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スポーツ総合スレッド

2507名無しさん:2021/01/07(木) 14:31:23
>>2506

■ 組織委を落胆させた首相の年頭会見のチグハグぶり

 4日午前の年頭記者会見では菅義偉首相は、緊急事態宣言発令を検討することを口にしながら、その一方で東京五輪開催に関しては「感染対策を万全なものとし、世界中に希望と勇気をお届けする。この大会を実現するとの決意のもと、準備を進める」と発言した。

 この首相会見の内容には組織委の関係者の多くが「ため息を漏らした」そうだ。

 その後日、大手企業から出向扱いで現在も組織委の要職に就く旧知の人物・K氏から筆者の携帯に連絡が入ったので、首相会見の感想を聞いてみた。

 「一国の首相ともあろう立場の人が余りにも矛盾する内容を同じ会見の場で発したことで、思わず卒倒しそうになった。何か具体的な方策があるのかとも少しは期待していたが、それも間違いだった。あれでは何も考えていないのと同じ。あのような発言なら東京五輪の開催に関して一切触れないで、質問を向けられても『今は感染対策に集中する』としてノーコメントを貫いてくれたほうがよっぽど良かった」

 このように本音をぶちまけ、とにかく怒り心頭だった。

 話は菅首相だけで終わらない。前出のK氏によれば、もっと最悪だったのは自民党の二階俊博幹事長のメディアに対する逆ギレ気味の発言だったようだ。

■ 感染防止の決め手はないが「開催は堅持」の政界ツートップ

 5日の役員会後の記者会見で二階幹事長は東京五輪開催について「自民党として開催促進の決議をしても良いくらいに思っている」と述べ、さらにその後は「開催しないということのお考えを聞いてみたいぐらいだ」と開催に否定的な意見も多い世論への挑発的ともとれるような言葉まで向けている。

 前出のK氏はさらにこうも続けた。

 「二階さんは“政界のフィクサー”として諸々暗躍しているとウワサされている有力者。その立場にいる人が大会開催へ開き直ったかのような発言をしてしまったのだから、これは完全に逆効果だ。実際にネットやSNSも大炎上してしまったし、一歩間違えば失言と評されても仕方がないレベル。組織委員会の幹部たちからも『二階さんにはもうこれ以上、東京五輪に関して何もしゃべらないでほしい』と“泣き”が入っていた」

 ちなみに二階幹事長の発言には、大会延期前から個人種目で東京五輪・日本代表の座を手中に収めていた男子アスリートの1人も「(開催に)反対している人たちにケンカを売るような言葉を向けるなんて信じられませんし、これでは世の中の理解を得られるはずがありません。このままではますます東京五輪が悪いイメージで塗り固められ、自分たちの肩身も狭くなっていってしまいます。自分だけでなく大会を目指す大半の選手たちはそう思っていますよ」と不満を露にしていた。

 新型コロナウイルスの感染爆発で国民の大半から「開催反対」を突きつけられ、組織委も諦めムード。その上、年明けに発せられた政界ツートップの無策無為な感情論によって東京五輪は国民不在の“悪夢の祭典”に成り下がろうとしている。一体、この大会の終着点はどうなるのだろうか。

臼北 信行


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