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スポーツ総合スレッド

110小説吉田学校読者:2006/07/17(月) 08:58:41
【青春の賛歌をつづれ 高校野球'06】
高校野球は選手だけのものではないのである。とはいうものの、応援やマネジャーなどに問題がないわけではないのであります。
この写真、いかにもといったマネジャーの写真なのだが、べつにマネジャーは男でも良い。我が母校は全部活、マネジャーがいなかったので、そう思うのであります。

未完のスコアブック 鹿屋中央のマネジャー村田さん
http://www2.asahi.com/koshien/88/chihou/kagoshima/news/TKY200607160038.html

 ベンチの片隅から、最後の打者が打ち取られるのを見ていた。終わってもまだ明日があるように感じていた。
 野球部とは何の関わりもなかった2年前の夏の、鹿屋中央と鹿児島実の決勝戦。他の生徒と一緒にスタンドから声援を送っていた。5点を先制しながらの逆転負け。野球のルールもよく知らなかったのに、なぜか涙が止まらなかった。
 全力でプレーしている選手たちと、ただ毎日を流している自分を比べ、「自分も一緒に頑張りたい」。マネジャーになる決意をした。
 生活は一変した。午前6時から始まる朝練に合わせ、まだ暗いうちに家を出て、日が暮れるまで学校に残り、練習を手伝った。
 ルールを勉強し、スコアブックの書き方もゼロから教えてもらった。
 “雑用”が続く日々の中、もう辞めたいと思ったことも多い。でも、選手たちから「ありがとう」と言われると、そんな気持ちも吹き飛んだ。
 ただひとりの3年生の女子マネジャー。最後の夏、記録員としてベンチに座った。自分の書くスコアブックの点差が開いていくのが、つらかった。
 試合終盤、アウトを一つ取る度に手をたたき、ピンチの度に両手を組んで、空に祈った。
 試合後、「甲子園には連れていってもらえなかったけれど、それ以上の試合を見せてくれた」と唇を震わせた。「今度は私が選手たちにありがとうって言いたい。2年前の涙よりも気持ちがいい」
 最後の打者はショートライナーだった。「負けたことがまだ信じられない」。スコアブックには、記入できないでいる。


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