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第22回参議院議員選挙(2010年)
6634
:
チバQ
:2010/06/19(土) 10:55:13
http://mainichi.jp/area/yamanashi/tsuiseki/news/20100617ddlk19010204000c.html
追跡・発掘:参院選’10山梨 公示直前の情勢/上 /山梨
◇民主、首相交代が追い風に
国会が16日閉会し、24日公示、7月11日投開票の参院選に向けて県内の各陣営は本格的に走り出す。支持率回復を背景に勢いづく民主党に対し、草の根的な活動で巻き返しを図りたい自民党。両陣営の戦略と課題を中心に、公示直前の県内情勢を2回にわたって探る。【小林悠太、曹美河】
◇輿石氏出身・山教組は動き鈍く
「菅総理を先頭に、民主党は必ず山梨の皆さんにお応えする。本物の改革をやらせてほしい」
12日に韮崎市で開かれた輿石東・民主党参院議員会長の集会。輿石氏が新政権への支持を訴えると、集まった約1000人の来場者から大きな拍手が起こった。会場には、1月に3選出馬を表明して以来、初めてともいえる高揚したムードが広がっていた。
「正直、負けることも想定した」。陣営関係者がこう振り返るほど、輿石氏はかつてない逆風にさらされた。対する自民党は年齢や経歴で差異が際だつ31歳の元教諭、宮川典子氏を擁立。政治とカネの問題がつきまとう小沢一郎・前幹事長と輿石氏の距離の近さも、自民党に格好の攻撃材料を与えていた。
ところが、鳩山由紀夫前首相と小沢前幹事長の辞任、そして菅直人内閣発足による党支持率の急回復が、流れを一変させた。後藤斎・県連代表は「ようやく戦えるベースができた」と話す。
加えて陣営が強みとするのは、輿石氏の「与党の実力者」としての顔だ。
「輿石先生がいてくれてこそ地方が元気になる」「選挙戦をぜひ勝ち抜いていただきたい」。12日の集会には横内公明・韮崎市長、今沢忠文・南アルプス市長ら周辺市町村のほとんどの首長が顔をそろえ、それぞれ輿石氏にエールを送った。
国政選挙では通常、各党に等距離の姿勢を強調する市町村長だが、今回は輿石氏への傾斜が目立っている。背景には、民主党が地方の要望や陳情を党に集約させる体制を築いたことがある。
また、輿石氏自身も参院選をにらみ、政権交代直後から各市町村に出向いて首長や幹部から要望を直接聞くことで、支持を取り付けている。国中地域のある市長は「政権党の実力者に直接要望を聞いてもらえる自治体はめったにない。輿石さんを敵に回すなど言語道断だ」とまで言う。
◇ ◇
しかし、肝心の足元がおぼつかない。輿石氏の出身組織で、最も強固な支持基盤とされる山梨県教職員組合(山教組)の動きが鈍いのだ。
「20枚取れなくてもいい。危ないことはしないでください」。4月下旬、甲府市内の小学校で放課後開かれた組合の会議の席上、同校の組合分会長が同僚教諭たちに注意を促した。輿石氏の個票(後援会入会カード)集めのことだ。目標は1人20枚としたが、ノルマにはしていない。
県内に約300ある公立小中学校の教職員で組織され、組合員数4000〜5000人を数える山教組。元執行委員長である輿石氏の選挙では強い集票力を発揮してきた。
しかし04年の参院選で、組合幹部らが輿石氏の選挙資金として教職員から募ったカンパ計約1000万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反で罰金刑を受けた。今年3月には北海道教職員組合(北教組)の不正献金事件が発覚。幹部ら2人が同法違反で有罪判決を受けた。山教組を取り巻く環境は、かつてなく厳しい。
「クラス名簿を持ち寄って、教え子の保護者に片っ端から電話をかけたこともある」。峡東地域の小学校の男性教諭はこう振り返る。しかし、この教諭の職場でも、今回は分会長から「保護者への電話は慎むように」という指示が出ている。活動は親族や友人などへの「自主的なお願い」が中心だ。
輿石陣営幹部の一人は「山教組の動きが6年前とは全く違う」と表情を曇らせる。「これからの追い込みに期待したいが、目立つと相手陣営に攻撃材料を与えることにもなりかねない……」。幹部はそんなジレンマを口にした。
6635
:
チバQ
:2010/06/19(土) 10:55:43
http://mainichi.jp/area/yamanashi/tsuiseki/news/20100618ddlk19010109000c.html
追跡・発掘:参院選’10山梨 公示直前の情勢/下 /山梨
◇自民、団体頼れず「草の根活動」 民主V字回復に危機感
「国の難局を乗り切るには、私のようなずぶとい人間でないと駄目です!」。自民党から立候補予定の新人、宮川典子氏(31)が訴えると、同世代の聴衆がどっと沸いた。自身のふくよかな体形を持ち出して笑いを誘う話術はすっかり板についた。
13日に昭和町のイトーヨーカドー前で行われたこの街頭演説の応援弁士は小泉進次郎衆院議員。1年生議員ながら同党の“顔”になりつつある小泉氏だけに、この日は1000人(主催者発表)の聴衆が集まった。
宮川氏は「皆さんの声を国会に届けます」「ゼロからのスタートです」と、身近さや清新さを繰り返し訴えた。しかし、聴衆からは「小泉さんの隣の人は誰」との声も漏れ聞こえた。
国会議員がゼロとなった自民党県連にとって、参院選での議席奪還は悲願だ。県連史上初の女性国会議員候補となった宮川氏を、県連は「変革の象徴」(皆川巌幹事長)と位置づける。
かつて「保守王国」と言われた山梨で、自民党の選挙を支えてきたのは建設業協会や農協、医師会など業界団体だった。だが、政権交代以降、その多くは自主投票に転じた。与党であることを力の源泉とし、多くの団体を通じて票を固めていた従来の手法は通用しなくなった。
今や党県連が掲げるのは「草の根活動」だ。無党派層への浸透を図ろうと宮川氏は毎朝、JR甲府駅前などでつじ立ちし、日中は党員の紹介で有権者回りやミニ集会を繰り返す。
さらに、比例代表で自民党はプロ野球・巨人前監督の堀内恒夫氏(62)=甲府市出身=を擁立。宮川氏と一緒に街頭演説をしたり、富士急出身の橋本聖子参院議員と3人で並んだポスターを作るなどして、宮川氏の知名度不足解消を狙う。しかし、堀内氏を前面に出すことに懸念の声もある。ある県議は「選挙区の投票用紙に『堀内』と書かれてしまうのでは」と話す。
「天が味方している」(県連幹部)という時期もあった。鳩山政権下で民主党の支持率が下がり続け、自民党の世論調査では、5月ごろには宮川氏は民主党の輿石東参院議員会長(74)に迫る支持を得ていた。
だが、民主党への支持率が「V字回復」した今、事態は暗転した。宮川陣営関係者は「何か一つ、起爆剤がほしい」と口をそろえるが、具体的な戦略は描き切れていない。
県議の足並みの乱れも懸念材料だ。
県議会で自民党は圧倒的多数だ。党所属の全県議が自身の選挙並みに支持者に宮川氏への投票を呼びかければ「民主党に負けるわけがない」(自民党県議)とみる関係者は多い。だが、堀内光雄会長と、堀内氏の元秘書の皆川幹事長が県連を仕切る「堀内体制」への反発が一部の県議の間にくすぶっている。「まとめ役がいなくなった」と嘆く県議もおり、参院選を前に結束できるかどうかも大きな課題となっている。
◇ ◇
他の立候補予定者も本格的に走り出した。
共産党から立候補予定の花田仁氏(49)は5回目の国政挑戦となる。民主、自民両党を「大企業や米国にものが言えない」などと批判し、両党に批判的な層の支持獲得を目指す。
一時はみんなの党からの出馬を模索した無所属の精神科医、根本直幸氏(44)は「独自色を出して知名度を上げたい」と自転車による活動を計画。自殺防止を主要政策に掲げる予定だ。
みんなの党は山梨選挙区での候補者擁立を断念。民主、自民、共産、無所属の4人で議席を争う可能性が高くなっている。【小林悠太、山口香織】
6636
:
秋田2区
:2010/06/19(土) 20:27:59
http://live28.2ch.net/test/read.cgi/giin/1276659945/
こんなかきこみがありましたが、的を得ているような感じですね。
918 :無党派さん:2010/06/19(土) 18:16:28 ID:LfUowfnY
地元の在郷新聞だから共同?
富山 痔民やや優勢。石川 痔民先行。福井 激しくせめぎあう
山梨 民主反転攻勢、追い上げる痔民。
長野民主高島やや苦戦、2人目擁立で現職危機感
岐阜 民主2議席めざすもそこまでの勢いなし
静岡 民主一本化せず 愛知 民2・自を4新人おいあげ
三重 民主有為
青森 民主追い上げはかる。 岩手 民主安定
宮城 痔民分裂民主独占狙うもみんなと混戦
秋田 痔民野球選手知名度で激しくしのぎを削る
山形 痔民優位に立とうと酢。福島 痔民・民主現職軸
茨城 痔民リード、栃木 痔民・民・み三つ巴。群馬 追い上げる民主
埼玉 民主2つめざす。痔民議席維持に懸命、公明全力。みんなも争う。
千葉 官人気でみんなどうなる。民2、痔民2、みんな5人が軸
東京 連法勢い。公明安定。残り3を民主、痔民、みんな、協賛争う
神奈川 みんみん痔民、みの有力4が3議席争う
919 :無党派さん:2010/06/19(土) 18:18:44 ID:6t1i21ah
>>918
記事をみたことないな。
926 :無党派さん:2010/06/19(土) 18:35:30 ID:zEzp6iKp
>>918
自民と共産が嫌いで公明が好きなのはわかった。
6637
:
名無しさん
:2010/06/19(土) 20:47:00
>>6636
そろそろ各党が情勢を把握しているでしょうが・・・
1人区の情勢はどうなのでしょうかねえ。
私的には低めに見積もって、与党系19、野党系10、いかがでしょうか。
6638
:
秋田2区
:2010/06/19(土) 21:20:04
自分のところ(秋田)の予想で申し訳ないんですけど、
無党派は石井:鈴木で、6:4ぐらいになりそうです。巨人&自民党バカばっかりで。秋田1区で引き離さないと。
前知事の出馬も影響するでしょうね。
6639
:
名無しさん
:2010/06/19(土) 22:22:12
千葉選挙区なので,千葉に関して予想してみます。
正直,民主2,自民2,みんな1の混戦状況なので,連合推薦民主(道),自民現職(椎名)がやや優勢と見て,最後の議席は郵政が支援する民主(小西)と公明支援の自民(猪口)が3議席目を争い,みんな(水野)は落選だと思う。私的に,浮動票がどう動くか予想出来ないですね。
>
>>6636
をみる限り,一人区では与党と野党は意外にevenな感じではないでしょうか。
6640
:
名無しさん
:2010/06/19(土) 23:15:02
>>6639
千葉に関してはそう思います。
私的1人区
与党系 青森、岩手、山形、栃木、山梨、福井、三重、奈良、滋賀、和歌山、
岡山、香川、徳島、高知、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鳥取
野党系 秋田、群馬、富山、石川、島根、愛媛、沖縄、山口、鹿児島
実は微妙に感じているのは、秋田、鹿児島、石川、富山
こんなものでイカガでしょうか。賛否両論、情報を。
この週末、また世論調査するんでしょうね。
6641
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 00:07:25
>>6640
では,私も一人区の予想をしてみます。(微妙な所は接戦にしてみました)
与党
鉄板 岩手,滋賀,三重,奈良,岡山
優勢 徳島,高知,大分
接戦 栃木,山梨,,香川,長崎,青森,熊本,鳥取,秋田,福井,山形
野党系
優勢 佐賀,和歌山,宮崎,島根
鉄板 群馬,富山,石川,愛媛,山口,鹿児島,沖縄
栃木は民主自民みんなと三つ巴な状況なので,浮動票の行方が気になりますね。富山に関しては,与党側が社民党県連との関係も微妙ですし,国民新党(綿貫票)は自主投票なので厳しいのではないでしょうか。佐賀は元々保守層が強いですし,野党の候補者が衆議院選で原口総務相とそこそこ競り合っていたので,野党に優勢と予想してみました。
私的に気になるのは長崎と香川ですかね。新聞等の情勢調査が出ていないので未だ何とも言えませんが如何でしょうか。
6642
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 00:09:45
共同通信調査の6月16日現在での選挙情勢が載ってないので、
候補者が紹介されている順番をまとめてみました。
2人区以上で同政党が複数候補を立てている場合は、
必ずしも有利な順番ではないと思われるので、参考まで。。。
北海道2:民(藤徳)自み共
青森1 :自民社共た
岩手1 :民自社共
宮城2 :無自民(桜伊)み共社
秋田1 :自民共
山形1 :自民み共
福島2 :民(増岡)自み共
茨城2 :自民(郡長)みた
栃木1 :民自み共
群馬1 :自民共
埼玉3 :民(島大)自公み共社改
千葉3 :み民(道小)自(椎猪)共
東京5 :民(蓮)公民(小)自(中)み共自(東)社た国改創
神奈川3:民(千金)み自共た改
新潟2 :民社自共
富山1 :自民共
石川1 :自民共
福井1 :自民共
山梨1 :民自共
長野2 :民(北高)自み共
岐阜2 :民(山小)自共
静岡2 :民(藤中)自み共
愛知3 :民(斎安)自み共社
三重1 :民自み共
滋賀1 :民自共
6643
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 00:11:06
京都2 :民(福)自共民(河)
大阪3 :民(岡尾)公自共み
兵庫2 :民(水三)自み共改
奈良1 :民自共
和歌山1:自民共
鳥取1 :自民共
島根1 :自民み共
岡山1 :民自共
広島2 :民(柳中)自共
山口1 :自民共
徳島1 :民自改共
香川1 :無自共
愛媛1 :自民共
高知1 :民自無共
福岡2 :民無自み国共
佐賀1 :自民共
長崎1 :自民み共
熊本1 :自民共
大分1 :民自共
宮崎1 :自民共
鹿児島1:自民共
沖縄1 :自無(山伊)
<まとめ>
【1人区】民10自18無1
【2人区】民12自12(※議席独占なしと想定)
【3人区】民8自4公1み2
【5人区】民2自1公1み1
【計】 民32自35公2み3無1
千葉は水野が先行しているらしいが。。。
6644
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 00:48:25
>>6643
千葉選挙区のみんな(水野)が先行しているのは意外ですね。地盤は佐倉付近以外はそこ迄固まっているとは思えないですし,千葉の無党派層がみんなの党に割と動いているのかな?
6645
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 01:14:00
>>6643
としますと、とても、民主幹部の言う50や60なんて程遠い数字だと思うのですが。
実は私もその辺が?で50、60を言うくらいだったら、1人区で20程度は取らないとムリだと思います。
しかし、ジョーシキとコレまでとかいろいろ考えると、確かに
>>6643
の結果にもなると思います。
で、50、60になるためには、と思って考えたのが、
>>6640
でないと、50を超えて60なんていきませんから。
あと唯一私が信頼するヒョーロンカ田勢のコメントだと相当民主に有利だとか。
本人いわく、直感は外れた事無いらしい。
07年の時は1人区で外したのは島根だけでしたから。
6646
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 01:31:52
宮城2 :無自民(桜伊)み共社
新潟2 :民社自共
岐阜2 :民(山小)自共
情勢として見るならこのあたりは不自然すぎますね。
現職または2004年に勝った側を優先して書いてるだけかもしれません。
6647
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 01:38:35
先日、民主嫌いの産経が過半数の勢い、なんて書いていましたが、仮にも全国紙
いくら反民主系、といえど、軽々しく過半数の勢い、なんて書かないと思うのですが。
と考えると、やはり1人区では20前後取らないとキビシイのでは。
ところで・・・ガッキーは40切れば退陣、40も前半なら、求心力は失う、参院が切り崩される、こんな感じでしょうか。
6648
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 02:12:04
>>6646
その日の新聞読んで、順番で有利不利表してないと感じました。
6649
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 03:09:31
>>6646
6年前に勝ってる側優先だと、秋田とかがおかしくなる・・・
6650
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 03:13:08
複数区に限定した場合でも
神奈川の小泉、千葉の椎名、東京の中川、福岡の吉村なども現職優先になってない
6651
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 03:31:23
こういうのって有利→不利の順で書く場合は中央でなく地方の判断になるのでしょ?
地元で情勢判断したのが鳩山辞任前を元にしてたとかではないですかね。
6652
:
久しぶり
:2010/06/20(日) 05:43:20
共同新聞の情勢数字は 鳩山辞任前の地元紙の判断ですよ。
民主の石井ピン選対委員長も一人区は10選挙区しかメドが立っておらず
8選挙区が接戦と話していたことにも符合する。
6653
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:37:58
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100611ddlk46010663000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/1 業界団体 /鹿児島
◇迷う軸足の置き場−−民主・自民、一部で「両方推薦」も
「民主党国会議員をお招きいただくのは初めてでは?」
5月13日夜、鹿児島市照国町の県歯科医師会館大ホールで開かれた県歯科医師連盟(県歯連)主催の「励ます会」。歯科医約150人を前に、壇上でマイクを握った打越明司衆院議員(九州比例)はこう切り出した。
この日の主役は民主党から参院選比例代表に出馬予定の新人、西村正美氏(46)。会場には、今年2月に「自民一辺倒」をやめ西村氏の推薦を決めた上部組織・日本歯科医師連盟(日歯連)の会長らが顔をそろえた。
鹿児島選挙区の民主新人、柿内弘一郎氏(56)の姿は無い。県歯連が自民現職、野村哲郎氏(66)も推薦しているためだ。日歯連は、07年参院選で初当選した自民の石井みどり議員(60)も組織内に擁する。両党に軸足を置く戦略だ。
鳩山由紀夫内閣が総辞職するなど、安定感のない政府・与党を横目に県歯連幹部は声を潜める。「自民党が政権を奪還すれば、また比重を移せばいい」
それを象徴するかのように、県歯科医師会館の1階エレベーター前には西村、石井両氏の看板が仲良く並ぶ。
◇ ◇
陳情で予算獲得を目指す業界団体にとって、予算編成権を握る政権与党の威光は大きい。陳情窓口は民主党県連に一本化され、自民友好団体も足を運ぶ。「政権与党を敵に回すと仕事が回らない」。民主にも推薦を出した県不動産政治連盟の幹部は胸の内を明かす。
それでも「自民一辺倒」を続ける組織も多い。
5月31日、鹿児島市のホテル。清水嘉与子・日本看護連盟会長(74)が約800人の看護師に向かって力強く訴えた。「私たちはブレない!」
比例代表に自民から出馬予定の新人、高階(たかがい)恵美子氏(46)を招いた県看護連盟の決起集会。政権交代後も「自民支持」を貫く。野村氏も壇上で支援を呼びかけた。
しかし参院選で勝利しても「野党・自民」は当面、続くとみられ、政権与党とのパイプは閉ざされたまま。清水会長は「民主は一切窓口を開いてくれない」と弱音も漏らす。
鹿児島市の県建設センターには、野村氏と、建設業の組織内候補で自民現職、脇雅史氏(65)が並んだツーショットポスターが張られている。ところが川畑俊彦・県建設業協会長は言い放つ。「(民主党が)公共事業を増やすと言えば、僕らもブレるよ」
政権交代後、業界団体は軸足の置き場に迷い続けている。ある団体幹部はため息をついた。「政権交代の度に支持政党を変えれば毎回、相手を裏切ることになる。自主投票だと政治に関与できない。どうすればいいのか」
◇ ◇
菅直人首相の下、再出発した民主党。09年の政権交代から9カ月、組織・団体が揺らぎ有権者の思いも漂流する。参院選公示日が定まらない中、揺れる一票を狙う陣営の現場を探った。
6654
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:38:30
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100612ddlk46010599000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/2 普天間問題 /鹿児島
◇民主県連、徳之島案に反発強く 現地入り、逆効果も
鳩山由紀夫前首相が辞任を表明した翌日の今月3日。徳之島のある町議に民主国会議員秘書から電話があった。「21日に島に入る。一緒に回ってほしい」
普天間飛行場の徳之島への訓練移転案に「反対」する民主県連。参院選公示が想定される24日より前に現地で経緯説明しようと計画。複数の町議が協力を依頼された。
県連には普天間問題への抗議や疑問の声が、度々寄せられた。民主新人、柿内弘一郎氏(56)も遊説で「鳩山をやめさせろ」と何度も迫られたという。
県連が徳之島案の白紙撤回要求を決めたのは、徳之島で「1万人集会」が開かれる前日深夜。「対応が遅い」(柿内陣営関係者)と批判がくすぶった。政府へ撤回を求めても、徳之島入りは先延ばし。柿内氏支持のある県議は「逃げていては本土でも選挙にならない。現地で堂々と『反対』『国外移設』を説明すべきだ」と訴える。
だが、徳之島案を明記した日米共同声明と鳩山前首相辞任を機に「徳之島入り」方針が固まった。菅直人首相も声明踏襲を表明し、反発は収まりそうもない。むしろ徳之島に入れば更に強い反発を招きかねず、県連の一人は「県連内にも積極、消極の両論があった」と明かす。それでも島に入るのは、県連への批判を払しょくする狙いがあるとみられる。
◇ ◇
県連の現地入りに、島では賛否が渦巻く。天城町の大久幸助町長は「反対なら会って話をしたい」と好意的。田袋徹二・徳之島町議は「選挙対策の言い訳」と冷ややかだ。
天城町の農業男性(38)は「奄美には民主党への不信感が強い」と言う。09年夏の衆院選。民主県連は「奄美群島振興開発(奄振)事業は減らさない」などの「奄美版マニフェスト」を掲げた。しかし10年度、奄振は29%減。この男性は「またうそをつきに来るのか。空港で何らかの行動をしたい」と息巻く。
対する自民も徳之島問題で民主への攻勢を強めてきた。4〜5月に徳之島や鹿児島市であった反対集会では国会議員がそろい、民主批判を展開。「民主県連が徳之島入りへ」と聞き「混乱を増幅させるだけ。『郵政』の自民国会議員同様『反対』なら離党するのが筋」(宇田隆光・県連副会長)と猛反発する。
◇ ◇
徳之島案を押し進めた首相と官房長官、「政治とカネ」の象徴の幹事長が全員辞任し、菅政権に衣替え後、各種世論調査で支持率がV字回復した。柿内氏陣営には「帆をしっかり張り、風を受け止め前進したい」と巻き返しムードが漂う。だが、徳之島案という逆風がやむ兆しはない。
6655
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:38:58
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100614ddlk46010370000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/3 自公共闘 /鹿児島
◇票交換の成否、不透明 自民は県議が側方支援
3月下旬、鹿児島市南栄の創価学会鹿児島文化会館に県農政連の川井田幸一委員長が姿を現した。農協出身の自民現職、野村哲郎氏(66)の後援会長。出迎えた幹部に「よろしくお願いしたい」と選挙協力を申し入れた。
選挙区に擁立しない公明に野村氏を支援してもらい、お返しに比例代表で公明の票の上積みに協力する−−との、バーター(票の交換)構想。川井田氏は「支援してもらえるとの回答は頂いた」と言う。その後も学会側と接触を継続。自公幹部も協議に加わり5月21日、「参院民主の単独過半数阻止」を旗印に、合意にこぎ着けた。
ただ、6万の農政連がすべて公明ではまとまらない。川井田氏は「できる部分で(公明支援を)やる」と言うが「県内10万」とされる公明は同等の“見返り”を求めるとみられる。
本来、側方支援に当たるのは自民県連。だが自民には「比例は公明」と叫べない事情がある。比例代表で県出身者を2人抱えるからだ。県連幹部は「地域でできる協力を考えている」。念頭には自民県議の存在がある。
◇ ◇
6月6日夜、奄美市の奄美文化センターは約1500人の公明党支持者らで埋め尽くされた。壇上には同党の常任顧問、冬柴鉄三・元国土交通相や県本部幹部に混じり、奄美群島選出の自民県議4人が勢ぞろいした。
「比例の公明票を奄美で2万の大台に乗せたい。我々県議もしっかり役割を果たす」。金子万寿夫議長(自民)が協力を宣言。これに呼応し持富八郎・公明県本部幹事長も「選挙区は野村さん」と声を張り上げた。
自民県議団(38人)には公明友好団体「桜島会」がある。公明が候補を擁立しない選挙区の14人が名を連ね、06年県議選で支援を受けた。来春の県議選を控え「参院選で汗をかけば県議選で返ってくる」(自民県議)との算段だ。これが参院選で公明側への「お返し」にもなる、という訳だ。
◇ ◇
前回衆院選で県内「パートナー宣言」した自公。公明は党本部が「党と党の推薦はしない」と打ち出しており、初の野党共闘となる今回、正式な推薦は互いに出さない。ある自民県議は「野党になって自民の組織力が落ち、公明に票を配分する余裕はないのでは」。別の自民県連関係者は「野党・自民を与党時代と同じように公明が支援するだろうか」と不安を隠さない。
07年参院選は公明の推薦を得た自民現職が2664票差で民主新人に辛勝した。「勝てたのは公明のおかげ」(県連幹部)。不安を抱きながらも、自民・農政連は公明と協力関係を深める。奏功するかは、未知数だ。
6656
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:39:44
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100615ddlk46010401000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/4 「連立」の今 /鹿児島
◇民・社・国「枠組み」継続、支援内容に課題も
5日、鹿児島市平之町の社民党県連。出迎えた南徹郎代表に民主党県連の川内博史代表が頭を下げた。「福島大臣の罷免、連立離脱との結果になり、大変申し訳ありません」
社民県連は、米軍普天間飛行場問題を巡り福島瑞穂党首の消費者・少子化相罷免を受け、鹿児島選挙区の民主新人、柿内弘一郎氏(56)の「支持」見直しを示唆していた。
川内代表には連合鹿児島の川野和幸会長も同行。「支持」継続を求める2人に南代表は「常任幹事会で協議する」と明言を避けた。
「2大政党化」の過程で、県内でもかつて社民の元国会議員が民主に移るなど、社民の民主に対する思いは複雑だ。両者の仲は「民主機軸、社民支持」と両党に軸足を置く連合鹿児島が接着剤になってきた。川野会長は柿内氏の選対委員長代行。連合の一部労組は社民支持で、比例代表で九州重点の新人、吉田忠智氏(54)の応援に力を注ぐ。社民県連にとって比例で民主から「見返り」はない。が、組織力に陰りが否めない中“頼みの綱”の連合から「柿内支持」を依頼されると断れない。
12日の常任幹事会で「支持」確認後、南代表は強調した。「我々が支持するのは『民主の柿内さん』でなく『連合推薦の柿内さん』だ」。連立離脱に伴う危機も連合がつなぎ止めた格好だ。だが、支援内容は「消極的なもの」(北森孝男・社民県連幹事長)。柿内氏の出陣式に出席する予定もないという。
◇ ◇
国民新党県支部は13日、亀井静香代表を招いて鹿児島市のホテルで総会を開いた。会場入り口で支部長の松下忠洋衆院議員(鹿児島3区)は、柿内氏の隣で特定郵便局長らに「柿内さんをよろしく」と頭を下げ続けた。
比例代表で総務政務官の長谷川憲正氏(67)ら7人を立てる国民新。鹿児島選挙区では柿内氏を推薦する。
松下氏は郵政改革に「造反」し自民離党後は「非自民」の立場を取る。07年参院選、09年衆院選で民主と共闘した。柿内氏の応援にも熱心だ。
4月以降だけで自身の集会に招いたのは11回。民主衆院議員4人の誰よりも多い。ベテランの松下氏は初陣の柿内氏に演説や後援会の作り方などを仕込む。今の郵政改革法案を巡る国民新、民主の紛糾にも松下氏は「古い自民政治に戻してはならない。参院選後の臨時国会で郵政法案の可決を目指す」と、ますます熱が入る。
ただ、元自民の松下氏の後援会には自民現職、野村哲郎氏(66)の支持者も少なくない。松下氏、野村氏の地区後援会幹部を兼ねる例すらある。松下氏も「お願いするが強制はできない」と板ばさみだ。
◇ ◇
社民の離脱、国民新の残留−−5月末から揺れ動いた連立与党。鹿児島選挙区では枠組みに変化はないものの、それぞれ課題を残したまま参院選を迎える。
6657
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:40:14
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100616ddlk46010556000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/5 農村票 /鹿児島
◇口蹄疫、攻める自民 民主は戸別補償で応戦
九州地方が梅雨入りした12日夕、鹿児島市喜入の農村地帯にある集会所には大雨の中、約100人の農家らが集まった。自民現職、野村哲郎氏(66)の「語る会」。その2日前、宮崎県都城市で口蹄疫(こうていえき)陽性が確認されたばかりで「初動対応が遅すぎる。ノウハウがある自民が与党ならこんなに広がらなかった」と、野村氏は一気にまくし立てた。
野村氏は自他共に認める農政通。語る会では「与党だった10年前、宮崎などで発生した口蹄疫の被害を最小限に抑えた」と逸話を披露することも。JA組合員約23万の農業県・鹿児島で国会に「農家の代表」を送る大切さを訴える。
思わぬ余波もある。口蹄疫発生地に近い大隅や北薩は農業が盛ん。農協支部単位で5〜6月にある総代会は、通常なら自民予定候補が出席し、選挙に向けた絶好の引き締めの場だ。が、口蹄疫の影響で人を集められず、大隅半島や北薩の5カ所で文書議決に。国政選挙の度に開かれ事実上、自民の決起集会となる「曽於地域農業振興大会」(6月8日予定)も中止された。都城で発生後、県下は「準非常事態」。陣営幹部は「身動きが取れない」ともどかしい。
◇ ◇
野村氏に比べ民主新人の弁護士、柿内弘一郎氏(56)の演説に農政の話題は少ない。目玉は戸別所得補償制度。後援会事務所にはPRビラを置くが、用意したのは2000部だけ。青木寛・県連幹事長は「宣伝しなくても行政が仕事を進めるだけで農家に浸透する」と余裕の表情だ。
同制度は10年度から主に米対象にモデル事業がスタート。減反政策に沿って米作すれば10アールあたり1万5000円が一律交付される。県内では4月だけで申請が全国2位の1万5386件に上った。小規模も含めた水稲農家の約3割に当たる。
◇ ◇
戸別補償を巡り、自民は「財源の保証がない」「一律交付だと生産意欲がそがれる」などと追及する。
元農協職員で稲、野菜を生産する男性(67)は野村氏の語る会に参加し「野村さんは仲間。支持する」と言いつつも、戸別補償申請を早々と済ませた。「財源の問題は気になるが、自分の懐に入ると聞くと、やっぱりうれしいよね」
07年参院選。民主は戸別補償を公約に稲作地帯で票を伸ばし、自民現職に迫った。今回、口蹄疫の逆風を受けながら与党の求心力を背に、自民の大票田である農村票の行方に期待をかける。
6658
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:40:49
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100617ddlk46010547000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/6 組織力 /鹿児島
◇民主、地方の足場築けず 自民は党員減少に悩む
「集まらんなあ」
4月17日夕、鹿屋市の「リナシティかのや」で、市議選告示を控え開かれた民主県連の総決起大会。支持者がつぶやいた。
400人収容のホールの半分は空席。壇上に5候補(公認2、推薦3)が上がり、県連の川内博史代表や地元の網屋信介衆院議員(比例九州)がマイクを握っても盛り上がりは今一つ。市街地での街頭演説の聴衆は女子中学生ら数人だった。
政権交代の風を鹿屋市議選でも、と積極果敢に挑んだ県連。当選したのは市職労組織内の現職と、父が旧鹿屋市議の新人の計2人。風は吹かなかった。
政権交代時の県内地方議員は県議1▽市議9▽町議1の計11人。県連はその後、地方議員の拡充を課題に掲げ活動。これまで鹿屋以外の8市議選のうち指宿、曽於両市で推薦計5人が当選、6市では推薦すら出せなかった。結果、現在の地方議員は4増の15人にとどまり「鹿屋市議選は挑戦できただけ、まだ良い方」と青木寛県連幹事長は振り返る。
対する自民。県議38人、市議は鹿児島市だけでも23人と多く、公明29人▽共産32人▽社民20人と比べ、民主は依然心もとない。「地方の基盤はまだまだぜい弱」と青木幹事長は厳しい表情だ。
5月末の党員・サポーター数は野党時代の昨年と比べ約6割増え、目標の5000人を突破。それでもまだ自民の3割に過ぎない。
◇ ◇
自民県連も組織力の低下に頭を悩ませる。小泉純一郎元首相が党総裁選に初当選した01年春、県内党員・党友数は5万2422人に。しかし年々減り、09年春には2万5252人と半減。政権交代後は1万8778人にまで減った。
党員以外に運動の軸となるのは各種業界団体。再選を目指す自民現職、野村哲郎氏(66)が掲げるキャッチフレーズは「医・食・住」。「農協の野村さん」からの脱皮を図るべく医療、公共事業など農政以外も懸命にアピールする。
しかし、秋波を送られる各団体の集票力自体には陰りが見え、建設業協会幹部は「倒産が相次ぎ従業員数は最盛期の半分以下。選挙に力を割けない」と嘆く。
「脱小沢」を貫く菅直人内閣の誕生で流れは一変し、各種世論調査で民主支持が急回復した。他方、自民の支持率は低迷したまま。「いくら組織を固めても、東京から吹く風で浮動票は流れる」。陣営には徒労感も漂う。
6659
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:41:24
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100619ddlk46010601000c.html
漂流の行方は:10参院選かごしま/7止 第3極 /鹿児島
◇「受け皿」狙う野党 共産、公明「組織外」浸透図る
「2大政党」に飽き足らない有権者の受け皿にと、各野党がしのぎを削っている。
11日、鹿児島市の宝山ホールであった共産党演説会。「自動的に風は来ない。自らの頑張りで風を起こそう」。来援した市田忠義党書記局長が支持者たちを鼓舞した。鹿児島選挙区の新人、山口陽規氏(57)と、比例代表で九州などが拠点の現職、仁比聡平氏(46)も支持を訴えた。
憲法9条堅持▽大企業への規制強化▽消費増税反対−−など一貫した主張に定評があるが、支持者以外への広がりが長年の課題だ。「風」を起こそうと、政権交代を機に農協、医師会など自民友好団体に積極的に働き掛けてきた。山口氏も各地の農協支部を訪れ、民主党が掲げる日米FTA(自由貿易協定)や戸別所得補償などの問題点を説明する。ある元農協幹部は「意外に我々と一致点がある」と理解を示した。
比例は県内5万7000票が目標。鹿児島選挙区の自民現職は農協出身だが野元徳英・共産県委員長は「政策に共感した農家の方は比例で応援してほしい」と期待する。
◇ ◇
与謝野馨元財務相らが新党「たちあがれ日本」を結成した4月10日、南さつま市民会館であった公明党の時局講演会で、山口那津男代表は「公明は新党と違い地方議員が3000人いる」。地域密着の足腰の強さを誇った。
野党として国政選挙を戦うのは98年夏の参院選以来12年ぶり。県内では比例12万票が目標だが、共産同様、組織外への浸透が課題だ。比例代表で九州重点予定候補の医師、秋野公造氏(42)が繰り返し鹿児島入り。29人の地方議員も動員し街頭演説などを繰り広げ「新しい福祉・新しい雇用を作る党」と無党派層にも呼びかける。
◇ ◇
09年8月の結党以来、無党派層の受け皿として存在感を示してきたみんなの党は5月22日、鹿児島市のホテルで集会を2回開いた。江田憲司幹事長と、かつて県内の税務署長だった比例代表の新人、桜内文城氏(44)が出席し、計約1000人を集めた。「宣伝や税務署時代の知人へ呼びかけた成果」(桜内事務所)という。集会後は街頭演説もした。
09年衆院選では選挙区候補がいないにもかかわらず県内で3万近くの比例票を獲得。各種世論調査の政党支持率で民主、自民に続き3位で「風」を起こす可能性を秘める。=おわり(この連載は福岡静哉、村尾哲、新開良一、神田和明が担当しました)
6660
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:44:44
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100615ddlk40010356000c.html
かける:’10参院選福岡選挙区/上 問われる「政権交代」 /福岡
◇民主、社民“与野党”共闘も
「昨日、菅直人総理が誕生しました。『政権交代』を積極的に(確実に)進めることを約束します」
今月5日夕、福岡市のJR博多駅前。民主公認で再選を狙う大久保勉氏(49)は、帰宅を急ぐ人の波に力強く語り掛けた。すれ違う女性に「頑張って」と握手も求められた。「風が変わってきた」。のぼりと拡声器を1人で抱えながらも表情は晴れやかだ。
政治と金や普天間の問題。内閣支持率が下落し続けていたころ、街頭で配ったチラシを目の前で破られたこともある。社民が連立政権から離脱した5月30日。「逆風が強くなり大きな嵐が来ている。非常に厳しい選挙になる。力をください」。福岡市内でマイクを握った大久保氏の声はうわずり、悲壮感さえ漂わせた。その1週間後の首相交代劇だった。
前回に続く連合福岡の支援に加え、与党に転じた今回は、かつて自民支持だった業界・団体からも推薦を得た。その数は約200に上る。「自民を応援していた人の一部が応援してくれることは大きい効果」と大久保氏。だが、推薦を得た業界・団体の中には、自民新人、大家敏志氏(42)にも推薦状を出す動きがあり、安定しない“民主政権”への戸惑いも垣間見える。「しっかりとした政権交代達成のために」。大久保氏は繰り返し訴え続ける。
民主、社民の統一推薦を受けて選挙準備を進めるのは無所属の堤要氏(49)。両党の公募に応募して2月に選ばれた堤氏は、大久保氏と同じく連合福岡からも推薦を受ける。
与党同士の統一推薦が「普天間問題」で与野党に分かれた。またさき状態も懸念されたが、両党の支援は変わらず続くことが確認され、著名人の来援や地方議員との支持者回りで支援を受ける。
ただ、事務所を切り盛りするのは堤氏の同級生らが中心だ。堤氏も無党派層への浸透を狙い、1人で街頭演説を重ねる。4月半ばから1カ月半で約800回を数えた。「まずは顔と名前を覚えてもらわなきゃ」。民主、社民の中央での“ねじれ”をよそに、日に焼けた顔が意気込みを物語っているようだ。
□ □
参院選の投開票日とされる7月11日まで1カ月を切った。連立の崩壊、首相の退陣、新内閣の発足−−。政権交代からわずか約9カ月で国会は大きく混乱した。政権交代は正しかったのか。有権者の国政に懸ける思いが改めて示される。福岡選挙区を駆ける立候補予定者の動きを追った。
毎日新聞 2010年6月15日 地方版
6661
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:45:14
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100616ddlk40010309000c.html
かける:’10参院選福岡選挙区/中 自・公、苦肉の地元協力 /福岡
◇共産は「政権運営問う」
「菅政権になっても何も変わっていない民主に決着をつける」
13日、福岡市中央区の商店街・新天町。自民新人の大家敏志氏は決戦に向けて集う人々に決意を語った。だが一方で「瀬戸際の戦い」とも付け加えた。応援弁士らのあいさつにも危機感がにじむ。野党に転落して9カ月。伸び悩む支持率が政権奪回の目標をかすませる。
不安材料は支持率だけではない。
6年前の参院選で自民の議席を得た吉村剛太郎氏は今回、大家氏に公認を奪われ、国民新に“くら替え”した。4月まで県連総務会長だった県議の佐藤正夫氏も離れ、みんなの党から立候補する予定だ。かつての仲間が議席を奪い合う。5月下旬、選対会議後の麻生太郎元首相は「民主の評判も悪いが、こちらも内部がまとまっておらず、割を食っている」。政権党時代の求心力は低下し、前総裁も顔をしかめるしかなかった。
菅首相誕生の4日。民主は支持率を回復したが、大家陣営にも大きな動きがあった。
福岡選挙区での擁立を見送っていた公明の比例候補陣営と、大家陣営の両幹部が福岡市で会談。後援会同士の政策協定を締結し、事実上の自公協力が成立した。「公党間の選挙協力はしない」という公明党本部に従い「地元には地元の事情がある」(県本部幹部)と見いだした苦肉の策。公明側が選挙区で大家氏を支援、自民側は公明の県議がいない地区で公明比例票の拡大に協力するという。
野党になっても推薦してくれるかつての支援団体や業界はある。加えて注目されていた公明の固い組織票も頼みとなった。「7人が皆さんの気を引こうとする。一番の働き者の大家を」。本人の訴えに力がこもる。
共産は新人の篠田清氏を擁立。集会や街頭で雇用や暮らしを守る政策を訴える。党県委員会の渡辺孝雄書記長は「選挙で問われるのはこの9カ月間の政権運営そのもの。表紙を代えて国民の目をくらます狙いが見え見え。有権者も厳しい見方をしているはずだ」。昨年の衆院選では民主などと共に自公政権を批判。参院選では“新たな敵”に挑む。
6662
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:45:48
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100617ddlk40010361000c.html
かける:’10参院選福岡選挙区/下 第三極に自信の「みんな」 /福岡
◇郵政票上乗せ狙う国民新
4月14日、自民県連総務会長(当時)の佐藤正夫県議が、みんなの党からの出馬を表明した。民主、自民の支持率が伸び悩み「みんな」が注目を集めていた時期。既に、選挙区では、現職の吉村剛太郎氏が、自民の公認を得られず離党、国民新公認での立候補を表明していた。表面的には“自民分裂”にも見えるが、佐藤氏の会見に同席した渡辺喜美代表は「自民でも、民主でもない、第三極というアジェンダ(政策)を明確にしている」と、党の個性に自信を見せた。
自民県議歴15年の佐藤氏だが、ある支援者は「地元は自民支持じゃなくて佐藤支持よ」と変わらぬ支援を約束する。顔も知らない地方議員からの支援の申し出もある。「既成政党っぽくないところが受け皿になっている」。与党国会議員の分析だ。民主の支持率が回復し、みんなの勢いにも影が差すが、佐藤氏は「街頭の反応は変わらない」と強気だ。
一方の吉村氏。古巣自民で3選を果たし、参院政審会長まで務めたが、今回は、自民系の地方議員や業界・団体の支援も期待できず、かねての個人的なつながりに支援を求める。国民新からの出馬を表明した時、民主県連は現職の大久保勉氏に加え、社民との統一候補擁立に向けて選考を進めていた。結局、改選2に与党系3人が出馬する事態となり、選挙協力は機能しない。
「もうこれは戦争で、けんかだ。けんかは派手にした方がいい」。国民新の亀井静香代表は、まだ鳩山内閣にいた5月15日、北九州市で記者団に答えた。吉村氏はかつて、郵政民営化法案(05年)の造反組。郵政改革法案を巡り、亀井代表が閣僚を辞任した11日夜、吉村氏は福岡空港から郵政関係の集会に向かった。「不満もあると思うが、法案を成立させるためにも勝ち抜かなければ」。郵政票への上乗せを狙い精力的な活動が続く。
2議席を争う戦いには幸福実現の新人、吉冨和枝氏も名乗りを上げる。28年間の教師経験を生かした政策を街頭演説や座談会を重ねながら訴える。
◇
7人がひしめく夏の陣。政権交代の是非を巡り有権者の判断が示される。(この連載は松本光央、鈴木美穂、門田陽介、佐藤敬一、高橋克哉、降旗英峰が担当しました)
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:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:47:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0007.shtml
【九州の情勢―2010参院選】福岡 8人名乗り 激戦区に
2010年05月31日 20:39 憲政史上初の選挙による政権交代が実現しておよそ8カ月。迫る参院選は民主、社民、国民新の3党が連立を組む鳩山政権の「中間選挙」とも目される。九州の7選挙区(改選数計8)は民主、自民、共産各党を軸とする対決構図が、ほぼ固まってきた。各県の選挙情勢を紹介する。
□ □
「この2人を押し上げていく以外にない。民主党を取り巻く状況は厳しいが、奮闘を願う」
大型連休明けの8日、福岡市内であった民主党福岡県連の参院選決起集会。あいさつに立った総合選対本部長代行の藤田一枝衆院議員は、鳩山内閣の支持率急落や米軍普天間飛行場移設問題による逆風を強調し、目標とする「選挙区2議席独占」へ所属議員ら約200人に奮起を促した。
「改選数2以上の選挙区に複数の候補者を擁立する」は小沢一郎幹事長の定めた党方針。福岡は現職大久保勉氏(49)を公認し、無所属新人の堤要氏(49)を社民党と共に推薦して選挙に臨む。大久保氏は自民党の支持団体を切り崩し、堤氏は無党派層への浸透に重点を置く。2人は選挙戦略を違えて共闘を図る。
県連は国会議員や地方議員の支援が片方に偏らないように、衆院の小選挙区単位で2人の支援を割り振った。このため、地方議員が自分の出身労組と異なる候補予定者を支援せねばならない事態も起きている。初の試みに手探り状態が続く。
過去3回連続で民主、自民が1議席ずつを分け合ってきた福岡選挙区。「小沢戦略」はその構図を一変させた。民主が2人擁立を決めると、4選を目指す現職吉村剛太郎氏(71)は、自民を離党して亀井静香代表の率いる国民新党からの立候補を表明。改選数2を与党の3人が争う「定員オーバー」(民主党関係者)になった。
「党が違うので、そこは戦いだ」。吉村氏支援のため8日に福岡入りした亀井代表は、記者団にこう述べて民主との対決姿勢を鮮明にした。吉村氏も「国民新党候補としてやるだけ」と宣言。民主県連の期待した党レベルでの候補者調整は、事実上、棚上げのまま前哨戦に突入している。
対する野党。自民が擁立する大家敏志氏(42)は、陣営の態勢づくりが難航していたものの、県医師連盟や県農政連などの推薦を獲得。15日の事務所開きをきっかけに本格始動する。とはいえ、党勢復活の糸口は容易に見いだせない。吉村氏に続き、自民県連幹部だった県議の佐藤正夫氏(55)も党を離れてみんなの党から参戦を表明した。県連は「離党組に票が流れる」と危機感を募らせ、分裂の影響を最小限に抑えようと躍起だ。
みんなの佐藤氏は、各種世論調査にあらわれる党支持率の伸長を追い風に、民主、自民の批判票の取り込みを狙う。共産新人の篠田清氏(61)は街頭演説を中心に支持拡大を図る。
公明党は7日、比例代表に力を注ぐことなどを理由に、福岡での候補擁立を見送ると決めた。比例票を得るため他陣営と協力できないかを模索しており、選挙区の公明票の行方が注目される。
政治団体「維新政党・新風」の馬場能久氏(60)、「幸福実現党」の吉冨和枝氏(51)も立候補を予定。首長経験者らがつくる「日本創新党」も候補擁立をうかがう。
既に8人が名乗りを上げ、全国屈指の激戦区の様相を見せている。
=2010/05/12付 西日本新聞朝刊=
6664
:
チバQ
:2010/06/20(日) 09:48:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0006.shtml
【九州の情勢―2010参院選】佐賀 逆風の中 新人が激突に
2010年05月31日 20:39 4月25日、佐賀市で開かれた民主の原口一博衆院議員(佐賀1区)の総務相就任祝賀会。古川康知事をはじめ、県内首長や経済界トップ約400人が顔をそろえ「大隈重信侯以来」となる同市出身者の入閣を祝った。
「民主の集会にこれだけの顔触れが集まるなんて今までなかった」。原口氏の地元秘書は、政権交代の威力をまざまざと思い知らされた。
影響は業界団体にも及ぶ。正組合員だけで約5万人を抱え、文字通り「票田」となって自民を支えてきたJAグループ佐賀の政治組織「県農政協議会」は、4月下旬に参院選の自主投票を決定。これまで自主投票したことがなかった県有明海漁協も続いた。
「自民の強固な支持基盤が崩れつつある」と自信を深める民主県連幹部にとって頭が痛いのが、鳩山内閣の低支持率。参院選の前哨戦と位置付けた4月の県内2市長選で、現職に挑む新人を推薦して相次いで敗れた。
参院選で新人甲木美知子氏(38)を擁立する民主県連の園田泰郎代表代行は、知名度アップが課題と分かっていつつも「民主への逆風が吹いている中では…」と顔を曇らせる。
自民は、昨夏の衆院選で原口氏に敗れた福岡資麿元衆院議員(37)を公認に擁立。「党の存亡をかけた戦い」と雪辱を期す。
というのも、4選を目指していた現職の岩永浩美参院議員(67)が今年2月に「(県議時代から通算して)35年間与党の立場で政策実現してきたが、半年間で政権交代の現実を突きつけられた。当選しても活動意欲が保てない」と不出馬を表明。その上で「自民が生まれ変わるには思い切った世代交代が必要」と、史上最年少で県連会長を務める福岡氏を後継指名した。周囲も「党再生のために自ら退いた岩永さんの気持ちに応えたい」(県議)と高揚する。
ただ現実は厳しい。4月24日の福岡氏の事務所開きに出席した県内首長は、町長1人だけ。低支持率にあえぐ鳩山内閣と同様に、自民の支持率も低空飛行を続ける。福岡氏は徹底したつじ立ちで組織型選挙からの脱却を図る。
共産の山口勝弘氏(54)は「民主にも自民にも失望した民意をくみ取る」との戦術を描く。
=2010/05/13付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:48:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0005.shtml
【九州の情勢―2010参院選】長崎 「諫干」が争点に浮上
2010年05月31日 20:39 「諫干開門に賛成。豊かな有明海を取り戻さなきゃならない」
民主党現職の犬塚直史氏(55)は4月30日、地元長崎で西日本新聞の取材に対し、諫早湾干拓事業の排水門開門に賛成する考えを初めて明言した。犬塚氏の態度は、赤松広隆農相が諫干問題について「政府としての方針を示した上で参院選で信を問いたい」と述べ、政府・与党の検討委員会が4月中旬に長期開門を求める報告書を提出したのと合致する。
犬塚氏は「農漁業に被害が出ないよう万全の措置をとる」「被害が出たときの補償も国がするという方向性も出ている」とも付け加えた。慎重な言葉選びに、開門に強く反発する地元農漁業者への配慮もうかがえる。
民主長崎県連は開門反対の姿勢を取り、党本部とは“ねじれ”状態にある。県連幹部は「何のつもりで『賛成』なんて言うのか。もう諫早では遊説もできない」と頭を抱える。別の民主県議も「党の『無駄な公共事業削減』姿勢をアピールするのに諫干が利用されているだけ。長崎は捨て駒にすぎない」と漏らし、選挙への打撃を危ぶむ。
自民党は、この政権党のねじれを好機とばかりに「開門反対」の主張を前面に押し出す。
「諫干開門なんてとんでもない。民主党の独裁的なやり方を阻止しなきゃいかん」。金子原二郎前知事(66)は1日、同県諫早市で開かれた諫干開門に反対する決起集会に姿を見せ、痛烈な民主批判を展開した。自民公認で参院選に臨む。
3月に知事を退任後、再三の自民県連からのラブコールにも参院選出馬を拒む言動を繰り返してきた金子氏は同日、佐世保市の後援会会合で立候補の意思を初めて表明。「開門反対」のはちまきを締め、県出身国会議員らとともに拳を突き上げた決起集会は、実質的な金子氏の「選挙戦」のスタートともなった。
「諫干を政争の具にしてはいけないが、開門反対を訴えたい」と金子氏。県連幹部は「知事時代から開門反対の先頭に立ってきた金子氏の出馬は、参院選の戦略として最も効果的だ」と話す。
共産新人の渕瀬栄子氏(54)は街頭演説やミニ集会で雇用の安定などを訴え、支持拡大を図る。
=2010/05/13付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:50:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0004.shtml
【九州の情勢―2010参院選】大分 政権幹部に新人挑む
2010年05月31日 20:39 鳩山政権が発足した昨年秋以降、民主党現職の足立信也氏(52)は新型インフルエンザの感染拡大防止に努める厚生労働政務官として、何度もテレビで政府方針を説明した。医師経験を買われての「抜てき」によって、参院1期目にして一躍全国に名前を売った。
順調と見える歩みの陰に悩みもある。足立氏は4月、大分市の事務所開きで「皆さまに私の代わりに(活動を)お願いする部分が大きくなる」と、地元を空ける時間が長くなることに対する理解を支持者に求めた。
「政治主導」を掲げる鳩山政権では、政務官を含め政務三役の仕事量が従来よりも飛躍的に増えたとされる。国会会期中、東京・霞が関や永田町に縛られる日々に、陣営内から「議員本人が支援者に直接訴える機会が足りない」という不満の声が漏れる。
選挙が近づく今後は、仙谷由人国家戦略担当相らを大分に迎え、政権中枢に近い立場をアピールする戦略を練っている。
足立氏に挑む自民新人は、県連公募で公認を得た小田原潔氏(45)。5月の大型連休中、大分市の商業施設前に何度も立った。「迷走する政治の流れを大分から変えたい」。街頭演説を重視し、知名度アップを狙う。
大分県宇佐市出身ながら、幼少期から東京で過ごした。地方議員の経験もない。地縁や血縁を頼みにする選挙戦は展開しにくいものの、「しがらみのない新人」(県連関係者)が、現政権の批判票の受け皿になり得るとの期待感がある。
国政選挙で「選挙区は自民、比例は公明」と訴えた自民、公明両党の連立政権当時に代わる、新たな選挙協力も模索している。描くのは、今回の参院選で自民県議が公明の比例候補を支援し、来年の県議選で公明が候補を立てない選挙区は公明支援者が自民県議を推す形。新たな手法に、自民関係者の一部は「参院選大分選挙区の公明票は小田原に来るのか」と不安も口にする。
共産党が擁立した新人の山下魁氏(33)は4月の事務所開きで「自民は崩れ、民主は期待を裏切り続けている」と強調。幅広く参加者を募るミニ集会を重ね、無党派層の取り込みを図っている。
× ×
=2010/05/14付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:51:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0003.shtml
【九州の情勢―2010参院選】熊本 首相の来訪どう影響
2010年05月31日 20:39 今月1日。歴代首相として初めて熊本県水俣市の水俣病犠牲者慰霊式に参列した鳩山由紀夫首相は、式の前後に慌ただしく県内を駆け回った。
熊本市で連合熊本のメーデー集会に出席し、八代市のイ草農家やトマト選果場を視察。松野頼久官房副長官(衆院熊本1区)と、民主党新人の本田浩一氏(43)も同行し、自民党支持が強固な農村部にも精力的に足を運んだ。県連幹部は「一国のトップが訪れる意味は大きい。間違いなく選挙にプラスになる」と首相来訪の効果を語る。
民主県連は、昨年12月に松野氏の秘書だった本田氏の擁立を決めた。松野氏は今年1月、「首相に水俣に入ってほしい」と発言し、実現に向けて動いた。政権中枢にいることを強みに本田氏の支持拡大を図ろうと、激務の合間を縫って熊本に戻り、街頭に立つ。
ところが肝心の鳩山内閣の支持率が低迷。選挙に向けて必ずしも順風満帆と言えない中で、本田氏は「地道に続けることが大事」と街頭でアピールを続ける。
自民は、2007年参院選で現職が民主候補に約8千票差で敗北。定数削減で1人区となった後、01年、04年と守った改選議席を明け渡した。
県連は政界の世代交代が進む中で、現職木村仁氏(75)は形勢不利とみて、公募と予備選で別の“勝てる候補”を模索。1月、比例代表の現職松村祥史氏(46)の擁立を決めた。既に県商工政治連盟など約80の団体から推薦を受け、与党時代に劣らない組織選挙の態勢を整えた。
4月に与謝野馨元財務相らと園田博之衆院議員(熊本4区)が離党し、新党「たちあがれ日本」を結成した。陣営には「県民に自民分裂ととらえられるのは必至」(幹部)と不安も広がる。
園田氏の動きに対し、4月下旬の政治資金パーティーで山本秀久県連会長(県議)は「打倒民主の行動。熊本発展のため、共に頑張っていける」と理解を表明。園田氏は自民県連選対の相談役に就任した。共闘ムードを演出してなお、先行きには不透明感も漂う。
共産党は新人の安達安人氏(54)の擁立を決定。消費税の増税反対や米軍普天間飛行場の無条件撤去などを訴える。
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:52:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0002.shtml
【九州の情勢―2010参院選】宮崎 口蹄疫対応で火花も
2010年05月31日 20:39 「選挙に利用しているというのか。発言を訂正してほしい」。宮崎県庁で10日、自民党現職の松下新平氏(43)が赤松広隆農相に詰め寄った。
同県で被害が拡大している家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)をめぐり、地元選出国会議員も臨席して行われた農相と東国原英夫知事の懇談の場。「感染確認から3週間がたったけれども…」と来県の遅れを指摘しようとした自民の古川禎久衆院議員(宮崎3区)に対し、農相が話を遮って「同席してもらうのは構わないが、知事との話し合いだ。参院選の前だから言いたいこともあるだろうけど」と発言したことに、松下氏は色をなしたのだった。
畜産県の宮崎で、約8万票とされる農業関連の票は重い。有権者数約90万人強の宮崎選挙区にあって口蹄疫問題は、取り組み方いかんで当落を左右しかねず、各党とも神経をとがらせる。
再選を目指す松下氏は2004年参院選に自民県議を辞して無所属で出馬し、民主党の支援も得て当時の自民現職を破った。復党したとはいえ、批判は依然くすぶる。
宮崎は「自民王国」と言われながら、分裂選挙を繰り返し、国政選挙などで苦杯をなめ続けている。自民を飛び出したみんなの党の渡辺喜美代表が候補者擁立に意欲を示すなど、分裂の芽も消えていない。
松下氏に挑む形の民主新人、渡辺創氏(32)も懸念材料を抱える。過去の参院選で非自民の無所属候補を支え、共闘してきた民主県連と社民党県連合の間に、しこりができたことがその一つ。社民は、前回参院選(07年)で共闘が実って当選した無所属候補が民主入りし、今回も民主が共闘協議に先行して渡辺氏の擁立作業を進めたことに不信感を募らせた。
民主は4月27日、連合宮崎を仲立ちにしてどうにか社民の「支援」を取り付けた。さらに小沢一郎幹事長が今月7日に宮崎市入りし、社民県連合の幹部らと会って関係修復に動いた。小沢氏は「全力で支援してもらえると信じている」と述べたが、万全の共闘態勢を築けるかどうかは微妙だ。
共産新人の馬場洋光氏(41)は雇用や医療、福祉問題で民主、自民両党の失政を訴え、批判票取り込みに力を入れる。
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:52:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/rensai/feature/20100531/20100531_0001.shtml
【九州の情勢―2010参院選】鹿児島 「普天間」めぐり攻防
2010年05月31日 20:39 「私は猛反対だ」。4月29日、鹿児島市であったメーデー集会。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の徳之島移設に声を張り上げた柿内弘一郎氏(56)を見て、民主党県連幹部がつぶやいた。「与党の新人なのに政府を批判しないといけない。苦しいよ」
鹿児島選挙区の参院議席は2001年に1人区になって以降、自民が独占。初の議席獲得を目指す民主は昨年末、新人の柿内氏を公募で選んだ。各種団体を精力的に回り、自民王国の基盤だった漁業や商工関係を含む約50団体の推薦を得た柿内氏は、時に一日30回のつじ立ちをこなすなど、知名度の向上に懸命だ。
懸念するのは、県連の意向とは無関係に政府が進める普天間問題。県内移設を拒む民意は政権党への攻撃に直結し「徳之島などの奄美群島では戦えない状態」と県連幹部は漏らす。批判は県全域に波及する勢いで「嵐が過ぎるのを待つしかない」と苦境が続く。
議席を守る立場の自民党。鹿児島市にある現職野村哲郎氏(66)の事務所の壁には、各種団体の推薦状約600枚がびっしりと張られている。「与党だった前回選挙と比べても見劣りしない」と関係者。ただし「進んで推薦状を持参する団体は減り、民主との相乗り推薦が増えた」。政権交代後の支持者の変化に危機感を抱く。
それでも「政治とカネの問題、普天間問題など、民主の攻撃材料には事欠かない」と自民県連会長の尾辻秀久参院議員。県連と野村氏の出身母体の県農政連はフル回転。特に県議会で7割の議席を占める自民県議38人は来春に改選を控え「参院選も自らの選挙」と、野村氏の活動を強力に後押しする。
野村も2月から県内77カ所を目標に国政報告会を開催し、既に約50カ所で終えた。無党派層が多い鹿児島市でも今回初めてつじ立ちをしている。
山口陽規氏(56)を擁立する共産党は「自民、民主の二大政党に代わる展望を示す」と位置付ける。今月から奄美市を起点に県内一巡の街頭活動を始めた。普天間問題で与党批判を展開。各地で農業者や企業経営者、開業医などとの懇談会、ミニ集会を重ねて支持の拡大を図る。
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:57:42
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/gifu/CK2010061702000187.html
<動く陣営>(上) 民主「独占」へ自民票狙う
2010年6月17日
JR大垣駅南口で13日午後、山下八洲夫は民主幹事長代理の細野豪志と並んで街頭演説に臨んだ。「もう冒頭で言い訳をしなくてよくなったな」。山下は風の変化を感じていた。
鳩山由紀夫、小沢一郎のツートップが退陣し、政治とカネ、普天間問題の批判は一時より沈静化した。山下は言い訳の代わりに「郵政改革法案は、選挙後には必ず成立させる」と語気を強めた。
1週間前、岐阜市内のホテルに県内の郵便局長ら800人が集まった。局長らの政治団体「郵政政策研究会」が開いた集会。初めて推薦をもらった山下は、その場で法案成立を誓っていた。
山下は業界団体の支援獲得を選挙戦の柱に据える。「自民一辺倒だった団体の引きはがしを狙う」。歯科医師連盟、建設業協会、農協農政連盟など自民の集票組織が政権与党になびき、軒並み山下の推薦へとかじを切った。
岐阜選挙区は過去3回、民主と自民が1人ずつ擁立し、議席を分け合ってきた。民主県連は今回、党本部の意向に従い、初めて2人を公認。山下と小見山幸治で議席独占を目指している。
昨年8月の衆院選で民主が獲得した票は、県内5つの小選挙区で計60万。参院選では2人がそれぞれ33万票を目標に掲げる。追い風に乗った衆院選よりも、さらに上積みが必要となる。
支援組織の連合岐阜は「苦渋の決断で組織を2つに割った」(幹部)。集票力は分散し、従来の労働組合頼みでは、2人当選はおぼつかない。県連代表の平田健二は「半分を他から取ってこないと勝てない」と語る。
菅直人が首相指名を受けた4日夕。名鉄岐阜駅前で、小見山は街宣車の上から声を張り上げた。「新しい力、新しい民主党が、新しい国づくりをする」。隣には参院議員の蓮舫。事業仕分けの顔と並び、党の再出発と自らの姿を重ねてみせた。
小見山は、自民党を離党した参院議員松田岩夫の元秘書。県連幹部は「相手の票をいかにたくさん持ってこれるか」と自民支持層の切り崩しに期待する。小見山は松田の後援会と、地元経営者が多い母校・県岐阜商のOBらを頼りに、知名度アップを図っている。
ただ、県連幹部は「2人公認のひずみはいっぱいある」と懸念する。党幹部と2人が一緒に写ったポスターを一方の陣営がはがし、一人だけのポスターに張り替えて問題化したことも。良きライバルの間で、票を食い合い、一枚岩だった県連、連合にひびが入る危険性もはらんでいる。 (敬称略)
× ×
参院選は24日公示、7月11日投票と決まった。岐阜選挙区に立候補を表明している主な陣営の動きを政党ごとに探った。 (参院選取材班)
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チバQ
:2010/06/20(日) 09:59:35
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/gifu/CK2010061802000158.html
<動く陣営>(中) 自民「変化」掲げ議席死守へ
2010年6月18日
「県連で初めて、公募で選ばれた素晴らしい候補です」。11日夜、岐阜市文化センターであった自民の講演会。衆院議員の野田聖子は「公募」に力を込め、渡辺猛之を1300人の聴衆に紹介した。
講演会告知のポスターには「変える、変わる」「新しい、政治」のキャッチフレーズ。渡辺は「自民党を内側から変え、新しい政治の風を起こす」と会場に向かって宣言し、拍手を浴びた。
渡辺は加茂郡選出の県議。地元で人気はあっても県内全域では知名度が足りないため、地方議員の力を頼りに各地の集会、企業を小まめに回っている。訴えるのは、自民を変えるという姿勢だ。
昨年8月、自民は衆院選で大敗。県内でも五つある小選挙区のうち、3つで初めて民主に議席を奪われた。野党転落で国の政策決定に口を出せないなど、じわじわと影響力が薄れてきた。
自民県連は昨年11月、参院選候補を1人に絞る方針を決定。幹事長の猫田孝は「必ず勝てる候補で議席を死守する」と説明した。選び方は、開かれた党をアピールしようと初の公募を採用した。
当初、現職の松田岩夫は意欲満々。だが、選挙戦で実動部隊となる県議らは「党の刷新にならない」と反発、松田は今期限りの引退に追い込まれた。応募者は9人で、最終的に渡辺に決まる。
「これで大丈夫だろう。若さも武器だ」。県連幹部は議席確保に自信を見せた。3月に松田が離党したときも「かえって自民の結束が強まる」と余裕の表情。民主政権では政治とカネ、普天間問題と敵失が続き、楽観ムードは広がった。
しかし、自民の支持率は上がらず、求心力の低下は予想以上だった。4月、参院議員(非改選)の藤井孝男が突然離党し、たちあがれ日本に参加。農協、歯科医師会などは自民と並列とはいえ、民主候補の推薦を次々と決めていく。
岐阜市で5日にあった渡辺の事務所開き。県連会長の古屋圭司は「新首相になれば、必ず民主の支持率は上がる。危機感を持って臨まないといけない」と険しい表情で出席者にハッパを掛けた。
「風が変わってきたことは、肌で感じている」。渡辺は11日の講演会が終わった後、民主の支持率回復に警戒感を示した。野田は続けた。「既存団体のご機嫌うかがいばかりじゃなく、渡辺さんと同世代の共感を得られるような運動を心がける」
衆院選で有権者からノーを突き付けられて以降、もがく自民。県連幹部が「参院選は古い与党体質から脱皮するいい機会」と言うように、いかに脱皮を具体的に打ち出せるかが問われている。示せなければ、「変化」「新しい」のキャッチフレーズが浮く。 (敬称略)
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:00:46
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/gifu/CK2010061902000179.html
<動く陣営>(下) 共産・公明「第三極」の存在 前面に
2010年6月19日
菅内閣が発足した8日夜、共産書記局長の市田忠義が美濃加茂市文化会館の演説会で声を張り上げた。「民主は表紙と裏表紙を変えただけ。自民、公明に反省はない。国民の暮らしを守るのは共産しかない」
市田に先立ち、公認候補予定者の鈴木正典は普天間問題、消費税の増税方針など民主の政策を批判。「中小企業や農林漁業を守るため奮闘する」と支援を訴えた。昨年8月の衆院選岐阜1区に続く挑戦となる。
政権が自公から民主に代わり、新党がいくつも誕生する激動期。共産県委員長の松岡清は「有権者は自民も民主もだめで右往左往している状態」と指摘する。共産は第三極になることを狙い、新たな動きを見せる。
昨年暮れから県内の森林組合や農協、商工団体などへの訪問を始めた。「林業の現状を教えてほしい」。鈴木は今春、東濃地方の森林組合の事務所に向かった。林業を基幹産業の一つと位置づけ、林業者への支援を重視する党の姿勢を説明。職員からは、疲弊する現場の苦労を聞いた。
「従来は自民の支持基盤。でも、話を聞いてくれるようになった」。現場に生じた小さな変化。松岡は不満の受け皿としての手応えを感じている。
「『政権交代、2大政党がいい』と言われたが、うそだったことがはっきりした」。5月15日、岐阜市の金公園。公明代表の山口那津男が拳を振り上げながら呼び掛けた。
暑い日差しの中、公園には1000人を超す聴衆が集合。街宣車の周囲を埋め尽くし、支持者の団結力を見せつけた。
山口は相次ぐ新党の発足にも触れ、「単なる国会議員の横滑りだ」と批判。「公明は地方に根を張り、女性議員も多い。2大政党に飽き足らない民意を受け止めるのは公明だ」と、第3極としての存在を強調した。
公明は比例代表に力を入れ、岐阜選挙区では候補を擁立していない。県内の公明票12万はどう動くのか。その影響は大きい。
自公連立政権では、自民の支援は当然だった。野党になり、党本部は「地域の声を尊重してやっていく」(山口)と、県本部の判断を重視して決める方針を示している。
「自公政権で10年も一緒にやってきた信頼関係は、ないがしろにできない」。県本部代表の岩花正樹は、自民候補を支援する意向を党本部に伝えた。だが、決定はまだだ。
2大政党の対立構造に埋没しまいとする共産や公明。自民を見限り、民主への失望も経験した有権者はどう動くのか。公明票の行方は。24日に公示が迫る中、各陣営はさまよう票の動向を見つめる。
(敬称略)
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:07:04
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100617ddlk18010620000c.html
きしむ自民王国:’10参院選・政権交代の衝撃/上 業界団体 /福井
政権交代から9カ月余り。自民党支持が根強い県政界は中央とのねじれが生じ、激震が走った。突然の首相辞任で民主党の支持率が急に回復するなど、民意の行方はなお混とんとしている。参院選を前に、変わりゆく姿に焦点を当てた。
◇動けぬ“集票マシン”
「今日のような会議は50年間なかった。だから皆さんのいろんな意見をぶつけてほしい」
10日、福井市の県農業会館9階大ホールで開かれた県農政連(3万6254人)の定期総会。参院選福井選挙区の候補者推薦について、山田俊臣会長が険しい表情で語りかけると、各支部から集まった約350人がざわめいた。
選挙で長年、自民候補を推薦し、手厚い支援態勢から「集票マシン」と呼ばれた農政連。事務所には自民議員のポスターがずらりと張ってある。総会は8支部が一致して推す候補者を承認する場だった。だが今回は、民主新人と自民現職から出された推薦願を巡り、支部の対応が割れた。
「お世話になってきた自民現職の推薦をお願いしたい」「民主と自民の両方を推薦して、都合の良い方に付こうというのは駄目だ」
意見の応酬は30分以上に及んだ。関係者は「保守系市議を24年務めた会長には自民への思い入れがあるが、皆の意見を聴こうとした。農業政策を実現するならやっぱり政権与党でないと、となりますよ。野党じゃ銭持ってへんもん」と解説する。
公示3日前の21日、幹部約40人を集めて最終決断をする。山田会長は「自民も民主も安定していない。今後もどうなるか分からん」と、判断の難しさを痛感している。
市・町議から国会議員まで、とりわけ自民系が多数を占める“自民王国”福井。組織力でまとまった票を固め、予算獲得などで政治的影響力を発揮したい業界団体にとって、国政選挙で推す政党候補を迷う必要はこれまでなかった。
だが政権交代後初の参院選を巡り、上部組織が自主投票を決めたり、民主に軸足を移すなかで、選挙区の対応をどうするかという難題に直面する。県医師会の政治団体「県医師連盟」(約950人)は自主投票、県建設業連合会(約560社加盟)は候補者2人を推薦するなど、組織選挙をしない道を選んだ。
一方、県歯科医師会の「県歯科医師連盟」(約300人)は先月、自民現職との長年にわたる付き合いを重視し、ほぼ満場一致で推薦を決めた。比例では上部団体、日本歯科医師連盟の決定に従い、組織内の民主候補を支援する。
県歯連幹部は「きっちりと組織票を集めるとアピールするのが重要。政権が今後どうなるかは分からんが、団結することが大切」と慎重に語る。
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:07:46
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100618ddlk18010550000c.html
きしむ自民王国:’10参院選・政権交代の衝撃/中 首長 /福井
◇初の“民主党系”表明
「こんな小さな町に現職の大臣が来るなんて、以前にはありえなかった。町民にも『間違いじゃなかったね』と言われた」
参院選福井選挙区に出馬する民主新人の同町での後援会長を引き受け、関敬信町長は手応えを感じている。民主党は原口一博総務相らを同町に入れ、テコ入れを図った。中央政界との距離を縮めた関町長は、参院選後に民主党入りを考えている。
昨年の衆院選で、“自民王国”福井では3小選挙区とも自民党候補が勝利した。全敗を喫した民主党の関係者は、横並びで自民党候補の応援マイクを握った首長への批判を強める。中央と地方の“ねじれ”のなかで、首長たちに戸惑いが広がっている。
医師から政界に転身した関町長も、これまで選挙は自民一筋。だが昨年の衆院選ごろから、これまで通りでよいのかと思い始める。「町内には自民支持者が多く、私が民主に行くとどうなのか心配はあった」。自分の後援会組織に決心を伝えると異論はわずかで、年明けに自民を離党した。
3月、越前町の生涯学習センターで、参院選福井選挙区に立候補する民主新人の後援会設立総会が開かれた。壇上から「町の総力を結集して戦う」と語る関町長に、立ち見も出た約850人の出席者は一斉に拍手した。県内の首長が初めて“民主党系”を表明した瞬間だった。関町長は「何にしてもトップになるのは大事なこと。小さな町が生きていくには、早めに支持を鮮明にしなければ」と振り返る。
町長の変心に、町議からは不信の声も上がる。ある自民系ベテラン町議は「手のひらを返すようなことをするのはいかがなものか」。別の自民系町議は「政権与党だから今より交付金がもらえるなんてあり得ない。そんなことをしたら他の市町が怒る」と、冷ややかに見ている。
後援会長を引き受けるほどではないが、自民党を離党する動きは他にもある。小浜市の松崎晃治市長は先月、前原誠司国交相の来訪を前に離党した。舞鶴若狭自動車道の早期整備や国道の橋の架け替えを要望するのに、「自民党員ではまずい」と判断したためだ。
自分の胸を指さし「ここには、いろいろありますけど……」と、硬い表情を浮かべる松崎市長は、「自民党県連幹部からも『党籍を持っていて大丈夫か』と心配する声をいただいた。自民党を愛していたが、私の主義主張のために市民に迷惑をかけるわけにはいかない」と打ち明けた。根拠は不明だが、同市役所内ではもう「橋の件はOKをもらった」とささやかれている。
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:09:03
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100619ddlk18010580000c.html
きしむ自民王国:’10参院選・政権交代の衝撃/下 陳情 /福井
◇「与党へ」行き先一変
「7カ月で約150件を幹事長室に上げた。官僚に政策判断を任せず、党が判断する画期的な変化だ」
民主党県連の野田富久幹事長が、県連事務所で3センチほどの厚さのファイルを手に胸を張った。件数は、県連が陳情や要望の窓口として昨年11月に開いた「福井地域戦略局」から、党幹事長室に届けた書類の数を示す。
同戦略局には原則として2週間に1回、県選出国会議員や県議らが集まり、自治体や各団体から要望を聴いている。優先度が高いか、党の方針に沿っているかで3ランクに評価し、党幹事長室に上げてきた。
民主党による陳情・要望ルートの変化に、異論が出ている。県の幹部は、「自民党が与党だったころは、地元選出の国会議員を通じたルートで陳情していた。会議などで上京した時には必ず、国の担当者を直接訪ねて県の施策や要望を伝えていた。『手ぶらでは行くな。書類1枚でも置いてこい』と上司に言われたものです。顔を合わせれば情報も伝わってくる。それが禁止ですからねえ……」とぼやく。
県内のある事業者の団体は自民党の職域支部の一つだが、政権交代後は民主党県連に陳情している。「『幹事長室に上げました』と連絡はあったが、その後どうなっているのか分からない。民主からは強制ではないが、『選挙の第一声に何人動員できますか』『後援会に名簿を出して下さい』と言われますよ」
道路整備などの陳情で、同戦略局へ数回通ったある市長は、「民主党内の審議の中身が分からない。陳情の結果は新聞報道の方が早かった」と不平を漏らす。重要案件については結局、力のある民主党国会議員に直接要望しているという。
こうした声に民主党県連の野田幹事長は「これまでは有力な国会議員に頼みに行き、国会議員は案件を官僚に丸投げしていただけ。政策は官僚が決めていた。新制度は地元の事情を知る県連が窓口になり、官僚に頼らないものだ。地元にとっては上京する旅費などコスト削減のメリットも大きい」と反論する。
自民党の県議たちは、県議会で抗議の意思を示した。昨年の12月議会では「地方自治体から、国に地方の声が届くのかと不安や危ぐの声が多く上がっている」との意見書を公明党と提案、採択した。2月議会では土木、農業など27件もの意見書案を提出し、約1時間かけて全部読み上げさせた。その意義を自民県議は「法的に認められた意見書なら、国も受け付けない訳にはいかない」と語った。
今春、県選出の自民党国会議員の東京の事務所はひっそりとしていた。与党の時代は、公共事業への予算や補助金が決まる「個所付け」の要望活動で来客が多かった時期だ。秘書は「持っていく先がないのを、皆さんよく理解している」と声を落とした。(この連載は安藤大介、高橋隆輔、幸長由子が担当しました)
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:11:01
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100614ddlk13010143000c.html
激戦5議席:10参院選東京/1 民主/国民新 /東京
◇知名度の差、逆手に−−民主/風頼らず、街頭徹底−−国民新
「政権交代を確固としたものにする最後の決戦。菅直人首相のおひざ元・東京で勝利できなくて一体どこで勝てるのか」。2300人を集めて中野サンプラザで10日開かれた民主党都連の総決起集会。都連会長代行の海江田万里衆院議員が声を張り上げると、会場に高揚感があふれた。鳩山由紀夫首相の退陣と、56年ぶりの東京選出の首相の誕生を機に、民主への支持率がマスコミの世論調査で急上昇している。
小沢一郎・前幹事長は「3人目」の擁立を打ち出していたが、結局、再選を目指す蓮舫氏(42)、3選を目指す小川敏夫氏(62)の議席死守を目標に挑むことになる。
6年前は小川氏が約99万票、蓮舫氏が約92万票とほぼ票を二分することに成功した。だが今回、蓮舫氏が事業仕分けを機に行政刷新担当相に抜てきされ、知名度に開きがついているといわれる。決起集会でも、対照的な2人の立場が露骨なほどに強調される場面があった。
「蓮舫さんには大臣としてふさわしい票を取ってほしい。今なら他の支持者、無党派層だって賛同してくれる。問題は小川さん」。阿久津幸彦・都連幹事長がこう切り出すと、会場がどよめいた。小川氏は96年の旧民主党結党時代からの所属で「筋金入りの民主」がキャッチフレーズ。裁判官や検事を経験し「いぶし銀」との評価があるが、知名度不足は陣営も認める。
民主の戦略は明確だ。蓮舫氏には、民主に批判的な無党派層や第三極の支持層をも根こそぎ取り込むことが期待されている。小川氏は危機感を前面に出しながら連合などの支援組織を固める。鳩山前首相の退陣後、小川氏は取材に「普天間問題で信頼を失い、今まではマイナスの弁解から入らざるを得なかったが、これからは違う」と期待感を示す。
「党の顔」に期待され、選挙期間中の大半は他の候補の応援で東京を空ける見通しの蓮舫氏は、「不安じゃないといったらうそになるが、仲間あっての民主党」と全国行脚への意気込みも見せる。
◇
郵政改革法案の成立の先送りを巡り、一気に連立離脱の緊張感が高まった国民新党。亀井静香代表が金融・郵政担当相を辞任したが、連立維持で踏みとどまった。
05年結党の国民新党が東京選挙区に候補者を立てるのは07年に続き2人目。社団法人理事の新人、江木佐織氏(57)が「生活者の視点から国民の代弁者になりたい」と出馬表明している。07年の中村慶一郎氏は約15万票にとどまって落選。今回は60万票を目標に議席獲得に挑む。
与党ではあるが、「今度の選挙で民主から支援を受ける選挙区はない」(亀井代表)。東京には地方組織もないため、江木氏は「街頭しかない」と4月以降、街頭に200回以上立つことを目標に設定している。「風に惑わされず、次世代に何が必要かを見据えて主張を訴えたい」。街頭での演説は100回を超えたという。
□ □
政権交代後初の本格国政選挙となる参院選の日程が24日公示、7月11日投開票と固まった。激戦が予想される東京選挙区(改選数5)。主な立候補予定者の直前の動きを追う。=つづく
〔都内版〕
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:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:11:48
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100615ddlk13010315000c.html
激戦5議席:10参院選東京/2 自民/公明 /東京
◇2人立つも現職優先−−自民/組織力で「議席死守」−−公明
自民党現職、中川雅治氏(62)の総決起大会は5日、千代田区の日比谷公会堂で開かれた。「皆さんの力を集中し、中川候補が確実に当選するようご支援を」。党都連幹事長の内田茂前都議が席を埋める支持者に訴えた。6年前の中川氏は約100万票を獲得してトップで初当選したが、今回は様相が大きく異なる。
野党に転落しているうえ、自民党本部主導で新人も擁立される。6年前より定数が1増したとはいえ、都連は組織の全精力を中川氏のみに注ぎ、議席死守を目指す。同様に2人を擁立した07年参院選では、新人が当選、現職は落選。同じ轍(てつ)を踏まぬよう、都連の意識は徹底している。
中川氏は大蔵官僚出身で政策通とアピールするが、派手さには欠ける。無党派層の票が期待できる候補とはいえず、都連傘下の国会議員、都議、市区町村議の支持基盤を通じた浸透にかけるしかない。ある都連幹部は「組織を固めて1人に絞れば勝てる」と見通しを語る。自民の組織力が問われる選挙戦だ。
都内選出の重鎮、与謝野馨衆院議員は新党「たちあがれ日本」を結成して新人候補を立てた。人気の高い石原慎太郎都知事は、都議会では与党の自民に配慮しつつも、この新党を応援している。反民主を訴える保守系候補は乱立しており、容易ではない情勢だ。
一方、自民が2人目に擁立した新人、東海由紀子氏(42)は経歴の多彩さが売り。米国留学やスポーツキャスターの経験があり、05年からは外資系企業2社で管理職を務めてきた。夫の辰弥氏はアメリカンフットボールの名選手だったという話題性もある。都連幹部は「民主の蓮舫氏の票をできるだけ奪ってもらえれば」と期待を口にする。
東海氏自身も「人や組織の支援は期待できないので、私には空中戦しかない」と覚悟を決め、街頭演説などを通じて浮動票の獲得を目指している。
◇
前回、前々回と80万票前後を積み上げてきた公明党は、党の「66歳定年制」で引退する現職に替わり、新人の公認会計士、竹谷とし子氏(40)が議席死守を目指す。昨年末の公認以来、強固な組織を活用して浸透をはかる。都内に数百人いる党所属地方議員の支持層、人脈を基盤にあいさつ回りや演説会をこなし、支持拡大に努めている。ある都議は「新人なので着実に1票、1票積み重ねるしかない」と語る。
「財政を国民から見えるようにする。民間企業並みの会計を国にも導入する」。会計士の経験を背景にこう訴える竹谷氏。「働く40代女性」と強調し、陣営では、同世代やビジネス界への支持拡大も期待する。
ただ東京では今回、30代〜40代の候補予定者が約10人。女性も少なくなく、有権者の目を引くのは容易ではない。「うちはうちのやり方でやるしかない」(陣営幹部)とあくまで従来型の選挙手法を基本に、野党転落後初の国政選挙に挑む。=つづく
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:12:34
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100616ddlk13010266000c.html
激戦5議席:10参院選東京/3 共産/社民/みんな /東京
◇党の顔で「議席奪還を」−−共産/連立離脱「いばらの道」−−社民/風頼り「しがらみなし」−−みんな
「5月にスタートダッシュをかける」という共産党都委員会幹部の言葉通り、渋谷区の東京体育館で5月14日に大規模な共産党大会が開かれた。現職の小池晃氏(50)が登壇すると、約1万人の支持者からひときわ大きな拍手が起きた。「新党から出てくる顔は、みんな古い顔ばかり。民主や自民ではない新しい政治をつくる本家本元は、我々だ」。小池氏は力強く演説し、乱立する新党との違いを強調した。
共産党は前回の参院選で51年間守り続けてきた東京選挙区の議席を失った。その奪回は党の悲願。98年に比例で出馬して現在2期目。テレビ出演も多く、党の顔の一人として知られている小池氏の擁立は昨年10月に決まった。小池氏は「昨年の衆院選で党の得票は増えた。有権者からの期待は広がっている」と語る。都委員会幹部は「『首相が交代しても、民主党の中身は何も変わってない』と粘り強く伝えていく」と話し、無党派層への浸透を目指す。
◇
社民党が連立政権から離脱した翌日の5月31日。同党から出馬予定の森原秀樹氏(37)は、杉並区の荻窪駅前などで「沖縄に犠牲を強いる政治に加担することはできない。今後は政権の外で頑張っていくという決意をした」と、声を張り上げた。有権者に離脱の経緯を積極的に説明したいと、森原氏は街頭に立つ機会を増やしている。「受けとめられ方を見極めたいが、『筋を通した』と声をかけられることが多い。反応は良い」と言う。
一方で与党だった約8カ月間、衆議員秘書だった森原氏は「政策の実現性などで野党との違いを感じた」と話す。中川直人・都連幹事長は「今年度予算の成立にも携わり、一緒に作り上げた法案もある」と話し、「実績」も強調する方針だ。
森原氏は「再び野党となり、これから党の力をどう発揮していくか。いばらの道だ。普天間の移設問題を中心に、これまで届かなかった声を国会に届けたい」と意気込む。
◇
「日本をもう一度元気にすることを使命にしたい」。みんなの党の松田公太氏(41)は5月15日、港区六本木の自らが創業したコーヒーチェーン店の前で、初めて街頭演説をした。あこがれの「若手起業家」に、若いサラリーマンらが拍手を送った。「40代でちゃんと仕事をしてきた人」と、同党の川田龍平参院議員は胸を張る。
民主、自民による2大政党制の流れの中、みんなの党は両党への批判の受け皿として支持を広げてきた。参院選も狙いは同じ。「タレントも有名人もいないが、しがらみがなく、日本を立て直したいと思う人間が集まった」。松田氏も両党を意識して強調する。
ただ、風頼りの面は否めない。4月の多摩市長選は推薦候補が民主系候補に約1500票差まで迫ったが、5月の中野区長選は投票率が伸びず、現職にダブルスコアをつけられた。民主への風向きが変わった中で「どれほど取れるか分からない」(党幹部)状態だが、100万票を目標に掲げている。=つづく
〔都内版〕
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:13:32
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100617ddlk13010251000c.html
激戦5議席:10参院選東京/4止 改革/たちあがれ/日本創新/幸福実現 /東京
◇追い上げに自信−−新党改革/打倒民主、非自民−−たちあがれ日本/退路断ち立候補−−日本創新党/安全保障策強調−−幸福実現党
舛添要一氏が自民党を離れ、旗揚げした新党改革。候補者擁立までに時間を要したが、舛添代表が母校・東大法学部の後輩である翻訳家の海治広太郎氏(48)に出馬を打診。舛添代表は「国際性があって語学もでき、即戦力になる」と期待を込め、海治氏も「期待に応えたい。追い上げに自信がある」と意気込む。
知名度が高い舛添代表を前面に打ち出す選挙戦を展開する方針。チラシにも「うみじの3つの約束」の最初に「大学の先輩であるますぞえ代表と共に、日本・東京を改革します」と記載する。陣営も「代表とセットになって政策を訴えたい」との意向だ。
◇
自民党にいた与謝野馨氏らが結成した「たちあがれ日本」は、公募で弁護士の小倉麻子氏(31)を選んだ。「この国に生まれたことを誇りに思う。努力する人が報われる社会を」。7日、新宿で街頭演説に立った小倉氏はこう訴えた。
与謝野氏は「日本の有権者の約1割を占める東京に、候補を出したいと考えていた」と力を込める。党の立場は「打倒民主」「非自民」。地方組織はなきに等しい。政治経験ゼロの新人候補を浸透させるため、都心が地盤の与謝野氏は「一緒に東京中を走り回る」と語る。さらに、石原慎太郎知事は応援団長を自任。「いいキャンペーンをやってもらいたい」と語る知事にも全面的な支援を期待する。
◇
「永田町と一線を画す」と地方自治体の首長や首長経験者らが結党した日本創新党。結党大会を5月30日に開き、党首の山田宏氏(52)が「退路を断って東京から立候補する決意を固めた」と、約500人に宣言した。
既に別の男性を候補者として発表しており、山田氏は比例に回るとの見方がされていたが、山田氏は「党を知ってもらうため、党首の私が東京から出るのがよいと党全体で決めた」と語った。
今月10日、たちあがれ日本などと「日本を救うネットワーク」として共同行動することを発表したが、山田氏は「東京など定数の多いところは、それぞれの党の主張をしていく」と言い、東京での選挙協力は否定。地盤の杉並区以外にどこまで浸透させられるかが鍵だ。
◇
「看板が変わって嫌悪感は少しは薄まったが、根本的な不信感はぬぐえていない」。幸福実現党の矢内筆勝氏(48)は、民主政権を批判し、「有権者は民主でも自民でもない政党を探している」と、街頭で手ごたえをつかんでいる。安全保障をテーマにした演説が特に反応がよいといい、日米同盟の堅持・強化や集団的自衛権の行使ができるよう、憲法改正も訴える。=おわり
この企画は石川隆宣、真野森作、田村彰子が担当しました。
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神奈川一区民
:2010/06/20(日) 10:14:40
西村&康夫氏が新会派タッグ
6月20日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100620-00000030-sph-soci
参院選で国民新党から比例代表で出馬する全日本プロレスの西村修(38)が19日、新党日本の田中康夫代表(54)と新会派タッグを組み、大阪・心斎橋で街宣活動を行った。
女性好きで知られる田中代表は「私は自慢じゃございませんが、今まで男性を好きになったことはございません。でも、初めて男ぼれをしたのがこの西村修でございます」と二枚目レスラーの人柄を高く評価。「この夏は一緒に全国を駆け回り、応援していきたい」と全力サポートを約束した。
西村はマイクを手に、自らのがん克服の話を交え「第二の人生は健康と教育問題を命がけで訴えて、日本を改革してまいります」。プロレスファンとの記念撮影にも気軽に応じるなど、週末でにぎわう心斎橋筋を、田中代表とともに約2時間練り歩いた。
最終更新:6月20日8時1分
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:15:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100617/CK2010061702000083.html
混迷、夏の決戦 参院選 主要政党の動向 <民主>新内閣で息吹き返す
2010年6月17日
「努力すれば二人が当選できる状況になってきた。だから頑張ろう」
十一日に千葉市内の民主党県連で開かれた総支部長と幹事長の合同会議。県連選対委員長の岡島一正が力強く呼び掛けた。今月上旬に首相が鳩山由紀夫から菅直人に交代し、民主党の支持率は急激に回復。元気のなかった県内の党関係者も息を吹き返した。
◇ ◇
昨年夏の衆院選圧勝から、政権与党として初めて迎える参院選前までの九カ月余り。民主党は県内でも世論の風に翻弄(ほんろう)されてきた。県連が昨年十一月に行った千葉選挙区の候補者公募には三十六人が殺到。だが、鳩山らへの批判が強まるに連れ、順風だった雲行きは怪しくなっていく。
県連は一月上旬に道と小西の擁立を決めたが、逆風の強まりで当初予定の一月十六日に発表できず、二月十四日の県連大会で公表。それも内定止まりで、公認の正式決定は三月三日にずれ込んだ。二人はその後も街頭演説で聴衆から罵声(ばせい)を浴びせられるような状態が続いた。
そんな大逆風は今月上旬の菅内閣発足でやみ、再び追い風が戻ってきた。県連幹事長の田中信行は安堵(あんど)と期待をにじませる一方で、「追い風はいつまで続くか分からない。屈折の数カ月を過ごしてきたから、そう簡単に楽天的になれない」と本音も漏らす。
◇ ◇
足元の選挙態勢にも不安が残る。最大の支援組織である連合千葉は二人に推薦を出すが、実際に支援するのは道のみ。会長の黒河悟は支援について「比例代表の組織内候補が最優先。混乱を避けるため選挙区は一人に絞った」と説明する。
そこには、選挙区に組織内候補を立てられないような日程で公募した県連への反発が透けて見える。選挙区で改選を迎える民主党現職の広中和歌子(76)が比例代表に転出し、組織内候補と競合する影響も気にしているようだ。
民主党は、改選数が二から三に増えた三年前の参院選も新人二人を擁立。県連と連合千葉が一人ずつ支援し、二人当選を果たした。県連は今回、衆院1〜4、9、11、12区が小西を、5〜8、10、13区が道を支援する区割りを実施。全選挙区にいる衆院議員を生かす戦略だが、今のところ道、小西の劇的な知名度アップにはつながっていない。
来春には統一地方選があるが、地方議員の動きも鈍い。あるベテラン県議は「連合の組織内候補も県議出身者も出さず、いきなり来た落下傘候補を応援できるわけがない」と冷ややかだ。 (小林孝一郎)
=文中敬称略
◆ ◆
十六日の国会閉会を受け、各党は二十四日公示、七月十一日投開票の参院選に向け、活動を本格化させる。千葉選挙区には、民主、自民の二大政党に加え、共産や複数の新党が相次いで立候補予定者を擁立。九人による混戦が予想される中、夏の決戦に挑む主要政党の動向を探った。
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チバQ
:2010/06/20(日) 10:16:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100618/CK2010061802000081.html
混迷、夏の決戦 参院選 主要政党の動向 <自民>党より人物本位の戦い
2010年6月18日
「われわれは強気なんだ」−。昨年十二月中旬、自民党本部で県選出の国会議員団会議が開かれ、千葉選挙区(改選数三)では現職の椎名に加え、二人目を擁立する方針が固まった。政権から転落した余韻が残る中、県連会長で衆院議員の森英介に、報道陣から「共倒れを懸念する声はないか」との質問が飛んだが、森は戦う姿勢を強調した。
◇ ◇
三年前の参院選も民主と自民が二人ずつ擁立して激しく競い、民主二、自民一で議席を分け合った。民主は政権交代の勢いに乗り、前回と同じ二人の擁立に動いていた。
自民も二人目の擁立方針を固めたが、人選は党本部に一任。椎名に近い県連幹部は「(二人目は)勝負になる人が選ばれるはずだ。現職にはつらい」と表情を曇らせた。
党本部が白羽の矢を立てたのは、市川市出身で知名度がある元少子化担当相の猪口。一月下旬に出馬を表明した。
自民には、二人擁立に向けた戦略もあった。政治とカネの問題などで鳩山政権の支持率がじわじわと低下していた時期。二期の実績がある椎名が組織を固める一方、知名度の高い猪口なら自民が苦手としてきた無党派層にも手が届く。攻めの戦いを展開することで、全県的な票の掘り起こしにもつながる。
◇ ◇
だが、自民の上昇機運は、昨年の衆院選で落選した元自民衆院議員の水野賢一が四月下旬、みんなの党から出馬する意向を表明したことで一転した。
椎名陣営にとっては水野に自民支持票の一部を奪われる可能性がある。猪口陣営にとっても浮動票の争奪戦で脅威となる。三年前の参院選で選挙協力が成立した公明からは今回、全面的な協力が得られなくなったことも不安材料だ。
さらに、今月上旬の首相交代による民主の支持率回復。県連幹事長の田久保尚俊は「影響は大きい」と警戒しながらも、「有権者は表紙の付け変えにすぎないと見抜くはずだ」とみる。猪口陣営も「有権者は各政党に不信感を抱いている。党より人物本位の戦いになる」と、大きく影響されないとの見方だ。
「二つ取って、千葉から反転攻勢ののろしをあげよう」。両陣営の集会で演説に立つ県連会長の森はこう言い、支持者らを鼓舞し続けている。 (小川直人)
=文中敬称略
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:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:17:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100619/CK2010061902000088.html
混迷、夏の決戦 参院選 主要政党の動向 <共産 みんな 新党改革 諸派>混戦打開の鍵は浮動票獲得
2010年6月19日
「上位の立候補予定者は横並びだ。一番頑張った人が抜け出せる」。今月上旬、千葉市内で開かれた共産新人の斉藤の事務所開き。党県委員長の浮揚幸裕はこう訴え、支持の拡大を呼び掛けた。
三年前の前回参院選で、共産は千葉選挙区(改選数三)に別の女性候補を擁立。約二十一万五千票を獲得したが、得票数は立候補した八人の中で民主、自民の各二人に続く五番手だった。
九人が立候補を予定する今回について、浮揚は「みんなの党も擁立し、民主も自民も二議席獲得は苦しい戦いになる。前回とは状況が全く違う」と、上位数人の混戦になるとみている。
斉藤は新人八人の中で最も早い昨年十一月に出馬を表明。これまでの活動を通して「有権者は生活が苦しいだけに、一票をどこに託すべきか真剣に考えている。共産の主張も知りたいと、チラシなどを受け取ってくれる人も多くなった」と手応えを感じている。
◇ ◇
「民主に幻滅し、自民にも戻したくない人が多い。みんなの党への期待は高い」。水野は四月下旬、衆院議員を四期務めた自民を離党し、みんなの党から立候補する意向を表明した。自民について水野は「改革政党から後退した。党内抗争も相変わらずだ」と批判。出馬会見に同席した党代表の渡辺喜美は「われわれは組織も団体もないが、私が(自民を)離党してから一年数カ月、全国で草の根運動を続けてきた」と、他の新党との違いを強調した。
二大政党への批判票の受け皿を自負する水野陣営だが、他の新党を大きく引き離す世論調査の支持率が得票につながるかは未知数。戦略は都市部で与党を批判し、浮動票の取り込みを狙う“空中戦”頼みになる。
水野陣営は「全県での知名度は低い」と冷静に分析し、人気の高い渡辺の頻繁な来県を希望している。首相交代による民主の支持率回復で党の注目度が落ちることに、危機感も募らせている。
◇ ◇
日本創新党は五月中旬、清水の擁立を発表した。清水は印西市議からの転身で、「地方の生の声を国政に届ける」と語り、財政再建や教育の再興などを訴える。県庁での出馬会見で、党首の山田宏は「既成政党による順列組み合わせでは何も変わらないことが明らかになった。清水氏は地方の現場からの危機感をわれわれと共有している」と後押しした。
◇ ◇
新党改革は今月十四日、既に出馬を表明していた元県議と差し替え、古閑の擁立を発表した。船橋市出身の医師で、医療制度の改革や科学技術の研究振興などを訴える。出馬表明は最も遅かったが、古閑は「医者の経験を通した具体的な医療改革案など、他の候補者が訴えない政策で勝負したい」と話している。
(小川直人、小林孝一郎)
=文中敬称略
=おわり
6684
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:21:55
怒涛の特集記事30個
チカレタ
6685
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:26:12
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/06/20/09.html
「改心」の太蔵氏 復活へ1人“ローラー作戦”
「なんで坊主にしたんですか?」と至る所で声を掛けられる杉村太蔵氏
朝は駅前、昼は商店街や百貨店、夕方には再び駅前に立つ。杉村氏は、これを出馬表明翌日の今月4日から繰り返している。ターゲットは人込み。「改心」を込めた丸刈り頭で雇用問題などを訴え、若者からは「タイゾーさんっすよね?頭どうしたんすか?」と声を掛けられることもある。
スタッフは同行せず、1人で動く。移動は電車。「過去の言動で国民のみなさまに申し訳ないことをした。でも今は違います」と強調する。
党関係者によると、当初、杉村氏は立候補する予定はなかった。推薦したのは党の共同代表の与謝野馨氏。杉村氏は05年の衆院選に当選し、翌06年から与謝野氏のもとで政策などを学んできた。
党内でも擁立には反対の声が多かったが、与謝野氏が幹部らを納得させた。陣営は「以前に比べて礼儀も主張もしっかりしている。会って話を聞いてもらえれば、いかに改心したかが分かってもらえる」と話し、「太蔵用マップ」を製作。東京都の地図を拡大し、特に人が多く集まる駅、商店街、団地などを重点的にマークした。効率よく回るためだ。今後の選挙戦も地元の北海道と都内に集中させる。陣営は「生の太蔵が本気で走り回っている姿を1人でも多くの人に見てもらいたい」としており、東京ローラー作戦で勝機を見いだしたいようだ。
[ 2010年06月20日 ]
6686
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:26:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100620ddm002010126000c.html
’10参院選:「2人区」2人擁立、「競争効果」を狙う民主
◇「2人区」2人擁立、過去118件 共倒れ3件、独占33件
7月11日投開票の参院選では、民主党が改選数2の選挙区(2人区)に原則2人の候補を擁立した成否が注目される。「共倒れ」を恐れる地元の抵抗を抑えて小沢一郎前幹事長が徹底した結果、12ある2人区のうち10選挙区で2人を公認し、枝野幸男幹事長ら新執行部も引き継いだ。かつて自民党が2人擁立の競争効果で党全体の票を積み上げた歴史もあり、民主党が参院で安定した勢力を確保できるかのバロメーターにもなりそうだ。
2人区に民主、自民両党が1人ずつ擁立する「すみ分け」が一般化したのは、民主党の党勢拡大で「2大政党化」が進んだ04年参院選からだ。自民党は1955年の結党以降、自社さ連立で臨んだ95年を除き04年まで16回の参院選で毎回2〜11の2人区に公認候補2人を擁立。計118件あった「2人擁立」で共倒れは3件しかなく、33件は2議席を独占した。新人が当選して現職が落選したケースも31件あった。
92、98年の栃木選挙区で2人擁立の選挙を戦った矢野哲朗参院議員(現在は新党改革、今期で引退)は「当時は自民党の派閥対派閥の選挙で、身内の戦いは熾烈(しれつ)だった。しこりは残るが、党勢拡大の効果はあった」と振り返る。2人擁立を進めた小沢氏の念頭には、自民党の総務局長や幹事長として選挙戦の指揮を執った「成功体験」がある。
身内同士がしのぎを削ることで票を掘り起こす「自民党方式」を民主党に導入し、強い与党に脱皮させようというわけだ。小沢氏は「(改選数1の)1人区は自民党と血みどろの戦いをしており、2人区は複数擁立で初めて同じ条件になる。1人区にだけ『単独過半数』の目標を押しつけるのは不公平」と説明してきた。
民主党が大勝した07年参院選も、2人区だけみると12選挙区すべてで民主、自民両党が1議席ずつ分け合った(1選挙区の自民当選者は公明と共同推薦した無所属候補)。このときの民主党の獲得議席は60で、改選121議席の半分に届かなかった。単独過半数を確保するためには、2議席独占を狙う2人区も必要になってくる。
自民党は86年参院選まで毎回1〜7の2人区で2議席を独占していたが、社会党に惨敗した89年参院選で独占区はゼロに。92年に3選挙区、98年に2選挙区で独占したものの、01年以降はなし。89年に失った単独過半数を回復することなく、07年、民主党に参院第1党の座を明け渡した。【山田夢留】
6687
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:28:39
http://www.sanspo.com/shakai/news/100620/sha1006200504008-n1.htm
西村修氏、ヤッシーと大阪・ミナミ練り歩く
2010.6.20 05:02
7月の参院選に国民新党から比例代表で出馬予定のプロレスラー、西村修氏(38)が19日、大阪・ミナミの心斎橋筋商店街を練り歩いた。
同党と選挙協力する新党日本の田中康夫代表(54)も応援に駆けつけ、身長1メートル86、体重105キロの肉体を誇る全日本プロレスのトップレスラー(現在は休業中)を「初めて男惚れした」と絶賛。西村はテレながらも、自身のがん闘病経験などを振り返り、「生死をさまよった経験が政治を志すきっかけ。政治に第2の人生を捧げる。命がけで闘う。多くの人に夢と希望を与えるのが使命」と、選挙戦というリングに挑む決意をあらためて表明した。
6688
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:30:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100619-OYT8T00924.htm
応援どこに板挟み
自主投票、3人推薦・・・「踏み絵のよう」
業界団体の集会で支持を呼びかける立候補予定者(右端、徳島市内で) 「いろんな団体が自民党から離れる中、こんなに力強いことはない」。16日、徳島市内で開かれた県看護連盟(約1200人)の決起集会。あいさつに立った自民党県連の竹内資浩・会長代行は声を震わせた。比例選で高階恵美子氏(46)、選挙区で中西祐介氏(30)と、両方とも自民党候補を推薦する同連盟は今回、県内の業界団体では例外的な存在だ。
多くの業界団体は昨年まで、「政権与党」だった自民党を支援してきた。しかし、政権交代で、参院選徳島選挙区の対応も難しくなった。業界の声を国政に反映してもらうには、与党・民主党とのつながりが不可欠。一方で、県議や市町村議の多い自民党も無視できない。新党改革に移ったが、現職小池正勝氏(58)とも付き合いがあり、板挟みになっている。
県歯科医師連盟は3月、「一つの政党だけを応援するのはよくない」と早々に自主投票を決定。JAグループのJA徳島農政協議会も「農業は多くの課題を抱えており、各党の協力が必要」と自主投票。県漁連も同様の対応を決めた。
県薬剤師連盟(約860人)も複雑だ。「国政に薬剤師の仲間を送ろう」と、比例選では薬剤師出身の自民党候補を推薦するが、選挙区は自主投票。民主党から薬剤師の吉田益子氏(50)が立候補するからだ。元木宏会長は「軸足は自民党だが、吉田氏が出るので、だれも推薦できない」と話す。
ある自民党県連の幹部は旧知の業界団体から「今回は推薦依頼を控えてほしい」と言われた。幹部は「無理に頼めば相手も困る。推薦がなくても応援してくれるはず」と心配そうに期待する。
県看護連盟の三国鶴子会長は「我々も『与党でなければ……』という不安がないわけではない。ただ、今回は今まで通り自民党でいこうということ。次の選挙でどうするかは今後の課題」という。
◇
「業界に不利益なことはできない。与党に顔を向けるのが我々のエチケットだ。かと言って、今までのつながりを断ち切るわけにもいなかい」と悩むのは、県トラック事業政治連盟(336人)の粟飯原一平会長。長年、自民党を応援してきたが、今回、民主党トラック議員連盟から「我々が困らないように」と吉田氏の推薦を求められた。当然、小池、中西の両氏からも依頼が来た。結局、3人とも推薦することを決めた。
粟飯原会長は「推薦」についてこんな風に考えるようになった。「心のこもった本当の意味での推薦とは言えなくなっている。踏み絵みたいで、本当の気持ちとは裏腹なこともしかねない。もう推薦など公選法で禁止した方がいい」。
◇
参院選が24日に公示される。政権交代後、初めて迎える国政選挙。業界団体などは難しい選択を迫られている。選挙の現場を追った。
<主な業界団体の推薦状況>
▽県医師連盟【選】吉田益子(民主)、中西祐介(自民)、小池正勝(改革)【比】安藤高夫(民主)、西島英利(自民)、清水鴻一郎(みんな)
▽県歯科医師会【選】自主投票【比】西村正美(民主)
▽JA徳島農政協議会【選】自主投票【比】自主投票
▽県漁連【選】自主投票【比】中村博彦(自民)
▽県トラック事業政治連盟【選】吉田、中西、小池【比】清水信次(民主)
▽県看護連盟【選】中西【比】高階恵美子(自民)
▽県薬剤師連盟【選】自主投票【比】藤井基之(自民)(敬称略)
(2010年6月20日 読売新聞)
6689
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:39:32
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100620/CK2010062002000120.html
《参院選2010》 自民から推薦依頼なし 事実上自主投票の方向へ 公明党県本部
2010年6月20日
公明党県本部は19日に静岡市内で開いた幹事会で、参院選静岡選挙区の対応を三役一任と決め、事実上自主投票の方向となった。理由はどの党からも推薦依頼がなかったからだが、かつて連立政権のパートナーとして結束を誇った自民党から推薦依頼がなかったことに、公明党ばかりでなく、自民党関係者からも驚きや戸惑いの声が上がっている。 (佐野周平)
自民党県連は塩谷立県連会長に公明党県本部との協議を一任しており、塩谷会長は「何らかの協力は要請する」と意欲を示していた。植田徹幹事長は19日の公明党県本部の決定を知り、「会長は当然、アクションを起こしていると思っていた」と驚いた様子。「公明党に協力要請しないなんてあり得ない。会長に早急に確認したい」と話していた。
あるベテラン自民党県議は、幹事会の1週間ほど前に公明党県本部の幹部から「(自民党県連から)何も言ってこないけど、どうなってるの?」と尋ねられたことを明かし、「絶対、公明党に推薦要請をするべきだった」と話した。
公明党県本部は参院選比例代表で、県内27万票という強気の目標を掲げている。その組織力は、選挙区に候補を立てる党にとって大きな魅力だ。
昨年8月の衆院選で自公政権が崩壊。公明党県本部は2カ月後の参院補選で自民党県連から推薦依頼を受けたが、「国政選挙は自民候補推薦」というそれまでの基本原則を崩し、自主投票とした経緯はある。ただ、今回の参院選は与党の過半数阻止という共通目標もあり、選挙協力の好機ではあった。
19日の幹事会後、記者団の取材に応じた阿部時久代表代行は「比例票の上積みのためには、他党との選挙協力は有効。自民党県連から声がかからなかったのは、ちょっと残念」と本音をのぞかせていた。別の県本部幹部は中日新聞の取材に対し、「拍子抜けした。推薦できないとしても、協力のしようがあったのに」とけげんそうな表情を浮かべた。
6690
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:40:45
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001006190003
民主、党への風に一喜一憂
2010年06月20日
演説会で「ガンバロー」を三唱する甲木美知子氏(右から2人目)。推薦する連合佐賀の武重信一郎会長(右端)も駆けつけた=19日、佐賀市文化会館
「改革を後戻りさせるわけにはいかないんです」。19日夜、佐賀市内であった民主党の演説会で、党公認で参院選佐賀選挙区に立候補予定の甲木美知子氏(38)が声を張り上げた。1日30〜50カ所を目標に街頭演説をこなし、すでに日焼け顔だ。その様子を見守るのが川崎稔参院議員。原口一博総務相と大串博志財務政務官の3人で知名度向上が課題の甲木氏を支えてきた。
13日には鳥栖市内で、同党公認で比例区に出馬する柔道女子五輪金メダリスト、谷亮子氏と宣伝車の上に立った。握手攻めにあう金メダリストの横で、甲木氏も負けじと笑顔で支援者に応じていた。
1月末に立候補を表明。だが、街頭に立っても表情はさえなかった。初めての選挙に加え、「政治とカネ」の逆風が吹き付けて鳩山内閣の支持率が低下していた。潮目が変わったのは、菅新内閣発足から。県連幹部は「後援会の雰囲気も良くなったし、何より本人の表情が明るくなった」。事務所スタッフも「トップが代わるだけで、こんなに支持率が上がるなんて。私たちが一番驚いてます」。
政権交代への機運の高まりを受け、3年前の前回参院選では「保守王国」と呼ばれる県内で自民党の21連勝を阻んだ。昨年9月の衆院選では三つの小選挙区のうち二つで勝利。政権が交代した。
小沢一郎幹事長(当時)が訪れた2月の県連大会には古川康知事ら首長8人が出席。政権与党の力を見せつけたが、会場には空席も目立ち、参加したある支援者には「与党になったが、県内ではまだまだ足腰が弱い」と映った。
そんな足腰の弱さを露呈したのが4月。「参院選に向けた大事な指標」としていた武雄、神埼の両市長選で推薦候補が連敗。衆参の国会議員3人に対し、公認の県議2人、市町議員10人という「頭でっかち」は相変わらずだ。事務局も少人数体制のままで、支持者の拡大よりも、政権交代で県連に一本化された陳情対応や参院選の準備に追われた。
鳩山内閣の支持率に翻弄(ほんろう)される県内情勢。5月末、県内で選挙協力する社民党の福島瑞穂党首が消費者相を罷免されると、民主党県連の園田泰郎代表代行は参院選に向け、「非常に厳しいことになる」と危機感を隠さなかった。
菅新内閣の誕生後、県連副代表の大串財務政務官のもとには「それなら協力する」と党員・サポーターへの登録を名乗り出る人もいたという。
鳩山内閣時代に「政治とカネの問題で、有権者に厳しいご意見を頂くことが多い」と言っていた甲木氏自身、「町を回っていても、手を振ってくれる人が増えた」と、変化を肌で感じ始めている。
「『自民王国』と呼ばれた佐賀で参院議員を独占できれば、変化の象徴になる。来年の統一地方選にもつなげたい」と話す園田代表代行。参院選では、これまで培った県内の地力が問われる。(岩田正洋)
6691
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:42:13
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100620-OHT1T00029.htm
菅首相、谷外し!同じ候補者を意図的に1時間半差で別々応援
参院選に民主党から比例代表で出馬する柔道金メダリストの谷亮子(34)が19日、さいたま市内で街頭演説。埼玉選挙区から出馬する大野元裕氏の応援を行った。直後に菅直人首相(63)も同市内で大野氏の応援演説をしたが、谷に合流のお呼びはかからず。ほぼ同じ時刻に近くにいながら、同じ候補者を別々に応援するという形で、人気者2人のコラボは見送られた。
谷が大野氏らとともに浦和駅前で演説を終えた約1時間後の午後2時半、菅首相は約6キロ離れた大宮駅前で大野氏を脇に置き、演説を開始した。谷陣営の関係者によると「党から『首相は今回、埼玉選挙区の応援なので、比例代表(の谷)は外してほしい』と連絡があった」ため、遠慮したという。選挙区テコ入れが目的とはいえ、やや残念なすれ違い。谷は小沢一郎前幹事長の後押しで擁立されたといわれており、菅首相が「脱小沢路線」をアピールするため、今回はタッグを結成しなかったという見方もできる。
谷はその後、大野氏と再び合流し所沢駅前でも演説。12日の福井県での演説の前から発熱が続くが、関係者によると復調気配。本人は「ご心配おかけしました」と笑顔も見せていた。
6692
:
チバQ
:2010/06/20(日) 10:43:10
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/06/20/08.html
チルドレン脱せず…ゆかり氏、復活へ親頼み
第22回参院選(24日公示、7月11日投開票)では、小泉政権下の05年衆院選で初当選し、その後、議席を失ったため鞍替えして立候補する元「小泉チルドレン」も多い。かつて「料亭に行きたい」などの発言で物議を醸した杉村太蔵氏(30)はたちあがれ日本から、「ゆかりたん」の愛称で話題となった佐藤ゆかり氏(48)は自民党から、ともに比例代表で出馬予定。選挙戦はそれぞれ、“親離れ”と“親頼り”の正反対の様相を呈している。
佐藤氏といえば09年の衆院選前、岐阜1区の公認をめぐり「支部長は私」などと主張し、野田聖子元郵政相との公認バトルの印象が強く、参院とのイメージはまだ薄い。陣営も「知名度はある程度あっても、鞍替えしたことを知らない方が多い」とぼやく。
東京5区から出馬した09年衆院選は落選。その際に獲得した約12万票をベースにさらなる上積みを目指し、全国各地の党支部や支持団体を回っている。都内の本部事務所以外にも、岐阜市内に後援会事務所を設け、“過去票”の再掘り起こしにも躍起になっている。
有権者への浸透を図るため、陣営が頼るのはやはりチルドレンの生みの親、小泉純一郎元首相だ。「選挙まで時間がないので難しいかもしれないが、戦略の1つとして応援はありえない話ではない」(選対関係者)と期待を抱く。小泉元首相とともに郵政民営化を推進した竹中平蔵元総務相とも、インターネット上の動画サイト「ニコニコ動画」で生対談を行うなど、依然、“小泉ブランド”頼りの面は隠せない。
夏の参院選には、複数の小泉チルドレンが鞍替えする。あるチルドレンは「(かつて小泉チルドレンと呼ばれた候補者は)自分に知名度があると勘違いしている」と苦言を呈した。また党関係者も「どの元チルドレン候補も当選するには厳しい状況」と指摘している。
[ 2010年06月20日
6693
:
チバQ
:2010/06/20(日) 11:07:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100619t11018.htm
自民県議有志12人、市川氏支援の会結成へ 参院選
参院選の宮城選挙区(改選数2)で、自民党県議の有志12人は18日、仙台市内のホテルで会合を開き、無所属で自民党推薦を受けて4選を目指す現職の市川一朗氏(73)を支援する県議の会を結成することを決めた。
党県連は公認で新人の熊谷大氏(35)への支援を決めている。市川氏支援を明確にする動きが出たことにより、党所属県議38人の対応が分かれることが鮮明になった。
会合では代表世話人に菊地浩氏(68)=太白、5期=、顧問に渡辺和喜氏(68)=亘理、6期=が就任することを確認。街頭演説会や個人演説会の開催を手伝うなど、市川氏の選挙戦を全面支援する。ほかの党県議にも参加を呼び掛けて近く正式に発足させる。
県連は1議席確保を最優先し、候補者を熊谷氏1人に絞ったが、党本部は市川氏の推薦を決定。反発した県連は市川氏を支援しない方針を決めた。
菊地氏は「自民党再生のため、参院に今必要な人材は議論のできるエキスパートの市川氏だ。熊谷氏の批判は一切しない。両氏が切磋琢磨(せっさたくま)することで、党勢拡大につながればいい」と話している。
2010年06月19日土曜日
6694
:
山口新聞男
:2010/06/20(日) 12:13:42
>>6693
>熊谷氏の批判は一切しない
さて、どこまで我慢できるのやら
6695
:
秋田2区
:2010/06/20(日) 14:09:15
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100620d
県医師連盟、石井氏推薦 参院選選挙区 比例は自民・西島氏
県医師会の政治団体「県医師連盟」(小山田雍委員長)は19日、秋田市の県医師会館で執行委員会を開き、参院選本県選挙区で自民党新人の石井浩郎氏を、比例代表では自民党現職の西島英利氏の推薦をそれぞれ全会一致で決めた。小山田委員長は「これまで同様、政党ではなく、信頼関係を持てる個人を選んだ」と話した。
県内9支部の執行委員が出席。会議は非公開で行われた。終了後、小山田委員長らが石井氏推薦について「政治家としては未知数だが、医師不足問題でも、本県に残る意思のある医師の育成を重視するなど、われわれの考え方と共通している」と理由を説明。民主党現職の鈴木陽悦氏を推す声はなかったという。
比例代表では、日本医師連盟が民主党新人の安藤高夫氏を推薦するとともに、西島氏への支援も決めている。小山田委員長は「医師として、医師会員として要職を経験し、あらゆる問題に懸命に取り組んできた西島氏の実績を評価した」としている。
6696
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2010/06/20(日) 14:38:46
高知でこの状況とはグーだな
高知県民世論調査 比例投票民主が優勢
http://www.kochinews.co.jp/10sanin/100620sanin01.htm
昨秋誕生した民主党政権の評価を問う参院選(24日公示、7月11日投開票)に向け、高知新聞社とRKC高知放送は6月3〜11日の9日間、高知県民世論調査を実施した。比例代表で投票予定の政党は民主党28・4%、自民党24・1%で、2年前の県民世論調査からの民主党優勢が続いている。選挙の焦点となる過半数をめぐる与野党の攻防では、「民主党単独」「国民新党との連立」を合わせて計45・8%が与党の過半数維持を望んだ。普段の政党支持率は自民党27・6%、民主党23・1%と自民党上位は変わらないが、昨年の衆院選前調査時の17・7ポイント差から4・5ポイント差に接近し、政権交代を経て高知県内でも「二大政党化」が顕著になった。
調査は高知新聞企業出版調査部に委託。県内有権者から無作為に抽出した2千人を対象に郵送方式で実施し、有効回収率は56・1%(1120人)。期間は鳩山由紀夫前首相の2日の退陣表明から菅直人首相に交代し、全国的に内閣支持率が急激に回復した時期と重なった(鳩山内閣時に調査票を発送したため菅内閣の支持率は問えなかった)。
比例代表の投票先は、2008年10月の調査で初めて自民党を上回った民主党が4・3ポイント差でリードを維持したが、民主党が全国で大勝した昨年衆院選前の11・9ポイント差より縮小。共同通信社の直近の全国電話世論調査(12、13両日)の14・9ポイント差よりも小さい。
県内組織を持たないみんなの党が6・7%と、共産党4・9%、公明党3・6%、社民党2・2%などを上回った。無党派層では民主党が19・1%とトップだが、自民党は9・7%でみんなの党8・6%に迫られている。
与野党の獲得議席では、17・1%が民主単独、28・7%が連立与党による過半数獲得を望んだ。衆参両院の「ねじれ」を生む連立与党の過半数割れは32・0%だった。
支持政党は、自民党が昨年衆院選前より6・3ポイント減の27・6%、民主党が6・9ポイント増の23・1%。続いて共産党5・1%、公明党3・4%、みんなの党3・0%、社民党1・9%などの順。
参院選に「関心がある」は80・4%。07年参院選時の75・7%より高く、小泉ブームに沸いた01年参院選時の81・3%に近い。
6697
:
山口新聞男
:2010/06/20(日) 15:32:52
>>6696
前回(07年)はこんな感じ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/3087
>これを反映して、比例代表で投票を予定する政党または候補者は、自民の27・6%と民主の26・8%がほぼ並んだ。与党の過半数割れを望む割合も51・7%に達し、過半数維持を望む29・0%を大きく上回った。
>普段の支持政党は自民32・9%、民主16・7%、共産4・9%、公明4・2%、社民1・7%などの順で、民主は一九九六年以降の本社世論調査で最高。
6698
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 18:41:43
本日オーサカ駅で創新の演説聞きましたが・・・丁度拉致もんだいでしたが、内容は・・・自民の右と同じですね。
で、自民の街頭演説の準備らしくてチラシ配っていました。以前なら自民はスーツ、ネクタイ姿が配っていましたが・・・Tシャツのニーちゃんばかり。
ちょっと変わったなぁ・・・
ところで中田ヒロシ、見かけませんが・・・あと、創新って右系だったのですか、どちらかといえば、みんなに近いと思っていたのですが。
6699
:
秋田2区
:2010/06/20(日) 19:40:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1
06/2017:52民主、擁立見送り=沖縄【参院選情勢】
06/2017:52自民現職に民主挑む=鹿児島【参院選情勢】
06/2017:52元小沢番、自民現職に挑む=宮崎【参院選情勢】
06/2017:51民主、社民との協力維持=大分【参院選情勢】
06/2017:51自民、比例の現職擁立=熊本【参院選情勢】
06/2017:50前知事が民主現職に挑む=長崎【参院選情勢】
06/2017:50自民、元衆院議員を擁立=佐賀【参院選情勢】
06/2017:50公明は自民支援か=福岡【参院選情勢】
06/2017:49自民分裂、民主が優位=高知【参院選情勢】
06/2017:49民主、元社民候補を擁立=愛媛【参院選情勢】
06/2017:49民・社が統一候補=香川【参院選情勢】
06/2017:48民・自・改の三つどもえ=徳島【参院選情勢】
06/2017:47名門一家に俳優挑む=山口【参院選情勢】
06/2017:47民主が2人目擁立=広島【参院選情勢】
06/2017:47議長・江田が優位=岡山【参院選情勢】
06/2017:46世襲の青木が組織固め=島根【参院選情勢】
06/2017:46民・自の新人が対決=鳥取【参院選情勢】
06/2017:46自民現職が先行=和歌山【参院選情勢】
06/2017:45民主前川が安定=奈良【参院選情勢】
06/2017:45民、自の現職が組織戦=兵庫【参院選情勢】
06/2017:44みんなも参戦、激戦に=大阪【参院選情勢】
06/2017:442現職に挑む2新人=京都【参院選情勢】
06/2017:44自民、分裂選挙に=滋賀【参院選情勢】
06/2017:43民主、組織固め先行=三重【参院選情勢】
06/2017:43みんな、議席うかがう=愛知【参院選情勢】
06/2017:42みんなが台風の目に=静岡【参院選情勢】
06/2017:42たちあがれは自民支援=岐阜【参院選情勢】
06/2017:41民主現職に危機感=長野【参院選情勢】
06/2017:41民主大物に逆風=山梨【参院選情勢】
06/2017:41自民王国に挑む民主新人=福井【参院選情勢】
06/2017:40元郵政官僚が挑戦=石川【参院選情勢】
06/2017:40民・自が一騎打ち=富山【参院選情勢】
06/2017:39近藤、社民の公認返上=新潟【参院選情勢】
06/2017:39新党参戦で混戦=神奈川【参院選情勢】
06/2017:38各党が候補、大激戦=東京【参院選情勢】
06/2017:38民・自とも2人擁立=千葉【参院選情勢】
06/2017:37公明の最重点区=埼玉【参院選情勢】
06/2017:37生き残り懸ける民・自=群馬【参院選情勢】
06/2017:36みんな代表のおひざ元=栃木【参院選情勢】
06/2017:36自民、トップ当選目標=茨城【参院選情勢】
06/2017:36民・自の現職が先行=福島【参院選情勢】
06/2017:35自民現職が3選目指す=山形【参院選情勢】
06/2017:35自民新人支持広げる=秋田【参院選情勢】
06/2017:34民主2議席が焦点=宮城【参院選情勢】
06/2017:34「小沢王国」民主が盤石=岩手【参院選情勢】
06/2017:33自民元職が先行=青森【参院選情勢】
06/2017:32三つどもえの争い=北海道【参院選情勢】
6700
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 20:25:45
>>6699
時事の6月20日現在の選挙情勢を、
>>6642-43
と同じ書式で書いてみました。
これも、複数区で同じ政党が複数擁立している場合は、
便宜的にまとめて紹介しているみたいなので、
他の情勢と合わせた推測も含めてみました。
北海道2:民(徳藤)自
青森1 :自民
岩手1 :民自
宮城2 :民(桜伊)自無み
秋田1 :自民
山形1 :民自
福島2 :民(増)自民(岡)
茨城2 :民(郡長)自共たみ
栃木1 :民自み
群馬1 :民自
埼玉3 :民(島大)自公み共改社 →民民自
千葉3 :民(道小)自(椎猪)み共改 →民民自
東京5 :民(蓮小)自(中東)公共国改社たみ創 →民公自民共
神奈川3:民(千金)自共み改た社 →民民自
新潟2 :民自社共
富山1 :民自
石川1 :民自共
福井1 :民自
山梨1 :民自
長野2 :民(北高)自み
岐阜2 :民(山小)自
静岡2 :民(藤中)自み
愛知3 :民(斎安)自み →民民自
三重1 :民自み
滋賀1 :民自無共
京都2 :民(福河)自共
大阪3 :民(尾岡)自公み共改社 →民民自
兵庫2 :民(水)自民(三)み共
奈良1 :民自共
和歌山1:自民共
鳥取1 :民自共
島根1 :自民み
岡山1 :民自共
広島2 :民(柳中)自
山口1 :自民共
徳島1 :民自改
香川1 :無自共
愛媛1 :民自共
高知1 :民自無共
福岡2 :民自無国み
佐賀1 :民自共
長崎1 :民自共み
熊本1 :民自共み
大分1 :民自共
宮崎1 :自民
鹿児島1:自民
沖縄1 :自無(山伊)
<まとめ>
【1人区】民20自8無1
【2人区】民12自12(※議席独占・共倒れなしと想定)
【3人区】民10自5
【5人区】民2自1公1共1
【計】 民42自26公1共1無1
(注)埼玉の公明、千葉のみんな、大阪の公明の扱いが記事からは不明。
共同のデータから、1人区が相当ひっくり返っているのが特徴。
6701
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 21:50:57
>>6700
お疲れ様です。
1人区で、青森、群馬、富山、愛媛、宮崎あたりは私はこれまでは逆のような気もしていたのですが・・・
現状ではこうなのですね。
6702
:
おま
:2010/06/20(日) 22:38:09
読売トレンド調査第2回結果
内閣支持率はやや減、それ以外はほぼ横ばい(民主・自民ともに微減)
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100620-OYT1T00668.htm
首相「消費税10%」評価48%・評価せず44%
読売新聞社が18〜20日に実施した参院選第2回継続全国世論調査(電話方式)で、菅首相(民主党代表)が、消費税率の10%への引き上げに言及したことを「評価する」と答えた人は48%で、「評価しない」44%を上回った。
税率10%に加え、使い道を「年金、医療及び介護の社会保障給付と少子化対策」と明記した自民党の参院選公約については、「評価する」が55%で、「評価しない」は37%にとどまった。〈質問と回答14面、関連記事3面〉
首相は17日の民主党の参院選公約発表の記者会見で、「当面の税率は自民党が提案している10%を一つの参考にしたい」と述べた。この首相発言と、自民の参院選公約を評価する人は、ともに多数となった。
参院選の投票先は、選挙区では民主が32%と前回(12〜13日実施)の34%から横ばいで、自民15%(前回16%)など大きな変化はなかった。比例は民主30%(同31%)、自民14%(同16%)などだった。
ただ、参院選後の望ましい政権では、「政界再編による新しい枠組み」27%(同24%)が、「民主中心の新しい枠組みの連立」23%(同24%)を上回った。
民主の参院選公約に関しては、「子ども手当」を現在の月1万3000円から「上積みする」との表現にとどめ、満額2万6000円支給を見送ったことを「評価する」は61%に上った。沖縄県の米軍普天間飛行場移設を、日米合意に基づいて進める方針については「評価する」41%、「評価しない」44%だった。
菅内閣の支持率は55%(前回59%)、不支持率は32%(同27%)。政党支持率は民主35%(同38%)、自民15%(同17%)など。
(2010年6月20日22時28分 読売新聞)
6703
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 22:54:05
>>6702
読売より下がりました、内閣支持下落50%、消費税発言響く 朝日新聞世論調査
朝日新聞が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、菅内閣の支持率は50%で、1週間前の前回調査(12、13日)の59%から下落した。不支持率は27%(前回23%)。「消費税率10%」に言及した菅直人首相の発言には「評価しない」が50%で、「評価する」の39%を上回った。首相が引き上げに前向きと取れる発言をしたことで、消費増税に反対の人たちの離反を招いているようだ。
消費税引き上げそのものへの賛否は賛成46%、反対45%で、前回(賛成49%、反対44%)と大きくは変わらない。
だが、前回は引き上げに賛成の人と反対の人との間で内閣支持率にほとんど差がなかったのに対し、今回は賛成の人の内閣支持は63%、反対の人の支持は41%とはっきりと差がついた。
また、「いま投票するなら」として聞いた参院比例区の投票先も民主36%(前回43%)、自民17%(同14%)、みんな5%(同4%)と民主がかなり減らした。ここでも、消費税引き上げ賛成の人では「民主に投票」が45%と前回(46%)並みなのに対し、反対の人では29%と前回(40%)から大きく下がっている。
内閣支持、民主への投票ともに、消費増税に反対の人の一部が、この1週間で背を向けた様子がうかがえる。
また、選挙の結果、民主党が参院で単独過半数を「占めた方がよい」「占めない方がよい」の比率も今回は34%対53%で、前回の44%対44%よりも民主に分が悪い結果となった。民主中心の政権が「続いた方がよい」「そうは思わない」も36%対44%で前回の49%対36%から逆転した。
これらの原因とみられる、菅首相の税制改革検討と消費税率10%に言及した発言に対しては、民主支持層でも「評価する」は52%にとどまり、「評価しない」が41%いる。
民主党が参院選のマニフェストで、衆院選の公約の一部をやめたり内容を変えたりしていることについては、「納得できる」43%、「納得できない」50%と意見が割れた。
政党支持は民主が32%(前回40%)と減らしたほか、自民13%(同12%)など。
・・・とまあ、総理もこの程度は考えていたでしょうけど・・・発言の真の目的は何でしょうかねぇ
6704
:
おま
:2010/06/20(日) 22:55:04
朝日のトレンド調査第2回
こちらは民主にけっこう厳しい結果
前回調査で読売だけがやや厳しい結果だったことを考慮すると、
両者の今回の調査の傾向はほぼ同じなのかもしれない。
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201006200239.html
内閣支持下落50%、消費税発言響く 朝日新聞世論調査2010年6月20日22時36分
. 朝日新聞が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、菅内閣の支持率は50%で、1週間前の前回調査(12、13日)の59%から下落した。不支持率は27%(前回23%)。「消費税率10%」に言及した菅直人首相の発言には「評価しない」が50%で、「評価する」の39%を上回った。首相が引き上げに前向きと取れる発言をしたことで、消費増税に反対の人たちの離反を招いているようだ。
消費税引き上げそのものへの賛否は賛成46%、反対45%で、前回(賛成49%、反対44%)と大きくは変わらない。
だが、前回は引き上げに賛成の人と反対の人との間で内閣支持率にほとんど差がなかったのに対し、今回は賛成の人の内閣支持は63%、反対の人の支持は41%とはっきりと差がついた。
また、「いま投票するなら」として聞いた参院比例区の投票先も民主36%(前回43%)、自民17%(同14%)、みんな5%(同4%)と民主がかなり減らした。ここでも、消費税引き上げ賛成の人では「民主に投票」が45%と前回(46%)並みなのに対し、反対の人では29%と前回(40%)から大きく下がっている。
内閣支持、民主への投票ともに、消費増税に反対の人の一部が、この1週間で背を向けた様子がうかがえる。
また、選挙の結果、民主党が参院で単独過半数を「占めた方がよい」「占めない方がよい」の比率も今回は34%対53%で、前回の44%対44%よりも民主に分が悪い結果となった。民主中心の政権が「続いた方がよい」「そうは思わない」も36%対44%で前回の49%対36%から逆転した。
これらの原因とみられる、菅首相の税制改革検討と消費税率10%に言及した発言に対しては、民主支持層でも「評価する」は52%にとどまり、「評価しない」が41%いる。
民主党が参院選のマニフェストで、衆院選の公約の一部をやめたり内容を変えたりしていることについては、「納得できる」43%、「納得できない」50%と意見が割れた。
政党支持は民主が32%(前回40%)と減らしたほか、自民13%(同12%)など。
6705
:
6700
:2010/06/20(日) 23:01:20
>>6701
>1人区で、青森、群馬、富山、愛媛、宮崎あたりは私はこれまでは逆のような気もしていたのですが・・・
たぶん、この辺りは横一線なのかもしれませんね。
共同や時事に限らず、記事の書き方から候補者間の優劣を読み取られないよう、
敢えてぼやかした記述をしているような気もします。特に複数区では。
こういう書き方って、関係者にしか分からない暗号のようにも思えますが。
6706
:
名無しさん
:2010/06/20(日) 23:10:36
>>6705
まあ新聞で暗号のように書いても仕方ないと思いますが、私もそう感じる時はあります。
で、読売と朝日の結果ですが・・・確かに読売の結果は朝日に比べると良いですよね。
世論的には、消費税への発言はそう、否定的にはとられず、賛否両論、喧々諤々と言う感じなので朝日ほど下がった感はしないのですが。
逆に就任した時は、読売はちょっと低いんじゃない、って感じしましたが。
まあ間とって、50前半、というのがだとうなのでは。
それにしても、選挙前の増税論議、真の目的は何でしょうね。
6707
:
秋田2区
:2010/06/20(日) 23:29:42
秋田の有名人対決では、やはり若いスポーツマンに軍配でしょうね。
6708
:
建設的与党らいおんはーと
◆S3/.7DxKSg
:2010/06/20(日) 23:36:40
管自爆で内閣支持率爆sageワロスwww
ザマアwwwpgr
6709
:
建設的与党らいおんはーと
◆S3/.7DxKSg
:2010/06/20(日) 23:40:24
前から、オレが言ってただろ
管は爬堵夜魔以上に口軽いから、確実に自爆するってwww
必死に否定していたTはずGたり涙目www
6710
:
とはずがたり
:2010/06/20(日) 23:49:15
似非改革者の小泉が本質的な改革せずにパフォだけで来たつけを誰かが払わないと行けないからねぇ。。
ノー天気な阿呆が羨ましいわい。
寧ろ
>>6702
の増税支持の力強さに俺は驚愕。意外にここ1年財源無い無い騒いでいた効果出ているのかも。
>消費税率の10%への引き上げに言及したことを「評価する」と答えた人は48%で、「評価しない」44%を上回った。
>税率10%に加え、使い道を「年金、医療及び介護の社会保障給付と少子化対策」と明記した自民党の参院選公約については、「評価する」が55%で、「評価しない」は37%にとどまった。〈質問と回答14面、関連記事3面〉
>首相は17日の民主党の参院選公約発表の記者会見で、「当面の税率は自民党が提案している10%を一つの参考にしたい」と述べた。この首相発言と、自民の参院選公約を評価する人は、ともに多数となった。
増税反撥する勢力が大挙してみんなに再び流れ込んで党勢復活成るか?
6711
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 00:16:03
>>6710
>増税反撥する勢力が大挙してみんなに再び流れ込んで党勢復活成るか
しぼんだバブルが再びですか。
今回の調査見てもみんなは上向いていない、むしろ横ばい程度。
増税発言は諸手を揚げて賛成よりは、シブシブ容認が多いでしょう。
あと、いざ投票になれば、多少下げるのに貢献した方々も仕方ない、民主に入れるか、で3%前後は戻るのでは、根拠無いですが
6712
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/06/21(月) 00:26:31
>>6700
これじゃ、なにもわからないような気がしますけど
民・自とも2人擁立=千葉【参院選情勢】
民主、自民がともに2人を立て、みんななどの新党も参戦し、混戦状態だ。前回07年に2議席を得た民主は道、小西の2新人を擁立。県内を均等に地域割りし、党支持率回復を追い風に連続での2議席獲得を狙う。自民は現職椎名に加え、知名度の高い元衆院議員猪口を立てて対抗。猪口は組織力で椎名に劣る分、無党派に期待を掛ける。元自民衆院議員のみんな水野は自身の組織を固めつつ、民主、自民への批判票を狙う。共産は斉藤、改革は古閑をそれぞれ立て、支持を訴える。(2010/06/20-17:38)
6713
:
おま
:2010/06/21(月) 00:40:21
時事情勢
1人区について、記事中の表現を利用しつつ少しまとめてみました。
あくまで記事中の表現のみでの判断です。
滋賀などは本当はもっと民主優位だと思いますが。
青森 自民「わずかに先行」(△〜☆)
岩手 民主「主浜が盤石」(■)
秋田 自民「ややリード」民主「激しく追い上げる」(△〜☆)
山形 民主が先に出ているだけで明確な表現はなし(★?)
栃木 民主「追い風を受け、与党の立場を全面的にアピール。自民支持層にも食い込みを図る」みんな「二大政党を猛追」(★〜▲)
群馬 民主が先(★?)
富山 民主が先(★?)
石川 民主が先だが肯定的な表現ではない(★??)
福井 民主が先(★?)
山梨 民主が先だがそれほど肯定的ではない(★??)
三重 民主「組織固め先行」(▲)
滋賀 民主が先(★)
奈良 民主「安定した戦い」(●)
和歌山 自民「自民現職が先行」(△)
鳥取 民主が先(★)
島根 自民が先(☆)
岡山 民主「優位は動きそうにない」(■)
山口 自民「自民現職の岸を民主の新人原田が追う展開」「逃げ切りに懸命」(△)
徳島 民主が先(★)
香川 無が先(★)
愛媛 民主が先だが、自民「組織票で優位に立ち、逃げ切りを狙う」(△)
高知 民主「優位は動きそうにない」(■)
佐賀 民主が先(★)
長崎 民主が先で、自民「出遅れ挽回(ばんかい)に懸命」(★〜▲?)
熊本 民主が先(★)
大分 民主が先(★)
宮崎 民主が先だが、あまり肯定的ではない(★?)
鹿児島 民主が先だが、自民「追われる立場の野村」(☆?)
沖縄 自民が先(△)
特徴
・自民サイドで「安定」「優位」などの明確は表現は1つもなし(愛媛で限定的に書かれているのみ)
・鹿児島や愛媛は民主が先に書かれていても、自民先行の表現がされている
・どちらが先行しているのかの情報がほとんどない県も多い
6714
:
山口新聞男
:2010/06/21(月) 00:48:19
朝日と読売の調査については、2ちゃんの世論調査スレに多少詳しい分析がある
6715
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 01:13:55
>>6713
ありがとうございます。
この先週末に1人区のいいだしっぺですが、おそらく数的にこうでないと、幹部の50だ60発言、サンケーの過半数確保の言葉なんて出てこないと思います。
まあ、増税発言の件もあるし、そうはうまくイカないでしょうけど
でも政党支持率は倍以上、こう考えるとあながち無い数字でもないですが
>>6713
で私的に異論があるとすれば、青森、鹿児島、愛媛、富山、群馬あたりでしょうか。
あと・・・またいいだしっぺでスイマセン。
2人区で完勝の県、あると思いますか。個人的には、うまくいけば北海道あたりかと思うんですが。いかがでしょか
6716
:
おま
:2010/06/21(月) 01:45:38
2人区完勝の本命は宮城でしょうね。
自民党の現職が無所属+自民党本部推薦で出るので自民分裂になっています。
単なる保守分裂というよりは自民が2候補立ててしまったようなものですし、
現在の情勢では(民主が少し落としたとはいえ)完勝の可能性が高そうです。
6717
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 03:45:36
波多野氏は欠席/21日公開討論会
www.toonippo.co.jp
今回の参院選に関し、21日に青森市で開かれる本県選挙区の公開討論会について、民主党県連総合選対本部は20日、立候補予定者の波多野里奈氏が健康上の理由により欠席することを、
主催者の日本青年会議所東北地区青森ブロック協議会に伝えた。
選挙前なのに大丈夫なのだろうか。
6718
:
とはずがたり
:2010/06/21(月) 07:54:48
時事の情勢。全部貼っときました。長くなるので予想スレの方へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1702-1709
民主は最多の45人=与野党、目玉はタレント候補−比例【参院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010062000222
比例代表に民主は前回07年選挙より10人多い、過去最多の45人を立てた。いずれも前幹事長小沢一郎が人選。無党派層の支持を狙い、柔道女子五輪金メダリストの谷や歌手の庄野らスポーツや芸能分野の著名人6人が名を連ねる。また、労組など従来の支持団体出身者に加え、これまで自民を全面支援してきた日本歯科医師連盟や医師連盟といった団体からも擁立した。菅内閣発足により支持率が「V字回復」したことで選対幹部からは過去最高だった前回(20人)を上回る「23議席は取れる」との強気な声も飛び出した。
自民は前回と同じ35人。プロ野球巨人の元監督堀内、女優三原らが目玉候補だ。これまでは、組織票狙いで業界団体の代表を公認してきたが、民主の切り崩しにあい、土地改良や歯科医師連盟からは擁立できなくなった。減少必至の業界票の穴埋めを目指し、各地域で一定の固定票を持つ落選中の元衆院議員9人を公認したのも特徴だ。選対関係者は、07年に獲得した14議席を目安とする。
公明は改選8議席の維持を目標に掲げるが、前回でも7議席。09年の衆院選では候補を立てた8小選挙区で全敗するなど、支持母体である創価学会の集票力低下は著しい。「今の状況は700万票。7議席はまだ見えない」と弱気な声も漏れる。
共産は前回(440万票、3議席)を大幅に上回る、650万票以上で5議席獲得を目指す。前回1議席の国民新は、郵政票を基礎に200万票で2人当選が目標。与党当時の社民は「当選は党首の福島だけ」との悲観的な見方が内部で支配的だったが、連立離脱で「2〜3議席が見えてきた」との楽観論もささやかれるようになった。
選挙後にキャスチングボートを握り、政界再編を目指すみんなは、23人を擁立。「1000万票、10議席以上当選」を狙うが、首相交代で支持率が下落している。改革、たちあがれは議席獲得が目標だ。(2010/06/20-17:58)
6719
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 08:04:41
野上・相本氏競る 参院選本社世論調査、高橋氏浸透図る
北日本新聞社は、24日公示の参院選を前に世論調査を行い、取材で得た情報を加味して県内有権者の投票動向や政治意識を探った。富山選挙区は、先行する自民元職の野上浩太郎氏を民主新人の相本芳彦氏が追い上げ、競り合っている。共産新人の高橋渡氏は政策を訴えて浸透を図っている。調査時点では約3割がだれに投票するかを決めておらず、今後の動向が注目される。
野上氏は昨年12月、党県連の予備選を制して出馬表明した。国会議員、県議、市町村議や支援企業、団体を核とする強固な自民党組織をフル活用し、全域で支持を広げる。重点地区に定める地元の衆院選富山1区では、校区ごとのきめ細かな後援会支部を結成して地盤固めを進めている。
自民支持層の8割を押さえたほか、推薦は得ていないものの連立与党時代に協力関係を築いた公明党支持層にも浸透。富山市や砺波市、小矢部市などで相本氏をリードする。60代以上の支持が厚く、自民が地盤としてきた農林水産業や商工・サービス業者に浸透する。
相本氏は民主公認を得て3月に出馬表明し、猛追する。連合富山の推薦を受けて労働組合の支持固めを進める一方、与党の強みを生かして、長年自民党支持一辺倒だった各種団体にも幅広く働き掛ける。連日の街頭活動で無党派層への浸透を目指している。
民主支持層の7割を固めたほか、推薦を求めて協議を続ける社民党支持層からは5割程度の支持を受けている。無党派層は野上氏を上回る2割余りの支持を集める。下新川地区で優位に立つほか、魚津、黒部市や地元高岡市などで野上氏と支持を二分する。年齢別では30代でのリードが目立っている。
国民新党、みんなの党の支持層は野上、相本両氏の支持に割れている。無党派層はほぼ半数がだれに投票するかを決めておらず、今後の情勢を左右するとみられる。
高橋氏は共産支持層の7割を固めており、街頭活動で幅広く政策を訴える。
http://webun.jp/news/A390/knpnews/20100621/19001
6720
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 08:05:24
政党支持率、自民トップ維持 参院選本社世論調査
県内の政党支持率は自民党が31・9%で最も高く、前回の昨年8月の衆院選時点より5・7ポイント下落したものの、政権交代後もトップを維持した。民主党は11・5ポイントアップして26・7%。自民、民主の差は縮まっている。支持政党なしの無党派層は30%を占めた。
自民党は50・5%だった平成17年調査から下落傾向。上昇傾向を保つ民主党は20%台に達した。昨年の衆院選時点で39・5%にまで増えた無党派は今回減少に転じ、政党離れが一段落したともいえそうだ。
自民、民主以外では社民党が上がって2・9%。「第3極」で注目を集めるみんなの党は2・8%の支持を得た。公明党1・9%、共産党1・7%、国民新党0・9%の順となっている。
地域別にみると、みんなの党が小矢部、砺波、高岡市など県西部で一定の支持を集めている。国民新党は富山、砺波、南砺の各市で支持があった。年齢別では、20代が民主党、30代以上は自民党が多いのが目立つ。
http://webun.jp/news/A390/knpnews/20100621/19002
6721
:
山口新聞男
:2010/06/21(月) 09:06:46
「参院選に関心」82% 広島・山口、本社世論調査
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201006210087.html
今、投票するとしたら、比例代表ではどの政党、もしくはどの政党の候補者を選ぶかを尋ねた。民主党が33・9%と首位で、
続く自民党の23・1%を10ポイント強上回った。昨年8月に結党したみんなの党が7・9%で、3番手に入った。
次いで、公明党5・7%▽国民新党2・1%▽共産党1・7%▽社民党1・4%▽たちあがれ日本1・1%▽新党日本0・5%
▽新党改革0・4%▽幸福実現党0・3%―の順だった。
(中略)
ふだんの支持政党は、民主党27・7%、自民党25・3%と二大政党が肩を並べる。続いて公明党3・9%▽みんなの党2・9%
▽共産党1・6%▽国民新党1・5%▽社民党0・9%―などの順。「支持政党なし」が31・8%で、無党派層が最多となっている。
(中略)
県別では、菅内閣の支持率は山口が広島を3・3ポイント上回り、比例代表の投票先政党と支持政党でも民主党は山口が高い。
菅直人首相の出身地が宇部市であるという「地元効果」がうかがえる。
6722
:
山口新聞男
:2010/06/21(月) 09:20:18
>>6721
10年←07年
・ふだんの支持政党
民主 27・7←12.7
自民 25・3←29.5
公明 3・9← 4.0
みん 2・9
共産 1・6← 1.7
国民 1・5← 1.2
社民 0・9← 1.8
なし 31・8←44.5
※07年調査:
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/Ew07061909.html
比例投票先は不明(未調査?)
6723
:
おま
:2010/06/21(月) 10:57:38
>>6721
この調査をはじめ、参院選への関心が殊のほか高いですよね。
今回の参院選は投票率が下がると思ってましたが、
逆に07年よりも上がると踏んだほうがいいのかもしれませんね。
6724
:
おま
:2010/06/21(月) 11:52:56
ANNは支持率が大幅ダウン。
不支持率も上昇したが、支持率の下落に比べるとやや緩やかで、
支持+不支持が75%程度とこれまでと比べて10%ほど低くなっている。
政党支持率は民主が約-1P、自民が変わらず。
538 名前:無党派さん[] 投稿日:2010/06/21(月) 11:50:23 ID:MuEqTQYh
ANN
支持 45.3
不支持 29.6
民主 39.5
自民 24.6
6725
:
おま
:2010/06/21(月) 11:58:20
>>6724
ANN支持率は鳩山内閣と比較すると1〜2月の水準(石川逮捕後)。
一方で不支持率は12月初旬の水準とやや差がある。
*FNN
FNNは支持率の明確な調査は内閣発足後初めて。
水準は鳩山内閣12月初旬あたりと同じ。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00179416.html
菅内閣支持率54.3% 景気対策評価低く、消費税めぐる対応は評価二分 FNN世論調査
菅内閣の支持率が54.3%と5割を超えたものの、景気対策への評価は低く、消費税をめぐる対応では評価が二分されていることが、FNNの世論調査でわかった。
20日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、菅内閣を「支持する」人は54.3%、「支持しない」は29.9%で、内閣発足直前の「期待値」(57.3%)からわずかに下げ、発足から2カ月間、6割台を維持した鳩山前内閣には及んでいない。
菅内閣で「期待する閣僚」では、蓮舫行政刷新担当相が、他を圧倒した(いない23.2%、蓮舫行政刷新相21.3%、前原国交相11.1%)。
一方、事務経費問題で、荒井国家戦略担当相が説明責任を果たしたと「思わない」人は8割に迫り(76.1%)、小沢前幹事長では9割超(鳩山前首相80.6%、小沢前幹事長90.9%)。
菅政権の「政治とカネ」への対応を適切と「思わない」人は、過半数だった(54.7%)。
一連の内閣・党の人事で、小沢前幹事長の影響力を「排除したと思う」人は3分の2を超え(67.4%)、人事を「評価する」人は5割を超えたが(54.7%)、発足直前、「期待する」がわずかに上回っていた景気対策(47.9%対40.3%)では、各党の公約が出そろった今回、「評価しない」が上回った(28.2%対44.2%)。
参議院選挙で「重視する争点」では、前回同様、その「景気対策」(36.2%)がトップで、「社会保障」(17.1%)、「ばらまき政策の見直し」(14.3%)と順位は変わらない。
焦点の消費税率について、菅政権の対応への評価は二分されており(47.6%対43.5%)、各党が内容・時期・根拠を明確にすることへの「期待」は、8割に迫った(78.7%)。
各党の公約の実現性に「期待する」人は5割を超え(54.1%)、参院選に「関心がある」と答えた人(84.4%)は、2010FIFAワールドカップ(72.2%)を上回った。
「比例区投票先」では、民主党が続伸(42.4% +8.3)、自民(17.5% -0.5)、みんな(9.7% -1.2)両党などは微減傾向が続く。
(06/21 11:46)
6726
:
とはずがたり
:2010/06/21(月) 12:17:41
>>6717
欠席の理由は扁桃炎だそうだが,そもそも欠席の意向とはどういう事か?県連との意見の相違もあるようでその辺の不協和音も心配・・。
>波多野氏を巡っては、陣営が今月上旬、立候補予定者を集めた21日の公開討論会(日本青年会議所青森ブロック協議会主催)に欠席させる意向を示し、波紋を呼んだ。他陣営や、同党の県議からも出席させるべきとの意見が上がっている。
波多野氏へんとう炎患う
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100618-OYT8T01305.htm?from=nwlb
参院選青森選挙区に民主党公認で立候補予定の波多野里奈氏が体調を崩し、街頭演説などの予定を中止していることが18日、明らかになった。田名部定男・同党県連幹事長が青森市内で記者団の取材に答えた。
田名部幹事長によると、波多野氏は15日午前に体調不良を訴え、へんとう炎と診断された。その後も発熱が続き、自宅で療養している。
波多野氏を巡っては、陣営が今月上旬、立候補予定者を集めた21日の公開討論会(日本青年会議所青森ブロック協議会主催)に欠席させる意向を示し、波紋を呼んだ。他陣営や、同党の県議からも出席させるべきとの意見が上がっている。
そこに体調の悪化が重なり、出席できるか一層不透明になっている。田名部幹事長は「出席した方が良いという思いに変わりはない」と述べ、出席を働きかける考えを示した。
(2010年6月19日 読売新聞)
6727
:
とはずがたり
:2010/06/21(月) 12:45:11
一ヶ月前の記事
参院選推薦、両にらみ 業界団体が対応に苦慮
'10/5/19
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/hiroshima/Sh201005190001.html
夏の参院選で民主、自民両党に対し中立姿勢を取る業界団体が増えている。広島県建設業協会連合会(広島市中区)は18日、広島選挙区(改選数2)で初めてとなる自主投票を決定。両党の立候補予定者に推薦を出す団体もある。支持してきた自民党が野党となる一方、鳩山政権の支持率も下落し、対応に苦慮する団体が目立つ。
▽自民は野党転落/民主は支持低迷
広島県建設業協会連合会は広島選挙区は自主投票、比例代表は自民党現職を支援することを決めた。1955年の設立以来、自民党候補を推薦しないのは初めて。今回は民主党現職と自民党新人から推薦依頼を受けていた。
玉川忠義会長は「自民党は来年度の予算組みができる政権党ではない。民主党は『コンクリートから人へ』の方針を掲げ、業界の振興になりづらい」と説明する。公共工事の減少などで、連合会の会員数は290社(4月1日現在)と、5年前の4分の1に近い水準に落ち込んでいる。
内航海運業者でつくる広島県内航海運組合(南区)は18日、民主、自民両党の立候補予定者から推薦要請があった場合、双方を推薦する方針を決めた。広島選挙区、比例代表ともに共通した方針という。
組合員で組織していた自民党の職域支部は昨年末解散しており、岩本信夫専務理事は「組合員には民主、自民それぞれ支持する意見がある」と話す。
プロパンガス販売業者などでつくる広島県LPガス協会(西区)も4月、広島選挙区で民主党現職と自民党新人をともに推薦した。比例代表では公明党現職も推薦した。
与野党両にらみの姿勢について、小田烈(いさを)専務理事は「与党に声を届ける必要がある。ただ鳩山政権に安定感がなく、自民党などとの関係も必要」と言う。
JAグループ広島の政治団体の広島県JA政策研究会は7日、広島選挙区、比例代表ともに自主投票を決めた。JA組合長たち幹部約20人による協議では「自主投票」「従来通り自民党を推薦」「各党を推薦」で意見が割れた。同研究会の岸房康行幹事長は「各政党に政策提言ができる中立性を高める」としている。(高木潤、樋口浩二)
【写真説明】参院選の広島選挙区で自主投票の方針を決めた広島県建設業協会連合会の役員会(広島市中区)
6728
:
とはずがたり
:2010/06/21(月) 13:02:04
峯氏、出馬取りやめへ 県選管に意向伝達
http://www.shinmai.co.jp/2010saninsen/2010/06/post-28.html
2010年6月19日
24日公示の参院選県区(改選定数2)で、立候補を表明していた諸派新人、峯正一氏(48)=上田市=の陣営が18日、県選管に出馬を取りやめる意向を伝えたことが分かった。峯氏の陣営は同日、県庁で立候補届け出書類の事前審査を受ける予定だったが、欠席した。同氏らが設立した政治団体の事務局次長は、同日の取材に「今のところ選挙はやらないつもりだ。県選管にも伝えた」としている。
6729
:
二階席
:2010/06/21(月) 13:55:32
>>6716
確かに宮城は2議席いけるかも、ですね。
民主候補者の動向より、自民支持層の分裂っぷりが酷い。
ただちょっとでも油断があると落としますね。楽勝ムードはまだないです。
6730
:
二階席
:2010/06/21(月) 14:03:11
今さらながら、週刊朝日の予想等を見ているのですが、どの予想も
みんなの党に甘すぎる気がしますね。どんなに伸びても
選挙区と比例合わせて10議席が限界だと思いますが。
6731
:
おま
:2010/06/21(月) 17:14:06
共同トレンド第2回
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062101000516.html
内閣支持6ポイント減、58%に 消費税率上げ言及影響か
共同通信社は6月19、20両日、7月の参院選に向けた有権者動向を探るため全国電話調査(第2回トレンド調査)を行った。菅内閣支持率は第1回調査(6月12、13両日)から6・0ポイント下落し58・8%となった。不支持率は6・4ポイント増の30・0%。比例代表の投票先は民主党26・3%(前回29・4%)、自民党15・8%(14・5%)で、民主党は自民党より10・5ポイント上回ったが、差は前回より4・4ポイント縮まった。
首相が消費税率引き上げで「10%を参考にする」と言及したことが影響したとみられる。
選挙区でどの政党の候補者に投票するかでも、民主党は26・6%、自民党が16・5%で、前回より両党の差が4・8ポイント縮まった。
比例代表での投票先は民主、自民両党のほかは、みんなの党5・1%(前回4・6%)、公明党4・4%(4・4%)、共産党2・7%(2・5%)、社民党1・5%(1・9%)、たちあがれ日本0・6%(1・0%)、国民新党0・4%(0・8%)の順。
6732
:
とはずがたり
:2010/06/21(月) 17:54:05
>>6729
市川が県北を中心に固い票を持っているだけに無党派票が民主二人目・みんな・自民公認で割れれば面白いですよね。
6733
:
名無しさん
:2010/06/21(月) 19:48:51
恒例の週週明け支持率出ていましたが・・・
朝日系のメディアの下落が大きいと思うのですが、何故でしょうか。
あと・・・
>>6718
によると(お疲れ様です、早いですね時事)青森、秋田、和歌山、山口、愛媛、島根、沖縄あたりが自民優位
青森、和歌山あたりはイチローがテコ入れしてとるような気がするのですが
群馬、富山、鹿児島あたりは接戦でしょうね。
他は接線か民主優位と思うのですが。北陸が以外に接戦で驚き。
予想は・・・自民が1人区で二桁に届くかどうかのような気もしますが。
それと・・・ANN系も含めて内閣の支持率は落ちても政党支持率は落ちていないのがちょっと興味深いです。
あと・・・選挙でGOはいつ再開されるのでしょうか。昔、あのサイトだったと思うのですが、あるメディアの支持率の数字をある数式に入れると、ほぼ予想できると欠いてあったような気がします。
一番当たる数字を出しているメディアはどこなのでしょうかねぇ。そういやこういう選挙区情勢って、自身の陣営引き締めのためにもわざとキビシク書いてもらう、なんて話も読みましたが。
あと二人区ですが、北海道はムリなのでしょうか、こちらも自民、立ち上がれ、みんなと分裂気味ですが。
もう後半戦の後半戦!大半は結果が透けているような気もしますが。
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