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大中華世界的話題

6814チバQ:2014/12/01(月) 23:39:58
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000m030087000c.html
タイ:警察、内部汚職摘発…王室巻き込む醜聞
毎日新聞 2014年12月01日 20時52分(最終更新 12月01日 21時18分)

 【バンコク岩佐淳士】タイ警察が、内部のグループによる大型汚職事件の摘発を進めている。ワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(42)の叔父で、重大事件を捜査する「中央捜査局」のポンパット前長官(58)が逮捕され、王室を巻き込んだ異例のスキャンダルとなっている。

 警察は先月から前長官や民間人など計19人を収賄や王室に対する不敬の容疑などで次々と逮捕。前長官は多くの実績を誇る大物警察高官として知られていた。捜査は継続中で、容疑者はさらに増える見込みだ。

 前長官らのグループは、石油密輸や違法カジノを巡り業者から賄賂を受け取ったほか、昇進を求める部下に金を要求した疑いが持たれている。関係先の捜索で、現金や貴金属、仏像など不正蓄財とみられる20億バーツ(約72億円)以上相当の資産も押収された。

 前長官らは王室との関係をかたり、賄賂を求めたとされる。逮捕された容疑者には、シーラット妃の実弟らも含まれている。ワチラロンコン皇太子は先月28日、内務次官に書簡を送付し、シーラット妃の一族に王室が与えた姓を剥奪した。事件を受けた措置とみられる。

 タイで王室周辺の関係者が絡む事件が表面化するのは異例だ。しかし、地元メディアは不敬罪に抵触するのを警戒し、王室との関わりについては詳しく報じていない。

6815チバQ:2014/12/02(火) 01:45:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000582-san-cn
香港民主化デモ 「暴力の応酬」混乱拡大の背景とは…
産経新聞 12月1日(月)19時49分配信

 【香港=河崎真澄】香港で選挙制度民主化を求めて9月末に始まった街頭占拠による民主派の平和的なデモが「暴力の応酬」(学生団体幹部)による流血の事態に発展した。民主派リーダーの立法会議員、李卓人氏は1日のラジオ番組で、「政府庁舎包囲は代償が大き過ぎた」と述べ、学生側にも警官隊にも多数の負傷者が出た事態を批判した。しかしデモ隊急進派の動きをもはや、穏健派が抑えられなくなっている。

 「抗議活動のレベルを今から引き上げる」。民主派デモ隊最大の拠点である香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で30日夜、民主派系学生団体の大学生連合会(学連)と高校生が中心の団体、学民思潮の幹部は近接する政府本部庁舎を指さしながら、デモ参加者に庁舎包囲を呼びかけた。

 2カ月以上も続く街頭占拠だが、行政長官の選挙から事実上、民主派候補を排除するとの中国側の決定を覆すどころか何の譲歩も得られていない。香港市民からの支持も失い徒労感を深る民主派。「(街頭占拠に続く)次の一手を探していた」(学生団体幹部)が、それが組織的な庁舎の包囲という抗議活動のエスカレートとなった。

 先月26日に九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で裁判所の決定に基づく強制排除を警官隊が行い、その後も連日、旺角で無抵抗の学生らに警官隊が催涙スプレーや警棒での殴打など強硬措置をとったことに怒りが鬱積していた。旺角には急進派が多く、「その大半が旺角を追われて金鐘に流れて穏健派を突き上げたのではないか」(立教大学の倉田徹准教授)との見方がある。

 民主派は2年前に、中国共産党政権を称える「国民教育」の香港の小中学校での実施を10万人以上の大規模デモで撤回させるなど“成功体験”があるが、今回は政府側が「対話」を拒否したまま膠着状態が続き、焦燥感が募っていた。

 急進派は、国民教育計画や市民監視につながる「国家安全法制定」を撤回させた経緯から、街頭占拠を続けるだけの穏健派幹部を批判。先月19日に立法会(議会)議事堂内に突入しようとして穏健派と“内紛”騒ぎも起こしていた。

 学連の周永康代表ら穏健派は「デモ隊内部の空中分解は避けたい」として組織的な庁舎包囲に傾いたが、混乱を拡大する結果に終わった。民主派内部の意見対立が今後、デモ隊の活動に影を落としそうだ。

6816とはずがたり:2014/12/02(火) 08:51:15

<台湾>馬総統の指導力に批判…国民党内公然と 地方選惨敗
毎日新聞社 2014年11月30日 22時01分 (2014年12月1日 00時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20141130/Mainichi_20141201k0000m030046000c.html

 【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選で惨敗した与党・国民党で、馬英九総統の指導力に批判が相次いでいる。国民党は29日の投開票で、22県市の首長選で選挙前の15ポストから6ポストに激減。羅淑蕾(ら・しゅくらい)立法委員(国会議員)は「敗戦の責任を取るべきだ」と述べるなど、馬総統の指導力を公然と問いただした。

 6直轄市長選で国民党は、有力地盤だった台北市や台中市、優勢と見られていた桃園市でも敗北し、死守したのは新北市のみ。同市でも、次期総統候補として名前が挙がり、圧勝が予測されていた現職の朱立倫氏が野党・民進党候補に2万余票差に迫られた辛勝だった。29日夜、馬総統は「皆さんを失望させて申し訳ない」と大敗を認め、謝罪した。

 29日夜には台北市の国民党本部前などに、抗議の支持者らが押し入らないようバリケードが築かれ、厳重な警備が敷かれた。党本部前では馬総統を批判する声も上がった。

 一方、大勝した民進党は次期総統選で8年ぶりの政権奪還が現実味を帯びてきた。指導力を発揮した蔡英文主席は党総統候補の地位をほぼ手中に収めた。

 選挙戦で民進党は、中部重点の戦略が奏功。優勢が伝えられた台中市を手堅く押さえたほか、彰化県でも逆転勝利に持ち込んだ。首長選全体では選挙前の6ポストから13ポストに躍進。全体の得票数でも約583万票(得票率47.55%)と、国民党の約499万票(得票率40.70%)を上回った。

 ただ、次期総統選に向け課題も浮かぶ。独立志向が強い民進党は、12年の前回総統選で対中国政策を明確に打ち出せず、馬総統の再選を許した。民進党ではなお対中政策を巡る意見調整に手間取っており、見直しは進んでいないのが実情だ。

6817チバQ:2014/12/02(火) 19:41:33
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m030056000c.html
中国:英外交委の議員団を入境拒否 香港訪問調査に反発
毎日新聞 2014年12月02日 18時58分

 【香港・隅俊之】中国政府は香港情勢の調査のために香港訪問を計画していた英下院外交委員会の議員団に対して入境拒否の方針を伝えた。議員団は香港の次期行政長官選挙をめぐる民主派のデモについても調査する計画だったが、中国が反発したという。同委員会は1日、「圧力には屈しない」との声明を発表し、ビデオ通話などで住民への聞き取り調査を進める方針を明らかにした。

 議員団は今月下旬の香港訪問を計画していたが、ロンドンの中国大使館が11月28日、委員会に対し「香港は中国領土であり、いかなる内政干渉にも反対する」と通告した。中国外務省の華春瑩・副報道局長も1日、「どうしても訪問するなら、中国への公然の対決姿勢であり、中英関係の発展にとってマイナスになる」と警告した。

 中国と、香港の旧宗主国である英国は1984年の中英共同宣言で、1997年の香港返還と返還後50年間の「高度な自治」の保障を定めている。今年は調印から30周年に当たり、同委員会が政治や経済、文化などを中心に宣言の履行状況を調査している。

 中国政府は11月にも香港のデモを支持する発言をした英下院議員へのビザ発給を拒否している。

6818チバQ:2014/12/02(火) 19:44:37
http://www.sankei.com/world/news/141202/wor1412020016-n1.html
2014.12.2 10:36

タイ皇太子妃一族の姓剥奪 警察汚職事件で逮捕者か

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 【シンガポール=吉村英輝】タイのワチラロンコン皇太子(62)は、内務次官に書簡を送り、シーラット皇太子妃(42)の一族に王室が与えた姓を剥奪(はくだつ)し、1日から旧姓に戻させるよう命じた。理由は明らかにされていないが、タイ警察幹部の汚職事件をめぐる逮捕者の中に同姓の容疑者が含まれていたことを受けた措置とみられている。

 タイ英字紙バンコク・ポスト(電子版)によると、書簡は11月28日付で出された。ポンパット前中央捜査局長らが関与した汚職事件で逮捕された十数人のうち、皇太子妃一族に与えられた「アッカラポンプリーチャ」姓が3人いた。

 タイでは王室への中傷や侮辱は不敬罪に問われ、報道も厳しく制限されている。シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズによると、3人は兄弟で、ポンパット容疑者はシーラット皇太子妃の叔父にあたる。シーラット皇太子妃は2001年、プミポン国王(86)の長男であるワチラロンコン皇太子の3回目の結婚で妻となり、2人の間には9歳の男子がいる。

6819チバQ:2014/12/03(水) 21:11:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120300837
次期行政院長に毛治国氏=近く新内閣発足−台湾



台湾の毛治国氏=2013年10月、台北(AFP=時事)
 【台北時事】台湾総統府は3日、次期行政院長(首相)に毛治国氏(66)を任命すると発表した。毛氏は与党・国民党の統一地方選大敗を受けて1日に総辞職した江宜樺内閣で行政院副院長(副首相)を務めた。
 馬英九総統の任期が残り1年半となる中、近く発足する新内閣は「安定」を最優先し、閣僚は大半が前内閣からの留任となる見込み。
 毛氏は交通部(交通省)の官僚出身。馬政権では交通部長(交通相)を経て、2013年2月から行政院副院長を務めた。(2014/12/03-20:11)

6820チバQ:2014/12/03(水) 21:38:56
http://www.sankei.com/world/news/141203/wor1412030001-n1.html
2014.12.3 11:00
【国際情勢分析】
「このままでは“ゆでガエル”になる」…中韓FTAに脅える台湾





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18日、台北市内で、中韓FTAの影響について記者会見する台湾の杜紫軍経済部長(右)ら(田中靖人撮影)
 中国と韓国が10日の首脳会談で実質的に妥結した自由貿易協定(FTA)に、台湾が警戒感を強めている。対中輸出製品の7割以上が韓国と重複しているためで、台湾当局は経済に「重大な影響が生じる」と分析している。中台は2010年に事実上のFTAを締結しているが、具体化の協議が進んでいない。台湾では16年初頭に総統選が予定されているため、反対論が根強い中台協議の加速化は見込めず、馬英九政権は焦燥感にとらわれている。

輸出製品の75%が重複

 中国の習近平国家主席(61)と韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)(パク・クネ)大統領(62)は10日、北京で会談し、FTAについて年内の協議終了と15年中の発効を目指す方針で一致した。台湾の経済部(経済産業省に相当)によると、台湾と韓国の対中輸出製品の「相似指数」は75%に達する。中韓FTAが発効した場合、こうした台湾製品が関税の低い韓国製品に取って代わられるため、輸出額は1.34%に相当する37億5000万ドル(約4400億円)低下し、域内総生産(GDP)を0.5%押し下げると予測されている。特に影響を受ける産業は、鉄鋼、自動車部品、石油化学、ガラスなど7分野だという。

 台湾と中国は10年、事実上のFTAに相当する「経済協力枠組み協定(ECFA)」を締結。先行実施項目(アーリーハーベスト)として、台湾から中国向けで539品目の関税を自由化した。だが、台湾では13年に締結した「サービス貿易協定」の批准に反対する学生らが今春、立法院(国会)の議場を占拠するなど、過度の対中依存に対する反感が噴出した。この影響で「物品貿易協定」の協議は中断し、当初目標だった14年内の妥結は絶望視されている。

「跳板」としても価値低下

 中韓両国がFTA交渉を始めたのは12年で、台湾としては「後発」の韓国に追い抜かされた形になった。杜紫軍経済部長(55)=経産相=は19日、「自分は寝ていて動かず、韓国にゆっくり歩くよう期待することはできない」と述べ、韓国に後れを取った原因は台湾側にあるとの認識を示した。

 中韓FTAによる打撃は、対中輸出だけに留まらないとの指摘もある。台北のシンクタンク、中華経済研究院の王健全副院長は16日付の中国時報への寄稿で、中国市場に進出する「跳板」としての台湾の価値が下がるため、外国から台湾への投資額が減少するなど、長期的な経済成長に悪影響を及ぼすとの懸念を示した。

 だが、中台の経済協議を加速し、韓国に追いつける見通しはない。王金平立法院長(73)=国会議長=は4月、議場を占拠した学生らに退去の条件として、「サービス貿易協定」の審議前に中台協議の監視法を成立させることを確約した。ただ、立法院では監視法案の審議すら始まっておらず、サービス貿易協定は審議入りの予測もできない状態だ。

「ゆでガエル」化に警鐘

 馬英九総統(64)が香港の大規模デモに支持を表明したことなどで中台関係は冷却化しており、中国側に物品貿易協定交渉で大幅な譲歩を期待することもできない。そもそも中国側は、サービス貿易協定の批准前には物品貿易協定を締結しない方針とみられている。

 台湾では29日投開票の統一地方選が終わると、16年の総統選に向けた「政治の季節」が始まり、与野党の対立が激化することが予想される。野党、民主進歩党はサービス貿易協定に反対しており、立法院での批准は容易ではない。馬総統は08年の就任以来、中国との経済関係の強化を政権浮揚策にしてきたが、対外的にも対内的にも手詰まりの様相を呈している。

 馬総統は20日、与党、中国国民党の会合で、中韓FTAが発効した場合、台湾経済は「ゆでガエル」のように徐々に圧迫されていくと警鐘を鳴らした。その上で、民進党に対し「大陸(中国)市場を放棄したいのか」と訴え、サービス貿易協定の早期批准を求めた。(台北支局 田中靖人)

6821チバQ:2014/12/03(水) 22:57:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033128
朴大統領、「根拠ない」噂報道に怒り示す 韓国
2014年12月01日 19:55 発信地:ソウル/韓国
【12月1日 AFP】韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は1日、「根拠のない噂」をもとに政権や自身の私生活に関する報道が出回っていると批判した。

 朴政権をめぐる報道では、朴大統領の元側近のチョン・ユンフェ(Jeong Yun-Hoe)氏が公職の座にないにもかかわらず国政に介入していると報じた世界基督教統一神霊協会(統一教会、Unification Church)系の日刊紙、世界日報(Segye Times)の担当者らを前週、青瓦台(大統領府)が名誉毀損(きそん)で告訴している。

 チョン氏は高校生ら約300人が犠牲になった旅客船セウォル(Sewol)号沈没事故当日に朴大統領が密会していたと噂されている人物で、この件に関する韓国メディアの報道をもとにしたコラム記事を書いて在宅起訴された産経新聞(Sankei Shimbun)前ソウル支局長の初公判が前週行われたばかり。

 政権が問題とした同支局長のコラムについて、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RSF)」は公益性にかなうものだと主張し、韓国当局が行った起訴を批判した。(c)AFP

6822チバQ:2014/12/04(木) 19:09:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120400728
中国とイラン、鉄道で連結=新シルクロード構想に弾み


 【北京時事】中国国営新華社通信によると、イランと北隣のトルクメニスタンをつなぐ鉄道が開通し、3日に両国国境で記念式典が開かれた。これにより、中国とイランが中央アジア経由で鉄道で結ばれた。中国が取り組む新シルクロード構想に弾みがつきそうだ。
 式典では、路線がつながったイラン、トルクメニスタン、カザフスタンの首脳や地元住民らが見守る中、中国製列車「シルクロード号」がイラン領内に入った。新華社は「中国の乗客、貨物が鉄道でイランに移動できるようになった」と開通の意義を強調した。(2014/12/04-17:31)

6823チバQ:2014/12/07(日) 19:07:07
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060034-n1.html
2014.12.6 19:26
【周永康氏の党籍剥奪】
国営テレビ、正午のニュースでトップ報道 新聞は新華社電…規制強まる






周永康・元共産党政治局常務委員(ロイター)
 中国国営の中央テレビは6日正午のニュース番組で、最高指導部メンバーだった周永康・元共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定をトップで報じた。各紙は1面で伝えたが、国営通信新華社電を使用、当局は報道規制を強めている。

 共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「党は特権を認めない。(周氏は)公的手続きに基づいた裁判を受けるだろう」との専門家の指摘を紹介した。最高指導部入りを狙い失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記=収賄罪などで無期懲役確定=の裁判と同様に、周氏の裁判も公開されるかどうか注目される。

 周氏への判決について中国人研究者は「軽くても薄氏と同じ無期懲役だろう」と予測した。

 短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「(周氏が)最高指導部メンバーにまでなれたのは監督機能が不全のためだ」など、一部で体制批判の声も上がった。(共同)

6824チバQ:2014/12/07(日) 19:07:43
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060042-n1.html
2014.12.6 22:09
【周永康氏の党籍剥奪】
習氏、基盤強化に逆効果? 密室闘争まるで「宣伝」…長老逆襲の可能性も

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中国の共産主義青年団設立90周年大会に出席した周永康氏=2012年5月、北京の人民大会堂(共同)
 中国の習近平指導部は党内の一部勢力の反対を押し切って、収賄などを理由に前最高指導部メンバーの周永康氏の党籍を剥奪し、刑事責任を追及することを発表した。中国共産党史上、前例のない汚職追及の姿勢を内外にアピールし、失墜した党の信頼回復を目指すとともに、自らの権力基盤を固めるのが狙いとみられるが、その効果を疑問視する声も多い。

 共産党規律部門が発表した周氏の容疑は、巨額の収賄、親族による企業の不法経営、国家機密の漏洩(ろうえい)、多数の女性との不道徳な関係など多項目にわたる。「周氏を失脚させたことは正しい決断であることを印象づけようとした」(中国メディア関係者)ものだが、発表を受け「このような人物がなぜ抜擢(ばってき)され続け、共産党の最高幹部にまで出世できたのか」「ほかの党高官は同じようなことをやっていないのか」といった疑問を持った国民も少なくない。

 また、今回の周氏に限らず、党高官への調査に関する報道は厳しく管理され、ほとんどのメディアは国営新華社通信の原稿だけを使うように指示されているという。独自の取材や論評は許されておらず、「密室の権力闘争の結果を国民に宣伝しているだけ」との印象は拭えない。

 ある党関係者は「周氏の事件をアピールすればするほど党のイメージが悪くなるかもしれない」と話す。

 また、欧米や香港のメディアが報道したように、曽慶紅元国家副主席、温家宝前首相など多くの大物党指導者の親族にも巨額な不正蓄財の疑惑がある。周氏への厳しい対応で、党内の緊張が一気に高まったとの情報もある。習主席による反腐敗キャンペーンが今後も続くなら、身の危険を感じた党長老が束になって逆襲に出てくる可能性もある。(北京 矢板明夫)

6825チバQ:2014/12/07(日) 19:14:21
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070033-n1.html
2014.12.7 17:41

正恩氏「気がかりは軍人に肉を食べさせられないこと」 韓国TVが深刻な食料難示す内部文書入手と報道





 韓国KBSテレビは7日までに、北朝鮮の朝鮮人民軍部隊の内部文書に基づき、軍でも慢性的に食料が不足し、金正恩第1書記が2013年5月の視察時に「一番の気がかりは軍人に肉をきちんと食べさせられないことだ」と発言したと報じた。

 文書には、食糧不足で兵士が逃亡したほか、訓練が予定通りできなかったとの記載や、任務を遂行できる兵士は40%との記述がある。無線機の85%は電池がなくて使えず、戦闘時に弾薬を運ぶ車両もないなど、装備の補充がままならないことを示す報告書も含まれる。

 燃料や軍施設備品を売り飛ばした幹部が摘発された記録や、軍人への配給がなくなり生活苦で多くの家庭が崩壊しているとうかがわせる資料も。兵士が民間人相手に犯した強盗や殺人などの犯罪が11年だけで127件に上るとの報告もあった。(共同)

6826チバQ:2014/12/07(日) 19:52:28
http://mainichi.jp/select/news/20141207k0000m030098000c.html
中国:反腐敗強調、汚職解明どこまで 周永康氏逮捕へ
毎日新聞 2014年12月06日 21時59分(最終更新 12月06日 22時05分)

周永康氏をめぐる汚職事件の構図
 【北京・工藤哲】中国共産党は5日、2012年11月まで最高指導部の政治局常務委員として公安・司法を統括した周永康(しゅう・えいこう)前党中央政法委員会書記の党籍を剥奪し、逮捕する方針を決定した。周氏の汚職などの容疑が司法手続きの過程でどの程度解明されるかが今後の焦点となる。

 周氏は江沢民元国家主席に近いとされ、胡錦濤前国家主席時代の07〜12年に常務委員(序列9位)を務め、「石油閥」や「四川閥」、公安・司法部門を中心とした「政法閥」の重鎮として影響力を誇示してきた。国営新華社通信は周氏の容疑について▽職務の特権を利用して多くの人物の利益を違法にだまし取り、家族を通じて巨額の賄賂を受け取った▽親族や愛人、友人の経営を職権を乱用して援助し、巨額の利益を得て国有資産に重大な損失を与えた▽党と国家の機密を漏えいした▽権力や資金を使い、多くの女性と不適切な関係を持った−−などの行為が判明したとしている。

 国際情報紙「環球時報」は6日付で、周氏の事件について、文化大革命を推進し、1976年の毛沢東の死去後に影響力を失った妻、江青(こう・せい)らの「四人組」が逮捕されて以来の重大さだと伝えており、司法当局は常務委員経験者である周氏の地位を考慮し、慎重に手続きを進めるとみられる。

 共産党機関紙「人民日報」は6日付の1面論評で「党の規律や法を前に我々は平等であり、反腐敗に例外(の地位)はない」と習近平指導部の反腐敗対策の成果を強調した。さらに周氏の行為を「党の健康な体に侵入したがん」と非難し「(党内で)集団を形成したり、いかなる形式であれ非組織活動をしたりすることは絶対に許さない」と指摘し、周氏が党内に何らかのグループを形成し、党中央の方針と異なる動きをしたことを示唆した。周氏は13年9月に無期懲役の判決を受けて失脚した薄熙来(はく・きらい)服役囚(元重慶市党委書記)と関係が深かったとされ、こうした事情が背景にある可能性がある。

 10月下旬に北京で開かれた党の重要会議、第18期中央委員会第4会総会(4中全会)を機に周氏の処分が公表されるとの見方もあったが「調査が続き、時期尚早」(共産党筋)として、その約1カ月半後の公表となった。通常と異なる未明の突然の発表となったことについて「事件の対応や公表の方法を巡り、党内対立が依然残っていることの表れ」(中国の外交筋)との見方も出ている。

6827チバQ:2014/12/08(月) 20:19:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800672
人事介入疑惑、野党と対立激化=大統領にも「飛び火」−韓国


 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の元側近の政府人事介入疑惑をめぐり、前文化体育観光相が、朴大統領本人が関わる新たな疑惑を主張した。韓国メディアは連日、大々的に報道。一連の疑惑を否定し、断固たる対応を表明した政府と、徹底究明を求める野党側の対立は激化している。

韓国大統領府、世界日報を告訴=「陰の実力者が国政介入」と報道

 最初の疑惑は韓国紙・世界日報が報道。朴大統領の元側近チョン・ユンフェ氏が大統領府の秘書官3人らと定期的に会合を持ち、金淇春秘書室長を辞任させようとしたとの内容の大統領府の内部文書を写真付きで報じた。
 大統領府報道官は「似た内容の報告書はある」と認めた一方、「根拠のないうわさを集めたもの」と報道内容を否定。秘書官らは、世界日報の社長や記者らを告訴した。
 さらに、ハンギョレ新聞が朴大統領本人に関する疑惑を報じた。同紙によると、チョン氏の娘が乗馬の国家代表に選ばれたことなどに絡み、便宜が図られたとの疑惑が浮上。大統領府の指示で昨年、文化省が調査した。
 調査結果はチョン氏側にも問題があるとの内容だったことから、その後、チョン氏の圧力で担当局長と課長が交代させられたとされる。
 同紙は、この過程で、朴大統領が劉震竜文化相(当時)を呼び、「(局長と課長は)悪い人だと言われている」と話したと報道。劉氏は別の韓国紙とのインタビューで、報道は「ほぼ正確だ」と語った。
 これに対し、大統領府報道官は、朴大統領は、スポーツ界全体の問題解消を急ぐ必要があると指摘したのだと説明した。
 朴大統領は7日の与党セヌリ党幹部との会合で、「あるメディアが確認もしないで報道した後、とんでもない話が出続けている。一方的な主張に動揺しないでほしい」と訴えた。大統領は「国が発展し、国民が幸せになる夢をかなえるために一日一日を生きている私に、怖いものなどあろうか」と感情をむき出しにして、団結を呼び掛けた。
 最大野党の新政治民主連合は「(一連の疑惑で)国民は心穏やかでない」と強調。「大統領は国民に謝罪し、何が真実かを明らかにせよ」と徹底抗戦の構えで、対立は簡単には収まりそうにない。(2014/12/08-17:20)

6828チバQ:2014/12/08(月) 20:20:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800657
「テロ罪」で8人に死刑判決=200人超死傷、ウルムチ2事件で−中国



中国新疆ウイグル自治区のウルムチで、車両にはね飛ばされて横たわる人々。奥には炎も見える=5月22日(AFP=時事)
 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市中級人民法院(地裁)は8日、4月と5月にウルムチ市内で相次ぎ発生した二つの爆発事件で、テロ組織を率いた罪や爆発罪などで起訴され、両事件の主犯格とされた被告計8人に対し、死刑判決を下した。


 また計5人に対して2年間問題がなければ無期懲役に減刑される執行猶予付き死刑判決、計4人に無期懲役を含む実刑判決をそれぞれ言い渡した。国営新華社通信(電子版)が伝えた。
 被告らはウイグル族とみられる。当局は「暴力テロ事件」と認定し、2事件で計210人以上が死傷した事態を重く見て、「テロ」に厳罰で臨む姿勢を強調した。(2014/12/08-19:41)

6829チバQ:2014/12/08(月) 20:33:09
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080022-n1.html
2014.12.8 11:45

地方選惨敗で新内閣発足 台湾、毛首相就任





 11月の台湾統一地方選で与党中国国民党が惨敗した責任を取って総辞職を表明した江宜樺氏に代わる新たな行政院長(首相)に8日、副院長(副首相)だった毛治国氏(66)が就任し、新行政院(内閣)が発足した。

 新メンバーは馬英九総統が任命。毛氏は「手堅い官僚タイプ」とされ、残り任期約1年半のレームダック(死に体)化が指摘される馬総統は「安定」を重視した。副院長には科学技術部長(科学技術相)だった張善政氏が就任、その他の大半の閣僚は残留した。地方選の敗因として指摘された政権批判に応えていないとの声が与党内からも出ている。(共同)

6830チバQ:2014/12/08(月) 22:20:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033571
タイ国王、誕生日の祝賀式典出席を取りやめ
2014年12月06日 13:38 発信地:バンコク/タイ

【12月6日 AFP】タイのプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王は5日、87歳の誕生日を迎えたが、「医師の助言」を理由に毎年恒例の祝賀式典への出席を取りやめた。王の健康状態をめぐり、騒乱が続くタイ国内ではさらなる不安が高まっている。

 過去60年間タイ国王として君臨しているプミポン国王は、世界の君主の中で在位期間が最も長く、政治や軍事騒乱が続くタイにおける「団結の父」として親しまれてきたが、老齢を迎え王位の最期に入りつつある今、タイの将来への懸念が生まれている。

 正式にはラーマ9世(Rama IX)として知られるプミポン国王は、今年10月に胆のう摘出手術を受けて入院していたが、誕生日の祝賀式典には出席するとみられていた。

 しかし6日朝になり、タイ王室庁は医師の助言を理由に式典への欠席を発表。宮殿職員によると一般謁見とテレビ生中継も中止された。(c)AFP/Jerome TAYLOR

6831チバQ:2014/12/08(月) 23:33:21
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080024-n1.html
2014.12.8 12:49

周永康氏逮捕「党中央の決定を断固として支持」 地方や軍、習指導部に忠誠






中国共産党創建90周年祝賀大会に出席した習近平国家副主席(右、当時)と周永康氏(下段左)=2011年7月、北京の人民大会堂(共同)
 中国各地の地方政府や人民解放軍は8日までに、最高指導部メンバーだった周永康・元中国共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定を受け「党中央の決定を断固として支持する」と表明、習近平指導部に忠誠を誓った。同日付の中国各紙が伝えた。

 周氏の権力基盤の一つで、腐敗の舞台となった四川省のトップ、王東明同省党委員会書記は5日に会議を開き、周氏追及を支持、「反腐敗工作を全面的に強化する」と誓った。人民解放軍と武装警察も「断固として法に基づいて軍を治める」と表明した。

 また業界紙、中国石油報によると、大手国有石油企業「中国石油天然ガス集団(CNPC)」も5日の会議で「党中央と思想や行動を一致させる」とした。石油閥出身の周氏はCNPCなどに強い影響力を持っていた。(共同)

6832チバQ:2014/12/08(月) 23:34:07
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141207-OYT1T50010.html?from=ytop_main3
中国軍女性少将、収賄容疑で連行…2将軍自殺か
2014年12月07日 09時51分


 【北京=竹内誠一郎】中国の習近平シージンピン国家主席は、共産党の最高指導部経験者である周永康ジョウヨンカン前党政治局常務委員の刑事責任追及に踏み切り、権力基盤が一段と固まったことを国内外に誇示した。習政権は党幹部の腐敗摘発を党内引き締めや求心力の維持に最大限利用していく構えだ。

 「多くの女性と権力や金銭を通じた関係があった」

 新華社電によると、党の調査機関、党中央規律検査委員会は、周氏には巨額収賄などの容疑だけでなく、女性問題もあったことを指摘し、周氏の「腐敗分子としての罪状」を強調した。習政権はこれまで「トラもハエも一緒にたたく」として、庶民の不満が集中する党幹部の腐敗を「法治の徹底」の名の下に大々的に摘発してきた。

 だが、世界の汚職状況を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部・ベルリン)が3日に発表した2014年の「汚職番付」(汚職が少ない順に並べるランキング)で中国は13年の80位から100位に後退。同団体は習政権の腐敗摘発が「政敵の追い落としを目的にしている」と指摘しており、周氏の刑事責任追及で政治闘争の印象が一層鮮明になった。

 中国公安省は4日、海外に逃亡した汚職官僚らを追跡する「キツネ狩り」作戦の成果を発表。最近4か月で、海外に潜伏するなどしていた計428人を拘束したという。習氏は外遊先でも「反腐敗の国際連携」を呼びかけており、「国外に逃げれば安泰」(政府関係者)とされた逃亡官僚に対する追及の網を広げている。

 中国のニュースサイト「財新網」は4日、中国軍の女性少将が収賄容疑で軍検察機関に連行されたと報じた。中国版ツイッター・微博などでは、巨額収賄容疑で起訴の手続きに入っている前制服組トップの徐才厚・前党中央軍事委員会副主席に関係するとみられる複数の将軍が取り調べを受けていると伝えられている。このうち海軍の2人が飛び降り自殺したとの情報もある。

6833名無しさん:2014/12/09(火) 22:02:25
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m030096000c.html
香港:道路占拠、11日に強制排除 衝突の恐れも
毎日新聞 2014年12月09日 21時13分(最終更新 12月09日 21時16分)

 【香港・鈴木玲子】香港警察は9日、香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)地区などで続く道路の占拠を11日に強制排除すると発表した。次期行政長官選挙制度に反対する民主派は、9月28日から2カ月以上にわたり占拠してきたが、これで事実上終結することになる。警察は「長期占拠は違法行為で、現在の状況は非暴力運動とはかけ離れている。暴力行為があれば、果断に法を執行する」と警告。だが、一部の学生団体は撤収を拒否しており、警官隊と衝突する恐れがある。

 金鐘の幹線道路の一部には、高等法院(高裁)による道路占拠禁止命令が出ており、11日はまずこの部分のバリケードを撤去する。禁止命令を申請していたバス会社の弁護士は、デモ隊に11日午前9時(日本時間同10時)までに撤収するよう促した。対象範囲のデモ参加者は少数だが、この隣には、デモ隊のテントが約2000張り設置されている。

 警察はその後、この最大占拠エリアでも撤去に乗り出す。金鐘での排除完了後、香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の占拠エリアでも強制排除するとしている。

 香港メディアによると、警察はデモ隊の全面排除に約7000人の警官を投入する見通し。警察は、テント数は多いものの実際に座り込みを続けているデモ参加者は数百人とみている。

 一方、香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は9日、強制排除について「警察は一貫して必要最低限の実力行使しかしていない。今後も同様だ」と話した。

6835チバQ:2014/12/10(水) 20:53:04
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100028-n1.html
2014.12.10 12:33

朴大統領支持率40%割る 韓国、就任後初






青瓦台で開かれた行事に出席した韓国の朴槿恵大統領=10日、ソウル(聯合=共同)
 韓国の世論調査機関リアルメーターは10日、韓国JTBCテレビの依頼で7〜8日に実施した世論調査で、朴槿恵大統領の支持率が39・7%となったと明らかにした。同社による朴大統領の支持率調査が30%台に落ち込んだのは、2013年2月の就任後初めて。今月5日実施の調査では42・2%だった。

 朴氏は7日、元側近の政府高官人事への介入が報じられた問題で「チラシ(証券業界の情報誌)にでも出てくるような(疑わしい)話」と発言。人事介入疑惑を認定しない方向へ検察捜査を誘導しかねないと指摘されており、こうした批判が支持率低下につながったとみられる。(共同)

6836チバQ:2014/12/10(水) 21:00:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014121002000111.html
香港デモ 金鐘 あす全面排除へ 最大拠点 衝突の恐れ

2014年12月10日 朝刊


9日、香港島アドミラリティの幹線道で開かれたデモ隊の集会。手前の横断幕には「真の普通選挙が必要だ」と書かれている=共同
写真
 【上海=加藤直人】香港紙・明報(電子版)によると、香港警察は九日、民主派デモ隊の最大拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)で十一日、道路のバリケードなどの全面的な撤去に踏み切ると発表した。一部の強硬派デモ隊と警官隊の激しい衝突が起きる可能性もあり、九月二十八日に始まった道路占拠による抗議活動は最終局面を迎えそうだ。
 警察は十一日午前九時(日本時間同十時)に金鐘の政府庁舎西南の道路で高等法院(高裁)の占拠禁止命令に基づく強制執行に協力。その後、多くの学生がテントを張って占拠している政府庁舎前の大通りを含む金鐘全域で占拠禁止命令なしでバリケードやテントの撤去を行い、道路を全面的に開通させる方針。繁華街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)でも近く全面的な強制撤去に踏み切るという。
 警察の報道官は強制執行前に道路から撤収するようデモ隊に呼びかけた。その上で「警察への反撃や道路開通の妨害行為があれば、果断な措置を取る」と述べ、デモ隊との衝突が起これば最低限の武力を使って強制排除する姿勢を示した。
 明報によると、デモを主導する学生団体の一つ「学民思潮」のリーダー、黄之鋒氏は全面的な排除の動きに「平和と非暴力を貫く」と述べ抵抗しない姿勢を示した。一方、「逮捕される準備はあるが、殴られる準備はない」とも強調し、警察に暴力的な強制排除をしないよう求めた。
 行政長官選挙の民主化を求める学生らは九月二十八日から道路占拠を始め、金鐘、銅鑼湾のほか九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で幹線道路を占拠。旺角のデモ隊は十一月下旬に強制執行で排除された。

6837チバQ:2014/12/10(水) 21:53:29
http://mainichi.jp/select/news/20141211k0000m030099000c.html
中国:少数民族の運動家ハダ氏 19年ぶり解放
毎日新聞 2014年12月10日 20時50分

 中国外務省の洪磊副報道局長は10日の定例記者会見で、内モンゴル自治区の民族運動家ハダ氏について「4年の追加刑罰が9日に満期となった」と述べた。国家分裂罪などによる懲役刑を含め計約19年間拘束されていたハダ氏の解放を事実上、確認した。

 だが、米政府系放送局ラジオ自由アジアは、治安当局はハダ氏に対する監視を続けていると伝えた。ハダ氏は同ラジオに「(4年間)独房に入れられていた」と明かし、不法な身柄拘束を受けたとして「中国政府と最高法院(最高裁)を必ず訴える」と述べた。(共同)

6838チバQ:2014/12/11(木) 07:54:28
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141211/mcb1412110500005-n1.htm
【アジアの目】揺れるタイ、裏に王位継承問題 (1/3ページ)
2014.12.11 05:00
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タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)(AP)
タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)(AP)【拡大】
 ≪寄稿≫

 □パヴィン・チャチャワーンポンパン京大東南アジア研究所准教授

 タイのクーデターから6カ月余りが過ぎた。現在の政治状況について、元タイ外交官のパヴィン・チャチャワーンポンパン京都大学東南アジア研究所准教授が本紙に寄稿した。

 ◆軍政主導で憲法起草

 5月22日のクーデターから6カ月余りが経過した今、タイの政局は落ち着いているようにみえる。戒厳令は続いているものの、かつての日常に戻ったかのようだ。

 軍事政権を率いるプラユット暫定首相は連日、タイ国民との意思疎通を図っている。国民に忍耐と政府への信任を訴える一方で、反対勢力を抑えるために厳しい統治を行っている。少しでも軍政批判をする者は徹底的に追及するよう警察に命じた。抵抗のサインとして3本の指を掲げる者やサンドイッチを食べる学生、さらに反政府のチラシを配る活動家は、皆逮捕され、拘留された。

 学者やメディアも威嚇され、政治家は自らの見解を明らかにすることを禁じられた。インラック前首相は、旅行する自由を謳歌(おうか)したいのなら「黙る」ように命じられたと証言した。

 こうしたなか、プラユット首相は軍の“政治における陣地”を確実なものとするために憲法を作ろうとしている。憲法起草委員会のメンバーは軍政によって指名され、政治改革委員会は反タクシン派であふれ、閣僚は国軍と王室エリートばかりだ。

 軍政は地方レベルでの選挙は当面、行われないと発表した。国家人権委員会や国家汚職防止委員会は軍の利益を守るために機能し、国軍の政敵とくにタクシン元首相派の人間をふるい落とそうとしている。

 もはや首相でもないインラック氏がいまだに「コメ担保融資制度」をめぐる問題で調査対象となっているのは、調査が続いている限り、インラック氏は次の選挙には出られないからだ。

 軍政は、クーデターから今まで社会をコントロールしてきたが、それ以上に、いずれ来る王位継承でも、彼らの期待通りに動くことを強く願っている。

 今回のクーデターの裏にある主な理由の一つは、国軍が王室の変遷に独占的に関わることにあったと言っても過言ではない。国軍は自らの政治的な利益を得るために、国王側近の王室エリートと一緒になって王室に非常に多くを投資してきた。

 しかし、プミポン国王は高齢で体も弱り、いずれプミポン時代に終わりが来ることが強く懸念されるようになった。そこで国軍はクーデター以降、王位継承者であるワチラロンコン皇太子との関係再構築を図ってきた。

6839チバQ:2014/12/11(木) 07:54:47
◆クーデター非難せず

 皇太子は軍政が8月に招集した国民立法議会(NLA)国会の開会式に出席し、議員は国のために働かねばならないとするスピーチを行ったが、クーデターを非難することはなかった。

 先のシーラット皇太子妃一族をめぐる事件は、軍と皇太子の間に何らかの取り決めがあったのではないかと思われている。この事件では、皇太子妃の叔父のポンパット前中央捜査局長官が腐敗に関わったとして逮捕され、さらに彼女の3人の兄弟も不敬罪で告発された。皇太子は事件を受けて、彼らに授けた姓を剥奪した。

 皇太子の動きは、単にこれらの犯罪を罰するだけでなく、より深い部分では皇太子の王位継承と深く関わっており、王位継承に備えた“粛清”の一部だ。王室の人々は皇太子妃が一般市民出身で品位がないとして、国王の配偶者となることを認めていない。英BBC放送は、今回の一件で離婚へと進むだろうと報じたが、皇太子には離婚によって王位継承の支持を得る狙いもあるようだ。

 また皇太子は、国民の人気を得るためにタクシンと同盟を結んでタクシン派の支援に頼ったという噂も打ち消そうとしている。皇太子とタクシンとの関係は国王側近にとって周知の事実だ。側近らは、タクシンが皇太子を思いのままに操るのではないかと心配してきた。

 一連の動きは結局、軍が、民主主義への移行過程にあるタイ政治の中心に君主制を置いていることを意味する。ワチラロンコン皇太子も政治を操ることに熱心なようだ。英国のように王室が政治に関わらないようにしない限り、宮殿内部の権力闘争がタイの未来に悪影響を及ぼす原因の一つとなるだろう。

6840選挙:2014/12/11(木) 12:00:41
さよなら安倍政権 自民党議員100人落選キャンペーン
URL:http://ouen100.net/

6841チバQ:2014/12/11(木) 21:43:27
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110030-n1.html
2014.12.11 21:19
【香港民主化デモ】
最大拠点、強制排除で逮捕60人超、75日間で終止符

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11日、香港・金鐘の幹線道路に座り込み、警察官に連行されるデモ参加者(中央)=田中靖人撮影
 【香港=田中靖人】香港当局は11日、民主化デモの最大拠点だった香港島中心部、アドミラリティ(金鐘)の幹線道路で、警官隊約7千人を投入してデモ隊のバリケードやテントなどを撤去し、座り込んで抵抗した学生ら60人以上を逮捕した。2017年の行政長官選をめぐって9月末に始まり、「雨傘革命」とも呼ばれた一連の占拠活動は事実上、75日目に終止符が打たれた。 

 当局は同日午前、最大拠点に隣接する幹線道路で、高等法院(高裁)の占拠禁止命令を執行する形で強制撤去を始めた。午前の撤去は、警官隊が見守る中、作業員が行い、デモ隊の抵抗はなかった。

 午後に入ると、警察はデモ隊に全ての占拠場所から立ち去るよう拡声器で警告。一時、千人以上集まったデモ参加者は、隣接する地下鉄を利用するなどして次々と姿を消した。警官隊は人垣を作り、占拠場所を徐々に狭める手法で障害物を全て撤去した。

 複数の学生指導者や民主派の立法会(議会)議員、民主派支持の日刊紙「蘋果日報」の黎智英(ジミー・ライ)会長ら約150人が政府本部庁舎前の道路に座り込んだが、警察官が一人ずつ抱え込んで拘束した。

 大学生連合会(学連)の周永康代表は強制排除前、「強制排除で問題が解決できるわけではない。市民の抵抗は続いてく」と訴えた。香港当局は金鐘に続き、コーズウェイベイ(銅鑼湾)の道路占拠場所も強制排除する。

6842チバQ:2014/12/12(金) 00:12:17
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110034-n1.html
2014.12.11 22:46
【香港民主化デモ】
中国“法治”タテに強硬 民主派の不満くすぶる 香港デモ収束へ

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(1/2ページ)【香港民主化デモ】

クリスマスイルミネーションの下で、金鐘地区を占拠していたテントなどを撤去するクレーン=11日、香港(ロイター)
 【南京=河崎真澄】学生らによる香港の抗議活動は、選挙制度の民主化要求に中国と香港の当局が二人三脚で“ゼロ回答”を突きつけたまま11日、強制排除された。中国外務省の洪磊報道官は同日、「香港の占拠事件は完全に違法であり、中央と香港の政府には社会の安定と秩序を回復させる権利がある」などと強調。中国式の“法治”を盾に国際社会からの批判に反論する姿勢をみせた。ただ、香港の民主派の不満はむしろ募り、社会の混乱はなお続きそうな情勢だ。

 中国共産党は10月に開いた第18期中央委員会第4回総会(4中総会)で、「法治全面推進に関する重大問題決定」を採択し、民主主義社会とは異なる価値観に基づく「中国式法治」を正当化した。

 中国の主権下にある香港でも、共産党政権が定めた「法」に対する「違法行為」への厳罰は当然、という意識が交錯している。

 中国外務省は、1997年の返還後も香港の民主制度を50年間保障するという84年の「中英合意」はすでに「無効」だと主張。国際公約をほごにする意向を示した上、「中国の内政」という理由で現地調査を目指した英議員らの香港入りも認めず、香港の「一国二制度」を形骸化させる意思をむき出しにした。

 オバマ米大統領も11月に北京で習近平国家主席と会談した際、「香港の人々の意思を反映する選挙制度を求める」と迫ったが、それ以上に対中関係をこじらせる圧力は加えられず、及び腰の印象を与えている。

 香港の民主派を支持していた国際世論は結局、法治と内政問題を盾に要求を突っぱねた中国のかたくなな姿勢を崩せなかった。

 海外からの援軍が得られないまま、撤退を余儀なくされた香港の民主派。だが、デモ隊の主力となった学生らは共産党政権の一党独裁体制と高圧的な政策に強い嫌悪感を抱き、選挙制度をめぐる抗議を続ける姿勢を見せている。デモ隊の強制排除後も、「中港矛盾(中国と香港の対立関係)」は、揺れ動く「一国二制度」とともに香港社会の不安定要因となることは確実だ。

 中国では11日、NHK海外放送のニュースで、民主派のデモ参加者の声を伝える場面で画面と音声が突然消えた。中国当局が、香港の民主派デモが本土側に飛び火することを懸念したものとみられる。

6844チバQ:2014/12/12(金) 20:29:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200606
顔覆う衣装禁止へ=イスラム教規制強化−中国ウルムチ

中国新疆ウイグル自治区で、全身を覆う衣装を着て歩くイスラム教徒=2006年10月、カシュガル(AFP=時事)
 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区のポータルサイト新疆網は12日までに、区都ウルムチ市の人民代表大会(議会)常務委員会が、顔を含め全身を覆う女性イスラム教徒の衣装について、公共の場での着用を禁じる規定を採択したと伝えた。自治区人民代表大会常務委の審議を経て施行される。
 自治区では少数民族と漢民族の対立を背景とした襲撃事件が多発。当局は国外からのイスラム教の過激思想の浸透が「テロ」につながっているとみて、「違法」な布教活動の取り締まりなどイスラム教に対する規制を強めている。(2014/12/12-15:36)

6845チバQ:2014/12/12(金) 20:29:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200823
国民党主席選立候補へ=朱新北市長、総統選は不出馬−台湾



台湾・新北市長の朱立倫氏=2009年9月、台北(AFP=時事)
 【台北時事】台湾の与党・国民党の朱立倫新北市長(53)は12日、フェイスブックを通じ2015年1月17日投開票の党主席選に立候補する考えを明らかにした。同時に16年の次期総統選への不出馬を表明した。
 国民党が大敗した11月の統一地方選で、朱氏は新北市長に再選され、党で唯一の直轄市長となった。党内では馬英九総統の引責辞任に伴う主席選に朱氏の出馬を求める声が高まり、30人以上の立法委員(国会議員)の署名が集まっていた。現時点で他に有力者が出馬する動きはなく、朱氏が当選する可能性は高い。
 一方、朱氏は総統選について「新北市長を任期の4年間やり遂げる。出馬はしない」と言い切った。党の最有力候補と目されていた朱氏の不出馬表明で、候補者選びは難航が予想される。呉敦義副総統(66)を軸に選定が進むとみられるが、人気の面などから党内には「民進党候補に勝てるのか」と懸念する声が根強い。(2014/12/12-19:08)

6846チバQ:2014/12/13(土) 09:56:54
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141213/mcb1412130500013-n1.htm
香港、政情不安の時代へ 強制排除の民主派 抗議行動続行を明言 (1/2ページ)
2014.12.13 05:00
 行政のトップを選出する選挙の民主化を求めて起こった香港のデモは、警察当局が幹線道路の占拠を続けてきた学生や民主派支持者らを強制的に排除してひとまず収束した。

 しかし香港政府は民主派の要求を受け入れておらず、デモを主導した学生団体も別の形で抗議行動を続けると明言。中国政府からの自治の確保をめぐり、香港は今や政情不安が常態化する新たな時代に突入したとする見方も出ている。

 ◆強固な組織に意欲

 香港警察は11日、民主派デモ隊が築いた政府庁舎付近のバリケードやデモ参加者が設営していたテントを全面的に撤去した。民主派は9月、2017年の香港行政長官選挙で中国による候補者の事前審査が認められたことに抗議して路上での座り込みを開始。強制排除されるまで75日間にわたって占拠を続けた。

 一連の活動は、多くのデモ参加者が警察の使用した催涙スプレーを雨傘で防いだことにちなみ「雨傘革命」と呼ばれる。

 学生団体のリーダーを務める岑敖暉(レスター・シャム)さんは強制排除を受け「香港の民主化運動がこれで終わることは断じてない。市民による真の反抗は長期的な取り組みにほかならず、今後の戦いに備えなくてはならない。組織が一段と強固になれば、社会のさまざまなメンバーに訴えて参加者をさらに増やすことができる」と意欲を示した。

 香港の民主派が今回の抗議行動を通じ中国の共産党指導部に対して送ったメッセージは、目的を達成するまで何十年でも抵抗を継続するというものだ。ジョンズ・ホプキンス大学で中国と香港の関係について社会学的見地から研究する孔誥烽准教授は「これからの香港はまったく別の次元に突入するだろう。政治的な危機が常について回る世界だ」と予測した。

◆経済への影響懸念

 中国政府は香港市民による直接選挙を認めるものの、立候補にあたっては業界団体の代表ら1200人で作る「指名委員会」による過半数の指名が必要との条件を加えている。この制度の下では民主派からの立候補は事実上不可能で、新たに選出される行政長官の正統性にも民主主義の観点から疑問符が付く。

 香港中文大学で政治学を研究する馬嶽准教授は「当局と民主派との対立の機会は今後一段と増えるだろう。市民が非協力的な姿勢を強めるので、統治の危機が深まる。雨傘革命によって香港政府の正統性は大きく損なわれた」と分析した。

 ただ香港市民の間では中国との関係悪化による経済への影響を懸念する声が根強く、現在では民主派に対し現実路線にかじを切るよう求める意見が主流を占める。世論調査によれば11月半ばの時点で、720万人の香港市民のうち7割近くが、幹線道路の占拠の中止を要求していた。

 香港の議員で公民党の党首を務める梁家傑氏は「雨傘革命によって香港は真っ二つに引き裂かれてしまった。デモに懐疑的な人間は道を歩いていても地下鉄に乗ってもまったく気が休まらない。いつ民主派から、中国の犬だの裏切り者だのと難癖をつけられるか分かったものではないからだ。香港の現状は、文化大革命の嵐が吹き荒れていた当時の中国本土よりさらにたちが悪い」とため息をついた。

 一方、抗議行動が香港経済に与えた打撃は限定的なものにとどまった。9、10月の小売売上高は前年より鈍いペースながらともに拡大。代表的な株価指数のハンセン指数はデモの始まった9月末から1.6%値下がりしたが、同時期のMSCIアジア太平洋指数は3.4%安を記録している。(ブルームバーグ Fion Li、Dominic Lau)

6847チバQ:2014/12/13(土) 10:13:52
http://www.sankei.com/world/news/141212/wor1412120038-n1.html
2014.12.12 21:15
【台湾の総統選】
国民党の総統選有力候補が不出馬表明 「負け戦」を忌避か

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 【香港=田中靖人】台湾の与党、中国国民党の朱立倫新北市長(53)は12日、来年1月17日に投開票される国民党の主席(党首)選に立候補する意向を明らかにする一方で、「2016年の総統選には出馬しない」と表明した。朱氏は次期総統選で国民党の最有力候補とみられていた。同氏による辞退表明は、中台間の政党交流にも影響を及ぼす可能性がある。

 朱氏は国民党が大敗した11月末の統一地方選で再選され、直轄市の市長ポストを唯一維持した。朱氏は12日、自身のフェイスブックで、「新北市民が再び与えてくれた機会に感謝し、今後4年(の任期)を全うする」とし、総統選への不出馬を明言した。主席選には「国民党が最も暗い時期に責任を放棄できない」として出馬する意向を示した。

 朱氏をめぐっては同党所属の立法委員(国会議員に相当)の過半数の34人が主席選出馬を要請していた。朱氏は、こうした声に応えつつ、苦戦が予想される総統選は出馬見送りへ先手を打った形だ。主席選の立候補締め切りは22日だが他に有力候補はおらず、朱氏の当選は確実な見通しだ。

 だが、朱氏が言葉通り総統選に出馬しない場合、国民党の候補者選びは難しい選択になる。意欲があるとされる呉敦義副総統(66)は、野党・民主進歩党の蔡英文主席(58)と比べ、世論調査の支持率が低い。名前が挙がる●(=赤におおざと)龍斌台北市長(62)も知名度で劣るため、朱氏に代わる「勝てる候補」を探し出さなければ、政権を失う可能性がさらに高まる。

 朱氏の不出馬表明は中国側にとっても“変数”となりかねない。国民党関係者によると、中国側は、共産党と国民党の交流の一環として13年以降、朱氏の義父が会長を務めるシンクタンクを通じ、関係を築こうとしてきたとされる。

 中国側は一方で、民進党を「台湾独立派」と見なして接触を避けてきた。しかし、地方選での同党の大勝で、「中国側は方針を変え、民進党との接触を図るはずだ」(童振源政治大特任教授)との指摘もあり、朱氏の不出馬表明は、中国の民進党接近に拍車をかける可能性が高い。

6848チバQ:2014/12/13(土) 10:15:41
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/12/post-3492_1.php
ミャンマー
この程度の民主化なら国名をビルマに戻せ
Perhaps It's Time to Call It 'Burma,' Again
野党のスー・チーを大統領選から締め出し、少数民族の弾圧を続けるこの国が民主国家か
2014年12月12日(金)12時32分
ルーク・ハント
 先月のASEAN首脳会議で、オバマ米大統領はミャンマー(ビルマ)のテイン・セイン大統領に改革推進を求めた。だが改革は本当に進むだろうか。

 野党のアウン・サン・スー・チー党首が次期大統領選に立候補できる可能性は、ほぼ閉ざされてしまった。米企業は対ミャンマー経済制裁を嫌って、シンガポールに拠点を置いている。

 この2年間に国を追われた西部のロヒンギャ族(イスラム教徒の少数民族)は10万人以上に上る。10月半ばからだけでも1万5000人を超えている。

 長年にわたり政権側と戦ってきた北部の少数民族カチン族との停戦合意は、成立した途端に政府軍の攻撃でほごになった。交渉担当者によれば、停戦交渉再開のめどは立っていない。

 一方、来年の大統領選に出馬予定のトゥラ・シュエ・マン下院議長によれば、子供たちが外国籍であることを理由にスー・チーの大統領就任を禁じる条項と、軍部に拒否権を与える条項に関する憲法改正は、新議会が招集された後に議論するそうだ。

 つまり5月の国民投票で憲法改正が支持されても、それが有効になるのは次の総選挙後ということ。スー・チーを大統領選から締め出せば、トゥラ・シュエ・マンが当選する確率は高まる。「慌てて改憲して失敗するほどの余裕はない」と彼は言う。

 まるで、その前に行われていたオバマとスー・チーの会見をあざ笑うかのようではないか。オバマはスー・チーの出馬禁止を「意味がない」とし、スー・チーは改革には「ちょっと問題がある」と言っていたのだ。

 また、ミャンマーの市場開放は違法な、あるいは違法性が疑われるビジネスの正当化に利用されただけとの批判がある。ミャンマーを第2の北朝鮮にしたくない──そんな一心の欧米が承認してくれたおかげで、軍関係者は軍服をスーツに着替えるだけで、半世紀にわたる軍部独裁の間にため込んだ富と特権を手放さずに済んだ。

 テイン・セインは欧米受けする発言で好意的な評価を得てきた。「ビルマ」という国名を「ミャンマー」に変えるという軍事政権の方針も、渋々ながら多くの国が受け入れた。オバマも「ミャンマー」を連発して、いまだ「ビルマ」にこだわる国務省をいら立たせた。

 改革が期待外れなら、そろそろ昔の名前に戻して「ビルマ」と呼ぶべきではないか。

[2014年12月 9日号掲載]

6849チバQ:2014/12/14(日) 09:18:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014121300047
皇太子妃、「王室の地位」返上=王位継承にも影響か−タイ


タイのワチラロンコン皇太子(左)と妻シーラット妃=2011年5月、バンコク(EPA=時事)
 【バンコク時事】タイのワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(43)が「王室の地位」を返上したことが13日、明らかになった。官報によると、皇太子妃が書面で申し出てプミポン国王(87)が許可した。理由には触れていないが、皇太子妃をめぐっては、警察高官の汚職事件に親族が関与したとされ、動向が注目されていた。


 体調不良のため5日の国王誕生日の祝賀式典を欠席したプミポン国王の健康問題に関心が集まる中、今回の動きは王位継承にも影響を与える可能性がある。
 皇太子夫妻は2001年に結婚。皇太子にとって3回目の結婚で、05年には男児が生まれた。しかし、今年11月に警察高官らが収賄や不敬罪などの容疑で逮捕された事件に絡み、逮捕者の中に皇太子妃の親族が複数含まれていることが発覚。皇太子妃一族は王室から与えられた姓を剥奪され、英BBC放送は「離婚への第一歩」との見方を伝えていた。
 皇太子妃は自身の誕生日だった9日も動静が全く報じられないなど、身辺に「異変」が続いていた。(2014/12/13-09:57)

6850チバQ:2014/12/14(日) 09:37:31
http://mainichi.jp/select/news/20141214k0000m030151000c.html
タイ:皇太子が3度目離婚 妃は王室から離脱
毎日新聞 2014年12月13日 19時55分(最終更新 12月14日 01時33分)
 【バンコク岩佐淳士】タイ政府は12日、ワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(43)が王室から離脱したと発表した。地元メディアは13日、夫妻が離婚したと報じた。シーラットさんを巡っては先月以降、複数の親族が汚職事件で逮捕されており、事件が離婚のきっかけとなったとみられる。

 皇太子の離婚は3度目。シーラットさんとは01年に結婚し、05年に男児をもうけている。

 皇太子はプミポン国王(87)の後継者とみられている。国王の健康状態が心配されるなか、今回の離婚が王位継承問題にどう影響するかが注目される。

 一部では皇太子が近く再婚するのではないかとの臆測も流れるが、タイには王室に対する不敬罪があり、王室に関する報道は厳しく制限されている。

6851チバQ:2014/12/14(日) 09:41:49
http://www.sankei.com/world/news/141213/wor1412130051-n1.html
2014.12.13 20:28

南京事件77年で習主席に“ジレンマ”対日改善模索も「歴史問題で安倍氏に妥協できず…」板挟み

ブログに書く2




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南京大虐殺記念館で開かれた追悼式典に出席した習近平国家主席(左)ら=13日、中国江蘇省南京市(代表撮影・共同)
 【南京=河崎真澄】中国の習近平国家主席は江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で行った13日の演説で、対日関係改善を求める意向もにじませる一方、「人類史上の暗黒の一ページで虐殺の事実の改竄(かいざん)は許されない。13億人の中国人民は事実の否定を受け入れない」などと、南京事件をめぐるかたくなな姿勢をみせ、安倍晋三首相の歴史認識を念頭に、警戒感をあらわにしている。

 習政権は来年を「抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利70年」と位置付けており、反日感情が高まる恐れがある。経済成長の鈍化などで日本との関係改善の道も探りたいが、「共産党内部の権力闘争や国内の世論を考慮すると、安倍首相の靖国神社参拝など歴史問題では妥協できないジレンマ」(日中関係筋)に陥っているようだ。

 中国中央テレビは同日の番組で、「(日本の)右翼勢力が(南京事件や日中戦争に関する)歴史の真相を隠そうとしている」などと主張し、歴史認識の差を一切認めないと強調した。

 習氏は演説で南京事件の犠牲者数を「30万人」と述べたが、事件に関する中国メディアの報道には「三十数万人」のほか「34万人」などとする根拠不明の記述も見られた。習氏はまた、8年間の日中戦争で中国に3500万人の死傷者が出たとも述べた。

 習氏は「少数の軍国主義者が侵略戦争を起こしたことを理由に、その民族を敵視すべきでなく、罪は国民にはない」と呼びかけた。1972年に日本との国交正常化を目指した毛沢東や周恩来らが、「軍国主義者と一般国民」を区別する原則の「二分論」を改めて持ち出したとみられる。

 長期化も予想される安倍政権に改善姿勢を訴えるとともに、日本の一般国民を取り込みたい思惑も透けて見える。

6852チバQ:2014/12/17(水) 21:20:41
http://www.sankei.com/world/news/141219/wor1412190001-n1.html
2014.12.17 06:00
【中国ネットウオッチ】
「愛人は誰だ?」元最高指導部メンバー「周永康」の罪状「多数の女性と不適切な関係」に臆測集中、放置する当局





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周永康氏(ロイター)
 中国共産党中央は12月5日、「重大な規律違反があった」として最高指導部メンバーだった周永康氏の党籍を剥奪し、身柄を司法機関に送ることを決定した。党の規律部門は国営新華社通信を通じて、「周氏には計6つの罪状がある」と伝え、その項目だけを明らかにし、詳細について触れなかった。周氏はいったいどんな悪いことをやったのか、インターネットで大きな関心を集めている。

 新華社の報道では、周氏の罪状として以下のようになっている。(1)党の政治、組織紀律を激しく犯した(2)特権を利用して多くの人に不法な利益をもたらした(3)職権を乱用して、親族などが経営活動を通して巨額の利益を取得するのを助け、国有資産の重大な損失を招いた(4)党と国家の機密を漏えいした(5)本人と親族は賄賂を大量に受け取った(6)多数の女性と不適切な関係をもった。

 6項目のうち半分は経済犯罪である。その金額に対する関心が最も高い。中国ではこれまでの汚職官僚に対する裁判で、不正蓄財が1億元(約19億円)を超えると、死刑判決が出るのが相場だ。「市長クラスでも1億を超える場合があるから、周は少なくとも100億以上だ」「財産はすでに外国の銀行口座にあるはすだ。正確な数字は誰もわからないだろう」「さすがに死刑にはしないだろうから、結局、数千万元だと発表され、お茶を濁すのではないか」などとさまざまな書き込みが寄せられた。

 また、「党と国家の機密を漏えいした」という罪状についても多くの憶測が飛び交った。2012年春に失脚した薄煕来重慶市書記に関する捜査情報を「薄本人に漏らしたのではないか」「いや温家宝前首相や習近平主席の資産状況を外国メディアに教えたのは周に違いない」「周は外国の情報機関のスパイかもしれない」といった見方が寄せられている。

 ネットユーザーたちが最も興味津々なのは「多数の女性と不適切な関係をもった」という罪状だ。「周の妻は中央テレビの元キャスターだから、彼はキャスターが好きに違いない」といった理由で、中央テレビや周氏が勤務した四川省の地元テレビの女性キャスターの写真が手当たり次第、次々とアップされた。「この人は彼のタイプかも」「年を取りすぎているからこの人は違う」などと勝手な議論が展開された。周氏が勤務した大手国有石油企業「中国石油天然ガス集団」や公安省の女性幹部の写真も「周の愛人」などと書かれ、ネットに出回った。

 中国のネットは当局に厳しく管理されており、指導部に関する書き込みはほとんどすぐに削除されるが、周氏の罪状についての憶測は、いまのところ放置されたままとなっている。

 当局は周氏のイメージ低下を図ろうとする思惑があるとみられるが、“周氏の愛人”をめぐるネット上での心ない書き込みは、無関係な女性たちの人権を侵害する結果を招いている。

 「これらの罪はすべてでっちあげた。彼は権力闘争に敗れただけ」といった“まっとうな”意見はすぐに削除されている。

6853チバQ:2014/12/17(水) 21:23:42
http://www.sankei.com/world/news/141217/wor1412170001-n1.html
2014.12.17 17:00
【プラユット政権考】
タイ皇太子「3度目離婚」模索の情報…破局か、それも王位継承をめぐり「妃」一族粛清の謀略か 





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タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)2007年8月(ロイター)
 軍事政権が続くタイで、プミポン国王(87)の後継問題への注目が高まっている。国王の健康不安がくすぶる中、ワチラロンコン皇太子(62)が、3度目の離婚を模索しているとの観測が浮上。タイの元外交官で京都大学東南アジア研究所のパヴィン・チャチャワーンポンパン准教授は、皇太子が王位継承を軍部に認めさせるため、タクシン元首相派との関係を絶つ姿勢に転じたと指摘する。(シンガポール 吉村英輝)

 今月5日、タイの首都バンコクは、国王のシンボルカラーである黄色いシャツを来た人々であふれた。この日予定されていた国王誕生日の祝賀式典は入院中の国王の健康に配慮し中止となったが、敬愛する国王の回復を祈る人々の数は昨年の数倍の規模となった。暫定政権のプラユット首相(前陸軍司令官)の呼びかけも市民の国王への忠誠心を刺激した。

 国王は1946年に即位して以来、度重なる政治対立で仲裁役を担うなど、タイの政治の安定に大きな役割を果たしてきた。王室関係者や軍、高級官僚といったエリート層は、その国王の権威の下で政治的特権を増やし、維持してきた。国王の死去は、政治の安定とともに、彼らの財産や地位の喪失に直結する。

6854チバQ:2014/12/17(水) 21:24:00
 一方、後継と目される皇太子は、これらエリート層からは歓迎されてこなかった。皇太子が英明な父親のように国民の敬愛を集めることは難しいとみられているためだ。タイでは王室の侮辱につながる言動は厳罰の不敬罪に問われるが、皇太子の素行不良は、敵対陣営による創作を含め、広く国民に知れ渡っている。

 自分が置かれた状況を理解して皇太子が近づいたのが、元警察官僚で通信事業で巨万の富を築いたタクシン氏だ。タクシン氏はバラマキ型の選挙で政治力を一気に拡大して新興勢力となり、伝統的エリートの既得権を脅かした。同時に農民や貧困層に「赤シャツ」勢力を形勢して皇太子を「民主的な王子」と担いだ。

 皇太子とタクシン派の穏やかな連携は、クーデーターでタクシン氏が事実上の国外追放となった2006年以降も続いた。だが、今年5月のクーデーターで伝統的エリートが権力とともに王位継承の主導権を掌握。パヴィン准教授は「皇太子は政治的な忠誠の転換を迫られた」と分析する。実際、皇太子は8月の暫定政権の就任式に列席したほか軍部を批判せず、タクシン派からは失望の声がもれた。

 そんな中、ある警察の不祥事案が摘発され、国民に激震が走った。

 タイ警察は先月25日、ポンパット前中央捜査局長ら警察幹部3人を不敬罪や資金洗浄容疑で逮捕したと発表。これまで「公然の秘密」とされていた警察首脳の不正を“身内”が摘発するのは異例だ。しかもこの捜査は、シーラット皇太子妃(43)を狙い撃ちにしたとの見方がある。ポンパット容疑者は皇太子妃の叔父で、同容疑で逮捕された3人は兄弟。直後、皇太子は王室が皇太子妃一族に与えた姓を剥奪するよう命じた。

 英BBC放送は、事件の背景に、夫婦仲が冷え切っている皇太子妃と離婚を進めようとする皇太子の意向が働いた、との見立てを示した。

 憲法では、皇太子が国王の後継とされるが、国王の意向が何よりも重要となる。作業が進行中の憲法改正しだいで女性の王位継承も可能になれば、国民に人気の高い妹のシリントン王女(国王の次女)に、膨大な遺産とともに王位が渡りかねない。

 皇太子と2番目の妻との間に生まれた4人の男子は王族籍を剥奪され米国で生活しており、王位継承者とはみなされていない。2001年に結婚したシーラット皇太子妃と間には9歳の男子がいるが、同妃を追放すれば王位継承権3位のこの男子の将来も皇太子に委ねられる。

 こんなシナリオがまことしやかに指摘されるのは、皇太子には4人目の妻となる女性がおり、すでに今年、男児を出産しているとの情報があるためだ。

 パヴィン准教授は、皇太子妃一族の摘発が離婚への第1段階であり、王位継承に向けた“家の掃除”と指摘。新たな妃と将来王位を継承させる息子を迎える準備だと分析する。

 伝統的エリートたちにとっても、皇太子を唯一の後継者にし、自分たちの政治目的にかなった王位継承を主導する余地が生まれる。

 そもそもシーラット皇太子妃は、一般市民の出自とともに過去の職歴などが敬遠され、王室内では快く受け入れられていない。皇太子妃をより王室に受け入れられやすい人物にすげ替えれば、伝統的エリートたちの態度緩和も期待できる。

 もっとも、皇太子は1996年、2番目の妻が王室の高官と浮気したとして離婚。シーラット皇太子妃と再々婚した際には「私も50歳。しっかりした家族を持たねば」と述べていた。

 不敬罪にあたるため、皇太子の身の振り方について現地メディアは沈黙を守っているが、タイ市民の間では、シーラット皇太子妃を「悲劇のプリンセス」として同情する声があがる一方、皇太子が国王としてふさわしいか懸念する声があがっているという。

6855とはずがたり:2014/12/19(金) 12:58:59
韓国は資本主義のお陰で北朝鮮に勝てたけど,財閥構造は健全では無いよなぁ。。

韓国「ナッツ姫」の悪行次々、6年前には学長を辞任させた? 国の恥、「大韓航空」の社名を変えろ!運動も
2014年12月18日(木)19時54分配信 J-CASTニュース
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/jcast-20141218-223670/1.htm

大韓航空のファーストクラスで皿に盛られるはずの「マカダミアナッツ」を袋のまま提供されたことに女性副社長が激怒し、 乗務員を下ろすため離陸寸前の旅客機を引き返させた、いわゆる「ナッツリターン」騒動がいまだ韓国で収まらない。

騒動を起こした「ナッツ姫」こと、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)と、その父で大韓航空会長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏(65)がすでに謝罪するなど火消しに懸命だが、むしろ事態は拡大しているようだ。

唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪 「これってコメディーでしょ?」

「ナッツリターン」騒動をきっかけに、趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長のワガママぶりや、大韓航空の「事なかれ体質」がクローズアップされている。

チョ・ヒョンア前副社長は米国の大学でホテル経営学を専攻。1999年の卒業後、大韓航空に入社し2006に常務、12年には副社長に就任するスピード出世。その一方で、韓国ではかねて「ワガママ娘」として知られていたという。

今回の騒動でも、「ナッツ姫」は当初、「サービスの欠点を指摘するのは副社長の仕事」と強気だったが、航空機内の指揮権が機長にあることを指摘され、「副社長とはいえ、越権行為だ」と非難されると、今度は「引き返しは機長がやったこと」と責任を転嫁。さらに12月9日にはサービス担当役員から外れることを発表したが、副社長の職務は続けるという往生際の悪さに批判の声が高まり、翌10日に副社長職の辞任に追い込まれた。

それにもかかわらず、チョ前副社長から暴言を浴びせられ、暴力を振るわれたとされるチーフパーサーを、会社ぐるみで懐柔しようと画策。大韓航空の役員がチーフパーサーを呼び出し、確認書の書き直しを要求。チーフパーサーは「小学生が書き取りで間違えたとき、先生に『書き直しなさい』と言われるように、10回も修正させられた」という。

また、大韓航空が唯一の目撃者であったファーストクラスの乗客も懐柔しようとしていた。12月15日付の韓国紙、ハンギョレによると、韓国検察が参考人として呼び出した、チョ前副社長の前に座っていた韓国人女性(32)は、検察の調査を受けた後、報道陣に「事件のストレスで帰国後に大韓航空に抗議したが、何の連絡もなかった。事件が報じられた後、大韓航空の役員に『おわびに大韓航空のカレンダーと飛行機模型をあげる』と電話で言われた。そして『マスコミには確かに謝罪を受けたと言ってくれ』とまで言われた」と語った、と報じている。

目に余る傍若無人ぶりに韓国人も怒り心頭

さらに韓国メディアは、「ナッツ姫」の過去の暴言・暴挙をこぞって報じている。

2014年12月16日付の聯合ニュースは、6年前にチョ前副社長が理事を務める大学で、洪承湧(ホン・スンヨン)学長を辞任させたとの疑惑が浮上。大学職員の証言として、「趙氏が洪氏に書類を投げつけ、暴言を吐いたため洪氏は立腹した」と説明。また、「趙氏がほかの理事会出席者の面前で父親ほど年上の洪氏に暴言を吐いたことに、洪氏がショックを受けて辞任したと話した」と報じている。

洪氏と、「ナッツ姫」の父で大韓航空の趙亮鎬会長とは高校の同級生。このときも、趙会長が洪氏に謝罪したが、事態の収拾は難しかったようだ。

また、週刊文春WEB(12月17日付)によると、双子を授かった際にはたまたまハワイに転勤し、現地で出産した直後に韓国へ戻ってきたことが「子供に米国籍を与えて兵役逃れさせようとしている」と非難された。しかも、インターネットでこうした批判を書き込んだ人を、検察に名誉毀損で告訴したと伝えられている。

自身の悪口を気にして、大韓航空のキャビンアテンダントのカカオトーク(韓国版LINE)をチェックしていた、人権侵害があったともいわれる。

6856とはずがたり:2014/12/19(金) 19:18:32
1月に前首相弾劾審議=タイ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014112800894&rel=m&g=int

 【バンコク時事】タイ立法議会(国会に相当)は28日、コメ担保融資制度に絡む職務怠慢で、国家汚職追放委員会(NACC)が請求したインラック前首相の弾劾審議を来年1月9日に開始することを決めた。(2014/11/28-21:50)

6857チバQ:2014/12/20(土) 16:17:22
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m030073000c.html
韓国:最左派野党の解散決定…憲法裁判所
毎日新聞 2014年12月19日 21時19分(最終更新 12月19日 23時37分)

 【ソウル大貫智子】韓国の憲法裁判所は19日、最左派で親北朝鮮の少数野党「統合進歩党」の解散と、所属国会議員5人全員の議席を剥奪する決定を出した。政府が解散審判請求していた。1987年の民主化以降、政党解散が命じられたのは初めて。野党側は激しく反発しており、朴槿恵(パク・クネ)政権の強権的なイメージはさらに強まりそうだ。こう着状態にある南北関係も一層冷え込むとみられる。

 憲法裁の裁判官は9人で、うち8人が解散に賛成。同党の活動について「北朝鮮式の社会主義を実現するという隠れた目的を持ち、内乱を企図する会合を行うなどの行動は、憲法上、民主的基本秩序に反する」と指摘。「害悪を与える危険性を取り除くには、政党解散以外に代案がない」と判断した。

 決定を受け、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は国民向け談話を発表。「政府は大韓民国の正当性を否定し、自由民主主義体制を毀損(きそん)するようないかなる行為も決して認めず、断固として対応する」と述べた。

 憲法裁前ではこの日、支持者らが座り込みをする一方、保守系団体が北朝鮮の国旗を切り裂くなど双方が激しい示威行動を展開した。

 同党の国会議員が昨年9月、北朝鮮の体制に同調し、韓国内の重要施設を破壊しようとしたとして内乱陰謀罪で逮捕、起訴された。これを受け、韓国政府が同党の解散審判を請求していた。

※鄭ホン原首相のホンは火へんに共

6858チバQ:2014/12/20(土) 16:19:21
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000e030213000c.html
北朝鮮:「外国文化、根こそぎ排除」 金第1書記が指示
毎日新聞 2014年12月20日 14時08分(最終更新 12月20日 14時20分)
【北京・西岡省二】北朝鮮で今年になって外国の文化や娯楽の流入が止まらず、金正恩(キムジョンウン)第1書記が「根こそぎ取り除け」と指示していたことが19日、朝鮮労働党の内部資料で分かった。体制に批判的な情報が国内に伝わる手段が多様化している様子が浮き彫りになっている。国連決議やコメディー映画による金第1書記批判に北朝鮮が猛反発する背景には、外国情報が氾濫する中で最高指導者の権威が下がれば、社会秩序の混乱を招くとの懸念があるとみられる。

 北朝鮮はこれまでも外部からの情報流入を警戒してきた。今年4月作成の党幹部学習用資料「敵の思想・文化的浸透策動を徹底して警戒し、断固にぶち壊すことについて」でも、日本や韓国などの文化を「社会主義制度を腐食させる危険な思想文化的毒素」と批判。「放置しておくと社会に急速に広がり、社会主義が崩れるという重大な結果をもたらす」と強く警戒している。

 この中で金第1書記は「我々の内部に侵入した異色の思想要素は、刈り取るだけでなく、根こそぎ取り除かなければならない」と指示している。

 具体例として、米政府系「自由アジア放送」や韓国で脱北者が運営する「自由北韓放送」を名指しして「我々を狙った心理謀略放送」と批判。「資本主義社会を美化・粉飾する放送を絶えず流している」と断じた。

 加えて、宗教などを宣伝するパンフレット▽外国の生活ぶりが分かるCDやUSBメモリーを含む電子媒体、小型ラジオ−−などについて、国外に出張する北朝鮮国民や、北朝鮮に渡航する外国人観光客らを使って敵対勢力が持ち込ませていると強調している。

 資料ではこれらの動きを「民心を騒乱させることで社会に無秩序と混乱を醸成しようとしている」と非難したうえ「異色の思想と退廃的な風潮を一掃するための闘争に一心に進んでいかなければならない」と訴えている。

 金第1書記は3年前に最高指導者になった後、「現実的要求と趨勢(すうせい)に合わせ、大胆に革新し、新しいものを志向すべきだ」と指示。「モランボン楽団」を結成して欧米の楽曲を演奏させるなど変化を容認してきた。ただ、これらの緩和措置が体制批判の情報流入に結びついた可能性を否定できず、改めて国内の引き締めを図っている模様だ。

 国連総会は18日、北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託して、金第1書記への制裁を検討するよう国連安全保障理事会に促す決議を採択。一方、金第1書記暗殺を題材にした映画を製作したソニーの映画子会社がサイバー攻撃を受けるなど、金第1書記に関連した動きが活発化している。

6859チバQ:2014/12/21(日) 19:33:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014122102000102.html
カジノ依存 景気後退が影 マカオ返還15年

2014年12月21日 朝刊


20日、マカオ返還15周年の記念式典を前に行われた中国旗(左)とマカオの旗の掲揚式=新華社・共同
写真
 【北京=白石徹】ポルトガルから中国に返還されて十五周年を迎えたマカオだが、同じ「一国二制度」の香港とは異なり、民主的な行政長官選挙を求める動きは鈍い。背景には中国の経済成長とともに世界一の規模となったカジノ産業が、若者の雇用の受け皿になり、不満を吸い上げる役割を果たしてきたこともある。ただ、中国の景気後退はカジノ都市を直撃し暗い影を落とし始めている。
 「香港の若者の給与はこの十年間増えず、生活は苦しくなるばかりで出口が見えない。マカオの若者が仕事を探すのは簡単で、高収入を得るチャンスもある」。マカオの立法会(議会)で民主派の旗を掲げる欧錦新氏(57)は電話取材に、香港とマカオの若者が置かれた状況の違いが民主化要求の熱意にも反映していると指摘した。
 一九八九年の天安門事件の衝撃は返還前のマカオにも伝わり、民主化を求める運動が始まったが、「基盤が弱く、力強さに欠けていた」(欧氏)。九九年の返還後は共産党政権のカジノ産業育成が成功し、マカオは中国経済発展の恩恵を十分に受けてきた。
 マカオのカジノ産業は昨年、四百五十二億ドル(約五兆四千億円)の売上高を記録し、米ラスベガス(六十五億ドル)の約七倍の規模にまで膨らみ、カジノ・観光業は域内総生産の約80%を占める。
 習近平国家主席は二十日の式典で、マカオの経済発展を絶賛。しかし、皮肉にも習氏のマカオ入りはカジノ産業に打撃を与え、十二月の売上高は大幅減の見通し。汚職・腐敗の徹底取り締まりや「倹約令」を掲げる習近平政権とカジノ都市は相いれない存在だ。
 中国大陸の富裕層に頼ったカジノ都市は、中国の景気後退に敏感に反応。崔世安行政長官は五日、「カジノ税収の落ち込みは予測しており、これを補う豊富な準備金がある」と述べつつ、経済の構造転換の必要性を訴えた。だが、膨張しすぎた「カジノ依存」からの脱却は容易ではない。

6860チバQ:2014/12/23(火) 10:47:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3034642
HIV陽性の8歳少年を追放せよ、村民200人が署名 中国
2014年12月18日 16:19 発信地:北京/中国
社会
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HIV陽性の8歳少年を追放せよ、村民200人が署名 中国 ×HIV/エイズ問題の啓発に使われる赤いリボン。ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で(2014年12月1日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【12月18日 AFP】中国南西部、四川(Sichuan)省の村の住民200人が、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した8歳の少年を追放する嘆願書に署名したことが明らかになり、中国のインターネットでは18日、多くの批判や議論が飛び交った。

 中国国営英字紙・環球時報(Global Times)によると、少年の保護者だった祖父も、「村人の健康を守るために」少年を追放する合意文書に署名したという。

 同紙によれば少年は2011年に軽いけがを治療した際にHIV陽性と診断された。母子感染だったという。

 これまでの報道によると、中国メディアで「クンクン」という仮名で呼ばれているこの少年は、地元の学校への進学を拒否され、住民からは接触を避けられていた。

 17日付の中国共産党機関紙・人民日報(People's Daily)の電子版によれば、クンクン君は「誰も(ぼくと)遊ばない。ぼくは一人で遊んでる」と話していた。また、クンクン君は追放嘆願書の中で「時限爆弾」と表現されていた。

 村の共産党代表者は、「村人は彼に同情している。彼は無実だ。それに小さな子どもだ」と人民日報に語った。「だがHIVとエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)は恐ろしすぎる」

 環球時報によると、少年の母親は2006年に家族のもとから去ったという。父親は、クンクン君がHIV陽性と診断されて以降、連絡が取れなくなった。

■「無知とパニック」ネットユーザーらが批判

 中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」では、この話題が18日午前中に大きく注目され、活発な議論が交わされた。多くの人は少年に対する冷酷な扱いに憤りを感じていた。

「どうして少年は情け容赦なく放置されたのか。少年に不公平だ」とあるユーザーは問いかけた。

「中国国民に十分な教育を施せていない結果がこれだ。それで無知とパニックが起きる」と別のユーザーは嘆いた。

 中国国家衛生計画出産委員会(National Health and Family Planning Commission)は今月、今年10月末までの統計として、国内で初めてHIVへの感染例が確認された1985年以降、HIVへの感染またはエイズの発症を診断された例は49万7000人に上ると発表した。

 中国ではHIV/AIDSへの偏見は学校や病院、職場などで今もなお残っており、専門家らはそのことがHIVの診断と治療の弊害になっていると指摘している。(c)AFP

6861チバQ:2014/12/23(火) 11:13:30
http://mainichi.jp/select/news/20141223k0000m030166000c.html
中国:「反腐敗」対象拡大か 令氏調査、個別案件指摘も
毎日新聞 2014年12月23日 01時16分(最終更新 12月23日 02時34分)
 【北京・石原聖、井出晋平】中国の習近平指導部による「反腐敗」は22日、胡錦濤・前国家主席の側近だった令計画氏(58)に及んだ。令氏には、刑事責任追及が決定された周永康・前党中央政法委員会書記(前政治局常務委員)に息子の事故のもみ消しを頼んだ疑惑があり、実兄が山西省を舞台にした汚職で調査を受けている。令氏に対する調査がこれらとつながる個別案件なのか、胡氏や令氏の出身母体である党のエリート養成機関・共産主義青年団(共青団)の人脈に向けられているのかが注目される。

 これまで反腐敗の対象は、周氏に代表される保守派の既得権益層で江沢民・元国家主席に連なる人物が目立ち、習近平国家主席と同じ高級幹部子弟「太子党」の大物や共青団出身の中央指導者は摘発されてこなかった。

 令氏の規律違反については「周氏や実兄との関連で調査の対象になったと見るのが自然」(党関係者)だ。

 一方で、習主席は周氏の党籍剥奪にこぎ着ける過程で権力基盤を確立したとの見方が支配的で、今後は反腐敗よりも党内の団結を優先するとの観測もあった。令氏の失脚は、改革派のイメージが強い共青団にとって大きな打撃となることは間違いない。2017年の党大会では共青団出身者がどこまで重要ポストを握ることができるかが焦点となっており、今回の発表を受け、「共青団の力をそぐ権力闘争に発展する可能性もある」(外交筋)との指摘も出ている。

 国営新華社通信によると、令氏は今月13日に党中央統一戦線工作部長として会議を主宰したり、今月に発行された党理論誌に論文を発表したりするなど最近まで動静が伝えられていた。論文では習主席の演説を随所で引用しており、「忠誠を示した」(米国の中国語ニュースサイト)との見方も出ていた。

6862チバQ:2014/12/23(火) 13:11:10
http://www.sankei.com/world/news/141222/wor1412220037-n1.html
2014.12.23 00:21

胡錦濤氏の側近失脚 令計画氏「規律違反の疑い」 指導部内の派閥抗争激化する可能性






令計画氏(ロイター)
 【北京=矢板明夫】中国共産党の習近平指導部は22日、胡錦濤前国家主席の側近である令計画・人民政治協商会議副主席(党統一戦線部長兼任)について、「重大な規律違反の疑いがある」として調査を開始したと発表した。令氏は共産党内の主要派閥である共産主義青年団(共青団)派の中心人物として知られ、その失脚は同派にとって大きな打撃となる。高級幹部の子弟で構成され、習氏が率いる太子党との抗争が激化する可能性がある。

 中国共産党の規律部門の中央規律検査委員会は同日午後8時すぎ、ホームページ上で「令氏への調査開始」と発表した。容疑については明らかにしていないが、汚職など経済問題の可能性が高い。令氏は胡錦濤政権時代に、政権の大番頭とよばれる党中央弁公庁主任を5年間も務めた大物で、最高指導部入りの可能性も一時ささやかれた。

 2012年3月、大学院生だった息子が北京市内で高級外車の運転中に事故死した際、これを隠蔽しようとした疑惑が浮上。山西省の郷里の先輩の薄煕来・元重慶市党委書記と親交があり、薄氏の失脚以降、重要ポストから外された。

 令氏は収賄などの疑惑が2年前から取り沙汰され、党の規律部門が内偵していたといわれる。李克強首相や李源潮国家副主席ら共青団派の党幹部が立件に反対したとの情報もある。

 令氏は今月中旬発売の共産党機関誌への寄稿で、習氏の言葉を16カ所も引用して忠誠を誓っていた。

6863チバQ:2014/12/23(火) 13:14:13
http://www.sankei.com/world/news/141223/wor1412230016-n1.html
2014.12.23 05:15

マカオのカジノ絶不調 マネロン目的の共産党幹部ら敬遠 「虎もハエも一網打尽」汚職摘発強化で

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 【上海=河崎真澄】ポルトガルから中国に返還されて15年となったマカオで、経済の屋台骨を支えるカジノが不調に陥っている。11月のカジノ収入は前年同月比で20%近く下落し、6カ月連続のマイナスを記録した。最大の顧客だった中国共産党の幹部らが、習近平指導部の汚職摘発強化で、豪遊を控え始めたからだ。

 マカオの11月のカジノ収入は242億7千万パタカ(約3600億円)で、同19・6%の減少だった。1年を通じたカジノ収入は今年、1999年の中国への返還後、初めて前年を下回る見通しとなっている。

 7〜9月期のマカオの域内総生産も前年同期比で2・1%減少しており、4〜6月期の8・1%増から一転してマイナスに。10〜12月期の減少も確実だ。

 カジノは中国本土では厳禁だが、陸続きのマカオでは合法。共産党の幹部らが汚職などで手にしたカネを懐に訪れ、マネーロンダリング(資金洗浄)の上、海外に持ち出すケースが多かったとされる。

 ところが、習指導部が今年7月、党の最高指導部メンバーだった周永康・前党中央政法委員会書記の立件捜査を決定。「虎もハエも一網打尽にする」と汚職を厳しく取り締まる姿勢を明確にし、カジノで遊んでいる場合ではなくなった。

 マカオを訪れた習国家主席は20日の演説で、「適度に多元化された持続可能な発展の道を歩むよう求める」と述べ、カジノ依存経済からの脱却を突きつけた。

6864チバQ:2014/12/23(火) 13:15:07
http://www.sankei.com/world/news/141223/wor1412230008-n1.html
2014.12.23 00:33

令計画氏失脚 露骨な政敵排除再び 胡錦濤氏、イメージ低下も

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(1/2ページ)

 【北京=矢板明夫】中国の習近平指導部は、反腐敗キャンペーンで多くの重要指導者を失脚させてきた。周永康・前政治局常務委員や徐才厚・前中央軍事委副主席など、引退した政治家が中心だったが、今回失脚した令計画氏は党統一戦線部長などを務める現役の指導者で、しかも胡錦濤前国家主席の側近だ。政界に与える影響はこれまで以上に大きいとみられる。

 党関係者によると、令氏は共産党の下部組織の共産主義青年団(共青団)に勤務した20代前半の時に、当時の組織のトップだった胡氏と出会い、側近となった。胡氏が共産党総書記を務めた2012年までの10年の間、テレビニュースなどで映る胡氏のすぐそばには、常に令氏の姿があった。令氏が汚職官僚として拘束されたことで、胡氏のクリーンなイメージの悪化は避けられない。

 今後、党の規律部門からは令氏の不正蓄財の詳細が次々と発表されるとみられる。令氏が起訴されることは確実で、来年にも始まる裁判で不正の手口なども明らかにされる可能性がある。その内容によっては胡氏の監督責任を追及する声も出てきそうだ。

 引退した胡氏はいまだに党内で大きな影響力があり、李克強首相、李源潮国家副主席、汪洋副首相など令氏の共青団派の知人らは、今も党と政府内で要職を占める。規制緩和や国際協調などのリベラル路線を主張する共青団派と、毛沢東時代のような左派路線を推進する習氏らの間には対立があるといわれている。

 習氏としては、令氏を失脚させることで共青団派の動きを牽制(けんせい)し、自らの政権基盤を強化する思惑があるとみられる。

 反腐敗を掲げる習指導部の下で失脚してきたのは、江沢民元国家主席が率いる上海閥や共青団派の者ばかりで、高級幹部の子弟で構成され、習氏も属する太子党の関係者はほとんどいない。

 「露骨な政敵排除」ともいわれており、強引な政治手法に党内の反発は膨らみつつある。令氏失脚で習氏が政治基盤を固めたとみるのはまだ早計だ。

6865チバQ:2014/12/24(水) 22:05:30
http://mainichi.jp/select/news/20141225k0000m030070000c.html
ミャンマー:弟の大統領再任望まぬ 兄が心境、体調気遣う
毎日新聞 2014年12月24日 21時04分(最終更新 12月24日 21時46分)
 【ナプトー(ミャンマー西部)春日孝之】次期大統領選への関心が高まるミャンマーでテインセイン大統領の兄トゥンミン氏(75)が毎日新聞のインタビューに応じた。大統領の健康問題への不安に加え、仏教徒として「(年齢的に)宗教的なことをする時間があまり残されていない」と語り、再任を望まない心境を明らかにした。

 次期大統領は来年後半予定の総選挙後に国会で選出される。テインセイン大統領は立場を明確にしていないが、安定感ある政権運営でビジネス界などから再任を望む声は強い。

 トゥンミン氏は、大統領の3人の娘を除き、存命する唯一の肉親。外国メディアのインタビューに応じたのは初めて。ミャンマー西部ナプトーにある自宅で、軍、内務省のそれぞれの情報部員が同席して実現した。

 大統領より5歳年上のトゥンミン氏は「弟は18歳で軍士官学校に入り、戦場と向き合う日々を過ごした。ジャングルで草や根も食べ、マラリアを患い、中将の時には心臓病でペースメーカーを着けた。弟は疲れ切っているはずだ」と気遣う。

 兄弟は大河イラワジのデルタ地帯にある小村に生まれた。今も野生の象が生息するジャングルに囲まれている。一家は貧しかったが信仰が深く、父親は母親の死後、生涯を仏僧として過ごした。「そんな父の影響を受け(私たちは)現世での善い行いが良き来世につながると信じてきた」と繰り返す。

 弟には残された人生を、瞑想(めいそう)や慈善活動に多くの時間を割く「宗教生活」に入ってほしいとの願いを吐露した。ミャンマー人の約9割は上座部仏教徒で、政治家に限らず現役引退後は「宗教生活」を重視する傾向が強い。

 旧軍政末期、序列4位の首相だったテインセイン氏は民政移管(2011年)後初の大統領に就任。大統領候補筆頭だった序列3位のシュエマン氏(現・下院議長)を飛び越え国家元首に上り詰めた。「清廉で野心がない」との評がもっぱらだった。当時の最高権力者タンシュエ氏が引退後の「自らの安全」などを考慮し、最も無難な人選をしたともみられている。

 トゥンミン氏は「弟は幼少から自分の心を制御できた。目上に刃向かうことはなく、いつも敬意を払ったことが、大統領になった理由だと思う」と振り返った。トゥンミン氏の自宅はトタン屋根の質素な木造で、リビングの椅子は粗末なプラスチック製。冷房もなく、「弟からもらったのは携帯電話だけ」と言う。身内びいきがはびこる汚職大国ミャンマーでは特異だ。

6866チバQ:2014/12/24(水) 22:05:52
◇貧しい幼少期、18歳で士官学校に

 弟は幼いころ鉄砲遊びに夢中でした。松の木で作ったおもちゃの鉄砲で輪ゴムを飛ばし、標的を撃ち落とします。私がいつも相手をしてやりました。

 ミャンマーは独立(1948年)後、(内戦で)全土が戦場のようなものでした。あらゆるタイプの武装勢力が反政府活動をしていた。300世帯ほどの私たちの村チョンクーも(少数民族)カレン族やビルマ共産党などの武装組織の攻撃を受けました。銃声はおぞましくも聞き慣れたものでした。政府は(兵士不足を補うため)村々に武器と弾薬を供給し、村人に自衛させたのです。そんな環境での鉄砲遊びでした。

 家族は大変貧しかった。田畑はなく、父は竹を素材に魚の日干し用マットを編み、漁師に売るのが生業でした。両親が賢明だったのは、貧しさの中で2人の息子を学校に通わせたことです。中学校からは(ミャンマー西部中心都市)パテインにしかなく、私が高校に入った時、弟は中学を休学し1年間実家に戻りました。余裕がなかったのです。大学は無理でした。弟が(将来家族を支えるため)軍士官学校に入ると、今度は私が実家に帰り、母や(まもなく喉頭がんで死去する)姉と一緒に小さな茶店を開いて弟の学業を支え続けました。

 弟はクラスでいつも2番か3番。1番ではなかった。高校時代はバレーボールと地図や絵を描くことに熱中しました。ミャンマーや世界の地図に都市などを細かく書き込んでいました。地図作りは、軍隊に入り実戦で役立ったようです。

 私たちは仏教徒です。来世の良き人生のために現世で懸命に奮闘しないといけません。父は母と結婚するまで3年間、仏僧でした。母の他界後は再び仏門に入りました。私たちはそんな父の息子です。他人に比べて欲は少なく、怒ることもめったにありません。

 弟が大統領になろうと野心を抱いたことはなく、大統領になるため人を攻撃したこともありません。弟は裕福になるため一生懸命働くのではなく、一食ごとの食事に満足するタイプの人間です。

 最後に日本人に感謝を伝えたい。戦争(第二次大戦)中、日本軍が私たちの村に来ました。今ではアジアでの日本軍の残虐行為を本などで読むことがありますが、英国の戦闘機の機銃掃射で太ももを負傷した私の女友達は日本の軍医の治療を受け、死なずに済みました。当時は天然痘が流行し全滅した村もある。軍医は私たちにもワクチンを接種してくれた。私の左腕にその痕が残っています。

6867チバQ:2014/12/25(木) 00:54:24
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141224/frn1412241528006-n1.htm
強まる習政権の「恐怖政治」 胡錦濤派“粛清” 有力者全滅の可能性も (1/2ページ)
2014.12.24


中国人民政治協商会議の開幕式に出席した習近平国家主席(上段右)と令計画氏(下段)=2013年3月(共同)【拡大】

 中国の習近平国家主席が「恐怖政治」を強めている。胡錦濤前国家主席の側近、令計画・人民政治協商会議副主席が「重大な規律違反の疑い」で共産党の取り調べを受けたのだ。習氏による腐敗撲滅運動の一環で、その標的は、江沢民元国家主席率いる「上海閥」から、胡氏が率いる中国共産主義青年団(共青団)出身者で構成する「団派」に移ったといえる。識者は「団派全滅もあり得る」と分析している。

 中国各紙は23日付で、令氏が規律違反の疑いで調査を受けていることを国営通信、新華社電を掲載して報じた。香港紙、東方日報は同日、令氏一家には計370億元(約7100億円)の預金があるほか、日本の京都に豪邸を所有していると報じた。

 令氏は山西省出身。共青団で政治活動を始めて胡氏と懇意になり、胡氏が2003年に国家主席になると、政権の大番頭役である秘書として絶大な権力を握った。ところが、12年3月、息子が北京市内でフェラーリに女友達を乗せたまま死亡事故を起こして左遷されていた。

 令氏の失脚には前兆があった。山西省政協副主席だった実兄の令政策氏は6月に拘束された。義兄の王健康・同省運城市副市長は8月から当局の調査対象になり、10月には弟の令完成氏も当局に身柄を拘束された。令氏の外堀はすでに埋められていた。

 共産党指導者が失脚すると、その取り巻きも罪を問われる。周永康前政治局常務委員の事件に絡み、すでに約500人が拘束されたといわれる。

 「月刊中国」の発行人である鳴霞(めいか)氏は「習氏は今後、団派に対する大規模な粛清を行う可能性がある。胡氏は大丈夫だろうが、団派の有力者が全滅することもあり得る」といい、こう続けた。

 「令氏の腐敗情報は以前から、米国の中華系ニュースサイトが報じていた。京都の豪邸の写真や不動産情報まで流れていた。そこには、令氏以外の共産党幹部の腐敗情報も出ている。習氏は独裁権力を強固にするため、強引な形で“政敵”を次々と失脚させている。先日、失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記の海外資産が没収された。令氏など団派の関係者は日本国内にもいる。日本の政財界に知己も多い。みんな戦々恐々としているのではないか」

6868とはずがたり:2014/12/25(木) 17:15:53
サンゴ密漁者たちは今、中国で国賊扱いされている
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141216-00766568-sspa-soci
週刊SPA! 12月16日(火)16時21分配信

9月頃より中国の赤サンゴ密漁船団が小笠原諸島近海に出現。中国当局は密漁黙認ともとれる静観の態度を示していたが、APEC後は一転、中国側も「断固たる措置」を表明。大きな外交問題にはならずに事件は一旦収束
 小笠原諸島近海に突如、出現した中国の大漁船団。赤サンゴの密漁を行う彼らの存在が報道されると、両国の政府間のつばぜり合いも激化した。しかし、このまま深刻な国際問題に発展するかと思われた矢先、中国側の方針転換もあり、事態は沈静化した。日本では、その後、この事件に関する続報はほとんど聞かれなくなったが、実は中国では思わぬ“その後”を迎えている。

「まさか帰国したら犯罪者、国賊扱いにされるなんて思ってもみなかった」

 こう語るのは小笠原諸島へ赤サンゴ密漁に参加したという劉鄭氏(仮名)。浙江省杭州出身の劉氏は、帰国後は当然、「日本の鼻をあかした男」という好待遇を得られると信じていたという。

「しかし、港に戻ると市民に囲まれて国の恥だとか罵りを受けました。逃げ帰ると家で待っていたのは杭州市の行政管理官ですぐに連行されたんです。結局、船も没収、3年の党員資格停止と漁業権剥奪を言い渡されて……」

 このような処置をとられたのは劉氏だけでない。福建省福州市の「愛国漁民」を自称していた朱光氏(仮名)も周囲からの猛烈な吊し上げにより、家族ぐるみで移住を余儀なくされたという。

「漁業権も船も没収され、赤サンゴ漁獲での換金も、一時停止される始末です。地元紙や会報誌で海賊野郎とか反共産党の鼠だの顔出しで書かれて生きていけない」

 中国では反日活動といえば、「愛国無罪」が半ばまかり通っていたイメージがあるが、なぜ今回に限り、このような事態になっているのか。密漁に関与した漁民たちが過酷な法的、社会的制裁を受ける理由を新華社通信福建支局員のT氏はこう説明する。

「密漁は反日感情を煽る意味で黙認という形を夏までは当局がとっていたんです。乱れがちな国内の結束を図る意味で必要な“ガス抜き”だった。ところが、11月のAPEC後に日中関係改善の模索をとった途端に法的処置も厳格化し、梯子を外したんですね。現在、党自ら火消しに躍起。これまで“活躍”していた反日扇動家もなりを潜めてしまっています」

 日中関係改善の動きの裏で、ここ数年、過激化していた反日運動が「なかったこと」にされる日も近いのかもしれない。

※12/16発売の週刊SPA!では「[2014お騒がせ事件]カオスなその後」という特集を掲載中!!

<取材・文/週刊SPA!編集部>

6869とはずがたり:2014/12/25(木) 19:06:14
国連とアメリカの動きに可成り神経質になってるのかな?

国連決議を意識?…北、不法入国の韓国人送還へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141225-OYT1T50089.html?from=y10
2014年12月25日 18時00分

 【ソウル=吉田敏行】韓国統一省は24日、北朝鮮に不法入国した韓国人男性(52)について、北朝鮮の朝鮮赤十字会が26日に板門店パンムンジョムで引き渡すと通知してきた、と発表した。

 北朝鮮は、国連が北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択したことに反発しており、人道的な配慮をアピールすることが狙いとみられる。

 ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の国営メディアは、男性が北朝鮮で暮らすことを希望したが、「人道的見地から説得し、両親が暮らす場所に送り返すことにした」と報じたという。

2014年12月25日 18時00分

6870チバQ:2014/12/25(木) 22:15:08
http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250032-n1.html
2014.12.25 20:17

「痴漢」告白の台湾学生指導者、出馬取りやめ

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 台湾で来年2月に行われる立法委員(国会議員に相当)補選で、「ヒマワリ学生運動」の指導者の一人、陳為廷氏(24)は25日、出馬を取りやめると発表した。台湾メディアが報じた。陳氏は痴漢で不起訴処分になった過去を告白、批判が高まっていた。(台北 田中靖人)

6871チバQ:2014/12/25(木) 22:32:52
http://mainichi.jp/select/news/20141226k0000m030110000c.html
中国:学校に「クリスマスいかなる活動もダメ」通知
毎日新聞 2014年12月25日 21時25分(最終更新 12月25日 21時38分)
 中国各地の学校に対し、クリスマス関連のイベント開催を禁じる通知が出ていることが25日、分かった。中国メディアが報じた。キリスト教や民主主義などの「西側の価値観」やソフトパワーの浸透に警戒を示す中国指導部の意向を受けた措置の可能性があるが、「神経質すぎる」と反発する声も上がっている。

 報道によると、キリスト教徒が多いことで知られる浙江省温州市の教育当局は、小中学校や幼稚園に「校内でクリスマスと関連のある、いかなる活動も行わない」よう求める通知を出した。(共同)

6872とはずがたり:2014/12/26(金) 16:11:50
少子化日本の大学も中国の留学生様々だけど学歴が欲しいと云うより自由主義社会に来たいって感じなのかも。。

韓国で学ぶ外国人留学生8.9万人 62%が中国人、全ての大学に在籍
フォーカス・アジア 2014年12月25日 23時04分 (2014年12月26日 16時02分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141225/Xinhua_05215.html

韓国法務部出入国外国人政策本部の統計によると、同国で学ぶ外国人留学生は11月末時点で8万9600人で、中国人が62%(5万5700人)を占めた。韓国・聯合ニュースの25日付の報道として、中国・環球網が同日伝えた。
中国人留学生が持つ査証(ビザ)の種類別では、留学ビザが3万9800人、韓国語研修ビザが1万5900人。韓国の全ての大学で中国人留学生が学んでいるという。
留学生のうち、中国人に次いで多いのはベトナム人。以下、モンゴル人、日本人、米国人、インドネシア人といった順だった。
(編集翻訳 恩田有紀)

6873チバQ:2014/12/27(土) 22:17:39
http://www.sankei.com/world/news/141226/wor1412260026-n1.html
2014.12.26 14:57

「痴漢」告白の学生リーダーに続き「天安門」指導者が出馬見送り 台湾補選

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 台湾で来年2月に行われる立法委員(国会議員に相当)補選で、中国の天安門事件の指導者の一人、ウアルカイシ氏(46)が26日、立候補を取りやめると発表した。準備期間が短いことなどを理由に挙げ、2016年の立法委員選には出馬するとしている。

 補選をめぐっては、痴漢で起訴猶予処分になった過去を告白した「ヒマワリ学生運動」のリーダーが25日夜、出馬を取り消したばかり。(台北 田中靖人)

6874チバQ:2014/12/27(土) 22:21:05
http://www.sankei.com/world/news/141226/wor1412260013-n1.html
2014.12.26 10:23

台湾・民進党、総統選へ着々 「地方が中央を包囲する」台北市長「92年コンセンサス」に反発

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(1/2ページ)

台湾の22県・市長ポスト
 【台北=田中靖人】台湾の統一地方選で当選した自治体の首長や議員ら約1万1千人が25日、一斉に就任した。全22県・市のうち野党、民主進歩党が首長ポストを握る自治体は改選前の6から13に倍増し、2016年の総統選に向けて民進党の発言力が増すのは確実だ。中台関係をはじめとする政策論争にも、新たな変化が生まれている。

 「なぜ22年前の合意を今日の議論の基礎にしなければならないのか」

 台北市の柯文哲新市長は23日、中央通信社の取材にこう述べ、中国国民党の馬英九政権が08年の発足以降、中国との交流の基礎としてきた中台間の「92年コンセンサス(合意)」に疑問を投げかけた。

 対中政策を主管する行政院(内閣に相当)大陸委員会の王郁●主任委員は24日、「地方の首長は両岸(中台)政策について論評する必要はない」と不快感を表明。すると、柯氏は「新たな時代には新たな思考がある。どの国を代表して発言しているのか」と述べて反論した。

 民進党は「一つの中国」を前提とする92年合意を認めておらず、中国側は統一地方選で同党が大勝した後も、合意が中台関係の「基礎」だとして受け入れを迫ってきた。柯氏は無所属ながら民進党の支援を受けて当選しており、同党寄りの自由時報は25日付社説で、「首都の市長の模範であり、選挙の投票の意義(の表れ)だ」と評価した。

 総人口の6割以上が「施政下」に入った形となった民進党では20日、選挙で勝利した県・市長13人が集まり、党中央と政策を調整する「連合統治会議」を設置。会議を主催した蔡英文主席(党首)は「国民党の首長の参加も歓迎する」と余裕さえ示した。民進党は16年の政権奪還に向け、「地方が中央を包囲する」との方針で、対中政策をめぐる立法院(国会)での議論でも、強気の姿勢で臨むことが予想される。

 ただ、12年の総統選で民進党は対中政策を不安視されて敗北したこともあり、大幅な方針変更は難しいとの見方も根強い。中国だけでなく日米などとの関係悪化も招きかねず、呉★燮秘書長(幹事長)は今月上旬、ワシントンで「台湾の現状を尊重する」と述べて懸念払拭に努めた。



【用語解説】92年コンセンサス

 中国共産党と国民党の内戦で1949年に分断後、中国と台湾が相互の交流に向けて92年、香港での協議で達した合意。互いの主権は認めないが「一つの中国」を認めつつ、解釈は各自に委ねるとの内容。文書などは存在せず、統一を目指す中国と現状維持を志向する台湾で解釈の重点は異なる。馬英九政権は双方の解釈にあいまいな点があるため弾力的な交流が可能になると強調している。(共同)

●=王へんに奇

★=金へんにりっとう

6875チバQ:2014/12/27(土) 22:26:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700212
ヤンゴンで60年ぶり地方選=有権者は各世帯1人−ミャンマー



27日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで、60年ぶりの地方選で投票する市民ら(AFP=時事)
 【ヤンゴンAFP=時事】ミャンマー最大都市ヤンゴンで27日、地方政府に当たる市開発委員会の選挙が行われた。同市での地方選は約60年ぶり。2015年秋に総選挙を控え、民主化の進展度合いを測る選挙として注目されている。
 ヤンゴンでは家賃高騰、交通事情の悪化、貧弱な公衆衛生などに住民の不満が強く、選挙は数少ない意見表明の機会となる。ただ、投票できるのは各世帯1人に限定され、人口数百万のうち有権者は40万人程度にとどまる。
 選挙では政党の参加が禁じられるなど厳しい立候補要件が課されたが、実業家、元公務員、活動家ら300人弱が立候補し、開発委の115ポストを争った。政治家が有権者に政見を訴える習慣がないため、静かな選挙戦に終始した。
 市民の1人は、AFP通信に「60年ぶりの選挙だから、大きな期待を抱くのは難しい」と語る。別の市民は投票後、「候補者のことは何も知らない。投票の時に初めて名前を知った」としながらも、「投票することで、何か大きな変化が起きてほしい」と期待を示した。(2014/12/27-19:39)

6876チバQ:2014/12/27(土) 22:26:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700212
ヤンゴンで60年ぶり地方選=有権者は各世帯1人−ミャンマー



27日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで、60年ぶりの地方選で投票する市民ら(AFP=時事)
 【ヤンゴンAFP=時事】ミャンマー最大都市ヤンゴンで27日、地方政府に当たる市開発委員会の選挙が行われた。同市での地方選は約60年ぶり。2015年秋に総選挙を控え、民主化の進展度合いを測る選挙として注目されている。
 ヤンゴンでは家賃高騰、交通事情の悪化、貧弱な公衆衛生などに住民の不満が強く、選挙は数少ない意見表明の機会となる。ただ、投票できるのは各世帯1人に限定され、人口数百万のうち有権者は40万人程度にとどまる。
 選挙では政党の参加が禁じられるなど厳しい立候補要件が課されたが、実業家、元公務員、活動家ら300人弱が立候補し、開発委の115ポストを争った。政治家が有権者に政見を訴える習慣がないため、静かな選挙戦に終始した。
 市民の1人は、AFP通信に「60年ぶりの選挙だから、大きな期待を抱くのは難しい」と語る。別の市民は投票後、「候補者のことは何も知らない。投票の時に初めて名前を知った」としながらも、「投票することで、何か大きな変化が起きてほしい」と期待を示した。(2014/12/27-19:39)

6877chibaQ:2014/12/30(火) 12:35:49
http://mainichi.jp/select/news/20141227k0000e030170000c.html

スマトラ大地震10年:復興需要で違法伐採加速

毎日新聞 2014年12月27日 11時06分(最終更新 12月27日 12時49分)


◇年に東京ドーム6800個分、森林喪失で洪水頻発

 2004年のスマトラ沖大地震による津波被害は、インドネシア北西部アチェ州に大規模な森林破壊をもたらした。津波による直接の被害ではなく、復興需要で違法伐採を加速させたためだ。環境保護団体によると、需要が一段落した今も合法的な伐採を含め毎年、東京ドーム6800個分の森林が失われているという。森を失った山では洪水や土砂崩れが頻発し、住民の暮らしが脅かされている。【バンダアチェ(インドネシア・アチェ州)で平野光芳】



アチェ州

アチェ州


拡大写真

 「津波で家も仕事も失い、伐採に手を染めるしかなかった。後悔している」。アチェの州都バンダアチェで被災したレイナル・アルディアンシャさん(33)が明かした。

 自動車整備工だったが職場も流され、支援団体から支給される月30万ルピア(約3000円)だけが頼りだった。「もうかる仕事がある」。誘われたのが森林の違法伐採だった。

 アチェでは住宅約12万戸が全壊。復興支援に当たった国内外の政府や機関は当時、森林破壊を防ぐため「被災地以外で合法的に伐採された木を使う」と誓約した。

 しかし、木材価格が高騰したため、違法に伐採する人が続出。レイナルさんも06年、バンダアチェから約60キロ離れた山に入り、チェーンソーで1日10本ほどの木を切り倒した。ブローカーが買い取り、多い時で1日10万ルピア(約1000円)の稼ぎになった。「飛ぶように売れた。警察が取り締まりに来たが、走って逃げた」

 レイナルさんが伐採をやめたのは08年。環境悪化を肌で感じたためだ。「木がなくなった山は気温が異常に上がった。井戸が枯れて水の確保にも苦労し、自分のやっていることが怖くなった」。違法伐採をしていた仲間と今は畑を耕し、イモの一種キャッサバやニンニクを育てて生計を立てる。

 環境保護団体「フォレスト・ウオッチ・インドネシア」の分析では、復興需要は終わったが、アチェでは年間、東京ドーム約6800個分に相当する約3万1800ヘクタールの森林が失われている。そのうち数割が違法とみられ、関係者によると、近年は農場の拡張や鉱物資源開発など目的が多様化しているという。


 バンダアチェから車で約1時間の山間部。道路沿いの至る所で土砂崩れが起き、一部が道をふさぐ。男がバイクのサイドカーに材木を載せて悠然と道を走っていた。カメラを向けると「違法伐採だけど文句あるか。ぶっ殺すぞ」と脅された。近くに警察や軍もいたが、男のことは見て見ぬふりだった。自宅脇の斜面が崩れたバハルディンさん(58)は「違法伐採者を行政に通報したこともあるが、反応が悪い」と、あきらめ顔で話した。

6878チバQ:2014/12/30(火) 12:42:28
http://mainichi.jp/select/news/20141229k0000m030103000c.html

台湾:元副総統ハンスト始める 「陳氏刑務所外」求め

毎日新聞 2014年12月28日 22時51分


 【台北・鈴木玲子】台湾野党・民進党の呂秀蓮元副総統(70)は28日、馬英九政権に対し、総統在任中の収賄事件などで有罪判決を受けて服役している同党の陳水扁(ちん・すいへん)前総統(63)の刑務所外治療を認めるよう訴え、総統府近くの公園でハンガーストライキを始めた。


 11月の統一地方選で与党・国民党の大敗により馬政権が打撃を受ける中、陳氏側の「自宅での病気治療」の申請を却下してきた法務部(法務省)は今月16日、陳氏側の再申請に基づき、病状を鑑定する医療チームを新設した。メンバー15人のうち7人は陳氏側が推薦した医師。チームは22日から鑑定を始めた。

 陳氏は2012年には重度のうつ病などと診断された。ハンスト開始前、呂氏は「(陳氏の)症状は悪化し生命の危険さえある。衰えた姿は台湾民衆の感情を傷つけ、政党間対立を深めている」と訴えた。

6879名無しさん:2014/12/30(火) 12:48:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3035102
ネパール、「反女性」の新憲法草案に批判

2014年12月24日 17:52 発信地:カトマンズ/ネパール

【12月24日 AFP】ネパール人のシングルマザー、ディープティ・グルンさん(40)はこれまで長い間、10代の娘2人の国籍を取得しようと悪戦苦闘してきた。グルンさんの娘は2人ともネパール生まれだが、幼少の頃に両親が離婚し、母親に育てられた。

 少なくとも現在は、法律がグルンさんを味方している。だがネパールの制憲議会は新憲法草案で、ひとり親家庭の子どもが親の国籍を引き継ぐのを禁止することを提案しており、これが人権活動家の怒りを買っている。

 グルンさんは「自分の国で難民になるようなものだ。女性に対する扱いといえば、父親の書類を要求して尋問し、拷問にかけ、苦しめることばかり。男親が子どもの市民権を申請すると、何の質問もされないのに」と訴えた。

 人権活動家は、新法案が可決されれば100万人の子どもが無国籍状態になる可能性があると指摘する。ネパールではひとり親家庭の大半が母子家庭のため、女性が圧倒的に影響を受けることになる。

 新法案では子どもの国籍取得の要件として、両親がともにネパール人であることを定めている。これは両親のいずれかがネパール人である場合、その子どもには国籍取得の資格があるとした2006年の市民権法を覆すことになる。

 女性への法的支援を行う非政府組織(NGO)「女性・法・開発のフォーラム(Forum for Women, Law and Development、FWLD)」のサビン・マルミ(Subin Mulmi)氏は「文言上は、男性と女性が同じように制約を受けるようにみえる。だがシングルマザーを差別するために、保守的な官僚たちが条項を悪用する余地がある」と話した。

 ネパールで生まれ育ったアルジュン・クマル・サーさん(25)はネパール人の母親とインド人の父親を持ち、理論上は市民権を有している。だが申請は未だに受理されておらず、そのために仕事に就けない状態が続いている。サーさんは歴史的に差別を受けてきた少数民族マデシ(Madhesi)の出身という。(c)AFP/Paavan MATHEMA

6880チバQ:2015/01/04(日) 05:30:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2015010300130
タイの新憲法起草

 タイの新憲法起草 昨年5月のクーデター後に公布された暫定憲法などによると、新憲法案の取りまとめに当たる憲法起草委員会(CDC)は、軍政の国家平和秩序評議会(NCPO、議長・プラユット暫定首相)などが人選した36人の委員で構成。草案は4月中旬に国家改革評議会(NRC)、NCPO、内閣に提出される見通し。
 NRC、NCPO、内閣はCDCに草案の修正を求めることができ、CDCは7月下旬までに最終草案をまとめ、NRCは8月上旬までに草案の可否を議決する予定。可決されれば秋にも国王の承認を経て新憲法が制定され、民政復帰のため総選挙を実施する。草案が否決された場合は起草作業は一からやり直しとなり、総選挙も大幅にずれ込むことになる。(バンコク時事)(2015/01/03-15:30)

6881チバQ:2015/01/04(日) 05:32:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2015010100034
上海観光地で転倒事故、36人死亡=新年祝う人々犠牲に−習主席、迅速な調査指示

1日、中国・上海で起きた大規模転倒事故の現場(AFP=時事)
 【上海時事】中国上海市の観光地・外灘(バンド)で12月31日午後11時35分(日本時間1日午前0時35分)ごろ、大規模な転倒事故が起き、36人が死亡、49人が負傷した。けが人のうち、10人が重傷。上海市当局が発表した。

上海の日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたという情報はない。
 事故を受けて、習近平国家主席は1日、負傷者の手当てと迅速な調査、安全対策に全力を挙げるよう関係部署に指示した。
 事故が発生したのは外灘の陳毅広場。当時、外灘には新年を祝うため、多数の市民らが詰め掛けていた。集まった人数は30万人に達していたと推計する報道もある。
 目撃者らによると、高台にある遊歩道と広場を結ぶ階段で下りようとする人と、上がろうとする人が衝突。上にいた一部の人が転び、下の人も次々に折り重なるように転倒した。
 上海ではここ数年、大みそかに陳毅広場周辺で年越しのライティングショーが行われてきた。今回は会場を外灘の別の場所に移したが、これが周知されず、人々が広場に殺到したもようだ。一部中国メディアは、ショーが始まらないため、遊歩道にいた人が広場に下りようとして、混乱が生じたと報じている。
 一方、イベントがなかったため、動員された警察力は十分でなく、制御が効かない状態だった。
 上海市が身元が判明したとして発表した35人の犠牲者リストによると、亡くなったのは10代と20代がほとんど。中には12歳の男児もいた。また約7割は女性だった。報道によると、犠牲者には台湾とマレーシアの女性各1人も含まれていた。
 事故の際に、近くのビルからドル紙幣に似たバーのクーポン券がばらまかれた。これをきっかけに混乱が起きたとの情報があり、警察が調べたが、事故とは無関係であることが分かった。
 上海市当局は事故対策本部を設置。原因の解明を急いでいる。事故を受け、上海市の新年行事は大部分中止が決まった。(2015/01/02-23:31)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015010300179
上海市当局に批判噴出=人出予想誤り、警備手薄−転倒事故

 【上海時事】多数の死傷者を出した上海市・外灘(バンド)での大規模転倒事故をめぐって、中国メディアから上海市当局の対応に批判が噴出している。人出予想を誤り、警備態勢が手薄だったことなどについてで、メディアが当局批判を避ける傾向が強い中国では、異例の報道だ。

〔写真特集〕中国・上海で転倒事故〜36人が死亡〜

 国営新華社通信(電子版)は「事故の具体的な原因はまだ発表されていないが、関連管理部門が批判を免れるのは難しい」と指摘した。問題とされているのは、30万人ともいわれる大勢の人が集まった外灘で、警備に当たっていた警官らがたった1000人程度とされることだ。
 同記事は「関係部門は事故が起こる可能性を事前に考えなかったようだ」という専門家の言葉を引用して、公安局などの対応の甘さを問題視した。
 インターネットサービス大手の騰訊(テンセント)のニュースサイトも多くの人出が予想されるのに通行規制などを行わなかったことを「安全リスクのコントロール力不足を示した」と痛罵した。
 事故の背景には、例年、現場周辺で行われていた年越しのライティングショーの場所が今回、変更されていたにもかかわらず、人々がこれを知らずに集まったことがある。公安局はイベントがないので、警備態勢を格下げしたと主張している。
 これについて、中国青年報は、大みそかの6日前まで外灘でのショーをやめるかどうか決まっていなかったと指摘。「メディアがショーの中止を報じたというが、多数の若者は知らなかった」と書き、当局の広報不足を批判した。(2015/01/03-20:19)

6882チバQ:2015/01/04(日) 05:42:28
http://www.sankei.com/world/news/150103/wor1501030018-n1.html
2015.1.3 19:20
【上海将棋倒し】
死者数は「神秘的な数字」 上海市当局が報道規制か…地元メディアに原因めぐる批判を禁止

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外灘の転倒事故で死んだ息子の遺影を抱いて泣き悲しむ女性ら=2日夕、上海(ロイター)
 【上海=河崎真澄】中国上海市で36人が死亡した転倒事故で、米国の中国語ニュースサイト博訊新聞網は3日までに、上海市の共産党委員会宣伝部が地元メディアに対し、事故原因について党や政府を批判する報道を行わないよう緊急通達を行ったと報じた。

 新華社電などの記事を転載し、現場写真掲載や独自報道は行わないよう規制したという。ネット上では警備態勢の不備を批判する声が相次いでいる。米サイトの報道が事実なら、当局批判の拡大が幹部らの責任問題に発展しないよう、手を打ったものとみられる。

 同サイトはまた、中国で起きた過去のさまざまな事故の死者数が「35人」を大きく超えない範囲で当局が発表してきた点を挙げ、今回も「神秘的な数字が再現された」と指摘。死者数の発表に何らかの政治的な意図が働いている可能性を示唆した。2011年に浙江省温州市で起きた高速鉄道列車の追突事故では、一部の車両が高架から落下したにもかかわらず、死者数は40人と発表されている。

 将棋倒し事故をめぐって地元メディアは、医療関係者らの懸命の活動や、負傷者を助けた現場での市民らの行動を伝える報道がほとんどで、事故の原因についての追及はあいまいだ。

6883チバQ:2015/01/04(日) 05:46:27
http://www.sankei.com/world/news/141231/wor1412310040-n1.html
2014.12.31 18:50

200人以上がこん棒、刃物振り回す モンゴル族×漢族生徒が集団乱闘 中国の中学校で民族対立

 米政府系放送局ラジオ自由アジアは31日までに、中国内モンゴル自治区包頭市の中学校で28日夜、モンゴル族と漢族の生徒間で集団乱闘があり、数十人がけがをしたと報じた。

 200人以上の生徒がこん棒や刃物を持って教室棟内の生徒や教師を取り囲んだため、特殊警察部隊が29日未明に出動して事態を抑えた。

 同級生同士のけんかが発端で、集団乱闘に発展したという。同校は自治区内でも少数民族であるモンゴル族が主に学んでおり、包頭市で唯一、モンゴル語と中国語で授業を行っている。

(共同)

6884チバQ:2015/01/04(日) 05:48:29
http://www.sankei.com/world/news/150101/wor1501010025-n1.html
2015.1.1 17:29
【上海将棋倒し】
死者36人に 響く悲鳴、「下がれ!」の叫び声ばかり… 救助路さえなく、警備態勢に不備か

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(1/2ページ)

多数の死傷者が出た中国上海市の外灘(バンド)で花を手向ける女性。警備担当者の指示で、現場から離れた場所での献花が余儀なくされた=1日(河崎真澄撮影)
 【上海=河崎真澄】中国上海市で元日の新年カウントダウンのため数万人が集まった観光名所、外灘(バンド)で起きた大規模な転倒事故で1日夕、重傷を負って病院に運ばれた1人の死亡が確認され、死者数は36人になった。負傷者47人が病院で治療を受けているが、13人は重傷という。

 インターネット上で1日夕に公開された事故当時とされる動画によると、大通りに面した外灘の陳毅広場から、市内を流れる黄浦江沿いの高台の遊歩道に上がってカウントダウンを見ようとする群衆が殺到。身動きが取れなくなった状況であちこちから悲鳴が聞こえ始め、階段で数人が倒れ込んだのをきっかけに、将棋倒しが広がったようだ。

 警官など警備関係者の姿も数人みえるが、ほとんど人の流れを整理したり、制限したりしておらず、混乱が続いていた。

 「往後退(下がれ)!」と叫ぶ声ばかりが響き、倒れ込んだ人を助け出す通路さえ確保できない状況が少なくとも30分は続いた。

米ドル金券ばらまきとの関連は…

 華僑向け通信社、中国新聞社電によると、事故直前に将棋倒しの現場近くの建物の3階から米ドル紙幣に似せた金券をばらまいた人物がおり、それを拾おうとして観光客らが集まって騒ぎになったとの目撃情報を伝えたが、将棋倒し事故発生との関連性は不明だ。

 一夜明けた事故現場では1日、花を手向ける人らが訪れたが、警備担当者らは将棋倒しが発生した階段付近ではなく、階段を見下ろす位置にある陳毅上海市元市長の像に向けて献花するように指示しており、ちぐはぐな光景がみられた。

 路上には多数の警察車両が並び、警官らも事故現場付近にいたが、1日も多数集まった観光客らの安全を図るでもなく、たむろして雑談する光景が目撃されている。大みそかのカウントダウン時の警備態勢が十分でなかった可能性がある。

6885チバQ:2015/01/04(日) 05:48:59
http://www.sankei.com/world/news/150101/wor1501010029-n1.html
2015.1.1 20:26

韓国次期大統領に、潘国連事務総長が1番人気 野党候補ら寄せ付けず

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潘基文国連事務総長(共同)
 韓国紙2紙は1日付で、2017年末の韓国大統領選の候補として国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が1番人気とのそれぞれの世論調査結果を掲載した。潘氏はかねて候補に取り沙汰されているが、あらためて人気の高さが示された。

 ソウル新聞と世論調査機関による12月末の調査では38.7%が潘氏を選び、9.8%で2位だった野党新政治民主連合の国会議員、文在寅氏に大差をつけた。同紙は昨年元日付でも潘氏がトップとの調査結果を掲載。当時の支持率は19.7%だった。

 京郷新聞の12月末の調査でも潘氏が24.4%で首位。2位は12%の朴元淳ソウル市長だった。

 潘氏は07年に事務総長に就任。16年12月に2期目の任期が終わる。(共同)

6886チバQ:2015/01/04(日) 05:49:35
http://www.sankei.com/world/news/141231/wor1412310044-n1.html
2014.12.31 20:01
【胡錦濤氏側近失脚】
解任発表 党ポスト外れる

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 31日の中国国営新華社通信によると、中国共産党は、胡錦濤前国家主席の元側近で、重大な規律違反の疑いで調査を受けている令計画・人民政治協商会議副主席を、兼務する党統一戦線工作部長から解任し、後任に孫春蘭・天津市党委員会書記を充てることを決定した。

 令氏の解任は一部国内メディアが伝えていたが、国営メディアを通じて正式に発表した。令氏は党の幹部ポストを外されたことで、刑事責任を含めた厳しい処分を受ける可能性がある。

 孫氏は指導部を構成する党政治局員の一人で、令氏と同様に胡氏の出身母体、共産主義青年団(共青団)で地方幹部を務めたこともある。(共同)

6887チバQ:2015/01/04(日) 05:50:09
http://www.sankei.com/world/news/141231/wor1412310050-n1.html
2014.12.31 21:57

新疆ナンバー2にザキル氏 主席代行に就任





 中国新疆ウイグル自治区人民代表大会(議会)の常務委員会は31日、同自治区ナンバー2のヌル・ベクリ主席が退任し、ショハラト・ザキル同常務委員会主任が主席代行に就くことを決めた。同自治区の公式ニュースサイト「天山網」が伝えた。

 ザキル氏は2015年3月までに開かれる同自治区人民代表大会を経て、主席に就任する見通し。

 ザキル氏はウイグル族で共産党員。同自治区のトップは、張春賢・共産党委員会書記。(共同)

6888チバQ:2015/01/04(日) 05:52:02
http://www.sankei.com/world/news/150103/wor1501030001-n1.html
2015.1.3 06:00
【北朝鮮展望】
対話か挑発か 強硬派「朝鮮人民軍」の動向挟み 微妙な「金正恩路線」の行方

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(1/2ページ)

平壌の食品工場を視察した金正恩第1書記(ロイター)
 2015年、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は国際社会に対し、どんな外交攻勢を仕掛けてくるのか。ミサイル発射などの強硬路線で挑発してくる可能性はないのか。北朝鮮情勢を展望してみる。

 北朝鮮最大の政治日程は、10月10日の朝鮮労働党創建記念日だ。今年で70周年を迎える。金日成(キム・イルソン)時代の1980年10月10日に行われて以来となる第7回党大会を開催し、金正恩第1書記を中心とした唯一指導体制の確立を内外に宣言する可能性が取り沙汰されている。

 金正日(キム・ジョンイル)総書記が2011年12月に死去した後、政権を引き継いだ金第1書記の政治・経済・外交政策は、この創建70周年に照準を合わせ、執り行われてきたとみられている。

 韓国メディアによると、慶南大学極東問題研究所の「2015年朝鮮半島情勢報告書」では、「金日成時代の主席制、金正日時代の国防委員長体制のように、金正恩時代にふさわしい新たな権力構造を打ち出す可能性がある」との見方を示している。

 また、金日成時代の主体思想、金正日時代の先軍思想のような、金正恩時代の思想体系も明らかになる可能性があるとみている。

 今年はこのほか、金正恩氏が体制発足後初めて外国を訪問するかどうかも焦点だ。創建70周年の今年こそ、初外遊を敢行し、初の首脳会談に臨むとみる専門家は多い。初の首脳会談の相手候補として下馬評に上っているのが、ロシアのプーチン大統領である。

 ロシアはウクライナ問題などで国際社会の経済制裁下にあり、北朝鮮と境遇が似ている。金正恩政権による核実験強行と親中派、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の処刑により中朝関係が悪化した状況が続く現在、米欧を牽制(けんせい)するための北朝鮮の提携先としてはロシアほど最適な国家はない。

 また、飛行機嫌いのためわざわざ列車でロシアを訪問した金正日氏とは異なり、金第1書記には専用機があり、短期間の訪問日程が組める。

 昨年11月には最側近の崔竜海(チェ・リョンヘ)党政治局常務委員がロシアを訪れ、プーチン大統領と会談しているが、金第1書記の訪露に向けた準備だったとも報じられている。

 同時に、金正恩政権が経済制裁の緩和などを求め、米国や韓国、日本に対話攻勢を仕掛けてくる可能性もある。10月10日の創建記念日に向けて、金第1書記は経済面で成果を挙げ、少なくとも指導層や平壌など主要都市の住民に恩恵を施さなければならない。

 しかし、これまでの北朝鮮同様、こうしたソフト路線が朝鮮人民軍などの強硬派の反発を招いた場合、金正恩政権が突如、国際社会への挑発路線に転じる事態もありうる。

 10月10日の創建70周年前後に、“祝砲”として、長距離ミサイルの発射や4回目の核実験を電撃的に行う可能性も指摘されている。(ソウル 藤本欣也)

6889チバQ:2015/01/04(日) 06:05:15
http://www.asahi.com/articles/ASGDZ554ZGDZUHBI011.html
総選挙不参加も、スーチー氏示唆 政権との対話、停滞で
ヤンゴン=五十嵐誠2014年12月31日00時20分
 ミャンマーの最大野党党首アウンサンスーチー氏は30日、旧首都ヤンゴンで記者会見し、テインセイン政権を強く批判した。軍事政権が定めた現憲法の改正に向けた対話に大統領が応じる気配を見せないためで、来年の総選挙に参加しない可能性にまで言及した。

 党首を務める国民民主連盟(NLD)本部であった記者会見で、テインセイン政権のこれまでの成果を聞かれ、スーチー氏は「答えるのが難しい。思いつかない」と語った。

 テインセイン氏のもとでミャンマーが初めて東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めた今年をどう総括するかについても、「大半の国民は生活が良くなったとは感じておらず、今年が名誉な年だったとは言えない」と述べた。

6890チバQ:2015/01/05(月) 00:04:53
http://www.sankei.com/world/news/150104/wor1501040036-n1.html
2015.1.4 22:33

中国共産党、南京市トップを調査 「重大な規律違反」 周永康氏の親族に便宜か? 





 中国共産党中央規律検査委員会は4日、江蘇省南京市トップの楊衛沢・共産党委員会書記(52)を重大な規律違反の疑いで調査していると発表した。詳細は不明だが、汚職関連の調査の可能性がある。

 米国の中国語ニュースサイトは昨年秋、収賄などで逮捕が決まった元最高幹部の周永康氏の汚職疑惑と関連して、楊氏が調査を受けていると報じていた。楊氏が周氏の出身地である同省無錫市のトップを務めていた際、周氏の親族のために利益を図ったとしていた。

 南京市をめぐっては昨年、収賄罪で同市長だった季建業被告が起訴された。中国は反腐敗の取り組みを強化しており、中央や地方の幹部が次々と摘発されている。(共同)

6891チバQ:2015/01/05(月) 00:22:54
http://www.sankei.com/world/news/150104/wor1501040036-n1.html
2015.1.4 22:33

中国共産党、南京市トップを調査 「重大な規律違反」 周永康氏の親族に便宜か? 





 中国共産党中央規律検査委員会は4日、江蘇省南京市トップの楊衛沢・共産党委員会書記(52)を重大な規律違反の疑いで調査していると発表した。詳細は不明だが、汚職関連の調査の可能性がある。

 米国の中国語ニュースサイトは昨年秋、収賄などで逮捕が決まった元最高幹部の周永康氏の汚職疑惑と関連して、楊氏が調査を受けていると報じていた。楊氏が周氏の出身地である同省無錫市のトップを務めていた際、周氏の親族のために利益を図ったとしていた。

 南京市をめぐっては昨年、収賄罪で同市長だった季建業被告が起訴された。中国は反腐敗の取り組みを強化しており、中央や地方の幹部が次々と摘発されている。(共同)

6892チバQ:2015/01/05(月) 00:27:26
http://www.sankei.com/economy/news/150104/ecn1501040007-n1.html
2015.1.4 18:11

ハノイに日本支援の「ニャッタン橋」完成 空港ビルも インフラ輸出の「橋頭堡」に 

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ベトナムのハノイで、ニャッタン橋のネームプレートの除幕をするグエン・シン・フン国会議長(右から2人目)と太田国交相(左から2人目)ら=4日(共同)
 【ハノイ=森田晶宏】ベトナムの首都ハノイで4日、空の表玄関であるノイバイ国際空港の「第2旅客ターミナルビル」と、同空港とハノイ中心街のアクセスを改善する大型の道路橋「ニャッタン橋(日越友好橋)」の完成式典がそれぞれ開かれた。

 両事業は日本が計1千億円超の円借款を供与、官民連携のインフラ輸出の「橋頭堡(きょうとうほ)」として注目される。式典には日本からも太田昭宏国土交通相が出席した。

 第2旅客ターミナルビルは、急増する旅客需要に対応するために新設され、大成建設などが施工し、すでに昨年末に開業した。

 ニャッタン橋はホン川(紅河)にかかり、全長3755メートル。複数の塔から斜めに張ったケーブルを橋桁につないで支える「斜張橋」部分の長さは東南アジア最大の1500メートルに達する。IHIインフラシステムや三井住友建設が工事を手掛けた。

 式典終了後、太田国交相は「ベトナムの発展にとって画期的だ。日本との協力関係を強化し、戦略的なパートナーシップを増進するために努めたい」と述べた。

6893チバQ:2015/01/05(月) 00:36:37
http://www.sankei.com/world/news/150104/wor1501040002-n1.html
2015.1.4 12:00
【鼓動2014】
台湾「初の世界遺産登録」目指す国共内戦最前線「金門島」 沸き上がる議論「また文化財保護か、あっちの中国アモイには何でもあるのに」

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海岸沿いの岩山を開削した「てき山坑道」。現在は海の出入り口がふさがれ、静かに水をたたえている
 中国大陸に最も近い台湾の金門島で、世界遺産への登録を目指す動きが進んでいる。冷戦期に国共内戦の最前線として要塞化された金門島は緊張緩和後、急速に対岸の中国・アモイとの接近が進んだ。実現すれば台湾で初めてとなる登録に向けた動きの中で、開発と文化財保護をめぐるせめぎ合いが起きていた。(台湾・金門島 田中靖人、写真も)

 「撃て。ダーン。わははは」

 海岸の岩山をくり抜いた地下ドック「てき山坑道」の入り口で、中国人観光客が展示の対空砲に群がり歓声を上げていた。坑道は、約48万発の砲弾が降り注いだ1958年の第2次台湾海峡危機を受けて開削された。砲火を避けて物資を陸揚げする役割を担った約400メートルの坑道は今、青い電灯で照らされクラシック音楽が流れる。初老の中国人男性は「きれいだ。歴史が残した遺産だな」とつぶやいた。

 高層ビルが並ぶ対岸の中国福建省アモイとは対照的に、金門島の平地にはコーリャン畑が広がる。中国から手軽に行ける観光地として人気が高まるなか、来年1月には到着後に取得できるビザも解禁され往来がさらに便利になる。今年6月には、アモイまで約4キロの小島2つが軍から金門県政府(県庁)に移管され、来年7月から観光地として開放されることが決まった。

 金門島を世界遺産に登録する動きが浮上したのは、陳水扁政権(00〜08年)下だ。「台湾」名義での国連加盟を進めた陳政権が、国際的な地位向上策の一環として目を付けた。行政院文化部(文部科学省に相当)の前進組織が03年、金門島や阿里山など12カ所を申請「候補地」に選定。その後、18カ所に増えた候補地のうち、金門島は「戦地文化」をテーマに、最も準備が進んでいるとされる。

 世界遺産条約に加盟していない台湾からの申請には、中国当局の「協力」が必要とみられるが、県政府文化局の李錫隆局長は「金門は文化的にも中国に近い。自信はある」と話す。

 金門島は中国福建省を由来とする「びん南文化」圏に属し、台湾本島と異なり日本による統治も受けなかった。戦後も1992年まで「戦地」として厳しい建築規制が敷かれたため、明・清朝時代の伝統家屋が数多く残る。

 地元の金門大学は伝統文化を中心とした世界遺産申請を推進している。同大の林美吟准教授は「島には、中国の文化大革命と台湾の経済成長の双方を逃れた、生きたびん南文化が残っている」と文化的価値の高さを強調した。同大では、住民が主体となった文化財保護の手法を学ぶため、岐阜県の「白川郷」との交流を進めているという。

 ただ、島内の全域に残された軍事施設こそ中台間の「平和の象徴」として世界遺産にふさわしいとの声もあり、登録すべき「遺産」は何なのかについては論争がある。行政院文化部は「登録」自体を優先する方針で、伝統文化と軍事施設の「どちらでも構わない」(文化資産局)という姿勢だ。

 冷戦終結直後まで続いた開発規制が解けて約20年。文化財保護のために再び開発が制限されることへの反発もある。李沃士県長(県知事)は、アモイ同様のカジノ誘致を念頭に、「アジア最大級」の免税店や高級ホテルの建設など大規模開発を進めてきた。中国人観光客が目当てだが、「あっち(アモイ)には何でもあるのに、こっち(金門)には何もない」(タクシー運転手)という住民感情も開発を後押ししたようだ。

 投資を見越して土地買い占めの動きもある。島の南東部に廃虚となって残る軍の劇場では、50年に農地を接収された人物の息子、陳晩開氏(63)が県政府を相手取って土地の返還訴訟を起こしている。陳氏は「劇場を保存するか取り壊して開発するかは一族で話し合って決めるが、世界遺産には何の関心もない」と話した。

    ◇

 金門島 日本の小豆島ほどの広さ(約150平方キロ)で、付近の島も合わせた金門県の人口は約12万7千人。台北から約320キロ、飛行機でも約70分かかるが、中国福建省アモイまでは十数キロと近く、1日22便の客船が約1時間で両岸を結ぶ。金門島とアモイの間では2001年の「小三通」以降、人とモノの交流が順次解禁されてきた。

6894チバQ:2015/01/05(月) 21:52:52
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030121000c.html
韓国:「文書内容は虚偽」 大統領元側近の人事介入疑惑
毎日新聞 2015年01月05日 21時45分

 ◇ソウル中央地検が中間調査結果
 【ソウル大貫智子】朴槿恵(パク・クネ)大統領の元側近、チョン・ユンフェ氏が高官人事に介入したとする青瓦台(大統領府)の内部文書が流出した問題で、韓国のソウル中央地検は5日、チョン氏が金淇春(キム・ギチュン)秘書室長の辞任説を広めるよう会合を開いたことはなく、文書内容も虚偽とする中間調査結果を発表した。政権はこれで一連の疑惑の幕引きを図りたい考えとみられるが、野党は今後も追及する構えで、朴大統領にとってアキレスけんとなりそうだ。

 問題の文書は、チョン氏が2013年後半、青瓦台高官らをソウル市内の中華料理店に集めて秘密会合を開き、金秘書室長の辞任説を広めるよう指示したとの内容だった。

 文書を作成した元青瓦台勤務の警察官は、青瓦台で上司だった趙応天(チョ・ウンチョン)前秘書官の指示で、チョン氏と対立していたとされる朴大統領の実弟、朴志晩(パク・チマン)氏に文書の内容を伝達。趙氏は5日、公務上秘密漏えいなどの罪で在宅起訴された。

 今回の疑惑をめぐっては、朴志晩氏が内部文書流出に関与した疑いで検察の事情聴取を受ける事態に発展。朴志晩氏とチョン氏による権力闘争との見方も広がった。

 両氏はいずれも問題への関与を否定したが、検察は当初から「文書の内容は事実無根」との捜査結果を出し、早期の幕引きを図っていると見られていた。

 今回の問題が韓国メディアで大きく報道されると、朴大統領の支持率は各社の世論調査で就任以来初めて4割を切る深刻な事態に陥った。背景には、文書報告を好むなどコミュニケーション不足が指摘される朴大統領の政治スタイルに対する国民の不信感がある。

 世論調査機関・リアルメーターの5日発表の調査結果では支持率は44.8%と上向きつつあるが、本格的な支持回復への道のりは遠い。

6895チバQ:2015/01/05(月) 22:02:54
http://www.sankei.com/world/news/150105/wor1501050021-n1.html
2015.1.5 18:20

中国「激怒」、26歳「脱北兵」が中国の朝鮮族4人射殺…現金と食料奪う  





 韓国紙、東亜日報は5日、中国の消息筋の話として、北朝鮮を脱出したとみられる兵士(26)が、中国吉林省延辺朝鮮族自治州和竜市の村で昨年末に朝鮮族の住民4人を殺害する事件があったと報じた。強盗目的だったとみられ、兵士は中国軍と警察に狙撃され意識不明の重体。北朝鮮軍と中国治安当局は国境地帯の警備を強化した。

 中国外務省の華春瑩副報道局長は5日の定例記者会見で、事件があったことを確認、北朝鮮側に抗議したことを明らかにした。

 東亜日報によると、兵士は昨年12月27日に脱北し同夜、和竜市内の民家に拳銃を持って侵入し夫婦を射殺。隣家の夫婦も拳銃で殴って殺害した。別の住民宅にも押し入り現金100元(約1900円)と食料を奪った。同深夜に中国兵らに見つかり狙撃された。

 同紙によると、住民らの対北朝鮮感情が悪化しているという。また国境地帯の警備強化により、従来の脱北ルートの通過が困難になる可能性があるとの見方を伝えた。(共同)

6896チバQ:2015/01/05(月) 22:03:27
http://www.sankei.com/world/news/150105/wor1501050025-n1.html
2015.1.5 20:04

台湾の陳前総統「仮釈放」、政治判断濃厚

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仮釈放後、車に乗った台湾の陳水扁前総統(手前)=5日、台中市(中央通信社=共同)
 【台北=田中靖人】台湾の法務部(法務省に相当)は5日、収賄罪などで服役中の野党、民主進歩党の陳水扁前総統(64)に自宅療養を認めた。民進党側が昨年11月末の統一地方選での大勝を受けて刑務所の外での治療を要求しており、譲歩した形だ。決定は政治判断の色合いが濃く、次期総統選に微妙な影響を及ぼす可能性がある。

 法務部は5日、睡眠時無呼吸症候群など複数の病状が悪化しているとして、陳氏に1カ月間の自宅療養を認めた。期間は延長できる。「脳の複数箇所で神経機能の退化現象」があると診断されており、病状が「回復」せず再収監されない可能性もある。療養中の政治活動は禁止される。

 陳氏側が昨年6月に刑務所外治療を申請した際は却下したが、11月末の地方選後、民進党の県・市長らが同様の声明を発表すると、法務部は「再申請できる」と表明。陳氏側の推薦7人を含む専門家15人の医療鑑定チームが12月30日、自宅療養を認める報告書を提出した。呂秀蓮元副総統もハンガーストライキをして「釈放」を訴えていた。

 陳氏は5日午後、中部、台中市の刑務所の正門に車椅子で姿を現した。支持者に手を振って乗用車に乗り込み、南部、高雄市の自宅に向かった。

 陳氏の「仮釈放」に対し、与党、中国国民党の洪秀柱立法院副院長(国会副議長に相当)は「なぜ社会は陳氏がしたことを忘れたてしまったのか」と遺憾の意を表明。民進党は「人道問題であり、政治的な見方をするべきではない」と声明を発表し、圧力をかけたとの見方を打ち消そうとしている。

 陳氏は総統退任後の2008年末に機密費の横領容疑などで逮捕・起訴され、収賄事件の1件で有罪が確定した10年11月から服役。鬱病などを発症し台中刑務所の医療施設に移送されていた。公判の一部は継続中で、2件で無罪、4件で懲役20年が確定している。

6897チバQ:2015/01/05(月) 22:03:58
http://www.sankei.com/world/news/150105/wor1501050026-n1.html
2015.1.5 20:07

“習近平親衛隊”形成の動き 元部下らを重要ポストに次々登用 党内勢力図に変化





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 【北京=矢板明夫】中国の習近平国家主席は、汚職や横領などの名目で政敵になり得る有力者を次々と失脚させる一方、自身が地方指導者として勤務した時代の元部下らを重要ポストに登用、共産党内で新しい派閥を形成しつつある。上海閥、共産主義青年団(共青団)派と太子党という三大派閥の拮抗(きっこう)といわれてきた党内の勢力地図が、様変わりしようとしている。

 習主席は30代から50代まで福建省と浙江省で計22年間勤務した。その際、両省を統括する南京軍区の幹部たちと頻繁に交流した。新しい「習派」は、最近中央入りした福建、浙江両省と南京軍区の幹部たちを中心に構成する。

 習主席は浙江省で党委書記をしていた際、地元紙に「之江新語」と題するコラムを週一回掲載。いまは本にまとめられ、習主席の重要思想として全国の党幹部が学習している。このため一部の香港紙はコラム名から新しい派閥を、「之江派」と名付けている。

 汚職官僚の失脚後に発表された後任人事などで習主席の元部下たちは昨年、次々と重要ポストにあてられた。強引な面は否定できず波紋を広げることも多かった。エネルギー政策を担当する国務院発展改革委員会副主任の劉鉄男氏が失脚すると、習主席の福建省時代の側近で、天津市政治協商会議主席という閑職にいた、何立峰氏が抜擢(ばってき)された。「何氏を処遇するために劉氏を失脚させたのでは」といった噂がながれた。

 また、海軍政治委員に、海軍の経験が全くない陸軍出身の苗華氏を持ってきたことも、海軍内から大きな反発があったという。

 習主席が昨年末、共青団派の令計画氏を失脚させた際、令氏が党内で勉強会を頻繁に開くなど積極的人脈づくりを行ったことを念頭に、「党内で徒党を組み、派閥をなすことは断固容認しない」との談話を発表した。にもかかわらず、自身は露骨な側近政治を展開していることに対し、党内で「言行不一致」といった不満の声が上がっている。

 これまでの党内の三大派閥のうち上海閥は江沢民元国家主席が中心、共青団派は胡錦濤前国家主席の側近たちで固めていた。しかし元高級幹部子弟で構成する太子党は、習主席を中心とするグループではない。習主席より先輩格の政治家も多く、考え方も保守派から改革派まで幅広い。一連の人事による“習近平親衛隊“の形成は、今後の権力闘争に影響を与えそうだ。

6898チバQ:2015/01/05(月) 22:04:24
http://www.sankei.com/world/news/150105/wor1501050027-n1.html
2015.1.5 20:32

江沢民氏が海南省の「東山」で健在誇示 党内権力闘争で習指導部に反旗?中国当局は情報をシャットアウト

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 【上海=河崎真澄】中国の江沢民元国家主席(88)が海南省南東部の東山(海抜184メートル)を今月3日に訪れたとする地元民らの投稿や関連する報道が、中国本土のネット上から相次ぎ削除されていたことが5日、分かった。健在を誇示する狙いがあったとみられる江氏の動静を、中国当局がシャットアウトした格好だ。

 4日付の香港紙、明報などによると、江氏は家族のほか、同省共産党委員会の羅保銘書記らとともに姿をみせた。江氏の健在ぶりが明らかになったのは昨年10月、北京の中国国家博物館を訪れて以来。江氏は「海南の名山に人々が来ないのは遺憾だ」などと話したという。中国語には勢力を巻き返すとの意味で「東山再起」という表現がある。

 昨年12月、江氏の元側近で最高指導部のメンバーだった周永康前党中央政法委員会書記(72)の党籍剥奪と逮捕が決まった。習近平指導部が反腐敗闘争を進める中で、江氏の家族らにも調査の手を伸ばし始めたとの香港報道がある。

 「東山」への訪問は習指導部に反旗を翻したメッセージとも取れ、当局の敏感な対応とともに注目されている。

6899とはずがたり:2015/01/06(火) 11:27:06

越境の北朝鮮兵、4人殺害し現金奪う…韓国紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150105-OYT1T50122.html?from=y10
2015年01月05日 20時55分

 【ソウル=宮崎健雄、ハルビン=蒔田一彦】5日付の韓国紙「東亜日報」は、北朝鮮軍の兵士の男(26)が先月27日夜、中国吉林省延辺朝鮮族自治州に越境して民家を相次いで襲い、朝鮮族の住民4人を殺害した上で現金を奪う事件があったと報じた。


 中国外務省の報道官も5日の定例記者会見で、公安部門が事件の処理に当たっているとして、「北朝鮮に協議を申し入れた」と抗議したことを明らかにした。

 同紙によると、男は犯行後、現金100元(約1930円)を奪って逃走し、追跡した中国の軍と警察の銃弾を腹部に受けて意識不明の重体。将校用の拳銃を盗んで脱走後、食料と逃走資金を手に入れるために民家を襲ったとみられる。

 中国の専門家などによると、これまでも現場周辺では、北朝鮮軍の兵士による盗難などはあったが、強盗殺人事件は異例という。

 北朝鮮では食料が優先配分されてきた軍でも不足が目立ち、規律も緩んでいるとされる。脱北者によると、国境に配備される兵士は中国との密輸に絡んでいることも多く、「中国の関係者と分け前を巡ってトラブルとなり、事件に発展した可能性もある」との見方も出ている。

2015年01月05日 20時55分

6900チバQ:2015/01/06(火) 20:00:14
http://mainichi.jp/select/news/20150107k0000m030024000c.html
中国:警備の甘さに批判の声…上海・雑踏事故1週間
毎日新聞 2015年01月06日 18時48分(最終更新 01月06日 19時00分)
 【上海・隅俊之】中国・上海市中心部の観光名所、外灘(バンド)で12月31日深夜、年越しのために集まった人々が折り重なるように倒れ、36人が死亡した事故は、7日で1週間となる。雑踏警備を担当した警察当局への批判が高まる中、初七日の6日、事故現場には慰霊のため大勢の遺族が集まったが、周囲には警官や鉄柵が配置され、記者と遺族の接触は制限された。

 中国紙によると、外灘には31日午後8時の時点で30万人が集まっていたが、配置された警察官は700人のみ。前年は6000人が配置されていた。前年まで外灘で開かれていたカウントダウンイベントが別の場所に変更になったため、警官の数も減ったというが、遺族などからは雑踏警備の甘さを批判する声が上がっている。

 上海市共産党委副書記の楊雄市長は6日の会議で、「事故の教訓をくみ取り、深く反省しなければならない」と述べた。香港メディアによると、福建省の遺族は、誰がこの惨劇の責任を負うのか発表を待つとしたうえで、「答えがないことは受け入れられない」と語った。

6901チバQ:2015/01/07(水) 18:28:30
http://www.sankei.com/world/news/150107/wor1501070003-n1.html
2015.1.7 11:00
【国際情勢分析】
「台湾独立派」民進党勝利で緊迫する中台〝神経戦〟





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台湾統一地方選で大勝し、気勢を上げる野党、民主進歩党の蔡英文主席(前列左から2人目)。2016年の総統選での政権交代の可能性も視野に、中国は“無視”を決め込んできた民進党との関係見直しを模索し始めたようだ=2014年11月29日、台北(ロイター)
 台湾で昨年11月末に行われた統一地方選で、与党、中国国民党が歴史的な大敗を喫し、2016年の総統選で野党、民主進歩党が政権を奪還する可能性が高まっている。これを受けて注目されているのが、中国側の出方だ。当局や中国共産党は民進党を「台湾独立派」と見なし、交流を避けてきたが、今後は“無視”できないというのが台湾内外の観測だ。ただ、中国側も安易に接近しては足元を見られかねず、中台間ではメディアを巻き込んで神経戦が始まっている。

「蔡氏訪中」報道を否定

 「習近平氏が蔡英文氏の訪中の可能性を検討するよう指示」

 台湾の週刊誌「新新聞」は昨年12月1日付で、こんな見出しの記事を掲載した。記事は「内部関係者」の話として、中国の習近平国家主席(61)が地方選投開票日の同11月29日夜、国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍主任(61)らから報告を受け、総統選への影響について質問。さらに、「民進党指導者」、つまり蔡英文主席(58)の訪中の可能性を検討するよう指示した、と伝えた。

 これに対し、台湾事務弁公室の報道官は同12月3日、「完全にデマだ」と記事を厳しく批判し、「大陸(中国)の対台湾政策に変化はない」と述べた。中国寄りの台湾紙、旺報は同5日、共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報の記事を転載する形で、民進党が08年の馬英九政権成立以降、中台間の交流の基礎となっている「92年コンセンサス」を認め、台湾独立を定めた党綱領を「処理」しない限り、「北京との交流の可能性は存在しない」とするアモイ大学の研究者の見方を伝えた。

 現在のところ、中国側がどの程度、民進党との接近を検討しているかは明らかでない。台湾では15日、党員ではないものの民進党の支援を受けて台北市長に当選した柯文哲(カブンテツ)氏(55)と、訪台していた中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会の陳徳銘会長(65)の昼食会が直前で中止になった。中国側が事前に報道機関に情報が漏れたことを嫌気したとみられており、民進党との交流強化に向けた「心の準備」が整っていないことをうかがわせた。

6902チバQ:2015/01/07(水) 18:28:41
定まらない方針

 一方の民進党も、中国との地方レベルでの実務交流には前向きながら、核心部分での対中方針が定まっていない。11月末の統一地方選は馬総統(64)が12年に2期目の当選を果たして以降、初めて行われる選挙で、内外のメディアは馬氏の政策、とりわけ対中政策に対する「信任投票」とみていたが、「唯一、民進党だけが、そうではないと強調していた」(台湾の研究者)。

 蔡氏は12年の総統選に臨んだ際、再選を目指す馬総統に対する批判として「一つの中国」を前提とする「92年コンセンサス」を否定してはみたものの、自らは「それに代わる『台湾コンセンサス』が必要だ」と述べただけで具体的な中身を語らなかった。蔡氏は中台関係の安定を求める経済界の支持を得られず落選し、主席も辞任した。民進党内には、その反省から「台湾独立綱領」の「凍結」を求める声があったが、今年再び主席に就任した蔡氏は、昨年7月の党大会で凍結問題も棚上げを決めただけだった。対中政策での論争を避けようとする民進党の姿勢は、国民党が「地方選の敗北は馬政権の両岸(中台)政策とは何の関係もない」(報道官)と強弁する根拠にも利用されている。

「4つの相互」唱える柯氏

 史上初めて無所属で台北市長に当選し、今やメディアで蔡氏と同等かそれ以上の注目を集める柯氏は昨年12月22日、中央通信社の取材に対し、「なぜ22年前の合意を今日の議論の基礎としなければいけないのか」と「92年コンセンサス」に否定的な見解を表明。それに代わり、中台関係は「相互に認識し、了解し、尊重し、協力する」という「4つの相互」に基づくべきだと訴えた。これに対し、対中政策を主管する行政院大陸委員会の王郁●(=王へんに奇)主任委員(45)は「地方政府の首長は両岸政策について論評する必要はない」と不快感を表明したが、民進党が対中政策に正面から向き合うことを避け続けた場合、柯氏らが今後の議論を主導していく可能性も否定できない。(台北支局 田中靖人)

            ◇

92年コンセンサス

 「『一つの中国』を各自が表明する」とする中台間の共通認識で、1992年に中台の交渉機関が確認したとされる。中国が「中華人民共和国政府が中国唯一の合法政府」とするのに対し、台湾当局は「中国とは中華民国」と主張するが、中国大陸と台湾をともに「中国」とする点で、「一中一台論」や「二国論」とは異なる。

6903チバQ:2015/01/08(木) 23:23:49
http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000m030095000c.html
仏週刊紙テロ:イスラム教徒2億人…インドネシアの懸念
毎日新聞 2015年01月08日 20時47分(最終更新 01月08日 21時10分)

 【ジャカルタ平野光芳】世界最多の2億人超のイスラム教徒を抱えるインドネシアでは、仏週刊紙襲撃事件をたたえる過激なイスラム組織が続出し、事件に触発された「暴力」への懸念が高まっている。

 イスラム教過激派組織「イスラム国」を支持するインドネシアの過激派グループ「ファクシ」のムハマド・ファハリ代表は「預言者ムハンマドを侮辱した者は、非イスラム教徒でも罰として殺害される」との論評をホームページ上で公表した。他の過激派組織からもツイッター上で「自業自得だ」などのコメントが相次いだ。

 インドネシアでは最近10年ほどは治安当局の取り締まり強化でテロ事件は激減。しかし、過激派ネットワークは健在で、イスラム国にも100人以上が従軍しているとみられる。当局は中東で戦闘経験を積んだテロリストの「逆流」に神経をとがらせている。

 インドネシアのテロ研究専門家、リドゥルワン・ハビブ氏は「過激派はインターネットを使って憎悪をかき立てている。フランスの事件が国内の新たなテロの引き金となる恐れがある」と話した。

6904チバQ:2015/01/09(金) 00:39:07
http://www.cnn.co.jp/world/35058760.html
市長の地下鉄乗車が話題に、「市民に近い」と称賛も 台北
2015.01.08 Thu posted at 12:52 JST
(CNN) 台湾の台北市長に就任したばかりの柯文哲氏が地下鉄に乗る姿を目撃され、中国国内で論議を巻き起こしている。
柯市長は1月2日夜、市内を走るMRT地下鉄の車内でドア付近に1人で立っているところを乗客が見つけ、写真を撮ってフェイスブックに掲載した。
市民の間でこの写真が話題になり、「市民に近い市長」「市長はBMW(Bicycle、MRT、Walking)で通勤」などと称賛するコメントが相次いでいる。一方で、市長の身の安全を心配する声もあった。
市長の妻はフェイスブックの投稿で、この時は夫婦で地下鉄に乗って自分は座り、夫は立っていたと説明した。
中国では政治家や政府高官が高級車を連ね、厳重な警備に守られて移動するのが当たり前になっている。
写真は中国国営メディアにも掲載されてインターネットで広まり、交流サイト「新浪微博(ウェイボー)」には賛否両論の声が寄せられた。
医師だった柯市長は無所属で市長選に出馬して、台湾の元副総統の息子で有力政党が推す富裕層出身の対立候補を抑えて当選した。腐敗を撲滅し透明性を高めると公約し、フェイスブックの12月の投稿では「市長はセレブであることよりも、行政のためにもっと時間を費やすべきだ」と指摘している。

6905チバQ:2015/01/09(金) 01:11:50
http://news.livedoor.com/article/detail/9653814/
韓国、財閥企業ついに破綻か 負債比率深刻…平昌五輪を直撃の様相

2015年1月8日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
■韓国の20大財閥グループ ※韓国公正取引員会の2014年4月時点のデータから。公企業は除く
写真拡大
 大韓航空の「ナッツ・リターン事件」をきっかけに韓国の「財閥」と呼ばれる企業グループに厳しい視線が向けられるなか、大手財閥「東部(トンブ)グループ」の傘下企業が法的処理の手続きを申請した。同社は2018年に平昌(ピョンチャン)で開かれる冬季五輪会場の工事も施工しており、準備がさらに遅れる恐れもある。韓国財閥をめぐっては、創業家のやりたい放題ぶりが明らかになる半面、負債比率が深刻な「危ない」グループも少なくない。朴槿恵(パク・クネ)政権も経済政策で目立った成果がなく、韓国経済は低迷が続きそうだ。

 昨年12月31日に裁判所に法定管理(日本の会社更生法に相当)を申請したのは、東部グループ傘下の東部建設。韓国メディアによると、同社は平昌五輪のそり会場などの施工にも参加しているという。

 平昌五輪をめぐっては資金不足や準備の遅れなど混乱続きで、問題のそり会場については一時、日本開催の観測も出たほど。東部建設の法的処理を受けて、さらなる工期遅延も懸念されると現地では報じられている。

 東部グループは昨年4月時点で総資産額が約18兆ウォン(約1兆9000億円)と韓国財閥で18位。系列企業は建設や半導体、証券、保険など64社にものぼる。

 しかし、東部については、聯合ニュースが昨年7月、負債比率が400%(負債額が自己資本の4倍)を超える過剰債務のグループ企業が24社あると報じるなど、グループのリストラが急務だった。中核企業だった東部製鉄も取引銀行など債権団の管理下に入ったが、新たに東部建設も切り離した形だ。

 これについては、東部グループ側が優良部門である金融関連事業を守るため、東部建設に追加支援を行わず、法的処理を選んだとの見方もある。財閥を守る一方で、東部建設と取引のある約1700社の中小企業が連鎖倒産の危機に瀕したと批判されているのだ。

 韓国の財閥をめぐっては、朴政権発足後の2013年5月にはSTXグループが銀行の管理下に入り、10月には東洋グループが破綻した。

 さらに金融当局が財務改善を約束させた「危ない財閥」は14年時点で、東部のほか、「ナッツ問題」で揺れる大韓航空を傘下に抱える韓進(ハンジン)、アシアナ航空で知られる錦湖(クムホ)アシアナ、現代商船などを抱える現代(ヒュンダイ)など14グループにのぼっている。

 為替のウォン高や内需の不振という逆風も強まっており、新たな財閥破綻が起こってもおかしくない情勢だ。

 一方で、政権の財閥優遇の構図も浮き彫りになっている。米ウォールストリート・ジャーナル紙は今月1日付で「ソウルの財閥執着症」とするコラムを掲載した。そこでは、韓国与党から脱税や横領などで立件された財閥出身役員の仮釈放や優遇措置を要求していると指摘、「韓国の財閥依存が、大企業オーナーらの免罪符文化につながっている」と批判した。

 そして、前政権の財閥優遇を批判してきた朴大統領も「財閥の呪いにかかっているようにみえる」と評している。

 韓国経済に詳しい週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は、「韓国の財閥制度の非効率性は大きな問題だ。戦前の日本が採用し戦後に放棄した制度を韓国は採用した結果、寡占経済体制が市場競争を阻害している。債務繰り延べや利払いの減免で生き延びている“ゾンビ企業”の割合が13年時点で資産規模ベースで15・6%と高水準なのも、放漫経営の後遺症だ」と財閥依存の問題点を分析する。

 ナッツ事件以降、世界的な注目を集める財閥の闇はまだまだ深そうだ。

6906チバQ:2015/01/09(金) 01:16:42
http://www.epochtimes.jp/jp/2015/01/html/d66386.html
新華社通信、「党内に3つの派閥」と初めて言及


【大紀元日本1月7日】中国国営新華社通信は3日付の記事で、共産党内に「3つの派閥が存在している」と指摘し、さらに、一部メンバーの後ろ盾はすでに失脚した周永康前最高指導部メンバーと胡錦濤前国家主席の側近だった令計画氏だと名指しした。

 3つの派閥はそれぞれ「秘書閥」、「石油閥」、「山西閥」と名付けられた。秘書閥は主に四川省で省委秘書長や、弁公室主任など裏方を経験し、昇進を果たしたメンバーからなっている。石油閥は同業界を牛耳る周永康氏に抜擢され、業界の重要ポストを手に入れた幹部を中心としている。山西閥は令計画氏を中心とする山西省出身の高級幹部や同省幹部で構成されている。また、メンバーらは複数の派閥を歩き渡るなど、派閥間が複雑に絡み合っているという。例えば、秘書閥の四川省文学芸術界連合会・郭永祥前主席は石油工場の一工員から同業界で出世を重ねたのち、四川省で省委副秘書長などを務めた。

 さらに、同記事は失脚した「大トラ」の背後に彼らと利権関係を持つ幹部がおり、様々なグループを形成していると述べた。周氏失脚後、親族や側近、部下ら300人以上が昨年末から拘束されたり、調査を受けたりしていると報道されている。習指導部は既得権勢力の重要人物を汚職で次々と失脚させることによって、抵抗勢力を一掃する狙いがあるとみられる。

 習近平主席は2014年12月29日に開かれた中央政治局会議でも、 「党内で派閥を作ることは決して許さない」と強調し、党への忠誠を強調した。

 三つの派閥が骨抜き状態になった現在、李鵬元首相一族が支配する「電力閥」、江沢民元主席の長男が筆頭格と目される「通信閥」の行方が関心を集めている。電力閥では、華潤電力を傘下に持つ華潤グループの宋林会長はすでに昨年4月に失脚した。通信業界では、国有最大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム)の高級幹部2人の失脚が伝えられた。

 新華社通信の記事であえて派閥の存在を明言することによって、習指導部による派閥一掃がさらに加速するとみられる。

(翻訳編集・江音)

6907チバQ:2015/01/09(金) 01:19:05
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080065-n1.html
2015.1.8 23:18

カリスマ不在のサムスン 後継体制移行で業績悪化克服へ 

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李在鎔サムスン電子副会長(AP)
 【ソウル=加藤達也】韓国経済を牽引(けんいん)するサムスングループの創業者一族の動静に注目が集まっている。サムスン電子の業績悪化を抱える中、グループ総帥の李健煕(イ・ゴンヒ)・サムスン電子会長が倒れ、長男の李在鎔(ジェヨン)副会長(46)をトップとする体制への移行が進む。在鎔氏は「堅実な経営者」との評価がある一方で、カリスマ性の不足を指摘する向きもある。

 昨年5月に心筋梗塞(こうそく)で倒れた李会長は9日、リハビリ治療を受けているソウル市内の病院で73歳の誕生日を迎える。

 李会長が創業者、李秉●(=吉を2つヨコに並べる)(ビョンチョル)氏の死去を受けて後を継いだのが1987年で45歳のとき。93年に「妻と子供以外、全部変えよう」という経営方針を掲げ、社員にハッパを掛けるなどカリスマ性があった。これまでの約27年間で売上高を40倍に増やしたとされている。

 サムスングループは電子、電機から金融、建設業まで、韓国だけで70以上のグループ企業を抱える。韓国のシンクタンク「自由経済院」は李会長の経営観について、市場変化を他社よりも先につかみ素早く市場を占める「市場先導戦略」にあると指摘している。

 李会長の長男、李在鎔氏はソウル大で東洋史、慶応大や米ハーバード大の大学院で経営学を学んだ。91年にサムスン電子に入社、2013年に副会長−と後継者の道を歩んできた。

 ある経済紙記者は「外交的な性格で世界のCEOらとの親交が深い。日米欧の技術や商品の動向研究にも力を注いでいる。手腕は未知数だが期待はできる」とその堅実ぶりを評価する。

 李会長が倒れた後、李在鎔氏は新規上場や事業売却を進めて資金を調達した。李会長から資産を引き継ぐ際の相続税対策とみられている。一方、先月1日に発表された李在鎔氏主導の初のグループ人事は、小幅異動にとどまり、変化より安定志向を印象づけた。まずは体制移行という一大事業のソフトランディングを優先させる意向とみられるが、サムスン電子の業績悪化の中で不満の声もある。

6908チバQ:2015/01/09(金) 01:19:35
 李在鎔氏には“ライバル”がいる。李会長の長女でホテル新羅社長の李富真(プジン)氏(44)と次女で第一毛織ファッション部門社長、李叙顕(ソヒョン)氏(41)だ。

 特に、富真氏はビジネスホテル「新羅ステイ」の積極展開など、「強気の経営が先代、先々代の市場先導戦略に通じる」(サムスン物産関係者)とされる。サムスンの将来は3兄妹の協力体制の成否にかかっているとの見方もある。

http://www.sankei.com/economy/new2015.1.8 11:40

韓国サムスン電子、昨年通期は9年ぶり減収 減益幅は3割超、スマホ失速鮮明に






不振が続くサムスン。ソウルの同本社前(ロイター)
 韓国の半導体・電子機器最大手、サムスン電子は8日、2014年12月期(通年)の売上高が前期比約10%減の205兆4800億ウォン(約22兆円)になったとの暫定値を発表した。聯合ニュースによると、9年ぶりの減収。営業利益も約32%減の24兆9400億ウォンで、3年ぶりの減益となった。

 業績をけん引してきたスマートフォン事業が中国勢の台頭などで失速していることがあらためて鮮明になった。

 14年10〜12月期の営業利益は前年同期比約37%減の5兆2千億ウォン、売上高は約12%減の52兆ウォン。7〜9月期の決算では、営業利益が約3年ぶりに5兆ウォンを下回ったが、10〜12月期は半導体部門やIT・移動通信部門が好調だった。(共同)s/150108/ecn1501080014-n1.html

6909チバQ:2015/01/09(金) 19:23:17
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090038-n1.html
2015.1.9 19:17

タイ前首相への弾劾審議開始 インラック氏「不公正で政治的な動き」と徹底抗戦の構え





 【シンガポール=吉村英輝】昨年5月のクーデターで軍事政権となったタイの暫定議会は9日、インラック前首相の弾劾審議を開始した。在任中に進めたコメの買い上げ制度で国に多額の損害を与えた疑い。同氏は「透明性を持って正しく政策を遂行した」と、徹底抗戦する構えを見せた。

 軍政は民政移管に向けた総選挙を2016年にも実施する予定だが、弾劾が決議されれば、インラック氏は政治活動が5年間禁止され、出馬できなくなる。

 インラック氏は、一連の捜査に「不公正で政治的な動きがあった」と批判。タクシン元首相派は「(同派を)排斥する動きだ」と反発を強めており、決議されれば政治対立が再燃する恐れがある。

 審議開始に際し軍政は、農村部に多いタクシン派支持者に首都バンコク入りしないよう警告するなどして、デモ活動を警戒した。弾劾可決には、軍関係者がほとんどを占める議会で、5分の3以上の賛成が必要。今月下旬にも投票が行われ、結論が出る見通し。

6910チバQ:2015/01/09(金) 19:34:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015010900687
江元主席長男、科学院職を退任=父親の影響力低下の中−中国


 【北京時事】中国の江沢民元国家主席(88)の長男、江綿恒氏(63)が、定年のため政府系研究機関・中国科学院の上海分院長を退任した。分院のウェブサイトが9日までに伝えた。
 江綿恒氏は2014年2月から上海科学技術大学学長を兼任。この職にはとどまる見通し。
 習近平国家主席は「反腐敗闘争」で周永康前党中央政法委員会書記ら江沢民元主席に近い指導者を相次いで摘発し、江氏の影響力低下が指摘されている。江元主席は1月初め、夫人を伴って海南島の観光地を訪問して健在を誇示したが、それを伝えたインターネット報道が相次いで削除された。こうした中の長男の退任は臆測を呼びそうだ。(2015/01/09-17:03)

6911チバQ:2015/01/12(月) 14:17:37
http://www.sankei.com/world/news/150111/wor1501110018-n1.html
2015.1.11 09:06

台湾新幹線に破綻の恐れ 財務改善法案の見通し立たず

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10日、台湾北部・桃園市内の高架を走る台湾高速鉄道の車両 (田中靖人撮影)
 【台北=田中靖人】日本の新幹線技術を海外で初めて採用し、「台湾新幹線」として知られる台湾高速鉄道(高鉄)に経営破綻の可能性が浮上している。立法院(国会に相当)で審議中の財務改善法案が成立の見通しが立たないためだ。当局は、早ければ3月にも破綻するとしており、回避できなければイメージの悪化で日本の新幹線輸出にも影響を及ぼしかねない。

 高鉄は、建設費の大半を融資でまかなったため、2007年の開業時から経営が厳しく、09年にも破綻懸念が浮上した。累積赤字は470億台湾元(約1760億円)。1日の乗客数は当初見積もりの17万5千〜33万3千人を大きく下回っている(14年は1日13万1千人)ほか、低運賃や駅周辺の開発の遅れが経営を圧迫してきた。

 主管する行政院交通部(国土交通省)によると、約400億台湾元分の優先株のうち、一部の株主が配当金の支払いと株の買い戻しを求めて提訴しており、3月にも判決が出る。高鉄には手元資金が18億台湾元しかなく、それ以上の支払いを命じられれば、資金ショートで破産するという。
 高鉄は民間が建設と運営を担い、35年後に資産を当局に移管するBOT方式で整備された。

 交通部は、期間を75年に延長し、1年当たりの減価償却費を圧縮するなどの財務改善法案を立法院に提出。金融機関が経営悪化を理由に凍結している436億台湾元の資金口座の解除を目指してきた。

 だが、与党、中国国民党の立法委員団は7日、「(優先株の株主の)財閥を利する案だ」などとして当局案への反対を決定。これを受け葉匡時交通部長(国土交通相)は9日辞任した。高鉄の范志強董事長(会長)も辞任を決めた。

 交通部は、実際に破綻した場合、運行を維持するため6月末までに資産を買い取って接収するとしており、完全公営化による公的負担は7千億台湾元に達すると警告している。だが、立法委員の間では、判決で高額の支払い命令が出る可能性はなく「破綻懸念は完全な作り話だ」との主張もあり、当局と与党の溝は埋まっていない。

6912チバQ:2015/01/12(月) 14:20:26
http://www.sankei.com/world/news/150111/wor1501110001-n1.html
2015.1.11 12:00
【国際情勢分析】
英との約束、破る中国…香港返還「中英宣言」30年、形骸化くっきり

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1984年12月19日、香港の主権返還を決めた「中英共同宣言」の調印文書を交換する中国の趙紫陽首相(右)と英国のマーガレット・サッチャー首相。趙首相の奥には当時の中国の最高実力者、●(=登におおざと)小平氏の姿が見える=北京(AP)
 英国のマーガレット・サッチャー首相(1925〜2013年)と中国の趙紫陽首相(1919〜2005年)=いずれも当時=が1984年12月、香港の主権返還を決めた「中英共同宣言」に北京で調印してから、19日で30年を迎えた。だが、当時の中国の最高実力者、●(=登におおざと)小平氏(1904〜97年)が対英交渉で切り札にした「一国二制度」は、返還後の香港でしだいに形骸化された。民主派が「真の普通選挙」を求めて繰り広げたデモを、中国の指示で香港警察が力で押さえ込んだことからも読み取れる。

「現在は無効」と通告

 香港をめぐる中英共同宣言では、97年7月1日付で主権を返還する一方、外交と防衛を除き、言論の自由を含む民主社会や資本主義経済システムなどを2047年6月30日まで50年間にわたって維持し、香港における高度な自治を保障することが重要な柱だった。

 共同宣言を具現化した返還後の香港の憲法にあたる香港基本法には、行政長官と立法会(議会)の議員全員(現在は定数70)を「最終的に普通選挙」で選ぶと明記してある。

 しかし中国は、長官選への1人1票の制度導入を07年から17年まで遅らせた上、民主派の立候補を事実上認めないとの基本法にはない前提条件を今年8月に突きつけた。

普通選挙の名のもと、実際は中国共産党政権が認定した人物を長官にすえ、その後に控える立法会の議員選でも同じ制度を適用、結果的に親中派が香港の行政も立法も牛耳る工作だ。

 さらに先月、中国は英議員代表団の香港入りを拒否した際に、英国との共同宣言は「現在は無効」と通告したという。中国は、英国との共同宣言に強制力はないとねじ曲げ、主権を有する香港の問題は「すべて内政」で、英議会の動きには強硬に「内政干渉だ」と主張して譲らないだろう。

台湾統一工作の先行実験

 中国が「港人治港(香港人が香港を治める)」との50年間の高度な自治を保障した国際公約を、いとも簡単に踏みにじろうとしている様子を北京での調印から30年の今年、国際社会は目の当たりにした。共同宣言を反故(ほご)にする中国への不信感は広がるばかりだ。

 香港の民主派議員、李卓人氏(57)は「1989年6月4日に北京で天安門事件が起きた当時、その5年前の中英共同宣言の調印は明らかに失策だったと誰もが感じたし、調印する前段の中英交渉に香港人が誰一人加われなかったことも禍根を残した」と振り返る。

6913チバQ:2015/01/12(月) 14:21:08
 そもそも●(=登におおざと)小平氏は「一国二制度」を将来、悲願である台湾統一工作のカギと考え、先行的に香港で実験したといわれる。文化大革命が終結した後、改革開放路線にカジを切った中国で78年11月、●(=登におおざと)氏は台湾統一工作について「台湾の現状を尊重する」と述べて武力解放との従来の方針を改める意向を表明し、78年12月の党の重要会議で決定された。米中が国交正常化した79年1月、台湾との平和統一を目指す姿勢を示し、その後、82年に具体策として●(=登におおざと)氏が「一国二制度」を打ち出したのが始まりだ。

「一国二制度」の根本矛盾

 前後してスタートした英国との香港返還交渉において、中国側が「一国二制度」をいわば“流用”して提示したところ、英国側が同意した経緯がある。真偽は不明だが、その過程で米国が●(=登におおざと)氏の周辺に「一国二制度」のアイデアを具申したと考えている関係者もいる。

 だが、1つの国家に共産主義と民主主義の2つの社会を併存させる根本矛盾は実際、30年前に描いたシナリオ通りにはいかなかった。当時とは比べものにならない強大さを備えた中国の共産党政権が、東アジアの地政学的にみて、政治や経済のパワーによる現状変更が可能と考え始めている側面が大きい。

 一方、同じく「一国二制度」が適用されているマカオ。ポルトガルから1999年12月に返還されてから20日で15周年を迎える。中国は強大な経済パワーでカジノと観光業が中心のマカオを従属させている。習近平国家主席(61)は20日、マカオでの記念式典に参加する予定だ。近接する香港を横目で見ながら、「一国二制度」の“成功”を自画自賛することになりそうだ。

 英国をはじめとする国際社会が「一国二制度」の国際公約をどこまで中国に守らせることができるか。力を試されている。(上海 河崎真澄)


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