したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スポーツ総合スレッド

1843チバQ:2015/12/23(水) 15:51:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151223-00000010-sph-soci
新国立A案採用 隈氏デザイン「8点差」決定の舞台裏
スポーツ報知 12月23日(水)7時5分配信

新国立A案採用 隈氏デザイン「8点差」決定の舞台裏
建築家の隈研吾氏(右=ロイター)
 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、新国立競技場の設計・施工業者の選定で、政府は22日、関係閣僚会議を開き、応募2案から建築家の隈研吾氏(61)、大成建設、梓設計の3者が手掛けたA案の採用を決めた。日本スポーツ振興センター(JSC)の7人の審査委員が19日に実施した採点では980点満点でA案は610点で、当初有力とみられた竹中工務店などのB案の602点を8点差で上回った。JSCは決定後に会見し、工期短縮の実現可能性でA案が上回ったと説明した。

 東京五輪の「顔」となる新国立競技場は、A案に決定した。関係閣僚会議後に安倍晋三首相は「工期やコストなどの要求を満たす素晴らしい案だと考えている」と評価した。

 審査は、1人140点の持ち点で、7人の審査員によって行われた。980点満点中、A案が610点、B案は602点。わずか8点差の決着となった。全9項目からなる評価の内訳では、B案が「5勝4敗」と勝ち越し。しかも、デザインなどの施設計画では、合計得点はA案246点、B案270点と24点差をつけていた。

 大逆転の要因は、工期短縮への評価だ。B案の150点に対しA案は177点と27点もの大差をつけた。この1項目だけで24点差を逆転。結果、8点差での勝利に導いた。審査委員長の村上周三東京大学名誉教授は「『本当に短縮できるのか』という点で、両者の差が大きかったということです」と明かした。

 通常の建築コンペならB案が勝っていたはず。事実、当初は政府内部でも高い評価を受けていた。しかし、新国立は、東京五輪のメインスタジアム。開催に間に合うことが最重要条件になる。加えて今年7月の白紙撤回後には政府が20年4月としていた完成予定を国際オリンピック委員会(IOC)が同年1月まで前倒しすることを要請した。こうした背景から評価ポイントもコスト削減に関わる事業費の縮減と並んで最大の30ポイントに設定された。

 舞台裏の審査委員会でも事業費と工期は重要な判断材料とされ、21回に及ぶ会議での討議内容、業者との347の確認作業のいずれも半分近くが、両項目についてだったという。隈氏、伊東氏の両案とも、完成予定は2019年11月末とIOCの要請よりも前倒しに設定した。しかし、結果、27ポイントもの差がついた。

 その理由を村上委員長は「ヒアリングでの回答などから(B案の方が)不安要因が多かった」と明かす。大成建設はザハ案の旧計画でスタンド工区を請け負う予定だったことが奏功した。資材置き場、準備工事などの課題へ「既に十分な労働力を確保していた」と文科省関係者は明かした。

 隈氏は、デザインについての説明で、工期の短縮について言及。観客席の部分は3層で構成されているが「全て同じ構造とすることで、コストと工期を抑えることができます」と主張した。施工を担当する大成建設の山内隆司会長も「工場で製作したものを現地に持って行って組み立てる形を取る。(パーツを)同断面にすることで、スピードアップを図ることができます」と自信を見せた。

 事業主体のJSCの大東和美理事長は「この競技場が愛されるものとなるよう、最大限の努力をして参ります」。今後は、来年1月に契約が結ばれ、同12月の着工を予定。白紙撤回の異常事態から今、ようやくメインスタジアムが2020年へ動き出す。

 ◆採点方法 審査委員会の7人の委員がそれぞれ9項目を6段階で評価し、140点満点で点数化した。評価項目の配点は「事業費の縮減」と「工期短縮」が各30点で最も高い。10点の「維持管理費抑制」と合わせた「コスト・工期」で半分の70点を占める。「日本らしさに配慮した計画」「環境計画」など5項目ある「施設計画」は各項目10点ずつの50点、事業費の上限順守などへの評価である「業務の実施方針」は20点となっている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板