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大中華世界的話題

6770とはずがたり:2014/11/20(木) 11:28:34
台湾の時刻表も凄く見難いのだそうな。日本式の台湾時刻表ってのが発売されてて買ったことある

日本人が作った地下鉄路線図に驚嘆「見やすすぎる!」、「神業だ!」・・・「ちょっとミスが。修正お願いしたい」の声も=台湾・台北
サーチナ 2014年11月19日 22時11分 (2014年11月20日 09時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141119/Searchina_20141119206.html

6771チバQ:2014/11/20(木) 20:26:56
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190057-n1.html
2014.11.19 19:34

華人がインドネシア首都知事に就任 イスラム強硬派「異教徒に乗っ取られる」





 インドネシアの首都ジャカルタ特別州で19日、少数派の華人(中国系住民)、バスキ・チャハヤ・プルナマ氏(48)が知事に就任した。同国の華人は過去に政治的迫害を受けており、経済界での強い影響力に比べ、政界での存在感は薄い。華人の首都知事誕生は異例だ。

 バスキ氏は10月に大統領に就任したジョコ・ウィドド前知事の右腕として副知事を務め、ジョコ氏の転出に伴って知事に昇格した。

 スハルト政権下では中国語の使用禁止など厳しく差別され、政界進出も一部に限られていた。一方、ビジネスで成功した者は多く、裕福な華人が攻撃対象になっていた。

 バスキ氏は実業家を経て地方政界に入り、国会議員を歴任。イスラム教徒の一部強硬派は「異教徒の華人に首都を乗っ取られていいのか」と就任に反発し、抗議デモを繰り返している。(共同)

6772チバQ:2014/11/20(木) 20:55:51
http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000m030050000c.html
北朝鮮:金第1書記がレベル低さ激怒 部隊解散と降格人事
毎日新聞 2014年11月03日 20時36分(最終更新 11月03日 20時59分)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が今年4月、軍の砲撃訓練を視察し練度の低さを叱責した後、この部隊を解散させ上部部隊のトップら167人を降格させていたことが3日、毎日新聞の入手した軍機関紙から分かった。部隊解散や大量処分という異例の措置は、金第1書記が軍の掌握に自信を持っていることの表れとみられる。一方、記事からは兵士の生活向上のための「副業」が、訓練水準に深刻な影響を及ぼしていることも読み取れる。
 軍機関紙「朝鮮人民軍」は、国外への持ち出しが厳しく制限されている。4月26日の紙面で、金第1書記が朝鮮人民軍第681軍部隊傘下の砲兵部隊を視察して叱責し、25日付で実施された部隊解散や降格人事を詳報した。叱責については国営の朝鮮中央通信が報じたが、処分の事実は触れていなかった。

 機関紙には降格された幹部167人全員の名簿も掲載。第681部隊の上部部隊である第313軍部隊の軍団長は、上将から少将に2階級降格された。

 北朝鮮軍の動向に詳しい聖学院大の宮本悟特任教授は「部隊を解散させ、大量に降格人事を発令した事例は今まで見たことがない。反発を抑える自信があるからできることだ」と指摘する。これに連動し、軍内で大規模な幹部人事が実施された可能性が高いという。

 一方、機関紙によると、練度不足の理由を金第1書記は「一部の指揮官は軍人たちを別の作業に動員させていた」と指摘。そのうえで「もちろん軍人生活改善のために副業もして、富強祖国建設にも貢献しなければならない」とも述べたという。食糧や資材不足を補うため、軍隊が副業に精を出すのはやむを得ないと認めた格好だ。

 ただ、金第1書記は「指揮官たちは祖国保衛も社会主義建設も人民軍隊が全て引き受ける、というスローガンの本当の意味を認識しなければならない」とも強調。軍に訓練と経済活動の両方をしっかりやるよう要求した。【米村耕一】

6773チバQ:2014/11/21(金) 00:55:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000057-jij-asia
くすぶる火種、先行き不透明=民政復帰16年以降の公算―クーデターから半年・タイ
時事通信 11月20日(木)14時25分配信

 【バンコク時事】タイで軍がクーデターでタクシン元首相派政権を打倒し、権力を掌握してから22日で半年を迎える。戒厳令下でタクシン派など反クーデター勢力の動きが封じ込められ、平穏が保たれているが、プラユット暫定首相(前陸軍司令官)率いる軍事政権が目指す国民和解や包括的な政治・経済改革は道半ばで、民政復帰は2016年以降にずれ込む公算が大きい。政情の不安定化につながる火種がくすぶっており、先行きは不透明だ。
 各種世論調査では、軍政に対する国民の支持は依然高い。長期間続いたタクシン派と反タクシン派の対立による混乱を収束させ、ひとまず政情を安定させたことがおおむね評価されているようだ。
 しかし、水面下ではプラユット政権に対する厳しい見方がタクシン派だけでなく、クーデターを支持した保守派の間でも広がり始めている。保守派重鎮は取材に対し、「問題の根本原因を取り除くのではなく、『見せ掛けの平和』を取り繕おうとしている」と政権を批判。政権による国民和解や改革への取り組みは「無駄に終わるだろう」と言い切った。
 保守派重鎮は「プラユット政権は沸点に達するのを待つ湯のようなものだ」とも指摘。クーデター後、陸軍ではプラユット氏の後任の陸軍司令官に同じ派閥に属する側近のウドムデート副司令官が昇格する一方、他派閥の幹部を冷遇する人事が行われたことなどで、軍内部でも不満が高まっているという。

6774チバQ:2014/11/21(金) 21:09:05
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210038-n1.html
2014.11.21 17:58

モンゴル首相に前官房長官のサイハンビレグ氏





 モンゴルの国民大会議(議会)は21日、与党民主党などの賛成多数で新首相に前官房長官のサイハンビレグ氏(45)を選出した。新内閣は2週間以内に発足する見通しで、主要産業である石炭の価格低迷で落ち込んだ経済の立て直しが急務となる。

 モンゴルでは5日、議会の辞職勧告決議を受けてアルタンホヤグ首相が辞任、エルベグドルジ大統領が民主党と新首相の選出を進めていた。

 アルタンホヤグ氏の側近だったサイハンビレグ氏の首相就任には、野党だけでなく民主党内からも反発の声があり、同氏は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 サイハンビレグ氏は政府の報道局長などを経て、2012年から官房長官を務めた。(共同)

6775とはずがたり:2014/11/23(日) 09:11:34
2014.11.19 17:59
北朝鮮人権非難決議を採択 国連総会委、刑事裁判所へ付託促す 北「核実験自制難しい」
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190043-n1.html

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会第3委員会(人権)は18日、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を賛成多数で採択した。同様の決議は2005年から10年連続で採択されているが、今回は北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託するよう国連安全保障理事会に初めて促した。来月の総会本会議で正式に採択される見通しだ。

 採決では日本や欧米など111カ国が賛成、中国やロシアなど19カ国が反対、55カ国が棄権した。日本と欧州連合(EU)が主導して決議案を作成し、60カ国が共同提案国に加わった。

 決議は「(北朝鮮で)人道に対する罪が行われたと信じるに足る合理的な根拠が得られた」と指摘。その上で安保理に対し、ICC付託に加え、「人道に対する罪を犯した最も責任の重い者たちへの制裁措置」を検討するよう促した。

 また、外国人などの「組織的拉致」に深刻な懸念を表明し、「拉致被害者を含む、すべての日本人に関する具体的な調査結果を(北朝鮮が)出す」ことへの期待も示した。

 中国政府代表は採決に際し、「(人権問題を)安保理で協議するのは適切でない」と述べ、付託問題が安保理で採決にかけられた場合、拒否権を行使する考えを示唆した。

 北朝鮮外務省のチェ・ミョンナム国際機構局副局長は「決議の内容は挑戦的だ。(正式採択されれば)深刻な結果を招く。核実験の実施を自制するのは難しくなっている」と警告した。

2014.11.23 09:02
北朝鮮、日本に名指しで警告「超強硬対応」 人権決議に反発
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230009-n1.html

 北朝鮮の国防委員会は23日、自国の人権侵害を非難する国連総会第3委員会での決議採択に反発し「未曽有の超強硬対応戦に突入する」との声明を発表、米国や韓国と共に決議に賛成した日本を名指しし「決して逃れることができない」と警告した。朝鮮中央通信が伝えた。

 決議は人権侵害について国際刑事裁判所(ICC)への付託検討に言及した厳しい内容で、北朝鮮は対抗措置としてこれまでに核実験もちらつかせている。(共同)

2014.11.21 20:37
プーチン氏に親書で助力要請? 人権問題で金正恩氏
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210062-n1.html

 韓国の聯合ニュース(英語版)は21日、北朝鮮の金正恩第1書記がロシアのプーチン大統領への親書で、国連などの国際社会で北朝鮮の人権問題に目が向かないよう、ロシアが影響力を行使してほしいと求めたと報じた。

 金第1書記の特使としてロシアを訪問した崔竜海・朝鮮労働党書記が18日にプーチン氏に渡した親書の内容の要旨を入手したと主張する韓国政府当局者の話としている。信憑(しんぴょう)性は不明。

 北朝鮮の人権状況をめぐっては、国連総会第3委員会(人権)が18日に、北朝鮮の人権侵害を非難し拉致問題の解決などを求める決議案を賛成多数で採択している。(共同)

6776とはずがたり:2014/11/23(日) 23:52:08
改革路線に変調=突然の利下げ―中国
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-141122X676.html
時事通信2014年11月22日(土)19:53

 【広州時事】中国人民銀行(中央銀行)が22日、2年4カ月ぶりに利下げを実施した。バブルをあおる本格的な金融緩和を極力控え、弱い立場の中小企業や農民に対象を絞った慎重な緩和策を行っていたさなかでの突然の利下げ。一貫性を欠く中国の金融政策に戸惑いが広がっている。

 利下げは、政策の微調整で苦境を乗り切ろうとする従来路線と明らかに異なる。共産党・政府が翌年の経済政策を討議する年1回の中央経済工作会議を来月に控え、成長重視か構造改革優先かをめぐり、意見対立が起こっている可能性がある。

 胡錦濤前国家主席と温家宝前首相のコンビは2013年までの任期中、景気減速懸念が強まるたびに金融緩和で対処した。大型景気対策も併用するなど、エンジンを吹かす形の典型的なてこ入れが目立った。しかし、副作用は大きく、公的債務拡大、企業の過剰設備投資、不動産市場過熱などを招いた。

 そうした時代と決別し、改革の大なたを振りかざしたのが習近平国家主席、李克強首相の新指導部だった。国内外のメディアはこの新スタンスを、李首相の名前を冠して「リコノミクス」と呼んで称賛。李首相は期待に応えるように、経済成長よりも改革を優先する姿勢を前面に出した。

6777チバQ:2014/11/24(月) 07:54:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112400003
モンゴル前首相、交通事故で重傷


 【北京時事】中国国営新華社通信がモンゴルの報道として伝えたところによると、11月初めに経済運営の責任を問われ解任された同国のアルタンホヤグ前首相が23日、ウランバートル北東部で交通事故に遭い、重傷を負った。
 前首相は乗っていた車が横転し、鎖骨と背骨を負傷。医師は国外での治療を勧めており、地元メディアは韓国に向かう可能性があると報じている。(2014/11/24-00:15)

6778チバQ:2014/11/24(月) 08:23:42
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230026-n1.html
2014.11.23 20:11

タイ、クーデターから半年 戒厳令解かずメディア締め付け 学生が米映画まね指立て抗議 

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 【シンガポール=吉村英輝】タイでクーデターが発生して22日で半年が経過したが、全権を掌握した暫定政権のプラユット首相(前タイ陸軍司令官)はいまも戒厳令を解かない。政治活動の禁止や報道抑圧に、反発が広がっている。

 「現状で見境なく報道の自由を行使すれば、むしろ国に危害を与える」

 タイの英字紙バンコク・ポスト(電子版)によると、プラユット氏は21日、毎週金曜夜に行うテレビ演説で、制限を正当化してメディアに自制を訴えた。

 プラユット氏は19日、政権に批判的なタクシン元首相派が多い東北部コンケンで演説。この際、地元大学生5人が「クーデターはいらない」と書かれたシャツを着け、指3本を高く立てた。独裁国家と化した近未来を描く米国映画『ハンガー・ゲーム』に現れる抵抗のしぐさをまねた抗議行動で、5人はすぐに拘束された。

 事件を受け、一部配給会社は「政治運動に巻き込まれたくない」として、20日からのシリーズ最新作の上映中止を決定。学生などが抗議し、メディアも大きく取り上げた。

 公共放送局では政治番組のキャスターが降板。プラユット氏は否定したが同局は軍政の圧力を認め、タイのジャーナリスト協会などは報道機関への圧力を非難する共同声明を出した。また元ロイター通信記者によるタイの政治状況を分析した英語書籍も、公共倫理に反するとして輸入販売が禁じられた。

 プラユット氏はタクシン派と反タクシン派の「和解」を妨げているとして、ソーシャルメディアにも批判の矛先を向けている。

6779チバQ:2014/11/24(月) 08:24:34
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230002-n1.html
2014.11.23 18:00
【アジアの目】
タイのプラユット暫定政権、タクシン色カラー排除に躍起

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(1/3ページ)

カンボジアを公式訪問したプラユット首相(右)。フン・セン・カンボジア首相はタクシン氏とも親しく、首相顧問にしたことも=?月?日、プノンペン(AP)
 来年はタイとミャンマーで両国の将来を決める重要な選挙が行われる。ミャンマーは民政移管後に行われる初の総選挙。タイは今年5月のクーデターで実権を握った軍政から民政への復帰をかけた選挙となる。ミャンマーでは政府と与野党の話し合いが行われたが、タイでは政府がタクシン氏支持派の排斥を強め、双方の対立は深まっている。

タクシン氏関連ニュース規制

 タイのプラユット暫定政権は今年5月のクーデター後、インラック前首相の兄で、国外逃亡中のタクシン元首相の影響力排除に腐心している。暫定政権側はクーデターに踏み切った理由について、タクシン氏を支持する勢力と反タクシン派の対立が解消されなかったためと説明している。

 しかし、実際にはタクシン支持派が王制や軍に批判的だとして、支持派の勢力をそぐことが国内の安定につながると判断し、さまざまな施策を行った。タクシン氏に近いとされた人物を省庁や公的機関の主要ポストから外し、さらにタクシン氏寄りとみられるジャーナリストや研究者にも出頭を求め、タクシン氏の擁護や軍政批判を行わないよう命じた。応じなければ拘留やパスポートを取り消すなどして、タクシン支持勢力への圧力を増してきた。

 それでもなお、タクシン氏を支持する国民は多い。先週末、中国の四川省でパンダを抱いているタクシン氏とインラック氏の写真が地元メディアで報道されると、インラック氏のフェイスブックに28万人が「いいね!」と応じたという。

 これを受けてプラユット首相は3日、国内メディアに対し、「犯罪者であるタクシン氏に関するニュースを伝えないように」と指示した。暫定政府は近く、来年の総選挙に向け、新憲法の草案を検討する委員会を設置するが、今回の措置は、暫定政権が目指す国民和解がいかに難しいかを浮き彫りにした。

警察への影響力増大狙う

 暫定政府はさらに、タクシン氏の影響力が強いとされる警察組織の見直しにも着手。タクシン派の幹部を更迭するなどしてきた。その一方で警察官の増強を図るため、かつて行っていた徴兵によって警察官を確保することを決めた。

 現地紙ネーションなどによると、タイの警察官は23万人で警官1人当たりの人口は600人(日本は500人弱)。徴兵制を導入することで、警察官の補充を容易にできるとしている。

 ただ、本当の狙いはタクシン色の排除だ。タクシン氏は警察士官学校を首席で卒業し、警察在職中に米国に留学。そのときの経験でIT産業の将来性を察知し、退職後、通信会社を立ち上げ、政界入りした。

 警察士官学校時代の友人らはそのまま警察幹部となったことから、警察内部にはタクシン氏と深いつながりがある幹部が多いとみられてきた。

 今回、軍政が導入を決めた警察官の徴兵制は21歳以上が対象で、軍と同じ2年間。毎年5000〜1万人を採用し、月9000バーツ(約3万1300円)の給料が支払われる。

 タイ軍の兵役は18歳から2年間が義務付けられている。多くの若者は今後、兵役を済ませた後で警察に入ることになる。軍と警察のより緊密な関係を築き、軍の警察に対する影響力を強め、警察への国民の信頼を高める狙いもある。

 なにしろ、警察への国民の視線は厳しい。警察官が交通違反を見逃す代わりに賄賂を要求するなど日常茶飯事だ。さらに、最近では南部のコータオ・カバナ・リゾートで起きた英国人男女の殺害事件で、地元警察が出稼ぎのミャンマー人2人を逮捕したものの、証拠をでっち上げ、拷問まがいの取り調べを行っていたとされ、警察批判が噴出した。ミャンマー、英国との国際問題にも発展している。

 暫定政権が来年の総選挙を無事に実施し、タクシン氏をめぐって分裂してきたタイの各勢力、国民各層が和解を実現するのは容易ではなさそうだ。(編集委員 宮野弘之)

6780チバQ:2014/11/24(月) 08:29:40
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230022-n1.html
2014.11.23 19:06
【香港民主化デモ】
街頭占拠の発起人准教授らが「自首」へ 「成果あった」デモ収束目指す

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(1/2ページ)【香港民主化デモ】
 【上海=河崎真澄】香港紙、蘋果日報(電子版)によると、香港の選挙制度民主化のため街頭占拠を呼びかけた香港大法学部准教授の戴耀廷氏ら発起人3人は23日、法治尊重の姿勢を示すため12月5日に警察に自首し、デモによる抗議活動から退く意向を固めた。民主派の学生団体と協議を進め、街頭占拠デモの早期収束をめざす狙いがある。

 戴氏らは9月28日の占拠開始から2カ月が経過するタイミングで「一定の成果があった」として、強硬派も多い学生らを2週間程度かけて説得したい考え。

 民主化を求めるデモとはいえ幹線道路の封鎖など街頭占拠は違法行為で、高等法院(高裁)が強硬派デモ参加者の多い繁華街の一部で占拠禁止命令を下している。24日にも強制撤去に踏み切ることが確実となったため、戴氏らは混乱が広がる前に収拾を急ぐ。

 民主派政党の工党を率いる立法会(議会)の李卓人議員は戴氏らに従って同時に自首する。民主派を支援する蘋果日報の黎智英会長も撤収に賛意を示した。

 英国統治時代に最後の香港総督を務め、民主派デモを支援してきたクリス・パッテン氏は、香港学生の要求は国際社会に十分に伝わったとして、裁判所の命令に従って街頭占拠を解除するよう呼びかけている。

 ただ、香港バプテスト大学学生会の陳天俊会長は産経新聞の取材に、「中国や香港の政府に圧力をかけ続けることも必要で、デモ隊が座り続けることに意味がある」と難色を示した。

 一方、中国紙、法制晩報(電子版)は23日、浙江省の地元紙、嘉興日報が同日までに、香港の民主派デモを支持する発言をインターネット上で展開していたとして、自社の評論員を解雇したと報じた。中国共産党政権は、香港民主派の動きが本土側に波及しないよう神経をとがらせている。

6781チバQ:2014/11/24(月) 08:36:44
http://mainichi.jp/select/news/20141124k0000m030048000c.html
台湾映画賞:「KANO」無冠に 「中国に配慮か」
毎日新聞 2014年11月23日 19時43分(最終更新 11月24日 00時56分)
【台北・鈴木玲子】台湾のアカデミー賞とも言われる映画賞「第51回金馬奨」が22日、台北市で発表された。日本統治時代を描いた台湾映画「KANO」は作品賞など6部門でノミネートされていたが無冠に終わった。前日には、観客投票で1位となり、観客賞と国際批評家連盟賞に輝いていただけに、ネット上では「中国に配慮したのでは」などと疑問視する声が上がった。

 この作品は、日本統治時代の1931年、台湾代表として夏の甲子園に初出場し準優勝した嘉義(かぎ)農林学校(嘉農)野球部の実話が基になっている。台湾の漢族や先住民族、日本人が力を合わせ、甲子園出場の夢に向かってまい進する姿を描き、セリフの9割が日本語だ。2月に台湾で公開されてヒットし、作品賞のほか、主演の永瀬正敏さんが主演男優賞、馬志翔監督が新人監督賞の候補に挙がっていた。

 23日付の台湾紙「自由時報」は、中国当局が金馬奨関連でこの作品に関する報道を禁じる通知をメディアに出したため、中国では報じられなかったと伝えた。また、「審査委員会は中国に協力して『KANO』を封殺したのか」とも報じた。

 対日強硬論を展開することで知られる中国の国際情報紙「環球時報」のサイトは、各部門の候補リストを掲載したが、「KANO」は削除されている。

 中台の交流が進む中、金馬奨の審査委員には中国出身者が加わるようになっている。ただ、今年の審査委員長を務めた上海出身の女優は「審査は厳正で公明正大」と述べ、政治的な影響を否定した。

6782チバQ:2014/11/25(火) 20:51:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3032637
香港当局、旺角で民主派のバリケードを撤去
2014年11月25日 15:15 発信地:香港
【11月25日 AFP】香港(Hong Kong)当局は25日、同市内で2か月近くにわたり続く民主派デモの参加者らが繁華街・旺角(モンコック、Mongkok)地区に設置したバリケードの撤去を開始した。

 同地区は、次期行政長官選挙での民主的な選挙を求めるデモ隊の三大拠点の一つ。警察に立ち退きを命じられたデモの参加者らは、「私たちは真の普通選挙を求めている」などと叫び返した。

 25日の撤去作業についての裁判所命令で対象とされたのは亜皆老街(アーガイル・ストリート、Argyle Street)のみだが、翌26日朝には別の裁判所命令に基づいた弥敦道(ネイザンロード、Nathan Road)での撤去作業も予定されていると報じられている。(c)AFP

6783チバQ:2014/11/26(水) 21:13:15
http://www.sankei.com/world/news/141126/wor1411260022-n1.html
014.11.26 20:58
【香港民主化デモ】
繁華街の幹線道路でデモ隊を完全排除 香港警察、逮捕者約150人に

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香港の旺角で26日、民主派デモ隊のバリケードを撤去する警官隊(AP)
 【上海=河崎真澄】香港の選挙制度の民主化を求める大規模デモで、警察当局は26日、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の道路などを占拠していた民主派デモ隊のバリケードやテントなどの強制撤去を続けた。幹線道路ネイザンロードでも数百人のデモ隊を完全排除し、一部の通行が可能になった。

 高等法院(高裁)による街頭占拠禁止命令で25日に始まった旺角での強制撤去で、26日朝までにデモ参加者ら116人が逮捕された。さらに同日、学生団体のリーダー2人を含む20人以上が逮捕され、逮捕者は計148人に上った。警官隊約3千人が数百人規模のデモ隊を催涙スプレーなどで制圧した。警官69人を含む多数の負傷者が出た。

 旺角を“奪還”した当局側は近く、デモ隊最大の占拠拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)などでも強制排除に乗り出す構えだ。

6784チバQ:2014/11/26(水) 21:14:18
http://www.sankei.com/world/news/141126/wor1411260002-n1.html
2014.11.26 11:00
【プラユット政権考】
中国にすり寄るタイ暫定政権 駐タイ日本企業は大丈夫か

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(1/3ページ)

11月9日、APEC首脳会議出席のため訪れた北京で、習近平国家主席と握手するプラユット首相(AP)
 タイ暫定政権のプラユット首相(前タイ陸軍司令官)が、外交活動を本格始動した。北京やミャンマーでの国際会議に相次ぎ参加したほか、日本訪問も予定しているという。欧米諸国が軍事政権へ冷たい対応をとる中、中国はタイを懐柔する姿勢を強めており、中タイは急接近しているもようだ。日本企業はタイに多く進出しており、高速鉄道輸出など大型インフラ案件にも期待を寄せているだけに、日本政府の対応が注目されている。

 プラユット氏は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪れた北京で、習近平国家主席や李克強首相と相次いで会談し、中国雲南省からラオス、タイを結ぶ鉄道建設への協力などを表明した。

 習氏は「両国の全面的な戦略パートナーシップを深めていきたい」と述べ、同鉄道などタイでのインフラ開発への協力や、中国企業によるタイへの直接投資拡大の考えを示した。これにプラユット氏は、中国が目指す「シルクロード経済ベルト」や「21世紀の海上シルクロード」に言及し、関係強化への期待で応じた。

 タイでは、インラック前首相の兄で、以前の軍事クーデーターで事実上の国外逃亡を続けるタクシン元首相が、中国との経済関係強化を主導してきた。一方、タクシン氏を警戒する軍部は、中国と一定の距離を保ってきた。国境を接するミャンマーやカンボジアが中国へ軍事的に依存してきた状況も、タイの軍部と中国との微妙な関係を作り出してきた。

 だが、5月のクーデーター後、米国がタイへの軍事協力を中止するなど、米欧は早期の民政移管を求めプラユット政権に圧力をかけている。プラユット氏としては、頼れる大国は中国ぐらいしか見当たらないのが実情だ。

 プラユット氏が中国に約束した鉄道整備をめぐっては、インラック前政権と日本側が、別の路線における高速鉄道計画で協議を進めていたが、クーデーターで頓挫してしまった。中国政府が自国に有利な路線でタイと合意にこぎ着けたことに、日本政府筋は「中国側が提示する路線の現実性はかなり低い。日本が売り込んでいる高速鉄道とも内容が違い競合しない」と指摘する。一方、現地の日本企業関係者は「タイ国内での需要拡大が確実視されるインフラ整備で中国企業の後じんを拝しかねない」と危機感を募らせている。

 タイの英字紙バンコク・ポスト(18日付)によると、タイのプラウィット副首相兼国防相(元タイ陸軍司令官)は、中国ウイグルから不法入国したとみられる200人以上の難民について、国籍を確認後、中国側に引き渡す考えを示した。これら難民は、今年に入り南部ソンクラーで見つかり、現在は拘束中。中国側の迫害が懸念されるが、プラウィット氏は「彼らが帰国したとしても、中国のような大国が暴力で扱うとは信じていない」としており、人権団体などの反発も予想される。

 プラユット氏は、8月に首相就任後、10月に初の外遊先としてミャンマーを訪問。その後、欧州や北京、ミャンマーでの首脳会議に出席するなど、着々と外交日程をこなし自信をつけている様子だ。ある地元ジャーナリストは、軍服から背広に着替えて首相としてふるまうプラユット氏の姿に「首相になりたいためにクーデーターを強行したといわれても仕方ない」と指摘する。

 バンコク・ポスト紙によると、プラユット首相は12月に日本を訪問する予定。韓国を11〜12日に訪れた後で、日程は未定という。日本では総選挙の時期だけに実現は不透明だが、来日した際は、たなざらしとなっている高速鉄道計画をはじめ、インフラ投資も呼びかける見通しという。(シンガポール 吉村英輝)

6785チバQ:2014/11/26(水) 21:44:18
http://mainichi.jp/select/news/20141127k0000m030066000c.html
香港:1時間半で「陥落」九竜半島占拠地 当局が強制撤去
毎日新聞 2014年11月26日 20時42分(最終更新 11月26日 20時46分)
 ◇一瞬だった…学生団体の幹部やリーダー2人を逮捕

 【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対する民主派の道路占拠で、香港当局は26日、デモ隊の一大拠点だった九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)の幹線道路でバリケードなどを強制撤去した。香港警察は25日以降、デモ隊の中でも特に強硬派や学生団体幹部らに狙いを定めたように次々と逮捕。リーダー役を失った九竜半島の占拠地は、わずか1時間半で「陥落」した。

 一瞬だった。26日朝、執行官らが裁判所の占拠禁止命令を読み上げ、強制執行を宣言。最前線のバリケード前では、学生団体「学連」幹部の岑敖暉(しん・ごうき)氏が「(逮捕されるかもしれないが)最後まで一緒にとどまる」と演説していた。だが、警官隊は突然、バリケードの隙間(すきま)から突入し、岑氏とそばにいた「学民思潮」のリーダー、黄之鋒(こう・しほう)氏を引きずり倒した。2人は「法廷軽視罪」などで逮捕された。

 強制執行の対象は、南北に走る幹線道路の500メートル弱の区間。道路沿いの宝石店などの店は軒並みシャッターを下ろし、臨時休業した。警察はヘルメット姿の機動隊が中心となりテントなどを取り潰した。さらに警棒や催涙剤が入った放水銃を構え、「(妨害すれば)即逮捕する」と警告。その場にとどまっていた学生らは、特に作業の妨害をしたように見えなくとも次々と拘束された。

 後ろ手に縛られて連行される知人を見送った男子学生(21)は「こんな警察の暴力を香港市民は経験したことがない。他の占拠地も失えば、自由な選挙という目標も潰されてしまう」と訴えた。午前10時ごろに始まった強制撤去は同11時半にほぼ終了。香港警察によると、25、26の両日で逮捕者は計148人に上った。香港警察の担当者は記者会見で、法執行に問題はないとの見方を示した。

 商業地区の旺角では、長期間のデモ隊の道路占拠を快く思わない雰囲気も色濃かった。26日午後に車両の通行が再開されると、金物店の店主(54)は「庶民の生活に重大な影響が出ていた。学生らの気持ちも分かるが、これで日常が戻る」と胸をなで下ろした。

 占拠運動の拠点は、香港島の金鐘(アドミラリティ)と銅鑼湾(コーズウェイベイ)の2カ所になったが、金鐘では今も多くの学生らが占拠を続け、事態打開のめども立っていない。

幹線道路の近くに座り込んでいた男子学生(22)は「占拠は確かに違法だが、強制排除すれば問題が解決すると社会に思われるのが心配。本当の問題は、真の普通選挙をすべきだという私たちの声を一切聞こうとしない政府の姿勢だ」と憤った。

6786チバQ:2014/11/27(木) 22:07:03
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270053-n1.html
2014.11.27 20:01
【台湾地方選】
与党苦戦、台北など主要4市 29日投開票





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 【台北=田中靖人】2016年の次期台湾総統選の行方を占う統一地方選は29日、投開票される。与党、中国国民党は馬英九政権の支持率低迷などで苦戦が伝えられ、全人口の7割を占める6つの直轄市の市長選で、現有4市の維持は難しい情勢だ。

 全22県・市の首長、議員や村長など9種の公職で初めて一斉に投票が行われる。定数約1万に約2万人が立候補しており、12月に昇格する桃園を含む6直轄市の投票の動向は総統選の試金石と位置づけられている。選挙戦終盤には、国民党主席の馬英九総統が地元の会合に出席したり候補者と街頭に出たりして巻き返しを図ってきた。

 国民党は直轄市の台北市長選で、連戦名誉主席の長男で新人の連勝文氏(44)が苦戦を強いられ、馬総統が里長(町内会長)にまで電話をかけて支持を訴えた。テレビCMなどでも対立候補で無所属新人の外科医、柯文哲氏(55)と野党、民主進歩党との近さを強調。国民党に有利な従来の二大政党対決の構図に持ち込もうとしている。

 同じく直轄市の台中市では、市長を3期13年務めた国民党の現職、胡志強氏(66)が多選を批判されたが、終盤になり公共事業の成果を強調。電子機器受託製造(EMS)大手の鴻海(ホンハイ)精密工業の会長が24日、胡氏の4選を条件に2000億台湾元(約7600億円)の投資を表明するなど、財界を巻き込んで追い上げている。

 一方、民進党は総統選を目標に、「地方から台湾を取り戻す」と合言葉を掲げ、地盤の南部での現有県・市を固め、中部での伸長を目指している。

6787チバQ:2014/11/27(木) 22:11:35
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030035000c.html
北朝鮮:金正恩第1書記の妹、金与正氏が党副部長に
毎日新聞 2014年11月27日 19時23分

 【北京・西岡省二】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が朝鮮労働党副部長のポストについていることが27日、国営朝鮮中央通信の報道で判明した。部署は明らかにされていないが、韓国の聯合ニュースは、党宣伝扇動部の可能性があると報じている。

 朝鮮中央通信は、金第1書記がアニメ映画撮影所を視察したことを伝える記事で与正氏を「党副部長」と紹介した。

 与正氏は今年3月、最高人民会議(国会)第13期代議員選挙の際、金第1書記の側近である崔竜海(チェ・リョンヘ)氏や黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏らとともに金第1書記に同行した際、北朝鮮メディアとして初めてその動静が伝えられた。当時の肩書は党中央委員会の責任幹部。その後、金第1書記の秘書室長役を務めているとの情報もあった。

 最近、与正氏は金第1書記の公開活動への同行が増えており、金正恩体制の安定と国政運営の中心的役割を果たしているという見方が出ている。

 宣伝扇動部は最高指導者に対する偶像化と体制宣伝、住民に対する思想教育を管轄する部署で、組職指導部と並ぶ党の重要部署とされている。

6788チバQ:2014/11/27(木) 22:13:28
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030106000c.html
香港:道路占拠2カ月 デモ、色濃い手詰まり感
毎日新聞 2014年11月27日 21時59分(最終更新 11月27日 22時10分)

 ◇政府と対話拒否、参加者減少

【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対する民主派の道路占拠は、香港島中心部の金鐘(アドミラリティ)で最初に占拠が始まってから28日で2カ月が過ぎる。九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)での強制排除が26日に完了したことでデモ隊の拠点は2カ所になり、街の秩序回復に向けて一歩進んだ。一方のデモ隊は反発を強めるものの突破口はなく、手詰まり感が色濃くなっている。

 「彼らは戦略がなかったんでしょ。道路に座り込んで文句を言うだけでは何も得られない」。強制排除で通行が再開され、バスなどが行き交う旺角の幹線道路「ネイザンロード」。出勤途中の会社員、袁凱迎さん(27)は冷たく切り捨てた。

 旺角では26日夜、強制排除された学生らが「買い物に来た」などと叫びながら脇道に再び集結。27日朝にかけて数百人が警官隊と衝突し、幹線道路をふさぐ動きも起きた。朝までに21人が逮捕され、25、26両日の逮捕者も計159人に上った。

 旺角に戻った学生の一人は「旺角の奪還を目指す」と話す。運動の中心である学生団体「学連」も、旺角の強硬派とは距離があったが、26日の強制排除で幹部が逮捕されるなど警察当局の強硬手段に反発。「政府が正義にもとる対応をとるなら、次の行動をとる」と警告した。

 ただ、学生側に妙案があるわけではない。香港政府は中国側が決めた選挙制度の撤回を明確に拒否。学生側は「それでは話し合いはできない」として対話を打ち切ってしまった。香港テレビ記者は「実際には対話以外に方法はない。それを拒否して政府に圧力をかけるなら、再び何万人ものデモ隊を集めるしかない」と話す。

 だが、現場には疲労感が漂う。政府庁舎が目の前にある金鐘は、かつては数千人が連日連夜、道路を占拠していた。だが、今は道路に無数のテントが敷き詰められているものの、泊まり込みで占拠を続ける人は数少ない。夜の集会も数十人しか集まらない時もある。もう一つの占拠エリアである繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)は27日午前、5人のデモ参加者しかいなかった。

 今後の見通しは悲観的だ。香港メディアは、占拠運動の発起人3人が来月5日に警察に出頭すると伝えた。発起人の一人の朱耀明牧師は「運動がどう進むべきか分からない状況。疲れを感じる」と話し、運動からの撤退を示唆した。香港大が実施した調査でも約8割が占拠を「やめるべきだ」と回答しており、世論の風向きも変わりつつある。

 現時点で占拠が続く金鐘幹線道路についての占拠禁止を命じる裁判所の判断は出ていない。ただ、香港政府は強硬派の拠点だった旺角の強制排除に成功したことで、金鐘や銅鑼湾でも占拠をやめるようデモ隊側に圧力を加えるとみられる。梁振英行政長官は27日、旺角での強制排除について「警察の仕事は非常に効果があった」と述べ、秩序回復に自信を見せた。

 金鐘の占拠エリアで夜勤明けに来たという会社員の陳綽然さん(28)は「私たちの考えを正しく反映させる仕組みが香港にはない。だから占拠して抗議している。警察が鎮圧したから、あきらめろというのか。それで若者は納得しない」と話した。

6789チバQ:2014/11/27(木) 22:13:56
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030060000c.html
タイ:総選挙16年初め以降にずれ込み
毎日新聞 2014年11月27日 20時14分

 【バンコク岩佐淳士】タイ暫定政権のプラウィット副首相兼国防相は27日、民政移管のため2015年中に予定されていた総選挙が16年初め以降にずれ込む見通しを示した。クーデターでタクシン元首相派政権を打倒した軍事政権に対する抵抗活動が収まらないためという。

 プラユット暫定首相は今年6月、テレビ演説で、政治改革や新憲法制定を行ったうえで、15年10月ごろに総選挙を実施する日程を示していた。ロイター通信などによると、プラウィット氏は「新憲法が準備されれば、16年初めごろに選挙が実施できるだろう」と語り、日程延期の理由に反軍政勢力の存在をあげた。

 軍政は今月、憲法起草委員会を設置し、新憲法制定に着手。しかし、新憲法に盛り込む政治改革が露骨なタクシン派排除を狙ったものになれば反発は必至。反タクシン派内でも政治改革のあり方には意見の食い違いがあり、新憲法制定までには曲折が予想される。

6790チバQ:2014/11/27(木) 22:19:08
1351 :チバQ :2014/11/27(木) 22:14:32
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030063000c.html
台湾:統一地方選が29日投開票 首長選で激しい中部攻防
毎日新聞 2014年11月27日 20時17分(最終更新 11月27日 22時07分)
【台北・鈴木玲子】2016年の次期総統選挙の前哨戦となる台湾の統一地方選が29日、投開票される。6直轄市を含む22の県市の首長や地方議員など九つの選挙が行われる史上最大規模の選挙戦。台湾では北部が与党の国民党、南部は野党の民進党勢力が強いが、今回の首長選では与野党勢力の分水嶺(ぶんすいれい)である中部での攻防が激しくなっている。地盤が動けば総統選にも影響しかねず与野党はトップが頻繁に中部入りし、支持を訴える。

 与野党の勢力図は、中部を流れる濁水渓を境に南北に分かれるため「濁水渓の攻防」とも言われる。川の北に位置する台中市、彰化県、南投県は国民党が握る。しかし、今回は国民党の牙城とされてきた台中市の市長選で民進党新人の林佳龍氏(50)が国民党現職の胡志強氏(66)をリードする。

 「台湾をひっくり返す。中部台湾から変えよう」。25日、応援で台中に乗り込んだ蔡英文・民進党主席が訴えた。同党は林氏の人気に乗じ、中部を重点地域に置く戦略を鮮明にし、勢力拡大を図る。

 隣接する彰化県でも、民進党新人の魏明谷氏(50)が終盤で猛追する。魏氏は25日、林氏と共に立法委員(国会議員)辞職願を出し、背水の陣を演出し、逆転勝利を狙う。

 これに対し国民党も党主席の馬英九総統ら幹部がこぞって中部入りし、地盤死守に躍起だ。台中市の現職、胡志強氏は、党の実力者の一人だが、合併前の旧台中市長を含め既に任期が13年に及んでおり、「多選」批判に苦しむ。23日に落成した「台中国家歌劇院」など台中発展への貢献を強調し、必死に巻き返す。

 また川の南にある雲林県は民進党が2期県政を担ってきたが、今回は与野党の新人同士の接戦となっている。国民党は、地方派閥を率いる元県長の妹を擁立し、奪還を狙う。成功すれば勢力南下への大きな布石となる。

 一方、全体で見れば無所属の花蓮県を除き現有勢力は国民党15に対し民進党が6。馬総統の支持率が低迷する中、現有を守り抜きたい国民党に対し、民進党は7以上を目指す。

 また、国民党政権のお膝元である台北市長選では、野党系の無党派新人で台湾大の医師、柯文哲氏(55)が、国民党の連戦・名誉主席の長男、連勝文氏(44)にリード。同党は支持基盤である退役軍人らに訴え、最後の追い上げを図る。

6791チバQ:2014/11/27(木) 23:16:41
http://toyokeizai.net/articles/-/54383
「嫌韓CM」席巻!台湾の過激な選挙事情
台湾統一地方選で国民党が嫌韓を前面に
福田 恵介 :週刊東洋経済 副編集長 2014年11月26日
11月29日に統一地方選挙が行われる台湾。台北市や高雄市長選をはじめ、2016年にも実施される総統選挙の行方を占う選挙としてもりあがっている。

選挙CMで、台湾にある「反韓」「嫌韓」感情を煽る与党


国民党が作成した「反韓」「嫌韓」を煽る選挙CM
激しい選挙戦が繰り広げられる中、与党・中国国民党が作成し、同党のフェイスブックページなどにも掲載している選挙CMの内容が「あまりにも露骨」として話題になっている。それは、台湾にも少なからず存在する「反韓」「嫌韓」感情を煽っているためだ。

フェイスブックのCMを見るとわかるように、このCMでは、韓国の伝統衣装であるチマチョゴリを着飾った女性が座っているシーンから始まる。女性の前に置かれたテーブルには、なぜか韓国の国旗「太極旗」と台湾の国旗「青天白日満地紅旗」が描かれたカードが。そして次のようなナレーションが入る。

「韓国は言っている。『ありがとう、ありがとう民進党(台湾の最大野党である民主進歩党)、立法院で法案を何回も拒否してくれて』」

「韓国は言っている。『台湾、ありがとう。ゆっくりわれわれの後に来てください』」

これは11月、急きょ合意された韓中FTA(自由貿易協定)のことを指して、このようなCMをつくったものと思われる。

ナレーションはさらに、「韓国の姿を見て、民進党は『大陸市場はよくない、ほかの所に行けばいい』言っている」「中国と韓国とのFTAが締結されれば、韓国は台湾と比べて1632億台湾ドルの関税が節約できる」と続け、「台湾のチャンスを失わせた民進党、11月29日、民進党がこのような行為を続けられるかを韓国は見ている」と締める。

人々の「反韓」感情を煽るのは、国民党の常套手段?

国民党はまるで、韓国が自党の応援団かのように考えているようだ。国民党はこれまで、民進党政権時代にも韓国を引き合いに出して、民進党を攻撃したことがある。

1980年代、90年代に「アジアNIEs」「アジア四小龍」と呼ばれ、韓国よりはいち早く経済のテイクオフを成し遂げた台湾。だが、サムスン電子などの企業が世界市場に台頭した2000年ごろから、台湾経済は相対的に韓国経済よりも振るわないという見方が台湾内でも広がっていた。

国民党はそこを突いて、韓国と比較することを、民進党攻撃のプロパガンダとして利用してきた。2007年にも、韓国の経済指標を比較しながら「民進党政権の7年間で、(国民所得など)韓国に後れを取った」というCMを作成・放映して話題になったことがある。

2008年に国民党が政権を奪回し、馬英九総統はECFA(海峡両岸経済協力枠組取り決め)と呼ばれる中国との実質的なFTAを締結した。すでに実行段階に入っており、さらなる拡充を目指している。

しかし、政権側がアピールするほどの経済成長、景気の回復にはほど遠い。今年3〜4月、中国とのさらなる経済関係の強化を図ろうとした政権に対し、これに反対する学生たちが立法院(国会)を占拠。過激な行動とはいえ、結局は学生たちの主張に台湾市民の多くが共感。結局、馬英九政権は学生たちの主張に耳を傾け、ECFAの手続きをストップせざるを得なかった。

しかも今回の統一地方選挙では、国民党の強固な地盤である台北市長選で、当初は当選確実との下馬評を得ていた国民党候補の連勝文氏が苦戦している状況だ。そのような中、またぞろ「韓国を引き合いに出してきたか」との声が高まっている。

6792チバQ:2014/11/27(木) 23:17:14
11月に合意された韓中FTAそのものについては、日本の専門家も「日本への影響よりも、台湾への影響が相対的に強い」という指摘が、日本ではある。

韓国のFTA政策に詳しい、亜細亜大学アジア研究所の奥田聡教授は「今回の韓中FTAは、自由化度からすれば非常に低レベルなFTA」としながらも、「精密機械や電子部品、化学製品など、中国がほしがる物品は台湾と韓国は競争関係にあり、台湾企業に影響があるかもしれない」と説明する。

また、台湾経済に詳しい、みずほ総合研究所アジア調査部中国室の伊藤信悟室長は、「韓中FTAの具体的な品目の関税がどうなるのかがまだきちんと発表されていない」と前置きしたうえで、「台湾では、自由化度が低く、台湾に敏感的な品目では非課税になるのが20年後という物品もある。『韓中FTAが台湾経済に悪影響を与えると言うのは時期尚早』との指摘をする専門家もいるようだ」と言う。

ライバルのはずの韓国は、台湾をあまり意識せず

とはいえ、このCMに出てきたように、韓国が台湾に対して優位性を感じつつ関心を持っているかと言えば、必ずしもそうではない。

今回の韓中FTA合意で「(自由貿易ができる)経済領土が世界の8割を超えた」と、韓国メディア特有の「わが国がよくやった」式の報道は多かったが、そのなかに「台湾と比べて有利」といった言葉はほとんど出てこない。韓国経済界や一般国民が、ことさら台湾に関心があるわけでもない。彼らの関心は圧倒的に、中国大陸とどうつきあうべきか、なのだ。

また、中国や米国、EUと相次いでFTAを締結し、一時は「FTA大国」を自称していた韓国だが、その成果を国民が感じているかとなると疑わしい。それは、FTAによって、国民がその恩恵をどこまで意識しているか、ということだ。韓国では李明博前政権当時、米国産の牛肉輸入自由化をめぐり、その安全性などに疑問を持った国民による大規模なデモが発生。それが長期化し、一時は李政権の存続が危ぶまれるほどの規模にまで発展したことがある。

また、米国とのFTA交渉に関しても、農業分野を中心に大規模な反対デモが発生。結局、多額の補償金をはじめ、手厚すぎる補償策をも用意して、ようやく世論の合意を成し遂げた苦渋も味わっている。それほどまでに韓国がFTAを推進したのは、「輸出立国こそ経済の根幹とせざるを得ない韓国にとって、通商面でのインフラづくりこそ重要」(韓国政府関係者)という政策目標があったためだ。

そんな韓国の実状を知れば、国民党が今回作成したCMは、外国人から見てもお気軽すぎる。台湾内でも、「地方選のこの時期に国政レベルの問題を取り上げて対立陣営を攻撃するのは卑怯」「国民党の台北市長候補さえ、この問題をはっきり応えられないのでは」「韓国をつかって台湾を愚弄するな」という批判的な声が高まっている。

韓国の成功体験を学ばない馬英九政権

そんな状況を、ソウル在住の台湾人ジャーナリストである楊虔豪氏はこう言う。「韓国に住みながら感じるのは、韓国国民の進取的な性格や競争心と上昇志向の強さだ。それこそ韓国経済を押し上げた要因と評価したい」という。その一方で、「市場強化と競争力をアピールしてきた韓国政権は、時にはメディアを操作し、時には警察力など公権力を発動しながら、それが韓国国民の世代分裂や国内の地域対立を深めさせた」と、楊氏はマイナス面も指摘する。

さらに、「馬英九政権は2008年の総統選挙前には韓国をつかって台湾国民の不安心理を煽り、当選後には韓国の経験に学ぼうとしないし、公約であった景気浮揚策も実施できていない。ご都合主義で韓国を使うばかりで、政権維持の道具にしかつかっていない」(楊氏)と手厳しい。

結局、政権維持や国民の不満をそらすために他国を引き合いに出すことは、扇動的で場当たり的なものにすぎない、ということだ。

外国と比較し、外国が持つマイナス面を引き合いに出して自国のことを語っても何の生産性もない。一時的な清涼感を得るだけで、余計な摩擦や混乱をさらに招いてしまうことを、国民党の行動は教えてくれる。

6793チバQ:2014/11/28(金) 20:31:55
http://www.sankei.com/world/news/141128/wor1411280033-n1.html
2014.11.28 20:24
【台湾地方選】
きょう投開票 不人気・馬政権、台北などで与党敗退も





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 【台北=田中靖人】台湾の2016年総統選の行方を占う統一地方選は29日、投開票される。台湾の地方選としては史上初めて、全土の自治体で一斉に投票されるため、2期目の馬英九政権に対する「信任投票」の側面が強まっている。与党の中国国民党は台北市など直轄市を含む現有15県・市を維持できない見通しで、馬政権は選挙の打撃をどの程度回避できるかが早くも注目されている。

 選挙戦最終日の28日、台北市では市長選の無所属新人候補の外科医、柯文哲氏(55)が記者会見し、二大政党による対立の「高い壁」を「台北から倒そう」と訴えた。柯氏を追う国民党の新人、連勝文氏(44)は「情勢は楽観できる」と自信を示した。

 台湾では今回、09年に17県・市、10年に5直轄市で行った統一選を経費削減のため全自治体で実施。人口の約7割を占める6直轄市の市長は行政資源を活用できるため、総統選にも影響を及ぼすとみられている。直轄市のうち、国民党が北・中部で4市、野党、民主進歩党が南部で2市を握っているが、国民党が劣勢の台北、台中で敗れた場合、台湾の「政治地図」が大きく塗り替わる。

 国民党苦戦の要因の一つが馬政権の人気の低さだ。12年5月の2期目開始以降、側近の不正で清廉な印象が失われ、支持率は10%台で推移。醜聞などで辞任した閣僚級は7人に上る。

 政策面では、中国とのサービス貿易協定の批准に反対する学生らが今春、立法院(国会)を占拠し、中国との経済自由化への反発が噴出した。相次ぐ食品安全問題も生活の不安を高めた。所得格差も指摘され、大学新卒の初任給2万2千台湾元(約8万4千円)を意味する「22K」は、庶民の給与の低さの代名詞だ。

 国民党は「地方選の当落は候補者個人の要素が大きく、争点も総統選とは異なる」(幹部)と予防線を張っていたが、終盤になって馬総統が何度も地方入りし、サービス貿易協定に反対する民進党への批判を繰り返したことで、「信任投票」の色合いを自ら強める結果となっている。

6795チバQ:2014/11/30(日) 15:12:11
http://www.asahi.com/articles/ASGCY6K3SGCYUHBI01W.html
台北市長に無所属の柯文哲氏 台湾統一地方選、与党惨敗
台北=鵜飼啓2014年11月30日01時44分
 台湾統一地方選が29日投開票され、与党国民党が首都機能を担う台北市長選や中部の拠点都市、台中市長選などで敗れ、惨敗した。格差拡大や相次ぐ食品安全問題で馬英九(マーインチウ)政権への批判が吹き荒れた。台北では無所属の医師、柯文哲(コーウェンチョー)氏(55)が無党派層に支持を広げて当選。二大政党の構図の台湾では主要選挙で無所属候補が当選するのは極めて異例で、台湾の民主主義は新たな段階に入った。

 馬政権を支えてきた江宜樺(チアンイーホワ)・行政院長(首相)は29日夜、選挙結果の責任を取り、辞任を表明した。江氏は記者会見し、「選挙結果は民衆が施政に満足していないことを示した。人々の声は選挙結果ではっきりと示された」と述べた。支持率が低迷する馬氏の求心力低下は避けられず、兼任する党主席の辞任を求める声が党内で高まる可能性がある。2016年の次期総統選の後継候補選びにも影を落としそうだ。

 国民党は台北や台中など6直轄市のうち、5市長選で敗北。全体で22ある県市長ポストでは15を握っていたが、当選は6県市にとどまっている。全体の得票数は国民党が約499万票(得票率40・70%)、民進党が約583万票(同47・55%)だった。

6796チバQ:2014/11/30(日) 15:13:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3033040
台湾の統一地方選、与党が大敗 行政院長が辞任
2014年11月30日 10:08 発信地:台北/台湾
【11月30日 AFP】29日投開票の台湾の統一地方選挙は、与党国民党(Kuomintang、KMT)が大敗し、首相に当たる江宜樺(Yi-huah)行政院長が「政治的責任」を取って辞任すると発表した。

 台湾史上最大の規模となった今回の選挙では、6直轄市をはじめとする全行政区の首長と議員ら約1万1130人が選ばれた。有権者は約1800万人。投票率はまだ公式に発表されていないが、65〜70%とみられている。

 公式な選挙結果によると、国民党は最も激しい選挙戦が繰り広げられた6直轄市のうち5市の市長選で敗北した。選挙前に国民党は4直轄市の市長を出していた。

 野党民進党(Democratic Progressive Party、DPP)は、同党が支持した無所属新人が国民党の牙城だった台北(Taipei)市長選で当選するなど、6直轄市の市長を2市から4市に倍増させた。国民党が直轄市長選で勝ったのは新北(New Taipei)市だけだった。

 選挙前に国民党は北部の3直轄市と中部の1直轄市の市長を出していた。民進党は南部の2直轄市長を出していた。

 中国からの影響力増大に住民の不安が募る中行われた今回の選挙は、対中関係が主要な争点となる2016年に次期総統選を控え、重要な試金石になるとみられていた。政府は減速する経済や相次いだ食品関連の不祥事にも見舞われていた。

 台北にある中国文化大学(Chinese Culture University)の政治学者、蔡瑋(George Tsai)氏は、「両党にとって意外な結果だったと思う。国民党にとっては勝利できると思っていた地域でも敗北するという悪い結果だった」と述べた。「選挙結果は国民党に、より透明性を高め、(有権者の声に)より良く対応するように政策を根本的に調整しなければ、2016年の選挙で敗北しかねないという明確なメッセージを送った」

(c)AFP/Amber WANG, Benjamin YEH

6797チバQ:2014/11/30(日) 15:26:53
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141130/mcb1411300911004-n1.htm
【台湾地方選】国民党が台北、台中で敗北 揺らぐ馬総統の求心力 (1/2ページ)
2014.11.30 09:11 Tweet
 【台北=田中靖人】台湾の統一地方選は29日夕に投票が締め切られ、開票作業の結果、与党の中国国民党は台北と台中の市長選で敗北した。他の県市でも苦戦しており、大敗の可能性が高まっている。馬英九政権の権力基盤の弱体化は必至で、2016年の総統選での政権交代の可能性が出てきた。

 今回の統一地方選は総統選の行方を占う上でも注目されていた。台北市長選では、連戦国民党名誉主席(78)の長男で新人の連勝文氏(44)が29日夜、支持者に謝罪して敗北を認めた。特権階級の世襲だと批判され、基礎票を固めきれなかった。

 当選を確実にした無所属新人で外科医の柯文哲氏(55)は実質的に野党、民主進歩党の支援を受けながらも、中台関係をめぐる国民党と民進党のイデオロギー対立の「政治文化」を変えると主張。若年層を中心に支持を広げた。

 連陣営は選挙戦終盤、柯氏と民進党との近さを強調し、二大政党対決の構図に持ち込もうとしたが、及ばなかった。
 台中市では、3期13年務める現職の胡志強氏(66)が多選批判に苦しみ、民進党の前立法委員(国会議員に相当)の新人、林佳竜氏(50)が当選を確実にした。

 10%台の支持率にあえぐ馬政権への批判が示された形で、求心力の低下は避けられず、馬氏が進めてきた中国との経済関係の強化は停滞することが予想される。

6798チバQ:2014/11/30(日) 15:36:12
1492 :チバQ :2014/11/30(日) 15:33:04
http://mainichi.jp/select/news/20141130k0000m030105000c.html
台湾:統一地方選の与党国民党敗北 対中融和路線も岐路に
毎日新聞 2014年11月30日 01時33分

 【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選での与党・国民党の敗北により、馬英九政権が進めてきた対中融和路線は岐路に立たされることになる。将来の統一を目指す中国は国民党を軸に台湾との関係強化を進めてきたが、馬政権が「レームダック(死に体)化」すれば、次期総統選を見据えて馬総統と距離を置く可能性もある。

 国民党は終盤で劣勢をはね返そうと、中国との安定した関係が台湾の発展につながるとして対中関係重視を強調し、中台サービス貿易協定に反対する野党・民進党への批判を強めたものの、有権者に支持を広げられなかった。2008年の政権発足以来、中台関係の改善を政権最大の功績と自負してきた馬総統にとっては大きな痛手だ。

 中国側にとって懸念材料となるのは、台北市長選で無所属新人で当選した柯文哲氏の存在だろう。中台が関係改善の基礎と位置づけている「1992年合意」について、中国の台湾政策を担う国務院(政府)台湾事務弁公室トップの張志軍主任が25日、柯氏が当選した場合も92年合意の共通認識を持つよう望むと発言したのに対し、柯氏は「92年合意の内容は何?」と疑問を呈して波紋を広げた。92年合意は「一つの中国」を認めつつ、その解釈は中台各自に委ねるとの内容だ。柯氏は当選後、中国との経済交流を継続するとしたが「重要なのは、全ての人が共に享受し、特権階級のものにならないことだ」とけん制した。

 中国国営新華社通信によると、台湾事務弁公室の馬暁光報道官は29日夜、「両岸(中台)同胞がようやく得た成果を大切にし、両岸関係の平和的発展を共に守り、引き続き推進するよう望む」とコメントした。

6801チバQ:2014/11/30(日) 15:39:26
台北市:国民党→無所属
新北市:国民党→国民党
桃園市:国民党→民新党
台中市:国民党→民新党
台南市:民新党→民新党
高雄市:民新党→民新党

6802チバQ:2014/11/30(日) 15:42:10
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290045-n1.html
2014.11.29 21:57
【台湾地方選】
「支持者失望させた」馬政権レームダック化避けられず、「中国が見放す」?

ブログに書く2



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台北市長選で柯文哲氏優勢の情報が伝えられ、盛り上がる支持者=29日、台北市(共同)
 【台北=田中靖人】「支持者を失望させたことに遺憾の意を表する」。台湾の統一地方選で与党、中国国民党が惨敗したのを受け、馬英九総統は29日夜、党本部で沈痛な面持ちで頭を下げた。馬政権のレームダック(死に体)化が進むことは確実で、躍進した野党、民主進歩党が2016年の総統選で政権を奪還する可能性が強まった。ただ、対中政策の見直しは進んでおらず、課題も残っている。

 「陳以真への投票は馬英九への支持」

 南部の嘉義市では選挙戦中、国民党の女性市長候補、陳以真氏(37)のポスターの隣に、こんな文章だけのポスターが張られた。広告の依頼主は民進党員。強まる馬政権への反感を計算した上での「ネガティブキャンペーン」だ。

 国民党の首長選関係者は「今回の争点は馬英九批判」と言い切った。惨敗で馬総統の求心力低下は避けられず、馬氏が就任以来進めてきた中国との経済関係の強化は党内でも推進力を失う可能性が高い。国民党に近い研究者は「大敗で中国は馬政権を見放すだろう」と指摘する。

 一方の民進党は、蔡英文主席が29日夜、「史上最もよい成績だ」と勝利宣言。蔡氏は次期総統選候補の地位を確実にした。県・市長選で地盤の南部を確保しただけでなく、中部や北部でも国民党からポストを奪ったからだ。

 ただ、課題もある。当時も蔡氏が主席を務めていた民進党は、09年の統一地方選で躍進し、10年の5直轄市長選では総得票数で国民党を上回り、政権奪還への期待が高まった。しかし、12年の総統選で蔡氏は約80万票差で馬総統に大敗した。敗因の一つは、対中政策で「独立色」を払拭できず、経済界から不安視されたことだ。

 半面、学生らによる今春の立法院(国会に相当)占拠で噴出した反中感情を考慮すると、安易に対中融和路線に転向することは難しい。台北市長選で当選した柯文哲氏は、「イデオロギー対立の解消」を掲げたことが評価されており、二大政党対決を強調する従来の手法に戻った場合、今回の選挙以上には支持が広がらない可能性もある。

 政治大の童振源特任教授は「総統選は立法委員(国会議員)選と同日選になるが、民進党の立法委員は独立色が強い。対中政策の調整は困難な道のりになるだろう」と話している。

     ◇

【用語解説】中国国民党

 辛亥革命の指導者、孫文が1894年に創設した「興中会」に起源を持つ。1919年に現在の呼称になった。国共内戦に敗れた49年から台湾に移り、蒋介石・経国の父子時代に一党独裁体制を敷いた。2000〜08年の陳水扁総統(民主進歩党)時を除き、一貫して政権を握る。李登輝氏は総統退任後の01年に党籍剥奪。現在の馬英九総統は09年10月から党主席を兼務。

6803チバQ:2014/11/30(日) 21:24:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014113000539
惨敗の国民党、総統レースも不透明=統一地方選で「本命」苦戦−台湾



台湾の最大野党・民進党の蔡英文主席=11月3日、台北(EPA=時事)
 【台北時事】台湾政界は29日の統一地方選を受け、2016年の次期総統選をにらんだ動きに焦点が移る。最大野党・民進党は、勝利を導いた蔡英文主席(58)が候補者となる見通しだ。一方、惨敗を喫した与党・国民党は、「本命」だった朱立倫氏(53)が新北市長選で予想外に苦戦し、党内レースの先行きは不透明となった。
 蔡氏は12年総統選に出馬して馬英九総統に敗れ、党主席を辞任した。今年5月、約2年ぶりに主席に復帰し、陣頭指揮を執った今回の統一地方選で「歴史的勝利」。党内に有力なライバルは見当たらず、総統選への再チャレンジに異論の声は出そうにない。

台湾の与党・国民党の朱立倫氏=2009年9月、台北(AFP=時事)
 一方、国民党の惨敗は、総統候補選びにも影を落としている。党内では、朱氏が新北市長選で民進党候補に30万以上の票差をつけて圧勝し、その余勢を駆って総統選になだれ込むとの見方があった。しかし、ふたを開けるとわずか2万5000票差の薄氷を踏む勝利。期待されていた集票力に疑問符が付いてしまった。
 朱氏の対抗馬としては、呉敦義副総統(66)の名前が挙がるが、統一地方選敗北の「最大の戦犯」とされる馬総統と近い上、党内人気はいまひとつなのが難点。政界のスターである朱氏に比べ、地味であることは否めない。他に適当な人材も見当たらず、候補者選びは難航が予想される。(2014/11/30-20:19)

6804チバQ:2014/11/30(日) 21:24:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112900213
人事介入報道、波紋広がる=朴大統領の元側近−産経裁判に影響も・韓国



朴槿恵大統領の元側近による国政介入疑惑を伝える29日付の韓国各紙
 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の元側近で「陰の実力者」と呼ばれるチョン・ユンフェ氏が、政府人事に不当に介入しようとしたとする大統領府の内部文書が表沙汰になり、韓国で大きな波紋を広げている。大統領府はこの文書をスクープした韓国紙・世界日報の社長や記者ら6人を告訴したが、介入疑惑は収まらず、野党やメディアは徹底追及の構えだ。
 チョン氏は朴大統領が議員時代の秘書団トップで、「セウォル号」沈没当日、朴大統領と会っていたのではとのうわさが韓国紙などで伝えられた人物。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、このうわさをコラムで取り上げ、2人への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された。YTNテレビは「(世界日報への)捜査結果は、加藤氏の裁判や韓日の外交関係にも影響し得る」との見方を伝えた。
 28日付の世界日報が写真付きで報じた文書は、1月6日に公職紀綱秘書官室が作成。チョン氏が月2回、大統領府の秘書官3人らと会い、国政運営や大統領府の内部状況を確認したほか、金淇春秘書室長を辞めさせるため、交代説や健康不安説を流すよう指示したと記述されている。
 大統領府報道官は「根拠のないうわさを集めたもの」と内容を否定。一方で「似た内容の報告書はある」と述べ、文書の存在自体は認めた。(2014/11/29-18:19)

6805チバQ:2014/11/30(日) 21:43:06
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000m030042000c.html
香港:民主派、最後の拠点で大規模集会 内部からも撤退論
毎日新聞 2014年11月30日 21時34分

 【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対し、道路占拠を続ける民主派の学生団体「大学生連合会(学連)」と「学民思潮」は30日夜、事実上の最後の最大拠点である香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)で大規模な集会を開いた。近くの政府本部庁舎を包囲する計画が伝えられるデモ隊に対し、香港警察は数千人の警官を動員するなど、再び緊張が高まっている。ただ、九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)からデモ隊が強制排除されるなど手詰まり状態にあり、学生団体の内部からも「撤退論」が浮上している。

 民主派は香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)でも占拠を続けているが、参加者は激減。金鐘が事実上、最後の拠点になっている。30日夜の集会で学生団体幹部は「(占拠)行動のレベルをさらに上げる」と宣言、「(金鐘の占拠に加わる)人数を拡大させよう」と呼びかけた。香港メディアによると、デモ隊は政府本部庁舎の出入り口の封鎖などを計画している。

 デモ隊は中国が決めた選挙制度の撤回などを要求。強硬派は「占拠エリアを失えば、運動が終わってしまう」と危機感を強め、旺角の「奪還」を図ろうとしている。旺角では29日夜から30日未明にも、数百人のデモ隊が集結。旺角から近くの繁華街・尖沙咀(チムサアチョイ)などに行進した。解散を要求する警官隊と衝突し、9人が逮捕された。

 ただ、占拠運動の開始から2カ月が過ぎても要求実現の見通しはたっていない。当局側の強硬措置と同時に、一部デモ隊の過激な行動にも批判が出始め、学連内部では「撤退論」も浮上している。

 30日付の香港英字紙、サウス・チャイナ・モーニングポストによると、学連関係筋は「運動をより持続可能な形に改めるべき時だ」と指摘。「政府庁舎を取り囲めば警察は(強制排除の)行動を起こす。占拠以外の方法を考えるきっかけになればいい」と語り、警察の強硬措置をきっかけに抗議行動のあり方を転換すべきだとの考えを示した。

 香港メディアは、占拠運動を呼びかけた発起人3人が5日に警察に出頭すると伝えており、発起人も近く運動から撤退する。また、事実上、最後の拠点である金鐘の幹線道路についても、裁判所から占拠禁止命令が近く出る見通し。

 デモ隊の間でも意見は分かれている。旺角で占拠に参加していた男子学生(21)は「占拠以外の方法で要求が受け入れられないのは明らかだ」と穏健な学連幹部に反発。一方、金鐘の集会に参加したNGO職員(28)は「運動の本来の趣旨を再確認する必要がある。一時的な撤退は運動の終わりは意味しない」と話した。

6806チバQ:2014/11/30(日) 21:45:22
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290040-n1.html
2014.11.29 20:00

中国・新疆ウイグル自治区で暴徒が飲食店街襲撃、4人死亡 警察が暴徒11人射殺

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 【北京=川越一】中国新疆ウイグル自治区の政府系ニュースサイト「天山網」が29日報じたところによると、カシュガル地区ヤルカンド県で28日、暴徒が爆発物などで飲食店街を襲撃し、4人が死亡、14人が負傷した。駆けつけた地元警察当局が暴徒11人を射殺した。

 事件が起きたのは、28日午後1時半(日本時間同2時半)ごろ。暴徒の乗った車が飯食店が立ち並ぶ通りに進入し、爆発物を人混みに投げ入れた。付近をパトロール中だった警官が通りを封鎖し、暴徒らを封じ込めて射殺した。現場からは爆発装置や大刀、おのなどが見つかったという。

 警察当局が調べを進めているが、犯行グループの民族や性別などは不明。カシュガル地区では10月中旬にもマラルベシ県の農作物市場で、オートバイで乗り付けたウイグル族の男4人が爆発物を使って18人を殺害し、警官に射殺される事件が発生している。今回の事件も手口が酷似しており、ウイグル族によるテロ事件の可能性がある。

 当局のウイグル族に対する締め付けが強まる中、マラルベシ県内では各地に人民解放軍の部隊が駐留し、厳戒態勢が敷かれているという。

6807名無しさん:2014/11/30(日) 21:48:31
http://www.sankei.com/world/news/141130/wor1411300020-n1.html
2014.11.30 20:00
【台湾総統選】
馬総統、党主席辞任の見通し

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台湾統一地方選の投票所で投票用紙を受け取る馬英九総統=29日、台北(中央通信社=共同)
 【台北=田中靖人】台湾で11月29日に投開票された統一地方選で与党、中国国民党が惨敗したことを受け、馬英九総統が党主席を辞任する見通しとなった。国民党の陳以信報道官は30日、産経新聞の取材に、「馬総統は地位に恋々とせず、負うべき責任を取る」と辞任を示唆した。台湾メディアは30日、馬総統が3日の党中央常務委員会で党主席を辞任するとの見通しを報じている。

 22ある県・市長ポストのうち、国民党は改選前の15から6に減らした。このうち6直轄市では、市長職を握っていた4市のうち、事前に苦戦が伝えられた台北、台中に加えて桃園も落とした。総得票数は、国民党499万票(得票率40・7%)に対し、野党の民主進歩党は583万票(同47・55%)で、2016年の総統選で政権を失う可能性が現実味を帯びている。

 事態を受け、江宜樺行政院長(首相に相当)が11月29日夜に辞任したのに加え、1日には閣僚や政治任用の次官ら計81人が辞職する見通しとなった。地方選の結果を理由に行政のトップ以下が引責辞任するのは史上初めてという。党では曽永権秘書長(幹事長)が辞任を決めた。
 台北市内の国民党本部では11月29日夜、支持者が馬総統の党主席辞任を求めて怒号を上げるなどした。馬総統は大敗を謝罪したものの、「私の責任は(党)改革案を早急にまとめることだ」と党主席としての進退には言及しなかった。

 08年5月に総統に就任した馬氏は、党内を掌握するため09年10月、党主席にも就任。国民党は13年11月の党大会で党規約を改定し、現職の総統は任期中に党主席を兼務すると規定した。馬氏が地方選の敗北を想定し、党内権力の維持を図ったとみられていたが、予想外の惨敗で、馬氏が辞任は不可避と判断した可能性がある。陳報道官は「党規約上の問題は現段階で検討していない」と述べた。

6808名無しさん:2014/11/30(日) 21:50:04
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290048-n1.html
2014.11.29 22:30
【台湾地方選】
9年越しの雪辱果たす、「台湾版山手線」計画も 台中市長選制した林佳龍氏





 2005年の台中市長選で国民党の現職、胡志強氏に敗れ、苦杯をなめた。「転んだら、その場所から起き上がる」と捲土重来を期し、同じ相手に再び挑んで9年越しの雪辱を果たした。

 JR山手線の台湾版「幸福山手線」が看板政策。東京の都心を一周する山手線のように、台中市内を回る鉄道の整備計画の実現を目指している。

 台北市出身。裁縫店を営む両親の下、早くから政治家を志して学生運動にも身を投じ、台湾大大学院を修了後、米エール大で政治学の博士号を取得した。

 「政治家というより学者。人間味に欠ける」との評もあり、05年の落選の一因と指摘される。敗北後は家族と共に台北から台中に移り住み、12年には立法委員(国会議員)に初当選。台湾高速鉄道(台湾新幹線)で台北まで約1時間かけて通勤し、台中で地道に根を張ってきた。(共同)

6809チバQ:2014/11/30(日) 22:28:51
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000m030046000c.html
台湾:馬総統の指導力に批判…国民党内公然と 地方選惨敗
毎日新聞 2014年11月30日 22時01分

 【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選で惨敗した与党・国民党で、馬英九総統の指導力に批判が相次いでいる。国民党は29日の投開票で、22県市の首長選で選挙前の15ポストから6ポストに激減。羅淑蕾(ら・しゅくらい)立法委員(国会議員)は「敗戦の責任を取るべきだ」と述べるなど、馬総統の指導力を公然と問いただした。

 6直轄市長選で国民党は、有力地盤だった台北市や台中市、優勢と見られていた桃園市でも敗北し、死守したのは新北市のみ。同市でも、次期総統候補とみられ、圧勝が予測されていた現職の朱立倫氏が野党・民進党候補に2万余票差に迫られた辛勝だった。29日夜、馬総統は「皆さんを失望させて申し訳ない」と大敗を認め、謝罪した。

 29日夜には台北市の国民党本部前などに、抗議の支持者らが押し入らないようバリケードが築かれ、厳重な警備が敷かれた。党本部前では馬総統を批判する声も上がった。

 一方、大勝した民進党は次期総統選で8年ぶりの政権奪還が現実味を帯びてきた。指導力を発揮した蔡英文主席は党総統候補の地位をほぼ手中に収めた。

 選挙戦で民進党は、中部重点の戦略が奏功。優勢が伝えられた台中市を手堅く押さえたほか、彰化県でも逆転勝利に持ち込んだ。首長選全体では選挙前の6ポストから13ポストに躍進。全体の得票数でも約583万票(得票率47.55%)と、国民党の約499万票(得票率40.70%)を上回った。投票率は67.59%だった。

 ただ、次期総統選に向け課題も浮かぶ。独立志向が強い民進党は、12年の前回総統選で対中国政策を明確に打ち出せず、馬総統の再選を許した。民進党ではなお対中政策を巡る意見調整に手間取っており、見直しは進んでいないのが実情だ。

6810チバQ:2014/12/01(月) 21:32:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120100809
金第1書記が「張成沢派」一掃指示か=8月以降、粛清相次ぐ−北朝鮮


 【ソウル時事】韓国の国家安保戦略研究院のヒョン・ソンイル首席研究委員は1日、北朝鮮の金正恩第1書記の指示で、昨年12月に処刑された張成沢氏と密接な関係にあったとして、労働党幹部ら約10人が銃殺されるなど粛清が行われていると語った。研究院は、情報機関・国家情報院の傘下組織で、ヒョン氏は元北朝鮮外交官。
 ヒョン氏によると、「張成沢の残りかすを清算する」という名目で、今年8月、人事や監察を担う労働党組織指導部に対して指示が下った。これを受け、秘密警察の国家安全保衛部なども動員し、10月に中央や地方組織の党幹部約10人が殺害された。
 また、横領や韓国ドラマを視聴したなどの理由でも、幹部の処刑が行われた。組織指導部も処分対象となり同部の副部長のほか、宣伝扇動部幹部ら約20人が9月に銃殺されるなどした。(2014/12/01-19:55)

6811チバQ:2014/12/01(月) 21:33:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120100339
台湾内閣が総辞職=地方選の与党敗北で


 【台北時事】台湾の行政院(内閣)は1日、11月29日の統一地方選で与党・国民党が大敗したのを受け、総辞職した。2016年次期総統選に向けて人事を一新し、馬英九政権の求心力を高めるのが狙い。
 国民党は、統一地方選で台北、台中など主要都市の首長選で敗北し、22県市長のポストを15から6に大幅に減らした。党主席を兼任する馬総統は3日の党中央常務委員会で主席辞任を表明する見通し。
 新内閣は近く発足するが、行政院長(首相)は現段階で未定。馬総統の任期が残り1年半となる中、新内閣が新たな重要政策を打ち出すことは難しいとみられる。(2014/12/01-12:17)

6812チバQ:2014/12/01(月) 23:12:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120100866
天安門元学生リーダー出馬へ=議員補選にウアルカイシ氏−台湾



中国・天安門事件で弾圧された民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏=4月、台北(AFP=時事)
 【台北時事】1989年の中国・天安門事件で弾圧された民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏(46)は1日、来年2月に予定される立法委員(国会議員)の補欠選挙に立候補する意向を表明した。
 同氏は立候補の理由について「台湾は苦境にある。与野党の対立を越えて、民主主義の発展に貢献したい」などと語った。11月29日の台北市長選で、無所属の柯文哲氏が高い得票で当選したことにも影響を受けたという。在住する台中市の選挙区から出馬する。
 ウアルカイシ氏は天安門事件後、香港経由で中国を脱出し、米国滞在中に知り合った台湾人女性と結婚。96年に台湾に渡り、3年後に台湾籍を取得した。台中市でIT関連の会社を経営している。(2014/12/01-22:12)

6813チバQ:2014/12/01(月) 23:39:28
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000e030134000c.html
香港:デモで政府機能まひ 衝突で52人逮捕、負傷者多数
毎日新聞 2014年12月01日 11時21分(最終更新 12月01日 13時08分)
 【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度をめぐり、香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)で大規模な集会を開いた民主派のデモ隊は11月30日深夜から1日未明、近くの政府本部庁舎を包囲し、警官隊と激しく衝突した。香港警察は1日朝までに金鐘の40人を含む計52人逮捕。多数の負傷者が出た。デモ隊が本部庁舎につながる道路を封鎖したため、香港政府は同日午前は本部庁舎を閉鎖すると発表し、政府機能がまひした。

 デモ隊は中国が決めた選挙制度の撤回を求めているが香港政府から譲歩は得られず、最後の反攻に出た形だ。衝突は流血の事態に発展し、開始から2カ月が過ぎた占拠運動は大きな岐路に立たされている。

 デモ隊は30日深夜、政府本部庁舎の北側にある道路を新たに占拠。だが、警官隊は1日朝、デモ隊を道路から強制排除した。この他、衝突は複数箇所で断続的に起き、警官隊は警棒でデモ隊を殴りつけ、催涙スプレーや放水で制圧した。

 また、デモ隊は1日朝、政府本部庁舎に続く歩道橋などに障害物を置いて封鎖。政府職員の出勤を妨害しようとした。ここでも警官隊が押し返し、にらみ合いが続いた。本部庁舎の隣にある立法会(議会)も1日午前の審理をとりやめた。

 学生団体幹部は30日夜、「やむを得ず行動のレベルを上げる」と述べ、庁舎の包囲は香港政府の強硬姿勢が原因だと強調。無抵抗の若い女性らを殴るなど警官隊の過剰な制圧姿勢に批判も出ている。しかし、香港紙によると、「行動のエスカレートは何の助けにもならない」(民主派議員)などと、学生らの行動には同じ民主派からも批判の声が出ており、占拠運動は終結を模索する段階に来ている。

 デモ隊は最大拠点の金鐘以外に香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)でも占拠を続けているが参加者は激減。11月26日に幹線道路からデモ隊が強制排除された九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)では反発するデモ隊と警官隊の衝突が続いており、30日夜から1日未明にかけて12人が逮捕された。

6814チバQ:2014/12/01(月) 23:39:58
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000m030087000c.html
タイ:警察、内部汚職摘発…王室巻き込む醜聞
毎日新聞 2014年12月01日 20時52分(最終更新 12月01日 21時18分)

 【バンコク岩佐淳士】タイ警察が、内部のグループによる大型汚職事件の摘発を進めている。ワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(42)の叔父で、重大事件を捜査する「中央捜査局」のポンパット前長官(58)が逮捕され、王室を巻き込んだ異例のスキャンダルとなっている。

 警察は先月から前長官や民間人など計19人を収賄や王室に対する不敬の容疑などで次々と逮捕。前長官は多くの実績を誇る大物警察高官として知られていた。捜査は継続中で、容疑者はさらに増える見込みだ。

 前長官らのグループは、石油密輸や違法カジノを巡り業者から賄賂を受け取ったほか、昇進を求める部下に金を要求した疑いが持たれている。関係先の捜索で、現金や貴金属、仏像など不正蓄財とみられる20億バーツ(約72億円)以上相当の資産も押収された。

 前長官らは王室との関係をかたり、賄賂を求めたとされる。逮捕された容疑者には、シーラット妃の実弟らも含まれている。ワチラロンコン皇太子は先月28日、内務次官に書簡を送付し、シーラット妃の一族に王室が与えた姓を剥奪した。事件を受けた措置とみられる。

 タイで王室周辺の関係者が絡む事件が表面化するのは異例だ。しかし、地元メディアは不敬罪に抵触するのを警戒し、王室との関わりについては詳しく報じていない。

6815チバQ:2014/12/02(火) 01:45:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000582-san-cn
香港民主化デモ 「暴力の応酬」混乱拡大の背景とは…
産経新聞 12月1日(月)19時49分配信

 【香港=河崎真澄】香港で選挙制度民主化を求めて9月末に始まった街頭占拠による民主派の平和的なデモが「暴力の応酬」(学生団体幹部)による流血の事態に発展した。民主派リーダーの立法会議員、李卓人氏は1日のラジオ番組で、「政府庁舎包囲は代償が大き過ぎた」と述べ、学生側にも警官隊にも多数の負傷者が出た事態を批判した。しかしデモ隊急進派の動きをもはや、穏健派が抑えられなくなっている。

 「抗議活動のレベルを今から引き上げる」。民主派デモ隊最大の拠点である香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で30日夜、民主派系学生団体の大学生連合会(学連)と高校生が中心の団体、学民思潮の幹部は近接する政府本部庁舎を指さしながら、デモ参加者に庁舎包囲を呼びかけた。

 2カ月以上も続く街頭占拠だが、行政長官の選挙から事実上、民主派候補を排除するとの中国側の決定を覆すどころか何の譲歩も得られていない。香港市民からの支持も失い徒労感を深る民主派。「(街頭占拠に続く)次の一手を探していた」(学生団体幹部)が、それが組織的な庁舎の包囲という抗議活動のエスカレートとなった。

 先月26日に九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で裁判所の決定に基づく強制排除を警官隊が行い、その後も連日、旺角で無抵抗の学生らに警官隊が催涙スプレーや警棒での殴打など強硬措置をとったことに怒りが鬱積していた。旺角には急進派が多く、「その大半が旺角を追われて金鐘に流れて穏健派を突き上げたのではないか」(立教大学の倉田徹准教授)との見方がある。

 民主派は2年前に、中国共産党政権を称える「国民教育」の香港の小中学校での実施を10万人以上の大規模デモで撤回させるなど“成功体験”があるが、今回は政府側が「対話」を拒否したまま膠着状態が続き、焦燥感が募っていた。

 急進派は、国民教育計画や市民監視につながる「国家安全法制定」を撤回させた経緯から、街頭占拠を続けるだけの穏健派幹部を批判。先月19日に立法会(議会)議事堂内に突入しようとして穏健派と“内紛”騒ぎも起こしていた。

 学連の周永康代表ら穏健派は「デモ隊内部の空中分解は避けたい」として組織的な庁舎包囲に傾いたが、混乱を拡大する結果に終わった。民主派内部の意見対立が今後、デモ隊の活動に影を落としそうだ。

6816とはずがたり:2014/12/02(火) 08:51:15

<台湾>馬総統の指導力に批判…国民党内公然と 地方選惨敗
毎日新聞社 2014年11月30日 22時01分 (2014年12月1日 00時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20141130/Mainichi_20141201k0000m030046000c.html

 【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選で惨敗した与党・国民党で、馬英九総統の指導力に批判が相次いでいる。国民党は29日の投開票で、22県市の首長選で選挙前の15ポストから6ポストに激減。羅淑蕾(ら・しゅくらい)立法委員(国会議員)は「敗戦の責任を取るべきだ」と述べるなど、馬総統の指導力を公然と問いただした。

 6直轄市長選で国民党は、有力地盤だった台北市や台中市、優勢と見られていた桃園市でも敗北し、死守したのは新北市のみ。同市でも、次期総統候補として名前が挙がり、圧勝が予測されていた現職の朱立倫氏が野党・民進党候補に2万余票差に迫られた辛勝だった。29日夜、馬総統は「皆さんを失望させて申し訳ない」と大敗を認め、謝罪した。

 29日夜には台北市の国民党本部前などに、抗議の支持者らが押し入らないようバリケードが築かれ、厳重な警備が敷かれた。党本部前では馬総統を批判する声も上がった。

 一方、大勝した民進党は次期総統選で8年ぶりの政権奪還が現実味を帯びてきた。指導力を発揮した蔡英文主席は党総統候補の地位をほぼ手中に収めた。

 選挙戦で民進党は、中部重点の戦略が奏功。優勢が伝えられた台中市を手堅く押さえたほか、彰化県でも逆転勝利に持ち込んだ。首長選全体では選挙前の6ポストから13ポストに躍進。全体の得票数でも約583万票(得票率47.55%)と、国民党の約499万票(得票率40.70%)を上回った。

 ただ、次期総統選に向け課題も浮かぶ。独立志向が強い民進党は、12年の前回総統選で対中国政策を明確に打ち出せず、馬総統の再選を許した。民進党ではなお対中政策を巡る意見調整に手間取っており、見直しは進んでいないのが実情だ。

6817チバQ:2014/12/02(火) 19:41:33
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m030056000c.html
中国:英外交委の議員団を入境拒否 香港訪問調査に反発
毎日新聞 2014年12月02日 18時58分

 【香港・隅俊之】中国政府は香港情勢の調査のために香港訪問を計画していた英下院外交委員会の議員団に対して入境拒否の方針を伝えた。議員団は香港の次期行政長官選挙をめぐる民主派のデモについても調査する計画だったが、中国が反発したという。同委員会は1日、「圧力には屈しない」との声明を発表し、ビデオ通話などで住民への聞き取り調査を進める方針を明らかにした。

 議員団は今月下旬の香港訪問を計画していたが、ロンドンの中国大使館が11月28日、委員会に対し「香港は中国領土であり、いかなる内政干渉にも反対する」と通告した。中国外務省の華春瑩・副報道局長も1日、「どうしても訪問するなら、中国への公然の対決姿勢であり、中英関係の発展にとってマイナスになる」と警告した。

 中国と、香港の旧宗主国である英国は1984年の中英共同宣言で、1997年の香港返還と返還後50年間の「高度な自治」の保障を定めている。今年は調印から30周年に当たり、同委員会が政治や経済、文化などを中心に宣言の履行状況を調査している。

 中国政府は11月にも香港のデモを支持する発言をした英下院議員へのビザ発給を拒否している。

6818チバQ:2014/12/02(火) 19:44:37
http://www.sankei.com/world/news/141202/wor1412020016-n1.html
2014.12.2 10:36

タイ皇太子妃一族の姓剥奪 警察汚職事件で逮捕者か

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 【シンガポール=吉村英輝】タイのワチラロンコン皇太子(62)は、内務次官に書簡を送り、シーラット皇太子妃(42)の一族に王室が与えた姓を剥奪(はくだつ)し、1日から旧姓に戻させるよう命じた。理由は明らかにされていないが、タイ警察幹部の汚職事件をめぐる逮捕者の中に同姓の容疑者が含まれていたことを受けた措置とみられている。

 タイ英字紙バンコク・ポスト(電子版)によると、書簡は11月28日付で出された。ポンパット前中央捜査局長らが関与した汚職事件で逮捕された十数人のうち、皇太子妃一族に与えられた「アッカラポンプリーチャ」姓が3人いた。

 タイでは王室への中傷や侮辱は不敬罪に問われ、報道も厳しく制限されている。シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズによると、3人は兄弟で、ポンパット容疑者はシーラット皇太子妃の叔父にあたる。シーラット皇太子妃は2001年、プミポン国王(86)の長男であるワチラロンコン皇太子の3回目の結婚で妻となり、2人の間には9歳の男子がいる。

6819チバQ:2014/12/03(水) 21:11:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120300837
次期行政院長に毛治国氏=近く新内閣発足−台湾



台湾の毛治国氏=2013年10月、台北(AFP=時事)
 【台北時事】台湾総統府は3日、次期行政院長(首相)に毛治国氏(66)を任命すると発表した。毛氏は与党・国民党の統一地方選大敗を受けて1日に総辞職した江宜樺内閣で行政院副院長(副首相)を務めた。
 馬英九総統の任期が残り1年半となる中、近く発足する新内閣は「安定」を最優先し、閣僚は大半が前内閣からの留任となる見込み。
 毛氏は交通部(交通省)の官僚出身。馬政権では交通部長(交通相)を経て、2013年2月から行政院副院長を務めた。(2014/12/03-20:11)

6820チバQ:2014/12/03(水) 21:38:56
http://www.sankei.com/world/news/141203/wor1412030001-n1.html
2014.12.3 11:00
【国際情勢分析】
「このままでは“ゆでガエル”になる」…中韓FTAに脅える台湾





(1/3ページ)

18日、台北市内で、中韓FTAの影響について記者会見する台湾の杜紫軍経済部長(右)ら(田中靖人撮影)
 中国と韓国が10日の首脳会談で実質的に妥結した自由貿易協定(FTA)に、台湾が警戒感を強めている。対中輸出製品の7割以上が韓国と重複しているためで、台湾当局は経済に「重大な影響が生じる」と分析している。中台は2010年に事実上のFTAを締結しているが、具体化の協議が進んでいない。台湾では16年初頭に総統選が予定されているため、反対論が根強い中台協議の加速化は見込めず、馬英九政権は焦燥感にとらわれている。

輸出製品の75%が重複

 中国の習近平国家主席(61)と韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)(パク・クネ)大統領(62)は10日、北京で会談し、FTAについて年内の協議終了と15年中の発効を目指す方針で一致した。台湾の経済部(経済産業省に相当)によると、台湾と韓国の対中輸出製品の「相似指数」は75%に達する。中韓FTAが発効した場合、こうした台湾製品が関税の低い韓国製品に取って代わられるため、輸出額は1.34%に相当する37億5000万ドル(約4400億円)低下し、域内総生産(GDP)を0.5%押し下げると予測されている。特に影響を受ける産業は、鉄鋼、自動車部品、石油化学、ガラスなど7分野だという。

 台湾と中国は10年、事実上のFTAに相当する「経済協力枠組み協定(ECFA)」を締結。先行実施項目(アーリーハーベスト)として、台湾から中国向けで539品目の関税を自由化した。だが、台湾では13年に締結した「サービス貿易協定」の批准に反対する学生らが今春、立法院(国会)の議場を占拠するなど、過度の対中依存に対する反感が噴出した。この影響で「物品貿易協定」の協議は中断し、当初目標だった14年内の妥結は絶望視されている。

「跳板」としても価値低下

 中韓両国がFTA交渉を始めたのは12年で、台湾としては「後発」の韓国に追い抜かされた形になった。杜紫軍経済部長(55)=経産相=は19日、「自分は寝ていて動かず、韓国にゆっくり歩くよう期待することはできない」と述べ、韓国に後れを取った原因は台湾側にあるとの認識を示した。

 中韓FTAによる打撃は、対中輸出だけに留まらないとの指摘もある。台北のシンクタンク、中華経済研究院の王健全副院長は16日付の中国時報への寄稿で、中国市場に進出する「跳板」としての台湾の価値が下がるため、外国から台湾への投資額が減少するなど、長期的な経済成長に悪影響を及ぼすとの懸念を示した。

 だが、中台の経済協議を加速し、韓国に追いつける見通しはない。王金平立法院長(73)=国会議長=は4月、議場を占拠した学生らに退去の条件として、「サービス貿易協定」の審議前に中台協議の監視法を成立させることを確約した。ただ、立法院では監視法案の審議すら始まっておらず、サービス貿易協定は審議入りの予測もできない状態だ。

「ゆでガエル」化に警鐘

 馬英九総統(64)が香港の大規模デモに支持を表明したことなどで中台関係は冷却化しており、中国側に物品貿易協定交渉で大幅な譲歩を期待することもできない。そもそも中国側は、サービス貿易協定の批准前には物品貿易協定を締結しない方針とみられている。

 台湾では29日投開票の統一地方選が終わると、16年の総統選に向けた「政治の季節」が始まり、与野党の対立が激化することが予想される。野党、民主進歩党はサービス貿易協定に反対しており、立法院での批准は容易ではない。馬総統は08年の就任以来、中国との経済関係の強化を政権浮揚策にしてきたが、対外的にも対内的にも手詰まりの様相を呈している。

 馬総統は20日、与党、中国国民党の会合で、中韓FTAが発効した場合、台湾経済は「ゆでガエル」のように徐々に圧迫されていくと警鐘を鳴らした。その上で、民進党に対し「大陸(中国)市場を放棄したいのか」と訴え、サービス貿易協定の早期批准を求めた。(台北支局 田中靖人)

6821チバQ:2014/12/03(水) 22:57:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033128
朴大統領、「根拠ない」噂報道に怒り示す 韓国
2014年12月01日 19:55 発信地:ソウル/韓国
【12月1日 AFP】韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は1日、「根拠のない噂」をもとに政権や自身の私生活に関する報道が出回っていると批判した。

 朴政権をめぐる報道では、朴大統領の元側近のチョン・ユンフェ(Jeong Yun-Hoe)氏が公職の座にないにもかかわらず国政に介入していると報じた世界基督教統一神霊協会(統一教会、Unification Church)系の日刊紙、世界日報(Segye Times)の担当者らを前週、青瓦台(大統領府)が名誉毀損(きそん)で告訴している。

 チョン氏は高校生ら約300人が犠牲になった旅客船セウォル(Sewol)号沈没事故当日に朴大統領が密会していたと噂されている人物で、この件に関する韓国メディアの報道をもとにしたコラム記事を書いて在宅起訴された産経新聞(Sankei Shimbun)前ソウル支局長の初公判が前週行われたばかり。

 政権が問題とした同支局長のコラムについて、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RSF)」は公益性にかなうものだと主張し、韓国当局が行った起訴を批判した。(c)AFP

6822チバQ:2014/12/04(木) 19:09:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120400728
中国とイラン、鉄道で連結=新シルクロード構想に弾み


 【北京時事】中国国営新華社通信によると、イランと北隣のトルクメニスタンをつなぐ鉄道が開通し、3日に両国国境で記念式典が開かれた。これにより、中国とイランが中央アジア経由で鉄道で結ばれた。中国が取り組む新シルクロード構想に弾みがつきそうだ。
 式典では、路線がつながったイラン、トルクメニスタン、カザフスタンの首脳や地元住民らが見守る中、中国製列車「シルクロード号」がイラン領内に入った。新華社は「中国の乗客、貨物が鉄道でイランに移動できるようになった」と開通の意義を強調した。(2014/12/04-17:31)

6823チバQ:2014/12/07(日) 19:07:07
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060034-n1.html
2014.12.6 19:26
【周永康氏の党籍剥奪】
国営テレビ、正午のニュースでトップ報道 新聞は新華社電…規制強まる






周永康・元共産党政治局常務委員(ロイター)
 中国国営の中央テレビは6日正午のニュース番組で、最高指導部メンバーだった周永康・元共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定をトップで報じた。各紙は1面で伝えたが、国営通信新華社電を使用、当局は報道規制を強めている。

 共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「党は特権を認めない。(周氏は)公的手続きに基づいた裁判を受けるだろう」との専門家の指摘を紹介した。最高指導部入りを狙い失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記=収賄罪などで無期懲役確定=の裁判と同様に、周氏の裁判も公開されるかどうか注目される。

 周氏への判決について中国人研究者は「軽くても薄氏と同じ無期懲役だろう」と予測した。

 短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「(周氏が)最高指導部メンバーにまでなれたのは監督機能が不全のためだ」など、一部で体制批判の声も上がった。(共同)

6824チバQ:2014/12/07(日) 19:07:43
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060042-n1.html
2014.12.6 22:09
【周永康氏の党籍剥奪】
習氏、基盤強化に逆効果? 密室闘争まるで「宣伝」…長老逆襲の可能性も

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中国の共産主義青年団設立90周年大会に出席した周永康氏=2012年5月、北京の人民大会堂(共同)
 中国の習近平指導部は党内の一部勢力の反対を押し切って、収賄などを理由に前最高指導部メンバーの周永康氏の党籍を剥奪し、刑事責任を追及することを発表した。中国共産党史上、前例のない汚職追及の姿勢を内外にアピールし、失墜した党の信頼回復を目指すとともに、自らの権力基盤を固めるのが狙いとみられるが、その効果を疑問視する声も多い。

 共産党規律部門が発表した周氏の容疑は、巨額の収賄、親族による企業の不法経営、国家機密の漏洩(ろうえい)、多数の女性との不道徳な関係など多項目にわたる。「周氏を失脚させたことは正しい決断であることを印象づけようとした」(中国メディア関係者)ものだが、発表を受け「このような人物がなぜ抜擢(ばってき)され続け、共産党の最高幹部にまで出世できたのか」「ほかの党高官は同じようなことをやっていないのか」といった疑問を持った国民も少なくない。

 また、今回の周氏に限らず、党高官への調査に関する報道は厳しく管理され、ほとんどのメディアは国営新華社通信の原稿だけを使うように指示されているという。独自の取材や論評は許されておらず、「密室の権力闘争の結果を国民に宣伝しているだけ」との印象は拭えない。

 ある党関係者は「周氏の事件をアピールすればするほど党のイメージが悪くなるかもしれない」と話す。

 また、欧米や香港のメディアが報道したように、曽慶紅元国家副主席、温家宝前首相など多くの大物党指導者の親族にも巨額な不正蓄財の疑惑がある。周氏への厳しい対応で、党内の緊張が一気に高まったとの情報もある。習主席による反腐敗キャンペーンが今後も続くなら、身の危険を感じた党長老が束になって逆襲に出てくる可能性もある。(北京 矢板明夫)

6825チバQ:2014/12/07(日) 19:14:21
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070033-n1.html
2014.12.7 17:41

正恩氏「気がかりは軍人に肉を食べさせられないこと」 韓国TVが深刻な食料難示す内部文書入手と報道





 韓国KBSテレビは7日までに、北朝鮮の朝鮮人民軍部隊の内部文書に基づき、軍でも慢性的に食料が不足し、金正恩第1書記が2013年5月の視察時に「一番の気がかりは軍人に肉をきちんと食べさせられないことだ」と発言したと報じた。

 文書には、食糧不足で兵士が逃亡したほか、訓練が予定通りできなかったとの記載や、任務を遂行できる兵士は40%との記述がある。無線機の85%は電池がなくて使えず、戦闘時に弾薬を運ぶ車両もないなど、装備の補充がままならないことを示す報告書も含まれる。

 燃料や軍施設備品を売り飛ばした幹部が摘発された記録や、軍人への配給がなくなり生活苦で多くの家庭が崩壊しているとうかがわせる資料も。兵士が民間人相手に犯した強盗や殺人などの犯罪が11年だけで127件に上るとの報告もあった。(共同)

6826チバQ:2014/12/07(日) 19:52:28
http://mainichi.jp/select/news/20141207k0000m030098000c.html
中国:反腐敗強調、汚職解明どこまで 周永康氏逮捕へ
毎日新聞 2014年12月06日 21時59分(最終更新 12月06日 22時05分)

周永康氏をめぐる汚職事件の構図
 【北京・工藤哲】中国共産党は5日、2012年11月まで最高指導部の政治局常務委員として公安・司法を統括した周永康(しゅう・えいこう)前党中央政法委員会書記の党籍を剥奪し、逮捕する方針を決定した。周氏の汚職などの容疑が司法手続きの過程でどの程度解明されるかが今後の焦点となる。

 周氏は江沢民元国家主席に近いとされ、胡錦濤前国家主席時代の07〜12年に常務委員(序列9位)を務め、「石油閥」や「四川閥」、公安・司法部門を中心とした「政法閥」の重鎮として影響力を誇示してきた。国営新華社通信は周氏の容疑について▽職務の特権を利用して多くの人物の利益を違法にだまし取り、家族を通じて巨額の賄賂を受け取った▽親族や愛人、友人の経営を職権を乱用して援助し、巨額の利益を得て国有資産に重大な損失を与えた▽党と国家の機密を漏えいした▽権力や資金を使い、多くの女性と不適切な関係を持った−−などの行為が判明したとしている。

 国際情報紙「環球時報」は6日付で、周氏の事件について、文化大革命を推進し、1976年の毛沢東の死去後に影響力を失った妻、江青(こう・せい)らの「四人組」が逮捕されて以来の重大さだと伝えており、司法当局は常務委員経験者である周氏の地位を考慮し、慎重に手続きを進めるとみられる。

 共産党機関紙「人民日報」は6日付の1面論評で「党の規律や法を前に我々は平等であり、反腐敗に例外(の地位)はない」と習近平指導部の反腐敗対策の成果を強調した。さらに周氏の行為を「党の健康な体に侵入したがん」と非難し「(党内で)集団を形成したり、いかなる形式であれ非組織活動をしたりすることは絶対に許さない」と指摘し、周氏が党内に何らかのグループを形成し、党中央の方針と異なる動きをしたことを示唆した。周氏は13年9月に無期懲役の判決を受けて失脚した薄熙来(はく・きらい)服役囚(元重慶市党委書記)と関係が深かったとされ、こうした事情が背景にある可能性がある。

 10月下旬に北京で開かれた党の重要会議、第18期中央委員会第4会総会(4中全会)を機に周氏の処分が公表されるとの見方もあったが「調査が続き、時期尚早」(共産党筋)として、その約1カ月半後の公表となった。通常と異なる未明の突然の発表となったことについて「事件の対応や公表の方法を巡り、党内対立が依然残っていることの表れ」(中国の外交筋)との見方も出ている。

6827チバQ:2014/12/08(月) 20:19:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800672
人事介入疑惑、野党と対立激化=大統領にも「飛び火」−韓国


 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の元側近の政府人事介入疑惑をめぐり、前文化体育観光相が、朴大統領本人が関わる新たな疑惑を主張した。韓国メディアは連日、大々的に報道。一連の疑惑を否定し、断固たる対応を表明した政府と、徹底究明を求める野党側の対立は激化している。

韓国大統領府、世界日報を告訴=「陰の実力者が国政介入」と報道

 最初の疑惑は韓国紙・世界日報が報道。朴大統領の元側近チョン・ユンフェ氏が大統領府の秘書官3人らと定期的に会合を持ち、金淇春秘書室長を辞任させようとしたとの内容の大統領府の内部文書を写真付きで報じた。
 大統領府報道官は「似た内容の報告書はある」と認めた一方、「根拠のないうわさを集めたもの」と報道内容を否定。秘書官らは、世界日報の社長や記者らを告訴した。
 さらに、ハンギョレ新聞が朴大統領本人に関する疑惑を報じた。同紙によると、チョン氏の娘が乗馬の国家代表に選ばれたことなどに絡み、便宜が図られたとの疑惑が浮上。大統領府の指示で昨年、文化省が調査した。
 調査結果はチョン氏側にも問題があるとの内容だったことから、その後、チョン氏の圧力で担当局長と課長が交代させられたとされる。
 同紙は、この過程で、朴大統領が劉震竜文化相(当時)を呼び、「(局長と課長は)悪い人だと言われている」と話したと報道。劉氏は別の韓国紙とのインタビューで、報道は「ほぼ正確だ」と語った。
 これに対し、大統領府報道官は、朴大統領は、スポーツ界全体の問題解消を急ぐ必要があると指摘したのだと説明した。
 朴大統領は7日の与党セヌリ党幹部との会合で、「あるメディアが確認もしないで報道した後、とんでもない話が出続けている。一方的な主張に動揺しないでほしい」と訴えた。大統領は「国が発展し、国民が幸せになる夢をかなえるために一日一日を生きている私に、怖いものなどあろうか」と感情をむき出しにして、団結を呼び掛けた。
 最大野党の新政治民主連合は「(一連の疑惑で)国民は心穏やかでない」と強調。「大統領は国民に謝罪し、何が真実かを明らかにせよ」と徹底抗戦の構えで、対立は簡単には収まりそうにない。(2014/12/08-17:20)

6828チバQ:2014/12/08(月) 20:20:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800657
「テロ罪」で8人に死刑判決=200人超死傷、ウルムチ2事件で−中国



中国新疆ウイグル自治区のウルムチで、車両にはね飛ばされて横たわる人々。奥には炎も見える=5月22日(AFP=時事)
 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市中級人民法院(地裁)は8日、4月と5月にウルムチ市内で相次ぎ発生した二つの爆発事件で、テロ組織を率いた罪や爆発罪などで起訴され、両事件の主犯格とされた被告計8人に対し、死刑判決を下した。


 また計5人に対して2年間問題がなければ無期懲役に減刑される執行猶予付き死刑判決、計4人に無期懲役を含む実刑判決をそれぞれ言い渡した。国営新華社通信(電子版)が伝えた。
 被告らはウイグル族とみられる。当局は「暴力テロ事件」と認定し、2事件で計210人以上が死傷した事態を重く見て、「テロ」に厳罰で臨む姿勢を強調した。(2014/12/08-19:41)

6829チバQ:2014/12/08(月) 20:33:09
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080022-n1.html
2014.12.8 11:45

地方選惨敗で新内閣発足 台湾、毛首相就任





 11月の台湾統一地方選で与党中国国民党が惨敗した責任を取って総辞職を表明した江宜樺氏に代わる新たな行政院長(首相)に8日、副院長(副首相)だった毛治国氏(66)が就任し、新行政院(内閣)が発足した。

 新メンバーは馬英九総統が任命。毛氏は「手堅い官僚タイプ」とされ、残り任期約1年半のレームダック(死に体)化が指摘される馬総統は「安定」を重視した。副院長には科学技術部長(科学技術相)だった張善政氏が就任、その他の大半の閣僚は残留した。地方選の敗因として指摘された政権批判に応えていないとの声が与党内からも出ている。(共同)

6830チバQ:2014/12/08(月) 22:20:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033571
タイ国王、誕生日の祝賀式典出席を取りやめ
2014年12月06日 13:38 発信地:バンコク/タイ

【12月6日 AFP】タイのプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王は5日、87歳の誕生日を迎えたが、「医師の助言」を理由に毎年恒例の祝賀式典への出席を取りやめた。王の健康状態をめぐり、騒乱が続くタイ国内ではさらなる不安が高まっている。

 過去60年間タイ国王として君臨しているプミポン国王は、世界の君主の中で在位期間が最も長く、政治や軍事騒乱が続くタイにおける「団結の父」として親しまれてきたが、老齢を迎え王位の最期に入りつつある今、タイの将来への懸念が生まれている。

 正式にはラーマ9世(Rama IX)として知られるプミポン国王は、今年10月に胆のう摘出手術を受けて入院していたが、誕生日の祝賀式典には出席するとみられていた。

 しかし6日朝になり、タイ王室庁は医師の助言を理由に式典への欠席を発表。宮殿職員によると一般謁見とテレビ生中継も中止された。(c)AFP/Jerome TAYLOR

6831チバQ:2014/12/08(月) 23:33:21
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080024-n1.html
2014.12.8 12:49

周永康氏逮捕「党中央の決定を断固として支持」 地方や軍、習指導部に忠誠






中国共産党創建90周年祝賀大会に出席した習近平国家副主席(右、当時)と周永康氏(下段左)=2011年7月、北京の人民大会堂(共同)
 中国各地の地方政府や人民解放軍は8日までに、最高指導部メンバーだった周永康・元中国共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定を受け「党中央の決定を断固として支持する」と表明、習近平指導部に忠誠を誓った。同日付の中国各紙が伝えた。

 周氏の権力基盤の一つで、腐敗の舞台となった四川省のトップ、王東明同省党委員会書記は5日に会議を開き、周氏追及を支持、「反腐敗工作を全面的に強化する」と誓った。人民解放軍と武装警察も「断固として法に基づいて軍を治める」と表明した。

 また業界紙、中国石油報によると、大手国有石油企業「中国石油天然ガス集団(CNPC)」も5日の会議で「党中央と思想や行動を一致させる」とした。石油閥出身の周氏はCNPCなどに強い影響力を持っていた。(共同)

6832チバQ:2014/12/08(月) 23:34:07
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141207-OYT1T50010.html?from=ytop_main3
中国軍女性少将、収賄容疑で連行…2将軍自殺か
2014年12月07日 09時51分


 【北京=竹内誠一郎】中国の習近平シージンピン国家主席は、共産党の最高指導部経験者である周永康ジョウヨンカン前党政治局常務委員の刑事責任追及に踏み切り、権力基盤が一段と固まったことを国内外に誇示した。習政権は党幹部の腐敗摘発を党内引き締めや求心力の維持に最大限利用していく構えだ。

 「多くの女性と権力や金銭を通じた関係があった」

 新華社電によると、党の調査機関、党中央規律検査委員会は、周氏には巨額収賄などの容疑だけでなく、女性問題もあったことを指摘し、周氏の「腐敗分子としての罪状」を強調した。習政権はこれまで「トラもハエも一緒にたたく」として、庶民の不満が集中する党幹部の腐敗を「法治の徹底」の名の下に大々的に摘発してきた。

 だが、世界の汚職状況を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部・ベルリン)が3日に発表した2014年の「汚職番付」(汚職が少ない順に並べるランキング)で中国は13年の80位から100位に後退。同団体は習政権の腐敗摘発が「政敵の追い落としを目的にしている」と指摘しており、周氏の刑事責任追及で政治闘争の印象が一層鮮明になった。

 中国公安省は4日、海外に逃亡した汚職官僚らを追跡する「キツネ狩り」作戦の成果を発表。最近4か月で、海外に潜伏するなどしていた計428人を拘束したという。習氏は外遊先でも「反腐敗の国際連携」を呼びかけており、「国外に逃げれば安泰」(政府関係者)とされた逃亡官僚に対する追及の網を広げている。

 中国のニュースサイト「財新網」は4日、中国軍の女性少将が収賄容疑で軍検察機関に連行されたと報じた。中国版ツイッター・微博などでは、巨額収賄容疑で起訴の手続きに入っている前制服組トップの徐才厚・前党中央軍事委員会副主席に関係するとみられる複数の将軍が取り調べを受けていると伝えられている。このうち海軍の2人が飛び降り自殺したとの情報もある。

6833名無しさん:2014/12/09(火) 22:02:25
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m030096000c.html
香港:道路占拠、11日に強制排除 衝突の恐れも
毎日新聞 2014年12月09日 21時13分(最終更新 12月09日 21時16分)

 【香港・鈴木玲子】香港警察は9日、香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)地区などで続く道路の占拠を11日に強制排除すると発表した。次期行政長官選挙制度に反対する民主派は、9月28日から2カ月以上にわたり占拠してきたが、これで事実上終結することになる。警察は「長期占拠は違法行為で、現在の状況は非暴力運動とはかけ離れている。暴力行為があれば、果断に法を執行する」と警告。だが、一部の学生団体は撤収を拒否しており、警官隊と衝突する恐れがある。

 金鐘の幹線道路の一部には、高等法院(高裁)による道路占拠禁止命令が出ており、11日はまずこの部分のバリケードを撤去する。禁止命令を申請していたバス会社の弁護士は、デモ隊に11日午前9時(日本時間同10時)までに撤収するよう促した。対象範囲のデモ参加者は少数だが、この隣には、デモ隊のテントが約2000張り設置されている。

 警察はその後、この最大占拠エリアでも撤去に乗り出す。金鐘での排除完了後、香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の占拠エリアでも強制排除するとしている。

 香港メディアによると、警察はデモ隊の全面排除に約7000人の警官を投入する見通し。警察は、テント数は多いものの実際に座り込みを続けているデモ参加者は数百人とみている。

 一方、香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は9日、強制排除について「警察は一貫して必要最低限の実力行使しかしていない。今後も同様だ」と話した。

6835チバQ:2014/12/10(水) 20:53:04
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100028-n1.html
2014.12.10 12:33

朴大統領支持率40%割る 韓国、就任後初






青瓦台で開かれた行事に出席した韓国の朴槿恵大統領=10日、ソウル(聯合=共同)
 韓国の世論調査機関リアルメーターは10日、韓国JTBCテレビの依頼で7〜8日に実施した世論調査で、朴槿恵大統領の支持率が39・7%となったと明らかにした。同社による朴大統領の支持率調査が30%台に落ち込んだのは、2013年2月の就任後初めて。今月5日実施の調査では42・2%だった。

 朴氏は7日、元側近の政府高官人事への介入が報じられた問題で「チラシ(証券業界の情報誌)にでも出てくるような(疑わしい)話」と発言。人事介入疑惑を認定しない方向へ検察捜査を誘導しかねないと指摘されており、こうした批判が支持率低下につながったとみられる。(共同)

6836チバQ:2014/12/10(水) 21:00:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014121002000111.html
香港デモ 金鐘 あす全面排除へ 最大拠点 衝突の恐れ

2014年12月10日 朝刊


9日、香港島アドミラリティの幹線道で開かれたデモ隊の集会。手前の横断幕には「真の普通選挙が必要だ」と書かれている=共同
写真
 【上海=加藤直人】香港紙・明報(電子版)によると、香港警察は九日、民主派デモ隊の最大拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)で十一日、道路のバリケードなどの全面的な撤去に踏み切ると発表した。一部の強硬派デモ隊と警官隊の激しい衝突が起きる可能性もあり、九月二十八日に始まった道路占拠による抗議活動は最終局面を迎えそうだ。
 警察は十一日午前九時(日本時間同十時)に金鐘の政府庁舎西南の道路で高等法院(高裁)の占拠禁止命令に基づく強制執行に協力。その後、多くの学生がテントを張って占拠している政府庁舎前の大通りを含む金鐘全域で占拠禁止命令なしでバリケードやテントの撤去を行い、道路を全面的に開通させる方針。繁華街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)でも近く全面的な強制撤去に踏み切るという。
 警察の報道官は強制執行前に道路から撤収するようデモ隊に呼びかけた。その上で「警察への反撃や道路開通の妨害行為があれば、果断な措置を取る」と述べ、デモ隊との衝突が起これば最低限の武力を使って強制排除する姿勢を示した。
 明報によると、デモを主導する学生団体の一つ「学民思潮」のリーダー、黄之鋒氏は全面的な排除の動きに「平和と非暴力を貫く」と述べ抵抗しない姿勢を示した。一方、「逮捕される準備はあるが、殴られる準備はない」とも強調し、警察に暴力的な強制排除をしないよう求めた。
 行政長官選挙の民主化を求める学生らは九月二十八日から道路占拠を始め、金鐘、銅鑼湾のほか九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で幹線道路を占拠。旺角のデモ隊は十一月下旬に強制執行で排除された。

6837チバQ:2014/12/10(水) 21:53:29
http://mainichi.jp/select/news/20141211k0000m030099000c.html
中国:少数民族の運動家ハダ氏 19年ぶり解放
毎日新聞 2014年12月10日 20時50分

 中国外務省の洪磊副報道局長は10日の定例記者会見で、内モンゴル自治区の民族運動家ハダ氏について「4年の追加刑罰が9日に満期となった」と述べた。国家分裂罪などによる懲役刑を含め計約19年間拘束されていたハダ氏の解放を事実上、確認した。

 だが、米政府系放送局ラジオ自由アジアは、治安当局はハダ氏に対する監視を続けていると伝えた。ハダ氏は同ラジオに「(4年間)独房に入れられていた」と明かし、不法な身柄拘束を受けたとして「中国政府と最高法院(最高裁)を必ず訴える」と述べた。(共同)

6838チバQ:2014/12/11(木) 07:54:28
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141211/mcb1412110500005-n1.htm
【アジアの目】揺れるタイ、裏に王位継承問題 (1/3ページ)
2014.12.11 05:00
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タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)(AP)
タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)(AP)【拡大】
 ≪寄稿≫

 □パヴィン・チャチャワーンポンパン京大東南アジア研究所准教授

 タイのクーデターから6カ月余りが過ぎた。現在の政治状況について、元タイ外交官のパヴィン・チャチャワーンポンパン京都大学東南アジア研究所准教授が本紙に寄稿した。

 ◆軍政主導で憲法起草

 5月22日のクーデターから6カ月余りが経過した今、タイの政局は落ち着いているようにみえる。戒厳令は続いているものの、かつての日常に戻ったかのようだ。

 軍事政権を率いるプラユット暫定首相は連日、タイ国民との意思疎通を図っている。国民に忍耐と政府への信任を訴える一方で、反対勢力を抑えるために厳しい統治を行っている。少しでも軍政批判をする者は徹底的に追及するよう警察に命じた。抵抗のサインとして3本の指を掲げる者やサンドイッチを食べる学生、さらに反政府のチラシを配る活動家は、皆逮捕され、拘留された。

 学者やメディアも威嚇され、政治家は自らの見解を明らかにすることを禁じられた。インラック前首相は、旅行する自由を謳歌(おうか)したいのなら「黙る」ように命じられたと証言した。

 こうしたなか、プラユット首相は軍の“政治における陣地”を確実なものとするために憲法を作ろうとしている。憲法起草委員会のメンバーは軍政によって指名され、政治改革委員会は反タクシン派であふれ、閣僚は国軍と王室エリートばかりだ。

 軍政は地方レベルでの選挙は当面、行われないと発表した。国家人権委員会や国家汚職防止委員会は軍の利益を守るために機能し、国軍の政敵とくにタクシン元首相派の人間をふるい落とそうとしている。

 もはや首相でもないインラック氏がいまだに「コメ担保融資制度」をめぐる問題で調査対象となっているのは、調査が続いている限り、インラック氏は次の選挙には出られないからだ。

 軍政は、クーデターから今まで社会をコントロールしてきたが、それ以上に、いずれ来る王位継承でも、彼らの期待通りに動くことを強く願っている。

 今回のクーデターの裏にある主な理由の一つは、国軍が王室の変遷に独占的に関わることにあったと言っても過言ではない。国軍は自らの政治的な利益を得るために、国王側近の王室エリートと一緒になって王室に非常に多くを投資してきた。

 しかし、プミポン国王は高齢で体も弱り、いずれプミポン時代に終わりが来ることが強く懸念されるようになった。そこで国軍はクーデター以降、王位継承者であるワチラロンコン皇太子との関係再構築を図ってきた。

6839チバQ:2014/12/11(木) 07:54:47
◆クーデター非難せず

 皇太子は軍政が8月に招集した国民立法議会(NLA)国会の開会式に出席し、議員は国のために働かねばならないとするスピーチを行ったが、クーデターを非難することはなかった。

 先のシーラット皇太子妃一族をめぐる事件は、軍と皇太子の間に何らかの取り決めがあったのではないかと思われている。この事件では、皇太子妃の叔父のポンパット前中央捜査局長官が腐敗に関わったとして逮捕され、さらに彼女の3人の兄弟も不敬罪で告発された。皇太子は事件を受けて、彼らに授けた姓を剥奪した。

 皇太子の動きは、単にこれらの犯罪を罰するだけでなく、より深い部分では皇太子の王位継承と深く関わっており、王位継承に備えた“粛清”の一部だ。王室の人々は皇太子妃が一般市民出身で品位がないとして、国王の配偶者となることを認めていない。英BBC放送は、今回の一件で離婚へと進むだろうと報じたが、皇太子には離婚によって王位継承の支持を得る狙いもあるようだ。

 また皇太子は、国民の人気を得るためにタクシンと同盟を結んでタクシン派の支援に頼ったという噂も打ち消そうとしている。皇太子とタクシンとの関係は国王側近にとって周知の事実だ。側近らは、タクシンが皇太子を思いのままに操るのではないかと心配してきた。

 一連の動きは結局、軍が、民主主義への移行過程にあるタイ政治の中心に君主制を置いていることを意味する。ワチラロンコン皇太子も政治を操ることに熱心なようだ。英国のように王室が政治に関わらないようにしない限り、宮殿内部の権力闘争がタイの未来に悪影響を及ぼす原因の一つとなるだろう。

6840選挙:2014/12/11(木) 12:00:41
さよなら安倍政権 自民党議員100人落選キャンペーン
URL:http://ouen100.net/

6841チバQ:2014/12/11(木) 21:43:27
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110030-n1.html
2014.12.11 21:19
【香港民主化デモ】
最大拠点、強制排除で逮捕60人超、75日間で終止符

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11日、香港・金鐘の幹線道路に座り込み、警察官に連行されるデモ参加者(中央)=田中靖人撮影
 【香港=田中靖人】香港当局は11日、民主化デモの最大拠点だった香港島中心部、アドミラリティ(金鐘)の幹線道路で、警官隊約7千人を投入してデモ隊のバリケードやテントなどを撤去し、座り込んで抵抗した学生ら60人以上を逮捕した。2017年の行政長官選をめぐって9月末に始まり、「雨傘革命」とも呼ばれた一連の占拠活動は事実上、75日目に終止符が打たれた。 

 当局は同日午前、最大拠点に隣接する幹線道路で、高等法院(高裁)の占拠禁止命令を執行する形で強制撤去を始めた。午前の撤去は、警官隊が見守る中、作業員が行い、デモ隊の抵抗はなかった。

 午後に入ると、警察はデモ隊に全ての占拠場所から立ち去るよう拡声器で警告。一時、千人以上集まったデモ参加者は、隣接する地下鉄を利用するなどして次々と姿を消した。警官隊は人垣を作り、占拠場所を徐々に狭める手法で障害物を全て撤去した。

 複数の学生指導者や民主派の立法会(議会)議員、民主派支持の日刊紙「蘋果日報」の黎智英(ジミー・ライ)会長ら約150人が政府本部庁舎前の道路に座り込んだが、警察官が一人ずつ抱え込んで拘束した。

 大学生連合会(学連)の周永康代表は強制排除前、「強制排除で問題が解決できるわけではない。市民の抵抗は続いてく」と訴えた。香港当局は金鐘に続き、コーズウェイベイ(銅鑼湾)の道路占拠場所も強制排除する。

6842チバQ:2014/12/12(金) 00:12:17
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110034-n1.html
2014.12.11 22:46
【香港民主化デモ】
中国“法治”タテに強硬 民主派の不満くすぶる 香港デモ収束へ

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(1/2ページ)【香港民主化デモ】

クリスマスイルミネーションの下で、金鐘地区を占拠していたテントなどを撤去するクレーン=11日、香港(ロイター)
 【南京=河崎真澄】学生らによる香港の抗議活動は、選挙制度の民主化要求に中国と香港の当局が二人三脚で“ゼロ回答”を突きつけたまま11日、強制排除された。中国外務省の洪磊報道官は同日、「香港の占拠事件は完全に違法であり、中央と香港の政府には社会の安定と秩序を回復させる権利がある」などと強調。中国式の“法治”を盾に国際社会からの批判に反論する姿勢をみせた。ただ、香港の民主派の不満はむしろ募り、社会の混乱はなお続きそうな情勢だ。

 中国共産党は10月に開いた第18期中央委員会第4回総会(4中総会)で、「法治全面推進に関する重大問題決定」を採択し、民主主義社会とは異なる価値観に基づく「中国式法治」を正当化した。

 中国の主権下にある香港でも、共産党政権が定めた「法」に対する「違法行為」への厳罰は当然、という意識が交錯している。

 中国外務省は、1997年の返還後も香港の民主制度を50年間保障するという84年の「中英合意」はすでに「無効」だと主張。国際公約をほごにする意向を示した上、「中国の内政」という理由で現地調査を目指した英議員らの香港入りも認めず、香港の「一国二制度」を形骸化させる意思をむき出しにした。

 オバマ米大統領も11月に北京で習近平国家主席と会談した際、「香港の人々の意思を反映する選挙制度を求める」と迫ったが、それ以上に対中関係をこじらせる圧力は加えられず、及び腰の印象を与えている。

 香港の民主派を支持していた国際世論は結局、法治と内政問題を盾に要求を突っぱねた中国のかたくなな姿勢を崩せなかった。

 海外からの援軍が得られないまま、撤退を余儀なくされた香港の民主派。だが、デモ隊の主力となった学生らは共産党政権の一党独裁体制と高圧的な政策に強い嫌悪感を抱き、選挙制度をめぐる抗議を続ける姿勢を見せている。デモ隊の強制排除後も、「中港矛盾(中国と香港の対立関係)」は、揺れ動く「一国二制度」とともに香港社会の不安定要因となることは確実だ。

 中国では11日、NHK海外放送のニュースで、民主派のデモ参加者の声を伝える場面で画面と音声が突然消えた。中国当局が、香港の民主派デモが本土側に飛び火することを懸念したものとみられる。

6844チバQ:2014/12/12(金) 20:29:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200606
顔覆う衣装禁止へ=イスラム教規制強化−中国ウルムチ

中国新疆ウイグル自治区で、全身を覆う衣装を着て歩くイスラム教徒=2006年10月、カシュガル(AFP=時事)
 【北京時事】中国新疆ウイグル自治区のポータルサイト新疆網は12日までに、区都ウルムチ市の人民代表大会(議会)常務委員会が、顔を含め全身を覆う女性イスラム教徒の衣装について、公共の場での着用を禁じる規定を採択したと伝えた。自治区人民代表大会常務委の審議を経て施行される。
 自治区では少数民族と漢民族の対立を背景とした襲撃事件が多発。当局は国外からのイスラム教の過激思想の浸透が「テロ」につながっているとみて、「違法」な布教活動の取り締まりなどイスラム教に対する規制を強めている。(2014/12/12-15:36)

6845チバQ:2014/12/12(金) 20:29:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200823
国民党主席選立候補へ=朱新北市長、総統選は不出馬−台湾



台湾・新北市長の朱立倫氏=2009年9月、台北(AFP=時事)
 【台北時事】台湾の与党・国民党の朱立倫新北市長(53)は12日、フェイスブックを通じ2015年1月17日投開票の党主席選に立候補する考えを明らかにした。同時に16年の次期総統選への不出馬を表明した。
 国民党が大敗した11月の統一地方選で、朱氏は新北市長に再選され、党で唯一の直轄市長となった。党内では馬英九総統の引責辞任に伴う主席選に朱氏の出馬を求める声が高まり、30人以上の立法委員(国会議員)の署名が集まっていた。現時点で他に有力者が出馬する動きはなく、朱氏が当選する可能性は高い。
 一方、朱氏は総統選について「新北市長を任期の4年間やり遂げる。出馬はしない」と言い切った。党の最有力候補と目されていた朱氏の不出馬表明で、候補者選びは難航が予想される。呉敦義副総統(66)を軸に選定が進むとみられるが、人気の面などから党内には「民進党候補に勝てるのか」と懸念する声が根強い。(2014/12/12-19:08)

6846チバQ:2014/12/13(土) 09:56:54
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141213/mcb1412130500013-n1.htm
香港、政情不安の時代へ 強制排除の民主派 抗議行動続行を明言 (1/2ページ)
2014.12.13 05:00
 行政のトップを選出する選挙の民主化を求めて起こった香港のデモは、警察当局が幹線道路の占拠を続けてきた学生や民主派支持者らを強制的に排除してひとまず収束した。

 しかし香港政府は民主派の要求を受け入れておらず、デモを主導した学生団体も別の形で抗議行動を続けると明言。中国政府からの自治の確保をめぐり、香港は今や政情不安が常態化する新たな時代に突入したとする見方も出ている。

 ◆強固な組織に意欲

 香港警察は11日、民主派デモ隊が築いた政府庁舎付近のバリケードやデモ参加者が設営していたテントを全面的に撤去した。民主派は9月、2017年の香港行政長官選挙で中国による候補者の事前審査が認められたことに抗議して路上での座り込みを開始。強制排除されるまで75日間にわたって占拠を続けた。

 一連の活動は、多くのデモ参加者が警察の使用した催涙スプレーを雨傘で防いだことにちなみ「雨傘革命」と呼ばれる。

 学生団体のリーダーを務める岑敖暉(レスター・シャム)さんは強制排除を受け「香港の民主化運動がこれで終わることは断じてない。市民による真の反抗は長期的な取り組みにほかならず、今後の戦いに備えなくてはならない。組織が一段と強固になれば、社会のさまざまなメンバーに訴えて参加者をさらに増やすことができる」と意欲を示した。

 香港の民主派が今回の抗議行動を通じ中国の共産党指導部に対して送ったメッセージは、目的を達成するまで何十年でも抵抗を継続するというものだ。ジョンズ・ホプキンス大学で中国と香港の関係について社会学的見地から研究する孔誥烽准教授は「これからの香港はまったく別の次元に突入するだろう。政治的な危機が常について回る世界だ」と予測した。

◆経済への影響懸念

 中国政府は香港市民による直接選挙を認めるものの、立候補にあたっては業界団体の代表ら1200人で作る「指名委員会」による過半数の指名が必要との条件を加えている。この制度の下では民主派からの立候補は事実上不可能で、新たに選出される行政長官の正統性にも民主主義の観点から疑問符が付く。

 香港中文大学で政治学を研究する馬嶽准教授は「当局と民主派との対立の機会は今後一段と増えるだろう。市民が非協力的な姿勢を強めるので、統治の危機が深まる。雨傘革命によって香港政府の正統性は大きく損なわれた」と分析した。

 ただ香港市民の間では中国との関係悪化による経済への影響を懸念する声が根強く、現在では民主派に対し現実路線にかじを切るよう求める意見が主流を占める。世論調査によれば11月半ばの時点で、720万人の香港市民のうち7割近くが、幹線道路の占拠の中止を要求していた。

 香港の議員で公民党の党首を務める梁家傑氏は「雨傘革命によって香港は真っ二つに引き裂かれてしまった。デモに懐疑的な人間は道を歩いていても地下鉄に乗ってもまったく気が休まらない。いつ民主派から、中国の犬だの裏切り者だのと難癖をつけられるか分かったものではないからだ。香港の現状は、文化大革命の嵐が吹き荒れていた当時の中国本土よりさらにたちが悪い」とため息をついた。

 一方、抗議行動が香港経済に与えた打撃は限定的なものにとどまった。9、10月の小売売上高は前年より鈍いペースながらともに拡大。代表的な株価指数のハンセン指数はデモの始まった9月末から1.6%値下がりしたが、同時期のMSCIアジア太平洋指数は3.4%安を記録している。(ブルームバーグ Fion Li、Dominic Lau)

6847チバQ:2014/12/13(土) 10:13:52
http://www.sankei.com/world/news/141212/wor1412120038-n1.html
2014.12.12 21:15
【台湾の総統選】
国民党の総統選有力候補が不出馬表明 「負け戦」を忌避か

ブログに書く1




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 【香港=田中靖人】台湾の与党、中国国民党の朱立倫新北市長(53)は12日、来年1月17日に投開票される国民党の主席(党首)選に立候補する意向を明らかにする一方で、「2016年の総統選には出馬しない」と表明した。朱氏は次期総統選で国民党の最有力候補とみられていた。同氏による辞退表明は、中台間の政党交流にも影響を及ぼす可能性がある。

 朱氏は国民党が大敗した11月末の統一地方選で再選され、直轄市の市長ポストを唯一維持した。朱氏は12日、自身のフェイスブックで、「新北市民が再び与えてくれた機会に感謝し、今後4年(の任期)を全うする」とし、総統選への不出馬を明言した。主席選には「国民党が最も暗い時期に責任を放棄できない」として出馬する意向を示した。

 朱氏をめぐっては同党所属の立法委員(国会議員に相当)の過半数の34人が主席選出馬を要請していた。朱氏は、こうした声に応えつつ、苦戦が予想される総統選は出馬見送りへ先手を打った形だ。主席選の立候補締め切りは22日だが他に有力候補はおらず、朱氏の当選は確実な見通しだ。

 だが、朱氏が言葉通り総統選に出馬しない場合、国民党の候補者選びは難しい選択になる。意欲があるとされる呉敦義副総統(66)は、野党・民主進歩党の蔡英文主席(58)と比べ、世論調査の支持率が低い。名前が挙がる●(=赤におおざと)龍斌台北市長(62)も知名度で劣るため、朱氏に代わる「勝てる候補」を探し出さなければ、政権を失う可能性がさらに高まる。

 朱氏の不出馬表明は中国側にとっても“変数”となりかねない。国民党関係者によると、中国側は、共産党と国民党の交流の一環として13年以降、朱氏の義父が会長を務めるシンクタンクを通じ、関係を築こうとしてきたとされる。

 中国側は一方で、民進党を「台湾独立派」と見なして接触を避けてきた。しかし、地方選での同党の大勝で、「中国側は方針を変え、民進党との接触を図るはずだ」(童振源政治大特任教授)との指摘もあり、朱氏の不出馬表明は、中国の民進党接近に拍車をかける可能性が高い。

6848チバQ:2014/12/13(土) 10:15:41
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/12/post-3492_1.php
ミャンマー
この程度の民主化なら国名をビルマに戻せ
Perhaps It's Time to Call It 'Burma,' Again
野党のスー・チーを大統領選から締め出し、少数民族の弾圧を続けるこの国が民主国家か
2014年12月12日(金)12時32分
ルーク・ハント
 先月のASEAN首脳会議で、オバマ米大統領はミャンマー(ビルマ)のテイン・セイン大統領に改革推進を求めた。だが改革は本当に進むだろうか。

 野党のアウン・サン・スー・チー党首が次期大統領選に立候補できる可能性は、ほぼ閉ざされてしまった。米企業は対ミャンマー経済制裁を嫌って、シンガポールに拠点を置いている。

 この2年間に国を追われた西部のロヒンギャ族(イスラム教徒の少数民族)は10万人以上に上る。10月半ばからだけでも1万5000人を超えている。

 長年にわたり政権側と戦ってきた北部の少数民族カチン族との停戦合意は、成立した途端に政府軍の攻撃でほごになった。交渉担当者によれば、停戦交渉再開のめどは立っていない。

 一方、来年の大統領選に出馬予定のトゥラ・シュエ・マン下院議長によれば、子供たちが外国籍であることを理由にスー・チーの大統領就任を禁じる条項と、軍部に拒否権を与える条項に関する憲法改正は、新議会が招集された後に議論するそうだ。

 つまり5月の国民投票で憲法改正が支持されても、それが有効になるのは次の総選挙後ということ。スー・チーを大統領選から締め出せば、トゥラ・シュエ・マンが当選する確率は高まる。「慌てて改憲して失敗するほどの余裕はない」と彼は言う。

 まるで、その前に行われていたオバマとスー・チーの会見をあざ笑うかのようではないか。オバマはスー・チーの出馬禁止を「意味がない」とし、スー・チーは改革には「ちょっと問題がある」と言っていたのだ。

 また、ミャンマーの市場開放は違法な、あるいは違法性が疑われるビジネスの正当化に利用されただけとの批判がある。ミャンマーを第2の北朝鮮にしたくない──そんな一心の欧米が承認してくれたおかげで、軍関係者は軍服をスーツに着替えるだけで、半世紀にわたる軍部独裁の間にため込んだ富と特権を手放さずに済んだ。

 テイン・セインは欧米受けする発言で好意的な評価を得てきた。「ビルマ」という国名を「ミャンマー」に変えるという軍事政権の方針も、渋々ながら多くの国が受け入れた。オバマも「ミャンマー」を連発して、いまだ「ビルマ」にこだわる国務省をいら立たせた。

 改革が期待外れなら、そろそろ昔の名前に戻して「ビルマ」と呼ぶべきではないか。

[2014年12月 9日号掲載]

6849チバQ:2014/12/14(日) 09:18:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014121300047
皇太子妃、「王室の地位」返上=王位継承にも影響か−タイ


タイのワチラロンコン皇太子(左)と妻シーラット妃=2011年5月、バンコク(EPA=時事)
 【バンコク時事】タイのワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(43)が「王室の地位」を返上したことが13日、明らかになった。官報によると、皇太子妃が書面で申し出てプミポン国王(87)が許可した。理由には触れていないが、皇太子妃をめぐっては、警察高官の汚職事件に親族が関与したとされ、動向が注目されていた。


 体調不良のため5日の国王誕生日の祝賀式典を欠席したプミポン国王の健康問題に関心が集まる中、今回の動きは王位継承にも影響を与える可能性がある。
 皇太子夫妻は2001年に結婚。皇太子にとって3回目の結婚で、05年には男児が生まれた。しかし、今年11月に警察高官らが収賄や不敬罪などの容疑で逮捕された事件に絡み、逮捕者の中に皇太子妃の親族が複数含まれていることが発覚。皇太子妃一族は王室から与えられた姓を剥奪され、英BBC放送は「離婚への第一歩」との見方を伝えていた。
 皇太子妃は自身の誕生日だった9日も動静が全く報じられないなど、身辺に「異変」が続いていた。(2014/12/13-09:57)

6850チバQ:2014/12/14(日) 09:37:31
http://mainichi.jp/select/news/20141214k0000m030151000c.html
タイ:皇太子が3度目離婚 妃は王室から離脱
毎日新聞 2014年12月13日 19時55分(最終更新 12月14日 01時33分)
 【バンコク岩佐淳士】タイ政府は12日、ワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(43)が王室から離脱したと発表した。地元メディアは13日、夫妻が離婚したと報じた。シーラットさんを巡っては先月以降、複数の親族が汚職事件で逮捕されており、事件が離婚のきっかけとなったとみられる。

 皇太子の離婚は3度目。シーラットさんとは01年に結婚し、05年に男児をもうけている。

 皇太子はプミポン国王(87)の後継者とみられている。国王の健康状態が心配されるなか、今回の離婚が王位継承問題にどう影響するかが注目される。

 一部では皇太子が近く再婚するのではないかとの臆測も流れるが、タイには王室に対する不敬罪があり、王室に関する報道は厳しく制限されている。

6851チバQ:2014/12/14(日) 09:41:49
http://www.sankei.com/world/news/141213/wor1412130051-n1.html
2014.12.13 20:28

南京事件77年で習主席に“ジレンマ”対日改善模索も「歴史問題で安倍氏に妥協できず…」板挟み

ブログに書く2




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南京大虐殺記念館で開かれた追悼式典に出席した習近平国家主席(左)ら=13日、中国江蘇省南京市(代表撮影・共同)
 【南京=河崎真澄】中国の習近平国家主席は江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で行った13日の演説で、対日関係改善を求める意向もにじませる一方、「人類史上の暗黒の一ページで虐殺の事実の改竄(かいざん)は許されない。13億人の中国人民は事実の否定を受け入れない」などと、南京事件をめぐるかたくなな姿勢をみせ、安倍晋三首相の歴史認識を念頭に、警戒感をあらわにしている。

 習政権は来年を「抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利70年」と位置付けており、反日感情が高まる恐れがある。経済成長の鈍化などで日本との関係改善の道も探りたいが、「共産党内部の権力闘争や国内の世論を考慮すると、安倍首相の靖国神社参拝など歴史問題では妥協できないジレンマ」(日中関係筋)に陥っているようだ。

 中国中央テレビは同日の番組で、「(日本の)右翼勢力が(南京事件や日中戦争に関する)歴史の真相を隠そうとしている」などと主張し、歴史認識の差を一切認めないと強調した。

 習氏は演説で南京事件の犠牲者数を「30万人」と述べたが、事件に関する中国メディアの報道には「三十数万人」のほか「34万人」などとする根拠不明の記述も見られた。習氏はまた、8年間の日中戦争で中国に3500万人の死傷者が出たとも述べた。

 習氏は「少数の軍国主義者が侵略戦争を起こしたことを理由に、その民族を敵視すべきでなく、罪は国民にはない」と呼びかけた。1972年に日本との国交正常化を目指した毛沢東や周恩来らが、「軍国主義者と一般国民」を区別する原則の「二分論」を改めて持ち出したとみられる。

 長期化も予想される安倍政権に改善姿勢を訴えるとともに、日本の一般国民を取り込みたい思惑も透けて見える。

6852チバQ:2014/12/17(水) 21:20:41
http://www.sankei.com/world/news/141219/wor1412190001-n1.html
2014.12.17 06:00
【中国ネットウオッチ】
「愛人は誰だ?」元最高指導部メンバー「周永康」の罪状「多数の女性と不適切な関係」に臆測集中、放置する当局





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周永康氏(ロイター)
 中国共産党中央は12月5日、「重大な規律違反があった」として最高指導部メンバーだった周永康氏の党籍を剥奪し、身柄を司法機関に送ることを決定した。党の規律部門は国営新華社通信を通じて、「周氏には計6つの罪状がある」と伝え、その項目だけを明らかにし、詳細について触れなかった。周氏はいったいどんな悪いことをやったのか、インターネットで大きな関心を集めている。

 新華社の報道では、周氏の罪状として以下のようになっている。(1)党の政治、組織紀律を激しく犯した(2)特権を利用して多くの人に不法な利益をもたらした(3)職権を乱用して、親族などが経営活動を通して巨額の利益を取得するのを助け、国有資産の重大な損失を招いた(4)党と国家の機密を漏えいした(5)本人と親族は賄賂を大量に受け取った(6)多数の女性と不適切な関係をもった。

 6項目のうち半分は経済犯罪である。その金額に対する関心が最も高い。中国ではこれまでの汚職官僚に対する裁判で、不正蓄財が1億元(約19億円)を超えると、死刑判決が出るのが相場だ。「市長クラスでも1億を超える場合があるから、周は少なくとも100億以上だ」「財産はすでに外国の銀行口座にあるはすだ。正確な数字は誰もわからないだろう」「さすがに死刑にはしないだろうから、結局、数千万元だと発表され、お茶を濁すのではないか」などとさまざまな書き込みが寄せられた。

 また、「党と国家の機密を漏えいした」という罪状についても多くの憶測が飛び交った。2012年春に失脚した薄煕来重慶市書記に関する捜査情報を「薄本人に漏らしたのではないか」「いや温家宝前首相や習近平主席の資産状況を外国メディアに教えたのは周に違いない」「周は外国の情報機関のスパイかもしれない」といった見方が寄せられている。

 ネットユーザーたちが最も興味津々なのは「多数の女性と不適切な関係をもった」という罪状だ。「周の妻は中央テレビの元キャスターだから、彼はキャスターが好きに違いない」といった理由で、中央テレビや周氏が勤務した四川省の地元テレビの女性キャスターの写真が手当たり次第、次々とアップされた。「この人は彼のタイプかも」「年を取りすぎているからこの人は違う」などと勝手な議論が展開された。周氏が勤務した大手国有石油企業「中国石油天然ガス集団」や公安省の女性幹部の写真も「周の愛人」などと書かれ、ネットに出回った。

 中国のネットは当局に厳しく管理されており、指導部に関する書き込みはほとんどすぐに削除されるが、周氏の罪状についての憶測は、いまのところ放置されたままとなっている。

 当局は周氏のイメージ低下を図ろうとする思惑があるとみられるが、“周氏の愛人”をめぐるネット上での心ない書き込みは、無関係な女性たちの人権を侵害する結果を招いている。

 「これらの罪はすべてでっちあげた。彼は権力闘争に敗れただけ」といった“まっとうな”意見はすぐに削除されている。

6853チバQ:2014/12/17(水) 21:23:42
http://www.sankei.com/world/news/141217/wor1412170001-n1.html
2014.12.17 17:00
【プラユット政権考】
タイ皇太子「3度目離婚」模索の情報…破局か、それも王位継承をめぐり「妃」一族粛清の謀略か 





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タイのワチラロンコン皇太子(右)とシーラット皇太子妃(左)2007年8月(ロイター)
 軍事政権が続くタイで、プミポン国王(87)の後継問題への注目が高まっている。国王の健康不安がくすぶる中、ワチラロンコン皇太子(62)が、3度目の離婚を模索しているとの観測が浮上。タイの元外交官で京都大学東南アジア研究所のパヴィン・チャチャワーンポンパン准教授は、皇太子が王位継承を軍部に認めさせるため、タクシン元首相派との関係を絶つ姿勢に転じたと指摘する。(シンガポール 吉村英輝)

 今月5日、タイの首都バンコクは、国王のシンボルカラーである黄色いシャツを来た人々であふれた。この日予定されていた国王誕生日の祝賀式典は入院中の国王の健康に配慮し中止となったが、敬愛する国王の回復を祈る人々の数は昨年の数倍の規模となった。暫定政権のプラユット首相(前陸軍司令官)の呼びかけも市民の国王への忠誠心を刺激した。

 国王は1946年に即位して以来、度重なる政治対立で仲裁役を担うなど、タイの政治の安定に大きな役割を果たしてきた。王室関係者や軍、高級官僚といったエリート層は、その国王の権威の下で政治的特権を増やし、維持してきた。国王の死去は、政治の安定とともに、彼らの財産や地位の喪失に直結する。

6854チバQ:2014/12/17(水) 21:24:00
 一方、後継と目される皇太子は、これらエリート層からは歓迎されてこなかった。皇太子が英明な父親のように国民の敬愛を集めることは難しいとみられているためだ。タイでは王室の侮辱につながる言動は厳罰の不敬罪に問われるが、皇太子の素行不良は、敵対陣営による創作を含め、広く国民に知れ渡っている。

 自分が置かれた状況を理解して皇太子が近づいたのが、元警察官僚で通信事業で巨万の富を築いたタクシン氏だ。タクシン氏はバラマキ型の選挙で政治力を一気に拡大して新興勢力となり、伝統的エリートの既得権を脅かした。同時に農民や貧困層に「赤シャツ」勢力を形勢して皇太子を「民主的な王子」と担いだ。

 皇太子とタクシン派の穏やかな連携は、クーデーターでタクシン氏が事実上の国外追放となった2006年以降も続いた。だが、今年5月のクーデーターで伝統的エリートが権力とともに王位継承の主導権を掌握。パヴィン准教授は「皇太子は政治的な忠誠の転換を迫られた」と分析する。実際、皇太子は8月の暫定政権の就任式に列席したほか軍部を批判せず、タクシン派からは失望の声がもれた。

 そんな中、ある警察の不祥事案が摘発され、国民に激震が走った。

 タイ警察は先月25日、ポンパット前中央捜査局長ら警察幹部3人を不敬罪や資金洗浄容疑で逮捕したと発表。これまで「公然の秘密」とされていた警察首脳の不正を“身内”が摘発するのは異例だ。しかもこの捜査は、シーラット皇太子妃(43)を狙い撃ちにしたとの見方がある。ポンパット容疑者は皇太子妃の叔父で、同容疑で逮捕された3人は兄弟。直後、皇太子は王室が皇太子妃一族に与えた姓を剥奪するよう命じた。

 英BBC放送は、事件の背景に、夫婦仲が冷え切っている皇太子妃と離婚を進めようとする皇太子の意向が働いた、との見立てを示した。

 憲法では、皇太子が国王の後継とされるが、国王の意向が何よりも重要となる。作業が進行中の憲法改正しだいで女性の王位継承も可能になれば、国民に人気の高い妹のシリントン王女(国王の次女)に、膨大な遺産とともに王位が渡りかねない。

 皇太子と2番目の妻との間に生まれた4人の男子は王族籍を剥奪され米国で生活しており、王位継承者とはみなされていない。2001年に結婚したシーラット皇太子妃と間には9歳の男子がいるが、同妃を追放すれば王位継承権3位のこの男子の将来も皇太子に委ねられる。

 こんなシナリオがまことしやかに指摘されるのは、皇太子には4人目の妻となる女性がおり、すでに今年、男児を出産しているとの情報があるためだ。

 パヴィン准教授は、皇太子妃一族の摘発が離婚への第1段階であり、王位継承に向けた“家の掃除”と指摘。新たな妃と将来王位を継承させる息子を迎える準備だと分析する。

 伝統的エリートたちにとっても、皇太子を唯一の後継者にし、自分たちの政治目的にかなった王位継承を主導する余地が生まれる。

 そもそもシーラット皇太子妃は、一般市民の出自とともに過去の職歴などが敬遠され、王室内では快く受け入れられていない。皇太子妃をより王室に受け入れられやすい人物にすげ替えれば、伝統的エリートたちの態度緩和も期待できる。

 もっとも、皇太子は1996年、2番目の妻が王室の高官と浮気したとして離婚。シーラット皇太子妃と再々婚した際には「私も50歳。しっかりした家族を持たねば」と述べていた。

 不敬罪にあたるため、皇太子の身の振り方について現地メディアは沈黙を守っているが、タイ市民の間では、シーラット皇太子妃を「悲劇のプリンセス」として同情する声があがる一方、皇太子が国王としてふさわしいか懸念する声があがっているという。

6855とはずがたり:2014/12/19(金) 12:58:59
韓国は資本主義のお陰で北朝鮮に勝てたけど,財閥構造は健全では無いよなぁ。。

韓国「ナッツ姫」の悪行次々、6年前には学長を辞任させた? 国の恥、「大韓航空」の社名を変えろ!運動も
2014年12月18日(木)19時54分配信 J-CASTニュース
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/jcast-20141218-223670/1.htm

大韓航空のファーストクラスで皿に盛られるはずの「マカダミアナッツ」を袋のまま提供されたことに女性副社長が激怒し、 乗務員を下ろすため離陸寸前の旅客機を引き返させた、いわゆる「ナッツリターン」騒動がいまだ韓国で収まらない。

騒動を起こした「ナッツ姫」こと、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)と、その父で大韓航空会長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏(65)がすでに謝罪するなど火消しに懸命だが、むしろ事態は拡大しているようだ。

唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪 「これってコメディーでしょ?」

「ナッツリターン」騒動をきっかけに、趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長のワガママぶりや、大韓航空の「事なかれ体質」がクローズアップされている。

チョ・ヒョンア前副社長は米国の大学でホテル経営学を専攻。1999年の卒業後、大韓航空に入社し2006に常務、12年には副社長に就任するスピード出世。その一方で、韓国ではかねて「ワガママ娘」として知られていたという。

今回の騒動でも、「ナッツ姫」は当初、「サービスの欠点を指摘するのは副社長の仕事」と強気だったが、航空機内の指揮権が機長にあることを指摘され、「副社長とはいえ、越権行為だ」と非難されると、今度は「引き返しは機長がやったこと」と責任を転嫁。さらに12月9日にはサービス担当役員から外れることを発表したが、副社長の職務は続けるという往生際の悪さに批判の声が高まり、翌10日に副社長職の辞任に追い込まれた。

それにもかかわらず、チョ前副社長から暴言を浴びせられ、暴力を振るわれたとされるチーフパーサーを、会社ぐるみで懐柔しようと画策。大韓航空の役員がチーフパーサーを呼び出し、確認書の書き直しを要求。チーフパーサーは「小学生が書き取りで間違えたとき、先生に『書き直しなさい』と言われるように、10回も修正させられた」という。

また、大韓航空が唯一の目撃者であったファーストクラスの乗客も懐柔しようとしていた。12月15日付の韓国紙、ハンギョレによると、韓国検察が参考人として呼び出した、チョ前副社長の前に座っていた韓国人女性(32)は、検察の調査を受けた後、報道陣に「事件のストレスで帰国後に大韓航空に抗議したが、何の連絡もなかった。事件が報じられた後、大韓航空の役員に『おわびに大韓航空のカレンダーと飛行機模型をあげる』と電話で言われた。そして『マスコミには確かに謝罪を受けたと言ってくれ』とまで言われた」と語った、と報じている。

目に余る傍若無人ぶりに韓国人も怒り心頭

さらに韓国メディアは、「ナッツ姫」の過去の暴言・暴挙をこぞって報じている。

2014年12月16日付の聯合ニュースは、6年前にチョ前副社長が理事を務める大学で、洪承湧(ホン・スンヨン)学長を辞任させたとの疑惑が浮上。大学職員の証言として、「趙氏が洪氏に書類を投げつけ、暴言を吐いたため洪氏は立腹した」と説明。また、「趙氏がほかの理事会出席者の面前で父親ほど年上の洪氏に暴言を吐いたことに、洪氏がショックを受けて辞任したと話した」と報じている。

洪氏と、「ナッツ姫」の父で大韓航空の趙亮鎬会長とは高校の同級生。このときも、趙会長が洪氏に謝罪したが、事態の収拾は難しかったようだ。

また、週刊文春WEB(12月17日付)によると、双子を授かった際にはたまたまハワイに転勤し、現地で出産した直後に韓国へ戻ってきたことが「子供に米国籍を与えて兵役逃れさせようとしている」と非難された。しかも、インターネットでこうした批判を書き込んだ人を、検察に名誉毀損で告訴したと伝えられている。

自身の悪口を気にして、大韓航空のキャビンアテンダントのカカオトーク(韓国版LINE)をチェックしていた、人権侵害があったともいわれる。

6856とはずがたり:2014/12/19(金) 19:18:32
1月に前首相弾劾審議=タイ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014112800894&rel=m&g=int

 【バンコク時事】タイ立法議会(国会に相当)は28日、コメ担保融資制度に絡む職務怠慢で、国家汚職追放委員会(NACC)が請求したインラック前首相の弾劾審議を来年1月9日に開始することを決めた。(2014/11/28-21:50)

6857チバQ:2014/12/20(土) 16:17:22
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m030073000c.html
韓国:最左派野党の解散決定…憲法裁判所
毎日新聞 2014年12月19日 21時19分(最終更新 12月19日 23時37分)

 【ソウル大貫智子】韓国の憲法裁判所は19日、最左派で親北朝鮮の少数野党「統合進歩党」の解散と、所属国会議員5人全員の議席を剥奪する決定を出した。政府が解散審判請求していた。1987年の民主化以降、政党解散が命じられたのは初めて。野党側は激しく反発しており、朴槿恵(パク・クネ)政権の強権的なイメージはさらに強まりそうだ。こう着状態にある南北関係も一層冷え込むとみられる。

 憲法裁の裁判官は9人で、うち8人が解散に賛成。同党の活動について「北朝鮮式の社会主義を実現するという隠れた目的を持ち、内乱を企図する会合を行うなどの行動は、憲法上、民主的基本秩序に反する」と指摘。「害悪を与える危険性を取り除くには、政党解散以外に代案がない」と判断した。

 決定を受け、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は国民向け談話を発表。「政府は大韓民国の正当性を否定し、自由民主主義体制を毀損(きそん)するようないかなる行為も決して認めず、断固として対応する」と述べた。

 憲法裁前ではこの日、支持者らが座り込みをする一方、保守系団体が北朝鮮の国旗を切り裂くなど双方が激しい示威行動を展開した。

 同党の国会議員が昨年9月、北朝鮮の体制に同調し、韓国内の重要施設を破壊しようとしたとして内乱陰謀罪で逮捕、起訴された。これを受け、韓国政府が同党の解散審判を請求していた。

※鄭ホン原首相のホンは火へんに共

6858チバQ:2014/12/20(土) 16:19:21
http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000e030213000c.html
北朝鮮:「外国文化、根こそぎ排除」 金第1書記が指示
毎日新聞 2014年12月20日 14時08分(最終更新 12月20日 14時20分)
【北京・西岡省二】北朝鮮で今年になって外国の文化や娯楽の流入が止まらず、金正恩(キムジョンウン)第1書記が「根こそぎ取り除け」と指示していたことが19日、朝鮮労働党の内部資料で分かった。体制に批判的な情報が国内に伝わる手段が多様化している様子が浮き彫りになっている。国連決議やコメディー映画による金第1書記批判に北朝鮮が猛反発する背景には、外国情報が氾濫する中で最高指導者の権威が下がれば、社会秩序の混乱を招くとの懸念があるとみられる。

 北朝鮮はこれまでも外部からの情報流入を警戒してきた。今年4月作成の党幹部学習用資料「敵の思想・文化的浸透策動を徹底して警戒し、断固にぶち壊すことについて」でも、日本や韓国などの文化を「社会主義制度を腐食させる危険な思想文化的毒素」と批判。「放置しておくと社会に急速に広がり、社会主義が崩れるという重大な結果をもたらす」と強く警戒している。

 この中で金第1書記は「我々の内部に侵入した異色の思想要素は、刈り取るだけでなく、根こそぎ取り除かなければならない」と指示している。

 具体例として、米政府系「自由アジア放送」や韓国で脱北者が運営する「自由北韓放送」を名指しして「我々を狙った心理謀略放送」と批判。「資本主義社会を美化・粉飾する放送を絶えず流している」と断じた。

 加えて、宗教などを宣伝するパンフレット▽外国の生活ぶりが分かるCDやUSBメモリーを含む電子媒体、小型ラジオ−−などについて、国外に出張する北朝鮮国民や、北朝鮮に渡航する外国人観光客らを使って敵対勢力が持ち込ませていると強調している。

 資料ではこれらの動きを「民心を騒乱させることで社会に無秩序と混乱を醸成しようとしている」と非難したうえ「異色の思想と退廃的な風潮を一掃するための闘争に一心に進んでいかなければならない」と訴えている。

 金第1書記は3年前に最高指導者になった後、「現実的要求と趨勢(すうせい)に合わせ、大胆に革新し、新しいものを志向すべきだ」と指示。「モランボン楽団」を結成して欧米の楽曲を演奏させるなど変化を容認してきた。ただ、これらの緩和措置が体制批判の情報流入に結びついた可能性を否定できず、改めて国内の引き締めを図っている模様だ。

 国連総会は18日、北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託して、金第1書記への制裁を検討するよう国連安全保障理事会に促す決議を採択。一方、金第1書記暗殺を題材にした映画を製作したソニーの映画子会社がサイバー攻撃を受けるなど、金第1書記に関連した動きが活発化している。

6859チバQ:2014/12/21(日) 19:33:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014122102000102.html
カジノ依存 景気後退が影 マカオ返還15年

2014年12月21日 朝刊


20日、マカオ返還15周年の記念式典を前に行われた中国旗(左)とマカオの旗の掲揚式=新華社・共同
写真
 【北京=白石徹】ポルトガルから中国に返還されて十五周年を迎えたマカオだが、同じ「一国二制度」の香港とは異なり、民主的な行政長官選挙を求める動きは鈍い。背景には中国の経済成長とともに世界一の規模となったカジノ産業が、若者の雇用の受け皿になり、不満を吸い上げる役割を果たしてきたこともある。ただ、中国の景気後退はカジノ都市を直撃し暗い影を落とし始めている。
 「香港の若者の給与はこの十年間増えず、生活は苦しくなるばかりで出口が見えない。マカオの若者が仕事を探すのは簡単で、高収入を得るチャンスもある」。マカオの立法会(議会)で民主派の旗を掲げる欧錦新氏(57)は電話取材に、香港とマカオの若者が置かれた状況の違いが民主化要求の熱意にも反映していると指摘した。
 一九八九年の天安門事件の衝撃は返還前のマカオにも伝わり、民主化を求める運動が始まったが、「基盤が弱く、力強さに欠けていた」(欧氏)。九九年の返還後は共産党政権のカジノ産業育成が成功し、マカオは中国経済発展の恩恵を十分に受けてきた。
 マカオのカジノ産業は昨年、四百五十二億ドル(約五兆四千億円)の売上高を記録し、米ラスベガス(六十五億ドル)の約七倍の規模にまで膨らみ、カジノ・観光業は域内総生産の約80%を占める。
 習近平国家主席は二十日の式典で、マカオの経済発展を絶賛。しかし、皮肉にも習氏のマカオ入りはカジノ産業に打撃を与え、十二月の売上高は大幅減の見通し。汚職・腐敗の徹底取り締まりや「倹約令」を掲げる習近平政権とカジノ都市は相いれない存在だ。
 中国大陸の富裕層に頼ったカジノ都市は、中国の景気後退に敏感に反応。崔世安行政長官は五日、「カジノ税収の落ち込みは予測しており、これを補う豊富な準備金がある」と述べつつ、経済の構造転換の必要性を訴えた。だが、膨張しすぎた「カジノ依存」からの脱却は容易ではない。

6860チバQ:2014/12/23(火) 10:47:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3034642
HIV陽性の8歳少年を追放せよ、村民200人が署名 中国
2014年12月18日 16:19 発信地:北京/中国
社会
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HIV陽性の8歳少年を追放せよ、村民200人が署名 中国 ×HIV/エイズ問題の啓発に使われる赤いリボン。ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で(2014年12月1日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【12月18日 AFP】中国南西部、四川(Sichuan)省の村の住民200人が、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した8歳の少年を追放する嘆願書に署名したことが明らかになり、中国のインターネットでは18日、多くの批判や議論が飛び交った。

 中国国営英字紙・環球時報(Global Times)によると、少年の保護者だった祖父も、「村人の健康を守るために」少年を追放する合意文書に署名したという。

 同紙によれば少年は2011年に軽いけがを治療した際にHIV陽性と診断された。母子感染だったという。

 これまでの報道によると、中国メディアで「クンクン」という仮名で呼ばれているこの少年は、地元の学校への進学を拒否され、住民からは接触を避けられていた。

 17日付の中国共産党機関紙・人民日報(People's Daily)の電子版によれば、クンクン君は「誰も(ぼくと)遊ばない。ぼくは一人で遊んでる」と話していた。また、クンクン君は追放嘆願書の中で「時限爆弾」と表現されていた。

 村の共産党代表者は、「村人は彼に同情している。彼は無実だ。それに小さな子どもだ」と人民日報に語った。「だがHIVとエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)は恐ろしすぎる」

 環球時報によると、少年の母親は2006年に家族のもとから去ったという。父親は、クンクン君がHIV陽性と診断されて以降、連絡が取れなくなった。

■「無知とパニック」ネットユーザーらが批判

 中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」では、この話題が18日午前中に大きく注目され、活発な議論が交わされた。多くの人は少年に対する冷酷な扱いに憤りを感じていた。

「どうして少年は情け容赦なく放置されたのか。少年に不公平だ」とあるユーザーは問いかけた。

「中国国民に十分な教育を施せていない結果がこれだ。それで無知とパニックが起きる」と別のユーザーは嘆いた。

 中国国家衛生計画出産委員会(National Health and Family Planning Commission)は今月、今年10月末までの統計として、国内で初めてHIVへの感染例が確認された1985年以降、HIVへの感染またはエイズの発症を診断された例は49万7000人に上ると発表した。

 中国ではHIV/AIDSへの偏見は学校や病院、職場などで今もなお残っており、専門家らはそのことがHIVの診断と治療の弊害になっていると指摘している。(c)AFP

6861チバQ:2014/12/23(火) 11:13:30
http://mainichi.jp/select/news/20141223k0000m030166000c.html
中国:「反腐敗」対象拡大か 令氏調査、個別案件指摘も
毎日新聞 2014年12月23日 01時16分(最終更新 12月23日 02時34分)
 【北京・石原聖、井出晋平】中国の習近平指導部による「反腐敗」は22日、胡錦濤・前国家主席の側近だった令計画氏(58)に及んだ。令氏には、刑事責任追及が決定された周永康・前党中央政法委員会書記(前政治局常務委員)に息子の事故のもみ消しを頼んだ疑惑があり、実兄が山西省を舞台にした汚職で調査を受けている。令氏に対する調査がこれらとつながる個別案件なのか、胡氏や令氏の出身母体である党のエリート養成機関・共産主義青年団(共青団)の人脈に向けられているのかが注目される。

 これまで反腐敗の対象は、周氏に代表される保守派の既得権益層で江沢民・元国家主席に連なる人物が目立ち、習近平国家主席と同じ高級幹部子弟「太子党」の大物や共青団出身の中央指導者は摘発されてこなかった。

 令氏の規律違反については「周氏や実兄との関連で調査の対象になったと見るのが自然」(党関係者)だ。

 一方で、習主席は周氏の党籍剥奪にこぎ着ける過程で権力基盤を確立したとの見方が支配的で、今後は反腐敗よりも党内の団結を優先するとの観測もあった。令氏の失脚は、改革派のイメージが強い共青団にとって大きな打撃となることは間違いない。2017年の党大会では共青団出身者がどこまで重要ポストを握ることができるかが焦点となっており、今回の発表を受け、「共青団の力をそぐ権力闘争に発展する可能性もある」(外交筋)との指摘も出ている。

 国営新華社通信によると、令氏は今月13日に党中央統一戦線工作部長として会議を主宰したり、今月に発行された党理論誌に論文を発表したりするなど最近まで動静が伝えられていた。論文では習主席の演説を随所で引用しており、「忠誠を示した」(米国の中国語ニュースサイト)との見方も出ていた。

6862チバQ:2014/12/23(火) 13:11:10
http://www.sankei.com/world/news/141222/wor1412220037-n1.html
2014.12.23 00:21

胡錦濤氏の側近失脚 令計画氏「規律違反の疑い」 指導部内の派閥抗争激化する可能性






令計画氏(ロイター)
 【北京=矢板明夫】中国共産党の習近平指導部は22日、胡錦濤前国家主席の側近である令計画・人民政治協商会議副主席(党統一戦線部長兼任)について、「重大な規律違反の疑いがある」として調査を開始したと発表した。令氏は共産党内の主要派閥である共産主義青年団(共青団)派の中心人物として知られ、その失脚は同派にとって大きな打撃となる。高級幹部の子弟で構成され、習氏が率いる太子党との抗争が激化する可能性がある。

 中国共産党の規律部門の中央規律検査委員会は同日午後8時すぎ、ホームページ上で「令氏への調査開始」と発表した。容疑については明らかにしていないが、汚職など経済問題の可能性が高い。令氏は胡錦濤政権時代に、政権の大番頭とよばれる党中央弁公庁主任を5年間も務めた大物で、最高指導部入りの可能性も一時ささやかれた。

 2012年3月、大学院生だった息子が北京市内で高級外車の運転中に事故死した際、これを隠蔽しようとした疑惑が浮上。山西省の郷里の先輩の薄煕来・元重慶市党委書記と親交があり、薄氏の失脚以降、重要ポストから外された。

 令氏は収賄などの疑惑が2年前から取り沙汰され、党の規律部門が内偵していたといわれる。李克強首相や李源潮国家副主席ら共青団派の党幹部が立件に反対したとの情報もある。

 令氏は今月中旬発売の共産党機関誌への寄稿で、習氏の言葉を16カ所も引用して忠誠を誓っていた。

6863チバQ:2014/12/23(火) 13:14:13
http://www.sankei.com/world/news/141223/wor1412230016-n1.html
2014.12.23 05:15

マカオのカジノ絶不調 マネロン目的の共産党幹部ら敬遠 「虎もハエも一網打尽」汚職摘発強化で

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 【上海=河崎真澄】ポルトガルから中国に返還されて15年となったマカオで、経済の屋台骨を支えるカジノが不調に陥っている。11月のカジノ収入は前年同月比で20%近く下落し、6カ月連続のマイナスを記録した。最大の顧客だった中国共産党の幹部らが、習近平指導部の汚職摘発強化で、豪遊を控え始めたからだ。

 マカオの11月のカジノ収入は242億7千万パタカ(約3600億円)で、同19・6%の減少だった。1年を通じたカジノ収入は今年、1999年の中国への返還後、初めて前年を下回る見通しとなっている。

 7〜9月期のマカオの域内総生産も前年同期比で2・1%減少しており、4〜6月期の8・1%増から一転してマイナスに。10〜12月期の減少も確実だ。

 カジノは中国本土では厳禁だが、陸続きのマカオでは合法。共産党の幹部らが汚職などで手にしたカネを懐に訪れ、マネーロンダリング(資金洗浄)の上、海外に持ち出すケースが多かったとされる。

 ところが、習指導部が今年7月、党の最高指導部メンバーだった周永康・前党中央政法委員会書記の立件捜査を決定。「虎もハエも一網打尽にする」と汚職を厳しく取り締まる姿勢を明確にし、カジノで遊んでいる場合ではなくなった。

 マカオを訪れた習国家主席は20日の演説で、「適度に多元化された持続可能な発展の道を歩むよう求める」と述べ、カジノ依存経済からの脱却を突きつけた。

6864チバQ:2014/12/23(火) 13:15:07
http://www.sankei.com/world/news/141223/wor1412230008-n1.html
2014.12.23 00:33

令計画氏失脚 露骨な政敵排除再び 胡錦濤氏、イメージ低下も

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(1/2ページ)

 【北京=矢板明夫】中国の習近平指導部は、反腐敗キャンペーンで多くの重要指導者を失脚させてきた。周永康・前政治局常務委員や徐才厚・前中央軍事委副主席など、引退した政治家が中心だったが、今回失脚した令計画氏は党統一戦線部長などを務める現役の指導者で、しかも胡錦濤前国家主席の側近だ。政界に与える影響はこれまで以上に大きいとみられる。

 党関係者によると、令氏は共産党の下部組織の共産主義青年団(共青団)に勤務した20代前半の時に、当時の組織のトップだった胡氏と出会い、側近となった。胡氏が共産党総書記を務めた2012年までの10年の間、テレビニュースなどで映る胡氏のすぐそばには、常に令氏の姿があった。令氏が汚職官僚として拘束されたことで、胡氏のクリーンなイメージの悪化は避けられない。

 今後、党の規律部門からは令氏の不正蓄財の詳細が次々と発表されるとみられる。令氏が起訴されることは確実で、来年にも始まる裁判で不正の手口なども明らかにされる可能性がある。その内容によっては胡氏の監督責任を追及する声も出てきそうだ。

 引退した胡氏はいまだに党内で大きな影響力があり、李克強首相、李源潮国家副主席、汪洋副首相など令氏の共青団派の知人らは、今も党と政府内で要職を占める。規制緩和や国際協調などのリベラル路線を主張する共青団派と、毛沢東時代のような左派路線を推進する習氏らの間には対立があるといわれている。

 習氏としては、令氏を失脚させることで共青団派の動きを牽制(けんせい)し、自らの政権基盤を強化する思惑があるとみられる。

 反腐敗を掲げる習指導部の下で失脚してきたのは、江沢民元国家主席が率いる上海閥や共青団派の者ばかりで、高級幹部の子弟で構成され、習氏も属する太子党の関係者はほとんどいない。

 「露骨な政敵排除」ともいわれており、強引な政治手法に党内の反発は膨らみつつある。令氏失脚で習氏が政治基盤を固めたとみるのはまだ早計だ。

6865チバQ:2014/12/24(水) 22:05:30
http://mainichi.jp/select/news/20141225k0000m030070000c.html
ミャンマー:弟の大統領再任望まぬ 兄が心境、体調気遣う
毎日新聞 2014年12月24日 21時04分(最終更新 12月24日 21時46分)
 【ナプトー(ミャンマー西部)春日孝之】次期大統領選への関心が高まるミャンマーでテインセイン大統領の兄トゥンミン氏(75)が毎日新聞のインタビューに応じた。大統領の健康問題への不安に加え、仏教徒として「(年齢的に)宗教的なことをする時間があまり残されていない」と語り、再任を望まない心境を明らかにした。

 次期大統領は来年後半予定の総選挙後に国会で選出される。テインセイン大統領は立場を明確にしていないが、安定感ある政権運営でビジネス界などから再任を望む声は強い。

 トゥンミン氏は、大統領の3人の娘を除き、存命する唯一の肉親。外国メディアのインタビューに応じたのは初めて。ミャンマー西部ナプトーにある自宅で、軍、内務省のそれぞれの情報部員が同席して実現した。

 大統領より5歳年上のトゥンミン氏は「弟は18歳で軍士官学校に入り、戦場と向き合う日々を過ごした。ジャングルで草や根も食べ、マラリアを患い、中将の時には心臓病でペースメーカーを着けた。弟は疲れ切っているはずだ」と気遣う。

 兄弟は大河イラワジのデルタ地帯にある小村に生まれた。今も野生の象が生息するジャングルに囲まれている。一家は貧しかったが信仰が深く、父親は母親の死後、生涯を仏僧として過ごした。「そんな父の影響を受け(私たちは)現世での善い行いが良き来世につながると信じてきた」と繰り返す。

 弟には残された人生を、瞑想(めいそう)や慈善活動に多くの時間を割く「宗教生活」に入ってほしいとの願いを吐露した。ミャンマー人の約9割は上座部仏教徒で、政治家に限らず現役引退後は「宗教生活」を重視する傾向が強い。

 旧軍政末期、序列4位の首相だったテインセイン氏は民政移管(2011年)後初の大統領に就任。大統領候補筆頭だった序列3位のシュエマン氏(現・下院議長)を飛び越え国家元首に上り詰めた。「清廉で野心がない」との評がもっぱらだった。当時の最高権力者タンシュエ氏が引退後の「自らの安全」などを考慮し、最も無難な人選をしたともみられている。

 トゥンミン氏は「弟は幼少から自分の心を制御できた。目上に刃向かうことはなく、いつも敬意を払ったことが、大統領になった理由だと思う」と振り返った。トゥンミン氏の自宅はトタン屋根の質素な木造で、リビングの椅子は粗末なプラスチック製。冷房もなく、「弟からもらったのは携帯電話だけ」と言う。身内びいきがはびこる汚職大国ミャンマーでは特異だ。

6866チバQ:2014/12/24(水) 22:05:52
◇貧しい幼少期、18歳で士官学校に

 弟は幼いころ鉄砲遊びに夢中でした。松の木で作ったおもちゃの鉄砲で輪ゴムを飛ばし、標的を撃ち落とします。私がいつも相手をしてやりました。

 ミャンマーは独立(1948年)後、(内戦で)全土が戦場のようなものでした。あらゆるタイプの武装勢力が反政府活動をしていた。300世帯ほどの私たちの村チョンクーも(少数民族)カレン族やビルマ共産党などの武装組織の攻撃を受けました。銃声はおぞましくも聞き慣れたものでした。政府は(兵士不足を補うため)村々に武器と弾薬を供給し、村人に自衛させたのです。そんな環境での鉄砲遊びでした。

 家族は大変貧しかった。田畑はなく、父は竹を素材に魚の日干し用マットを編み、漁師に売るのが生業でした。両親が賢明だったのは、貧しさの中で2人の息子を学校に通わせたことです。中学校からは(ミャンマー西部中心都市)パテインにしかなく、私が高校に入った時、弟は中学を休学し1年間実家に戻りました。余裕がなかったのです。大学は無理でした。弟が(将来家族を支えるため)軍士官学校に入ると、今度は私が実家に帰り、母や(まもなく喉頭がんで死去する)姉と一緒に小さな茶店を開いて弟の学業を支え続けました。

 弟はクラスでいつも2番か3番。1番ではなかった。高校時代はバレーボールと地図や絵を描くことに熱中しました。ミャンマーや世界の地図に都市などを細かく書き込んでいました。地図作りは、軍隊に入り実戦で役立ったようです。

 私たちは仏教徒です。来世の良き人生のために現世で懸命に奮闘しないといけません。父は母と結婚するまで3年間、仏僧でした。母の他界後は再び仏門に入りました。私たちはそんな父の息子です。他人に比べて欲は少なく、怒ることもめったにありません。

 弟が大統領になろうと野心を抱いたことはなく、大統領になるため人を攻撃したこともありません。弟は裕福になるため一生懸命働くのではなく、一食ごとの食事に満足するタイプの人間です。

 最後に日本人に感謝を伝えたい。戦争(第二次大戦)中、日本軍が私たちの村に来ました。今ではアジアでの日本軍の残虐行為を本などで読むことがありますが、英国の戦闘機の機銃掃射で太ももを負傷した私の女友達は日本の軍医の治療を受け、死なずに済みました。当時は天然痘が流行し全滅した村もある。軍医は私たちにもワクチンを接種してくれた。私の左腕にその痕が残っています。

6867チバQ:2014/12/25(木) 00:54:24
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141224/frn1412241528006-n1.htm
強まる習政権の「恐怖政治」 胡錦濤派“粛清” 有力者全滅の可能性も (1/2ページ)
2014.12.24


中国人民政治協商会議の開幕式に出席した習近平国家主席(上段右)と令計画氏(下段)=2013年3月(共同)【拡大】

 中国の習近平国家主席が「恐怖政治」を強めている。胡錦濤前国家主席の側近、令計画・人民政治協商会議副主席が「重大な規律違反の疑い」で共産党の取り調べを受けたのだ。習氏による腐敗撲滅運動の一環で、その標的は、江沢民元国家主席率いる「上海閥」から、胡氏が率いる中国共産主義青年団(共青団)出身者で構成する「団派」に移ったといえる。識者は「団派全滅もあり得る」と分析している。

 中国各紙は23日付で、令氏が規律違反の疑いで調査を受けていることを国営通信、新華社電を掲載して報じた。香港紙、東方日報は同日、令氏一家には計370億元(約7100億円)の預金があるほか、日本の京都に豪邸を所有していると報じた。

 令氏は山西省出身。共青団で政治活動を始めて胡氏と懇意になり、胡氏が2003年に国家主席になると、政権の大番頭役である秘書として絶大な権力を握った。ところが、12年3月、息子が北京市内でフェラーリに女友達を乗せたまま死亡事故を起こして左遷されていた。

 令氏の失脚には前兆があった。山西省政協副主席だった実兄の令政策氏は6月に拘束された。義兄の王健康・同省運城市副市長は8月から当局の調査対象になり、10月には弟の令完成氏も当局に身柄を拘束された。令氏の外堀はすでに埋められていた。

 共産党指導者が失脚すると、その取り巻きも罪を問われる。周永康前政治局常務委員の事件に絡み、すでに約500人が拘束されたといわれる。

 「月刊中国」の発行人である鳴霞(めいか)氏は「習氏は今後、団派に対する大規模な粛清を行う可能性がある。胡氏は大丈夫だろうが、団派の有力者が全滅することもあり得る」といい、こう続けた。

 「令氏の腐敗情報は以前から、米国の中華系ニュースサイトが報じていた。京都の豪邸の写真や不動産情報まで流れていた。そこには、令氏以外の共産党幹部の腐敗情報も出ている。習氏は独裁権力を強固にするため、強引な形で“政敵”を次々と失脚させている。先日、失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記の海外資産が没収された。令氏など団派の関係者は日本国内にもいる。日本の政財界に知己も多い。みんな戦々恐々としているのではないか」

6868とはずがたり:2014/12/25(木) 17:15:53
サンゴ密漁者たちは今、中国で国賊扱いされている
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141216-00766568-sspa-soci
週刊SPA! 12月16日(火)16時21分配信

9月頃より中国の赤サンゴ密漁船団が小笠原諸島近海に出現。中国当局は密漁黙認ともとれる静観の態度を示していたが、APEC後は一転、中国側も「断固たる措置」を表明。大きな外交問題にはならずに事件は一旦収束
 小笠原諸島近海に突如、出現した中国の大漁船団。赤サンゴの密漁を行う彼らの存在が報道されると、両国の政府間のつばぜり合いも激化した。しかし、このまま深刻な国際問題に発展するかと思われた矢先、中国側の方針転換もあり、事態は沈静化した。日本では、その後、この事件に関する続報はほとんど聞かれなくなったが、実は中国では思わぬ“その後”を迎えている。

「まさか帰国したら犯罪者、国賊扱いにされるなんて思ってもみなかった」

 こう語るのは小笠原諸島へ赤サンゴ密漁に参加したという劉鄭氏(仮名)。浙江省杭州出身の劉氏は、帰国後は当然、「日本の鼻をあかした男」という好待遇を得られると信じていたという。

「しかし、港に戻ると市民に囲まれて国の恥だとか罵りを受けました。逃げ帰ると家で待っていたのは杭州市の行政管理官ですぐに連行されたんです。結局、船も没収、3年の党員資格停止と漁業権剥奪を言い渡されて……」

 このような処置をとられたのは劉氏だけでない。福建省福州市の「愛国漁民」を自称していた朱光氏(仮名)も周囲からの猛烈な吊し上げにより、家族ぐるみで移住を余儀なくされたという。

「漁業権も船も没収され、赤サンゴ漁獲での換金も、一時停止される始末です。地元紙や会報誌で海賊野郎とか反共産党の鼠だの顔出しで書かれて生きていけない」

 中国では反日活動といえば、「愛国無罪」が半ばまかり通っていたイメージがあるが、なぜ今回に限り、このような事態になっているのか。密漁に関与した漁民たちが過酷な法的、社会的制裁を受ける理由を新華社通信福建支局員のT氏はこう説明する。

「密漁は反日感情を煽る意味で黙認という形を夏までは当局がとっていたんです。乱れがちな国内の結束を図る意味で必要な“ガス抜き”だった。ところが、11月のAPEC後に日中関係改善の模索をとった途端に法的処置も厳格化し、梯子を外したんですね。現在、党自ら火消しに躍起。これまで“活躍”していた反日扇動家もなりを潜めてしまっています」

 日中関係改善の動きの裏で、ここ数年、過激化していた反日運動が「なかったこと」にされる日も近いのかもしれない。

※12/16発売の週刊SPA!では「[2014お騒がせ事件]カオスなその後」という特集を掲載中!!

<取材・文/週刊SPA!編集部>

6869とはずがたり:2014/12/25(木) 19:06:14
国連とアメリカの動きに可成り神経質になってるのかな?

国連決議を意識?…北、不法入国の韓国人送還へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141225-OYT1T50089.html?from=y10
2014年12月25日 18時00分

 【ソウル=吉田敏行】韓国統一省は24日、北朝鮮に不法入国した韓国人男性(52)について、北朝鮮の朝鮮赤十字会が26日に板門店パンムンジョムで引き渡すと通知してきた、と発表した。

 北朝鮮は、国連が北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択したことに反発しており、人道的な配慮をアピールすることが狙いとみられる。

 ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の国営メディアは、男性が北朝鮮で暮らすことを希望したが、「人道的見地から説得し、両親が暮らす場所に送り返すことにした」と報じたという。

2014年12月25日 18時00分


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