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国際政治・世界事情

997チバQ:2009/11/20(金) 12:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091120-OYT1T00211.htm
初代EU大統領にベルギーのファンロンパウ首相


初代EU大統領に選出されたファンロンパウ・ベルギー首相=AP 【ブリュッセル=尾関航也】欧州連合(EU)は19日、ブリュッセルで加盟27か国による首脳会議を開き、12月1日に発効するEUの新基本条約「リスボン条約」で新設される欧州理事会常任議長(EU大統領)に、ベルギーのヘルマン・ファンロンパウ首相(62)を全会一致で選出した。

 ファンロンパウ氏は昨年末にベルギー首相に就任。税収配分をめぐる国内の激しい地域間対立を収拾するなど、調整手腕に定評がある。選出後の記者会見でも「合意形成が私の役目だ」と述べ、EU加盟国間の利害調整を重視する姿勢を示した。

 また、やはり新設の外交安保上級代表(EU外相)には、元英上院議員のキャサリン・アシュトン欧州委員(通商担当)(53)(女性)が選出された。EUの外務省にあたる新設の「対外活動庁」を率いて、イランとの核問題をめぐる交渉などを担当する。

 英国のブラウン首相は、常任議長に自国のブレア前首相を推していた。しかし、オランダやルクセンブルクなど中小国から強い反対が起きたため譲歩し、外交代表にアシュトン氏を据えることで妥協が成立した。

 常任議長は任期2年半。EU首脳会議の議長を務め、対外的にもEUを代表する。これまでは、各加盟国が半年交代の輪番制で議長を務めてきたため、「政策の優先順位がころころと変わる」(日本政府筋)との批判があった。

 リスボン条約発効と「大統領」「外相」ポストの発足で、域内人口5億人に拡大したEUは、国際社会で一層の地位向上を目指す体制が整う。ただ、ファンロンパウ、アシュトン両氏とも国際的知名度は低く、外交手腕も未知数。国際社会で欧州の「顔」として認知されるかを疑問視する見方もある。

(2009年11月20日11時01分 読売新聞)

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK853337020091119
UPDATE1: 初代EU大統領にベルギー首相・外相に英国のアシュトン欧州委員=EU首脳会議
2009年 11月 20日 08:44 JST
 [ブリュッセル 19日 ロイター] 欧州連合(EU)は19日、臨時首脳会議を開き、初代の欧州理事会常任議長(EU大統領)にベルギーのヘルマン・ファンロンパイ首相、外務・安全保障上級代表(EU外相)に英国のキャサリン・アシュトン欧州委員(通商担当)の指名で合意した。

 EU大統領は、12月1日のEUの新たな基本条約「リスボン条約」の発効と同時に創設される。EUは世界的な金融危機後の中国などの新興国の興隆に対応する必要にせまられているものの、ファンロンパイ氏とアシュトン氏は共に欧州以外での知名度は低い。

 アシュトン氏は記者団に対し「自分のこれまでの経験が生かせると信じている」とし「これからの仕事ぶりを見て欲しい。結果に満足してもらえるはずだ」と述べた。

 ファンロンパイ氏は、欧州が「これまでに例がない困難な時期、不安と先行き不透明感と自信喪失の時代」から脱却できるよう「一歩一歩」前進することを確約した。

 ファンロンパイ氏は62歳。アシュトン氏は53歳。2人とも地道な交渉と譲歩の手段を使う意見調整型の候補者として知られた。対照的なEU大統領候補だったのは英国のブレア前首相。英国が初代EU大統領の座にブレア氏を推していたため、加盟国間の調整に数週間かかった。ようやく合意が得られたのは、ブラウン英首相が、英国のアシュトン氏をEU外相に推す代わりにブレア氏のEU大統領就任の要求を取り下げたからだ。

 ブレア氏は長く、初代EU大統領の最有力候補とみられていた。しかし英国以外の多くのEU加盟国は、ブレア氏よりも意見調整型の候補を望んでおり、ドイツとフランスが結託してブレア氏の就任阻止に動いた。


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