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スポーツ総合スレッド

1750名無しさん:2015/08/10(月) 10:51:26
http://sports.yahoo.co.jp/sports/athletic/all/2015/columndtl/201507250007-spnavi
世界3位、日本のリレーはなぜ強い?
陸連・苅部部長に聞く新バトンパスの秘密
スポーツナビ2015年7月29日 11:00

 ジャマイカ、米国勢が圧倒的な強さを誇る陸上男子短距離において、日本が世界で戦える数少ない種目が400メートルリレーだ。五輪や世界選手権においても、メンバーが入れ替わっているにもかかわらず、近年はほぼ毎回、決勝進出を果たしている“お家芸”。今年5月には世界リレー(バハマ)で銅メダルに輝いている。くしくも、8月の世界選手権が行われるのは、2008年に同種目で男子トラック種目初のメダル獲得の快挙を果たした、中国・北京。あの感動を再び――そう期待する人も少なくないのではないか。

 400メートルリレーにおける日本の強さを支えてきたもの。それは正確かつスムーズなバトンパスだ。世界の多くの国では、バトンを受け取る側が、手のひらを上向きにしてバトンを受ける「オーバーハンドパス」を採用している。一般的に体育の授業などで習うのもこの方法で、受け手と渡し手の両方が手を伸ばすため、距離が稼げるのが利点だ(これを「利得距離」と呼ぶ)。一方、日本代表が採用しているのは、技術的により高度な「アンダーハンドパス」と呼ばれる方法。受け手が手のひらを下に向け、渡し手が下から上方向にバトンを差し出す。腕を伸ばさない分、利得距離は稼げないが、より走る姿勢に近い状態でパスができるので、減速が少ないというメリットがある。日本は、このアンダーハンドパスに磨きをかけることで、個々の走力以上の結果を残してきたのだ。

 日本陸上競技連盟(陸連)の苅部俊二短距離部長によると、このバトンパスが今、さらなる進化を遂げつつあるという。新しいアンダーハンドパス誕生の裏側と、日本が結果を残し続けられる理由を、苅部氏に聞いた。
大議論の末に誕生した新アンダーハンドパス

――400メートルリレーのアンダーハンドパスについてお聞かせください。01年にアンダーハンドを採用して以来、今や日本の代名詞になっています。

 00年まではオーバーハンドをやっていましたが、高野(進)先生がアンダーハンドを採用しました。そこからずっと、日本は(五輪、世界選手権の)400メートルリレーにおいて、11年のテグ世界選手権以外は決勝に残っています。アンダーハンドは結果も実績も残しているので、それを今オーバーハンドに変えることは得策ではありません。

 ただし去年、中国にやられてしまいました(編注:10月の仁川アジア大会で中国がアジア新となる37秒99で優勝、日本は2位だった)。アンダーハンドで日本独自の何かをつくっていかないといけないというのは、前から思っていたこともあり、今年、少しやり方を変えました。

――今までより腕を、より伸ばして渡すやり方に変えたと聞きましたが

(2月の)ナショナルリレーチームの沖縄合宿の時に、(陸連短距離副部長の)土江(寛裕)コーチに「ちょっと新しいアンダーハンドをやっていこうよ」という話をして。それで合宿の時に選手に話をしたら、富士通の高平(慎士)選手が中心になってくれて、ビデオを見ながら、大議論ですよ。夜のミーティングで、もう何時間やったかという感じでした。新しいバトンパスを私たちがやりたいというのを、選手がくんでくれて、「こういうのはどうですか?」「じゃあやってみよう」と。手の角度などまで細かくやりましたね。


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