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スポーツ総合スレッド

1270チバQ:2013/01/15(火) 22:46:46
 カギを握るロビー活動の「顔」は誰が担うのか。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は昨年7月にIOC委員に就任し「独特の空気が流れるサロン」(招致関係者)で顔を売っている最中だ。昨年12月の都知事選に勝った猪瀬直樹知事はどうか。石原慎太郎前知事の「都政継承」をうたい、20年招致を重要施策の一つに掲げた選挙戦は、過去最多の約434万票という圧倒的な支持を得た。これはIOC委員に向けたインパクトにはなるはずだ。昨年2月の東京マラソンを完走し、空手も黒帯という「スポーツマン」の顔も好感を持たれる要素になるだろう。

 また、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使して情報発信する知事の姿勢は、SNS時代の五輪として「ソーシャリンピックス(Socialympics)」と呼ばれたロンドン五輪のあり方にもつながる。だが、残り8カ月でIOC委員にどこまで浸透させられるか−。

 16年招致では「IOCへの取っかかりもなかった」(招致関係者)というJOCの外交力不足が敗因の一つとされた。このとき勝利したリオデジャネイロは「南米初」というアピールに加え、ブラジル・オリンピック委員会のヌーズマン会長が招致活動で地球を2周したというエピソードもある。顔役には機関車の馬力と五輪を極東の地に引き込む腕力も必要だ。

 現時点で、突出した都市はない。トルコ最大の都市、イスタンブールは国の経済成長に後押しされる半面、地震国であり、隣国シリアは内政不安を抱える。01年9月の同時多発テロの標的になった米国は「イスラム支持には回らないだろう」(招致関係者)との声もある。マドリードには欧州債務危機の影響があり、1924年の開催から100周年を迎えるパリが次の2024年招致に意欲的とされ、欧州票は割れるという見方も。

 東京招致関係者の間に交差するのは「今回は絶好のチャンス」という楽観論と「これを逃せば向こう50年、日本に聖火はともらない」という悲観論だ。実際、24年以降は16年招致を断念した南アフリカも「アフリカ大陸初」を掲げて腰を上げるだろう。米国も立候補してくる−。「次はないという決意で戦う」という竹田会長の言葉は誇張ではない。

     ◇

 2020年五輪招致は、9月7日の開催地決定に向けて本格的な争いが始まった。招致実現を目指す東京の戦略や課題を展望する。


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