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第22回参議院議員選挙(2010年)

1やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/02/12(火) 02:52:50
07参院選スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/

第21回参院選結果(共同通信)
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/

6975チバQ:2010/06/30(水) 00:16:54
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000501006220001
【党勢をかけて 2010参院選】


[5] 新党 民主の復調に気もむ
2010年06月22日


みんなの党の小林氏(右)と渡辺代表=20日、さいたま市の大宮駅前


新党改革の中川氏(右)と舛添代表=19日、さいたま市の大宮駅前


幸福実現党の院田氏=8日、県庁

◇「みんな」追い風行方は


 民主、自民の二大政党と一線を画す形で、昨年来、新党の結成も相次いだ。


 「消費税を上げる前にやるべきことがある。国会議員自ら身を削り、公務員改革を進める」。みんなの党の渡辺喜美代表は20日、川口(川口市)、浦和(さいたま市)、大宮(同)の各駅前で声を張り上げた。参院選埼玉選挙区で擁立する新顔小林司氏(39)の応援演説だった。


◇昨年来の実績頼みに


 結党直後の昨夏の衆院選では、比例北関東ブロックで得た約60万票のうち、小選挙区候補者を立てなかった県内で3分の1を超える約22万票を集めた。渡辺代表は「熱い支援がある」と、今回の擁立の理由を語る。


 県内初の党公認候補が挑んだ選挙は、合併に伴う今年4月の新・久喜市議選。鈴木精一市議がトップ当選を果たした。過去2回の旧市議選では無所属で、得票順位は6、8番目だった。


 「民主や自民に飽き、日本を変えたいという有権者の熱さを感じた。党の力だ」。鈴木市議は「三つ目の選択肢」としての追い風を感じた。


 だが、首相交代で民主の支持率が再上昇。鈴木市議も、風向きの変化に気をもむ。


 小林氏は「しがらみのない政治で日本を変える」と、既存勢力との違いを強調する。組織戦を展開する足場はなく、街頭演説が中心だ。


 インターネットサービス企業大手「楽天」を休職し、チラシ配りや事務作業は同僚や友人らの手を借りている。「頼る組織がなく、名簿もない。電話での勧誘も、やりようがない」(陣営幹部)。手探りの挑戦が続く。


◇新党改革、党首前面


 「『政治とカネ』には、うんざりです」。新党改革の舛添要一代表も19日、大宮駅前で訴えた。新顔の中川幸司氏(30)の応援に駆けつけた。


 中川氏は、祖父が元行田市長で、父が同市議会議長だった。ITベンチャーを起業した立場で政治を見たとき、国際競争力に注目した党の考え方に共感し、公募に応じた。


 立候補表明から約1カ月しかたっておらず、知名度の浸透が課題だ。


 街頭演説や討論会では「舛添代表の下――」などと、まずは党首を前面に出して支援を訴えている。


 幸福実現党の新顔院田浩利氏(43)は駅前での街頭演説などを繰り返す。「新しい基幹産業を育てたい。外交のため軍事力を担保すべきだ」などと訴えている。


 政権交代から1年足らず。二大政党を脅かすような第3極は、果たして形成されるのか。

6976チバQ:2010/06/30(水) 00:18:38
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100622/tky1006220000000-n1.htm
【激戦に臨む】(1)与党 蓮舫氏の人気に小川票食われる危険も 江木氏は「自力で訴え」 (1/3ページ)
2010.6.22 00:00

このニュースのトピックス:首都決戦’09都議選

菅内閣誕生で支持率がV字回復したことを受け、民主党東京都連総決起大会では、幹部らが明るい表情でガンバローコール。比例代表で出馬する谷亮子氏らも登壇した=10日、東京都中野区の中野サンプラザ 「菅様、仏様、蓮舫様だね」

 失政続きの鳩山由紀夫前首相が退陣し、菅直人首相に交代した途端に支持率がV字回復した民主党を指して、他党陣営からはこんな羨望(せんぼう)の声が上がっている。

 その上で、他党陣営幹部は「やっぱり3人目を出すことになるのかね」と皮肉交じりに話した。

 かつて小沢一郎元幹事長は「単独過半数」を目指し、改選5の東京選挙区には3人立てる方針を打ち出していた。しかし、鳩山前首相が求心力を失うなか、民主党都連は3人目擁立に難色を示すようになった。結局、現職の蓮舫氏(42)と小川敏夫氏(62)の2議席死守を目指すこととなった。

 6年前、2期目を目指した小川氏が約99万票、初挑戦の蓮舫氏が約92万票を獲得しダブル当選を果たした。

 しかし、政権交代後の目玉事業として実施した「事業仕分け」では毅然(きぜん)とした立ち振る舞いと「2番じゃダメですか」などの発言が注目され、菅内閣では行政刷新担当相に起用されるなど、蓮舫氏の知名度は急激にアップ。一方、小川氏はその陰に隠れた格好だ。

 都連幹部は蓮舫氏の人気を、「党全体の支持者増につなげることができた」と歓迎。だが、6年前の均衡が崩れ、有力候補が乱立する今回、ダブル当選失敗を懸念する声も党内で出始めている。

 ■ ■ ■

 10日に中野区で行われた都連の総決起集会。あいさつに立った都連幹事長の阿久津幸彦衆院議員は、集まった約2300人の支持者を前に「蓮舫議員には大臣としてふさわしい票を取ってもらいたい。ほかの政党支持者、無党派層だって賛同してくれる。問題は小川敏夫さんです」と発言。

 さらに、「小川さんはいぶし銀だが、蓮舫さんに比べると少し華やかさは足りないかもしれない」とたたみかけた。壇上の小川氏は表情を崩していたが、目は笑っていなかった。

 こうした状況で、都連は6年前の参院選でも取った「浮動票は蓮舫、組織票は小川」の戦術を徹底することを決めた。小川氏は、都内15人の衆院議員や都議、区議に協力を要請するほか、連合の幹部とともに都内の事業所を回り、選挙カーを降りて現場の組合員に声をかけるというきめの細かい“地上戦”を展開する方針だ。

 これに対し、蓮舫氏は学生ボランティアを使い街頭演説で若さと実績を強調する。党の顔として、自身の選挙区よりも全国を回ることが多くなることには「不安もあるが仲間のためなら」と意気込んでいる。

 ■ ■ ■

 一方、連立与党を構成する国民新党から出馬表明しているのは生活評論家の江木さおり氏(57)だ。同じ与党だが、「民主から支援を受ける選挙区はない」(亀井静香代表)ため、自力での戦いを迫られるのに支持組織も知名度もない。支持者獲得の手段は「200回以上の街頭演説」という。

 立候補予定の女性はほかに5人いるが「私はチルドレンでもガールズでもない。若くはないが経験は積んでいるので自分の言葉で語れる」と意気込む。ときに気性の激しい亀井代表とは180度異なる柔らかな話し口調を武器に、これから老後を迎える50、60代に「若い世代にツケを残さない生き方」を訴えるという。

 ◇

 政権交代後初の参院選公示が24日に迫った。有力候補乱立でかつてないほどの激戦が予想される東京選挙区の事情に迫る。

6977チバQ:2010/06/30(水) 00:19:29
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100623/tky1006230000000-n1.htm
【激戦に臨む】(2) 野党 都連の支援偏る自民の2人 “エース”投入の共産は背水の陣
2010.6.23 00:00
 「民主党が3人出すのに、自民党が1人でいいわけがない」

 平成21年の衆院選で大敗し、野党転落後も回復しない支持率に苦慮していた自民党。一方、民主党の小沢一郎前幹事長は「東京は3人出す」と宣言していた。

 劣勢を踏まえ、自民党都連は現職で元環境省事務次官の中川雅治氏(63)への候補一本化を党本部に要望。しかし、押し切られた。都連は2人擁立をのむ代わりに「2人目の人選や選挙支援には一切かかわらない」ことを宣告した。

 背景には3年前の参院選の“悪夢”がある。現職だった保坂三蔵氏に加え、党本部主導で元アナウンサーの丸川珠代氏を擁立。結果は丸川氏だけの当選だった。当時、丸川氏は意外なほど知名度が低く、終盤に党本部が保坂陣営に票の付け替えを打診するなどし、支持者の足並みが乱れたのだ。

 ■ ■ ■

 都連が早々に中川氏に全力集中することを決めていた上に、民主党も結局、現職の2人しか擁立せず、わりを食ったのが、自民党のもう一人の立候補予定者、東海由紀子氏(42)だ。

 5日に千代田区の日比谷公会堂で行われた中川氏の決起大会には都内の国会議員や落選中の前国会議員、都議、区議らが勢ぞろいしたが、東海氏の名前を口にする出席者は皆無。8日の東海氏の事務所開きに姿を見せた議員は1人もいなかった。

 谷垣禎一総裁が「党再生のエース」と東海氏を持ち上げるものの、都連の支援のない選挙戦に東海氏の陣営幹部は「心細さを感じる」と打ち明ける。

 東海氏自身もある国会議員のパーティーで、派閥の領袖が「自民党は東京選挙区に1人出している」と発言したときは、たまらずミニブログ「ツイッター」で「私も公認頂戴しているのに、党内の知名度もないとは!」と嘆いた。

 知り合いの国会議員や仕事の人脈をつてにあいさつ回りをこなすのに時間を取られ、表だった活動は始まったばかり。陣営は「出遅れたが、有権者受けを狙うことなく、街頭で硬派に訴えていく」と話す。

 ■ ■ ■

 現職の引退に伴い、公明党は新人の公認会計士、竹谷とし子氏(40)を擁立。公明党の参院選候補は支持母体である創価学会の厚い支援に支えられ、昭和34年から連続当選を果たしてきているだけに、今回も組織票を手堅くまとめる戦法だ。

 不安点は知名度不足。平成21年の衆院選で、当時代表だった太田昭宏氏を落選させた反省を踏まえ、公明党の都議や区議らが地域を歩いて新しい支持者拡大を図っている。

 共産党は小池晃氏(50)を比例代表からくら替えさせた。テレビの討論番組出演が多く「党の顔」ともいえる小池氏は、19年に失った東京選挙区での議席奪還のため、「背水の陣」(小池陣営)で臨み、「自民にも民主にも裏切られた」という人をターゲットに政治の矛盾を訴えるという。

 社民党が擁立した森原秀樹氏(37)は米軍普天間飛行場移設問題を端に政権離脱した直後の5月31日、街頭で「普天間問題は党にとってはメガトン級の一番大事な政策」と党の動きに理解を求めた。「姿勢がぶれていない」と有権者の反応もよくなったという。

 今回、保守の小政党が乱立したのに対し、革新票の受け皿となるのが社民と共産だけ。森原氏は好機ととらえ、市民運動家らとも連携して「弱い者、働く者の立場」を訴えている。

6978チバQ:2010/06/30(水) 00:20:10
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100624/tky1006240001000-n1.htm
【激戦に臨む】(3)第三極 風頼みのみんな、民主のV字回復に危機感 乱立保守小党への影響は? (1/2ページ)
2010.6.24 00:00
「経営者らで集まって話をすると、最初は経済の話題から入るが、最後はいつも日本を憂いて政治の話になる」

 出馬表明後、初めての街頭演説の場所に、自らが創業したタリーズコーヒーの東京都港区内の店舗前を選んだみんなの党の松田公太氏(41)。休日のひとときを過ごしていた20、30代の若者たちは行列をつくって「本を読んで感動しました」と、あこがれの若手起業家に握手や著書へのサインを求めた。

 松田氏の支援者には楽天の三木谷浩史社長、ヤマノビューティメイトの山野幹夫社長ら経営者仲間が名を連ねる。しかし、支援してくれる組織も団体もなく、手伝いのボランティアは松田氏のファンという「手作りのベンチャー選挙」(陣営)。そのため、“風頼み”であることは否めない。

 陣営は「組織票がないなか応援してくれる市議や区議らと連携して新規の支持者の開拓をしている」と話すが、支持拡大のために積極的に利用しているのは不特定多数に訴えることのできるインターネットのミニブログ「ツイッター」だ。

 松田氏はツイッターで「これから街宣活動をする」などとリアルタイムの動きをこまめに発信。しかし、松田氏のツイッター登録者は約1万6000人で、民主党の蓮舫氏のツイッター登録者約13万5000人とはケタが違う。菅直人首相の誕生で民主党の支持率はV字回復するなか、陣営は受け皿としての需要縮小に対して危機感を強めている。

 ■ ■ ■

 たちあがれ日本が擁立した弁護士の小倉麻子氏(31)は、難病を克服した経歴を下敷きに「頑張った人が報われる社会を」と訴えるが知名度は低い。

6979チバQ:2010/06/30(水) 00:26:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100629-OYT1T00934.htm?from=y10
普天間めぐり民主ねじれ、沖縄選挙区で候補ゼロ

 沖縄県では米軍普天間飛行場の移設を巡る混乱が尾を引き、民主党の参院選の戦いに影を落としている。

 29日、那覇市の県庁前。党県連代表の喜納昌吉参院議員は選挙カーから「沖縄に基地は造らせないよ。いかなることがあっても妥協しない」と声を張り上げた。

 普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米合意を履行しようとする菅政権に対し、県連は「県外・国外移設」を求め、真っ向から反発している。民主党が今回の選挙区選で唯一、沖縄選挙区に公認、推薦候補を出せなかったのも、こうした対立が影響している。

 比例選に出馬した喜納氏も沖縄を拠点とし、党と正反対の主張を訴えている。この日も記者団に「戦う相手は自民党でなく、党中央だ」と明言した。

 沖縄県ではこの10年余り、国政選挙や知事選などのたびに、普天間の県内移設の是非が争点となってきた。自民党系や公明党系の候補が県内移設を基本的に認める立場をとるのに対し、県内移設に反対する民主、社民、共産各党と地域政党の沖縄社会大衆党が、「革新共闘」の態勢を作って候補を擁立する構図だった。

 しかし、鳩山前首相が県外移設の約束をほごにして辺野古移設に回帰し、問題をこじれさせたことへの反発から、自民党なども「県内移設反対」で足並みをそろえるようになっている。

 同党の島尻安伊子参院議員は29日、沖縄市で、「菅首相は日米首脳会談で『辺野古移設を履行する』と言った。とんでもない。沖縄の合意のない移設は無効だ」と菅政権を厳しく批判した。無所属で社民党推薦の新人、山城博治氏と、共産党推薦の新人、伊集唯行氏も県内移設反対の立場だ。

 「四面楚歌(しめんそか)」の状態だからか、参院選でも民主党の幹部や閣僚は誰も沖縄に入ろうとしない。仙谷官房長官は29日の記者会見で、普天間移設の行方について、「話し合いで解決し、着地点を作る努力をするしかない」と述べただけだった。

 自民党の谷垣総裁は山形県南陽市での街頭演説で、沖縄に候補を立てなかった民主党を、「(県民と)信頼関係を取り結ぶことができないと、菅首相が(あきらめて)バンザイしたのと同じだ」と攻め立てた。

(2010年6月29日20時11分 読売新聞)

6980チバQ:2010/06/30(水) 00:27:26
>桐生、伊勢崎両市を含む衆院2区では対立が尾を引き、本格的な参院選地区選対が立ち上がらないままだ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010062900855
現職激突、生き残り懸け=民主、結束に不安−群馬選挙区・参院選
 公示後初の週末を迎えた26日。太田市内の住宅街で民主党の富岡由紀夫が、ぱらつく雨にぬれながらマイクを握っていた。「サッカーワールドカップの日本代表のように、奇跡の勝利を目指して頑張りたい」。声を張り上げての訴えに耳を傾けたのは、女性中心に20人程度。陣営関係者は「ちょっと少なかったな」とぽつりと漏らした。
 前回2007年から改選数が1に削減された群馬選挙区は全国で唯一、民主、自民両党の現職が生き残りを懸けて争う激戦区だ。6年前の参院選で富岡はトップで初当選、2議席独占を目指した自民党はベテラン、中曽根弘文が2位に滑り込み、元官房副長官の上野公成は落選の憂き目に遭った。
 自民党は最近2回、同選挙区で得票総数の約6割を獲得。昨年の衆院選でも、県内全体の得票総数で民主党を上回った。「群馬は言わずと知れた『自民王国』。追いかける展開だ」と陣営幹部は劣勢を認める。25日の太田市での事務所開きで、富岡は11分間の演説の中で8回も「厳しい」との言葉を繰り返した。
 菅内閣の発足により、逆風一辺倒から「雰囲気は変わってきた」と同幹部は言う。ただ、同党県連内の亀裂が、陣営の運動にも影を落とす。
 同県連では、政治資金収支報告書の記載漏れなど不正経理問題の続出をきっかけに、06年から富岡ら労組系と保守系が対立、組織が機能不全に陥った。昨年の衆院選前に一応正常化したが、亀裂はいまだ深い。桐生、伊勢崎両市を含む衆院2区では対立が尾を引き、本格的な参院選地区選対が立ち上がらないままだ。
 対する中曽根。5選を目指す今回は、選対事務長に元首相の福田康夫、選対本部長に元少子化担当相の小渕優子を迎え、自民党県連を挙げての総力戦で臨む。福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三の各首相経験者が同一選挙区で争い、「上州戦争」と呼ばれた時代を知る陣営幹部は「今回は絶対に落とせない。群馬自民党の存亡を懸けた戦いだ」と足並みをそろえた事情を説明する。
 公示翌日の25日は中曽根の遊説にほぼ終日、福田、小渕が同行。「群馬県の名誉に懸けて、ちっぽけな当選でなく、大きく離したい」(福田)、「ふるさと、日本の未来を託すのは中曽根候補を置いてほかにない」(小渕)と持ち上げられると、中曽根は「元総理に小渕先生も引っ張ってくれる。こんな選挙区は全国にない」と述べ、2人と握手を交わした。
 ただ、昨年の衆院選では、独占していた県内5選挙区のうち三つで敗北し、党勢の衰えは隠せない。県医師連盟、JAグループ群馬が母体の県興農政治連盟など、かつての自民党支持団体のいくつかが今回は中曽根、富岡をそれぞれ推薦、あるいは自主投票を決定。また中曽根と支持層が重なる前知事の小寺弘之が民主党の比例代表で出馬する。「どの程度切り崩されるか」。陣営幹部の不安は尽きない。

6981チバQ:2010/06/30(水) 00:29:50
http://www.sanspo.com/shakai/news/100629/shc1006291856000-n1.htm
美貌と才能持つ、熟女政治家2人の行方 (1/3ページ)
2010.6.29 18:51
「もう、ゆかりたんなんて呼ばせないわよ!」、ド迫力の表情で街頭演説する佐藤ゆかり氏(撮影・佐藤修)【フォト】 【トホホ取材記】6月24日に公示された第22回参院選。柔道家に女優、元アイドルに元スポーツキャスターなどなど、まさに百花繚乱(ひゃっかりょうらん)といった感じの女性立候補者たちが全国で街頭演説を繰り広げ、声をからしながら支持を呼びかけているわけだが、私が27日午後、東京・浅草で取材した自民党の比例代表候補で前衆議院議員の佐藤ゆかり氏(48)と、28日に千葉県・JR新浦安駅前で取材した“必殺仕分け人”こと行政刷新担当相の蓮舫氏(42)についてリポートする。

 まず佐藤ゆかり氏。2005年の総選挙時は、その美貌からも注目され「ゆかりたん」などと呼ばれてアイドル視されていたのだが、落選を経験したせいか、日焼けした上に若干頬もこけ、すっかり政治家の“面構え”に変貌していた。

 浅草の雷門前に止めた広報車上で「もし比例代表で国政に復活したら、第一にやることは経済政策の大改革。政策が誤っているから、日本経済がよくならない」と訴える佐藤氏の表情には鬼気迫る迫力があった。さらに「生粋のエコノミスト、佐藤ゆかりに経済政策はお任せいただきたい。日本の経済はグローバル社会の中で、切っても切れない関係になっている。アジアの成長経済から原動力をもらって‥」。このあたりから声がすっかりかすれてしまっていた佐藤氏の話は、残念ながら私の聴覚では聞き取り不可能になってしまったのだが、「日本の経済政策を大改革する」という心意気はド迫力で伝わってきた。

 演説後、浅草の町中で有権者と握手を繰り返し「ぜひよろしくお願いします」と支持を呼びかけながら、記念撮影にも応じていた佐藤氏の立ち居振る舞いは、かつての「ゆかりたん」などという生やさしいものではなく「ゆかりさまっ!」と崇めたくなるほどの迫力あるオーラを放っていた。 華麗な経歴や美貌を持ち合わせ、時流に乗った女性候補者が選挙に当選してしまうことは、よくある話だが、その後落選を経験し、屈辱にまみれた後の再起をかけた立候補者の迫力は、この域まで達するのかと驚かされた光景だった。

6982チバQ:2010/06/30(水) 00:30:23
 続いて蓮舫氏である。「事業仕分け人」としてお茶の間でもすっかりおなじみで、今や行政刷新担当相である。クラリオンガールも出世してしまったものであるが、その認知度はクラリオンガールの比ではない。知名度は日本でも1、2を争う政治家ではないか。

 蓮舫氏の応援演説は、午後5時半からの予定だったが、30分まえの5時の段階ですでに、駅前はステージ周辺から歩道橋まで、同氏を一目見ようとする市民でビッシリだった(主催者発表、3500人)。

 5時過ぎから民主党の広中和歌子氏(76)が演説を始めたのだが、AD役の同党男性スタッフが「終了」のボードを掲げて見せ「蓮舫氏がもうすぐ来るから、演説を早く終えろ」と言わんばかりのサインを出した。

 広中氏は現職の参議院議員で、女性の年齢にふれるのは失礼に当たるかもしれないが76歳の民主党重鎮である。国政でのキャリアも蓮舫氏よりずっと上だ。この広中氏に「演説にマキを入れろ」と“指示”を出してしまうのは、ひっじょーにトホホな行為ではないだろうか。引く手あまたの蓮舫氏だし、この日は西船橋での応援演説も待ち受けていたから、時間の余裕もなかったのだろうが・・・。

 自分が登場する直前に、先輩議員に対してそんな非礼な行いがあったことなど、知る由もない蓮舫氏は、いつも通り颯爽と登場。官僚天下り団体に、税金が湯水のごとく使われ、事業仕分けがそれらをどれだけ明らかにしたかをアピール。今後も税金を使っている5000を超える事業内容を明らかにすると約束。話の合間に「どうでしょうか皆さん」と聴衆に呼びかけ、ヤンヤの喝采を浴びていた。

2009年11月に行われた「事業仕分け第1弾」では、肩に力が入りすぎて、なんだか怖い雰囲気だけの蓮舫氏だったが、新浦安駅前での応援演説では、にこやかさと柔らかさも兼ね備えていた。

 演説後、話に聞き入っていた女性に感想を聞いてみたが「話がわかりやすく、国民の味方という感じ。我々の思いと一体感のある話に感動した」(72歳・主婦)、「テキパキとメッセージが伝わってくる。事業仕分けの話が心に残っている」(43歳・主婦)と、特に主婦層の評価は高いようだ。

 落選を経験して、政治家としての凄味を増した(ような気がする)佐藤ゆかり氏、あっという間に大臣まで上り詰め、ここに来て柔らかさが加わってきた(ような気がする)蓮舫氏。

 2人の女性政治家が、今後どのような人生を歩み、女性として人として、また政治家としてどのように“熟成”されていくのか、すんごく楽しみである。(佐藤修)

6983チバQ:2010/06/30(水) 00:33:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100629-OYT8T00145.htm
《参院選2010》比例選は「地域密着型」
個人票の上積み狙う
 参院比例選にも、県内を拠点にする3人の候補者が出馬している。選挙活動は、個人票の積み上げを狙い、ほとんど県内で行う地域密着型。高い知名度や選挙協力の行方が注目され、接戦の秋田選挙区の勝敗に少なからず影響を与えそうだ。

 みんなの党の寺田典城氏(70)は、昨年まで知事を3期12年務めた知名度の高さを最大限生かしたい考えだ。知事時代の後援会はもうないし、組織戦はしないと語る寺田氏。応援弁士も頼まず、専ら県内を遊説し、行財政改革に取り組んだ知事時代の経験を国政に生かすと訴える。

 知事時代の支持層は、民主支持層と重なっていた。次男、学氏も民主党衆院議員。しかし、みんなの党からの出馬は、選挙区を含め、民主党候補の足を引っ張る形になる。寺田氏は、民主党を叱咤(しった)激励したいと語るが、各党はその影響力を計りかねている。

 たちあがれ日本の村岡敏英氏(49)は、選挙区に出馬する自民党公認候補を推薦する見返りに、比例選で自らへの支援を求める戦術だ。平沼代表は25日の出陣式で、自民党の地元県議らを前に、「自民党も比例選で応援してくれる。ありがたい」と念押しした。

 村岡氏は、衆院秋田3区で2度戦った自民党の御法川信英前衆院議員に対しても、次の衆院選は応援すると、支援を求めた。自民党は、比例選に自らの候補を抱え、公明党との選挙協力も模索しており、どこまで村岡氏の支援に動くかが注目される。

 共産党は、農民運動に長年携わってきた佐藤長右衛門氏(66)を擁立し、農村票を掘り起す考えだ。

(2010年6月29日 読売新聞)

6984チバQ:2010/06/30(水) 00:34:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100628-OYT8T01215.htm
比例選候補 埼玉詣で 
「縁」を強調 大票田でPR過熱
 580万余の有権者を抱える大票田・埼玉県内で、地元とのゆかりを強調して“埼玉詣で”を繰り返す比例選候補が目立ってきた。全国を舞台に、政党名か個人名のどちらかで投票され、政党が得た議席が、個人名得票数の多い候補者から順番に割り当てられる比例選。候補者にとって名前を売り込むことが当選の鍵だ。各党とも比例票掘り起こしも視野に、選挙区での活動に力を入れている。

 公示日の24日、民主党現職の家西悟・比例選候補はJR大宮駅西口で出陣式。薬害エイズ訴訟原告団代表で、1996年衆院比例近畿ブロックで初当選した。

 党が比例単独は認めない方針に転換したため、04年参院選でくら替え出馬。薬害エイズ問題で共闘した枝野幹事長のおひざ元・埼玉県連に所属し、枝野氏の全面支援を受けて当選を果たした。今回も出陣式には枝野事務所の秘書や県連幹部が駆けつけ、「枝野の盟友」と連呼した。枝野幹事長は28日、JR大宮駅前で家西候補らと街頭演説を行い、支援を訴えた。

 27日午前、さいたま市浦和区の百貨店前で、「埼玉育ち」と書かれたビラを買い物客らに配って回ったのは、自民党の片山さつき・比例選候補。2005年の「郵政選挙」の落下傘候補として静岡から出馬。昨年落選し、参院選へのくら替えを決めた。旧浦和市出身。結婚するまで県内に住んでいたといい、埼玉の地方議員らに接触を図り、県庁前に事務所も構えた。「静岡の次は埼玉。節操がないのでは」(自民党県議)と冷ややかな見方もあるが、県調理師会など30以上の県内業界団体から推薦を獲得した。「選挙区候補以上のどぶ板選挙をやっている」と評する県議もいる。

 埼玉選挙区を全国の「最重点区」と位置づける公明党は、現職の比例選転出の方針を転換し、県本部副代表の元衆院議員、長沢広明候補が比例選に出馬。5月末まで所沢市の防衛医大病院の勤務医だった新党改革の中村幸嗣・比例選候補は、所沢市やさいたま市で街頭演説に取り組んでいる。

 片山和子・県青年学生部副部長を比例選に擁立する共産党は、「比例5議席獲得のため、県内で比例票38万票が目標」(党県委員会幹部)と意気込む。選挙区に候補者を擁立している社民党の佐藤征治郎県連副代表は「選挙区候補が県内を回ることで、比例票の掘り起こしにつながる」としている。みんなの党の比例選立候補者も相次いで県内入りしている。

 比例選候補の埼玉詣でが過熱する中、各党は選挙区候補の活動を比例票獲得につなげようと躍起だ。

(2010年6月29日 読売新聞)

6985チバQ:2010/06/30(水) 00:36:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100629/elc1006292055002-n1.htm
【参院選2010 断面】強気の2人擁立も「自民3人」で混戦に (1/2ページ)
2010.6.29 20:54
 参院選千葉選挙区(改選数3)に、自民党は現職と元少子化担当相の新人の2人を公認候補として擁立した。「2人当選」が可能とみて強気に出たのだが、その後、自民党を離党した前衆院議員がみんなの党公認で出馬したことに加え、首相交代で民主党が支持を取り戻してきたため、一転して共倒れの危機に瀕(ひん)することになった。

 28日夜、千葉県市川市で開かれた新人、猪口邦子氏(58)の演説会に出席した小泉純一郎元首相は、同一選挙区で自民党候補がしのぎを削る難しさを説いた。

 「自民党が2人目をやるところは足の引っ張り合いがひどく、国会議員や県議は二股(ふたまた)をかける人が多い。猪口さんが最初に相談に来たとき『そんな大変なところはやめた方がいい』と言ったんです」

 猪口氏も、市川が古里だと繰り返し強調しながら「追い上げる大変に辛い戦いの中にあります」と危機感をあらわにした。

 自民党が、3選を目指す椎名一保氏(58)に続き、猪口氏を公認したのは1月22日。鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長(いずれも当時)の「政治とカネ」の問題が明らかになり、鳩山内閣の支持率が低落する中、知名度のある猪口氏が東京近郊の無党派層を取り込めば、「複数当選を目指せる」(大島理森幹事長)と強気のそろばんをはじいたのだ。

 しかし、誤算が生じた。

 ひとつは、みんなの党から4月28日、水野賢一氏(43)が出馬したことで、「自民系」候補が3人となった。水野氏の義父、水野清元建設相の秘書でもあった椎名氏は水野氏と支持層が重なり、みんなの党が船橋や市川といった東京近郊で支持を広げてきたことは、猪口氏にも脅威だ。

 それでも5月末までは、鳩山政権の自滅で「自民系」が独占するとの空気もあった。

 菅直人内閣の誕生はさらなる誤算だった。民主党の支持はV字回復し、共倒れの危機にあった同党の新人2候補が反転攻勢に出た。

 旧郵政省出身の小西洋之氏(38)は、無党派層が多いベッドタウンを重点的に活動する。「鳩山さんが辞める前日は、『お前落ちろ』と罵(ば)声(せい)を浴びた」という小西氏は、首相交代後は握手を求める有権者も目立つようになったという。

 また、今月になって全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会(郵政研)」の千葉県本部が小西氏の支援を決定した。15万票の連合票を支持基盤とする道あゆみ氏(44)と並び、組織戦の陣容も整った。

 水野、小西両氏らと無党派層を食い合うことになる猪口氏は、自民党を離党した水野氏を「遅れてきた改革者」と攻撃、自らの少子化担当相としての実績を訴える。椎名氏は40人以上の千葉県議を束ね、組織戦を展開する。

 自民党県連幹部は「菅首相の消費税発言で民主党の勢いもかげり、自民、民主、みんなの5候補が横一線」という。自民党の2人がはじかれる可能性もある。(水内茂幸)

6986チバQ:2010/06/30(水) 00:37:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100629t51016.htm
吉村知事、動くか 中盤戦を迎え各党注視

「恩と義理」を重視するという吉村知事=28日、山形県庁


 参院選山形選挙区(改選数1)の対応をめぐり、吉村美栄子山形県知事の態度が決まらない。初当選した昨年1月の知事選で超党派の応援を受けた「恩返し」の必要性を自ら公言してきたが、選挙戦は間もなく中盤に差し掛かる。知事はいつ動くのか。注目度が日増しに高まっている。(山形総局・山形聡子)

 「熟慮中ということでお願いしたい」。28日の定例記者会見で参院選の対応を問われた吉村知事は、うつむき加減で語り始めた。「参院選は、これまでの選挙と比べて荷が重い。たくさんの支持をいただいて知事になった立場として、慎重に対応しなければ…」と揺れる胸中を明かした。

<衆院選で恩返し>
 吉村知事は知事選で、民主、社民、共産の各党と、今回の参院選で3選を目指す自民党現職の岸宏一氏(70)の支援を受けた。岸氏は自民党県連の大勢が対立陣営に加勢する中、あえて吉村氏の支援に回り、自ら応援弁士も務めた。前知事と市町村長の関係悪化を支援の理由に挙げている。
 知事選で吉村氏は岸氏が地盤とする最上地方の大半を制した。全県の得票差は1万。「岸氏の応援なくして、吉村氏の当選はなかった」との見方が県政界の相場だ。
 吉村氏の「恩返し」は昨年8月の衆院選での民主党支援から始まった。山形1区の同党候補を応援。接戦を制したこの候補の返り咲きに貢献したとの見方が一般的だ。今回の参院選で新人の梅津庸成氏(43)を立てた民主党の期待も大きく、武田聡県連幹事長は「良好な関係が続いていると認識している」と、知事の「熟慮」を見守る。
 自民党は複雑だ。知事選のしこりが残り、世代交代論も浮上する中、候補者選考を透明化するとして異例の党員投票まで実施し、岸氏に高いハードルを乗り越えさせた。
 複数の自民党県議は、吉村氏の支援を「自民党にはプラスにもマイナスにもなりうる」と分析する。「県民のイメージはいい。強い味方だ」という期待と、「反吉村氏の支持者もいる。そうした感情をあおらないか」との不安が交錯するという。

<出陣式出席せず>
 各党の見方はどうか。岸氏との選挙協力を進める公明党県本部の寒河江政好代表は「今回の対応はかなり難しい」、梅津氏を実質支援する社民党県連の広谷五郎左エ門副代表は「首長はあまり国政に立ち入るべきではない」と慎重な言い方だ。
 共産党の笹山一夫県議団長は「知事は沈黙を保つべきだ」と自制を求める。みんなの党酒田第1支部長の佐藤丈晴酒田市議は「民主、自民両陣営に顔を出すか、どちらも支援しないかのいずれかだろう」と予想する。
 会見で吉村氏は、梅津、岸の両氏陣営から公示日の出陣式に出席を求められたことを明かし、「理由は特別申し上げず、欠席させていただきますと返事をした」と述べた。
 選挙戦は残り12日。この日も「義理と恩を大事にする、という生き方を大切にしたい」と繰り返した吉村氏に、残された時間は少ない。

<山形選挙区立候補者(1―4)>
川野裕章 51 党支部長   み新
太田俊男 56 党県副委員長 共新
岸宏一  70 元厚労副大臣 自現(2)
梅津庸成 43 元防衛省職員 民新(国推)


2010年06月29日火曜日

6987チバQ:2010/06/30(水) 00:38:31
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100628_04.htm
参院選・福島 “副大臣効果”あるか?増子陣営、浜通りで集票期待
 東京電力の福島第1原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)で計画されているプルサーマル。受け入れに向けた県の検証作業が進む中で、参院選福島選挙区(改選数2)の舌戦が繰り広げられている。民主党現職の増子輝彦候補(62)は現職の経済産業副大臣とあって、これまで原子力政策に言及する機会も多かった。陣営からは、浜通り地方の得票上積みに期待する声も聞かれる。選挙戦突入後、プルサーマルは大きな争点になっていないことから、ほかの陣営は「原子力で大きく票が動くとは思えない」と予測しながらも“副大臣効果”を警戒している。

<原発争点化に遠く、他陣営「影響は限定的」>

◎経産省の方針発信
 公示3日前の21日、増子候補は原子力行政を所管する経産省の代表として、プルサーマル計画がある福島第1原発3号機(大熊町)を視察した。県が受け入れ条件の一つに挙げている「プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の安全性」を確認するためだ。
 視察後は「(安全性に)問題はない」と説明。県が求め続けている原子力安全・保安院の経産省からの独立問題についても「参院選後に検討する。佐藤雄平知事にも(議論に)参加してほしい」と述べた。
 増子候補は鳩山内閣発足とともに経産副大臣に就任し、菅内閣で再任された。県内でプルサーマルへの関心が高まった今年に入り、県を意識して、経産省の方針を発信する機会も増えた。
 政治主導を打ち出す政権では副大臣も多忙で、「選挙が近づいても、地元回りなどに多くの時間は割けなかった」と民主党県連幹部。ただ、政府の立場からのプルサーマルなどに関する発言は存在感のアピールにつながり、陣営は「原発が立地する双葉郡などの票は伸びる」と期待する。
 
◎ポスト利用と批判
 こうした動きに、ほかの陣営からは懐疑的な見方も出ている。
 自民党現職の岩城光英候補(60)は双葉郡の南隣、いわき市が地盤。陣営は「公職である副大臣のポストを利用しすぎていた」と批判する。
 プルサーマル反対を鮮明にしている共産党新人の岩渕友候補(33)の陣営も「県民の安全と安心にかかわる問題の私物化につながりかねない」と反発を強める。
 みんなの党新人の菅本和雅候補(42)は双葉町の出身だが、陣営は「地元の関心はプルサーマルではなく、第1原発の増設問題に移っている」と指摘する。
 民主党新人の岡部光規候補(41)の陣営は、自主投票の社民党県連が「脱原発」を主張していることから、社民党に配慮して原発問題には言及しないという。
 原子力をめぐる問題が、選挙戦にどう作用するのか。自民、共産両党も「限定的な影響はあるかもしれない」とみるが、双葉郡などに特にてこ入れすることは考えていない。
 双葉郡の町長の一人は「景気や社会保障、消費税などの争点がある中で、プルサーマルの優先順位は地元でも低いのではないか」と冷静に受け止めている。


◇福島選挙区立候補者(2―5)
岡部 光規 41 医師     民新 
岩渕  友 33 党県常任委員 共新 
菅本 和雅 42 会社役員   み新 
増子 輝彦 62 経産副大臣  民現(1)
(国推)
岩城 光英 60 元官房副長官 自現(2)


2010年06月28日月曜日

6988チバQ:2010/06/30(水) 00:39:58
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20100629ddlk31010681000c.html
2010参院選:「重点区」に大物次々 支持獲得に声枯らす /鳥取
 参院選で接戦が演じられ、民主、自民両党とも「重点区」と位置付けている鳥取選挙区。それぞれ大物議員を次々と投入してテコ入れを図っている。共産党は、比例代表の公認候補が来県し、比例代表と選挙区双方の支持獲得に声を枯らした。【宇多川はるか、田中将隆】

 ◇枝野氏、変革の一歩強調−−民主・坂野陣営
 公示日の24日、米子市であった西部出陣式には枝野幸男党幹事長が来援。「政権交代が政治を大きく変える第一歩を踏み出した」とアピールした。演説後、報道陣に「頑張って戦っていけば勝てると思ったから初日に遊説に入った。油断できない選挙区だ」と話した。

 鳩山由紀夫前首相も26日に倉吉入り。坂野真理氏(32)の個人演説会でマイクに向かった。坂野氏の祖父で自治相を務めた自民党の故坂野重信参院議員について触れ、「自民党時代に世話になった重信先生のお孫さんの初陣をお手伝いできればと思い、駆けつけました」と話した。

 7月2日は西部に原口一博総務相▽3日は中部に前原誠司国土交通相▽4日は鳥取市に蓮舫行政刷新担当相と今後も閣僚を続々と投入する構えだ。

 ◇谷垣氏、バラマキを批判−−自民・浜田陣営
 石破茂政調会長が公示日は一日中、県東部から西部まで浜田和幸氏(57)に張り付いた。公示後も鳥取入りしている。党幹部として全国の公認候補の応援に飛び回らなければならない石破氏。菅首相就任前は「公示以降は他県への応援であまり鳥取に入れない。公示までが勝負」と話していたが、民主党の支持率のV字回復に危機感を強めている。今後もスケジュールが許す限り、県東部、中部に入るという。

 28日には、谷垣禎一総裁が米子の街頭に立った。菅首相が消費税の税率引き上げの意向を示したことについて、「民主党のマニフェストで掲げられたバラマキの尻拭いの消費税になる」と批判。演説の後は集まった支持者らと握手を交わして支持を訴えた。7月6日には伊吹文明衆院議員が県東部に入る。

 ◇仁比氏、二正面作戦展開−−共産・岩永陣営
 当初は比例代表の集票に集中する作戦だったが、鳩山前首相の下で民主党の支持率が低下したことを好機ととらえ方針転換。比例代表を軸にしながらも選挙区の岩永尚之氏(53)の運動にも力を注ぎ、二正面作戦で党勢拡大を進めることにした。28日には比例代表公認候補の仁比聡平氏(46)が米子市内の街頭に立って消費税の税率引き上げに対する反対論を展開。「鳥取選挙区で頑張る岩永さんと私を国会に送って下さい」と訴えた。

6989チバQ:2010/06/30(水) 00:45:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100629-OYT8T00018.htm
選挙対応首長も苦慮
地元と中央のねじれに配慮
 7月11日投開票の参院選富山選挙区への対応を巡り、県内首長が苦慮している。政権が自民党から民主党に移ったものの、県議会や市町村議会で依然、自民が多数を占める中、中央と地元のねじれに配慮し、バランスを意識した言動が目立つ。

 昨年8月の衆院選では、石井知事が富山1区の自民候補、長勢甚遠氏の出陣式に駆けつけたほか、当時、現職首長ではなかった上田昌孝・滑川市長と脇四計夫(しげお)・朝日町長を除く13市町村長が、自民候補の出陣式や個人演説会に出席した。

 しかし、今回の選挙で、自民公認の野上浩太郎氏(43)が公示日の24日に富山、高岡両市で開いた出陣式に出席した首長は、高橋正樹・高岡市長、沢崎義敬・魚津市長、伊東尚志・上市町長、米沢政明・入善町長、金森勝雄・舟橋村長の5人にとどまった。

 このうち、魚津市長は「野上氏以外の2氏と面識がない」として野上氏支持を明言し、民主公認の相本芳彦氏(54)、共産公認の高橋渡氏(47)とは距離を置く姿勢。入善町長は相本氏の出陣式に副町長を送って濃淡をつけながらバランスをとり、舟橋村長は「出席の依頼があったのが野上氏だけで、相本氏からはなかった」(村関係者)とした。今回、出陣式出席を見送った市長の1人は「心情としては野上氏だが……市長としては中立でいなければならない」と打ち明けた。

 石井知事は「自民、民主からも推薦をいただいているし、県民党だから」と、両党間のバランスを強調する。

 大票田・富山市の森雅志市長は昨年の衆院選1区で、自民の長勢氏の出陣式に駆けつけ、民主の村井宗明氏の事務所を激励に訪れた。しかし、今回は「予算決定権を持つ民主党に配慮しなければ」として、野上、相本両氏とも出陣式には行かなかった。

 県内初の共産党籍の首長となった朝日町の脇町長は「要請があれば、政党は関係なく(個人演説会にも)出る。町のためにもなる」と話す。ただ、共産公認の高橋陣営は、自民が多数派を占める初の町議会が会期中であることも配慮し、応援弁士には呼ばない方針。陣営幹部は、「町長としての仕事に専念してもらう。共産色を強くして、町政運営に影響があってはいけない」としている。

 

(2010年6月29日 読売新聞)

6990チバQ:2010/06/30(水) 00:49:55
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100628/stm1006282223012-n1.htm
【2010参院選】序盤から大物続々埼玉入り! 陣営の思いはさまざま 「最重点区だから」「他党より少ない」 (1/3ページ)
2010.6.28 22:19
 参院選埼玉県選挙区では、序盤から各党党首ら大物議員が続々と来県、支持を訴えている。東京に近いという地の利はあるにせよ、県内で連日のように大物の街頭演説が繰り広げられる姿に、各陣営からは「前回の参院選より多い」との声も。激戦を盛り上げる大物来県の状況を探った。

 民主党は公示前後に首相や国土交通相、厚生労働相ら閣僚が続々と来県。28日には枝野幸男幹事長が地元のJR大宮駅前に登場、29日も蓮舫行政刷新担当相の来県が予定される。

 民主新人候補の陣営は、大物来県について「候補者を知ってもらう第一歩として大きな効果がある。陣営の運動量も変わる」と話す。民主現職候補の陣営は「政権交代で民主党議員の数が増えたことも大きい」とも指摘、「党も複数議席を獲得したい選挙区に力を入れているようだ」と支援に期待する。

 自民党は公示日の24日に谷垣禎一総裁が応援に駆けつけたほか、公示前に安倍晋三元首相らも来県した。しかし、陣営からは「民主党など他党に比べ大物の来援は少ない」と恨み節も。「全国に厳しい選挙区が多く、希望する人の来県は難しい。選挙区が盛り上がるような人の応援に期待したいのだが」と語る。

 県選挙区を「最重点区」と位置づける公明党は山口那津男代表が24、27日と立て続けに来県。陣営は「力を入れてもらっている」と感謝しきり。「陣営を引き締める効果は一番」と期待を寄せる。

 一方、知名度不足が否めない新党の候補者陣営は、“顔”である党首の応援が頼みの綱だ。

 みんなの党は20、25日に渡辺喜美代表が来県。陣営は「候補者1人では立ち止まる人は少ないが、代表がいれば人が増える」と語る。今後も渡辺代表の来援を要請中だ。

 新党改革は19日に舛添要一代表が来県。陣営は「有権者からの電話も増え、来県は多いほどありがたい」と話すが、「代表は全国を回っており、埼玉は47分の1」と渋い表情。今後の来県はあと1回の予定だ。

 このほか、共産党は志位和夫委員長が13日に来県。社民党も福島瑞穂党首が10、25日に来県している。

6991ryuhlll:2010/06/30(水) 01:14:48
菅総理は、唐突に、「消費税を10%に増税」と言い出しました。自民党も同じことを言っています。  国家財政が危機にひんした今、増税はやむを得ないのでないか。
選挙を前に、あえて増税を口にするとは、政権党として責任ある態度でないか・・・。そんなもっともらしい大宣伝を財務省と二人三脚で行っています。
しかし、ちょっと待って下さい。
民主党が消費税を上げるのは、去年マニフェストに書いたバラマキ 政策の財源が見つけられなかったからです。予算の組み換えで16.8兆円の財源を見つけると言ったけれど、
公務員労働組合や官僚の言いなりになる民主党には財源は見つけられませんでした。だから、消費税を上げさせてくれと言っているのです。
今の政治や行政の仕組みのまま、消費税を上げたら、10%の消費税増税ではとても足りません。すぐに、20%と言いだすのは確実です。
民間の会社や商店で、経営が苦しくなってきたときに、まず最初に、何をやるでしょうか。いきなり値上げをするでしょうか。そんなことをしたら、お客が
離れ、つぶれますよ。  値上げの前にやるべきこと。それは、例えば、へそくりがあればそれを吐き出す、使っていない資産があるなら売ることです。そして、
社長や経営幹部をはじめ、給与は、思い切ってカットすることです。
 不要な資産の売却、経費・人件費のカット。これをまずやるの が鉄則です。この鉄則を守らず、いきなり値上げに踏み込もうとしているのが、 菅総理です。
今の政治・行政の構造を変えずに、しがらみとばらまきのために増税を始めたら、結局足りなくなり、また再値上げ必至です。「財政破綻のギリシアは消費税21%」、
働く人の4人に1人が公務員でした。
消費税を上げたら消費が減るに決まっています。国民の自由に使えるを巻き上げて、政府が賢い使い方
をしてやれば景気はよくなる、などというのは官尊民卑の思想です。結局、たくさん集めて、たくさん配れ
ば官僚の権限が拡大するだけです。

ttp://www.nasu-net.or.jp/~yoshimi/2010/100623nhk.html

6992名無しさん:2010/06/30(水) 09:36:20
怪情報か、はたまた…


 さらに不気味な情報。小沢氏は昨年、自民党参院のドン・青木幹雄氏と「参院選挙後に、自民党内の反市場原理派で新党を作り、民主に合流」という密約を交わしていたという。青木の政界引退でこの話は立ち消えたが、小沢氏の民主党内の立場の変化を見ると、この話が完全消滅したとは思えない。
http://opinion.infoseek.co.jp/article/920



 「来年(10年)の参院選が終わったら政界再編だわね。何でもありだ」。自民党が大敗した昨年8月の衆院選後、青木氏は周辺に漏らした。9月上旬には民主党の小沢一郎幹事長(当時)が「(青木氏の)腹が固まったらだ、と伝えておいてくれ。そう言えばわかる」と、ある民主党議員に青木氏への伝言を頼んだ。

 仲介役をはさんだ「秘密接触」。青木氏は「分かった」と答えた。関係者によると、青木氏が描いたのは、参院選で民主党が単独過半数に届かない場合、参院自民党が党を割って民主党と合流する、という構想だった。「小沢さんは言った約束は守る」が口癖の青木氏。参院選後の政局は小沢氏と仕切る、という自負がにじんだ。

 しかし、小沢氏は年明け、参院自民党との連携を「封印」し、単独過半数獲得を目指して動く。青木氏の出馬表明から約1カ月後の2月21日、民主党は地元・山陰中央テレビの看板アナウンサーだった岩田浩岳氏(34)を擁立すると発表。記者会見に同席した小沢氏は「青木氏の時代的役割は終わった」と、対決色を前面に出した。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100628ddm001010062000c.html

6993チバQ:2010/06/30(水) 21:49:48
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100621ddlk14010112000c.html
攻防:’10参院選神奈川/上 浮き沈みする支持率 「風」読めぬまま /神奈川
 国会が閉会し、事実上の選挙戦に突入してから最初の日曜日となった20日。菅直人首相が街頭でマイクを握る場所に選んだのは、神奈川選挙区だった。

 「何としてもこの神奈川から、この2人を国会に、私の内閣に送り返していただきたい」。JR横浜駅西口。声を張り上げる首相の両脇で、改選を迎える千葉景子法相(62)と金子洋一氏(47)が笑顔を振りまいた。

 首相交代劇によって支持率を「V字回復」させた民主党。その「主役」の登場に、金子氏は「選挙前にこんなに大勢の方に集まってもらえるとは思わなかった。大変心強い」と感激した様子だった。

 だが、早期の首相の県内入りは、民主党の危機意識の表れでもある。無党派層の動向が勝敗を左右する近年の選挙戦。「今の支持率も、いつなくなるか分からない」。陣営からは、こんな不安の声も漏れる。別の陣営幹部も、祈るように心情を吐露した。「支持率が動かないでほしい」

   ◇  ◇

 「神奈川は党の発祥のような土地」。5月19日夜。みんなの党の渡辺喜美代表は、「政治とカネ」を巡る問題を理由に民主党離党を表明した県議3人に入党を要請するため横浜市のホテルを訪れた際、記者団に強調した。

 昨年8月の結党以来、衆院選では、県内18選挙区で民主党が14議席と大勝する中、江田憲司幹事長が8区で当選し、浅尾慶一郎政調会長も比例復活を果たした。党所属の国会議員6人。そのうち2人が神奈川を地盤とする。

 3月の逗子市議選では、浅尾氏の地元とあって、公認候補が1、2位を独占。2大政党によらない「第三極」への支持の広がりを裏付けた。

 来春の統一地方選も見据えた、3県議に対する渡辺代表の「切り崩し」も奏功し、いずれも要請を受け入れることになる。

 そのみんなの党が、昨年11月に参院選の公認第1号に決めたのが、浅尾氏の東大時代からの友人、中西健治氏(46)だった。昨年8月の衆院選と同日選となった横浜市長選では、政治経験のない新人ながら、自民、公明の支援もあり87万票余りを獲得。民主が推薦し当選した林文子氏に迫り、一気に知名度を上げた。

 若さと勢い−−。候補者を反映したような党の勢いだったが、鳩山内閣の退陣後、かげりが見える。民主、自民、みんなの3党の新人による三つどもえの横浜市議泉区補選(6日)は接戦も予想されたが、民主が完勝。今月8、9日の毎日新聞の世論調査でも、菅内閣への期待感に押されるように、みんなの党の政党支持率は9%から5%にダウンする。

 12日に横浜市内で開かれた中西氏の決起集会。渡辺代表は「事前の調査より大きな得票率が出るのがみんなの党。まったく心配ありません」と強気の姿勢を崩さなかったが、中西氏は、厳しい表情で語った。「ぎりぎりの戦いをこれからしていくことは、間違いないと思います」

 浮き沈みする支持率。各陣営とも世論の「風」を読めずに、7月11日の審判に臨む。

    ◆

 参院選の公示が24日に迫った。昨年の衆院選で政権交代を果たした民主党にとって、政権への審判が問われる国政選挙。神奈川選挙区(改選数3)で2議席死守を目指す民主に対し、新党勢を含め、野党はどう割って入るのか。各党の「攻防」を追った。

毎日新聞 2010年6月21日 地方版

6994チバQ:2010/06/30(水) 21:50:30
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100622ddlk14010264000c.html
攻防:’10参院選神奈川/中 組織票奪い合う民・自 /神奈川
 ◇業界団体「両にらみ」も
 「農業を守ってくれる人、政党であれば、民主党、自民党、あまりとらわれることはないんじゃないか」。5月31日、海老名市文化会館。JA関連の政治団体「県農政推進連盟」(県農政連)が開いた国政学習会で、志村善一副委員長が関係者約970人に呼びかけた。壇上には、既に推薦が決まっていた民主党の千葉景子法相(62)、自民党の小泉昭男氏(64)の現職2人が顔をそろえた。

 千葉氏は社会党時代の92年に県農政連に推薦されたことがあったが、民主党に移ってから推薦を受けたのは初めて。「みなさんと新しいきずなを結ぶことができ、ご指導に反することがないよう全力で戦う」と千葉氏。小泉氏も自身の農業経験を踏まえ、「農業者の一員として微力を尽くさせていただいている」と訴えた。

 県農政連は与党だった自民党を中心に選挙を支援してきたが、昨年8月の衆院選後の政権交代を受けて見直しを迫られた。今年2月には、「与党及び野党の第1党を原則にする」などと定めた推薦基準を策定。この基準に基づいて、両氏の推薦を決めた。政策に業界の主張を確実に反映させるため、「両にらみ」の決定。県農政連幹部は「参院選は改選数が複数だからまだやりやすいが、衆院選の小選挙区は難しくなるだろう」と悩ましげだ。

   ◇  ◇

 「風頼み」の選挙からの脱却を図ろうと、民主党県連は、かつては自民党の支持基盤だった業界団体などへの働きかけを強め、新たな「票田」の獲得に乗り出している。組織・団体委員会のメンバー10人は5月までに、県内の147団体にあいさつ回りを済ませた。

 「党の支援組織は連合だけだったので、議員も各種団体との付き合い方を知らなかった」。委員長を務める中塚一宏衆院議員(神奈川12区)はこう述べつつ、強調した。「自民党と同じことをやるつもりはないが、県下団体がどういう意見、要望を持っているかを把握しておく必要は常にある」。21日までに、87団体の推薦を得た。

 それでも、組織内候補を自民党から擁立する薬剤師連盟のように、小泉氏だけを推薦する団体もある。「一番地域で活動してきたのが自民党。信頼関係は、そうそう損なわれない」。自民党県連組織本部長の持田文男県議は強気の姿勢だ。

   ◇  ◇

 「選挙だけを考えたら、大きな組織、団体から支援をいただいた方がいい。(公示日の)24日に1万2000カ所くらいポスターを張らないといけない」。みんなの党の浅尾慶一郎政調会長は12日の横浜市の集会で、候補者のポスター張りにも不安を残す党の実情を訴えつつ、アピールして見せた。「大きな組織から支援をいただかないから、しがらみがない政治ができる」

 組織票の争奪戦を繰り広げる2大政党と、批判を強める新党。政治と業界のあり方も、改めて問われる。

毎日新聞 2010年6月22日 地方版

6995チバQ:2010/06/30(水) 21:51:13
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100623ddlk14010230000c.html
攻防:’10参院選神奈川/下 2大政党を批判 模索続ける共・社・新党 /神奈川
 「大所高所に立って、お互いに歩み寄ることをしないと、民主党政権の打破にならない」。日本創新党を結成した中田宏・前横浜市長は22日、国会内で記者会見し、たちあがれ日本と選挙協力することを明らかにした。その一環として、神奈川選挙区で公認していた新人の擁立を見送り、たちあがれ日本の新人、松田学氏(52)の支援に回る。

 県内で新党の支持基盤づくりに懸命な松田氏は「保守の軸を立て直そうというのが私の立場。(選挙協力で)良い影響はあると思います」と語った。日本創新党の首長応援連合に名を連ねた松沢成文知事も22日の記者会見で、「第三極の新党勢力がいくつも割れてしまうと、ほとんど議席に届かない。まとまった形で有権者に選択肢を示すことが重要だ」と歓迎した。

 一方、新党改革は税理士の甲斐敬浩氏(46)を立て、医師らをそろえた立候補予定者を「専門分野のプロ集団」と独自色をアピールしつつ、舛添要一代表の「党首力」に頼った活動を展開する。20日には舛添氏が横浜駅西口で「民主党政権は表紙が替わっても中身はひどく、必ず失墜する」と訴えた。

   ◇  ◇

 「第三極なんかじゃない。第一の極を目指すのが日本共産党だ」。4月16日、共産党の志位和夫委員長は横浜市中区での演説会で声を張り上げた。志位氏は「財界中心、アメリカ言いなりの二つのゆがみをもとから正し、国民が主人公の民主連合政権をつくる」と独自路線を強調。同党は元職の畑野君枝氏(53)を擁立し、議席奪還をうかがう。

 「第一の基地県・沖縄、第二の基地県・神奈川。爆音、基地の被害に本当に苦しんでいる。神奈川は沖縄の痛みを他の県よりもすごく分かる県だ」。社民党の福島瑞穂党首は21日夜、横浜市中区で開いた県連の総決起集会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡る連立政権からの離脱に理解を求めた。

 川崎市在住で県連代表を務める福島氏は参院選の比例代表での出馬。同党は連立離脱後に元藤沢市議の木村栄子氏(62)の公認を発表し、選挙区と比例を合わせた票の掘り起こしを狙う。福島氏は自身を「菅内閣の生みの親」と評してみせ、「政権が代わった、政治は変わらない、だから社民党が必要」と、かつての「パートナー」への批判を強めた。

 2大政党が、政治不信を払拭(ふっしょく)できない中で迎える参院選。新党と革新政党が存在感を打ち出そうと、模索を続けている。

   ×  ×

 この連載は木村健二、杉埜水脈が担当しました。

毎日新聞 2010年6月23日 地方版

6996チバQ:2010/06/30(水) 22:04:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100630t41033.htm
注目集める親子対決 秋田・「影響は?」気をもむ周囲
 参院選(7月11日投票)で、秋田県内では2人の「寺田」の戦いに注目が集まっている。比例代表にみんなの党から立候補した前知事の寺田典城氏(70)と、次男で民主党県連幹事長の寺田学氏(33)=衆院秋田1区=。典城氏は候補者として県内を駆け回り、学氏は秋田選挙区の党候補の当選に全力を挙げる。県内でともに大きな影響力を持つ親子の「ねじれ」に、周囲は「投票にどんな影響があるのか」と気をもんでいる。

 典城氏は公示日の24日、秋田市での第一声で支持者約50人を前に、国政に打って出る理由を説明した。
 「今回の選挙は自分の政治の集大成。年金世代が子どもの世代につけを残してはいけない」と強調。公務員や国会議員の積極的な削減、心配せずに子育てできる環境づくりなどを訴えた。
 次男の存在は気になるようで、「周りから『なぜ民主党ではないのか』『足を引っ張るな』と言われる。だが、親子で同じ釜の飯を食っても政治は変わらない。駄目なことは駄目と言いたい」と力を込めた。
 妻洋子さんもマイクを握り、「この人(典城氏)は政治のことしか頭にない。それを見ていると、出馬をやめてと言えなかった」と支持者らに頭を下げた。
 典城氏の立候補に、学氏の心中は穏やかではない。典城氏が立候補を正式に表明した18日、「正直な思いとして困惑している」とのコメントを出した。
 24日の公示後、学氏は民主党候補の街頭演説などで熱弁を振るっているが、典城氏には一切、触れない。
 学氏は「父には父の人生があり、それに対し止めたり、勧めたりすることはできない。わたしは民主党の人間。党の候補を勝たせることしか考えていない」と語る。
 典城氏は県外には足を伸ばさず、地元・秋田を徹底的に固める戦術を取る。選挙区にみんなの党の候補がいないため、親子の戦いは「選挙区の票にはあまり関係ない」と見る向きもあるが、関係者は影響を測りかねている状態。比例では完全な「敵」だ。
 民主党候補の陣営関係者は「首相補佐官の学氏は、菅直人政権を支える一員として議席を落とすわけにはいかない。もし党の候補が落ちたら、典城氏が立った影響も取りざたされ、余計に大変だ」と打ち明ける。
 知事選や衆院選で寺田親子と激戦を繰り広げてきた自民党。県連幹部は「選挙区の自民党候補に影響はない」と、今回の親子対決を冷ややかに見ている。


2010年06月30日水曜日

6997チバQ:2010/06/30(水) 22:05:02
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001006300004
参院選・民主「2」確保へ「真紀子節」投入
2010年06月30日




●田中真・亀井両氏 民主候補応援に


 参院選愛知選挙区(改選数3)で現有2議席の維持を目指す民主党が、「2人目」の支持拡大に必死になっている。29日は、田中真紀子元外相=写真=や国民新党の亀井静香代表が県内に駆けつけ、マイクを握った。28日には、民主党の枝野幸男幹事長が名古屋を訪れた。
 民主党が「大物」投入で目指すのは、安井美沙子氏のてこ入れだ。安井氏は擁立が3月と比較的遅れ、知名度不足が伝えられている。民主党側の危機感を反映する形で、田中氏と枝野氏は、もう1人の民主党候補の斎藤嘉隆氏の応援にはあえて行かなかった。
 田中氏は、名古屋市内のホテルなど2カ所で演説会を開いた。約1500人が集まった演説会の冒頭、田中氏は「安井氏には何としても勝ち抜いてほしい。5人も女性候補が出ている中で、よく見比べていただきたい」と支持を訴えた。ただ、田中氏が話し始めて約2分で報道陣を締め出すなど、陣営は神経質な対応を見せた。
 亀井氏は「こんなすてきな人をぜひ国会に」とエールを送り、「比例は国民新党と書いて」とアピールした。(小林恵士)

6998チバQ:2010/06/30(水) 22:07:24
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001006300006
独占戦略 党内すきま風/参院選
2010年06月30日

 自民党の谷垣禎一総裁は29日、公認候補で新顔の熊谷大氏の応援で来県、登米市役所前で約250人の聴衆を前にマイクを握った。
 「生まれ変わって日本の危機に立ち向かっていく新生自民党を象徴する候補者になり得る、ということで自信を持って公認させて頂いた」


 自民党は現職の市川一朗氏も推薦し、事実上の分裂選挙だ。だが、県連は市川氏の応援はしないと決め、この場に市川氏の姿はなかった。


 谷垣氏の来県を巡り、市川陣営は大島理森幹事長に要望書を提出。街頭演説で市川氏も同席するか、無理なら谷垣氏から市川氏を紹介してもらうよう求めた。


 谷垣氏は21分間の演説で一度だけ口にした。「自民党は市川一朗さん、ベテラン、そして政策通を推薦して、『若い方とベテランのコンビで』とお願いしたものですから、実は熊谷さんにも苦しい苦しい選挙戦をさせている」


 谷垣氏の前にマイクを握った自民党県連会長の小野寺五典氏は、熊谷氏が公募で決まった候補であることを強調。公募は「谷垣総裁の指示により」と加え、県連の正当性を印象付けた。


 市川陣営は「公認と推薦の違いこそあれ、同じ自民党の候補として認めたわけだから、この対応には納得しかねる」としている。


 一方の民主党。公示前の20日、仙台駅前で枝野幸男幹事長が党の広報車の上から支持を訴えた。「医療と介護の2本柱、2人をしっかり国会に送って頂きたい」


 「医療」は現役の医師でもある桜井充氏、「介護」は介護経験をもつ伊藤弘実氏。だが、枝野氏の脇に公認候補の2人が同時に立つ場面はなかった。桜井氏が車から降り、待っていた伊藤氏が上った。これに限らず、2人が並ぶことはまずない。


 桜井陣営の1人は「競い合えばそれぞれ力が入るし、比例票の上積みにもなる」。現職は組織固め、新顔は無党派層を開拓――。小沢一郎前幹事長が打ち出した2人区で2人擁立する戦略は、もともと候補者が別々に活動することが前提だ。


 女性で30代と若い伊藤氏を公募で選んだのも、桜井氏とは別の層の支持を得るため。ただ、伊藤陣営の1人は「当選まであと1歩となれば、桜井さんの組織票を回してもらえないか」とも話す。


 自民党の谷垣禎一総裁は29日、公認候補で新顔の熊谷大氏の応援で来県、登米市役所前で約250人の聴衆を前にマイクを握った。


 「生まれ変わって日本の危機に立ち向かっていく新生自民党を象徴する候補者になり得る、ということで自信を持って公認させて頂いた」


 自民党は現職の市川一朗氏も推薦し、事実上の分裂選挙だ。だが、県連は市川氏の応援はしないと決め、この場に市川氏の姿はなかった。


 谷垣氏の来県を巡り、市川陣営は大島理森幹事長に要望書を提出。街頭演説で市川氏も同席するか、無理なら谷垣氏から市川氏を紹介してもらうよう求めた。


 谷垣氏は21分間の演説で一度だけ口にした。「自民党は市川一朗さん、ベテラン、そして政策通を推薦して、『若い方とベテランのコンビで』とお願いしたものですから、実は熊谷さんにも苦しい苦しい選挙戦をさせている」


 谷垣氏の前にマイクを握った自民党県連会長の小野寺五典氏は、熊谷氏が公募で決まった候補であることを強調。公募は「谷垣総裁の指示により」と加え、県連の正当性を印象付けた。


 市川陣営は「公認と推薦の違いこそあれ、同じ自民党の候補として認めたわけだから、この対応には納得しかねる」としている。

6999チバQ:2010/06/30(水) 22:07:58
 一方の民主党。公示前の20日、仙台駅前で枝野幸男幹事長が党の広報車の上から支持を訴えた。「医療と介護の2本柱、2人をしっかり国会に送って頂きたい」


 「医療」は現役の医師でもある桜井充氏、「介護」は介護経験をもつ伊藤弘実氏。だが、枝野氏の脇に公認候補の2人が同時に立つ場面はなかった。桜井氏が車から降り、待っていた伊藤氏が上った。これに限らず、2人が並ぶことはまずない。


 桜井陣営の1人は「競い合えばそれぞれ力が入るし、比例票の上積みにもなる」。現職は組織固め、新顔は無党派層を開拓――。小沢一郎前幹事長が打ち出した2人区で2人擁立する戦略は、もともと候補者が別々に活動することが前提だ。


 女性で30代と若い伊藤氏を公募で選んだのも、桜井氏とは別の層の支持を得るため。ただ、伊藤陣営の1人は「当選まであと1歩となれば、桜井さんの組織票を回してもらえないか」とも話す。


 自公連立政権時代、自民党候補に推薦を出してきた公明党。今回の参院選では今のところ表立った動きはない。公明党支持者がどう動くか、各陣営は注目する。


 「マスコミの世論調査では7議席は難しいとされています。なんとか皆さんのお力を頂きたい」。28日に仙台市内のホテルで開かれた比例区候補の個人演説会。公明党県本部の石橋信勝代表は約千人に訴えた。連立時代は自民党候補があいさつする場面もあったが、今回は「自民党」の言及すらなかった。


 「偵察で」来た自民党県議は「最後の頼りは組織力の公明党さん」と秋波を送る。だが今回、公明党は自民党候補の推薦・支持をしない方針。石橋氏は「今回は比例区一本。他党を応援する余裕はない」という。


 公明党は今回、比例区で14万6千の県内得票が目標。石橋氏は「不可能ではない」とするが、過去最高は04年の12万9千票で、与党だった。野党だった1998年は11万票程度だ。


 それでも期待は大きい。今回は無所属の現職市川一朗氏は04年、自民党公認と公明党推薦で38万票近く獲得し、トップ当選。陣営は「後援会レベルで連携できないか調整している」と明かす。自民側も「現場レベルの協力ができないか」と期待する。


 ある県議は「公明側は誰と組めばメリットがあるか値踏みしている。ギリギリまで情勢を見て、最後は勝ち馬に乗る」とみる。石橋氏は「上積みの約束をしてくれるなら、協力を考える」という。

7000チバQ:2010/06/30(水) 22:11:18
どっちも1回生議員
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010063000893
民主、蓮舫氏フル回転=応援弁士、自民「1番人気」は小泉氏−参院選
 参院選で民主、自民両党は激戦区を中心に人気の「応援弁士」を投入し、懸命に支持を訴えている。民主党は「事業仕分け」で名をはせた蓮舫行政刷新担当相がフル回転。一方、自民党は当選1回ながら知名度の高い小泉進次郎衆院議員を前面に出して、無党派層の取り込みを狙う戦略だ。
 民主党の応援弁士では、蓮舫氏が引っ張りだことなっている。24日の公示以降、自らが出馬した東京選挙区に終日とどまった日はなく、静岡や鹿児島など10県を遊説。29日には公認候補2人を擁立した埼玉のJR大宮駅前で演説し、「税金の無駄遣いを徹底的に洗い出す」と事業仕分けの実績をアピール、約1000人の聴衆から拍手を浴びた。1日には石川、富山両県を訪れる予定だ。
 このほか枝野幸男幹事長や岡田克也外相、前原誠司国土交通相らの人気も高く、全国を東奔西走している。
 これに対し、自民党では小泉氏が応援依頼の「1番人気」(党遊説局)を誇る。
 「消費税を争点にしたい菅さんが、消費税を争点にしたくない菅さんになっちゃった」。小泉氏は29日、静岡県島田市内での街頭演説で、消費税増税問題で発言を修正した菅直人首相をこきおろし、聴衆の笑いを誘った。演説の歯切れの良さは父親の小泉純一郎元首相譲りだ。
 執行部は30日の選対会議で、重点区と位置付けた山梨や高知などに、谷垣禎一総裁のほか小泉氏らを派遣する方針を確認した。若手を積極起用するのは、党刷新のイメージを有権者に印象付ける思惑がある。石破茂政調会長、石原伸晃組織運動本部長、小池百合子広報本部長の中堅論客3氏もこれら重点区に送り込み、てこ入れを図る考えだ。(2010/06/30-18:25)

7001チバQ:2010/06/30(水) 22:14:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000065-mai-pol
<参院選>自民、16選挙区を重点区に…山梨、徳島など
6月30日19時15分配信 毎日新聞

 自民党の河村建夫選対局長、茂木敏充幹事長代理らは30日、党本部で参院選の情勢を分析し、改選数1の1人区を中心に16選挙区を重点区と位置付けることを決めた。選挙戦終盤に向け、石破茂政調会長、石原伸晃組織運動本部長、小泉進次郎衆院議員ら知名度のある議員を遊説に投入し支援する。

 出席者によると、重点区は秋田、山形、千葉、山梨、徳島、高知、長崎、熊本、鹿児島など。河村氏は記者団に「特に公募で若い候補者を決めた山梨、徳島、高知の伸びは著しい。そこに力を注ぐ必要がある」と述べた。

7002チバQ:2010/06/30(水) 22:17:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010063000974
>民主党の小沢一郎前幹事長は30日、宮城県七ヶ宿町で街頭演説し

伊藤)
>小沢一郎前幹事長グループの橋本清仁・衆院議員と、菅直人首相グループの岡崎トミ子・参院議員の秘書が主に支援する。小沢氏は間接的に「宮城はやっぱり岡崎流がいい」との指示を出したという
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001006300003
参院選 8候補かく戦う (下)
2010年06月30日

 共産新顔の加藤幹夫氏は、過去に選挙をした衆院宮城4区に重心を置きつつ、仙台市内や県南部で演説会を開き、支持拡大を狙う。「消費税増税を止める力があるのは自分たちだ」と訴える。


 自民を支えてきた農漁協や森林組合といった組織にも急接近。昨年末に公認が決まって以来、レクチャーを受けてきた。5月、志位和夫委員長らとともに開いた仙台での演説会には、県森林組合連合会や県農協中央会の会長がメッセージを寄せた。


 2月のチリ地震津波では、「どの党よりも早く」被災地の気仙沼市や石巻市などに駆けつけたという。漁船で養殖いかだを見て、漁協の組合長や地元首長から窮状を聞いた。「政権交代で自民のしばりがなくなった。昨年までは会うことすらできなかった人たちと、垣根なく付き合えるのは大きい」


 民主党新顔の伊藤弘実氏は公示前、急きょ選挙ポスターを変更した。もとはタンポポの綿毛を吹く姿。「唯一の女性候補として、アイドルっぽく」(陣営)撮影した。ところが、菅政権発足で民主党の支持率が急回復。追い風に乗ろうと、街頭で熱く訴える姿を撮り直した。


 気遣いは、民主党初の2議席独占を目指し、無党派層に浸透するため。唯一の武器は街頭演説だ。1日50カ所を目標に3月から始めた。26日も仙台市内の住宅地でミニ演説会を繰り返した。「『国民の生活が第一』は皆様との大切な約束です」


 専門は介護。ここも支持を得たい分野だ。22日、仙台市内の介護関連施設では「要介護認定の抜本見直しをする。介護の現場で働く皆さんの待遇改善を実現します」。


 陣営は、小沢一郎前幹事長グループの橋本清仁・衆院議員と、菅直人首相グループの岡崎トミ子・参院議員の秘書が主に支援する。小沢氏は間接的に「宮城はやっぱり岡崎流がいい」との指示を出したという。


 社民新顔の菅野哲雄氏は、公示日前に県内を4巡した。県連合代表として支部にハッパをかけ、立候補が決まると自治労などへあいさつ。県連女性部とのキャラバン、県議・市議の案内による支持者回りもした。元衆院議員で「地元の衆院宮城6区では知名度はあるが、全県的にはまだ」と気を引き締める。


 公示後は、地元の気仙沼市や県北部で街頭演説や個人演説会で支持を訴える。25日、気仙沼市内のショッピングセンター近くで、重野安正党幹事長と街頭演説。新聞配達の男性(73)は「集まったのは市や郵便局のOBたちで、カンテツさんの市議時代からの支持者。再び気仙沼から国会議員を2人出したい」。


 この夜、同市内での個人演説会では、集まった約200人の支持者に土下座し、「なんとしてでも国会に押し上げて」と懇願した。


 無所属で現職の市川一朗氏は週末の27日、塩釜市と多賀城市、利府、富谷、大和各町などで街頭演説した。「いの一番に必要なのは景気回復」。大型小売店の買い物客に小雨の中で傘もささずに訴え続けた。派手なパフォーマンスは一切なかった。


 自民の推薦は得たものの、演説のすべての場に同党県議や市議が応援に駆けつけたわけではない。終日、選挙カーの先導役を務めたのは、市川氏の公設秘書だった県議1人だけだった。


 自民党が政権党ではなくなり、自民公認で戦った6年前と状況が違う。それだけに「昨夏の衆議院選で失った良識ある人々の票を取り戻したい」と街頭演説を重視し、日に10カ所以上をこなす。


 旧鶯沢町(栗原市)の出身で、県北部に支持者が多い。一方、有権者の多い仙台市での集票が課題となる。地元で1票でも多く支持を得ようと公示1週間前の17日、美里町文化会館であった演歌や剣舞のショーの幕あいに、1分ほどステージに立った。「元気です。市川一朗です」

7003チバQ:2010/06/30(水) 22:22:22
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010063001000788.html
「短命首相」も応援演説フル回転 知名度優先で要請


 遊説先で、支持者の求めに応じ記念写真に納まる鳩山前首相=6月29日、福井市
 7月11日の投開票に向けて、与野党が総動員態勢でしのぎを削る参院選。安倍晋三氏(自民党)以降の4代の首相経験者も応援演説にフル回転している。いずれも内閣は短命に終わり「政治不信」の増幅につながったが、知名度は抜群とあって各陣営からの応援要請は少なくないようだ。

 「おわびを申し上げたいと思ってうかがった」。民主党の鳩山由紀夫前首相は6月29日、福井市内の会合で、前政権の「迷走」を陳謝。実母からの巨額資金提供に関し「全く知らなかったが、『国民から懸け離れた存在だ。だから宇宙人なんだ』と言われると返す言葉がなかった」と振り返りつつ、小沢一郎前幹事長とのダブル辞任に触れ「もう一度、党の政策に耳を傾けてほしい」と訴えた。

 退陣表明から1カ月弱。公示後は大阪、岡山、鳥取、福島などを回り、政治資金問題について「不徳の致すところだ」と強調してきた。ただ聴衆の反応は温かいようで、周辺に「どんどん日程を入れてくれ」と指示した。

2010/06/30 18:15 【共同通信】

7004チバQ:2010/06/30(水) 22:24:10
http://gendai.net/articles/view/syakai/124885
参院選 美女が古狸を食うあのシーンが再現か
【政治・経済】
2010年6月30日 掲載
東京選挙区で“丸川珠代現象”
「ひょっとしたら、丸川珠代の二の舞いになるんじゃないか」
 自民党の選対関係者がひそかに気をもんでいる。参院選の東京選挙区。中川雅治(63)と東海由紀子(42)の2人を立てている自民党だが、組織を挙げて応援しているのは現職の中川だ。東海は浮動票任せにして、あまり力を入れていないように見える。共倒れが一番怖いからだ。
 で、各種世論調査でも中川が先行。東京選挙区の自民党は「中川で決まり」みたいに見られている。
 ところが、ここに異変なのだ。
 東海はごらんのような美人だし、元スポーツキャスター。海外留学や外資系企業で活躍した経験もある。それだけに名前が売れ出したら強い。選挙戦終盤にかけて、ジワリと追い上げてきたのである。
「このパターンは3年前の丸川珠代と一緒です。自民党は現職の保坂三蔵の当選が最重要課題で、組織を挙げて応援。当初は世論調査でも丸川を3倍近く引き離していた。ところが、スポーツ新聞やTVが丸川をガンガン取り上げたものだから、最後は丸川が滑り込み、保坂が苦杯をなめた。保坂は茫然自失でした」(選対関係者)
 こうなったのは原因がある。保坂は高齢で東京のドン。自民党を象徴するようなタイプの政治家だ。そんなのが組織、団体、系列の都議、区議を締め付ける旧来型の選挙をエスカレートさせたものだから、反感を買ったのである。「その辺が今回もソックリ」なんて言われている。中川はドンではないが元大蔵官僚。こちらも「いかにも」という自民党候補だからだ。

●東海の追い上げに中川は真っ青
 さて、波乱があるのかどうか、カギを握るのは浮動票だ。中でも注目されているのは前回、薬害エイズ原告団で名前を売った川田龍平が取った68万票の行方だ。この時は民主党は2人当選、公明党の山口那津男、丸川、川田の5人が勝った。つまり、民主2人を当選させた票とは別に68万の無党派が川田を押し上げ、当選させたのである。
「この票の行方次第では、東海は逆転ですよ。この票は一部はたちあがれ日本の小倉麻子のところへいく。小倉は弁護士で31歳。膠原(こうげん)病で苦しみながら、『頑張る人を応援する政治』を標榜。だから川田票の受け皿になる。でも、残りは蓮舫や東海に流れる。それ次第で中川が青ざめる展開もありそうです」(選挙関係者)
 前回、丸川の選挙コンサルタントをやった選挙プランナーの三浦博史氏は「東海さんと丸川さんでは知名度が違う。だから、前回と同じではないが、組織団体の締め付けが逆効果になることはある」と言う。東海陣営には麻生元首相の元首相秘書官が入り、秋葉原に“生麻生”を呼んで人を集めたりしているのだから、中川は気が気じゃないだろう。
 東京選挙区は最後まで分からない。

7005チバQ:2010/06/30(水) 22:24:48
http://gendai.net/articles/view/syakai/124827
中畑清 きょうも汗だくで“チョーさん”選挙
【政治・経済】
2010年6月26日 掲載
政策は長嶋カントクですか
「たちあがれ日本」から比例出馬の巨人OB・中畑清候補(56)が、露骨な“チョーさん”選挙を展開中だ。
 街頭演説で口を開けば、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の話題ばかり。
「決めゼリフの絶好調は、長嶋監督に『調子はどうだ?』と聞かれ、『ボチボチです』と正直に答えたら、『バカ! いつも絶好調って言え!』と怒られたのが、きっかけ」「私は、GNO(義理・人情・思いやり、恩返し)を大切にする。当選して、長嶋さんに恩返しがしたい」といった具合で、肝心の政策はそっちのけ。長嶋氏との「絆」を猛アピールしているのだ。
「公示前に配っていたパンフレットにも、長嶋さんとのツーショット写真を掲載していました。今でも絶大な国民的人気を誇る長嶋さんの威光にあやかりたいのでしょう」(政界関係者)
 この調子だと、脳梗塞で倒れ、今も後遺症が残る長嶋氏を選挙応援に駆り出すかもしれない。24日にJR新宿駅東口での街頭演説を終え、汗だくの中畑を直撃した。
――選挙直前の長嶋さんとの会話は?
「公示の前日に電話で挨拶しました。(長嶋の独特な口調をマネしながら)『キヨシ、ここまできたな』『頑張ってくれよ〜』と、温かい励ましのメッセージをいただきました」
――長嶋氏に選挙応援を打診したことは?
「う〜ん。今の監督の体調を考えれば、表舞台に出すわけにはいかない。パンフレットに出てもらっただけでも、感謝しなくちゃね。ただ、いつも長嶋さんのパワーは感じている」
 ホントに「長嶋離れ」のできない男である。

7006チバQ:2010/06/30(水) 22:25:22
http://gendai.net/articles/view/syakai/124859
小沢怒った!生ぬるい現執行部の参院選対策にガマンならず「復活宣言」
【政治・経済】
2010年6月29日 掲載
せっかく60議席獲得のお膳立てしたのに…
●「公約は守るべきだ」
「高速道路無料化、それから子ども手当とか、そういうものを昨年の総選挙で国民の皆さんに約束して、それで多数の議席をもらった。政権を取ったらカネがないからできませんなんて、そんなバカなことあるか」
 28日に愛媛県今治市で開かれた会合で、小沢一郎前幹事長が現執行部を厳しく批判。増税論議についても苦言を呈した。
「去年の選挙で、また政権とった鳩山内閣で、4年間は上げないって言ったんですから。そして無駄をまず省くと。私個人としては、国民皆さんとした約束はどんなことがあっても守るべきだと、そう思っております」
 さらには、「必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるようにする」と語気を強めた。これは、9月の代表選を見据えた「復活宣言」とも取れる。小沢がここまで強く言うのは、現執行部の稚拙なやり方が目立つからだ。マニフェスト実現のためには、まず政権を盤石なものにする必要がある。先の衆院選では308議席を得た。今度の参院選で過半数を取って、初めて政権交代の成果を発揮できるようになる。そのために小沢が着手したのが、2人区に候補者2人を擁立することだった。複数区で2人当選しなければ、過半数の60議席には届かないからだ。実際、自民党は結党以来、参院で単独過半数を維持していた86年まで毎回、2人区に2人の候補を擁立。いくつもの選挙区で議席を独占していた。
「共倒れのケースなんてめったになかったね。身内同士の戦いはシコリを残すケースもあるけれど、結果的には票の掘り起こしにつながり、複数擁立は党勢拡大に大いに貢献した」(自民党ベテラン議員)
 ところが、社会党が躍進した89年の参院選で自民党の2人区独占はゼロに。それ以降、単独過半数を回復できなかった。小沢の頭には、こうしたデータがすべて叩き込まれている。それに基づいて各選挙区に候補を擁立したのに、せっかくの戦術が台無しになりそうなのだから、黙っていられないのも当然である。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「小沢氏が幹事長だった頃は、組織も知名度もない新人に厚く選挙資金を流していました。ところが新体制になって、現執行部はすべての候補者に平等に資金を落とす方針に変えた。これほど下手な選挙戦略はありません。もともと組織も資金もある現職は放っておいても勝てる。例えば2人区で2人の候補に3000万円ずつ渡すより、劣勢の候補に6000万円を投入した方が2人当選の可能性は高まるというものです」

●代表選に持ち込む構えも
 選挙を仕切ったことがない枝野幹事長ら現執行部には、これが分からない。支持率のV字回復で、単独過半数の60議席を取れる可能性もあったのに、みすみす潰してしまった。各種世論調査を見ると、菅首相が選挙前に増税に言及したり、マニフェストを見直したことも、マイナスに働き始めている。
「首相は参院選の勝敗ラインについて『6年前にいただいた50議席』とハードルを下げましたが、3年前の参院選では60議席を獲得したのだから、60議席か、少なくとも改選54議席が勝敗ラインだという意見は党内に根強くあります。本来なら60議席取れたのに、首相の消費税発言と公約縮小のせいで議席を減らしたとなれば、小沢グループを中心として、代表選に持ち込む流れが出てくる。小沢氏の執行部批判は、『責任を取らせるぞ』というメッセージだと受け止めている議員も少なくありません」(有馬晴海氏=前出)
 小沢が9月の代表選に打って出る下地は整いつつある。

7007チバQ:2010/06/30(水) 22:28:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/181500
【攻防―2010参院選】舛添氏 鳩山邦氏 園田氏 脱自民トリオ 暗中模索 新党埋没に焦り 立ち位置も微妙
2010年6月30日 11:33 カテゴリー:政治
 新党改革の舛添要一代表は29日、福岡市を訪れ、無所属の鳩山邦夫元総務相とともに参院選での支持を訴えた。政界再編の起爆剤になろうと自民党を飛び出した両氏だが、民主党支持率のV字回復もあって埋没感を深める。同じく自民党離党組、たちあがれ日本の園田博之幹事長も地元熊本で新党をアピールしきれず、展望が見えない状況だ。

 「民主党に政権を任せればこの国はだめになる。自民党には政権を撃墜する能力がない。新党改革の出番だ」。激しく雨が降るJR博多駅前。足早に行き交う通行人に向かって、舛添氏は二大政党批判をぶった。

 舛添氏は「次の首相にふさわしい政治家」を問う世論調査で常に上位に顔を出すが、報道各社の選挙情勢調査では新党改革の予測獲得議席数は1にとどまる。改選5議席を大きく割り込めば政治力低下は不可避。訴えには焦燥感がにじむ。

 選挙カーで隣に立った邦夫氏は舛添氏と東京大の同期生。今年3月の離党時に掲げた舛添氏との新党構想は頓挫したが、参院選比例代表には長男を新党改革から立てた。ただ、邦夫氏は福岡選挙区で自民新人を支援する。自らの地盤、衆院福岡6区は自民支持層が厚い。「将来、次男に跡を継がせるうわさもある。われわれと縁は切れないはず」と自民県議は言う。

 たちあがれ日本の園田氏も立ち位置は微妙。4月に自民党執行部を批判して離党しながら、参院選熊本選挙区では自民現職を支援する。

 昨夏の衆院選で12万票を集めた園田氏の後援会は自民支持層が大半。新党支持を強制すれば組織に亀裂が入りかねない。

 後援会は「選挙区は自民、比例は原則、新党」と対応を決め、園田氏自身も自民熊本県連選対の相談役に就いた。熊本選挙区に入るのは当面、30日から3日間だけ。新党の比例代表新人の元プロ野球選手と県内を回る程度だ。後援会関係者は言う。「新党なのか、自民なのかさっぱり分からない。はっきりしない態度では支持者の結束も緩みかねない」


=2010/06/30付 西日本新聞朝刊=

7008チバQ:2010/06/30(水) 22:40:19
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/san_election/san_election100626_1.htm
愛知選挙区(上) 民主「共食い」懸念 ――追う 参院選2010
社民、野党色を前面に

 「今後はハコの中で支持を集めることはしない。どんどん街へ出る」

 24日朝の出陣式。民主党新人で元愛知県教員組合委員長・斎藤嘉隆があいさつに一段と力を込めた。斎藤は、個人演説会を開く公民館などの会場を「ハコ」と表現。労組など支持団体へのアピールを一通り終え、今後は、街頭で訴え、貪欲(どんよく)に浮動票の上積みを狙うという決意だった。

 同党は、愛知選挙区に斎藤と党県連副代表・安井美沙子の2人を擁立。最大の支持団体・連合愛知が傘下組織を斎藤に7割、安井に3割を振り分けて支援に当たるが、安井陣営の幹部は、斎藤のあいさつに青ざめた。「組織の支援が薄いウチこそ、浮動票頼みなのに……」。なりふり構わぬ“宣戦布告”に聞こえたからだ。

 支持率がV字回復した同党だが、斎藤陣営の幹部は「追い風が吹いている訳じゃない。消費税を巡り、有権者の反応もつかみきれない。2人とも楽に勝てる選挙じゃないんだ」と険しい表情で語った。

▽  ▽



個人演説会を終え、握手で参加者を見送る候補者(25日午後7時49分、愛知県あま市で)=加藤学撮影 公示から一夜明けた25日朝。JR尾張一宮駅前に立った安井は、足早に通り過ぎるサラリーマンらに「知名度は今ひとつの私ですが、応援して下さい」と何度も頭を下げた。

 党の公募に応じた安井は東京都出身で、地元とは縁の薄い、いわゆる〈落下傘候補〉。約1年前から活動する斎藤に対し、本格的に活動を始めたのも約2か月前で、陣営内には準備不足の危機感が強い。

 それだけに、公示前には国会議員や県議の後援会を集めた大規模な集会を増やし、支持者固めのため、選挙中は毎晩2、3か所の個人演説会を精力的にこなす戦略を立てた。ただ、陣頭指揮にあたる県議の富田昭雄(51)は「議員たちがいくらお願いしても、支持者にすら『顔も知らない人には(票を)入れられない』と言われる。まだ浸透してない」とこぼす。

 2007年の前回選挙で、自民・公明両党との激戦の末、民主党の大塚耕平(50)、谷岡郁子(56)の2人が当選。同党県連の幹部は、両陣営が連携した前回を引き合いに、「今回は、両陣営の戦略がバラバラ。2人セットで売り込めば他党を圧倒できるのに」と話すが、斎藤、安井がそろって支持を訴える予定は、今のところない。

▽  ▽

 この日朝、安井と入れ替わるように駅の反対側に立った社民党新人で党県副代表・青山光子は、「社民党が連立政権にいた時、4年間は消費税を上げない約束だった。生活必需品に税金を課すべきでない」と声を張り上げた。

 青山は、党が連立を離脱した後、米軍普天間飛行場移設問題や「政治とカネ」などを巡り、かつてのパートナーである民主党を激しく批判してきた。同時に「筋を通した社民党」と強調し、新党が相次いで発足する中で存在感をアピール。選挙直前、菅首相が消費税率の引き上げに言及したのを機に、「消費税増税反対」を前面に批判のトーンをさらに上げている。

 ともに現有議席の死守を図る民主、自民に、党の浮沈をかける共産、社民、みんなの党が絡み、混戦が続く。

(敬称略)



(2010年6月26日 読売新聞)

7009チバQ:2010/06/30(水) 22:41:21
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/san_election/san_election100627_1.htm
愛知選挙区(下) 「新生自民の顔」 谷垣総裁 雨構わず ――追う 参院選2010
みんな「重点区」 渡辺代表 テコ入れ

 自民党総裁の谷垣禎一(65)が26日夕、同党新人で元愛知県議・藤川政人の応援に駆けつけ、名古屋駅前で必死に支持を呼びかけた。

 「地方の声を聞く新生・自民党にふさわしい候補」と持ち上げ、雨にぬれるのも構わず、宣伝カーの上から有権者に手を振った。

 2007年の前回参院選でも、首相の安倍晋三(55)が同じ選挙戦3日目に名古屋入り。連立を組む公明党の候補らと並んで街頭に立ったが、この日、同党関係者の姿はなかった。

▽  ▽



雨の中、名古屋駅前で応援演説する自民党の谷垣総裁(26日午後)=稲垣政則撮影 前回選挙で、自民は鈴木政二(62)、公明は山本保(61)を擁立し、与党で2議席維持を目指したが、山本が落選し、民主に2議席目を許した。

 今回、選挙区での候補擁立を見送った公明は、「連立野党はない」と自民党支援に慎重な姿勢を見せるが、前日の25日夕、愛知県みよし市で開かれた個人演説会では、事情が違った。

 応援に駆けつけた公明党県議の小島丈幸(56)が、最後にワイシャツ姿になって藤川と一緒に「頑張ろう」と拳を突き上げ、連立時代そのままの光景を見せた。

 小島は演説会後、「親しい自民党県議に頼まれた。比例候補のお願いをさせてくれるというので来ただけ」と素っ気なく話したが、当の自民党県議は「個人的な話じゃない」と、地域によっては“選挙協力”が継続していることを明かした。

 来年には知事選、統一地方選がある。別の公明党県議は「自民党さんには何度も裏切られてきた。知事選や統一選でも協力が欲しいなら、今回こそ誠意を見せて」と、見返りとして比例票の上積みを期待する。

▽  ▽

 「厳しい戦いが続いている。皆さんの口コミが頼りだ」。みんなの党幹事長・江田憲司(54)は26日午前、同党新人で緩和医療医師・薬師寺道代と名古屋駅前で演説し、声を張り上げた。

 党代表の渡辺喜美(58)は愛知選挙区を「重点区」に位置付けて何度も足を運び、公示日にも薬師寺の第一声に合わせて名古屋入りするなど、テコ入れしてきた。

 特定の支持団体を持たない同党にとっては、「口コミ」や「井戸端会議」が頼りで、無党派層を中心に、反民主・非自民の受け皿として支持を広げたい考えだ。しかし、菅政権誕生で民主党の支持率がV字回復し、“風向き”は読みにくくなっており、陣営幹部は「もともと目に見えない層がターゲットだけに、街へ出てひたすら訴えるしかない」と気合を入れ直す。

 一方、共産党は6年ぶりの議席回復に意欲を燃やす。同党新人の党県常任委員・本村伸子は26日、名古屋・栄の繁華街で演説し、米軍普天間飛行場の移設問題を引き合いに他党との違いを強調。「無条件撤去が筋なのに、民主も自民もみんなの党も、辺野古がいいと言う。この3党に、愛知の議席を独占させるわけにはいかない」と力を込めた。27日には共産党委員長・志位和夫(55)と一緒に街頭に立つ予定だ。

 民主、自民の「指定席」に割って入ろうとするほかの野党陣営の戦いも、ますます熱を帯びてきた。

(敬称略)



(2010年6月27日 読売新聞)

7010チバQ:2010/06/30(水) 22:42:46
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/san_election/san_election100628_1.htm
岐阜選挙区 民主2候補が反目 ――追う 参院選2010
自民新人、無党派層狙う

 民主党前幹事長の指示で初めて2人を擁立し、組織を二分して臨む戦いに、県連内の不協和音が鳴りやまない。

 「足の引っ張り合いをしてる場合じゃない」。岐阜市内で20日に開かれた総合選対会議で、県連幹事長の伊藤正博(59)は、現職・山下八洲夫と、新人で元国会議員秘書・小見山幸治の両陣営幹部らに苦言を呈した。

 候補の1人が、人気のある党幹部を応援弁士で呼んだことに、もう一方の陣営が「浮動票を奪われる」と不安を募らせ、この党幹部側に「応援を控えて」と頼んでいたことなどが発覚。連携するどころか、事あるごとに反目した状態が続く。背景にあるのは、「国会のため、直前まで地元入りできなかった現職と、知名度不足の新人の焦りだ」(県連幹部)。

 山下は現職の強みで、数百の団体から推薦状をもらったが、陣営は「推薦の大半は民主・自民の双方に出ており、実効性は未知数。きっちりと票固めをしなければ、推薦状もただの紙切れ」と危機感。山下は27日も街頭には立たず、団体のあいさつ回りに駆け回った。

▽  ▽



街頭演説先で有権者に支持を求める参院選岐阜選挙区の候補者(27日午後、岐阜市で)=金成真也撮影 過去3回の参院選で、民主、自民両党が議席を分け合ってきた岐阜選挙区。両陣営はともに33万票の得票を目標にするが、追い風に乗った昨夏の衆院選で、民主が県内小選挙区で獲得したのは約60万票。2人を当選させるには、新たな票の掘り起こしは不可欠で、そのターゲットの一つが自民支持層だった。

 「新しい力、新しい民主党が、新しい日本をつくる」。小見山は27日昼過ぎ、岐阜市内のスーパー前で、演説では必ず口にするこのフレーズを繰り返し、声を張り上げていた。

 自民党を離党し、引退表明した参院議員・松田岩夫(73)の元政策秘書。松田の後援会を足がかりに自民票の切り崩しを狙うが、陣営幹部は「本当に票につながっているのか、確信がない」と不安げだ。

▽  ▽

 「自民党を内側から変え、新しい風を巻き起こす」。同党新人で元県議・渡辺猛之は27日午後、可児市内の個人演説会で、集まった歯科医師会の会員らに力強く支援を呼びかけた。

 同党は昨夏の衆院選で、5選挙区のうち3選挙区を民主に奪われ、支持団体離れも進んで、陣営は選挙戦への影響を危惧(きぐ)する。

 さらに、県連初の公募で選ばれた渡辺自身も知名度不足が課題だが、県連幹事長・猫田孝(70)は「これまでのような団体に頼った戦略では勝てない。街頭演説を中心に訴え、無党派層を少しでも取り込みたい」と躍起になっている。

 同じ頃。笠松町のスーパー前では、民主、自民両党の批判票の受け皿として、虎視たんたんと票の積み上げを狙う、共産党新人で党県常任委員・鈴木正典が「米軍普天間飛行場の移設問題や消費税への対応などを見ると、民主も自民も変わらない」と訴え、声をからした。争点に急浮上した消費税問題もあり、どの陣営も「風向き」が読めないまま、手探りの状態が続く。

(敬称略)



(2010年6月28日 読売新聞)

7011チバQ:2010/06/30(水) 22:43:25
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/san_election/san_election100629_1.htm
三重選挙区 自民、団体離れ逆手に ――追う 参院選2010
民主、徹底した組織戦

 公示後初めての週末となった27日朝。自民党新人で元医療政策調査機関職員・小野崎耕平は、紀宝町の紀南漁協で漁協関係者らを前にあいさつし、消費税率の引き上げに理解を求めた。

 「何かを選ぶためには、何かをあきらめなければならない。自民党は国民の努力と負担を求めます」

 小野崎は業界団体からの推薦や献金を受けない、党内でも異色の候補。政権から転落し、支持団体離れに歯止めがかからない状況を逆手に取った形で、しがらみのないクリーンさを強調する。また、生活必需品を除き、税率を15%にする必要があると公言し、「言いにくい政策も真正面から訴えている」(陣営幹部)。

 しかし、別の幹部は「無党派層の反応も悪くはないとはいえ、この手法がどこまで通用するのか、まだ見えない」と気をもむ。

 三重選挙区では過去、自民党が参院選の補選を含めて4連敗。陣営は劣勢をはね返すため、唯一、小選挙区に衆院議員(三重5区)がいる県南部で勢いをつけ、選挙中盤は大票田・四日市市などがある県北部に攻め上がる戦略だ。

▽  ▽

 民主党現職・芝博一は26日、小野崎よりひと足早く県南部入り。尾鷲市民文化会館での個人演説会で、「官僚主導から国民の声を聞く政治主導の新しい流れに変わった。28日には高速道路無料化の社会実験も始まる」と、政権与党の実績を強調し、早くもしゃがれた声を振り絞った。

 陣営幹部は県南部入りの理由を、「昨夏の衆院選で自民に敗れた三重5区で支持者を掘り起こせば、波及効果が大きい」と明かす。

 芝は、県連と連合三重、県議会最大会派・新政みえが合同で選対本部をつくる「三重県方式」で、徹底した組織選挙を進めているが、米軍普天間飛行場の移設問題や、政治とカネを巡る対応では逆境に立たされ、「風」の怖さを身をもって経験した。選対本部長の高橋千秋(53)も「選挙戦はまだ始まったばかりで、何が起こるかわからない」と気を引き締めている。

▽  ▽

 「消費税を上げる前にやるべきことがあるはずだ」。みんなの党新人で放射線科医師・矢原由佳子は26日、党代表の渡辺喜美(58)と一緒に四日市市の公園前で、税率10%への引き上げに言及した菅首相を批判した。

 同党は、反民主・非自民の批判票の受け皿として注目されるが、民主政権の支持率が持ち直したことで、有権者の動向は読めなくなった。さらに、出馬表明が4候補の中で最も遅くなった影響もあって知名度不足が課題。矢原は公示後、街頭演説をそれまでの2倍にし、「組織がない分、県北部を中心に訴えて巻き返しを図りたい」と力を込める。

 共産党新人で党准中央委員・中野武史は「民主も自民も消費税引き上げの大連合。共産党は反対を貫く」とアピールする。

 各陣営は、細長い選挙区を東奔西走ならぬ“南奔北走”し、選挙戦中盤に向けて弾みを付けようと必死だ。

(敬称略)



(2010年6月29日 読売新聞)

7012山口新聞男:2010/06/30(水) 22:54:17
>>7002
岡崎流とはなんじゃらほい

7013チバQ:2010/06/30(水) 23:34:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100630-OYT1T00871.htm
民主新CM、菅さんが洗濯…自民は進次郎氏起用
 民主、自民両党は30日、それぞれ参院選向けのテレビCM第2弾を発表した。

 1日から全国で放映する。

 民主党の「元気な日本」編は、菅首相(党代表)が汗だくで布をたらいで真っ白に洗い上げ、夏空に布を広げると、「元気な日本を復活させる」とのメッセージが浮かび上がる――という構成。「既得権を含むすべての古いアカを洗い流す」(安住選挙対策委員長)との狙いを込めたという。

 一方、自民党は、小泉進次郎衆院議員を起用した。党のホームページで流したところ、小泉氏の人気の高さもあって好評だったため、テレビでも放映することにした。

 日本民間放送連盟の放送基準には、政党CMの出演者について「党首または副党首に限る」との規定がある。自民党では「総務省からは党首以外の出演に法的に問題はないと回答をもらっている。あとはテレビ各社の判断だ」としている。

(2010年6月30日19時16分 読売新聞)

7014チバQ:2010/06/30(水) 23:37:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20100630/CK2010063002000077.html
参院選 ポスターでアピール シールで『消費増税反対』 党首と写り知名度アップ
2010年6月30日

それぞれ工夫を凝らした候補者のポスター=熊谷市で


 改選数三に十人が立候補した参院選埼玉選挙区。各陣営は乱戦を勝ち抜くため、選挙ポスターに工夫を凝らしている。消費税率アップ反対を目立たせる特注シール、著名な党首とのツーショット…。七月十一日の投開票日までに、新たなポスターへの張り替えを計画する陣営も。有権者の心をどうつかむか、知恵比べが続く。 (参院選取材班)

 菅直人首相が税率10%に言及したことで争点に急浮上した、消費税アップ。共産党新人の伊藤岳氏は、首相発言を受けて急きょ「消費税10%絶対反対」のシールを作り、ポスターの右上に張った。公明党現職の西田実仁氏陣営も、「景気回復なき消費税増税に反対です!」とのシールを追加発注。週内にも、ポスター中央下の目立つ位置に張る。

 新党改革の新人中川幸司氏は党名の売り込みを重視するため、四日かけて党の看板である舛添要一代表の写真をあしらうデザインを手掛けた。「ポスターは一番の集票手段」。舛添代表の応援の声も入れた。

 みんなの党の小林司氏は、知名度不足をテレビなどでおなじみの渡辺喜美代表の人気でカバーする作戦。二人が一緒に拳を突き出すポーズを、多忙な渡辺代表と日程を調整して、五月中旬に国会で撮影した。

 社民党新人の日森文尋氏は、ポスター下段に福島瑞穂党首の写真と「参議院比例代表は福島みずほ」の文字。普天間飛行場移設問題で知名度を上げた党首を出すことで、選挙区への波及効果を期待する。

 民主党新人の大野元裕氏はポスターに「テレビ・ラジオでおなじみの外交・中東の専門家」と書いた。イラク問題でテレビ解説者を務めていたが、陣営幹部は「その時の印象をすんなり思い出す人は少ない」。ポスターでの知名度アップに懸命だ。

 逆に「定着しているイメージを有権者に浸透させたい」とするのは、民主現職の島田智哉子氏。「元気な感じが本人に合う」と、最初の選挙からイメージカラーとするオレンジを、今回のポスターでも前面に出した。

 自民党現職の関口昌一氏は背景にイメージカラーの青を使った。陣営幹部は「誠実で落ち着いた候補の人柄を出したかった」とする一方、「暑いので涼しさも伝えたかった」と有権者の“体感温度”にも気を配っている。

7015チバQ:2010/06/30(水) 23:38:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20100628-OYT8T01238.htm
ポスター随所にこだわり
色やデザイン、表情4陣営工夫様々

 24日の公示と同時に、各地の掲示板に一斉に張り出された選挙ポスターは、有権者へのPRに大きな役割を担う。三重選挙区(改選数1)の4候補の陣営は、名前の目立ち具合、表情や配色などに様々な思い、こだわりを詰めている。(八木さゆり)

 名前と服をピンクに ◆矢原陣営

 「美女と野獣のイメージを狙いました」。4候補者で唯一の女性、みんなの党新人の矢原由佳子候補(35)の陣営は、女性らしさをアピールしようと、名前の文字とシャツを同じ濃いピンク色で統一した。矢原候補の「好きな色」を重視し、選挙期間中はスタッフもピンク色に染まる。

 ポスターに政策などは載せず、「34歳・医師」だけ。背景の白色も「白抜きだと夜も映える。弱視の方でも見やすいように」と、医師らしい配慮。陣営は、「知名度もなく、地盤などもない。まずは名前を知ってもらうこと」と話す。

 若者向けQRコード ◆中野陣営

 スローガンの文字数が最も多いのは、共産党新人の中野武史候補(36)のポスター。「アメリカと財界・大企業にものが言える政治を」と青で、党名の縁取りの赤と対称させて強調する。

 今回初めて、携帯電話で読み取れるQRコードを印刷、党のホームページに接続できるようにした。若い有権者を意識した工夫で、「日本の将来を担うのは若者たち。少しでも党の政策を知ってもらいたい」と意気込む。印刷時に間に合わなかった消費税引き上げ問題には、「消費税増税反対」のシールを張ることで、抜かりなくアピールする。

 名字を顔より大きく ◆芝陣営

 民主党現職の芝博一候補(60)の陣営は、白いシャツ姿で、初夏らしいクールビズスタイル。背景も水色にして涼しげさを演出した。

 顔写真よりも、名字の「芝」を赤い文字で大きく打ち出した。陣営は「現職なので、顔を目立たせないように。投票用紙に書いてもらうのは名前だから」と説明する。

 キャッチフレーズは「“実行”にこだわります」とし、「実行」だけを赤字に。陣営は「有言実行を強調し、情熱の赤、実行にこだわる赤です」と強くアピールする。

 赤色を一切使わずに ◆小野崎陣営

 自民党新人の小野崎耕平候補(40)の陣営は、他の3候補と違ってクールな印象に仕上げた。「事前ポスターよりも顔が明るくなるよう照明に気を配った」と話す。選挙で多様される「赤」を一切使わず、青、グレー、白色が目立ち、はにかむような笑顔が引き立つ作り。

 「日本の将来のため、信念を貫く」というキャッチフレーズには、「このままでは日本が危ない」というキーワードを意識。グレー色のスーツ姿で、陣営は「清新さをイメージ。まじめな人柄と、額に汗して働こうという意欲を引き出したかった」と話している。

(2010年6月29日 読売新聞)

7016チバQ:2010/06/30(水) 23:39:57
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001006300002
イメージ戦略 知恵絞る
2010年06月30日


ネービーブルーのポロシャツを着る福岡資麿氏=佐賀市


旧北波多村議時代からのタスキを着けて街頭演説する山口勝弘氏=唐津市


ピンクのたすきを着けて街頭演説する甲木美知子氏=小城市

 7月11日投開票の参院選で、各陣営はポスターや候補者が着る服の色などのイメージ戦略に知恵を絞っている。政策だけではなく、「見た目」の印象も有権者の投票行動を大きく左右する。各陣営はそれぞれ、「情熱」「真剣さ」「さわやかさ」などの思いを込めて有権者にアピールし、票の上積みを狙っている。(吉村治彦、小川直樹)
 自民新顔の福岡資麿氏のイメージカラーは、ネービーブルーだ。冷静に先を見通す思いを込めているという。看板やスタッフのポロシャツ、チラシ、たすきに至るまで色をそろえた。ポロシャツの襟や袖に赤色のラインを入れたのは、情熱を表すためという。
 今回の選挙戦から大きな変化があった。妻洋子さんが同じ色のポロシャツを着て、街頭演説などで一緒に付き添う「夫婦二人三脚」の姿を見せている。陣営は「家族を持って、大人としても一人の男としても成長したことを見てもらえる」と狙いを話す。
 ポスターは剣道着を着て前を見据えている。「民主政権によって政治が信頼されていない今、笑っている場合ではなく、真剣さを出したかった」と福岡氏。
 共産新顔の山口勝弘氏のカラーは青で、さわやかさをイメージ。スタッフらが青のジャンパーを着て統一感を出した。山口氏は白のワイシャツ姿で通しており、旧北波多村の村議時代から使っている白に黒字のシンプルなたすきを着けている。
 選挙ポスターには「くらしの安心・安全、雇用・経済再建を」との主張を記した。菅首相が消費税10%に容認姿勢を示して一転、消費税が争点となったため、「消費増税反対」の文字を入れたかったが、すでに印刷を発注していて間に合わなかったという。
 写真はネクタイを締めたスーツ姿で引き締まった表情。陣営は「真剣に様々な課題に取り組む姿勢と清潔感を出したかった」と話す。
 民主新顔の甲木美知子氏のカラーはピンク。たすきや、スタッフのTシャツ、選挙カーの看板もピンクにした。今年春の流行色だったことなどからピンクに決めたといい、陣営は「優しさや女性らしさを表現したい」。
 また、スタッフのTシャツにはハートマークのロゴがあり、選挙カーにもハートのシールが張ってある。キャッチフレーズが「あったかハートで暮らしを守る!」で、思いやりの心をアピールする。
 ポスターはにっこりとした笑顔の写真。背景は赤色で、昨年の総選挙の原口一博総務相のポスターと同じ色だ。白のワイシャツにグレーのスーツを着込み、弁護士として法廷に立つファッションでさわやかさを強調したという。

7017チバQ:2010/06/30(水) 23:44:41
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100621ddlk06010005000c.html
夏の陣・決戦前夜:参院選’10山形/上 民主・梅津陣営 /山形
 ◇風感じつつ気引き締め
 24日の参院選の公示まで、あと3日。山形選挙区(改選数1)には、民主党新人の梅津庸成氏(43)▽自民党現職の岸宏一氏(70)▽共産党新人の太田俊男氏(56)▽みんなの党新人の川野裕章氏(50)−−の4人が立候補の動きを見せている。決戦前夜の各陣営の動きを追った。

 ◇「1日50回」街頭演説で知名度アップ
 「今日おこしいただいたのは鹿野道彦先生と、参院選で民主党から立候補する……誰だっけ?」「梅津です!」。19日に山形市であったミニ集会。苦笑する梅津氏の姿に集まった約40人は沸いた。同市山家町1、無職、五十嵐テル子さん(71)は「写真より実物の方がいい。若いし一生懸命な感じがいいわ」と拍手を送った。

 3月8日に立候補を表明した梅津氏の最大の課題は知名度不足の克服。「1日50回」の街頭演説を目標に県内各地を回る。今月からは30〜50人のミニ集会を各地で開く。民主党県連の武田聡幹事長は「防衛官僚のイメージが独り歩きしているが、会えば官僚臭くないどこか憎めない人柄。時間が無い中、どれだけ多くの人に会えるかが勝負だ」という。

 民主党にとり、今回の参院選は政権与党になり初の本格的な国政選挙だ。与党効果は大きい。

 元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長は、後援者約600人を集めた19日の会合で「頭のてっぺんからつま先まで自民党だったが、市長の責任は重い。参院選では割り切って民主党政権を応援しようと思う」と宣言。梅津氏支援を鮮明にした。土田市長は「政権与党というのは大きい。古巣の自民党にお願いしても(予算は)何にも出ない」と説明する。県トラック協会や県歯科医師連盟など推薦を受けた団体も50を超えた。「これまで見向きもされなかった」(武田幹事長)団体も多いという。

 また、社民党は政権を離脱したが、県連は、民主党県連との良好な関係を維持するために、12日に梅津氏への「選挙協力」を決めた。選対には入らないが、はがきなどで「比例は社民、選挙区は梅津」と呼びかける。両党とともに、07年の前回参院選から選挙協力を重ねてきた連合山形の大泉敏男会長は「選挙で勝利を重ねてきたメンバー。労組が足並みをそろえる意味でも社民の選挙協力は大きい」とみる。

 追い風も吹いてきた。菅直人新内閣の誕生で内閣支持率はV字回復。近藤洋介衆院議員は「上げ潮だ。支持は確実に広がってきた。世論は味方している」と手応えを感じている。梅津氏の後援組織への入会申し込みも6月に入り激増したという。

 梅津氏自身も街頭で風を実感する。「5月には鶴岡では『顔を洗って出直してこい』とののしられ、山形や米沢では『うそつき』と言われた。今は手を振って頑張れと応援してくれるようになった」と話す。その一方「内閣が新しくなっても私自身がやるべきことは変わらない。支持率に左右されるのはどうだろうか」とする。実感はしても風に浮かれてはいられない。

 19日のミニ集会。鹿野衆院議員は「まだまだだが、成長してきている部分もある。43歳の若い候補者なのでよろしく頼む」と頭を下げ、梅津氏は40人の一人一人に握手をして回った。【林奈緒美】

毎日新聞 2010年6月21日 地方版

7018チバQ:2010/06/30(水) 23:45:21
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100622ddlk06010006000c.html
夏の陣・決戦前夜:参院選’10山形/中 自民・岸陣営 /山形
 ◇知事選のしこり今も 公明との協力にも影
 12日の自民現職、岸宏一氏(70)の選対会議。岸陣営を訪れた米沢市選出の自民党の後藤源県議は、入り口に立つ岸氏と目を合わせなかった。90人の左隅に座り、岸氏と距離を取った。選対の2区本部長代行に指名されたが、岸氏と言葉を交わさなかった。

 昨年の知事選で、自民党議員の大半が当時の斎藤弘知事を支援する中、岸氏は現在の吉村美栄子知事を支援した。しこりは残り、参院選の自民公認候補を選ぶ県連の党員投票では、シンクタンク研究員の大沼瑞穂氏を応援する議員も多かった。しこりを多く残していたのが後藤県議だった。斎藤前知事が新人だった05年知事選で、支援の会会長となり、当選の立役者「七奉行」の一人だった。党員投票では「私は大沼氏を応援する」という手紙を地元党員に配った。

 後藤県議は5月8日の岸氏と県議との顔合わせに欠席した。岸氏は県議全員の自宅を訪問し、後藤県議宅の玄関にも名刺を置いた。

 しこりは公明との協力関係にも影を落とす。5月19日、岸氏の選対本部長を務める加藤紘一県連会長が公明党県本部を訪れ、幹部らに「自民党の比例代表と同じか、それ以上の気持ちで公明党を応援する」と頭を下げた。寒河江政好公明党県代表は「岸さんは自公連立政権の発足後、公明票を欲しがらなかった加藤さんと我々を近づけてくれた恩人。勝ってほしい」と強調する。

 しかし、県内の公明党の5総支部と自民党の8ブロック選対の協力は地域差が大きい。寒河江代表は「しこりで、自民党さんが一枚岩になっていないのだから、ほかの党を応援する余裕もないだろう」と嘆く。

 一方、支部の議員全員が昨年の知事選で斎藤前知事を支援し、党員投票では大沼氏を支援した自民党山形市支部では、しこりは解消されつつある。13日の支部総会では、活動方針に「岸宏一氏で参院選必勝に向けて鋭意取り組む」と印刷したパンフレットが配られた。山形市議の峯田豊太郎支部長は「しこり解消で、みんなでやりましょうという気持ちを表すため、わざわざ入れた」という。

 岸氏は18日、県議会自民党控室で開かれた自民の議員総会に立ち寄った。「東北の1人区で自民党議員は現在私1人だけ。民主党に過半数を許せば、約束を変える民主党の意のままにならねばならない」と述べ、県議全員と握手。後藤議員とも目を合わせ、固く手を握り合った。「民主に負けるわけにはいかない。頑張ってもらいたい」。険しかった後藤議員の目は柔らかくなっていた。

 民主新人の梅津庸成氏(43)陣営にも影響はある。支援者のほとんどが昨年知事選で吉村現知事を支え、岸氏とは同志だった。民主党系県議は「岸さんに当選してもらっていいという人がいる。自治労、連合、教職員組合から岸さんに流れる票がある」と言う。そして、ため息をついた。「無所属で出ていたら岸さんに投票するよ」

 知事選でのねじれとしこりが参院選での票の動きを複雑にしている。【和田明美】

7019チバQ:2010/06/30(水) 23:46:02
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100623ddlk06010071000c.html
夏の陣・決戦前夜:参院選’10山形/下 共産・太田陣営とみんな・川野陣営 /山形
 ◇盛り返しに手応え 政権交代に失望感
 「医師不足や勤務医の長時間労働、開業医や看護師の多忙など医療現場は大変な状況。診療報酬削減はおかしいと思う」。共産新人の太田俊男氏(56)と3月に懇談した米沢市医師会の高橋秀昭会長は地域医療の窮状を訴えた。太田氏は「一緒にやれることはやりましょう」と答えた。互いの思いは一致した。

 太田氏はこれまで自民党を支持してきた医師会や農協とも精力的に意見交換を重ねている。選対本部長を務める本間和也党県委員長は「以前は懇談を申し込んでもなかなか話し合いが持てなかった。今回は変わってきている」と変化を感じる。太田氏も「共産党が選択肢に入ってきた」と手応えを感じる。

 太田氏は最初に出馬した86年参院選で6万9505票と選挙区で過去最高の票を獲得した。96年衆院選、98年参院選の比例でも共産党は5万票台を維持した。だが、政権交代への期待が民主に集中し、01年以降の国政選挙は比例で3万票台と低迷した。

 しかし民主党による政権交代に失望を感じ「今度は絶対いれるから」と話してくれる有権者も今はいるという。太田氏は「有権者にいかに党の政策を聞いてもらえるかが鍵。相手から党への疑問や要望を話してもらい、党を理解してもらう」と説明する。本間委員長も「いろんな経験を経て最終的に共産党に来てくれる有権者もいる。一生懸命働きかければ変化は起こる」と意気込む。選挙区で5万票以上、比例で7万票以上が目標だ。

  ◇   ◇

 「日本の将来を見つめ、勇気を出して名乗りを上げた川野先生の力になりたい。みんなで支えれば勝てない選挙ではない」。5日のみんなの党新人の川野裕章氏(50)の事務所開きに駆け付けた元自民党員の新宮征一寒河江市議は、集まった約50人にそう訴えた。「自民は離党者続出でバラバラ。民主の政策は財源が見えない」と第三極を支持するに至った理由を語る。

 事務所開きには新宮市議の他、自民党の山村明米沢市議も応援に駆け付けた。他にも自民党籍の市町村議数人がひそかに支援しているという。党酒田市第1支部長の佐藤丈晴酒田市議は「表に出てこない沸々としたマグマのような熱気を感じる」と話す。

 みんなの党は県内に支部がなかったにもかかわらず昨年の衆院選の県内の比例で3万2102票を獲得した。民主や共産は「注意しなければならない」とし、自民は「流れが読めない」と分析する。

 菅直人首相の誕生で民主の支持率が「V字回復」したあおりで、支持率は6月上旬に急落した。しかし「菅首相が消費税増税を打ち出したことでまた盛り返した感触がある」(佐藤支部長)という。

 党は4月に酒田と米沢に支部を作ったばかり。組織に欠ける中、川野氏は「県縦断自転車対話遊説300キロ」と銘打ち、7日に遊佐町から自転車遊説をスタートさせた。「県内を縦横無尽に走り一人でも多くの人と対話しながら党の政策を訴えたい」と意気込みを語る。【浅妻博之】

7020チバQ:2010/06/30(水) 23:47:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100629/plc1006290146001-n1.htm
首相、仙谷氏らと会談、接戦の1人区を重点遊説へ
2010.6.29 01:44

 菅直人首相は29日未明、カナダでの主要国首脳会議(サミット)から帰国後、首相公邸で仙谷由人官房長官、民主党の安住淳選対委員長らと会談、参院選の情勢などについて意見交換した。首相は30日に青森、秋田、山形、7月1日に熊本、長崎、2日に富山、石川、福井と、接戦が予想される1人区を重点的に遊説することを確認した。

7021チバQ:2010/06/30(水) 23:53:33
日本一早い終盤情勢では?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100630/plt1006301611003-n2.htm
【2010参院選・激戦区終盤情勢】千葉 スーパー候補不在で横一線2010.06.30


. 自転車で県内をくまなく回るなど、軽快なフットワークと空手で鍛えた体力で戦う民主党の小西洋之氏が頭1つ抜けた。

 「郵政の元締め総務省出身だけに、郵便局関係者らが緻密な動きで全面支援する。それがベースで幅広い層に浸透している。特定郵便局長らは、国民新党比例の長谷川正憲支援を条件に、小西支援のバーター体制だ」(民主党関係者)

 残り2議席をめぐって、みんなの党の水野賢一氏、自民党の椎名一保氏と猪口邦子氏、民主党の道あゆみ氏がほぼ横一線で激しい争い。

 台風の目なのが水野氏。昨年の衆院選では自民党から出馬して撃沈したが、自民党時代の衆院議員4期の実績と、養父が水野清元自民党総務会長だけに、地元の知名度もあり健闘している。

 知名度では負けてないのが自民党の元少子化担当相の猪口氏。

 「参院選に挑戦した『小泉チルドレン』の中で、最も当選の可能性が高い。小泉純一郎元首相もたびたび応援に駆けつける。ライオンヘアを振り乱しての辛らつな民主党批判にドッと聴衆がわき追い風に。公明党支持層にも浸透し、勢いはある」(自民党関係者)

 自民党現職の椎名氏は地元生え抜きだけに、民主党はもちろん、元同僚の水野氏にも落下傘候補の猪口氏にも譲れない。ただ、世論調査の支持にバラツキと落差がありすぎ、陣営でも「読みきれない」。足固めと県内北東部の地元中心に浸透拡大を図るのに懸命だ。

 民主党の道氏は、弁護士で前早稲田大学大学院教授で「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)の元コメンテーターだが、一般有権者への浸透度がいまひとつ。なかなか抜け出せない。連合を中心に基礎を固め無党派層に何とか食い込もうと躍起となっている。

 「民主党は菅首相に看板が変わり上昇気流に乗るかと思われたが、イマイチ。『消費税10%』発言が響いている。これが後半、選挙戦でどう響くかが最大の見もの」(選挙アナリスト)

 圧倒的に票を取るスーパー候補がいないだけに、ボーダーラインは50万票前後か。(ジャーナリスト・田村建雄)

 【千葉選挙区】(定数3)
 ○小西 洋之38元総務省職員 民新
 △椎名 一保58国交委員長  自現
 △水野 賢一43元法務副大臣 み新
  牧野 正彦54党県役員   幸新
 ▲猪口 邦子58元少子化相  自新
 ▲道 あゆみ44弁護士    民新
  斉藤 和子35党県常任委員 共新
  古閑比佐志47医師     改新
  清水  哲45薬剤師    創新
 《記号の読み方》〇は「優勢」、△は「やや優勢」、▲は「やや劣勢」

7022山口新聞男:2010/07/01(木) 00:02:58
>選挙アナリスト
なんかスピンドクターくさいな

7023とはずがたり:2010/07/01(木) 01:12:44

現職、実績前面に勢い - 2010参院選 序盤の情勢・[上]北和地域
http://www.nara-np.co.jp/20100629100138.html
2010年6月29日 奈良新聞

 政権交代後で初の本格的国政選挙として舌戦の火ぶたを切った第22回参院選。県選挙区(改選1)では、自民党新人で元団体職員の山田衆三候補(34)、民主党現職で再選を狙う前川清成候補(47)=国民新党推薦=、共産党新人で前大和高田市議の太田敦(38)の3人がしのぎを削る。政権政党として支持のすそ野を広げ、知名度や実績を強みに逃げ切りを図りたい民主現職に対し、自民党の再生を掲げ、若さと「しがらみのなさ」をアピール、地道に政策宣伝を続ける自民新人、そして反消費税増税など正面対決の姿勢で共産新人も追い上げを図る。序盤の情勢、各陣営の表情を探る。

【山田陣営】

 一般公募で選ばれた「普通のサラリーマン」、山田衆三候補は一切のパフォーマンスを封印。地道な政策宣伝を続け、知名度アップに取り組む。支持団体は150に達した。

 従来の組織戦術に頼らず、「素人らしさをそのまま生かした取り組みを徹底」(中村光良後援会長)。衆院各支部が全面バックアップする。しかし奈良市は党1区支部長の「空白」問題が響き、県議を軸に各後援会ごとの動き。市議は市東部を除いて動いておらず、空中戦の様相。自民党市支部は29日、市支部長の出口武男氏ら県議が立て直しを諮る。

 2区は高市早苗支部長(衆院議員)を軸に組織連携し、街頭は県議をはじめ市町村議が同行。選対会議には生駒市を除いて首長も出席し、陣営は「相手の背中が見えてきた」。高市氏は「とにかく1カ所でも多く街頭に出す」と指揮を執る。

【前川陣営】

 現職の6年間の実績と弁護士としての地道な活動で、知面度のなかった前回とは全く様相が異なる。1、2区はそれぞれ馬淵澄夫、滝実の両支部長が後援会組織をフル回転。連合奈良も1区は自治労、電力総連、情報労連、私鉄などを中心に、2区も電機連合やJPが軸になり、労組が抱える比例候補の支持拡大とともに前川清成候補の売り込みに余念がない。電話作戦のほか、推薦はがきは個人はがきに限定。支持のネットワークを広げる。

 支持団体は50ほどだが、県医師会など、従来は自民の支持基盤だった業界団体が民主支持を打ち出し「支援のウイングが広がった」と岩城明県議。これが口コミでさらに広がり、与党の勢いを見せ付ける。しかし藤野良次・党県連幹事長は「追い風にはなっていない」と上滑りを警戒。自民党の終盤の追い上げも予想され、引き締めに躍起だ。

【太田陣営】

 大票田・奈良市の得票が戦況を左右するだけに、17日間の選挙期間中、最低6日は奈良市での訴えに時間を割く予定。公示日には奈良市に市田忠義党書記局長が駆けつけ、街頭から太田敦候補を激励。無党派層はもちろん、保守層への食い込みも図る。

 公示前の手応えは社会保障充実などだったが、菅直人首相の「消費税10%発言」以降は、「消費税増税ストップの声が俄然強まった」と土岐敏男選対部長。所によって浴衣姿のスタッフや、「消費税増税ストップ」「アメリカにも大企業にもモノが言える政治」と書いたプラカードを掲げ、目を引く戦術を工夫。1区では7人の奈良市議や県議、2区も県議や各市町村議が街頭に出て、懸命な追い上げと北和での知面度アップに努める。30 日には宮本岳志衆院議員(比例近畿)の来援も予定する。

7024とはずがたり:2010/07/01(木) 01:13:10
>>7023-7024

自民新人、猛追モード - 2010参院選 序盤の情勢・[下]中南和地域
http://www.nara-np.co.jp/20100630143457.html
2010年6月30日 奈良新聞

 【山田陣営】

 自民党県連3、4区支部がバックアップ。ただ、24日の3区出発式でも4市7町のうち出席した首長は大和高田市と三宅町の2人だけ。組織選を展開した3年前の松井正剛氏の時とは雲泥の差で、支持者から「山田衆三候補を擁立した県議会自民党が3分裂するようでは話にならない」の声も。

 3区は、奥野信亮後援会と市町村ごとにある党支部、地方議員がそれぞれ柱となって運動を展開。「全体的に厳しい」とされる中、大和高田市と上牧、王寺両町などで動きが活発。支持拡大を図る。

 党総務会長も務める田野瀬良太郎・党県連会長のお膝元4区。田野瀬氏が活発に動き、街宣の動員もかける。運動の柱だった各市町村支部で首長の離反も目立ち、保守の地盤沈下は避けられない苦しい展開ものぞくが、陣営に次第に浮揚感が。接戦モードの緊迫感も出始めた。

 【前川陣営】

 前川清成候補の街宣には民主党の吉川政重、大西孝典両衆院議員が同行するなど、政権与党の勢いを示す。田村薬品、鍛治田工務店など有力企業がバックにつき、御所市の集会も盛況。吉川氏の地元香芝市でも圧倒的強さを見せる。

 吉野郡内も吉野町長が選挙カーに同乗するなど、民主の支持が地域に浸透。ただ参院選への盛り上がり、関心の薄さから個人演説会などは低調な地域も。

 大票田の橿原市は、昨年の衆院選で大西氏が田野瀬氏に5000票差をつけるなど民主の支持が厚く、今回も挙党態勢。 26日には山岡賢次党副代表が来援。「安定政権へ、歴史的な選挙だ」と檄(げき)を飛ばした。前川候補の母校・市立八木中学校の同窓生も独自の動き。大西衆院議員は「比例代表の前田武志候補の後援会とセットで回転を上げる」と語り、一気に自民を突き放したいところ。

 【太田陣営】

 太田敦候補が市議3期を務めた地元大和高田市や、一定の支持基盤を持つ北葛城郡をはじめ、勢いを拡大したいところ。党中南和地区委員会を拠点に、党組織と医療、業者、婦人の各後援会が動き、無党派層への働き掛けも強める。

 大和高田市は3陣営が激しく火花を散らす激戦地域だが「高田では何としても第一党の座を勝ち取る」と青木光治・同地区委員長。

 太田候補が3、4区に入る日程も延べ10日間と中南和での街宣機会を確保。個人演説も積極的に開催する。この間、党が地域で取り組んできた林業組合などとの懇談、シンポジウムなど、地域や団体とのつながりを生かし、支持浸透をと懸命に取り組む。

 議員定数削減が進む地方議会で、共産党はこの間の中間選挙で現有勢力を維持。3、4区内の地方議員34人を軸に、終盤に追い上げたいと意気込む。

7025とはずがたり:2010/07/01(木) 01:36:23

自民重点区(16区)…青森、秋田、千葉、山梨、福井、鳥取、島根、徳島、香川、愛媛、高知、長崎、熊本、鹿児島

民主重点区…青森、秋田、山形、北陸、九州

自民、16選挙区に重点 秋田や山梨、小泉氏ら投入
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010063001000323.html

 自民党の河村建夫選対局長、茂木敏充幹事長代理らは30日午前、党本部で参院選情勢について意見交換した。選挙戦終盤に向け秋田や山形、山梨などの改選1人区を中心に16選挙区を重点区と位置付けることで一致。与党を過半数割れに追い込むため、谷垣禎一総裁や無党派層に人気の小泉進次郎衆院議員ら若手を遊説に投入して支持獲得に全力を挙げる方針を確認した。

 出席者によると、重点区はほかに青森、千葉、福井、鳥取、島根、長崎、熊本、鹿児島各県と四国4県の選挙区など。7月1日には谷垣氏が香川、愛媛両県で、大島理森幹事長が長崎、熊本両県でそれぞれ遊説。小泉氏については東北、四国への派遣を検討している。

 河村氏は会合後、記者団に「公募で若い候補者を選んだ山梨、高知、徳島の伸びが著しい。今の勢いで伸びてくれればと思う」と期待を示した。
2010/06/30 12:43 【共同通信】


菅首相、遊説を本格化=接戦「1人区」てこ入れ―参院選 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/special/election/story/100630jijiX892/
 菅直人首相は30日、カナダでの主要国首脳会議(サミット)に出席するため中断していた参院選遊説を本格化させた。同日は青森、秋田、山形3県を訪問。いずれも選挙戦全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」で、1日以降も接戦が伝えられる九州、北陸の1人区を中心にてこ入れし、非改選を含めた与党の過半数維持を目指す考えだ。

 首相の遊説は公示日の24日以来。ヘリコプターと小型ジェット機を使って、3県を駆け足で回った。

 青森市内での街頭演説では、争点の消費税増税について「選挙が終わってから『いや、実は…』なんてことを言ったら、やっぱりおかしい。ここは正面から、選挙が終わったら他党の人たちとも話をしよう(と言うべきだと考えた)」と訴えた。この後、秋田、山形両市での演説でも消費税に言及した。

 21日の記者会見で首相は、消費税率10%を参考にするとした自らの発言を「公約」に位置付ける考えを示したが、26日にはカナダで、各党に議論を呼び掛けることが「公約」とトーンダウン。野党から「発言がぶれた」と批判されているため、姿勢が揺らいでいないことを強調する狙いがあるとみられる。 

[時事通信社]

[ 2010年6月30日20時30分 ]

7026名無しさん:2010/07/01(木) 03:39:00
>>7025
山形が入ってないね。自民党としてはどう見てるのかな?

7027名無しさん:2010/07/01(木) 09:08:36
どうも戦術が間違ってるなあ
そんな甘言に釣られるような層はそもそも「民主の友党」なんぞに投票はせんと思うが

募る危機感、懸命アピール=亀井静香国民新党代表【党首奮戦記】
演説では、金融・郵政改革担当相を辞任して抗議した郵政問題に、多くの時間を割かない。有権者の関心は高くないと見ているからだ。代わりに「外国人参政権反対」「選択的夫婦別姓反対」などを前面に出し、保守層への浸透を狙う。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010070100072

7028名無しさん:2010/07/01(木) 10:42:01
北日本新聞の選挙区ルポ
閲覧には会員登録が必要、最近増えたね、こんなサイト

票流参院選富山県内ルポ(上) 富山1区
■県連トップ代理戦争

 「厳しいよ。これまで2回、負けているからな」。27日夜、富山市の岩瀬カナル会館で開かれた自民党候補、野上浩太郎の個人演説会。弁士の役割を終えた党県連会長の長勢甚遠は、参院選での富山1区の情勢を言葉少なに語り、会場を後にした。

 平成19年7月の参院選で野上は約26万6千票を得たものの、民主党などが推す無所属候補に敗北。富山市では1万100票差がついた。市内の内訳は集計されていないが「都市部の1区で差が開いた」(富山市議)との見方が強い。

 昨年8月の衆院選では1区の長勢が約8万2千票を積み上げたが、民主党県連代表の村井宗明に8337票差を付けられた。重複立候補した比例代表で復活当選を果たしたものの、1区の国政選連敗は、長勢ら自民関係者に共通する苦い思いだ。

 1区をエリアとする党富山市連は、強固な組織を誇る“自民王国“の県内でも、3500人余りの党員を抱え、存在が際立つ。力の源泉は長勢と野上を国会に送り出してきた実績であり、野上の国政復帰は市連の悲願。公示後の個人演説会は全体の約半数の24会場を旧市に集中させた。長勢も自身の選挙並みに1区の支援者や企業を回り、応援弁士を引き受ける。

 25日夜、岩瀬カナル会館。民主党候補、相本芳彦も同じ会場で個人演説会を開いた。弁士の村井は「現職閣僚らが次々と来県して応援するのは、差がほんのわずかだから。富山は党本部にとっても最重点地区なんです」と形勢逆転に向けた支援を求めた。街頭演説に連日奔走する村井も、昨年夏の衆院選をほうふつとさせる力の入れようだ。野上と長勢、相本と村井。ともに1区を二人三脚で駆け回る姿は、自民、民主の県連トップ同士の代理戦争の様相を呈している。

 相本陣営は3年前の参院選、去年の衆院選に続く3連勝を果たし、1区を民主の牙城とすることを目論む。都市化が進む1区は、地縁、血縁にとらわれない都市型選挙を展開しやすい地域。イメージ戦略も駆使した街頭活動に重点を置き、無党派層の取り込みを狙う。

 野上の演説会は立ち見も出るほどの人の入り。相本の会場は空席が目立った。だが、村井は意に介さない。「これまでもそうだった。動員して集まる人と、票を入れてくれる人はイコールではない」と断言。支援組織を固める自民の手法とは対照的に、個人に呼び掛ける戦術を徹底する。

 ターゲットの無党派層は、3年前の参院選では年金記録不備など自民への逆風に動き、昨年の衆院選は政権交代の期待に大きく流れたとみられている。今回はどうか。民主党県連幹事長の坂野裕一は「子育て世代に照準を絞り、与党の実績を強調する」と言う。子ども手当や高校授業料無償化など、家計を直接温める政策の成果を訴えていく。

 共産党候補、高橋渡の陣営も1区を重点地区と位置付ける。選対本部長の反保直樹は、党の政策ビラを1区のほとんどの世帯に配布したと説明。「1区は無党派や、自民、民主の二大政党以外の支持者が多い。消費税増税反対や普天間飛行場の無条件撤去を掲げ、切り込む」と意気込む。
http://webun.jp/news/O500/knpnews/20100629/19516

7029名無しさん:2010/07/01(木) 10:43:36
>>7028
票流(中)参院選富山県内ルポ 砺波地区
■国会議員空白に戸惑い

 松村謙三、片岡清一ら大物政治家を輩出してきた南砺、砺波両市。選挙のたびに結束し、高い投票率で約60年にわたって地元選出の国会議員を支えてきたが、昨夏の衆院選で綿貫民輔が引退し、参院議員の河合常則も今期限りで政界を退く。強固な保守の地盤を築いてきた国会議員がいなくなる砺波地区に、3陣営が支持を求めてなだれ込む。

 「河合先生の大事な議席を何としても守る」。自民党候補、野上浩太郎の陣営は、街頭演説や個人演説会で、砺波地区の保守地盤を引き継ぎ、自民の議席を堅持する姿勢を強く訴える。河合は選対の副総括責任者を務め、野上の選挙運動の陣頭指揮を執る。

 砺波市選出の県議、米原蕃は「地元は野上に入れようという声が多い」と手応えを感じつつも、期日前投票の出足の鈍さが気にかかる。初日から3日間の集計では前回と比べて南砺市で約3割、砺波市で約1割減った。「綿貫さんが引退したことで選挙の関心が薄くなっているのかもしれない」

 民主党候補、相本芳彦の陣営は、自民の国会議員が不在になる今回、浮動票が増えるチャンスとみて、自民の牙城にくさびを打ち込む意欲を見せる。県西部の高岡市出身であることをアピール。党県連政調会長の山上正隆は「政権与党として迎える初の選挙。今までとは違って、地域ごとの重要要望も理解している」と浸透を目指す。

 27日に南砺市で開かれた相本の個人演説会には、長年の綿貫支持者の姿もあった。出席した男性は声を潜め「綿貫さんの方からは何も聞こえてこないから来てみたのだが…」と複雑な心境をのぞかせた。

 共産党候補、高橋渡の陣営は、民主、自民両党がこぞって消費税増税に言及したことを痛烈に批判。増税反対を前面に打ち出し、選挙区は自主投票となった国民新党や、相本の支持にとどめた社民党の支持者、無党派層への食い込みを目指す。

 近く砺波地区での街頭演説や個人演説会を進める。党県委員長の反保直樹は「政治の中身が問われる選挙であり、消費税増税反対など争点を明確にした宣伝を強めていく」と意気込む。

 綿貫の一挙手一投足は支持者の判断材料となり、これまで選挙の行方を左右するほどの影響力を及ぼしてきた。野上が敗れた前回参院選も、投票日直前に綿貫が無所属新人の支持を表明したことが要因とされる。

 南砺市発足前に町議を務めた支持者は戸惑いの表情だ。「綿貫さんは最後まで動かないと思う。今回は有権者がそれぞれの判断で投票することになる」(敬称略)
http://webun.jp/news/O500/knpnews/20100630/19623

7030名無しさん:2010/07/01(木) 10:46:55
>>7029
民主にとっては朗報?
>8日は元首相の安倍晋三が高岡市などでの個人演説会に入る予定だ。

票流(下)参院選富山県内ルポ 高岡市
■重点地区、力を結集

 民主党候補、相本芳彦は6月29日夜、地元高岡市の高岡エクールでの個人演説会で訴えた。「高岡が好きだ。育ててもらった恩返しとして、このまちを元気にする」。参院選公示日の24日には市内3カ所で個人演説会を開き、地元重視の姿勢をアピールし続ける。

 相本は昨年、県西部6市をエリアとする衆院選富山3区に出馬。自民党候補に2万9千票差で敗れたものの、高岡市での4万票を含め10万5500票を獲得した。今回の参院選富山選挙区に出馬した3候補の中で、県西部を地元とするのは相本のみ。陣営は県西部に支持を広げる原動力になるとみて、高岡での浸透を重視する。「政策を実現できる与党の国会議員を地元から出そう」と訴える戦略だ。

 高岡は県西部の中心都市とはいえ、平成20年に日本製紙伏木工場が閉鎖。昨年は高岡サティが撤退し、三協・立山ホールディングス(HD)が1千人のリストラを発表するなど課題は多い。

 地域活性化を求める市民の政治への期待も強いとみられるが、陣営は手応えをつかみ切れていない。党県連政調会長の山上正隆は「今のところ高岡の票の行方は全く予想がつかない」と打ち明けた。

 28日夜、自民党候補、野上浩太郎の陣営が砺波市内で開いた選対幹部会。衆院1ー3区ごとの選対をまとめる総合選対本部長の坂田光文は、3区選対総括責任者の衆院議員、橘慶一郎に伝えた。「3区は厳しい。昨年の衆院選並みにきめ細かい運動が必要だ」

 公示前の段階から、坂田は「富山市と3区が鍵」と繰り返してきた。富山は野上の地元で地の利があるが、県西部はそうはいかない。19年参院選は小矢部を除く5市で、相手の無所属候補を下回っている。特に1万票離され、県西部の有権者の4割を占める高岡市が、参院選の勝敗を決する重要な地区と考えている。

 高岡市の選挙情勢については、坂田も「今は混沌(こんとん)としている」と、読み切れていない。最終盤に向けたてこ入れとして、1日に衆院議員の西村康稔、3日は衆院議員の馳浩が応援に駆け付ける。8日は元首相の安倍晋三が高岡市などでの個人演説会に入る予定だ。

 3人はいずれも県都・富山市に入らず、県西部での活動となる。「大阪方面から来県するという移動条件もあるが、高岡を中心とする県西部の票を固めたいという思いだ」と、坂田は説明する。

 共産党候補の高橋渡は富山市在住だが、18年から今年2月まで党呉西地区委員長を務め、昨年は高岡市長選に出馬した「高岡通」。市長選では8500票を獲得している。

 参院選の個人演説会では、三協・立山HDのリストラ発表時、富山労働局に再就職対策などを求めた実績を紹介。「皆さんの暮らしを守るため、全力で頑張る」と訴えている。8日には党国対委員長の穀田恵二がJR高岡駅前で街頭演説し、1票の上積みを図る。(敬称略)
http://webun.jp/news/O500/knpnews/20100701/19684

7031とはずがたり:2010/07/01(木) 20:04:06
選挙公報届きましたねぇ〜。
それにしても池谷や谷のみならず前田ゆうきちに八代迄居る名簿には投票したくないなぁ。。(´・ω・`)

本来ならみんなに入れたいところだけど,ヒステリックな民主批判に萎えて入れる気がしない。

ここは保坂か!?新社会党との共闘も高評価だし。

7032チバQ:2010/07/01(木) 21:53:18
http://gendai.net/articles/view/syakai/124918
本格始動 小沢一郎2人区苦戦新人を集中テコ入れ
【政治・経済】
2010年7月1日 掲載
「増税反対」河村たかしも参戦
 小沢一郎が、幹事長時代に2人目を擁立した2人区のテコ入れに動き出した。30日は宮城県を訪れ、苦戦が伝えられる新人候補を応援。1日にも、2人区の京都と兵庫に入る。最後の1週間で“小沢系候補”を一気に当選ラインに引き上げるつもりだ。

 小沢が幹事長を辞任して以降、2人区の2人目は軒並み苦境に立たされている。執行部が組織もカネも現職に集中させ、2人目の新人候補は切り捨てられてしまった。新人候補の多くは小沢直系候補だ。
「今の民主党執行部は、まったく選挙が分かっていない。ド素人です」と、政治評論家の小林吉弥氏がこう言う。
「選挙資金を平等に分配するのではなく、負けそうな重点地区に集中して投入する“選択と集中”は、選挙の基本です。複数区に2人の候補を立て、お互いに切磋琢磨して票の底上げを図るのは、かつて自民党もやっていたこと。小沢氏が幹事長を辞任して単独過半数を取れる体制を整えたのに、首相の増税発言や稚拙な選挙対策で台無しにしてしまった。揚げ句に、仲間が選挙を戦っているさなかに、枝野幹事長がみんなの党との連携に言及したりする。これでは士気が下がる一方ですよ。オウンゴールで議席を減らしているのです」
 単独過半数を得ようと思ったら、2人区の1つや2つ独占しないと話にならない。執行部の方針転換で2人区の議席独占は難しい情勢だが、小沢はまだ逆転が可能だと信じているようだ。

●宮城、京都、兵庫…
 小沢のテコ入れには、強力な助っ人も現れた。地域政党「減税日本」を立ち上げた河村たかし名古屋市長が応援に駆けつけるという。小沢一郎と河村たかしは、もともと親しい関係だ。
「河村市長は、北海道を皮切りに、宮城、千葉、京都、大阪、兵庫など10選挙区に入る予定です。菅内閣の増税路線には真っ向反対の立場なので、減税を訴えることになると思います」(名古屋市政関係者)
 これらの選挙区の新人候補は、ほとんど小沢が擁立した候補者だ。これで彼らが勝ち上がってくれば、党内の「小沢派」が増えることになる。民主党の議席を増やし、同時に小沢復権に向けて党内の足場を固めることもできる。「約束違反の増税はおかしい」と執行部に異議を唱える小沢と、“増税反対”の河村市長がタッグを組めば、無党派層の取り込みも可能だ。
 枝野幹事長ら主流派は、小沢の執行部批判に逆ギレ。「小沢発言は大衆迎合だ」などと目くじら立てて反論し、党内分裂を印象づけてしまった。新聞・テレビが面白がって、バトルを煽るのは目に見えている。
 執行部はケンカ腰になる前に、どうすれば議席を増やせるか、もう少し冷静に考えた方がいい。

7033チバQ:2010/07/01(木) 21:55:18
>>7002
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100701t11024.htm
民主・小沢氏、山間部を疾走 「剛腕」伊藤氏てこ入れ

宮城選挙区での2議席独占を訴えた後、住民と握手する小沢氏=30日午後1時10分ごろ、七ケ宿町愛宕下


 「一兵卒」として参院選(11日投票)で全国を回る民主党前幹事長の小沢一郎が、土砂降りの山里で熱弁を振るった。
 「参院で過半数を取って今までの既得権、しがらみ、官僚中心の仕組みを根本から変えたい。宮城ではぜひ、2人を当選させてほしい」

<川上作戦>
 30日午後1時すぎ、七ケ宿町の滑津公民館。小沢は行事用テントの中でマイクを持たずに力を込めた。約50人を前に10分間、支持を求めた。
 まず山村や漁村で演説や集会をこなし、川の流れのように郡部から都市部へ支持を広げる。真骨頂の「川上作戦」だ。
 候補者とは別行動も小沢流。正午過ぎには、6月20日に亡くなった元法相で自民党の遠藤要元参院議員の自宅を訪ねて線香を手向けた。
 民主党は宮城選挙区(改選数2)に現職の桜井充(54)、新人の伊藤弘実(36)を擁立し、2議席独占をもくろむ。
 小沢は「桜井君は知名度、実績があり強い地盤もある。伊藤君は新人でまだ支持が弱い。皆さんの力を頂きたい」と述べ、伊藤へのてこ入れを強くにじませた。
 小沢に応援を仰いだのは、伊藤を全面支援する衆院議員橋本清仁(宮城3区)。小沢グループに所属する橋本は「公示後、小沢が2人区に入るのは初めて。議席独占への期待があるからこそ」と解説してみせた。
 「介護の現場から、生活の中から皆さんの声を形にして国政に届けたい」。小沢が宮城を離れた30日午後3時すぎ。伊藤は蔵王町の田園地帯でひたすら訴えた。
 宮城で党をけん引してきた参院議員岡崎トミ子も強力に支え、2議席奪取作戦が加速する。

<切磋琢磨>
 桜井は30日、県北をこつこつ歩いた。
 「地域の医師不足は痛いほど分かる。医療や社会保障の専門家として、地域の暮らしの安心を必ず守る」
 雨の中、栗原市一迫のシャッターが目立つ商店街で演説。営業している店舗を1軒ずつ訪ね、握手を求めた。
 「小沢が伊藤の応援に入ろうと、関係ない」と選対幹部。陣営は「民主党現職」よりも、「政治家・桜井」の売り込みに重点を置く。
 桜井は前首相の鳩山由紀夫に退陣圧力をかけた一人。菅直人が首相に就いたことで思惑通りの展開となったが、演説などでは「民主党」を前面に出さない。
 菅の「消費税10%」発言後は「首相の思いであって、党の公約とは思っていない」と消費税隠しにも躍起になる。
 過去に当選した2回の参院選は、桜井がただ一人の党公認候補。初の「2人擁立」に陣営の警戒心は強い。党県連関係者は「桜井の矛先は身内にも向く。民主VS自民の前に、桜井VS伊藤の構図だ」と言う。
 その言葉通り、桜井は伊藤と一緒に街頭に立つことはない。「首相が応援に入っても、3人で並ぶことはないのでは」との憶測が飛ぶほどだ。
 現職のプライドをむき出しにして後援会組織を軸にした組織戦を進める桜井。小沢の主戦論が生んだ伊藤は無党派層狙いの戦術を繰り出す。
 2人のコントラストが強くなればなるほど、切磋琢磨(せっさたくま)は激しさを増す。(敬称略)

 ◇宮城選挙区立候補者(2―8)
菊地文博 50 元県議    み新
熊谷大  35 元中学校講師 自新
村上善昭 37 幸福実現党員 諸新
桜井充  54 医師     民現(2)(国推)
加藤幹夫 46 党県副委員長 共新
伊藤弘実 36 会社社長   民新(国推)
菅野哲雄 61 元衆院議員  社新
市川一朗 73 元農水副大臣 無現(3)(自推)


2010年07月01日木曜日

7034チバQ:2010/07/01(木) 21:55:57
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001006300013
小沢氏、七ケ宿で「川上作戦」
2010年07月01日

 民主党の小沢一郎前幹事長が30日、七ケ宿町を訪れて参院選での支持を訴えた。自民党の厚い地盤であることが多い全国の山間部に出向く「川上作戦」の一環。町は、民主が圧勝した昨夏の総選挙の宮城1〜5区でも自民の得票が上回った県内5町村のうちの一つだ。


 小沢氏は滑津地区の公民館前で、雨の中集まった民主の支持者約30人を前に、12分間演説した。「『自由競争で強いものだけが勝ち残ればいい』『生産性の低い所は切り捨てていい』という考えを根本から変えないといけない」と訴えた。


 小沢氏は幹事長を辞めた際、朝日新聞の世論調査で85%が辞任して「よかった」と答えるほどの不人気ぶりだったが、無職の男性(66)は「自民党の大物も来たことがない七ケ宿町にまで足を運ぶとは、たいしたもんだ」。畜産業の高橋聴萌さん(56)は「わざわざ来てもらい、選挙に向けて最高のプラスになる」と話した。

7035チバQ:2010/07/01(木) 21:58:05
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001006290005
激戦の構図(上) 「風」
2010年06月29日





候補者の演説に耳を傾ける有権者たち=鳴門市内

 民主、自民の両陣営を、永田町から吹く「風」が揺るがせている。


 公示日の24日朝、徳島市の藍場浜公園で拍手がわき起こった。出陣式を終えた民主新顔の吉田益子候補(50)は、動き出した選挙カーから身を乗り出し、両手を振った。


 「仙谷官房長官のおひざ元で、負けるわけにはいきません」。選挙カーから呼びかける運動員の女性の声が、ひときわ高くなる。沿道に出て手を振る人、足を止めて振り向く人。運動員は、反応の良さに「鳩山さんの時と全く違う」と思った。


 1カ月前、鳩山政権の時は「政治とカネ」や「普天間基地移設」の問題でどん底だった。党の広報車から「民主党です」と呼びかけると、目をそらす人もいた。


 なのに、あっさり風向きは変わった。菅直人首相の誕生後、民主党支持率(朝日新聞社の世論調査)は鳩山時代末期の21%から40%まで回復。仙谷由人氏は官房長官になり、昔からの支持者は「夢がかなった」と盛り上がった。


 ところが、1週間余りで32%にダウン。首相が「消費税率10%」を公言した直後だ。「来年、再来年に上がるという話ではございません」。出陣式で、高井美穂県連代表は「火消し」に努めた。


 仙谷官房長官が地元入りしたら、有権者はもっと注目してくれるはず。だが、職務上官邸を離れにくく日程が決まらない。


 「おひざ元で負けられない」というプレッシャーに耐える陣営。「知名度が足りませんっ」「まだ何の力もない。力をください」。最近、吉田候補は弱みも隠さなくなった。
     ■


 「約束を一向に実行できない」「政治不信の元凶」。25日朝、自民新顔の中西祐介候補(31)は鳴門市の商店街で民主党を攻撃した。「一皮むけたな」。十数年、自民候補の運動員をしている男性(72)は思った。


 意識的に相手の批判を始めたのは、菅首相に代わってからだ。新党改革の現職、小池正勝候補(58)と保守票を奪い合う状況に、民主支持率アップと仙谷氏の官房長官就任が重なり、陣営の危機感は一気に高まった。


 「首長たちはますます民主に顔を向ける」(選対幹部)。「仙谷票は崩せない」(県連幹部)。「いつまでも『若い』とか『徳島生まれ』とか言っていてもだめだ」と言う人もいる。


 投票日までに「辻立ち」千回――。中西候補が立てた目標は、5分の1にも達していない。30分以上、一方的に訴えかける辻立ちは効率が悪いからだ。「それより、少しでも多くの地域に入りたい」と陣営幹部。公示から3日間で、選挙カーは県内の全市町村を駆けめぐった。


 激しい逆風。演説する中西候補は、見る人を射抜くような目つきに変わった。
 徳島選挙区にはこのほか、無所属の豊川卓候補(79)、幸福実現の竹尾あけみ候補(56)、共産の古田元則候補(62)=いずれも新顔=が選挙戦に臨んでいる。


     ◇


 菅内閣の発足後、徳島の選挙戦に新たな流れが生まれた。激戦の現場から3回にわたって報告する。

7036チバQ:2010/07/01(木) 21:58:37
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001006300003
激戦の構図(中) 組織 動き鈍る自民系
2010年06月30日





候補者の個人演説会で気勢を上げる参加者たち=県内

 “自民党支配”を支えてきた組織が萎縮(いしゅく)している。


 28日夜、北島町の創世ホール。約220人が集まった演説会を終えた自民新顔の中西祐介候補(31)が、支持者と握手を交わしていく。「よかった」「頑張れよ」。励まされる様子を見ながら、応援演説に立ったベテラン県議は胸をなで下ろした。告知が十分でなかったのに思いの外、人が来てくれたからだ。


 3年前の参院選では連日、現職候補の親族を自分の支援者宅や勤め先へ連れて歩いた。集会の告知を欠かさず、「動員」も必ずかけた。それが今回は、候補者と選挙カーに乗ったり、選挙ポスターを配ったりするのが中心だ。「地区の柱となって選挙に力を入れてくれる首長さん、町議さんがそんなにいない」


 動きを鈍らせたのは「公認」をめぐる県連の混乱だ。


 野党として挑む参院選に「勝てる候補を」と、県連は今年1月に公認候補を公募した。だが、選考に漏れた現職の小池正勝候補(58)と前衆院議員の七条明氏は、選考方法が「不透明だ」と反発して離党。小池氏は新党改革から徳島選挙区に立候補し、七条氏は引退してしまった。


 県南部の県議は、支持者から「なぜ現職の小池さんを外すんだ」「一部の人だけで決めたんじゃないか」と批判された。「反発が根強いから『中西をよろしく』と強く言えない」


 さらに、来春の統一地方選が自民候補への肩入れに二の足を踏ませる。
 この県議は「私の支持者の中には、民主党支持者もいる」と言う。今、「自民」を前面に出して民主支持層を敵に回せば、自分の選挙に影響する。これまでは候補者を呼んで旧町単位で開いていた集会を、今回は1カ所でしか開いていない。


     ■


 「予算」を握った民主党、長い付き合いの自民党。そのはざまで「様子見」をする首長もいる。


 政権を取った民主党は、自治体や業界が政府に要望する窓口を県連の「地域戦略局」に一本化。戦略局の事務局長、松崎清治県議は「陳情を政府へ伝えるかどうかは、地域に必要かどうかで判断している。選挙で応援してくれたかは全く別だ」と説明する。


 しかし、自民を支援してきた首長の受け止め方は違う。


 徳島市の原秀樹市長は、今回の参院選について「民主党が与党になったのだから、中立にならざるを得ない」と話す。自民党県議を4期務め、市長になってからは衆院選徳島1区の自民候補の出陣式であいさつしたこともある。だが今は「物ごいをするわけじゃないが、政策のことで政府にお願いすることも多い」と打ち明けた。


 「予算」を奪われたという引け目も、自民党にはある。


 6月に山口俊一衆院議員=比例四国=が開いた中西候補の選対会議に、首長を呼ぶのは遠慮した。昨年の衆院選では、地元徳島2区(4市6町)のほとんどの首長が顔をそろえたのとは対照的だ。「次の会議には呼びたい。でも、私たちは野党だからね」。選対幹部は口惜しそうに言った。

7037チバQ:2010/07/01(木) 21:59:15
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000331007010001
激戦の構図(下) 協力
2010年07月01日





記者会見する自民党県連の竹内資浩会長代行(奥左)と公明党県本部の長尾哲見代表(同右)=県庁

 「協力」が、一方で亀裂を深めている。


●自民


 29日、県庁で記者会見した自民党県連の竹内資浩会長代行は、顔を真っ赤にして言った。「公明党さんの強い組織力、情熱、政策を頂いて、何が何でも徳島で1議席を勝ち取りたい」


 徳島選挙区の自民新顔、中西祐介候補(31)と、比例の公明現職、谷合正明候補(37)の後援会同士が選挙協力する――。連立を解消した公明党は、推薦や支持は出さない方針を決定。各県で独自に工夫することとなった。このため、党ではなく後援会が協力するという「裏ワザ」が各地で採用されている。


 選挙区の自民候補が公明から支援を受け、代わりに「比例は公明へ」と訴えるバーター(交換)。10年にわたり続いてきた選挙協力の形だ。


 4月下旬。竹内会長代行は、公認が決まったばかりの中西候補と公明党県本部を訪れた。「協力をお願いしたい」。こう切り出した竹内会長代行に、長尾哲見代表は明確な回答を避けた。後藤田正純県連会長や後援会長も、公明の県本部や創価学会に働きかけた。「10年間の連立の信頼関係は重い。お互いの誠意を確認しあいたい」。後藤田会長は取材に話していた。


 事態が動いたのは5月末。四国ではいち早く、高知で後援会の協力を模索し始めた。6月下旬、徳島でも公明側が協力を打診した。


 ところが、自民には頭の痛い問題があった。県内外で社会福祉法人を展開する現職の中村博彦候補(67)が比例に立候補し、公明と協力すれば中村候補を切り捨てることになってしまう。


 選挙区での立候補を希望していた中村候補は、県連が公募で公認候補を選ぶ方針を決めたことに反発。比例に切り替えたが、選挙区の中西候補と手を組む様子はない。


 だが、ここ1カ月足らずの間に何が起きたか。民主党は菅内閣の発足で支持率を上げ、徳島選出の仙谷由人氏は官房長官に就任。中西陣営の危機感を一気にあおった。選対関係者は「中村さんとの協力にとらわれて、取れる票を取れなかったら意味がない」と言う。公明との協力を選んだのは、必然だった。


 記者会見に同席した公明党県本部の長尾代表は強調した。「推薦と変わらない」「事実上の選挙協力だ」


 中村候補がいる中できちんと協力できるのか。記者の質問に、自民党県連の竹内会長代行は言葉を選びながら答えた。「あくまで後援会同士の協力」「ぜひ中村先生には地元の候補者として当選して頂きたい」


 「裏ワザ」を伝え聞いた中村陣営の幹部は言った。「筋が通るわけがない。亀裂が入ったまま選挙が終わり、しこりが残ることになる」


●他党


 徳島選挙区ではこのほか、国民新党が民主新顔の吉田益子候補(50)を推薦。国民新党の支持母体で、郵便局長やOBらの政治団体「郵政政策研究会」四国地方本部の宮内隆行事務局長は、「次の臨時国会で何としても郵政民営化の見直し法案を通してもらいたい。吉田候補は田舎での郵便局の大切さがわかり、見直しを進めてくれる人」と話す。社民党県連合も吉田候補を独自に支援している。

7038チバQ:2010/07/01(木) 22:03:13
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001006300002
選挙協力へ 自民・公明協定
2010年06月30日

 参院選徳島選挙区(改選数1)の中西祐介候補(31)=自民=と、公明党が比例区で擁立した現職の谷合正明候補(37)の両後援会が29日、選挙協力のための協定を結び、相互支援を決めた。公明側は「協定は党が出す推薦と変わらない」と説明している。


 この日、自民党県連の竹内資浩会長代行と公明党県本部の長尾哲見代表が、それぞれの後援会の代表世話人として発表した。協定書では「相互の支援を約する」と明記し、着実な財政再建や少子化対策の推進などを盛り込んだ三つの基本姿勢に合意した。


 公明党県本部には現職の小池正勝氏(58)=新党改革=からも推薦依頼があったが、党本部の意向でどちらも推薦しないことを決定。その上で「自民との長年の信頼関係を大事にしたいというのが大方針」として、中西氏の後援会との協定締結を選んだ。


 自民側は「(自民の)比例候補に地元出身者がいることに配慮する」として、選挙協力は党としてではなく、あくまで後援会レベルで進めていくことを強調した。

7039チバQ:2010/07/01(木) 22:05:00
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100701ddlk22010201000c.html
参院選’10静岡:民主が社民と選挙協力 静岡選挙区に限り県連合意 /静岡
 民主党県連(牧野聖修会長)と社民党県連(桜井規順代表)は30日、参院選(7月11日投開票)の静岡選挙区(改選数2)で、選挙協力することで合意したと発表した。比例区での協力関係はなく、社民党県連は民主党県連が推す現職、藤本祐司氏(53)を選挙区で支援することになる。

 県庁で記者会見した民主党県連の岡本護幹事長によると、公示前日の23日、牧野会長と岡本幹事長と桜井代表が市内で会談し、28日に決定した。

 桜井代表が、▽不公平税制の是正▽沖縄に負担をかけない米軍普天間飛行場の移設▽憲法9条の擁護−−の3点で政策協定を要請。民主党県連が受け入れた。

 桜井代表は毎日新聞の取材に、今回の狙いについて「沖縄選挙区に立候補している社民党候補を民主党が支援するきっかけにしてほしい」と話した。社民党県連は県内に7人いる同党市議を中心に、選挙活動を支援するという。【平林由梨】

7040チバQ:2010/07/01(木) 22:10:29
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000441007010001
選挙区並み戦術 比例区「ご当地」柴田陣営
2010年07月01日


比例区候補、柴田氏のポスター掲示場。選挙区と異なり、掲示場所の公的な制限はない=高岡市内

ポスター県内集中「県外に外す」



全国の有権者からの投票で当選を決める参院選比例区で、地元の支持基盤中心に活動する「ご当地型候補」。小矢部市選出の前県議、みんなの党の比例区候補柴田巧氏(49)は、支援の全国組織が全くなく、「県外には一歩も出ない」と宣言しての局地戦を展開している。(八田伸拓)




 小矢部川が蛇行する、のどかな水田地帯にある選挙事務所。渡辺喜美代表の人形が置かれた入り口付近に、「投票は個人名で」と呼びかける幟(のぼり)が林立する。陣営のアピールポイントは、「地元候補を国政に」「砺波地方で長年続いた議席の死守を」「県内ただ一人の比例区候補を落とすな」の3本柱。県内に、もう一つの選挙区があるかのような選挙スローガンだ。


 全国規模の選挙戦を想定して、選挙区候補の実質20倍以上を張れるポスターや、2倍配布できる選挙ビラは、すべて県内に集中。ビラの大半は県東部の全世帯に配布し、それとは別に比例区の制度の説明と個人名投票を依頼するものを県西部向けに製作した。演説会などで手渡しする名刺サイズ版もつくるなど、あの手この手でローカルな選挙戦に徹している。


 しかし、「相手が見えず、どうにも不安な選挙」と幹部らは戸惑いを隠さない。


 比例区での党の公認候補は23人。「超有名人は見あたらないが、議員や首長、ジャーナリストの経験者ら玄人受けする人物が目立つ」と陣営幹部。個人名での得票順に当選する仕組みだが、「当落は他党の候補とではなく、同じ政党の仲間と争う皮肉な戦い」と柴田氏は分析する。


 最近の政党支持率から、「比例区での党の獲得議席は5議席程度では」と渋谷武選対本部長。選挙区と違い、直接票を奪い合うことがないほか、ネット選挙が解禁されなかったことで、他陣営の活動ぶりや得票状況などは格段に把握しづらいという。


 富山選挙区では、みんなの党の公認候補がおらず、党内での連動もない。その分、同選挙区の他党候補の支持者に比例区での協力を呼びかけられるが、「複数の政党候補にまたがると内部に亀裂が生じかねない」などとの慎重論も根強い。


 2001年から非拘束名簿式を導入した参院選比例区は、全国区時代など以前の制度と比べ、当落ラインが大幅に下がったとされる。陣営からは「7万票くらいで当選圏入り」との見方も出たが、政党名と個人名の比率は、党の取り組みや各陣営の徹底の仕方次第で大きく異なる。


 そのため、政党を軸にした制度にもかかわらず、陣営は候補者名の呼びかけを徹底。「政党名を言うと、どこかで有権者に刷り込まれ、そのまま投票用紙に書かれるのが心配」とし、2台の選挙カーによる街頭宣伝などでも極力伏せる戦術だ。


 「党名での投票は政党の議席の上積みになるが、候補者名で投票すれば、議席と当人の当選の両方に貢献できる」と、幹部らは支持者への徹底に余念がない。

7041チバQ:2010/07/01(木) 22:12:26
>>5420
なにものなんですかね?
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100701-OHT1T00045.htm
特製の演説カーで大川総裁“湯〜説”


足高氏を“入浴応援”した大川興業の大川総裁(右) お笑い集団「大川興業」の大川豊総裁(48)が30日、足高慶宣氏(56)=たちあがれ日本・比例=を“入浴応援”した。

 東京・新宿の都庁前で、移動入浴車「石原裕次郎号」とともに演説する足高氏を激励。同車は芸能事務所「石原プロモーション」が1995年の阪神・淡路大震災の救済目的に寄贈したもので、新潟沖地震などで使用後に足高氏が引き取った。

 街宣車として警察に申請したが「8ナンバー(特種用途自動車)」のため許可されず。親交が深い足高氏とパンツ一丁で浴槽に入った大川氏は「救済する車のように、夏の暑い日に困ってる人たちのために足高さんも活躍して」と話した。

7042チバQ:2010/07/01(木) 22:13:15
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100701-OHT1T00047.htm
松山千春、4日に都内で初応援演説
 新党大地の鈴木宗男代表(62)の盟友で、同党の名付け親でもある歌手・松山千春(54)が4日に自身初となる東京都内での応援演説に乗り出すことが30日、分かった。

 昨年の衆院選で落選し今春まで同党の代表代行を務め、今参院選では民主党比例代表の八代英太元郵政相(73)の応援に入る。当日は午後4時から有楽町マリオン前で、鈴木氏とともに演説する。松山が都内で演説するのは初めて。

 松山は「自分たちは客寄せパンダ。八代さんの声を聞きにきてください」。松山が持ち歌を披露する可能性もあり、鈴木氏は「北海道が誇る千春&宗男のコラボを東京のみなさんにアピールしたい」と気合十分だ。

7043チバQ:2010/07/01(木) 22:32:05
http://www.niigata-nippo.co.jp/senkyo/sanin2010/localnews/13136.html
あちこちに”青い陣営”
3候補使用、有権者困惑
 あれ、どっちの陣営?

 運動員がそろいのユニホームを着る姿は選挙でおなじみだが、今回の参院選で県内の現職、新人候補は無地の青いシャツの色が全く同じ。さらに、やや明るい青色をイメージカラーにした別の陣営もあり、街頭の有権者は「さっきも来たんじゃない?」と見分けがつかない様子。

 「前回もこの色を使ったし、イメージとして定着している」と強調するのは現職の陣営。同じ青色を使う新人の陣営では「候補の清新さ、フレッシュさを表すマリンブルー。人柄にもぴったり」と説明する。

 2陣営からは「既製品のため、色の違いが出ないので仕方ない」とあきらめの声も漏れる。ほかの色も使って差別化を図っている。

 サッカー日本代表のチームカラーでもあるブルー。W杯で躍動した岡田ジャパンのように有権者の心をつかめるか―。
新潟日報2010年7月1日

7044チバQ:2010/07/01(木) 22:32:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100630-OYT8T01137.htm
口蹄疫に3陣営苦慮
選挙カーに消毒車同行/事務所に消石灰200キロ
 選挙戦による口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防ぐため、宮崎選挙区(改選定数1)に立候補している3人の陣営は、それぞれ趣向を凝らした防止策に取り組んでいる。消毒用の車や大量の消石灰を用意する陣営もあり、口蹄疫への配慮をアピールして、支持拡大につなげようとする狙いも見え隠れする。

 自民党現職の陣営は、食用の酢を一升瓶で数十本購入した。水で約250倍に薄めて専用タンクに入れ、消毒用トラックに積載。トラックを選挙カーに随行させ、街頭演説する路上などにまいて消毒している。

 ほかに、消毒用マット一巻き(幅1メートル、長さ約30メートル)、噴霧器2台、霧吹きスプレー十数個など。選挙カーも県北、県央、県南用と3台を用意し、遊説ごとに使い分けて、感染拡大を防ぎたい考えだ。

 こうした資材の中には、支援者が持ち寄ったものもあり、要した経費は数万円にとどまる。ただ、「消毒トラックのガソリン代は陣営の負担。運転手や消毒要員なども自前で確保しなければならない。人繰りは大変」と幹部は打ち明ける。

 民主党新人の陣営は、数百円の霧吹きスプレー6個、農業用の噴霧器2台(1台約6000円)、事務所前などにまく消石灰200キロなどを用意した。うち、霧吹きスプレー4個と噴霧器1台を選挙カーに載せ、車内外のこまめな消毒を心がけている。選挙事務所入り口の消毒マットは、10枚を数千円で購入した。

 10キロ用意した炭酸水素ナトリウムは、40グラムを1リットルの水で溶かし、消毒液として使っている。ただ、多用すると、金属がさびやすくなるため、遊説後、ガソリンスタンドで選挙カーを水洗いするのが日課になった。

 陣営幹部は「水洗いは大変だが、感染拡大防止のためには労はいとえない」と言う。

 共産党新人の陣営は、事務所入り口に消毒マットを敷き、選挙カーに消毒液の霧吹きスプレー1個を積んでいる。

 候補は「感染が発生した地域には出向かない。それ以外の場所で、訴えるべきことを訴えるだけ」と淡々と話す。

 当初は、発生地の近くを通過する際はマイクの音量を下げる方針だったが、音自体を出さないことにした。地元支援者らの助言を受けて変更したという。

(2010年7月1日 読売新聞)

7045チバQ:2010/07/01(木) 22:36:48
http://www.sanspo.com/geino/news/100701/gnj1007010502007-n1.htm
選挙特番 日テレは紳助、TBSはたけし
2010.7.1 05:01
 7月11日の参院選投開票を速報するフジテレビ系「FNN 踊る大選挙戦2010」(後7・58)の記者会見が6月30日、東京・台場の同局で行われた。総合キャスターに安藤優子(51)&高島彩アナウンサー(31)、コメンテーターに木村太郎氏(72)ら同局報道を代表する豪華布陣が勢ぞろい。タレントも起用する民放他局に、安藤は「スピード、機動力で圧倒的な差を」とプロ魂を燃やしていた。

 フジテレビ以外の民放各局の参院選選挙特番の“顔”も決まった。

★NHK

 「参院選2010開票速報」(後7・55〜深夜4・30)。総合司会は1日発表

★日本テレビ

 「ZERO×選挙2010」(第1部=後7・58〜11・40、第2部=後11・55〜深夜2・0)。1部の司会は島田紳助(54)と村尾信尚=(54)=(2部も担当)。2部のナビゲーターは櫻井翔(28)

★TBS

 「乱!参院選2010」(5部構成)。1部(後7・57〜9・30)と2部(後9・30〜11・10)のメーンキャスターは堀尾正明(55)、スペシャルコメンテーターはビートたけし(63)

★テレビ朝日

 「選挙ステーション2010」(第1部=後7・57〜深夜0・30、第2部=同0・30〜3・30)。1部の司会は古舘伊知郎(55)と赤江珠緒(35)、2部の司会は田原総一朗(76)

★テレビ東京

 「池上彰の選挙スペシャル」(後7・54〜10・24)。総合司会は池上彰(59)。第2部(後10・24〜11・54)MCは小谷真生子(45)

http://www.sanspo.com/geino/news/100628/gnf1006280505000-n1.htm
ロンブー淳、開票特番司会で政界進出の布石?
2010.6.28 05:03
 お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(36)が、7月11日の参院選で文化放送の開票特番キャスターを務めることが27日、分かった。

 番組は「ロンドンブーツ1号2号 田村淳の選挙クラブ〜あなたの本音をぶつけてください!」と題し、午後7時40分から深夜零時半まで約5時間、ツイッターも駆使しながら放送する。

 選挙特番の司会は初挑戦になるが、淳は「政治に興味がない人にも、わかりやすく伝えられるように頑張ります」と大張り切り。これまで「将来は国政を目指す」と幾度となく公言しており、政治家転身への第一歩となるのかにも注目が集まりそう。

 番組では菅直人首相(63)ら各党党首と中継を結ぶ予定で、同局の大河原聡編成部長は「党首クラスを相手に、1トップのキャスターとして本田圭佑選手ばりの鋭いシュートやフリーキック、絶妙のパスで縦横無尽に立ち向かってくれると思う」と大きな期待を寄せる。

 淳は2008年秋から司会を務める同局情報番組「NewsCLUB」(日曜前7・0)で、積極的に政治の話題を取り上げている。昨年10月の公開収録では「いきなり国政ではなく、地元から出ていく」などと、出身地の山口・下関市議を出発点に、国政を目指す具体的プランをぶち上げ話題になった。特番内で各党から、次期衆院選などへの出馬を直接口説かれる場面もある?

7046いなばやま:2010/07/02(金) 00:00:32
>>7040

選挙カーが本気でうるさいです。

選挙区の候補より回っています。

衆院選の時、みんなの推薦を断って

綿貫後援会に頼ろうとした柴田に「みんなの党」の精神が分かっているのか

疑問ですが、私の親戚が彼の強力な支援者で

入れろ、入れろとうるさいです。

7047かわいそう:2010/07/02(金) 01:22:32
火災:青木愛議員の母経営、保育園全焼−−南房総 /千葉
7月1日11時59分配信 毎日新聞

 29日午後8時半ごろ、南房総市千倉町北朝夷の私立「ゆうひが丘保育園」から出火、木造平屋建て園舎約375平方メートルが全焼した。けが人はなかった。同園は民主党の青木愛衆院議員(44)=東京12区=の母(73)が経営しており、青木議員も当選前に一時、勤務していたことがある。
 県警館山署によると、近所の住民から119番があった。出火当時は無人で、配電盤から漏電した可能性もあるとみて調べている。【荻野公一】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100701-00000082-mailo-l12

7048ソーゾー君:2010/07/02(金) 09:53:02
選挙の手順以下の通り

①選挙区に民主党候補が居て国民新党・小沢派の候補が居ない時は民主党で比例も民主党
②選挙区に小沢派が居たら小沢派で比例も民主
③選挙区に国民新党候補が居て前原一派が居たら国民新党で比例は民主
④選挙区に国民新党候補が居て小沢派が居たら小沢派で比例も民主

何故民主党に勝たせなければならないのか?
①小沢派は今回の選挙で勝って9月の代表選挙の勝つ為に沢山の候補を立てている
 9月の代表選挙に勝つ為に大勝させる必要がある。
②民主党の前原一派の幹事長が過半数割れしたら公明党やみんなの党と連立を組むと言っているから
(民・公・皆連立と言う最悪にシナリオにしない為w)
③民主党が過半数割れし国民新党が躍進しても100%民・国連立が破棄される(国民新党が出て行く)
④小沢は幹事長=選挙担当ですから沢山の候補を擁立しています「民主候補=小沢派」と認識しても良い。
⑤民主党の選挙区候補61名の内49名が国民新党推薦議員である(郵政民営化反対派)

何故国民新党が離党するのか?
「過半数割れしたら前原一派の現幹事長の公約通り②の民・公・皆・国連立が組まる」
「①の9月の代表選挙で公・皆の圧力で100%小沢派が負ける」
「小沢派が敗れたらマニュフェストが増税路線に書き換えられ民・国連立は破棄される」

比例は国民新党では何故だめなのか?
①国民新党の比例候補は7名です、躍進しても僅か7議席だからです。
②例えば国民新党比例が5千票獲得しても7議席増えるだけなのです。
(民主党比例は45名です)

何故独立党案の「民主党の過半数を割らない程度のチョイ勝ちではダメなのか?
①チョイ勝ちだと選挙後に東京地検が「選挙違反がありましたw」と言って民主党議員を潰すから
(大勝させれば効果なしw)

7049とはずがたり:2010/07/02(金) 12:10:29
>>7046
ちわっす♪
親戚はやっぱり小矢部とかあの辺の人ですかね。
富山県西部を固めて勝とうという腹ですね。

7050名無しさん:2010/07/02(金) 12:44:12
そう言えば、上市(2区)で柴田のポスターを見たことがある
よくまあ、こんな所まで手が回ったもんだ、と思っていたけど
その後のニュースで去年、自民党を離党した酒井真次が柴田支援に回っていることを知って納得した
他にも、場家茂夫や向井英二
県内の非自民保守系が一致して柴田支援に動いている印象
本来ならば、民主がこの辺りを取り込まなければいけないんでしょうがね


この日の富山市での初の集会には、無所属の酒井真次、場家茂夫両県議が顔を見せ、激励した。柴田氏は「富山で生まれ育ち、富山の実情が分かるものを国政に送ってほしい。県東部でもしっかりアピールしたい」と述べ、脱官僚や地域主権、生活重視の同党の基本方針を説明した。ほかの比例候補のように全国を飛び回ることなく、富山をベースに選挙戦に臨む。
http://webun.jp/news/A390/knpnews/20100520/16879

7051とはずがたり:2010/07/02(金) 12:54:19
>>7050
有り難うございます。なんと,非民主非自民保守結集的な存在に成ってるんですねぇ。

酒井は09/03の「今後は無所属議員として非自民勢力と行動を共にする考え」の表明を維持してるんですな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/8320

彼ら選挙区は誰をやってるのでしょうか?

7052名無しさん:2010/07/02(金) 14:56:10
情けないなぁ…

> 仙谷由人官房長官は同日午前の記者会見で「1対8で話すと民主党批判一色になる。対応する方は大変だ。党首討論的にやってもらえればいいと思う」と述べ、与野党党首が1対1で議論する場を設けることが望ましいとの考えを示した。

こういう事自分たちが野党時代に与党に言われてたら受け入れてたんだろうな?
自分が与党だからって何ふざけた事言ってんだ。
国会討論は与野党の立ち位置も時間配分も選挙の結果の勢力に基づくもんだからまだ判る。
それとも衆議院や前回の参院選の結果に基づいて参議院のテレビ出演の時間配分しろとか言うつもりなのかね?
もういっそ民主抜きの八党でやったらどうだろう。
無論民主の席はきちんと用意して「菅さんは一対一じゃなきゃやだと言われて欠席されてます」とかテロップ流す。
本人が望んだ通りだろ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100702/plc1007021143003-n1.htm
菅首相、与野党9党首討論のテレビ出演拒否 「1対8なら吊るし上げになる」と逃げる
2010.7.2 12:16
このニュースのトピックス:菅首相
街頭演説で支持を訴える菅首相=2日午前、富山駅前街頭演説で支持を訴える菅首相=2日午前、富山駅前

 菅直人首相は2日午前、富山市で街頭演説し、参院選期間中に民主党代表としてテレビ出演する際の条件について、「最近、菅は『議論を避けている』と野党が言っているが、とんでもない。いつでも1対1の真剣勝負ならやる。1対8の議論は議論ではない。下手をすると吊るし上げになる」と述べ、与野党9党首による議論を拒否する考えを示した。

 これに関連し、仙谷由人官房長官は同日午前の記者会見で「1対8で話すと民主党批判一色になる。対応する方は大変だ。党首討論的にやってもらえればいいと思う」と述べ、与野党党首が1対1で議論する場を設けることが望ましいとの考えを示した。

 自民、公明、共産、みんなの党の野党4党は先月30日、菅首相が参院選期間中のテレビでの党首討論を避けているとして、出演に応じるよう民主党に申し入れていた。

7053名無しさん:2010/07/02(金) 19:35:22
本紙参院選意識調査/自民復調、民主追う 投票先4分の1が未定
 日本農業新聞は1日、本紙読者を対象に行った「参院選意識調査」結果をまとめた。参院選の投票先は、選挙区が自民党36.5%、民主党29.8%、比例区が自民党31.2%、民主党25.8%で、いずれも自民党が民主党を上回り、復調傾向にあることが浮き彫りになった。参院選の勝敗を左右する29の1人区を中心に、農村票の動向が選挙結果に影響を与えそうだ。ただ、投票先を決めていない全体の4分の1の動向次第で情勢が変わる可能性もある。菅内閣の支持率は53.1%だった。(選挙取材班)

 調査は6月22〜29日、本紙農政モニター1030人を対象に郵送で行い、882人が回答した(回答率85%)。専業農家39%、兼業農家41%、その他20%で、男性62%、女性38%だった。

 ・・・(詳しくは日本農業新聞紙面をご覧ください)

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin/article.php?storyid=4039

7054名無しさん:2010/07/02(金) 20:16:37
>>7046
みんなの党の推薦をうけている
嘘を書くな

7055名無しさん:2010/07/03(土) 00:58:47
#eravoteで検索すると幸福実現党と創新党がちょっと目立つなぁ……。

7056名無しさん:2010/07/03(土) 08:45:45
いずれも大本営発表ではあるが、菅は1ヶ所で2500人、谷垣は3ヶ所で2500人

街頭演説は戦略の違いを見せた。首相は、JR富山駅前のCiC前広場1カ所に2500人(陣営発表)を集め、規模と熱気で道行く人に党の人気の高さをアピール。谷垣氏は、ウイング・ウイング高岡前、JR富山駅前のCiC前広場、富山市のグランドプラザ前と3カ所で街頭演説。計2500人(陣営発表)を集め、「自民王国」の票の掘り起こしを狙った。
http://webun.jp/news/A390/knpnews/20100703/19816

7057かわいそう:2010/07/03(土) 11:12:21
>もういっそ民主抜きの八党でやったらどうだろう。
無論民主の席はきちんと用意して「菅さんは一対一じゃなきゃやだと言われて欠席されてます」とかテロップ流す。

それは正しい。

7058平野貞夫氏告発:2010/07/03(土) 12:52:24
小沢氏の秘書逮捕は森英介法相の指揮権発動だった 平野貞夫氏告発 http://www.youtube.com/watch?v=QT7Yple9NS8

7059平野貞夫氏告発:2010/07/03(土) 12:54:35
ついでに。こんなのもあるぞ。

みんなの政見放送に絶句。渡辺ミッチーJr.「郵政の株式売却してカネ作る」
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/670.html

7060名無しさん:2010/07/03(土) 13:03:02
そういうの貼り出すと何でもありになるんでやめましょう

7061チバQ:2010/07/03(土) 21:57:25
>>4011
みんなの党:大嶋幸治が新宿で演説していたが、党内の肩書きがすごい
「参議院比例がんばる日本支部長」

何ツー名前じゃってことで調べてみた
小野次郎は参議院比例風林火山支部長
宮越馨は参議院比例農都共生支部長

7062名無しさん:2010/07/03(土) 22:04:19
>>7061
直感的に楽天銀行の支店名を連想した

ジャズ支店
ロック支店
サンバ支店

ちなみに、私が利用しているのはリズム支店
そう言えば、みんなの党には楽天の元執行役員て肩書きの候補がいたっけな

7063神奈川一区民:2010/07/03(土) 22:10:06
【政治】 たちあがれ日本 参院選比例代表に擁立した足高慶宣氏を除名


 たちあがれ日本は3日、参院選比例代表に擁立した足高慶宣氏を除名したと発表した。
比例名簿からの削除に向け、総務省に対する手続きも開始した。
同党によると、足高氏は尖閣諸島への渡航を計画し、渡航の際に法律に反する可能性もあるから、としている。

時事通信 (2010/07/03-20:37)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010070300309

7064名無しさん:2010/07/03(土) 22:30:14
意外にも六位に民主・土田博和の著書
他はみんな党首級。静岡ならまだしも、京都で。なぜ?


政治家本の売れ行き低調
参院選 スター不足も

 参院選の投票日を間近に控える京都や滋賀の書店で、政治家の著書の販売が振るわない。政権交代がかかった昨夏の総選挙で大きく動いた政治関連書籍も、今年はサッカーW杯の影響などもあり、関心はやや低め。書店では専門コーナーの設置などで有権者の注目度を高めようと躍起になっている。

 大垣書店四条店(京都市中京区)では、政治関連書籍コーナーを設置。政治家の著書の売り上げは菅直人首相の「大臣」が最も多く、みんなの党の渡辺喜美代表の「『みんな』の力」が次ぐ。

 ただ目立つのはその2冊ほど。仕分け作業で知られる民主党・蓮舫行政刷新相の「一番じゃなきゃダメですか?」、総裁選で敗れた自民党・河野太郎氏の「私が自民党を立て直す」、自民党を出た新党改革・舛添要一代表の「日本新生計画」と続くが、総じて販売数は少ないという。

 店舗では、選挙自体に関心を高めるために今、売れ筋の池上彰さんの「あした選挙へ行くまえに」(河出書房新社)など、分かりやすい解説本を前面に押し出した。幕末ブームに「奇兵隊内閣」を目指す菅首相の著書の横には高杉晋作の関連本も置き、相乗効果で販売に工夫を凝らす。

 赤井良隆店長(38)は「昨夏は政権交代で関心の高かったが、今年は政治家の著書の発行自体も少なめで厳しい状態。小泉さんが首相の頃は所信表明演説で有名になった『米百俵』(山本有三)に注文が相次ぎ対応しきれなかったほど。今は政治家もスター不足では」と話している。

◆政治家著書コーナーの主な売れ筋ランキング

(大垣書店全店の6月1日ー28日の販売)

1 大臣 菅直人(岩波書店)

2 「みんな」の力 渡辺喜美(宝島社)

3 一番じゃなきゃダメですか 蓮舫(PHP研究所)

4 私が自民党を立て直す 河野太郎(洋泉社)

5 日本新生計画 舛添要一(講談社)

6 民主党選挙のヒミツ 土田ひろかず(洋泉社)
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100703000080

7065名無しさん:2010/07/03(土) 22:41:52
>>7064
反民主の人たちがタイトルに惹かれて買っているのではないでしょうか。

7066名無しさん:2010/07/03(土) 22:51:13
>>7065
なるほど。
確かに、タイトルだけなら内幕暴露ものかと。
ちなみに、アマゾンの「内容紹介」だと、こんな感じ。
この一節が良い「一年で二度参院選を戦う男」w

「身体検査」って何をするの?
ドブ板、 選挙資金、スキャンダル対策……、
現役参議院議員が明かす民主党選挙の舞台裏!!

党幹事長に嫌われたらホントに立候補できないの!?
民主党の候補者ってどうやって決められるの?
ちゃんと「身体検査」とかされているの?
支持団体と公認候補の関係ってどうなっているの?
スキャンダル攻撃をする「裏選対」ってホントにあるの?
「政権交代」の追い風で当選するも
議員生活半年あまりで再び選挙……、
“一年で二度参院選を戦う男”が語る選挙の真実!

7067チバQ:2010/07/03(土) 22:59:14
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100629ddlk07010085000c.html
票を積む:参院選・福島 戦略の変化/1 民主党 /福島
 ◇与党の武器、凶器にも
 公示直前の20日。民主党県連代表を務める玄葉光一郎衆院議員(46)=福島3区=が、党政調会長と公務員制度改革担当相就任後、初めてお国入りした。地元の田村市と須賀川市で国政報告会を開く前に、足を踏み入れたのはいわき市だった。街頭演説したJRいわき駅前には、約100人が集まった。

 今回の参院選比例代表に出馬した元党県連幹事長の中村秀樹氏(47)と並んで演説を始めた玄葉氏はこう切り出した。「いの一番にいわきに来た。中村さんのため。浜通りから国会議員を出そう」。いわき市は中村氏の地盤だ。ある民主党県議は「玄葉さんと並んだだけで『彼が応援している人だから投票しよう』と思われるはず」と効果に期待する。

 党県連は党本部の意向に従い、今回初めて福島選挙区(改選数2)で、新人の岡部光規氏(41)と現職の増子輝彦氏(62)の2人を擁立。加えて、比例代表の県連の重点候補として中村氏を担ぎ出した。

 中村氏と岡部氏の新人2人にとって「知名度不足」は最大の悩みだ。そこで菅内閣の発足で全国的によく知られるようになり、若くてクリーンなイメージの玄葉氏が頼りの存在となった。政権交代の一つの恩恵だ。

 県連は7月にも、玄葉氏を応援のため福島市に呼ぶ。3人の公認候補も一緒に演壇に立つ予定だ。「党内で最も応援演説の依頼を受けたようだが、何とか来てもらうことになった」と、党県連の安瀬全孝幹事長はほっとした様子だ。

   ◇  ◇

 「鳩山内閣が短命に終わり申し訳ない」「菅内閣発足で支持率はV字回復したが、甘んじている場合ではない。今度こそ覚悟を持って政権運営しなければならない」。公示日の24日、増子氏は福島市内での第一声で、声を張り上げた。

 これまでの地元講演会では、地域経済活性化など副経産相としての実績を披露してきた。しかし、この日は控えめだった。選対幹部は「与党としての成果を強調し過ぎると押しつけがましくなる。候補本人も気を付けているのだろう」と話した。

 安瀬幹事長は今回の選挙で、「与党として政策実現可能な政党であることを訴えるだけ」と説明する。一方で「企業や団体を動員する選挙はしない。圧力と受け止められて必ず行き詰まる」と自戒する。与党としての力をアピールしながら、その「武器」が「凶器」にならないよう注意を払う。

   ×  ×

 参院選は中盤戦を迎え、各候補が激しい舌戦を展開している。政権交代によって、各党それぞれの選挙運動にも変化が表れている。各陣営の動きと思惑をリポートする。=つづく(この企画は種市房子、関雄輔、神保圭作、和泉清充が担当します)

7068チバQ:2010/07/03(土) 22:59:49
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100630ddlk07010255000c.html
票を積む:参院選・福島 戦略の変化/2 自民党 /福島
 ◇団体離れと分裂の懸念
 「少ないな。総裁が来るのに」。20年来の自民党支持者という女性(65)がつぶやいた。19日にJR福島駅東口で谷垣禎一総裁を招いて開かれた党の街頭演説会。福島選挙区(改選数2)に自民から出馬した現職の岩城光英氏(60)も宣伝カーに上がり、公示前の貴重なアピールの場とするつもりだった。主催者発表で聴衆は約500人。昨夏の衆院選で、当時の麻生太郎首相が訪れた際、倍以上が歩道を埋めた光景からすると、寂しさは否めなかった。

 斎藤健治・党県連幹事長もマイクを握った。「あらゆる会場で手応えを感じている。しかし、自民党の公認が1人に絞られたからと油断してはいけない」と声を張り上げ、懸命に支持者を引き締めた。

 民主党県連が新人の岡部光規氏(41)と現職の増子輝彦氏(62)の2人を擁立したのに対し、自民党県連は今回、一時は議席独占を狙って2人擁立を検討したが、結局は見送った。その代わり「50万票でトップ当選」を至上命題に掲げた。しかし、県連内でも現状なら04年に獲得した40万票も厳しいという見方が強い。主因の一つが、業界団体の変化。以前は政権与党としての自民党候補のみ推薦していた団体が、政権交代後に民主党の応援にも乗り出した。

    ◇   ◇

 岩城氏陣営には、地元・いわき市の自民党支持者の票を固められるかも気掛かりだ。有権者28万人を抱える県内最大の票田。同市で市議と市長を務めた岩城氏の名前は浸透しており、大量得票が見込めそうにも思える。

 しかし、党県連内が分裂した昨年9月の市長選が影を落とす。初当選した渡辺敬夫氏(64)は、地元の坂本剛二前衆院議員(65)が支援。一方、岩城氏は現職だった櫛田一男氏(72)を推して敗れた。加えて、昨年の衆院選で、坂本氏と福島5区の公認を争って結局3区に回った吉野正芳衆院議員(61)=比例東北=は、岩城氏とは町村派の同士とされる。

 岩城氏にとって坂本氏はいわば「味方の敵」。同市内の自民党関係者には「坂本さんが本気で保守票をまとめるのか」と懸念する声もある。ある党県議は「いろいろあったが、坂本さんも今回はきちんとやるはず」と打ち消した。

    ◇   ◇

 岩城氏は「野党になって3倍は選挙区内を歩く時間ができた。無党派層を取り込むいい機会になった」と手応えを強調する。一方、「公認が1人になった時点で、トップ当選は宿命。だが、現状はそんなに易しくない」と危機感もにじませた。=つづく

7069チバQ:2010/07/03(土) 23:00:24
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100701ddlk07010178000c.html
票を積む:参院選・福島 戦略の変化/3 第3勢力 /福島
 ◇消費増税、攻撃材料に
 「暮らし向きはいかがでしょうか」。参院選公示の24日、福島選挙区(改選数2)に立候補した共産党新人、岩渕友氏(33)は福島市内で選挙カーから有権者に問い掛けた。「消費税の増税は所得の少ない人ほど負担が大きい。許さないという1票を託してほしい」と声を張り上げた。

 昨年8月の衆院選で共産は苦戦。比例代表の県内得票は民主党、自民党、公明党、みんなの党に次ぐ5位に甘んじた。県内の選対幹部は「政権交代の潮流にのまれ、政策をまともに聞いてもらえる状況ではなかった」と苦い思いで振り返る。

 今回の参院選では、民主と自民の戦いに埋没した衆院選の二の舞いにならないよう、「第3の選択肢」としての存在感を有権者にどうアピールするかが得票増のカギだ。民主の衆院選後の公約達成度や政権運営能力が主要な争点とされていたが、自民などとの主張の違いが明確になりにくかった。

 ところが、公示直前になって菅直人首相が「消費税10%」に言及。自民も以前から同様の主張をしており、“2大政党”を攻撃する格好の材料が浮上。反対姿勢の共産の主張を目立たせやすくなった。選対幹部は「消費税に対する有権者の関心は高い。我が党の主張を県民に聞いてもらえる環境になった」と話す。

    ◇   ◇

 みんなの党の渡辺喜美代表は25日、同選挙区の新人、菅本和雅氏(42)と比例代表の新人で元県議の小熊慎司氏(42)の応援のため、JR福島駅前の街頭に立った。「民主も自民も10%と言うのは、シナリオライターが一緒だから」と指摘。財務官僚が陰にいることを批判した。渡辺氏は以前から「役人が身を切ることが先決」と主張しており、福島市でも「役人天国を改革する覚悟があるのはみんなの党だけ」と力を込めた。

 新党改革から比例代表に立候補した同党幹事長で現職の荒井広幸氏(52)は、毎日新聞のアンケートで消費税問題について「衆院選後の引き上げ」と回答した。

 社民党も消費税の増税には反対姿勢だ。加藤雅美県連幹事長は「低所得者が増えている中で大変な影響がある」と話し、街頭で積極的に訴えていく方針だ。今回は福島選挙区に候補者を擁立しておらず、比例代表の得票アップに懸ける。

 公明党も福島では比例代表に運動を集中する。党県本部の甚野源次郎代表は「県内どこを回っても消費税。争点がはっきりして訴えやすい」と話す。「民主、自民の支持率が下がる中、第3勢力として民意の受け皿になる」と語った。=つづく

7070チバQ:2010/07/03(土) 23:00:58
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100702ddlk07010095000c.html
票を積む:参院選・福島 戦略の変化/4止 業界団体 /福島
 ◇政局混とん「股裂き」も
 郡山市で2月に開かれた朝食会。県内の商工会議所や商店街組合、中小企業団体の役員らが、増子輝彦副経済産業相(62)を囲み、業界の苦しい現状を説明した。当時国会では、小規模企業共済制度や中小企業倒産防止共済制度の対象範囲を拡大させる関連法案が審議中で、早期に国会を通過させるよう要望した。その後すぐに成立したため、ある出席者は「我々のお願いが効いたのかもしれない。直接副大臣に要請できるのは福島県ならでは」と実感した。

 経産省は地域経済や中小企業対策の権限と補助金を多数持つ。増子氏は福島県にとっては「おいしい存在」(経済団体幹部)だという。

    ◇   ◇

 かつて自民党候補のみを推薦していた「県商工政治連盟」や「県中小企業政治連盟」など経済系の政治団体が、今回の参院選福島選挙区(改選数2)では、民主現職の増子氏と自民現職の岩城光英氏(60)を推薦している。政権交代が濃厚になった昨夏の衆院選前からの流れだ。

 福島商工会議所が母体の政治団体「日本商工連盟福島地区」は、民主新人の岡部光規氏(41)も含めて推薦した。瀬谷俊雄代表世話人(同商議所会頭)は「我々は中立で党派にはこだわらない。状況を理解してくれる政治家を選んだ」と強調する。

 しかし、双方を推薦している団体幹部は、この状況を「股(また)裂き状態」と自虐的に表現してこう言う。「政局が混とんとしており、自民党政権に戻った時のことも考えるとこうならざるを得ない」

    ◇   ◇

 一方、県医師連盟は従来通り支援を自民に絞り、選挙区では岩城氏のみを推薦する。同連盟の母体である県医師会の一室には、唐沢祥人日本医師会前会長(68)と、自民から比例代表で出馬した現職の西島英利氏(62)が握手しているポスターが張ってある。今春、日本医師会の会長に就いたのは民主党に近い原中勝征氏(70)。同連盟は「今までの自民の実績を評価した。我々の姿勢は一貫している」と、会長が交代しても支援転向を否定する。

 ただ、民主支援にしろ、自民支援にしろ、推薦候補の集会に各団体が所属組織の社員や職員を多数出席させていた以前の状況は見られなくなってきた。代表者が顔を出す程度で、昔の「人も票も出す選挙」の風景とは違う。

 ある県議は自戒も込めて言う。「もはや、団体の推薦をもらえば、まとまった票が得られると安堵(あんど)できない。きちんと政策を訴えないと票はつかめない

7071チバQ:2010/07/03(土) 23:02:30
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100620ddlk42010277000c.html
決戦直前:’10参院選ながさき/上 民主、党内まとまるか /長崎
 ◇候補予定者発言が火種に
 「私にもう6年間、長崎の看板を背負わせて下さい。仕事を続けさせて下さい」

 18日夜、民主現職の犬塚直史氏(55)が、得意分野である外交政策に関する著書の出版記念パーティーを長崎市内で開催。集まった約170人の支援者らを前に力を込めた。

 鳩山前政権下では「政治とカネ」の問題で逆風が吹き荒れ、民主党は2月の知事選で推薦候補がまさかの大敗を喫した。「『今のままでは応援しない』とずいぶん言われた」と犬塚氏も危機感を募らせていた。

 ただでさえ前知事の自民新人、金子原二郎氏(66)に比べて知名度で劣る犬塚氏。「原点に返り、とにかく姿を見せるしかない」と、今年3月から1000カ所での街頭演説を目指し、軽トラックに乗って県内を回る。無党派層の「風」をつかもうと、同月からは簡易型ブログ「ツイッター」での情報発信も始めた。

 しかし、ツイッターでは「商店街を歩けば民主党に対するすごい逆風を実感します」「公民館に閉じ込められて30分くらい民主党批判の矢面に立たされた」などと悲観的な内容がつらなった。

 それだけに、菅直人首相の就任を「今までは街頭で話をしても電柱が相手。やっと聞いてもらえるようになった」と率直に喜ぶ。

 ただ、一方で犬塚氏自身の発言が党内の火種にもなっている。

 国営諫早湾干拓事業(諌干)の潮受け堤防開門調査については、犬塚氏は「農業用水や防災の問題に対策を講じたうえでの管理開門に賛成」。一方、県連は「反対」だ。

 九州新幹線長崎(西九州)ルートも、県連の「推進」に対し、犬塚氏は「全線フル規格でない新幹線より、島原道路などを優先させるべきだ」。

 両方とも、金子氏が知事時代に推進した公共事業。18日のパーティーに参加しなかった民主党県議は「金子さんとの違いを打ち出そうというのは分かるが、『これから選挙だ』という時に、彼の一言一言で腰が折れてしまう」と苦りきった。

 犬塚氏は「立場の違う方々が同じテーブルについて話し合い、一歩でも二歩でも(解決に向け)進めるのが政治の責任」と話す。だが肝心の党内の足並みの乱れをどう乗り越えるのか。課題は重い。

    ■

 参院選は24日に公示され、来月11日には投開票を迎える。公示直前の県内立候補予定者の動きをリポートする。

〔長崎版〕

7072チバQ:2010/07/03(土) 23:03:05
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100622ddlk42010410000c.html
決戦直前:’10参院選ながさき/中 自民、攻勢へ実績強調 /長崎
 ◇「野党」組織選挙にかげり
 「11回やったが、今度の選挙戦が一番厳しい。相手は現職、私は挑戦者。相手は与党、私は野党。こういう戦いは初めてだ」

 参院選公示まで1週間を切った18日夜。主戦場となる長崎市で開かれた総決起大会で、自民新人の金子原二郎氏(66)は会場の2400人(主催者発表)を見渡し、畳み掛けるよう訴えた。「私の戦いじゃない。自民を含めた日本の戦い。どういう方向にいくのか。民主に過半数を与えたら大変なことになる」

 県議3期、衆院議員5期、知事3期を務めた金子氏。九州新幹線長崎ルート着工などの実績を誇り、知名度は抜群。金子氏推薦を決めた団体も着実に増えている。金子氏は「単に自民党とのつながりではなく、私の知事時代の実績を評価してもらっての結果。これは強みだ」と胸を張る。

 しかし、今回は野党としての戦いの厳しさを思い知らされてもいる。かつての自民党は「政権与党」を背景に業界団体を動かし、徹底した組織選挙で勝ってきたが、金子陣営の一人は「団体に推薦依頼しても簡単には出してくれない。こちらは一日でも早く支持固めしたいのに」と嘆く。

 特に、家族を含めて14万人を抱える県農政連盟が自主投票を決めたことは「痛い」(金子陣営)。菅内閣では県選出の山田正彦衆院議員が農相に就任。自主投票は与党に配慮した結果とみられる。ただ、一方で「自民の候補者選びでのしこりでは」との見方もある。

 候補者選びで「金子氏ありきだ」と猛反発し、席を立った加藤寛治県議は島原雲仙農協組合長も務める。加藤後援会幹部は「今回の県農政連の判断にも影響はあっただろう」。当の加藤氏は「(参院選の間は)夏休みだ」とそっぽを向いたままだ。

 さらに、菅内閣発足で民主党支持率は急回復している。金子陣営では「10%台だった内閣支持率が、60%台になるとは」と不安を募らせる。

 自民県議は険しい表情で語る。「金子氏の高い知名度の中には金子氏に対する『好き』と『嫌い』が混在する。全く未知数の候補だった、2月の知事選での中村法道氏とは異なる。県農政連が全面支援し、自民県連も一枚岩になった知事選のようにはいかない」。不安が払拭(ふっしょく)される気配はまだない。

〔長崎版〕

7073チバQ:2010/07/03(土) 23:03:47
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100623ddlk42010482000c.html
決戦直前:’10参院選ながさき/下 共産、手応え/みんな、第3極目指す /長崎
 ◇共産「追い風に手応え」
 長崎市の目抜き通りで共産新人の渕瀬栄子氏(54)は20日、歩行者らに訴えかけていた。「まじめに働けばまともな生活ができる。そんな当たり前の社会を取り戻そう」。参院選で存在感をアピールしたい共産。今回は「風向きが違う」と山下満昭・党県委員長(57)は手応えを感じている。

 民主が政権交代を果たした昨年の衆院選では「自民か民主か」という政権選択の間に共産は埋没し、議席獲得に結びつけられなかった反省がある。

 しかし、その後の風向きは確かに変わったようだ。事実、1月には松浦市、4月には南島原市の市議選で共産新人議員が誕生。山下県委員長は「米軍普天間飛行場移設問題や『政治とカネ』の問題で鳩山内閣も総辞職し、国民は『民主も自民もだめ』と気付いたのではないか」とみる。

 渕瀬氏もそうした流れを感じ、「鳩山さん、小沢さんが辞任しても何も解決していない」と民主政権を批判し、波に乗ろうとする。

 だが、山下県委員長の悩みは大きい。「地方で生まれつつあるこうした流れをどう国政に生かせるか。国政に生かすことで、初めて選択肢にもなっていくのだが」。風向きは変わっても、風の強さはまだわからない。

 ◇みんな「第3極」を目指す
 「民主党の化けの皮は、必ずはがれる」。10日、佐世保市内で開いた記者会見。同市議(当時)の中嶋徳彦氏(35)擁立を発表した渡辺喜美・みんなの党代表がほえた。上昇傾向だった党の支持率が、菅直人首相誕生と同時に急落していることへのいらだちが噴き出した。

 中嶋氏は、07年の市議選は自民公認で初当選。1期目途中で旗頭を変えた理由をこう語る。「民主はひどい体たらくだが、自民も変われない。昨年の衆院選で国民に『ノー』を突きつけられた。が、その審判を本気で受け止められなかった」。県連上層部には「国民はおきゅうをすえたかっただけ」「民主は自滅する」と現実から逃避する声が多かったという。

 みんなは、民主でも自民でもない「第3極」を目指すが、県内に基盤はなく「徒手空拳の戦い」(渡辺代表)。民主関係者は中嶋氏の立候補について「泡まつ候補? それは言い過ぎかな。よく分からない」と影響を図りかねている。(この連載は錦織祐一、阿部義正、下原知広、山下誠吾が担当しました)

〔長崎版〕

7074チバQ:2010/07/03(土) 23:05:30
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/all/CK2010062902000190.html
<激戦区を行く>静岡 民主“分裂”残るしこり
2010年6月29日

 「厳しい、厳しい戦いだが、死にものぐるいで頑張る」。24日、静岡・沼津駅前で行われた出陣式で、民主現職の藤本祐司は鬼気迫る表情で訴えた。

 党所属の国会議員や地方議員がずらりと並び、選対本部長で県連会長(衆院議員)の牧野聖修は「2人強引に擁立されたが、この1議席を死守する」と声を張り上げた。

 出陣式に駆け付けた連合静岡会長の吉岡秀規は「連合は藤本さん当選にのみ全力を尽くす」と断言した。

 民主党の“分裂選挙”となった静岡選挙区。前幹事長の小沢一郎が3月、藤本1人の擁立を主張する県連を押し切り、新人の中本を擁立。県連は藤本の支援に専念し、中本は党本部直轄とする対立の構図になった。一時は小沢が県連に選挙資金を支給しない異例の事態にまで発展した。

 その後、小沢が辞任し、菅民主党の支持率がV字回復したため、県連は「共倒れの可能性は低い」と判断。党本部の2人擁立方針を受け入れたが、しこりは残ったままだ。藤本陣営の幹部は「小沢さんの秘書が業界団体を回って、中本支持を訴えているのが怖い。民主共闘なんてあり得ない」と不信感をあらわにする。

 一方、24日に浜松市で行われた中本の出陣式。昨年の衆院選(比例東海ブロック)で初当選した小沢チルドレンの小林正枝が応援に駆けつけたが、県連幹部や地方議員の姿はなかった。シンボルカラーの赤いシャツを着た中本は「政治家でない私だからこそ、国民目線で国を変えたい」と訴えた。

 中本を擁立した小沢は、秘書を選対事務所に送り込むなど支援を続ける。小沢が幹事長時代に擁立した比例代表候補の谷亮子や岡崎友紀も応援に入るが、陣営幹部は「県連や地元組織の支援がないのは厳しい」という。

 自民党は、昨年秋の参院補選で敗れた新人岩井茂樹が雪辱を狙う。同党は昨年の衆院選で惨敗、県内の所属国会議員はわずか2人になり、参院選候補も岩井1人に絞った。

 建設や商工・観光など旧来の支持団体を回り、組織固めを進める。参院補選は自主投票だった県医師連盟の推薦も取り付けた。

 岩井は街頭で「日本に必要なのは保守の精神。われわれ若者が自民党を、政治を変える」と声をからす。ただ、県議会の自民党会派が分裂し、3人が除名などの処分になり、不安材料も抱える。

 民主党の複数擁立で勝機ありとみたみんなの党は、パラリンピック金メダリストで、全盲教師である新人河合純一を擁立した。河合は「民主も自民も大増税路線。国民の痛みが分かっていない」と批判する。

 党代表の渡辺喜美は静岡駅前で公示日の第一声を上げ「ハンディを克服しながら生きる河合さんに、国会議員になってほしい」と絶叫した。選対本部長で県議の大岡敏孝は「組織も資金もない。どう河合さんの人柄を理解してもらうか、時間との勝負だ」と話す。

 共産党新人の渡辺浩美は「消費税増税に断固として反対する」と菅政権を批判し、支持を訴えている。 (城島建治)

 =文中敬称略

 ◇  ◇  ◇

 与野党の攻防が続く参院選。激戦が繰り広げられている注目の選挙区を訪ねた。


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