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生駒・寧楽・北倭

49とはずがたり:2009/02/16(月) 01:32:33
煙草の自販機は利権化してるような所があるからバンバン潰れて議論の契機になると良いんじゃ無かろうか?

業界乱調 廃業相次ぐ
2009年02月15日
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000902150003

 ガソリンスタンド(GS)とたばこ小売店の廃業が、(奈良)県内で相次いでいる。ガソリン価格は一時期の高騰とその後の急落という乱高下で競争が激化し、GS数は10年前の7割弱に減少。一方、昨年6月の成人識別カード「タスポ」導入に伴う売り上げ減で、個人経営の「街のたばこ屋さん」が閉店に追い込まれている。
(岸上渉)

  ◆乱れる価格 競争激化

   ◎地元のGS

 県石油協同・商業組合によると、県内の加盟GSは10年前の425カ所から、08年12月末には283カ所に減った。特に06年からの減り幅が大きく、約3年間で54店が店を畳んだ。この間、ガソリンのリッター単価は乱高下。石油情報センター(東京都)によると、県内のレギュラーガソリンの平均価格は昨年8月に1リットル184円に達したが、今年1月に106円まで下落した。

 廃業の背景にあるのは、石油元売り直営の特約店と、地元店との間の過熱する値下げ競争だ。同組合の川北康雄・専務理事によると、販売量によってインセンティブ(報奨)のある特約店は週決めで先行値下げを続け、年末には1リットル90円台の店も現れたという。川北専務理事は「市場価格で取引している地元店との間で、最大10円ほどの仕入れ値格差が生じた。特約店の値下げ攻勢に競合店が追随せざるを得ず、利益を圧迫している」と話す。

 県内でGS10店を経営するマスオ商事(奈良市三条大路1丁目)はここ1年間で5店を閉じた。高騰時の節約志向が消費者に定着したため、「下がったところで販売量が増えるわけではない」(増尾壽夫・事業部長)。過度な価格競争が追い打ちをかけた。元売り各社の統合も進むなか、「スタンドの整理統合はさらに進む。ガソリンがもうかる時代はもう来ない」と言い切る。

  ◆不調タスポ 販売激減

   ◎たばこ小売店

 近畿財務局によると、県内のたばこ小売店は07年度末で3392店。昨年1年間の廃業数は前年より42店多い160店にのぼり、特にタスポ導入直後の昨年6月は1カ月で26店と際立った。減少率は近畿6府県で京都と並んで最悪。コンビニの出店など新規参入もある一方、今年度の純減数は100店に迫りそうな勢いだという。

 日本たばこ産業(JT)によると、県内のタスポ発行枚数は約9万3千枚(1月末現在)で推定喫煙者の32%。「ないと不便という人も増え、伸びてはいる」というものの、10人に7人はまだ自動販売機で買えない計算だ。コンビニ業界全体は「たばこ特需」もあって、08年の年間売上高は百貨店を抜いた。

 大和郡山市柳町2丁目の老舗(しにせ)たばこ店「小谷商店」は、自販機の売り上げがタスポ導入後、4割は減ったという。店主の小谷芳子さん(61)は「うちはまだマシな方だが、売り上げが半分以下になった同業者もいる。タスポ導入で更新した自販機の設備投資も回収できない。このままではやめざるを得なくなる」と嘆く。


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