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スポーツ総合スレッド

1370チバQ:2013/09/10(火) 00:03:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130909-00000123-mai-spo
<20年東京五輪>3都市の招致 「失点」食い止めに終始
毎日新聞 9月9日(月)23時22分配信

 【ブエノスアイレス小坂大】2020年夏季五輪の開催都市は、7日に当地で行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会での投票で東京に決まった。東京はプレゼンテーション(招致演説)で安倍晋三首相が福島第1原発の汚染水の懸念について安全性を強調。マドリードが脱落した後の決選投票で、イスタンブールに大差をつけて圧勝した。

 前向きな招致レースとはいえなかった。接戦が続いた終盤まで3都市は五輪を開催する理念を前面に出せず、「失点」を食い止める戦いに終始した。IOCの会長選に立候補しているトーマス・バッハ副会長(ドイツ)は「いずれも弱点を持っていた。焦点が当たったのは強みではなく、弱みへの説明だ」と言う。

 ライバルのマドリードは経済情勢への不安がつきまとい、最終演説後の質疑では、ドーピング(禁止薬物使用)対策の遅れも突かれた。イスタンブールはシリア情勢、国内の反政府デモとドーピングの説明に追われ、「イスラム圏初」という最も説得力のある理念がかすんだ。

 東京は福島第1原発の汚染水漏れがアキレスけんとなった。4日に当地で記者会見した東京招致委員会の竹田恒和理事長(日本オリンピック委員会会長)が「福島は250キロ離れており危険性は東京にない」と説明して、国内外から批判を浴びた。東京都の猪瀬直樹知事も火消しに走ったが、海外メディアから連日質問を浴びせかけられた。

 来年のソチ冬季五輪、3年後のリオデジャネイロ五輪はインフラ整備の遅れが指摘されている。IOC委員は懸念を抱える各都市に、安心感を求めていた。東京決定を受けジョン・コーツ理事(オーストラリア)は言った。「IOCは安全な都市を選択した」。安倍首相が原発や汚染水の安全性を強調した最終演説と質疑が投票行動に影響したのは確かだ。フランスのあるIOC委員は「懸念して数日前まで投票先を決めかねていたが、最後の説明で理解した」と言う。

 「貴族」と揶揄(やゆ)されるIOC委員は判断に迷うと権威に答えを求める。12年ロンドン五輪を決めた05年IOC総会は英国のブレア首相(当時)がロビー活動に関わったことが勝因に挙げられ、16年リオ五輪を選んだ09年IOC総会は男泣きしたブラジルのルラ大統領(同)に人気が集まった。

 首相は「汚染水は港湾内で完全にブロックされている」と発言した。IOC委員が福島の実情や示された数値の意味をどこまで理解したかは分からないが、一国の首相が地球の反対側まで飛んできて「大丈夫」と繰り返したことが力を帯びた模様だ。震災を前面に出して勝ち取った開催だけに、7年後、世界の注目が集まる中で「復興五輪」の真の姿が問われそうだ。
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