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スポーツ総合スレッド

3003チバQ:2021/07/18(日) 22:51:08
 空港では組織委や内閣官房の職員らが選手団と一般の旅客との動線を分け、バブル方式に穴が開かないように苦心している。9日夜、航空機から降りてきたケニア選手団に組織委のスタッフらが「オリンピック?」と声を掛け五輪関係者であることを確認。女子バレーボール選手たちは壁際に集められ、一般の旅客が移動するのを待ってからスタッフの先導で歩き始めた。

 動く歩道などを使ってたどり着いたのは約1キロ離れた専用の検疫検査場だ。唾液が出やすいようレモンや梅干しの写真が壁に張られたブースに立ち、唾液を提出して抗原検査を受ける。終了後はさらに約400メートル移動して入国審査などに臨んだ。動線を分けるために特別な検査場が設けられたことで、移動距離は通常の2倍以上となっている。

 入国審査を終えた人たちが出てくる第1ターミナルの到着ロビーには7日夜、ナイジェリアの選手団9人の姿があった。「離れてください」。内閣官房の職員らが先導して歩き、近付こうとする人を見つけると両手を広げて制する。専用の出口やトイレが設けられ、送迎バス乗り場に向かうまでの通路の一部をチェーンなどで区切っている。12日に到着したウズベキスタンの選手は一般用トイレに向かおうとして「ノー」と止められ、目の前のコンビニエンスストアに行こうとした別の選手も制止された。

 空港内を移動する時は職員らが前後左右に付き添う対応を取るものの、一般の旅客と近い距離ですれ違うこともある。国内線の乗り継ぎに急いでいた自営業の男性(45)は「声がして近くにいると思っていたけれど、五輪の選手とは知らなかった」と驚いた。

 16日はキューバ選手団が検査結果が出る前に空港内の事務所棟の部屋で待機。空港で働く従業員も同じトイレを使い、廊下や階段で体が触れるほどの近さですれ違っていた。18日に到着したポーランド選手団は移動時にショッピング街やレストランのあるエリアを歩き、一般の旅客とも接近していた。数人の選手はマスクをしないで1階ロビーを歩くなどバブル方式の穴はいくつも見て取れた。

 ある関係者は「事前に把握していない選手団が来日することがある」とも明かす。空港の建物の構造が複雑なために、誘導役が誤って違う場所に案内してしまうケースもあった。

 事前キャンプの選手団を受け入れる自治体担当者は到着ロビーで選手団を待ち続ける。検査結果が出て空港から移動できるまで約7時間かかるケースもあり、陰性と知らされると一様に「ほっとした」と胸をなで下ろす。ナイジェリア選手団を出迎えた千葉県木更津市の北見寛之主任主事(33)は「感染対策を徹底し、安心・安全なキャンプに臨んでほしい」と話した。

 6日に成田に到着し、兵庫県豊岡市で事前キャンプをしたスイス・ボート連盟ディレクターのクリスチャン・ストファーさんは「空港で待たされるのは仕方ない。長時間待つことは聞いていて、食事なども準備していたので問題はなかった」と受け止めている。

 空港の検疫では6月19日に来日したウガンダ選手団の50代男性が成田空港で新型コロナの陽性が判明し、後に20代1人が陽性になった。今月3日には羽田空港に到着したセルビアの30代の選手1人が陽性と確認された。


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