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スポーツ総合スレッド

1462名無しさん:2014/02/21(金) 12:15:38
 新種目のフリースタイルスキー・ハーフパイプ(HP)女子が20日に行われ、小野塚彩那(25=石打丸山ク)が
銅メダルに輝いた。予選4位で進出した決勝では83・20点をマークして3位。日本勢は今大会8個目のメダル獲得で、
92年アルベールビル大会の7個を抜き、98年長野大会の10個に次いで冬季五輪史上単独2位となった。ママさん
選手の三星マナミ(30=野沢温泉ク)は予選落ちで23位だった。

 動揺などしなかった。予選4位通過で迎えた決勝の1回目。前の2人が転倒し、会場がざわついた。それでも小野塚は
720(2回転)、スイッチスタンスからの540(1回転半)を決めて3位に浮上。2回目も鮮やかに540、
720を決め、フィニッシュと同時に右腕を突き上げた。

 アルペン女子大回転のインカレ覇者。指導者たちが技術を競う全日本技術選手権(技術選)で毎年上位に食い込む
実力の持ち主だった。しかし、当時からHPも楽しんでいた。「指導者は年を取ってからでもできる。国内だけの技術選
ではなく世界に出て戦ってみたかった」。11年4月、HPが五輪種目に決まると転向を決意。反対はあったが、
気持ちは揺るがなかった。

 技術選で培ったスキー操作の巧みさはハーフパイプでも大きな武器となった。パイプの形状や雪質にかかわらず速く
滑ることが可能で、スピードはそのまま高さに直結。この日もリップ(パイプの端)から3メートル超の飛び出しで
観客を沸かせた。


http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2014/02/21/kiji/K20140221007633931.html
 ただ、転向時はHPの全日本チームがなく強化費もゼロ。ウオータージャンプで空中姿勢を研究し、国内に本格的な
施設がないため自腹で海外へ遠征した。格安チケットやルームシェアで経費を切り詰め、練習合間の展示会出席やレッスンで
収入を得た。それでも年300万〜400万円かかる遠征費を補えず、知人に頼んで設立したのが「小野塚彩那サポーターズ
クラブ」。1年目に260万円、会員が増えた2年目は370万円が集まった。「後援会がなければ海外に出ることも
なかったし、W杯を回りきることもできなかった」。資金援助のおかげで昨年3月の世界選手権では銅メダル。今季は
全日本スキー連盟から最高の「特A」強化指定を受け、五輪を狙う態勢が整った。

 12年3月、祖父・勝利さんが肝臓がんのため68歳で亡くなった。祖父が石打丸山スキー場で旅館を経営していたことが
スキーを始めたきっかけなら、仕事の合間にスキーの手ほどきをしてくれたのも祖父だった。小野塚はW杯や世界選手権で
獲ったメダルを祖父の位牌(いはい)に必ずかけて供養する。五輪での滑りにも、祖父にささげる思いを込めた。

 ▼小野塚彩那 今までで一番うれしいです。(HPに)転向して良かったなということと、周りの人の支えがなかったら
ここまでこられなかったので、本当にうれしいです。天国にいるじいちゃんと、そばにいる家族と、喜びを分かち合いたい
ですね。1日が長かったが、集中して滑るようにしました。優勝するにはほど遠かったと思いますが、それなりに結果が
残せて良かったです。


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