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スポーツ総合スレッド

1511とはずがたり:2014/04/20(日) 10:28:07

塾講師・配送…働くJリーガー J3、収入補い地域密着
http://www.asahi.com/articles/ASG4L2GFFG4LUTQP007.html?iref=comtop_6_05
中小路徹、勝見壮史2014年4月20日09時29分

 今季から始まったJ3(Jリーグ3部)。J1、J2に比べてクラブの経営規模は小さく、スポンサー企業で働くなどサッカー以外の職を持つ選手が多い。「J」とはいえプロにこだわらないクラブのあり方を探る中で、独自な地域との関わり方を育んでいる。

 倉庫で何百という段ボールを配達地域別に仕分けているのは、相模原のDF天野恒太(26)とFW松本祐樹(25)。相模原市で家電配送業などを手がける「ケー・ディー・エス」が正社員として雇用している。

 2人とも、クラブとはアマ契約。午前練習の日は午後から夜にかけ、翌日の配送準備に従事する。ホームゲームの日は試合後にも倉庫に入る。引っ越しが多い3月から4月にかけては特に忙しく、3月9日のJ3開幕当日も午前3時まで働いた。

 J2草津(現群馬)時代も旅館で働いた天野は「まず選手としてできる場所が欲しかった。J3の環境は理解している」。国士舘大出身の松本は「ゆくゆくはサッカーで生活していきたい。ただ、現役が終わった後に役立つこともこの仕事から学んでいる」と語る。

 ケー・ディー・エスが相模原のスポンサーになり、選手も雇用し始めたのは、2009年。「サッカーの『サの字』も知らなかったが、商売を始めて25年以上たち、地元にお手伝いできるのではないかと思った」と大塚孝一社長。今ではアウェー戦まで応援にいく。

 相模原はプロ契約とアマ契約が半々。プロも年俸は少なく、アルバイトで収入を補っている選手がほとんど。新聞販売所のセールスマンもいれば、スイミングクラブのコーチもいる。

 Jリーグは、J3のライセンスについて、プロ契約が3人以上いればいいなどハードルを大きく下げた。裾野拡大を図る狙いだ。朝日新聞の調べでは、ほぼ全選手がサッカー選手として生計を立てているのは、U22選抜をのぞく11クラブのうちJ2を経験した町田と鳥取のほか、長野だけだ。

 そんなJ3は、地域の企業や人々が少しずつ支えればクラブを維持できる。そのため、市民と一緒に存在するという認識がいっそう生まれやすくなった。

 「J3は住民とより深く関われる。だからこそ、新しい形を作らないといけないのではないか」と話すのは、藤枝のユニホームスポンサー、仏壇・仏具販売の「お仏壇のやまき」(本社・静岡市葵区)の浅野秀浩社長。清水、磐田に次ぐ静岡県内三つ目のJクラブとなる藤枝。大手企業がスポンサーにつくJ1のようなやり方は、後発のJ3では難しいと指摘する。

 藤枝のMF中津留奨吾(26)は、プロ契約だが、やまきが開く学習塾で講師としても働く。週4回、小学生に国語と算数を教える。「ピッチでもこの職場でも、しっかり期待に応えたい」と話す。

 琉球は昨季ほぼ全員がプロ契約だったが、今季は約半分がアマ契約で、スポンサー企業などで働く。身の丈経営という方針とともに、「選手が地域に出て働くことで、より親近感をもってもらいたい」(広報)という狙いもある。

 相模原の望月重良代表は「昨年までいたJFLと比べ、Jを名乗れることでクラブが市民の誇りになっていることが実感できる。J3を作ったところまでは成功。ここから大きくなれるかどうかは、各クラブの努力」と話す。(中小路徹、勝見壮史)

     ◇

 〈J3〉 Jリーグのクラブ数拡大路線に伴い、今季から新設された。J1とJ2に所属する22歳以下の選手の選抜チーム(U22選抜)を含む、12クラブによる3回戦総当たりの変則ホーム・アンド・アウェー方式で順位を競う。J1、J2が試合登録18人、交代枠は3人なのに対し、J3は16人登録で交代は5人。


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