したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

市場・株・為替・経済変動・景気循環

1134とはずがたり:2015/11/23(月) 00:36:44
>>1133-1134
この背後にいる「買い主体」については明らかになっていない。「これまで同社はこうした大量の先物買いをみせることが少なかったため憶測を呼んでいる。CTA(商品投資顧問業者)は別の証券会社を使うことが多いとされることから、グローバルマクロ系ヘッジファンドではないかといった思惑が出ている」(国内大手証券トレーダー)という。

ただ、こうした一部投資家からの買いを除けば、海外勢の動きは、これまでの「全員参加型」のアベノミクス相場とは様相が変わり始めている。

海外投資家は8月第2週から9月第5週まで、8週連続で計7兆0799億円を売り越しており、「足元の買いはその反動にすぎない」(大和証券・投資戦略部シニアストラテジストの塩村賢史氏)との見方もある。2015年は前週までの累計で約1.8兆円の売り越し。13年は15.6兆円の買い越し、14年は7000億円弱の買い越しだった。

<「テスト期間」に入るアベノミクス>

海外勢の買いが一様ではなくなりつつある背景には、日本経済や日本株への見方が分かれてきたことがある。

メリルリンチの11月のファンドマネージャー調査によれば、グローバル投資家による日本株の配分状況はプラス28%と前月から5%ポイント増加し、引き続きオーバーウエートとなった。国内の企業業績や景気に対する懸念は後退し、日本株は割安との見方が維持されているという。欧州に次いで2番目の高さだが、今回のパリ同時多発攻撃で、日本株にシフトする動きが強まる可能性もありそうだ。

しかし、日本経済は、2年で2%の物価目標をいまだ達成できず、実質国内総生産(GDP)も2期連続のマイナス。デンマークの投資銀行サクソバンクのスティーン・ヤコブセン最高運用責任者(CIO)は17日、ロイターとのインタビューで、アベノミクスについて「すでに失敗している」と述べた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの主席エコノミスト、榊原可人氏は、アベノミクスが「テスト期間」に入ってきたと指摘する。「名目成長率が金利を上回り、デフレ脱却のための環境は整った。円安効果が薄れ、物価も伸びが鈍くなりつつあるなかで、今後も企業が利益を出し続けていけるかを見極める段階だ。その点で海外勢も見方が分かれている」と話している。

(伊賀大記 編集:石田仁志)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板