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スポーツ総合スレッド

1505荷主研究者:2014/03/22(土) 01:36:48

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140308_74019.html
2014年03月08日土曜日 河北新報
J3あす開幕 12チーム参加 地域密着、広がる裾野

開幕を控えた記者会見で、栗原監督(右)と握手するJ3福島のMF石堂=2月21日、東京都内のホテル

 サッカーのJ1、J2の下部リーグとして新設されたJ3が9日に開幕する。初年度はJ2の経験がある町田、鳥取や新加入の盛岡、秋田、福島など11クラブに、J1とJ2の22歳以下の選手で編成されるU−22選抜を加えた12チームで争う。地域密着のクラブを全国各地に広げる目的でつくられ、若手育成の場としても期待される。

<計51クラブに拡大>
 Jリーグは、掲げる百年構想で「あなたの町」にクラブやスポーツを楽しむ環境を設け、世代を超えた触れ合いの輪を広げるとうたう。村井満チェアマンは「J3はリーグの理念そのもの」と言い切った。

 1993年に8府県10クラブで開幕したJリーグには、全47都道府県に計100クラブをつくる目標がある。現在18クラブのJ1、22クラブのJ2を拡大するのは難しく、別のリーグが必要だった。J3が加わった今季、36都道府県51クラブにまでなった。

 最上位リーグの運営母体がアマチュア選手の多い3部を管轄するのは、世界的に珍しい。中西大介常務は「それがJリーグを象徴している」と言う。欧州では自然発生したクラブが競争を経てピラミッド型の階層ができた。トップダウンで増やした日本は逆だ。裾野を広げる新リーグは、上位集団を支える土台の役割も担う。

<地元に誇り持てる>
 リーグ全体の収入が伸び悩み、各地の経済も冷え込む中での創設には懸念があった。中西常務は「J2で同じ議論をしたが、そこで諦めていたら今の甲府や新潟、鳥栖はない。地方が大変だからこそ、Jブランドで活性化したい」と強調した。

 J2初年の99年、大企業の親会社が撤退するクラブが相次いだ。自治体や地元企業、地域でプロスポーツを望むファンに支えられて生きる地域密着型のクラブが増えたのはそのころだった。

 中野幸夫専務理事は新潟に在籍した時「おかげで地元に誇りを持てるようになった」という投書を受けた。トップチームがJ1に定着し、ユース組織も備えて地元でプロ選手を目指せる環境が夢を与えた。そんな成功例に共感した明治安田生命保険などがJ3に協賛し、新参リーグは独立採算のめどが立った。

 J3クラブの年間予算は2、3億円程度。J1平均の約10分の1だが、3期連続赤字や債務超過で参加資格がなくなるライセンス制度が適用されるのは同じだ。まずは「小さくても安定した経営」(大河正明常務)に徹し、長く地域に愛される基盤づくりを求める。

◎福島、自覚胸に/震災から3年、節目前に第一歩/復興のシンボル「諦めぬ姿勢で」

 東日本大震災から3年の節目を前に、福島がJリーグでの第一歩を踏み出す。主将のMF石堂和人は「まだ仮設住宅で暮らしている方もいるので、少しでも元気を与えたい」と復興のシンボルとしての自覚を口にした。

 震災の直後に7選手が次々とチームを離れ、一時は存続の危機に立たされた。練習場を求めて県内外をバスで転々とするなど、苦難を乗り越えた。ことし1月に就任した栗原圭介監督は「多くの方の尽力があって、ここまでたどり着いたことを忘れてはいけない」と言葉に実感を込めた。

 東北社会人リーグ、日本フットボールリーグ(JFL)、そしてJ3とカテゴリーが変わっても、チームの特長は変わらない。鈴木勇人社長は「選手は福島でサッカーをする意義が分かっていると思う。全力で、決して諦めない姿勢で臨みたい」と強調した。

 昨季は初参戦したJFLで18チーム中14位に終わった。JFL覇者の長野に挑む開幕戦に向け、栗原監督は「チャレンジャーなので、恐れることなく思い切りぶつかっていきたい」と、気合十分で臨む。


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