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スポーツ総合スレッド

64小説吉田学校読者:2006/06/20(火) 00:11:45
このご両親の話を読みたくて、昨日は日刊買いました。W杯異聞で一番の出来の記事だと思います。1回くらいは勝て。
で、この小回りの良さが日刊スポーツ文化社会部の魅力なのであります。

彩花ちゃん両親、恩人ジーコ監督にエール
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060618-47683.html

 米国で多臓器移植手術を受けたが、先月亡くなった神達(かんだつ)彩花ちゃん(当時1歳4カ月)の両親が“恩人”ジーコ監督(53)への思いを明かした。父良司さん(35)がJ1鹿島のサポーターだったことから、ジーコ監督らが募金を呼びかけ、彩花ちゃんは米国で手術を受けた。日本代表は18日、クロアチア戦を迎える。良司さんと母宏美さん(30)は「最後まであきらめない。信じています」と力を込めた。彩花ちゃんとともに応援する。
 彩花ちゃんの両親は日本代表の勝利を信じている。
 良司さん「ロスタイムになって0−2で負けていたとしても勝利を信じて応援するのがサポーター。クロアチア戦も最後まであきらめないし、信じている。選手も最後まで足を止めないで頑張ってもらいたい」。
 宏美さん「彩花は集中治療室に入って心臓が停止しても何度も戻ってきました。そのとき、応援してくださった皆さんの思いが、日本から飛んできたのかなあなんて思ったんです。だから信じて、応援します。まだ四十九日前なんで、彩花も私たちと一緒です」。
 良司さんはJリーグ草創期、片道2時間かけてスタジアムに通った自称「サッカーばか」。ジーコ監督は「サポーターを家族のような気持ちにしてくれた『心のお父さん』」という。名古屋サポーターだった宏美さんとは、日本代表のサポーター同士として知り合い、結婚した。
 結婚8年目の05年1月に彩花ちゃんが生まれたが、腸が機能しなかった。同年9月に「余命数カ月」と宣告され、米国での臓器移植しかないと決意。11月には良司さんの友人らが「あやかちゃんを救う会」を結成し、募金活動が始まった。
 すぐに鹿島、浦和をはじめJリーグのサポーターらが募金に協力してくれた。ジーコ監督が「難病を乗り越えることを信じて頑張って」とホームページにメッセージを掲載すると支援の輪は一気に広がり、2週間後には目標の1億3000万円を突破した。
 良司さん「鹿島や浦和、Jリーグのサポーターやジーコが動いてくれるとは思ってもいませんでした。厳しいかなあと、ときには思っていたけど、たくさん応援をいただいて、くじけちゃいけない、と思えるようになりました」。
 渡米から1週間ほどして臓器提供者が見つかる。小腸、大腸、肝臓など5臓器を移植する手術は約10時間かかって成功した。
 良司さん「2カ月ぐらいすると「あしたは必ず来る」と思えるようになった。初めて川の字になって眠れましたし、散歩にも行けた。アンパンマンの縫いぐるみをポーンと投げると笑ってくれたり。朝起こすとか、夜寝かし付けるとか、何でもないことが僕たちの夢でした。何でもないことがすごく幸せでした」。
 しかし、手術から5カ月後に彩花ちゃんの体調は急変。5月16日午後1時(日本時間同17日午前2時)すぎ、敗血症のため米フロリダ州のマイアミ大ジャクソン記念病院で亡くなった。
 宏美さん「あの子の親になれたことがすごくうれしかったし、幸せだった。この1年4カ月、たくさんの応援をいただいて、最後まであきらめずに、ともに戦ったというか、精いっぱい、やるだけのことをやってきたと思っています」。
 今夜のクロアチア戦。神達さん夫妻は彩花ちゃんの写真をたくさん飾ってある部屋でテレビ観戦する。「思いは届く」と信じている。


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