」が、オリジナルのおもしろさを提供できるかどうかがカギになるという見方を示した。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板