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人口問題・少子化・家族の経済学

1とはずがたり:2006/05/24(水) 08:37:24
深刻な少子高齢化・都市人口の変遷・女性の社会進出を巡る話題など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/pop.html

1336とはずがたり:2016/05/12(木) 19:55:16
勿体ないなぁ・・
地方のリソースを都市部に振り向けよ。都市部と云っても東京や福岡ではなく鳥栖や佐賀でいいんだ。

待機児童問題 佐賀県内「潜在」含め370人
http://news.goo.ne.jp/article/saga_s/region/saga_s-NSM2016050800001_KOSODATE_MANABU.html
05月08日 11:29佐賀新聞

 子育て環境の充実を目指す国の「子ども・子育て支援新制度」が始まって4月で1年が経過した。保育園と幼稚園の機能を併せ持つ「認定こども園」や小規模保育所の普及が柱で、佐賀県では制度開始時に定員が全体で2212人増えた。それでも、4月1日時点の待機児童数は前年同期に比べて7人増えて18人。指定した施設に入れなかった潜在的な待機児童数を合わせると約370人に上る。なぜ待機が解消しないのか、保育の現場を歩いた。

 カラフルなマットの上でハイハイしたり、おもちゃで遊んだり…。子どもたちの声が部屋中に響く。佐賀市のマンション1階に開設された小規模保育所。ここで過ごしている9人はすべて、希望の保育園に入れなかった子どもたちだ。

 「ここを見つけられなかったら職を失うところだった」。製造業でフルタイムで働く女性(25)は振り返る。1歳の長女を長男(3)と同じ保育園に預けるため行事に顔を出して「保活」に努めてきたが、あてが外れた。2月に1歳児の枠がないことを知り、慌てて市役所に駆け込み、小規模保育所にたどり着いた。
■施設数は増加

 小規模保育(定員6〜19人)は0〜2歳児を対象にしている。「今回は何とか預けることができたけれど、3歳になったら別の所を探さないといけない」。女性はため息をついた。

 小規模保育所は新制度施行時、県内17カ所に新設された。保護者が働いているかどうかにかかわらず入園できる認定こども園も10園増え48園になった。

 県内の待機児童数の内訳は、佐賀市13人、鳥栖市5人。希望する保育園に入れなかったのに、空きがある別施設があることや育児休業中を理由に待機児童数に算入していないケースなどがあり、20市町への聴き取りでは、この数は計350人に上った。

 待機児童の大半は0?2歳児。0歳児だと月齢で発達が異なるため、専門的な対応が必要になる。国の基準でも、低年齢になるほど保育士が一人で見ることができる人数は限られる。受け入れるには職員を増やす必要があり、運営や経営面での判断にもなってくる。

1337とはずがたり:2016/05/12(木) 19:55:31
>>1336-1337
■待遇面に課題

 保育士の資格を持つ人は県内に約1万人いて、働いているのはそのうちの約4割と県はみている。保育士不足を補うため、こうした人たちに復帰を働き掛けているが、二の足を踏むケースが少なくない。現職を含め、待遇面に課題がある。

 「子どものけがに注意して、持ち帰りの書類や行事の準備も多くて…。それでも手取りは15万円を切る」。県西部の保育園で働く保育士(22)はこぼす。「子どもたちがかわいいから続けているけれど、辞めたいと思う時はある」

 厚生労働省が2013年に保育士対象に実施した調査でも、給与が勤務内容に比べて「やや安い」「かなり安い」と回答した人が計52・2%に上った。安いと感じる理由は「職務の大変さ、責任に比べて安い」が76・7%を占めた。

 政府は、「保育園落ちた」の匿名ブログであらためて注目されることになった待機児童問題への取り組みを「1億総活躍プラン」に盛り込む。保育士の人材確保に向け、月1万2千円程度(約4%)賃上げするという。夏の参院選の争点にもなるとみられるが、問題は待遇面にとどまらず、複合的で、都市部以外では別の悩みも抱えている。

 4月時点で潜在的な待機児童も多い佐賀市や鳥栖市などと異なり、15市町では定員に満たない所もある。

 4月下旬の藤津郡太良町の保育園。子どもたちが走り回る園庭が思いの外、広く感じる。都市部だと1クラス30人以上いるが、ここは10人前後。入園児が毎年10人ほど減っている。

 人口減少や少子化が著しく、4月1日時点で、認定こども園と保育園3園すべてで定員に達していない。

■質の低下懸念

 子どもの人数に応じて運営費が入るため、定員割れは経営面に支障を来す。だからといって人件費は削れない。園長の一人は表情を曇らせる。「年度途中に子どもが入園するケースもあり、保育士は辞めさせられない。辞めさせたら、新たに見つけることも難しい」

 定員割れが続く状況に、西九州大学短大部の金丸智美講師(幼児保育)は「購入する玩具や絵本も減らさざるを得なくなるなど、保育の質の低下につながりかねない」と指摘する。保育や幼児教育の環境をどう維持するか、難題が横たわっている。


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