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市場・株・為替・経済変動・景気循環

1131とはずがたり:2015/11/19(木) 19:46:41

>日銀は政府が発行した120.3兆円の長期国債のうち97.8兆円を購入している
気が狂ってるなぁ(;´Д`)

2015年 11月 19日 18:12 JST
コラム:日銀が追加緩和に動かない理由=佐々木融氏
http://jp.reuters.com/article/2015/11/19/column-torusasaki-idJPKCN0T80TS20151119?sp=true

[東京 19日] - 日銀は大方の予想通り、今回も金融政策を据え置いた。その決定を受けて円が買われているのを見ると、一部には追加緩和期待から円の売り持ちポジションを造成していた向きがいたのかもしれない。

過去2週間ほど円は主要通貨の中で比較的弱い通貨だったが、これは日銀の追加緩和に対する期待による円売りが要因となっていた可能性がある。

実際、一部海外投資家の日銀に対する追加緩和期待は強い。もちろん、真剣に日本経済のことを思い追加緩和が必要と考え、日銀は今こそ動くべきだとの意見も多い。しかし、中には、ここまで円安・株高を演出してきた海外投資家にそっぽを向かれないように追加緩和を行う必要があるのではないか、などという意見まで聞かれることもある。

金融政策は、日本経済全体や日本に住んで円という通貨を使っている人々の生活安定のために行われるのであって、誰かのポジションのために行われるものではないだろう。

日銀は昨年10月の追加緩和以降、1年間にわたり政策変更を行っていない。中には、日銀はこの1年間何もやっていないと批判する向きもいるかもしれない。しかし、今年に入って以降、日銀は政府が発行した120.3兆円の長期国債のうち97.8兆円を購入している。日銀のバランスシート規模は昨年10月時点では対国内総生産(GDP)比58%だったが、今年10月末時点では75%まで拡大している。

また、日銀は昨年11月以降の1年間で2兆9760億円分の上場投資信託(ETF)を購入している。つまり、日銀は量的質的緩和政策を今でも続けている。中央銀行のバランスシート規模を大きくすることが本当に金融緩和になるなら、緩和度合いは今でも膨らんでいることになる。

<黒田総裁「グローバルスタンダード」発言の真意>

筆者は、日銀の追加緩和はしばらくないと見ている。根拠の1つは、他でもない、日銀が2%の物価上昇を目指す理由だ。黒田日銀総裁は昨年3月の講演の中で2%の物価上昇を目指す理由の1つとして、「グローバルスタンダード」を挙げている。つまり、主要国の多くが2%の物価上昇率を目指しているから、日銀も同じ程度の物価上昇を目指すということである。

これは単なる人まねではなく、円相場を安定させるという狙いがあると考えられる。ドル円相場が長期的には円高方向へのトレンドを続けていたのは、日本のインフレ率が平均的に米国のインフレ率を下回っていたからだ。デフレとは、物の価格が下がることを意味するが、同時に通貨の価値が上昇していることを意味する。インフレはその逆に物の価格が上がることを意味するが、同時に通貨の価値が下落していることを意味する。

もし日本と米国のインフレ率の長期的な平均値に差がなくなれば、ドル円相場はあるレベルを中心に上下動するだけで、長期的な方向性を持たなくなる。ドル円相場が長期的に見て、60円台まで下落してしまうとか、180円台まで上昇してしまうとか、心配する必要はなくなる。


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