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スポーツ総合スレッド

999チバQ:2010/09/30(木) 00:16:53
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201009280127.html
「新しい五輪開催モデルに」 広島市長が基本計画案説明
2010年9月29日


広島市議会全員協議会の冒頭、五輪の基本計画案を説明する秋葉忠利市長=広島市中区

 2020年夏季五輪の招致を検討中の広島市は28日、市議会全員協議会で、基本計画案を議員に説明した。10月3日には県内外の自治体が参加する招致検討委員会に諮り、承認を得たい方針だ。1千億円弱を寄付金で調達するなど課題山積の計画案を、議会や市民はどうみているのか。

 全員協議会の冒頭、秋葉忠利市長は「広島らしさを盛り込み、新しいオリンピックの開催モデルとなるような基本計画にしていきたい」と意気込みを述べた。

 市の説明を聞いた市議らが問題視するのは、やはり財政計画だ。共産党の中原洋美幹事長は「市の負担がわずか52億円とは目を疑う。1千億円もの寄付金をどうやって集めるのか」。ひろしま政和クラブの山田春男幹事長は「仮設の競技施設などを再利用するというが、次の開催地が本当に買い取ってくれるのか」。自民党新政クラブの谷口修幹事長も「交通インフラを整備せず開催するのは無理。市民の負担が増すのは目に見えている」と指摘し、「議会の閉会後に公表するのは一方的すぎる。意見を聞く姿勢がない」と市の対応を批判した。

 前向きにとらえる議員も。市民市政クラブの沖宗正明幹事長は「寄付金の内訳など財源がクリアになれば、夢のある五輪の開催は賛成。市の負担額がはっきりしたので、賛成する市民も増えるのでは」。市民連合の太田憲二幹事長は「市の負担が本当に52億円で済むのなら」と前置きした上で、「経済効果も期待でき、市民にとってこれほどいい話はない」と歓迎した。

■「原爆を利用」憤りも

 被爆者はどう考えるのか。入市被爆者で広島大名誉教授の葉佐井博巳(はさい・ひろみ)さん(79)は「五輪を開くための理念に広島の原爆を使うなんて」と憤る。「『悲劇を二度と繰り返すな』というのが広島の思い。核兵器がなくなりそうもない今、広島で五輪を開く意義がどこにあるのか」

 県被団協の坪井直(すなお)理事長(85)は「市民の気持ちが五輪に向けて燃え上がらなければ開く意味がない。五輪の意義を市民にわかってもらえる宣伝が必要だ」と訴えた。

 街の声も様々だ。私立崇徳高校の新本亘(にいもと・わたる)さん(3年)=広島市西区=は「広島が有名になり、若い人がスポーツに興味を持つきっかけにもなる」と五輪に期待する。一方、広島市内で鮮魚店を営む男性(78)=広島市南区=は「五輪に金をかけるよりは、町の開発、活性化を先に進めてほしい」と漏らした。

 湯崎英彦知事はこの日の県議会終了後、報道陣に「市民の意見が必ずしも大きく賛成の形になっていない。市民の理解を得るのが大きな課題」と指摘。広島経済同友会の深山英樹代表幹事(広島ガス会長)は「寄付金・助成金、施設売却といった収入計画の実現性の精査や、市民、県民、議会などとの積極的な対話による、さらに深い議論・検討を」との談話を出した。


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