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スポーツ総合スレッド

1330チバQ:2013/06/30(日) 16:24:10
ロンドンの成功とリオの危機感 追い風に


 東京招致委の竹田理事長は、ことあるごとに昨夏のロンドン五輪成功を引き合いに出す。「ロンドンは、新しい世代に五輪の素晴らしさを伝えた。東京も世代を超えた感動を与えられる」

 昨夏、成熟都市で迎えた3度目の五輪は、整備された交通網、宿泊施設などのインフラ、充実した競技施設が大会を支えた。世界的な大都市で複数回目の開催が成功した事実は、東京をおおいに勇気づけた。

 ロンドン五輪組織委のセバスチャン・コー会長は「巨大五輪は(2008年)北京が最後だ」と強調していた。既存施設を生かし、仮設の競技場も活用し、予算も開催範囲もコンパクトな大会を実現した。東京が掲げる理念、姿勢と重なる。

 次回16年リオデジャネイロ五輪に対しては、IOC内部でも危機感が高まっている。今年2月のIOC調整委の視察では、会場建設に遅れが目立ち「間に合うよう緊張感を持って」と尻をたたいた。IOCが“教訓”を生かすなら、20年大会は“計算できる”都市に追い風が吹く−と期待される。

■他の候補都市は…


イスタンブール:「イスラム圏初」 デモ拡大で暗雲


 欧州、アジアにまたがる地域性から、イスタンブールは「東西の懸け橋」をビジョンに掲げる。招致に成功すれば「イスラム圏初」の五輪となることもあり、分かりやすい開催理念や意義では、東京、マドリードを大きく引き離す。

 最近の経済成長も著しく、「投資活動は盛ん」とこちらも評価された。25歳以下の若者が人口の42%と高い割合を占め、国全体に若い力がみなぎる。市内の支持率83%も3都市の中で最高。経済の進歩、スポーツ愛好者の多さは報告書で前向きに捉えられた。

 だが、いま市内では反政府デモが続く。市内にある公園再開発計画への反対をきっかけに規模が拡大し、政府側は強制排除も行った。このまま長期化するようだと、IOC委員の判断に負の影響を与えることは想像に難くない。

 隣国シリアで続く内戦も「治安上のリスク」。活況の経済についても「今後はトルコ経済の情勢次第」と“注文”もついた。競技施設が欧州、アジアにまたがる広域にあり、移動時間がかかるとの指摘も。イスタンブールは“明と暗”に揺れている−。


マドリード:経済情勢次第のコンパクト運営


 五輪を経済再生の切り札にしようと狙うのがマドリード。だからこそ不況の影響で大会運営などのために十分な資金が集まるかどうかが懸念材料にもなっている。実際、報告書にも「スペイン経済の状況次第では、リスクに直面する可能性がある」との指摘を受けた。

 ただし、会場配置は非常にコンパクトで、全ての競技会場は中心部から10キロ以内。全ての会場に20分以内で行くことが可能という。既存施設が多いのも強み。その半面、施設の約半数に改修が必要で、開幕の2カ月前まで改修に時間がかかるというのは、リスクになりかねない。要は強みは弱みの裏返しでもあるということか。必要な財政保証はあるが、それでも経済情勢が大きく影を落としそうだ。

 マドリード招致委のブランコ会長は報告書について、「大きな満足と責任を感じさせる内容。これからもステップを踏んでいかなければいけない」とコメント。経済再生への起爆剤としての期待を背負ってか、支持率はマドリードで76%、マドリードを除くスペイン国内で81%と高い。


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