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国際政治・世界事情

962チバQ:2009/10/31(土) 20:01:59
>>782
現職大統領の支持率が3%ってすごいな・・・極東の島国でもなかなか出ない数字ですよ
http://mainichi.jp/select/world/news/20091030ddm007030058000c.html
ウクライナ大統領選:現・前首相、一騎打ち 対ロシア関係改善掲げ−−来年1月
 ウクライナで来年1月17日に実施される大統領選の選挙戦が本格化している。前回04年の選挙で「オレンジ革命」を主導したユーシェンコ大統領は再選が絶望視され、親欧米派のティモシェンコ首相と親ロシア派「地域党」のヤヌコビッチ党首(前首相)による事実上の一騎打ちとなる見通し。両候補は現政権下で悪化したロシアとの関係改善を掲げるが、支持率はいずれも過半数に届かず、決選投票にもつれこむ可能性が出ている。【モスクワ大前仁】

 最新の世論調査によると、主要候補の支持率は、ヤヌコビッチ氏が約30%でトップ。ティモシェンコ氏が約20%で続く。ヤツェニュク元最高会議(国会)議長が10%前後で、ユーシェンコ氏は3%前後にとどまる。大統領は経済政策で失敗したほか、天然ガス供給などをめぐり対露関係を悪化させたことが支持の低下を招いた。

 ヤヌコビッチ氏は出馬表明後、ロシア語をウクライナ語と並ぶ「第2公用語」に格上げする考えを打ち出した。支持基盤である東部ロシア系住民だけでなく、他地域の国民も対露関係の改善を求めている風潮を意識している模様だ。

 ティモシェンコ氏は24日、首都キエフ中心部で10万人以上を動員した集会を開き、「我々には伝統的な友好国と敵対する(政策を進める)権利はない」と現政権の対露政策を批判した。一方で将来的に欧州連合(EU)加盟を目指す考えを示し、ロシア寄りのヤヌコビッチ氏との違いを強調している。

 大統領選はいずれの候補の得票も過半数に届かない場合、上位2候補による決選投票が行われる。ヤヌコビッチ陣営は第1回投票での決着を狙うが、今のところその勢いはない。対するティモシェンコ陣営は決選投票に持ち込み、支持基盤が重なるヤツェニュク氏らの支持者を取り込んで「逆転勝利」を目指す考えだ。

 ◇露側は静観
 熱を帯びる選挙戦の一方、「ポスト・ユーシェンコ」を見越した動きも見られる。

 ウクライナのポロシェンコ外相は23日、モスクワでラブロフ露外相と会談し、「すべてのレベルで関係改善の準備がある」と発言。両外相は、争点となっているウクライナ領クリミア半島セバストポリのロシア黒海艦隊基地貸与延長問題に関する専門家協議の設置で合意した。

 また、ロシアは前回のウクライナ大統領選で、当時のプーチン大統領(現首相)がヤヌコビッチ氏への支持を明言した結果、逆にウクライナ国内の反発を招き、ユーシェンコ氏の勝利を後押しする一因となった“苦い経験”がある。今回はメドベージェフ大統領が8月にユーシェンコ氏を非難する書簡を出した後は「沈黙」を保っている。このため、「ロシア政府は特定候補への支持を明言せず、ユーシェンコ氏以外のどの候補が勝っても対応できる準備を進めているのかもしれない」(カーネギー国際平和財団モスクワセンターのリャボフ研究員)との見方が出ている。

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 ◇ウクライナの最近の動き◇
2004・12 最高裁が大統領選決選投票の不正集計を指摘し、再投票の結果、ユーシェンコ氏が勝利(オレンジ革命)

  05・ 1 ユーシェンコ政権が発足。2月にティモシェンコ氏が首相就任

      9 ユーシェンコ大統領がティモシェンコ首相ら閣僚を解任。エハヌロフ氏が首相就任

  06・ 1 天然ガス価格交渉が決裂し、ロシアがガス供給を一時停止

      8 3月の最高会議選を受け、ヤヌコビッチ氏が首相に就任

  07・12 9月の最高会議選を受け、ティモシェンコ氏が首相へ復帰

  08・ 8 ユーシェンコ大統領がグルジア紛争でグルジア支持を明言し、対露関係が決定的に悪化

  09・ 1 天然ガス価格交渉が再び決裂し、ロシアが約3週間にわたりガス供給を停止


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