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国際政治・世界事情

966チバQ:2009/11/05(木) 00:11:36
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/091104/mds0911041922002-n1.htm
抑えきれない不満、イランで改革派と警官隊衝突
2009.11.4 23:05

4日、イランの首都テヘランで、米大使館人質事件から30年を記念し行われた反米集会に参加する女性ら(共同) 【カイロ=村上大介】イラン革命の指導者ホメイニ師を支持する急進派の学生が在テヘラン米大使館を占拠した事件から30年となった4日、保守派主導の現体制に反発する改革派の市民のデモが発生し、警官隊と衝突した。イランの革命体制は例年、大規模な反米集会を組織し、「国民の支持」を誇示してきたが、今年は厳重な警備にもかかわらず、国内で広がる不満の声を押さえ切れない姿が浮き彫りとなった。

 現地からの情報によると、首都テヘラン中心部にある旧米大使館周辺では、体制を支持する市民数千人が集まり、「アメリカに死を」などと叫び、米国旗を焼いて気勢を上げた。

 しかし、そこから約1キロ離れた別の広場では、改革派支持の市民ら数百人が「独裁者に死を」などと体制批判のスローガンを連呼し、警官隊と衝突。警官隊は棍棒(こんぼう)で殴ったり、催涙ガスを発射したりしてデモを制圧し、数十人を拘束したもようだ。

 フランス通信(AFP)によると、数百人規模の改革派支持者のグループが市内各所で警備をかいくぐって集まり、警官隊がそれを追う光景が繰り広げられた。抗議に参加した市民の総数は数千人にのぼったという。

 強硬保守派のアフマディネジャド大統領が再選された今年6月の大統領選では、敗れた改革派のムサビ元首相らが「選挙不正」を訴え、抗議する市民と治安部隊の衝突で革命後最大規模の騒乱へと発展。当局は、4日の「反米集会」が「反体制デモ」へと転化することを警戒して、大規模な警官隊を市内に配置し、改革派デモの阻止に当たらせていた。

 米大使館占拠事件をめぐっては、1980年代に革命指導者ホメイニ師の後継者と目されながら失脚したモンタゼリ師が4日、「大使館占拠は正しいやり方ではなかった」と、事件の評価を見直す声明を出した。

 一方、イランとの対話を呼び掛けているオバマ米大統領は4日、事件30周年を機に声明を出し、「イラン政府は過去に焦点を合わせるのか、国民のために、より大きな機会と繁栄と正義への扉を開くのか、決断するときがきた」と呼び掛けた。しかし、イランの最高指導者、ハメネイ師はこれに先立つ3日、「笑みを浮かべて来る者は背中にナイフを隠している」と述べ、改めて対米関係改善に消極的な姿勢を表明している。


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