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スポーツ総合スレッド

125小説吉田学校読者:2006/07/29(土) 12:02:22
【青春の賛歌をつづれ 高校野球'06】
全国出場が決まったら、そのつど書き込んでいこうと思っていましたが、49校も書いてられんことにいまさらながら気づきましたので、これからは注目校だけにします。
千葉は千葉経大付属が全国出場決定ですけども、「イチイナ旋風」も刻み込まれて良い。逆転のイチイナ。山下という天才投手がたまたま入学してきた高校がここまで成長したのは、部員一同忘れがたい3年間だったでしょう。千葉経大付属+イチイナ+千葉ロッテと、国道16号〜14号〜ビーチラインと野球ロードが出来たことになりますが、凡百のスポーツライターはスター選手ばかり追いかけないで、こういうのも追いかけてよ。山際淳司おらせば、まちがいなく1本ルポを書く。

快進撃 市稲毛、力尽く
http://www2.asahi.com/koshien/88/chihou/chiba/news/TKY200607280103.html

 試合運びのうまい拓大紅陵が力の差を見せつけた。成田、市船橋など強豪を相次いで破って快進撃を続けてきた市稲毛は準決勝で力尽きた。
 拓大紅陵は1点リードで迎えた5回、2死二、三塁から、佐々山が右中間に2点適時三塁打を放ち、試合の流れを引き寄せた。7回には2死二、三塁から、宮垣の一塁手への内野安打の間に走者2人が生還。続く松丸が中前安打を放ちコールドで試合を決めた
 市稲毛は7回、2死二塁から、清田が右中間を破る三塁打を放って、1点を返したが、及ばなかった。清田は3打数3安打の活躍で、唯一の打点を挙げた。
 主戦山下は7試合を1人で投げ抜いた。疲れのある中、低めを突く丁寧な投球で、6回まで、拓大紅陵の打線に連打を許さなかった。
▽長い夏駆け抜けた一陣の風 市稲毛
 市稲毛の長い夏が終わった。
 この日も先発した山下航投手は1回戦からの7試合、60回と3分の2を1人で投げ抜いた。学校近くの稲毛の浜で毎日、走り込んだ成果が、制球とスタミナに現れていた。
 そんな山下君が投げた大会通算1012球目だった。中前にはじき返された打球を、清田岳人中堅手が必死に本塁に返球。本塁へ向かう走者――。7回裏、7点差のコールド負けが決まった。
 「仲間を信じ、積小致大の精神で戦う」。夏は主将の清田君の宣誓で始まった。2回戦で優勝候補の成田に勝ち、チームは勢いづいた。準々決勝の市船橋戦は6点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちした。
 この日も追いかける展開だが、ベンチの選手からは「6点までは取れるだろう」の声。7回に清田君が放った適時三塁打は、逆転劇の再来を告げるベルに聞こえた。しかし再演はなかった。
 相手校の校歌が流れるころ、清田君にもう悔しさはなかった。やり切ったという晴れ晴れとした気持ちだった。「これが実力。みんながすごかったから、ここまで来られた」
 さらに清田君は、泣き続ける山下君の肩を抱きながら言った。「笑っていけよ。お前のおかげでここまで来られた」
 旋風は、さわやかなそよ風となり、球場を去って行った。


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