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市場・株・為替・経済変動・景気循環

1154とはずがたり:2015/12/20(日) 00:23:28

2015年 12月 15日 15:59 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス
アングル:原油安が政府系ファンドを圧迫、資産売却で株安招く恐れ
http://jp.reuters.com/article/oil-swf-idJPKBN0TY0I620151215?sp=true

[オスロ/ロンドン 14日 ロイター] - 石油収入に基づき運営されている政府系ファンド(SWF)の一部は、高収益を確保していた栄光の日々が過去のものになった恐れがある。財政が逼迫している政府が、拡大しつつある財政赤字を穴埋めするにはSFWの投資リターンがあまりにも低調となっていることから、SWFから資金を引き出して財源に充当しているためだ。

こうした状況下、一部のSWFは現金を捻出するため資産の売却を余儀なくされている。仮にこうした動きが加速すれば、株式や他の資産の価格を押し下げて悪循環が形成される可能性がある。

モルガン・スタンレーによると、SWFは過去20年間で株式から高級不動産物件に至る資産の総額が7兆ドルにも膨らんだ。

だがサウジアラビアやロシア、ノルウェーなど主要な資金源を政府の石油輸出収入に依存しているSFWは現在、二重苦の状況に直面している。

北海ブレント原油先物価格LCOc1は2014年6月以降で約68%下落して1バレル=40ドルの節目水準を割り込み、石油収入は減少した。同時に、経済成長の減速に加え、新興国株式.MSCIEFなどの資産価格が約19%も下落したことにより、一部のファンドは原油安に対処するのに十分なリターンを稼ぎ出せなくなっているのだ。

ある資産運用担当者は「SWFとして6%超のリターンを確保できれば、健闘しているといえよう」と述べた。コモディティ関連収入に依存していないシンガポール政府投資公社(GIC)でさえ、向こう5─10年にわたって投資リターンは低下すると予想しているほどだ。

調査会社イーベストメントのデータによると、SWFは2015年の第1・四半期から第3・四半期までに資産運用会社から270億ドルの資金を引き出し、第3・四半期だけで195億ドルを引き出している。

ジュネーブを本拠とするコンサルタント会社ジオエコノミカのマネジングディレクター、スベン・ベーレント氏は、現在の原油安環境はこれらのファンドにとって、石油収入に代わる収入源を確保する初めての試練となっているのだが、到来する時期があまりにも早すぎた、と話した。

資産運用会社インベスコが今年実施したSWFの調査では、回答者の7割以上は政府からの資金拠出が今後減少すると予想していた。

<手元資金の減少>

サウジアラビアやロシアなどの主要産油国は既に準備資産を財源として利用し始めており、サウジアラビア通貨庁(SAMA)の正味の外貨建て資産は10月、2012年終盤以降で最低の水準に減少した。


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