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2140AI短編小説『ヤクザに縋る落ちこぼれと日本の失われた30年』:2025/05/25(日) 16:29:45
>### 関東進出と「北関東抗争」

>ヴィクターはさらに具体的な出来事を語り始めた。

>「栃木県壬生町出身の渡芳則を組長に迎えた川口組は、**関東進出**を本格化させることとなった。

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小山市・壬生町・真岡市などを中心とする衆院栃木4区は、衆院副議長を務めた大平久雄の後任として入った植草茂雄の地盤だった。

そこに、石を投げれば当たる三流日大卒で、五代目川口組組長 渡芳則と同じ栃木県壬生町出身の田舎っぺ県議、江藤勉が殴り込みをかけたんだ。

1996年の総選挙では、江藤勉が植草茂雄を比例区に追い払って栃木4区から立候補し初当選した。

その後も小山市・壬生町・真岡市などを中心とする栃木4区の自民党公認候補の座を巡り、江藤勉と、元々栃木4区を地盤とした植草茂雄の陣取り合戦が続き、遂に2003年4月〜6月の**『北関東抗争』**に発展する」

>ポーラは息をのんだ。「政治とヤクザの抗争が、ここまで露骨に絡み合っていたと?」

>「ああ。この『北関東抗争』とは、2003年4月〜6月に起こった**五代目川口組(広道会)対 日吉会 日吉一家 光和会**による暴力団同士の抗争事件だった。

栃木女子高前の郵便局駐車場で光和会の二次組織、加山組の組員が銃撃され死亡するなど緊迫した事態に陥った。

しかし、この抗争でも、弁護士を押し立て、コンピューターのデータベースを武器とする武闘派路線の広道会(五代目川口組の中核組織)の圧勝で終わったんだ」

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>「その結果、五代目川口組組長の渡芳則と同じ栃木県壬生町出身で田舎っぺ県議あがりの三流日大卒、江藤勉が植草茂雄(恐らくバックに栃木市に本部のある日吉会 日吉一家 光和会)を退けて、2005年と2009年の総選挙で栃木4区の自民党公認を獲得した。

渡芳則組長が栃木県壬生町出身だったことから、関東進出に前のめりとなった川口組の力が背景にあったのは明らかだ」

>---

>### 金融機関の破綻とヤクザの暗躍

>ヴィクターは、さらに恐ろしい事実に言及した。

>「この抗争の余波は、金融業界にも及んだ。

国の公的資金を3回も注入して順調に経営再建中だった**足柄銀行**は、同行が恐らく栃木市に本部のある日吉会 日吉一家 光和会の縄張りだったことから、矢張り2003年4月〜6月の『北関東抗争』の結果を受けて、2003年11月に**経営破綻を宣告された**。

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この時の総理大臣は、川口組と友好関係にあった神奈川を地盤とする朝鮮ゴロツキの蜷川会の丸抱えであった**小林純一郎**であり、金融担当大臣は和歌山県の傘屋の小セガレで同和の**藪下平蔵**だった」

>「藪下平蔵も、大阪の下駄屋の小セガレで東都大学法学部の落ちこぼれである福江俊彦(ポン銀総裁)と同様、司法試験や国家公務員総合職試験に受かる頭が無かったので、栃木県壬生町出身の渡芳則組長の五代目川口組の威を借りて伸し上がった男と考えられる。

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いずれにしろ、栃木市に本部を置く日吉会 日吉一家 光和会が、2003年4月〜6月の『北関東抗争』で栃木県壬生町出身の渡芳則組長の牛耳る五代目川口組(本部:神戸市)に惨敗した結果、その息のかかった足柄銀行も五代目川口組側によって捻り潰されたということだ。」

>「それにしても、暴力団同士の抗争(川口組 対 日吉会)に勝利してしまったために、自分の生まれ故郷の足柄銀行を潰す羽目になったのは、栃木県壬生町出身の渡芳則組長にとって実に皮肉な結果であった。

そのことを気に病んだせいか、2004年に渡芳則は長期静養を宣言して五代目川口組の運営を執行部に委譲。

2005年(平成17年)、体調不良により引退した」


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