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スポーツ総合スレッド

927とはずがたり:2010/06/15(火) 12:08:41
「点を取る」有言実行 「本田時代」幕開けの鐘
http://www.asahi.com/worldcup/japan/TKY201006150092.html
2010年6月15日10時41分

(W杯14日、日本1―0カメルーン)

 日本代表の本田圭佑(ロシア・CSKA(チェスカ)モスクワ=24)は、好んでこう言う。

 「僕は点を取るためにサッカーをしている。点を取るのに必要なのは、突き詰めるところ個人の力」

 岡田武史監督(53)は本来MFの本田を、カメルーン戦では最前線のワントップに置いた。対人プレーに強い本田が球を受けてキープし、他の選手が攻め上がって波状攻撃をかけるイメージを描いた。

 日本代表に入って10年になる中村俊輔(横浜F・マリノス=31)と、FKでゴールを狙う役割を試合中に奪い合った昨秋の欧州遠征から、2人のポジション争いが注目されだした。周囲に気を配り連係を重視する中村俊が調子を落とした今春、本田は欧州チャンピオンズリーグで決勝点を奪って評価をあげた。

 石川・星稜高、Jリーグ名古屋グランパスを経てオランダ1部リーグのVVVフェンロに渡った。その1年目、08年夏に2部落ちを経験するまで、本田もパスとアシストを追求していた。だが移籍して1部に残ろうとした時、14試合でわずか2点の日本人に声をかけるクラブはなかった。

 考えを一転させたのには、父親の司さん(51)の影響もある。「野菜の卸の仕事をしている私がオランダに事務所を作ったらどうなるかと同じ。自分のやり方より地元の人が何を求めるかを考えないと。サッカー選手なら得点するのが一番評価される」

 親子は週に2、3回、電話で話す。司さんは言う。「私の父は高度成長期に働き盛りだった。かまってくれなくて寂しかったし、反抗もした。息子ができたら友達のような関係になりたかった」

 本田は小学校の卒業文集に「W杯で優勝する」と書いた。プロになってからは「ビッグマウス」とも呼ばれた。だが、「サッカーに関しては揺るぎない信念がある」と動じない。「今から思えばW杯優勝なんてよく書けた。成長のスピードを上げないと高いレベルに到達できない。スーパープレーをする自分をイメージして、一日、一時間、一つのプレーを大事にしたい」

 試合前、スパイクを履くと初心に帰る。「来た球を止める基本を頭の中で繰り返す」。右からクロスを受けた先取点は、その基本通りの正確なコントロールで決めた。

 GKの動きを見て左上に決めた。笑顔でベンチに向かって走っていった。ベテランも、若手も、追いかけてきて、頭をたたいた。世代交代とW杯が重なった。本田の時代は幕を開けた。(編集委員・忠鉢信一)


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