したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スポーツ総合スレッド

1399チバQ:2013/12/09(月) 00:16:21
 こうした世間の声に対してハディッドさんは11月22日付米紙タイム(電子版)に「何を言ってるの? じゃあ、穴のあいてるものはみんな女性のアソコだっていうの?。ばからしい」と呆れながらも猛反論。「仮にこの競技場の設計者が男性だったとしても、(メディアといった)批評家たちは、そんなイヤラシイものに例えるべきじゃないでしょ」と答えました。

 ところが、この下ネタに加え、ガーディアン紙はハディッドさんがデザインを手がける2020年東京五輪のメーン会場となる予定の「新国立競技場」をめぐる混乱ぶりにも言及し、“ハディッド批判”を展開しました。

 記事では、日本のスポーツ当局(日本スポーツ振興センター)が、ハディッドさんが計画した2020年の東京五輪の競技場が、巨大過ぎて建設費もかかり過ぎるといった批判を受け、計画を現在の4分の1の規模に縮小することを決めたと説明。

 そのうえで、1958年に建てられた4万8000席を有する国立競技場を8万席に拡張する今回の計画を、ハディッドさんが“訪問者が興奮する新しい旅の創造”と(前向きに)評しているのに対し、日本の建築家たちは、競技場の建設場所が明治神宮外苑の風致地区内であるうえ、最高で高さ70メートルにもなることから、東京都が6月、この地区の高さ規制を15メートルから75メートルに緩和した件に激怒しているといった経緯にも触れました。

 さらに、ハディッドさんと同じプリツカー賞の受賞歴を持つ世界的建築家、槇文彦さん(85)が、この競技場の建設にかかるコストがロンドンやアテネでの同規模の競技場の3倍にあたる3000億円にもなるため、計画の再考を訴えた経緯なども詳細に報じました。

 ハディッドさんにとっては、突然降りかかってきた災難みたいなものですが、個人的には、とっぴなデザインをやたらと有り難がる昨今の風潮にも大いに問題があると思います。

 それより何より、恐ろしいのは人間の先入観で、今回の下ネタ報道を機に、欧米では、同じドーハに2012年に完成したフランス人建築家ジャン・ヌーヴェル氏設計のドーハタワーが「タンポンビル」と再注目され始めたり、「どこどこにある、あのビルはポコチンに見える」(いちいち、どのビルかは書きませんよ、馬鹿らしい)といった話で妙に盛り上がっています。そういう風に見ようと思えば、いくらでも見えますからね。

 ちなみに記者が住む京都市は景観保護のため、市内全域で広告物に厳しい規制が入ります。そのためマクドナルドの店舗でも、イメージカラーの鮮やかな赤色は使えず、店舗の外観もえび茶色だったり、黒っぽい地味な外観に変更。オレンジ色を全く使っていないモノトーンの看板の吉野家の店舗まであり、他府県から来た人々が驚きます。マンションなどの建築物でも、基本、派手な外観は御法度です。

 そこまでしろとは言いませんが、何十年後の未来に「ポコチン」だとか「あそこ」だとか「まるでラブホテル」だとか「ゲス成金」といった、嘲笑ネタにされる建築物を建てることはやめるべきだと思います。(岡田敏一)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板