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スポーツ総合スレッド

1088チバQ:2011/06/04(土) 20:09:05
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110602/scr11060218200012-n1.htm
FIFA会長選 信任投票も…くすぶる火種
2011.6.2 18:19 (1/2ページ)
 買収疑惑などに揺れていた国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙は、信任投票で現職のゼップ・ブラッター会長が4選を果たした。任期は4年。資格を有する203カ国・地域の加盟協会のうち、9割を超える186協会の信任を得た。初当選した1998年以来、「その力は小国家をもしのぐ」とさえ言われる強大な組織を牛耳ってきた絶大な権力は健在だった。

 (北川信行)

 米紙「USA TODAY」(電子版)は「なぜ、ボスのままでいられるのか?」と題したコラムで、「理解するには宇宙飛行士のような知性は必要ない。『餌を与えてくれる手を噛むな』との短いフレーズで分かってもらえるだろう」と解説した。初当選以来、FIFAの財政基盤強化に重点を置いてきたブラッター会長は、世界中が熱狂するワールドカップ(W杯)などの優良コンテンツを武器に、巨額のスポンサー収入やテレビ放映権料を獲得。2007〜10年の収入は41億8900万ドル(約3393億円)にも上る。それを、選手育成や社会貢献の名目で加盟協会にばらまくことで支持基盤を強固にしていった。

 だが、資金力にものを言わせる手法は組織内に金銭のやり取りに鈍感な腐敗体質を醸成。W杯開催地決定や今回の会長選をめぐり、理事ら幹部の買収疑惑が続出した。ブラッター会長自身も財務管理に不正があったと告発された経験を持つ。

 06年に立ち上げた倫理委員会も完全に機能しているとは言えず、委員の一人は地元メディアに「今の組織は政治的すぎる。再生には大がかりな外科手術が必要」との認識を示した。

 4選を果たした後、ブラッター会長は「私は嵐の中を進む船のキャプテンだ。われわれの力で、FIFAという船を正しいコース、透明な水の上に戻そう」と訴えた。そのうえで、W杯開催地と倫理委員会委員の選出を、少人数の理事会ではなく全加盟協会が参加する総会で決定することを提案。さらには「ガバナンス(統治)とコンプライアンス(法令順守)の委員会」および「問題解決委員会」を立ち上げ、浄化作戦のキーマンとしてキッシンジャー元米国務長官を登用する考えも明らかにした。

 だが、その役割は不明。さらには、会長選の唯一の対立候補だったにもかかわらず、買収疑惑で立候補辞退に追い込まれ、暫定的な活動停止処分を受けたアジア連盟(AFC)のハマム会長が「名誉を汚されたことは受け入れがたい」と徹底抗戦を表明するなど、いまだ火種はくすぶる。ブラッター会長の権力の背景にあるスポンサー各社もイメージダウンへの懸念を示す中、最後の任期としているこの4年間で有終の美を飾れるのか、それとも汚名を後世に残すのか、75歳にしてますます意気軒高な“策士”の言動に注目が集まる。


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