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【廃道・隧道】山さ行がねが応援スレ【冒険・探索】

12とはずがたり:2007/11/11(日) 01:46:45
知られざる最凶県道
232号 「太平山八田線」
http://yamaiga.com/koneta/koneta_9.html
秋田県道232号線「太平山八田線」は、平成14年度の資料によれば、秋田市太平と秋田市八田とを結ぶ、全長7514mの一般県道である。
市街地に接続し、太平山のリゾート地に市民を運ぶ、重要な路線の一つであるが、この路線の名にまつわる謎は、長く私を悩ませ続けてきた。
「太平山八田線」という名は、どうして、その終点と起点を取って、単に『太平八田線』とならなかったのか?
この分かりやすい矛盾点は、
「秋田には登山道が県道の道がある」
という、全国的に知られたる都市伝説を、生み出しさえもした。
この伝説は、いうまでも無く、その名が示すとおりに太平山の山頂に起点があるのではないか、という憶測によって生まれたのであろう。
しかし、先にあげた資料の通り、いや、それ以前にも、正式にその可能性は否定されており、やはり謎は、謎のまま。
都市伝説はやはり、伝説に過ぎなかった。
そう考えていた。
 しかし、昨年。
図らずして、その謎の突破口が、秋田公文書館にて、私の前に開かれた。
現在では欠番が目立つ秋田県県道の過去を探るために開いた、ある資料には…
232 太平山八田線 指定年度:昭和34年 起点:太平 終点:八田 延長:13720m 
 お気づきだろうか?
なんと、昭和34年の県道指定当時、この県道の起点終点こそ今と変わらぬものの、その延長が、長い!
現在に比較して、5000m以上も、長かったのだ。
この事実は私に、あの都市伝説が、ある一時期において、紛れもない真実であったということを、連想させた。
総延長の3分の1以上が縮小するような大規模な路線の改廃は、この地域では考えにくい。
さらにいえば、その経路において、昭和30年代と今とで大きく異なる部分など、ありはしないのだ。

 さらに調べてみると、昭和51年頃に現在の延長に再指定をうけたみたい。

登山路が県道?
http://blogs.yahoo.co.jp/yamakawa_oyazi/45753162.html
太平八田の車道にかかる鳥居付近から木曽石→金山滝(ここからは登山道)→前岳→中岳→奥岳のコースが県道だった!!

三吉神社奥宮までのお山がけでかつては賑わっていたのだそうだ。
(「秋田の山歩き」から)

藤原優太郎 編 「秋田の山歩き−身近な50座徹底ガイド−」 1986年11月第1刷 無明舎出版
藤原優太郎 「秋田のハイキング−低山徘徊−」 1989年12月第1刷 無明舎出版


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