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芸能裏ねたジャーナル
1799
:
名無しさん
:2021/04/03(土) 08:02:49
>>1798
◆渋沢の名を冠した企業
渋沢翁は日本最古の銀行である第一国立銀行や日本初の公的な証券取引機関である東京株式取引所(現・東京証券取引所)の設立にも尽力。日本の金融業界の立て役者でもある。第一国立銀行をルーツに持つ総合金融グループのみずほフィナンシャルグループや、東証を傘下に持つ日本取引所グループにも注目だ。
「みずほフィナンシャルグループはメガバンクの一角ですから、経営的にも安定しています。一方で、PBR(株価純資産倍率)は0.45倍と超割安。ここからの値下がりリスクは低いにもかかわらず、配当利回りは5%弱と非常に高い。みずほ銀行に預金している余裕資金があるなら、みずほフィナンシャルグループの株を買ってもいいのではないでしょうか。
また日本取引所グループの配当利回りも約2%と悪くありません。同社が傘下に持つ東証は渋沢の私邸跡の隣にあり、兜町はまさに渋沢のお膝元。その意味でも同社は『渋沢銘柄』の代表格と言っていいでしょう。株の取引のみならず、さまざまな金融商品に取引分野が広がることで、同社のビジネスも拡大が期待できます」(証券アナリストの松下律氏)
唯一、渋沢翁の名前を冠した企業が倉庫準大手の澁澤倉庫である。代表的な『渋沢銘柄』として同社を挙げる識者も多い。証券アナリストでフェアトレード代表の西村剛氏はこう話す。
「倉庫・物流企業なので、コロナ禍の中でも業績は安定しています。PBRも0.8倍と割安で、出遅れ銘柄として手堅いと見ています。首都圏を中心にオフィスビルを手がけていますが、コロナの影響も限定的でした。中長期の保有におすすめの銘柄です」
大河ドラマ『青天を衝け』は初回視聴率が20%と好発進した。ドラマが進展するにつれ、ますます、渋沢翁に注目が集まりそうだ。
「今回の大河ドラマはマーケットに影響すると思いますよ。時代劇だと影響は限定的ですが、今回の舞台は近代です。加えて渋沢の手がけた企業が今でも数多く残っています。ドラマが終わっても、新1万円札の発行は3年後。渋沢ブームは長期にわたって続きそうです」(西村氏)
大河ドラマの内容だけでなく、関連銘柄の値動きも楽しめそうである。
『FRIDAY』2021年3月5日号より
FRIDAYデジタル
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