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スポーツ総合スレッド

913チバQ:2010/06/08(火) 21:26:09
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/TKY201006020185.html
W杯グッズでお祭り気分 2010年6月2日

 アパルトヘイトが終わり、ネルソン・マンデラが初代黒人大統領に就任して以来、世界ニュースの表舞台から影をひそめがちだった南アフリカ。今年はサッカーワールドカップ(W杯)開催のおかげで、久しぶりに脚光を浴びている。

 ナショナルチーム「バファナバファナ」が弱いせいか、今ひとつ盛り上がりに欠けていたヨハネスブルグでも、開幕を目前にして、やっとお祭りムー ドが高まって来た。土産物店、スーパーマーケット、スポーツショップなどで、W杯グッズのオンパレード。各チームのユニフォーム、各国の国旗、サッカーボール型灰皿、マスコット「ザクミ」人形、マグカップ……。日本チームサポーター用のリストバンドまである。

 スーパーで「FACE PAINT KIT」(顔用絵具一式セット)を見つけた。黒、緑、黄、白、赤、青。南ア国旗の色だけが揃っている。これで特製「顔国旗」を作るわけだ。キャッチフレーズは 「PLAY my tribe(自分の部族を応援しよう)」。「お気に入りチームを応援しましょう」なんて、お上品なコギレイなものではない。もっとドロドロした、原始的根源的なエネルギーを感じさせる「部族」ときた。ブブゼラを鳴らし、雄たけびをあげる南アサッカーファンにふさわしい。

 「ブブゼラ」は、南アサッカー観戦の必需品。プラスチック製、長さ60センチから1メートルのラッパだ。黄色など賑やかな色のものが多い。いかにも安っぽいが、バカにしてはいけない。うっとおしい大騒音をかもしだす。最近行われた比較実験によると、10センチの距離で123.9デシベル。因みに、飛行機のエンジン近くの騒音が120デシベル、電車通過時のガード下が100デシベル程度という。

 ひとつでも耳をふさぎたくなるほどうるさいのに、数万人が一度に鳴らしたら恐ろしいことになる。昨年のコンフェデ杯で、試合中絶え間なく響き渡るブブゼラに閉口した外国チームが、W杯でのブブゼラ禁止を提案したほどだ。

 W杯直前のこの時期は、路上行商人にとっても、かつてない稼ぎ時。普段は赤信号で止まった車相手に、ハンガー、身分証明書入れ、車用携帯電話チャージャー、サングラス、靴下、果物などを売っている人たちが、賑やかな色の国旗を腕一杯に抱えている。一番人気はなんといっても、南アフリカ。ポルトガル、ドイツ、ブラジル、イタリア、ナイジェリアの旗も人気があるという。

 なかでも良く売れているのが、車につけるタイプ。クリップで窓に挟むもの、アンテナにつけるもの、サイドミラーにかぶせるミトン型などがある。お値段も20ランド(約260円)とお手頃。

 マイカーだけではない。マイホームでも、南アの国旗を掲げる人が急に増えてきた。国旗を手にする人々の笑顔は、心なしか、いつもよりちょっぴり誇らしげに見える。犯罪、失業、エイズ、汚職など、山積みする問題をひととき忘れてお祭り気分に浸るのも、たまにはいいかもしれない。


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